JP5644756B2 - 可変動弁機構の制御装置 - Google Patents
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Description
請求項1記載の発明によれば、内燃機関における吸気バルブと排気バルブとのうちの少なくとも吸気バルブの開閉特性を変更する可変動弁機構が、機関運転状態に基づいて動作される。この可変動弁機構の動作を通じて変化する上記バルブオーバーラップ量がガード値以上になるときには、そのバルブオーバーラップ量が上記ガード値に抑えられるよう可変動弁機構の制御が行われる。そして、上記ガード値に対しバルブオーバーラップ量のオーバーシュートが生じる状況のもとで内燃機関の筒内での燃料の燃焼が悪化するほどバルブオーバーラップ量が小さくなる機関運転状態のときには、上記ガード値がより減少側の値となるよう設定手段を通じて設定される。このため、バルブオーバーラップ量が上述したように小さくなる機関運転領域での内燃機関の過渡運転時、上記ガード値に対するバルブオーバーラップ量のオーバーシュートが生じたとしても、そのオーバーシュートに起因して筒内での燃料の燃焼時に同筒内に残留する排気の量を少なく抑えることができる。従って、バルブオーバーラップ量が小さくなる機関運転領域で同バルブオーバーラップ量の過多が生じて筒内での燃料の燃焼が悪化することを抑制できる。
以下、本発明を内燃機関の可変動弁機構に適用した第1実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
可変動弁機構の制御装置は、内燃機関1の各種運転制御を実行する電子制御装置26を備えている。この電子制御装置26は、上記制御に係る各種演算処理を実行するCPU、その制御に必要なプログラムやデータの記憶されたROM、CPUの演算結果等が一時記憶されるRAM、外部との間で信号を入・出力するための入・出力ポート等を備えて構成されている。
・自動車の運転者によって踏み込み操作されるアクセルペダル27の踏み込み量(アクセル操作量)を検出するアクセルポジションセンサ28。
・吸気通路3を通じて燃焼室2に吸入される空気の量を検出するエアフローメータ32。
・吸気カムシャフト11の回転位置に対応した信号を出力する吸気側カムポジションセンサ35。
・バルブリフト量可変機構14の駆動量を検出する駆動量検出センサ37。
こうしたガード処理は、吸気バルブ9と排気バルブ10とのバルブオーバーラップ量が大きくなり過ぎて内燃機関1の筒内(燃焼室2)での燃料の燃焼が悪化しないようにすることを目的に実施される。このガード処理では、バルブオーバーラップ量の上限ガードに用いられるガード値を求め、同ガード値を越えてバルブオーバーラップ量が大きくなるとき、そのバルブオーバーラップ量が上記ガード値に抑えられるよう可変動弁機構が制御される。この実施形態では、吸気バルブ9のバルブタイミングが遅角されるように吸気側バルブタイミング可変機構13が制御される。以上のようなガード処理を実行することにより、バルブオーバーラップ量の過多が抑制される。なお、上記ガード処理は、具体的には、以下の[1]〜[3]の手順で行うことが考えられる。
・現在の機関回転速度が所定値未満であるか否か、言い換えれば内燃機関1が筒内での燃料の燃焼時に同筒内に残留する排気の量の過多によりストールする可能性があるほど低回転であるか否かの判断(S102)。
・現在の機関負荷が所定値未満であるか否か、言い換えれば目標バルブオーバーラップ量が小さい値になる機関運転領域にあるか否かの判断(S104)。
(1)現在の機関回転速度及び機関負荷に基づき求められる目標バルブオーバーラップ量が判定値未満という小さい値であるときには、上記[1a]、[2a]、[3]の手順によるバルブオーバーラップ量のガード処理が実行される。このときのガード処理では、上記[1]、[2]、[3]の手順によるバルブオーバーラップ量のガード処理と比較して、ガード処理に用いられるガード値がより減少側の値となるように設定される。このため、バルブオーバーラップ量が判定値未満という小さい値になる機関運転領域での内燃機関1の過渡運転時に、上記ガード値に対するバルブオーバーラップ量のオーバーシュートが生じたとしても、そのオーバーシュートに起因して筒内での燃料の燃焼時に同筒内に残留する排気の量を少なく抑えることができる。従って、バルブオーバーラップ量が小さくなる機関運転領域で同バルブオーバーラップ量の過多が生じて筒内での燃料の燃焼が悪化することを抑制できる。
次に、本発明の第2実施形態について図9を参照して説明する。
この実施形態では、吸気バルブ9と排気バルブ10とのオーバーラップ量が次のように制御される。
