JP5997921B2 - 文字入力方法及び文字入力装置 - Google Patents
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Description
画像信号に基づいて表示を行う表示部と、前記表示部の表示領域と重畳して配置され、前記表示領域に対するタッチ動作を検出するタッチパネルとを備えたコンピューターが、
前記表示部へ画像信号を送り、前記表示領域の縁に向けて凹とした湾曲線状に複数の仮想キーを表示させるステップと、
前記仮想キーに対するタッチ動作が開始されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第一の選択操作として判定するステップと、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が所定領域外へ移動せずに前記タッチ操作が解消されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第二の選択操作として判定するステップと、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が所定範囲内であった場合に、第三の選択操作として判定するステップと、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が前記所定範囲外であった場合に、第四の選択操作として判定するステップと、
前記第一から第四の選択操作と対応する文字を入力文字として決定するステップと、
を実行する。
画像信号に基づいて表示を行う表示部と、
前記表示部の表示領域と重畳して配置され、前記表示領域に対するタッチ動作を検出するタッチパネルと、
前記表示部へ画像信号を送り、前記表示領域の縁に向けて凹とした湾曲線状に仮想キーを表示させる表示制御部と、
前記仮想キーに対するタッチ動作が開始されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第一の選択操作として判定する第一判定部と、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が所定領域外へ移動せずに前記タッチ操作が解消されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第二の選択操作として判定する第二判定部と、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が所定範囲内であった場合に、第三の選択操作として判定する第三判定部と、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が前記所定範囲外であった場合に、第四の選択操作として判定する第四判定部と、
前記第一から第四の選択操作と対応する文字を入力文字として決定する文字決定部と、を備える。
ムをコンピューターが読み取り可能な記録媒体に記録したものでも良い。コンピューターに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
1.文字入力の概要
図1は、本実施形態に係る仮想キーボード(ソフトウェアキーボード)の表示例を示す図、図2は、文字入力装置1を片手で保持した状態を示す図、図3は、本実施形態の文字入力方法の説明図である。
され、左右へフリックすることにより、い段からお段の文字が入力される。即ち、た行の仮想キーをタッチした位置から右隣りのい段の文字32へ移動(フリック)して親指41を離すと、た行い段の”ち”が入力される。た行の仮想キーをタッチした位置から右のう段の文字33以降へ大きく移動(フリック)して親指41を離すと、た行う段の”つ”が入力される。また、た行の仮想キーをタッチした位置から左隣りのえ段の文字34へ移動(フリック)して親指41を離すと、た行え段の”て”が入力される。た行の仮想キーをタッチした位置から右のお段の文字35以降へ大きく移動(フリック)して親指41を離すと、た行お段の”と”が入力される。
また、仮想キーを選択後、親指の手根中手関節42を中心とした円弧と交差する方向に移動(フリック)することで、文字入力をキャンセルしても良い。例えば仮想キーを選択後に間違いに気づいた場合、図3の例でた行を選択したものの、さ行を選択すべきであった場合、そのまま親指41を離すと“た”が入力されてしまうが、円弧と交差する方向に移動(フリック)することで、仮想キーの選択が無かったものとし、た行の文字が入力されずに、仮想キーの選択をやり直すことができる。
