JP5644007B2 - 温度センサ及び熱処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、保護管内に装着される温度検出素子の固定方法を改良した温度センサ及び熱処理装置に関する。
従来の温度センサは、例えば特許文献1や特許文献2のように、温度検出素子としての熱電対を受熱体に固定して用い、保護管内に装着されて、所定位置で固定されていた。受熱体自体は、保護管内の設定位置に正確に装着されることはなく、熱電対と共に保護管内に装着されていた。
特開2002−296122号公報 特公2001−208616号公報
しかし、上述のような従来の温度センサでは、受熱体を設けることにより検出精度が向上するが、この受熱体自体は正確な位置及び向きに設けられるものではなったため、高い精度で温度を測定する場合には、温度の立ち上がり特性に難点があった。
このため、半導体ウエハを高い精度で温度を制御して加熱処理する際には、温度センサでの検出温度と半導体ウエハの実際の温度との間に多少の誤差が生じて、所望の熱処理を迅速に行うことができないという問題があった。
また、被加熱物の温度特性と、温度センサの温度特性との誤差を小さくするには、受熱体のサイズも、ある程度の大きさが必要になる。そして、受熱体のサイズが大きくなると、必然的に自重も重くなるため、受熱体の自重の影響によって、受熱体及び熱電対を精度よく配置することが難しくなる。さらに、受熱体の自重のために、受熱体と熱電対の接着部分に負荷が掛かり、破損等の恐れがあるという問題がある。
また、多点温度センサにおいては、大径の本管から枝分かれする小径の支管が複数あるが、熱電対は複数の支管の先端部分に設けられるため、熱電対を正確な位置に確実に固定することが容易でないという問題がある。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、温度検出素子を正確な位置に確実に固定することができ、温度の立ち上がり特性を向上させて、高い精度での温度制御を可能にした温度センサ及び熱処理装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本願発明に係る温度センサは、支管内に、温度を検出する温度検出素子と、当該温度検出素子を位置決めして支持する位置決め支持機構とを備えた温度センサである。上記温度検出素子のコードに張力がかけられて、上記位置決め支持機構が、張力がかけられた上記コードで支持されて上記温度検出素子を位置決め支持し、上記位置決め支持機構が、上記支管内の支持部によって支持される本体支持部と、上記温度検出素子を支持する受熱体の一端部に嵌合して片持ち状態で支持する支持溝と、この支持溝の一方の面を構成すると共にこの面を延長して上記受熱体の一側面を支持する支持片と、この支持片の中に設けられ上記温度検出素子のコードを通すコード穴とを備えて構成されたことを特徴とする
上記構成の発明により、温度検出素子を正確な位置に確実に固定して、温度の立ち上がり特性の向上及び高い精度での温度制御が可能になる。
本発明の第1実施形態に係る温度センサを示す正面断面図である。 本発明の第1実施形態に係る温度センサの要部を示す拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る温度センサを組み込んだ縦型熱処理装置を示す概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係る温度センサを示す正面断面図である。 本発明の第2実施形態に係る温度センサの要部を示す拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る温度センサの要部を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る温度センサの要部を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る温度センサの要部を示す背面図である。 本発明の第1変形例を示す斜視図である。 本発明の第2変形例を示す斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係る温度センサ及び熱処理装置について説明する。本実施形態に係る温度センサは、多点温度センサの保護管内における、温度検出素子を正確な位置に確実に固定することができると共に、各温度センサ先端に接続した受熱体の位置及び向きを正確に調整して支持できるように改良することで、温度変化に対する感度を向上させたものである。本発明の温度センサは、保護管内に温度検出素子を挿入した構成のすべての温度センサに適用することができる。本発明の温度センサは、例えば、半導体製造装置の拡散炉等の熱処理装置の温度制御のための温度測定等に適している。また、本発明の温度センサは、上記拡散炉以外にも種々の熱処理装置に組み込むことができる。