(4)可変動弁機構には吸気バルブ9に対するカム作用角を可変とするバルブリフト量可変機構14、及び、内燃機関1のクランクシャフト7に対する吸気カムシャフト11の相対回転位相を可変とする吸気側バルブタイミング可変機構13が設けられる。そして、これらバルブリフト量可変機構14及び吸気側バルブタイミング可変機構13により、吸気バルブ9の開閉特性が可変とされる。また、バルブオーバーラップ量をガード値に抑えるための可変動弁機構の制御は、吸気バルブ9のバルブタイミングの実測値、及び、排気バルブ10のバルブタイミングの実測値に基づき、バルブリフト量可変機構14を動作させることによって実現される。従って、仮に吸気側バルブタイミング可変機構13の異常により吸気バルブ9のバルブタイミングを的確に変化させることができない状況になったとしても、バルブリフト量可変機構14の上記動作を通じて吸気バルブ9に対するカム作用角を変化させることにより、バルブオーバーラップ量をガード値に抑える可変動弁機構の制御を実現することができる。
なお、上記各実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・第1実施形態のガード処理ルーチン(図7)におけるS103の処理で否定判定がなされたとき、排気バルブ10の閉弁時期が吸気行程の開始時点よりも遅角側にあるか否かを判断し、ここで肯定判定であるときにS105に進むようにする一方、否安定であるときにはS105に進むようにしてもよい。この場合、吸気バルブ9の開弁時期が吸気行程よりも進角側にある閾値に対し遅角側の時期であり、且つ排気バルブ10の閉弁時期が吸気行程開始時よりも遅角側にあるとき、上記ガード値のより減少側の値への設定が的確に禁止される。その結果、より減少側の値に設定されたガード値によるバルブオーバーラップ量の上限ガードを通じて内燃機関1の吸気行程で吸気バルブ9が開弁しておらず且つ排気バルブ10が開弁しているという状況が生じることを的確に抑制できる。
Claims (5)
- 吸気バルブと排気バルブとのうちの少なくとも吸気バルブの開閉特性を変更する可変動弁機構が設けられる内燃機関に適用され、機関運転状態に基づき前記可変動弁機構を動作させる一方、その動作を通じて変化する前記吸気バルブと排気バルブとのバルブオーバーラップ量がガード値以上になるときには、前記バルブオーバーラップ量が前記ガード値に抑えられるよう前記可変動弁機構を制御する可変動弁機構の制御装置において、
前記ガード値に対し前記バルブオーバーラップ量のオーバーシュートが生じる状況のもとで内燃機関の筒内での燃料の燃焼が悪化するほど前記バルブオーバーラップ量が小さくなる機関運転状態のとき、前記ガード値をより減少側の値に設定する設定手段と、
前記吸気バルブの開弁時期が内燃機関の吸気行程よりも進角側に設定された閾値に対し更に進角側にあるときに前記設定手段による前記ガード値のより減少側の値への設定を許容する一方、前記吸気バルブの開弁時期が前記閾値よりも遅角側にあるときには前記設定手段による前記ガード値のより減少側の値への設定を禁止する禁止手段と、
を備えることを特徴とする可変動弁機構の制御装置。 - 前記可変動弁機構は、前記排気バルブの開閉特性も変更するものであり、
前記バルブオーバーラップ量を前記ガード値に抑えるための前記可変動弁機構の制御は、少なくとも前記吸気バルブの開閉特性を変更することによって実現されるものであり、
前記禁止手段は、前記吸気バルブの開弁時期が前記閾値よりも遅角側にあり、且つ前記排気バルブの閉弁時期が内燃機関の吸気行程の開始時点よりも遅角側にあるとき、前記設定手段による前記ガード値のより減少側の値への設定を禁止する
請求項1記載の可変動弁機構の制御装置。 - 前記可変動弁機構は、内燃機関のクランクシャフトに対する排気カムシャフトの相対回転位相を可変とする排気側バルブタイミング可変機構を備えており、その排気側バルブタイミング可変機構の動作を通じて前記排気バルブの開閉特性を変更する
請求項2記載の可変動弁機構の制御装置。 - 前記可変動弁機構は、前記吸気バルブに対するカム作用角を可変とするバルブリフト量可変機構、及び、内燃機関のクランクシャフトに対する吸気カムシャフトの相対回転位相を可変とする吸気側バルブタイミング可変機構を備えており、
前記バルブオーバーラップ量を前記ガード値に抑えるための前記可変動弁機構の制御は、前記吸気バルブに対するカム作用角の実測値、及び、前記クランクシャフトに対する排気カムシャフトの相対回転位相の実測値に基づき、前記吸気側バルブタイミング可変機構を動作させることによって実現される
請求項3記載の可変動弁機構の制御装置。 - 前記可変動弁機構は、前記吸気バルブに対するカム作用角を可変とするバルブリフト量可変機構、及び、内燃機関のクランクシャフトに対する吸気カムシャフトの相対回転位相を可変とする吸気側バルブタイミング可変機構を備えており、
前記バルブオーバーラップ量を前記ガード値に抑えるための前記可変動弁機構の制御は、前記クランクシャフトに対する吸気カムシャフトの相対回転位相の実測値、及び、前記クランクシャフトに対する排気カムシャフトの相対回転位相の実測値に基づき、前記バルブリフト量可変機構を動作させることによって実現される
請求項3記載の可変動弁機構の制御装置。
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