これにより、親指41を人間工学的に無理の無い方向に動かした場合には文字を入力し、この無理の無い方向に逆らって動かした場合には文字入力をキャンセルするという法則性を持たせることができ、わかり易い文字入力を実現できる
図4は、本実施形態における文字入力装置1の概略構成図である。図4に示すように、文字入力装置1は、本体内にCPU(central processing unit)やメインメモリ等より
なる演算処理部16、演算処理の為のデータやソフトウェアを記憶した記憶部(フラッシュメモリ)17、入出力ポート14、通信制御部(CCU:Communication Control Unit)15等を備えたコンピューターである。特に本実施形態の文字入力装置1は、片手で保持できる装置であって、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC、電子書籍リーダー、携帯型ゲーム機である。
y方向の位置)と横位置(y方向の位置)、即ち座標データが検出できる。
第二の選択操作として判定する。第二の選択操作は、仮想キーに表記されている文字(第一層の文字)の入力を選択する操作である。例えば仮名を入力する場合、あ段の文字の入力を選択する操作である。また、第一層の文字は、フリック(タッチ位置の移動)せずに入力が可能なので、入力頻度の高い文字を第一層に設定しても良い。図1では、”っ””ゃ””ん”読点、句点が、入力頻度が高いために第一層に設定した文字である。
図9は本実施形態におけるフリックの方向の説明図である。図9(A)に示すように、ユーザが文字入力装置1を片手で把持し、親指41を動かして画面に触れて入力を行う場合、手根中手関節を中心として親指41を動かすのが人間工学的に最も自然な動きである。このときの指先の軌跡は略円弧状の湾曲線51のようになる。このため本実施形態では、ソフトウェアキーの配列方向や文字入力時のフリックの方向を当該湾曲線方向としている。例えば第一の選択操作でキー52を選択した後、手根中手関節の位置42から第一の選択操作で選択したキー52に向かって右方向(第一方向)或いは左方向(第二方向)にフリックすることで文字入力を行う。また、この湾曲線51と直交する方向、即ち手根中手関節の位置42から第一の選択操作で選択したキー52を見て手前方向(第三方向)或いは遠い方向(第四方向)にフリックすることで、キャンセルや変換等、文字入力以外の動作を行う。
なお、図9(A)は、右手で入力した場合の例である。図9(B)が左手で入力する場合の例である。右手で入力するのか、左手で入力するのかは、後述のキャリブレーション時等に設定する。
図5は、上記構成の文字入力装置が、文字入力プログラムに従って実行する文字入力方法の説明図である。
想キーの配置を示すパラメータを読み出し、当該パラメータに基づいて前記表示部へ画像信号を送り、前記表示領域の縁に向けて凹とした湾曲線状に複数の仮想キーを表示させる(ステップS10)。
0)、タッチ動作が行われていなければ(ステップS20,No)、タッチ動作が行われる
まで繰り返し判定する。
es)、ステップS70へ移行する。一方、い段の文字32又はえ段の文字34へのフリ
ックが行われていないと判定した場合(ステップS40,No)、ステップS50へ移行する。
S50,Yes)、ステップS70へ移行する。一方、う段の文字33又はお段の文字3
5へのフリックが行われていないと判定した場合(ステップS50,No)、ステップS60へ移行する。
s)、ステップS20へ戻ることで前記第一の選択操作を取り消す。キャンセル動作が行
われていない場合には(ステップS60,No)、ステップS30へ戻り、上記判定(S30〜S60)を繰り返す。即ち第五判定部は、タッチ操作後、間違いに気づいた場合に文
字入力をキャンセルできるようにしている。例えばステップS60が無い場合、タッチ操作を行ってステップS25に進んだ場合、ステップS30−S50で、あ段からお段のいずれかの文字を選択して入力することになる。しかし、タッチ動作で仮想キーを選択した後に間違いに気づくこともある。例えば図3の例でた行を選択したものの、さ行を選択すべきであった場合、そのまま親指41を離すとステップS30でYesと判定されて“た”が入力され、フリックするとステップS30−S40でYesと判定されて“ち”〜“と”の何れかの文字が入力されてしまう。このため、円弧と交差する方向に移動(フリック)された場合、ステップS60でタッチ操作(S20)が無かったものとして、た行の文字が入力されず、仮想キーの選択をやり直せるようにしている。