[第1実施形態]
本実施形態の温度センサ1を、図1,2に基づいて説明する。
本実施形態の温度センサ1は、多点温度センサであるため、大径の本管2と、この本管2から枝分かれする小径の支管3とを備えている。支管3は本管2に、測定対象点に合わせて複数本設けられている。温度センサ1は、図示するように主に、温度検出素子5と、位置決め支持機構6とを備えて構成されている。
温度検出素子5は、周囲の温度を検出する素子である。温度検出素子5としては、熱電対等の公知の素子を用いる。この熱電対等からなる温度検出素子5は、支管3の先端部に設けられている。この温度検出素子5からはコード5A,5Bが延びている。このコード5A,5Bは、支管3及び本管2を介して温度計測機(図示せず)側へ延びている。
位置決め支持機構6は、温度検出素子5を支持する支持管8と、当該支持管8を支持して支管3の設定位置に固定される位置決め部材9と、コード5Aに張力をかけるテンショナー10とから構成されている。
支持管8は、温度検出素子5を支持して、この温度検出素子5の位置を正確に規制するための管材である。支持管8は、セラミックス管等の剛性の高い管材で構成されている。これにより、支持管8は、位置決め部材9によって支持されることで、温度検出素子5をこの位置決め部材9を基準にして位置決めする。即ち、位置決め部材9が正確に位置決めされることで、この位置決め部材9に支持された剛性の高い支持管8の先端部も正確に位置決めされる。これにより、支持管8の先端の温度検出素子5も正確に位置決めされる。
位置決め部材9は、上述のように、温度検出素子5を位置決めするための部材である。支管3は、中空の管材で構成されて、その中心が温度検出素子5等を挿入する挿入孔3Aとなっている。この挿入孔3Aは断面円形状に形成されている。さらに、位置決め部材9が支持される設定位置(正確に位置決めされる位置)に段差が設けられている。即ち、上記設定位置を境にして挿入孔3Aの内径を異ならせることで、この挿入孔3A内に段差が設けられている。この段差を境に基端側(図2中の上方)が支持管挿入穴11、先端側(図2中の下方)が位置決め部材支持穴12となっている。これにより、位置決め部材9は支管3の先端側だけで移動できるようになっている。そして、位置決め部材支持穴12は、位置決め部材9を上記設定位置に支持するように、当該設定位置まで設けられている。これにより、位置決め部材9が位置決め部材支持穴12内の端部(上記段差)に位置した状態(図2の状態)で、この位置決め部材9が正確に位置決めされるようになっている。
テンショナー10は、設定された力(通常は弱い力)でコード5A,5Bに張力をかけるための機構である。テンショナー10は、公知の種々の構成のものを用いることができる。例えば、スプリングの弾性力を利用して張力をかけるものや、電磁的な力を利用するもの等の公知のテンショナー10を用いることができる。また、コード5A,5Bに一定の張力をかけた状態でコード5A,5Bを固定して張力をかけるようにしてもよい。
以上のように構成された温度センサ1は熱処理装置に組み込まれる。この熱処理装置の一例を図3に基づいて説明する。ここでは、半導体ウエハを加熱処理する縦型熱処理装置を例に説明する。この縦型熱処理装置においては、高さ方向(図3において、上下方向)に伸びるよう配置された、上端が開放されている直管状の内管51と、その周囲に所定の間隔を隔てて同心状に配置された、上端が閉塞されている外管52とからなる二重管構造を有する処理容器(プロセスチューブ)53を備えており、処理容器53の下方空間は、後述する被処理体保持具としてのウエハボート60に対して、被処理体である半導体ウエハの移載等が行われるローディングエリアLとされている。そして、内管51および外管52は、いずれも耐熱性および耐食性に優れた材料、例えば高純度の石英ガラスにより形成されている。
