JP5645705B2 - 加煙試験器 - Google Patents

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Description

本発明は、発煙材を加熱して霧化し、それを擬似的な煙として煙感知器に放出し動作試験を行うための加煙試験器に関するものである。
従来の加煙試験器に、油を加熱して煙を発生させるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開平06−309577号公報
しかしながら、特許文献1に記載の加煙試験器は、加熱手段の一部が発煙材全体を加熱しているため、長い時間加熱しないと煙が発生せず、効率が悪いという課題があった。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたものであり、タンク部から霧化するのに必要な分だけ発煙材を引き上げ、その発煙材を加熱して霧化して煙感知器の動作試験に使用する加煙試験器を提供することを目的とする。
本発明に係る加煙試験器は、仕切板によって上下に分離された円筒形状の第1ケーシングおよび第2ケーシングと、第1ケーシングの上部に着脱自在に装着され、煙感知器を覆うためのシリコンカバーと、第1ケーシング内に設けられ、水あるいは少なくとも水を含んだ混合剤からなる発煙材が収容されたタンク部と、タンク部に収容された発煙材を加熱して霧化する霧化部を備え、その霧状の発煙材を第2ケーシング内に設けられた送風手段により煙感知器に放出して動作試験を行う加煙試験器において、霧化部は、タンク部を覆う霧化部ケーシングと、タンク部に挿入され、タンク部に収容された発煙材を引き上げて供給する発煙材供給手段と、発煙材供給手段に巻き付けられ、発煙材供給手段を加熱して発煙材を霧化する加熱手段とを備え、第1ケーシングと霧化部ケーシングとの間には、リング形状の煙誘導路が形成されていると共に、第1ケーシングの側面の下部に排気口が設けられ、送風手段からの風により押し上げられて煙感知器に放出された霧状の発煙材が煙誘導路を通って排気口から外部へと排出される。
本発明においては、タンク部内に収容された発煙材を必要最小限だけ引き上げて供給し、その発煙材を加熱して霧化することで、擬似的な煙を発生させる。そして、この煙を煙感知器内に送り、滞留させることで動作試験を行うようにしているので、使用する発煙材のみを加熱することができ、効率よく煙感知器の動作試験を行うことができる。
実施の形態1に係る加煙試験器を示す模式図である。 実施の形態2に係る加煙試験器を示す模式図である。 実施の形態3に係る加煙試験器を示す模式図である。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る加煙試験器を示す模式図である。
図1において、実施の形態1における加煙試験器の外観は、例えば、下部側に仕切板11を有する円筒形状の第1ケーシング1と、第1ケーシング1の下部に着脱自在に取り付けられた有底の円筒形状の第2ケーシング2と、第1ケーシング1の上部に着脱自在に装着され、軸心方向に伸縮可能なシリコンカバー4とで構成されている。第1ケーシング1の外周面には、互いに対向する2個の軸(図示せず)が取り付けられている。その2個の軸は、図示していないが、支持棒の先端に固定されたU字形状の支持体に回転自在に取り付けられる。これにより、加煙試験器そのものを支持棒に対して自在に傾けることができる。
前述の支持棒は、所定の長さからなり、一端に支持体を介して加煙試験器が設けられ、他端を作業者が保持し、天井に取り付けられた煙感知器SDまで加煙試験器を持って行くものである。その後、作業者は、天井に加煙試験器を押し当て、後述する作動スイッチ37をオンし、発煙材が霧化して煙感知器SDが作動するまで保持する。