S80)。例えば、図1に示すように、表示部の入力欄25に表示出力させる。
前記仮想キーボード21の仮想キーの配列は、ユーザの指の可動範囲に応じてカスタマイズ可能である。図6はキャリブレーション方法の流れを説明する図、図7,図8はキャリブレーション時の説明図である。
100)。
プS130)。
セージを表示させ、親指の手根中手関節を起点とした入力範囲の下限(近い側の限度)を決める第二のラインの入力を促す(ステップS140)。メッセージに従ってユーザが入力を行うと、キャリブレーション部は、親指41による接触位置の位置情報を所定周期で取得すると共に、この接触位置を繋ぐ線を描画して親指41の移動軌跡を表示する(ステッ
プS150)。
プS170)。
テップS190)。例えば、図2示す仮名の仮想キーボード21であれば、上限ラインか
ら下限ラインの空間を5分割し、湾曲線状に5列の仮想キーを配置する。
以上のように、本実施形態によれば、円弧状にフリックすることで入力文字を選択できるので、人間工学的に無理が無く、容易に片手でフリック入力を行うことができる。
図10は、変換キーを入力キーの両サイドに設けた例を示す図である。本変形例1では、図10に示すように変換キー27を入力キーを挟んで湾曲線51方向の左右に設けている。このように本変形例によれば、第三の選択操作或いは第四の選択操作によって親指をフリックした際、右方向或いは左方向のどちらであっても、その先に変換キー27が配置してあるので、スムーズに変換キー27を選択できる。
〈変形例2〉
図11は、変換候補の選択領域を湾曲線上に複数設けた例である。本変形例2では、図11に示すように、予測変換を行った際の変換候補を表示する場合に、入力キーが配列された湾曲線51状に複数の選択領域28を配置している。
このように本変形例2によれば、変換候補についても親指を円弧状に動かして選択でき、統一感のある入力操作を実現できる。
〈変形例3〉
上述の実施形態では、主に右手で入力を行う例を示したが、図12は左手で文字入力装置を把持して入力を行う例を示す。なお、前述の右手入力と左手入力は、表示が左右対称に変わるだけで、その他の構成は同じである。
右手入力とするか、左手入力とするかは、例えば予めユーザが文字入力装置1に設定情報として入力して記憶させ、文字入力装置1がこの設定に従って表示を行う構成とする。
また、右手入力とするか、左手入力とするかは、キャリブレーション時に、第一のラインが第二のラインより左にあれば右手入力、第一のラインが第二のラインより右にあれば
左手入力と判定しても良い。
なお、前述の実施形態及び変形例では、ひらがなの入力について示したが、英数字の入力に適用しても良い。例えば図3の英字キー23や数字キー24を押すことで英字の仮想キーボードや数字の仮想キーボードを表示し、英数字を入力しても良い。
〈その他〉
本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
画像信号に基づいて表示を行う表示部と、前記表示部の表示領域と重畳して配置され、前記表示領域に対するタッチ動作を検出するタッチパネルとを備えたコンピューターに、
前記表示部へ画像信号を送り、前記表示領域の縁に向けて凹とした湾曲線状に複数の仮想キーを表示させるステップと、
前記仮想キーに対するタッチ動作が開始されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第一の選択操作として判定するステップと、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が所定領域外へ移動せずに前記タッチ操作が解消されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第二の選択操作として判定するステップと、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が所定範囲内であった場合に、第三の選択操作として判定するステップと、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が前記所定範囲外であった場合に、第四の選択操作として判定するステップと、
前記第一から第四の選択操作と対応する文字を入力文字として決定するステップと、
を実行させる文字入力方法。
前記複数の仮想キーに50音配列の各行が割り当てられ、前記第一の選択操作によって選択された文字の行を特定し、
前記第一の選択操作後、第二の選択操作が行われた場合、前記行のあの段の文字を入力文字として決定し、