この処理容器53における外管52の下端部には、上端にフランジ部分54を有する短円筒状のマニホールド55が設けられており、当該フランジ部分54には、例えばOリングなどのシール手段(図示せず)を介して外管52の下端部に設けられた下端フランジ部分68がフランジ押え69によって接合されて、処理容器53の外管52が固定された状態とされている。処理容器53における内管51は、外管52の下端面より下方に延出して、マニホールド55内に挿入された状態で、このマニホールド55の内面に設けられた環状の内管支持部56により支持されている。
この縦型熱処理装置の処理容器53の縦断面において、マニホールド55の一方の側壁には、処理容器53内に処理ガスや不活性ガスを導入するためのガス供給配管57が設けられており、このガス供給配管57には、図示しないガス供給源が接続されている。また、マニホールド55の他方の側壁には、処理容器53内を排気する排気部59が設けられており、この排気部59には、例えば真空ポンプおよび圧力制御機構を有する排気機構(図示せず)が接続され、これにより、処理容器53内が所定の圧力に制御される。
処理容器53の下方には、上下方向に駆動されて被処理体保持具であるウエハボート60を処理容器53内に搬入、搬出する昇降機構61が設けられており、この昇降機構61は、処理容器53の下端開口62を開閉する円板状の蓋体63を備えている。ウエハボート60は、例えば高純度の石英ガラスよりなり、複数枚、例えば100〜150枚程度の半導体ウエハが水平となる状態で上下に所定間隔(ピッチ)、例えば5.2〜20.8mmで多段に載置される。
昇降機構61における蓋体63には、処理容器53と平行に上方に伸びる柱状の支持部材64が蓋体63を貫通する状態で設けられており、この支持部材64には、その上部にウエハボート60が載置される円板状のボートサポート65が一体に設けられていると共に、蓋体63の下部に設けられた回転駆動手段66に接続されている。また、蓋体63の上部には、例えば石英よりなる保温筒67が、支持部材64が挿通された状態で設けられている。
処理容器53の外側には、処理容器53内に収容された半導体ウエハを所定の処理温度に加熱するための加熱手段としての筒状ヒータ70が処理容器53の周囲を取り囲む状態で設置されている。筒状ヒータ70には、線状の抵抗発熱体が内面に螺旋状または蛇行状に配設された円筒状の断熱材(図示せず)が設けられており、この抵抗発熱体は、温度検出器71により検出された半導体ウエハの温度データに基づいて、当該半導体ウエハが予め設定された温度状態となるよう供給すべき電力の大きさを制御する制御部72に接続されている。
この筒状ヒータ70は、処理容器53内を高さ方向に複数、図示の例では3つの加熱領域(ゾーン)Z1〜Z3に分けて、各々の加熱領域について独立して温度制御が可能な状態、すなわちゾーン制御が可能な状態とされている。
処理容器53の上方には、処理容器53内におけるウエハボート60と対向する状態で筒状ヒータ70の上端面と平行に配置された面状ヒータ73が設けられており、これにより、処理容器53の上方からの放熱が有効に防止され、半導体ウエハをその面内において高い均一性で加熱処理することができる。面状ヒータ73は、例えば線状の抵抗発熱体が板状の基材上に配線されてなり、この抵抗発熱体は、制御部72に接続されている。
以上のように構成された縦型熱処理装置では、制御部72が、筒状ヒータ70、面状ヒータ73等を制御して、ウエハボート60を加熱処理する。
この縦型熱処理装置においては、上記温度検出器71として本実施形態の温度センサ1が配置されている。
この温度センサ1では、テンショナー10で張力がかけられたコード5Aが本管2の基端側へ引かれて支管3内で位置決め部材9を基端側(図1中の上方)へ引く。
これにより、位置決め部材9が上方へ引かれて位置決め部材支持穴12の上端部で支持される。これにより、位置決め部材9の位置決めがなされる。
テンショナー10と位置決め部材支持穴12とで位置決めがなされた位置決め部材9は、支持管8を介して温度検出素子5を支持する。これにより、温度検出素子5は、その位置決めが正確になされる。
この温度検出素子5の位置決めは、すべての支管3でなされる。そして、温度センサ1が、拡散炉等に組み込まれる。
以上により、温度検出素子5を正確な位置に確実に固定することができる。これにより、温度検出素子5が周囲の温度の変化に迅速に追従することができ、温度の立ち上がり特性を向上させることができる。この結果、高い精度での温度制御が可能になる。