第1ケーシング1の仕切板11には、上部中央に孔を有するタンク部32と、タンク部32を覆う霧化部ケーシング3とが設けられている。また、第1ケーシング1の仕切板11には、霧化部ケーシング3とタンク部32との間に周方向に複数の吸気口31が設けられている。さらに、第1ケーシング1の仕切板11には、第1ケーシング1と霧化部ケーシング3との間には、吸気口31よりも外側の同心円周方向に複数の通気口31aが設けられている。第1ケーシング1と霧化部ケーシング3との間には、上方から見てリング形状の煙循環路5(循環手段)が形成されている。第1ケーシング1の仕切板11の下面には、例えば直流モータを駆動源とする送風手段の送風ファン6が取り付けられている。
前述の霧化部ケーシング3の上部には、煙感知器SDに向けて煙Sを放出するためのノズル36と、回路基板22に接続されたマイクロスイッチなどの作動スイッチ37が設けられている。タンク部32には、浸透材である例えば脱脂綿に浸透させた発煙材33が収容されている。発煙材33は、水、あるいは少なくとも水を含んだ地球温暖化係数の小さい混合剤からなり、例えば、グリセリンおよびプロピレングリコールの混合剤に水を含ませたものである。その発煙材33は、従来の加煙試験器に多く使われていたフロンガスを含むものよりも地球温暖化係数がより小さいものとなっている。なお、発煙材33は、タンク部32内に収容された浸透材である脱脂綿に染み込ませた状態で使用しているが、そのままタンク部32内に封入しても良い。
前述のタンク部32には、上部中央に設けられた孔を貫通して発煙材33内に挿入された発煙材供給手段の芯材34が設けられている。その芯材34は、例えばセラミックなどの多孔質材を円柱状に形成して構成されている。その多数の細孔を有する芯材34によって、タンク部32内に収容された発煙材33を毛細管現象によって上方に引き上げて発煙材供給手段である芯材34に供給している。つまり、機械的な手段を用いず、常時、必要最少限の発煙材33を芯材34に供給している。
タンク部32の上部中央に設けられた孔から突出して露出する芯材34の上端部又は突出部には、例えばニクロム線などを巻き付けて構成される加熱手段のコイルヒーター35が設けられている。前述の芯材34とコイルヒーター35とで発煙材33を加熱して霧化する霧化部が構成されている。
第2ケーシング2には、例えば充電可能な電池21と、その電池21を電源としてコイルヒーター35と送風ファン6に電圧を印加する回路(図示せず)が実装された回路基板22とが収容されている。その回路基板22は、作動スイッチ37がオンすると、コイルヒーター35に通電し,次いで、送風ファン6に通電して回転させる。また、回路基板22は、作動スイッチ37がオフしたときには、コイルヒーター35および送風ファン6への通電を遮断する。
次に、煙感知器SDの動作試験を行うときの加煙試験器の動作について説明をする。
加煙試験器のシリコンカバー4により天井に取り付けられた煙感知器SDの煙流入部SD1を覆って、前述の支持棒で加煙試験器そのものを押し上げると、そのシリコンカバー4は軸心方向に縮み、作動スイッチ37が煙感知器SDに接触してオンする。その時、回路基板22によって、コイルヒーター35に電池電圧が印加され、そして、送風ファン6に電池電圧が印加される。
一方、毛細管現象により芯材34の先端まで引き上げられている発煙材33は、コイルヒーター35により加熱されて霧化し、霧状の発煙材33、つまり煙Sの状態となる。その時、その煙Sは、吸気口31から流入する送風ファン6からの風によって押し上げられ、ノズル36からシリコンカバー4内に放出される。シリコンカバー4内に送り込まれた霧状の発煙材33からなる煙Sは、煙感知器SDの煙流入部SD1の片側から入って煙感知器SDのラビリンス内に滞留する。一方、煙感知器SD内に入らなかった一部の煙Sは、送風ファン6の吸引力により循環手段である煙循環路5を通って通気路31aから排出される。その後、再度、送風ファン6の吸引力によって吸気口31から霧化部ケーシング3内に流入して循環する。
そして、霧化部ケーシング3内に流入した煙Sは、コイルヒーター35により加熱された霧状の煙Sと共にノズル36からシリコンカバー4内に再度放出される。この循環を繰り返すことにより、濃度の高い煙Sとなる。一方、煙感知器SDは、ラビリンス内に滞留した煙Sが規定値以上の濃度となったときに発報する。この時、煙感知器SDが発報しない場合には、煙感知器SDが故障していることになる。