前記第一の選択操作後、タッチ位置が、前記湾曲線上の第一方向(右方向)へ移動して第三の選択操作が行われた場合、前記湾曲線上の第一方向(右方向)へ移動して第四の選択操作が行われた場合、前記湾曲線上の第二方向(左方向)へ移動して第三の選択操作が行われた場合、又は前記湾曲線上の第二方向(左方向)へ移動して第四の選択操作が行われた場合、前記行のいの段からおの段のうち、予め割り当てられた段の文字を入力文字として決定する付記1に記載の文字入力方法。
前記第一の選択操作後、タッチ位置が前記湾曲線と交差する方向に移動されたことを場合、前記第一の選択操作を取り消す付記1又は2に記載の文字入力方法。
キャリブレーション時に操作者の指を前記表示領域にタッチさせた状態で移動させ、当該タッチ位置の移動軌跡に基づいて前記湾曲線を設定する付記1から3の何れか1項に記載の文字入力方法。
前記表示領域の縁からの距離を異ならせた複数の前記湾曲線状に前記複数の仮想キーを表示させた付記1から4の何れか1項に記載の文字入力方法。
前記表示領域の縁から遠い湾曲線状の仮想キーに50音配列の各行を割り当て、前記行を割り当てた仮想キーよりも前記表示領域の縁に近い湾曲線状の仮想キーに、拗音、促音、句点、読点、濁点、半濁点、長音、又は「ん」の文字を割り当てた付記5に記載の文字入力方法。
画像信号に基づいて表示を行う表示部と、
前記表示部の表示領域と重畳して配置され、前記表示領域に対するタッチ動作を検出するタッチパネルと、
前記表示部へ画像信号を送り、前記表示領域の縁に向けて凹とした湾曲線状に仮想キーを表示させる表示制御部と、
前記仮想キーに対するタッチ動作が開始されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第一の選択操作として判定する第一判定部と、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が所定領域外へ移動せずに前記タッチ操作が解消されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第二の選択操作として判定する第二判定部と、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が所定範囲内であった場合に、第三の選択操作として判定する第三判定部と、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が前記所定範囲外であった場合に、第四の選択操作として判定する第四判定部と、
前記第一から第四の選択操作と対応する文字を入力文字として決定する文字決定部と、を備える文字入力装置。
前記複数の仮想キーに50音配列の各行が割り当てられ、前記第一の選択操作によって選択された文字の行を特定し、
前記第一の選択操作後、第二の選択操作が行われた場合、前記行のあの段の文字を入力文字として決定し、
前記第一の選択操作後、タッチ位置が、前記湾曲線上の第一方向(右方向)へ移動して第三の選択操作が行われた場合、前記湾曲線上の第一方向(右方向)へ移動して第四の選択操作が行われた場合、前記湾曲線上の第二方向(左方向)へ移動して第三の選択操作が行われた場合、又は前記湾曲線上の第二方向(左方向)へ移動して第四の選択操作が行われた場合、前記行のいの段からおの段のうち、予め割り当てられた段の文字を入力文字として決定する付記7に記載の文字入力装置。
前記第一の選択操作後、タッチ位置が前記湾曲線と交差する方向に移動されたことを場合、前記第一の選択操作を取り消す付記7又は8に記載の文字入力装置。
キャリブレーション時に操作者の指を前記表示領域にタッチさせた状態で移動させ、当該タッチ位置の移動軌跡に基づいて前記湾曲線を設定する付記7から9の何れか1項に記
載の文字入力装置。
前記表示領域の縁からの距離を異ならせた複数の前記湾曲線状に前記複数の仮想キーを表示させた付記7から10の何れか1項に記載の文字入力装置。
前記表示領域の縁から遠い湾曲線状の仮想キーに50音配列の各行を割り当て、前記行を割り当てた仮想キーよりも前記表示領域の縁に近い湾曲線状の仮想キーに、拗音、促音、句点、読点、濁点、半濁点、長音、又は「ん」の文字を割り当てた付記11に記載の文字入力装置。
10 タッチパネルディスプレイ
14 入出力ポート
16 演算処理部
17 記憶部
21 仮想キーボード
22 仮名キー
23 英字キー
24 数字キー
25 入力欄
30 補助仮想キー
32 い段の文字
33 う段の文字
34 え段の文字
35 お段の文字