[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態の特徴は、温度検出素子支持部21を設けた点にある。この温度検出素子支持部21は、図4,5に示すように、温度検出素子5が固定された受熱体22を片持ち状態で支持して温度検出素子5を正確な位置に固定する。
温度検出素子支持部21は、支管3の先端部に設けられている。温度検出素子支持部21は、受熱体22と、位置決め支持機構23と、支持部24と、テンショナー10とから構成されている。
受熱体22は、温度検出素子5を所定位置で固定して設定位置で支持されると共に、外部からの熱により加熱されるための板材である。受熱体22は、温度検出素子5を固定して、検査対象位置に正確に支持される。さらに受熱体22は、検査対象位置に向けて設けられ、この検査対象位置から伝わる熱を受けて加熱する。これにより、受熱体22は、検査対象位置の熱の変化にも迅速に追従して、温度検出素子5に伝えるようになっている。
位置決め支持機構23は、温度検出素子5及び受熱体22を正確な位置に支持するための機構である。位置決め支持機構23は、支持部24によって支管3内の設定位置に取り付けられている。
位置決め支持機構23は、図4〜8に示すように、支持部24によって支持される本体支持部26と、受熱体22の一端部に嵌合してこの受熱体22を片持ち状態で支持する支持溝27と、この支持溝27の一方の面を構成すると共にこの面を延長して上記受熱体22の一側面を支持する支持片28と、この支持片28及び後述する部材27Aの中に設けられ上記温度検出素子5のコード5A,5Bを通すコード穴29とを有する。
本体支持部26は六角柱状に形成されている。なお、本体支持部26は他の多角柱状又は楕円状等の他の形状でもよい。これにより、本体支持部26は、支持部24に嵌合することで、この支持部24によって設定位置に正確に且つ堅固に支持されるようになっている。
支持溝27は、受熱体22を正確に支持するための溝である。支持溝27は、本体支持部26から支管3の長手方向に延びた肉厚板状の部材27Aの先端側に設けられている。支持溝27は、部材27Aの先端側の正確な位置に設けられている。これにより、受熱体22の一端部が支持溝27に嵌合して支持されて、コード5A,5Bに張力をかけることで、受熱体22が支持溝27に確実に嵌合して位置ずれを起こすことなく、正確に位置決めされるようになっている。
支持片28は受熱体22の一側面を支持するが、受熱体22の一側面には支持片28を嵌合する嵌合溝31が設けられている。嵌合溝31は、支持片28の幅とほぼ同じ幅に成形されている。これにより、嵌合溝31が支持片28を図6,8中の左右方向にずれないように支持している。支持片28の先端では、温度検出素子5が接着剤32等で受熱体22に固定されている。これにより、受熱体22が支持溝27及び支持片28に対して前後左右上下方向へずれるのを防止している。さらに、コード穴29に通されてテンショナー10で張力がかけられたコード5A,5Bによって、受熱体22がずれることなく支持溝27及び支持片28に確実に支持されている。
コード穴29は、コード5A,5Bを、温度検出素子5からテンショナー10側へ配設するための穴である。コード穴29は、上記部材27A及び支持片28を貫通して設けられている。このコード穴29を通したコード5A,5Bによって、受熱体22が支持溝27及び支持片28側に引き寄せられて支持されるようになっている。
テンショナー10は、上述した第1実施形態のテンショナー10と同様である。このテンショナー10によって、コード5A,5Bに一定の張力がかけられる。
支持部24は、位置決め支持機構23を支持するための部材である。支持部24は、支管3の内壁を内側へ隆起させて、位置決め支持機構23の本体支持部26の形状に合わせて形成されている。具体的には、本体支持部26の六角形状に合わせて六角形穴状にしたり、六角形状の本体支持部26のうちの4面に接触して支持する四角形穴状にしたりする。この形状の支持部24に位置決め支持機構23の本体支持部26が、その位置及び向きを正確に保ちながら設定位置に固定されるようになっている。この設定位置にはストッパや段差(図示せず)等が適宜設けられて、位置決め支持機構23の本体支持部26がこのストッパに当接することで位置決め支持機構23の位置及び向きを正確に保ちながら設定位置に固定されるようになっている。