以上のように実施の形態1においては、タンク部32内に収容された発煙材33として、グリセリンおよびプロピレングリコールの混合剤に水を含ませたもの、あるいは水といった地球温暖化係数の小さいものを使用している。そして、そのタンク部32内に収容された発煙材33を毛細管現象を利用して芯材34の外周面を上昇させ、上昇した発煙材33を芯材34の外周に巻き付けて設けられたコイルヒーター35で加熱して霧化し、その霧状の発煙材33を煙Sとして送風ファン6により強制的に煙感知器SDに放出するようにしている。これにより、発煙材33の供給に機械的な手段を用いることなく、常時必要最少限の量を供給手段に供給するので、最少限の加熱量で霧化でき、効率よく煙感知器SDの動作試験を行うことができる。さらに、発煙材33の加熱を芯材34に巻き付けたコイルヒーター35で行うようにしているので、構造の簡単な加煙試験器を提供できる。
また、ノズル36から煙感知器SDに放出した霧状の発煙材33からなる煙Sを第1ケーシング1内で循環させるようにしているので、煙Sとしての濃度が高くなる。つまり、煙流入部SD1に供給される煙Sの濃度が高くなるので、短時間で、しかも正確に煙感知器SDの動作試験を行うことができる。
また、発煙材33をタンク部32内に収容された脱脂綿に浸透させているので、発煙材33がこぼれたり漏れるということがなくなっている。
また、伸縮性のあるシリコンカバー4により煙感知器SDの一部である煙流入部SD1を覆うようにしているので、余り力を加えることなく、煙感知器SDとの密閉性を保つことができ、作業性の良い加煙試験器を提供できる
実施の形態2.
図2は実施の形態2に係る加煙試験器を示す模式図である。なお、本実施の形態の構成においては、図1で説明した実施の形態1と異なる部分だけを説明する。
図2において、実施の形態2における加煙試験器の外観は、仕切板11によって上下に分離された一体の円筒形状の第1ケーシング1および第2ケーシング2と、第1ケーシング1の上部に着脱自在に装着されたシリコンカバー4とで構成されている。その仕切板11には、霧化部ケーシング3とタンク部32との間だけに周方向に複数の吸気口31が設けられている。第1ケーシング1と霧化部ケーシング3との間には、実施の形態1の煙循環路5とほぼ同じ形状(リング形状)の煙誘導路5aが形成されている。また、第1ケーシング1の側面の下部には、排気口12が設けられている。
仕切板11の下面に設けられた送風ファン6は、第2ケーシング2内に収容されている。第2ケーシング2の底部中央には、外気を取り入れる外気吸込口23が設けられている。電池21と回路基板22は、第2ケーシング2内に仕切板11に対して平行となるように横に配置されている。その配置により、第2ケーシング2の軸心方向の長さが実施の形態1と比べ短くなっている。霧化部ケーシング3の上部の片側には煙放出孔38が設けられ、霧化部ケーシング3の上部中央には作動スイッチ37が露出した状態で取り付けられている。
次に、煙感知器SDの動作試験を行うときの加煙試験器の動作について説明をする。
前述したように、加煙試験器のシリコンカバー4により天井に取り付けられた煙感知器SDの煙流入部SD1を覆って、前述の支持棒で加煙試験器そのものを押し上げると、そのシリコンカバー4は軸心方向に縮み、作動スイッチ37が煙感知器SDに接触してオンする。その時、回路基板22によって、コイルヒーター35に電池電圧が印加され、そして、送風ファン6に電池電圧が印加される。
一方、毛細管現象により芯材34の先端まで引き上げられている発煙材33は、コイルヒーター35により加熱されて霧化し煙Sの状態となる。その時、その煙Sは、吸気口31から流入する送風ファン6からの風によって押し上げられ、煙放出孔38からシリコンカバー4内に放出される。シリコンカバー4内に放出された煙Sは、煙感知器SDの煙流入部SD1の片側から入って煙感知器SDのラビリンス内に滞留する。その後、煙感知器SDの外へ流出し、排気口12から外部へと排出される。この場合、排気口12から排出される煙Sは、霧化部ケーシング3の煙放出孔38から放出される煙Sより少なく、シリコンカバー4内の煙Sの濃度が高くなり、正常な煙感知器SDのみが発報する。