41 親指
42 手根中手関節
Claims (7)
- 画像信号に基づいて表示を行う表示部と、前記表示部の表示領域と重畳して配置され、前記表示領域に対するタッチ動作を検出するタッチパネルとを備えたコンピューターに、
前記表示部へ画像信号を送り、前記表示領域の縁に向けて凹とした湾曲線状に複数の仮想キーを表示させるステップと、
前記仮想キーに対するタッチ動作が開始されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第一の選択操作として判定するステップと、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が所定領域外へ移動せずに前記タッチ操作が解消されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第二の選択操作として判定するステップと、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が所定範囲内であった場合に、第三の選択操作として判定するステップと、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が前記所定範囲外であった場合に、第四の選択操作として判定するステップと、
前記第一の選択操作と当該第一の選択操作の次に行われた第二から第四の選択操作の何れかとに対応する文字を入力文字として決定するステップと、
を実行させる文字入力方法。 - 前記複数の仮想キーに50音配列の各行が割り当てられ、前記第一の選択操作によって選択された文字の行を特定し、
前記第一の選択操作後、第二の選択操作が行われた場合、前記行のあの段の文字を入力文字として決定し、
前記第一の選択操作後、タッチ位置が、前記湾曲線上の第一方向へ移動して第三の選択操作が行われた場合、前記湾曲線上の第一方向へ移動して第四の選択操作が行われた場合、前記湾曲線上の第二方向へ移動して第三の選択操作が行われた場合、又は前記湾曲線上の第二方向へ移動して第四の選択操作が行われた場合、前記行のいの段からおの段のうち、予め割り当てられた段の文字を入力文字として決定する請求項1に記載の文字入力方法。 - 前記第一の選択操作後、タッチ位置が前記湾曲線と交差する方向に移動されたことを検出した場合、前記第一の選択操作を取り消す請求項1又は2に記載の文字入力方法。
- キャリブレーション時に操作者の指を前記表示領域にタッチさせた状態で移動させ、当該タッチ位置の移動軌跡に基づいて前記湾曲線を設定する請求項1から3の何れか1項に記載の文字入力方法。
- 前記表示領域の縁からの距離を異ならせた複数の前記湾曲線状に前記複数の仮想キーを表示させた請求項1から4の何れか1項に記載の文字入力方法。
- 前記表示領域の縁から遠い湾曲線状の仮想キーに50音配列の各行を割り当て、前記行を割り当てた仮想キーよりも前記表示領域の縁に近い湾曲線状の仮想キーに、拗音、促音、句点、読点、濁点、半濁点、長音、又は「ん」の文字を割り当てた請求項5に記載の文字入力方法。
- 画像信号に基づいて表示を行う表示部と、
前記表示部の表示領域と重畳して配置され、前記表示領域に対するタッチ動作を検出するタッチパネルと、
前記表示部へ画像信号を送り、前記表示領域の縁に向けて凹とした湾曲線状に仮想キーを表示させる表示制御部と、
前記仮想キーに対するタッチ動作が開始されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第一の選択操作として判定する第一判定部と、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が所定領域外へ移動せずに前記タッチ操作が解消されたことを前記タッチパネルで検出した場合に、第二の選択操作として判定する第二判定部と、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が所定範囲内であった場合に、第三の選択操作として判定する第三判定部と、
前記第一の選択操作後、前記タッチ操作によるタッチ位置が前記湾曲線方向の前記所定領域外へ移動し、当該移動の距離及び/又は速度が前記所定範囲外であった場合に、第四の選択操作として判定する第四判定部と、
前記第一の選択操作と当該第一の選択操作の次に行われた第二から第四の選択操作の何れかとに対応する文字を入力文字として決定する文字決定部と、を備える文字入力装置。
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