以上のように構成された温度センサでは、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができると共に、支持溝27及び支持片28等により、より正確に受熱体22(温度検出素子5)を位置決めして支持することができるようになる。
また、支持片28の支持構造が簡単になり、受熱体22の寸法の違いに関係なく、種々の寸法の受熱体22を容易に支持することができる。
また、上記各実施形態では、コード5A,5Bに張力をかけているので、振動等によって受熱体22(温度検出素子5)がずれるのを防止でき、温度センサに対する信頼性が向上する。
また、処理対象の被加熱物の温度特性と、上記温度センサの温度特性との誤差を小さくするために、受熱体22のサイズがある程度の大きくなって、その自重が重くなっても、位置決め支持機構23によって、受熱体22が所定位置及び所定向きに正確に且つ確実に支持されるため、温度検出素子5と受熱体22を精度よく配置することができ、高き精度で温度測定をすることができる。

[変形例]
上記第1実施形態では、位置決め部材9を断面円形状に形成したが、楕円状や多角形状等の他の形状にしてもよい。位置決め部材支持穴12も位置決め部材9に合わせて楕円状や多角形状等の他の形状にする。また、位置決め部材9から先端の温度検出素子5まで支持管8によって支持する構成にしたが、位置決め部材9と温度検出素子5との間に支持管8を支持する支持手段を設けてもよい。例えば、図9に示すように、支持管8を支持する位置決め部材35を設けてもよい。この位置決め部材35は、回転を防止するために断面楕円状に形成している。なお、断面長方形等の他の形状でもよい。これに合わせて、位置決め部材支持穴36は、縦の楕円形穴と横の楕円穴を合わせた形状の穴に形成する。楕円形でない場合は、長方形等の他の形状に合わせて縦横の穴の形状を設定する。これにより、位置決め部材35は、位置決め部材支持穴36に対して、適宜縦方向又は横方向に挿入することができるようになる。これにより、温度検出素子5をその位置及び向きを正確に調整して支持することができる。特に、受熱体を設ける場合は、その向きを正確に調整することができる。
また、図10のように、受熱体22をそのまま用いてもよい。即ち、支管3の内壁に、受熱体22が嵌るスリット37を設けて、受熱体22をこのスリット37に挿入するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、多点温度センサの保護管内に温度検出素子5を装着する場合を例に説明したが、多点温度センサ以外の温度センサでも支管3を備えたものであれば本願発明を適用することができる。
また、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で各構成要素を変形して具体化可能である。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1:温度センサ、2:本管、3:支管、5:温度検出素子、5A,5B:コード、6:位置決め支持機構、8:支持管、9:位置決め部材、10:テンショナー、11:支持管挿入穴、12:位置決め部材支持穴、21:温度検出素子支持部、22:受熱体、23:位置決め支持機構、24:支持部、26:本体支持部、27:支持溝、28:支持片、29:コード穴、31:嵌合溝、32:接着剤。

Claims (2)

  1. 支管内に、温度を検出する温度検出素子と、当該温度検出素子を位置決めして支持する位置決め支持機構とを備えた温度センサであって、
    上記温度検出素子のコードに張力がかけられて、
    上記位置決め支持機構が、張力がかけられた上記コードで支持されて上記温度検出素子を位置決め支持し、
    上記位置決め支持機構が、
    上記支管内の支持部によって支持される本体支持部と、上記温度検出素子を支持する受熱体の一端部に嵌合して片持ち状態で支持する支持溝と、この支持溝の一方の面を構成すると共にこの面を延長して上記受熱体の一側面を支持する支持片と、この支持片の中に設けられ上記温度検出素子のコードを通すコード穴とを備えて構成されたこと
    を特徴とする温度センサ。
  2. 対象物の温度を制御して熱処理を行う熱処理装置において
    上記温度制御のための温度の測定を行う温度センサとして請求項1に記載の温度センサを用いたことを特徴とする熱処理装置。
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