以上のように実施の形態2においては、発煙材33として、グリセリンおよびプロピレングリコールの混合剤に水を含ませたもの、あるいは水といった地球温暖化係数の小さいものを使用している。そして、その発煙材33を毛細管現象を利用して芯材34の外周面を上昇させ、上昇した発煙材33を芯材34の外周に巻き付けて設けられたコイルヒーター35で加熱して霧化し、それを煙Sとして送風ファン6により強制的に煙感知器SDに放出するようにしている。これにより、発煙材33の供給に機械的な手段を用いることなく、常時必要最少限の量を供給手段に供給するので、最少限の加熱量で霧化でき、効率よく煙感知器SDの動作試験を行うことができる。また、発煙材33の加熱に芯材34に巻き付けたコイルヒーター35で行うようにしているので、構造の簡単な加煙試験器を提供できる。
また、煙感知器SDに放出した霧状の発煙材33からなる煙Sを第1ケーシング1の排気口12から少しづつ外部へ排気するようにしているので、シリコンカバー4内の煙濃度が高くなりつつも、結露を防止することができる。
また、発煙材33をタンク部32内に収容された脱脂綿に浸透させているので、発煙材33がこぼれたり漏れるということがなくなっている。
また、伸縮性のあるシリコンカバー4により煙感知器SDの煙流入部SD1を覆うようにしているので、余り力を加えることなく、煙感知器SDとの密閉性を保つことができ、作業性の良い加煙試験器を提供できる。
実施の形態3.
図3は実施の形態3に係る加煙試験器を示す模式図である。
図3において、実施の形態3における加煙試験器の外観は、例えば、下部側に仕切板11を有する矩形形状の第1ケーシング1と、第1ケーシング1の一側面に取り付けられた矩形形状の第2ケーシング2と、第1ケーシング1の側面の上部に設けられた接続口14に連結された伸縮式延長管7(例えば多段式の管)とで構成されている。第1および第2ケーシング1、2の上部には、肩紐8が取り付けられている。
第1ケーシング1の仕切板11には、上部中央に孔を有するタンク部32が設けられている。また、第1ケーシング1の仕切板11には、タンク部32の外側に周方向に複数の吸気口31が設けられている。第1ケーシング1の仕切板11の下面には、直流モータを駆動源とする送風ファン6が取り付けられている。さらに、第1ケーシング1の底部には、外気を取り入れるための吸込口23が設けられている。
前述のタンク部32には発煙材33が収容されている。発煙材33は、例えば、グリセリンおよびプロピレングリコールの混合剤に水を含ませたもので、浸透材である例えば脱脂綿に浸透されている。その発煙材33は、フロンガスより地球温暖化係数が小さいものとなっている。なお、発煙材33を水だけとしても良いし、単一の薬剤や薬剤のみを混合したものでも良い。
前述のタンク部32には、上部中央に設けられた孔を貫通して発煙材33内に挿入された例えば多孔質材の芯材34が設けられている。その多数の細孔を有する芯材34によって、タンク部32内の発煙材33が毛細管現象によって上方に引き上げられている。芯材34のタンク部32から露出する上端部には、例えばニクロム線などを巻き付けて構成されるコイルヒーター35が設けられている。
第2ケーシング2には、例えば充電可能な電池21と、その電池21を電源としてコイルヒーター35と送風ファン6に電圧を印可する回路(図示せず)が実装された回路基板22とが収容されている。また、第2ケーシング2の上部には、トグルスイッチなどの手動スイッチ9が取り付けられている。前述の回路基板22は、手動スイッチ9がオンされると、コイルヒーター35に通電し、次いで、送風ファン6に通電して回転させる。また、回路基板22は、手動スイッチ9がオフされたときには、コイルヒーター35および送風ファン6への通電を遮断する。
次に、煙感知器SDの動作試験を行うときの加煙試験器の動作について説明をする。
加煙試験器の肩紐8を肩にかけて伸縮式延長管7の先端を煙感知器SDの煙流入部SD1に向け、手動スイッチ9をオンすると、回路基板22によって、コイルヒーター35に電池電圧が印加され、そして、送風ファン6に電池電圧が印加される。
一方、毛細管現象により芯材34の先端まで引き上げられている発煙材33は、コイルヒーター35により加熱されて霧化し煙Sの状態となる。その時、その煙Sは、吸気口31から流入する送風ファン6からの風によって押し上げられ、第1ケーシング1に設けられた接続口14から伸縮式延長管7に流入する。そして、伸縮式延長管7内の煙Sは、伸縮式延長管7の先端から煙感知器SDの煙流入部SD1へと放出される。一方、煙感知器SDは、その煙Sが規定値以上の濃度となったときに発報し、煙感知器SDが発報しない場合には故障していることになる。
以上のように実施の形態3においては、発煙材33として、グリセリンおよびプロピレングリコールの混合剤に水を含ませたもの、あるいは水といった地球温暖化係数の小さいものを使用している。そして、その発煙材33を毛細管現象を利用して芯材34の外周面を上昇させ、上昇した発煙材33を芯材34の外周に巻き付けて設けられたコイルヒーター35で加熱して霧化し、それを煙Sとして伸縮式延長管7の先端から煙感知器SDに放出するようにしている。これにより、発煙材33の供給に機械的な手段を用いることなく、常時必要最少限の量を供給手段に供給するので、最少限の加熱量で霧化でき、効率よく煙感知器SDの動作試験を行うことができる。また、発煙材33の加熱を芯材34に巻き付けたコイルヒーター35で行うようにしているので、構造の簡単な加煙試験器を提供できる。
また、発煙材33をタンク部32内に収容された脱脂綿に浸透させているので、発煙材33がこぼれたり漏れるということがなくなっている。
また、伸縮式延長管7の先端を煙感知器SDの煙流入部SD1に向けるだけなので、煙感知器SDの動作試験が容易となり、作業性の良い加煙試験器を提供できる。
1 第1ケーシング、11 仕切板、12 排気口、14 接続口、2 第2ケーシング、21 電池、22 回路基板、23 吸込口、3 霧化部ケーシング、31 吸気口、31a 通気口、32 タンク部、33 発煙材、34 芯材、35 コイルヒーター、36 ノズル、37 作動スイッチ、38 煙放出孔、4 シリコンカバー、5 煙循環路、5a 煙誘導路、6 送風ファン、7 伸縮式延長管、8 肩紐、9 手動スイッチ、SD 煙感知器、SD1 煙流入部、S 煙。

Claims (1)

  1. 仕切板によって上下に分離された円筒形状の第1ケーシングおよび第2ケーシングと、前記第1ケーシングの上部に着脱自在に装着され、煙感知器を覆うためのシリコンカバーと、前記第1ケーシング内に設けられ、水あるいは少なくとも水を含んだ混合剤からなる発煙材が収容されたタンク部と、該タンク部に収容された発煙材を加熱して霧化する霧化部を備え、その霧状の発煙材を前記第2ケーシング内に設けられた送風手段により前記煙感知器に放出して動作試験を行う加煙試験器において、
    前記霧化部は、
    前記タンク部を覆う霧化部ケーシングと、
    前記タンク部に挿入され、該タンク部に収容された前記発煙材を引き上げて供給する発煙材供給手段と、
    前記発煙材供給手段に巻き付けられ、該発煙材供給手段を加熱して前記発煙材を霧化する加熱手段と
    を備え
    前記第1ケーシングと前記霧化部ケーシングとの間には、リング形状の煙誘導路が形成されていると共に、前記第1ケーシングの側面の下部に排気口が設けられ、
    前記送風手段からの風により押し上げられて前記煙感知器に放出された霧状の発煙材が前記煙誘導路を通って前記排気口から外部へと排出されることを特徴とする加煙試験器。
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