JP5643792B2 - 電飾広告用のライン照明装置 - Google Patents

電飾広告用のライン照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5643792B2
JP5643792B2 JP2012177642A JP2012177642A JP5643792B2 JP 5643792 B2 JP5643792 B2 JP 5643792B2 JP 2012177642 A JP2012177642 A JP 2012177642A JP 2012177642 A JP2012177642 A JP 2012177642A JP 5643792 B2 JP5643792 B2 JP 5643792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
line
longitudinal direction
lighting device
element mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012177642A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014035502A (ja
Inventor
克哉 斎藤
克哉 斎藤
Original Assignee
株式会社東具
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東具 filed Critical 株式会社東具
Priority to JP2012177642A priority Critical patent/JP5643792B2/ja
Publication of JP2014035502A publication Critical patent/JP2014035502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5643792B2 publication Critical patent/JP5643792B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Description

本発明は複数の発光素子を列状に並べて照明する電飾広告用のライン照明装置に関し、さらに詳細には、POP広告の広告媒体等に用いる電飾照明に好適な電飾広告用のライン照明装置に関する。
商品の販売を行う店舗では、陳列棚等に、商品名、価格、キャッチコピー、説明文、イラスト等の商品情報を記載したPOP広告用の広告媒体を貼り付け、顧客の関心を惹くように努めている。そのようなPOP広告では、小型軽量のLEDによるライン照明装置を用いた電飾広告にすることが有効である。
図7は、電飾を用いた広告媒体の従来例を示す図である。すなわち図7(a)は、広告媒体50を正面から見た図であり、図7(b)は、当該広告媒体50の裏側に取り付けられるライン照明装置53を示す図であり、図7(c)は、ライン照明装置53を取り付けた状態の広告媒体50を裏側から見た図である。
広告媒体50は円盤51からなり、表面側には広告用の文字(「NEW」等)が印刷されるとともに、後述する複数のLED55の発光面を表示するための窓孔52が所定ピッチで環状に形成されている。ライン照明装置53は、最大径が円盤51より小さくなるようにしたリジッドなプリント配線基板54からなり、その表面側にはLED55が窓孔52と同じピッチで環状に配置され、裏面側にはLED55の電源となるボタン電池56やLED55の点灯を制御する制御回路57が固定されている。そして、ライン照明装置53のLED55の発光面が、円盤51の窓孔52から見えるように位置合わせして取り付けられている。そして広告媒体50は、正面から見たときに各LED55が制御回路57により所定のタイミングで環状に点滅するなどの発光が行われるようにしてある。
また、図8は、電飾を用いた広告媒体の他の従来例を示す図である。すなわち図8(a)は、広告媒体60を正面から見た図であり、図8(b)は、当該広告媒体60の裏側に取り付けられるライン照明装置63を示す図であり、図8(c)は、ライン照明装置63を取り付けた状態の広告媒体60を裏側から見た図である。
広告媒体60は方形盤61からなり、表面側には広告用の文字(「NEW」等)が印刷されるとともに、後述する複数のLED65の発光面を表示するための窓孔62が所定ピッチで直線状に形成されている。ライン照明装置63は、最大長さ(最大径)が方形盤61より小さくなるようにしたリジッドなプリント配線基板64からなり、その表面側にはLED65が窓孔62と同じピッチで直線状に配置され、裏面側にはLED65の電源となるボタン電池66やLED65の点灯を制御する制御回路67が固定されている。そして、ライン照明装置63のLED65の発光面が、方形盤61の窓孔62から見えるように位置合わせして取り付けられている。そして広告媒体60は、正面から見たときに各LED65が制御回路67により所定のタイミングで直線状に点滅するなどの発光が行われるようにしてある。
この2つの例のように、従来のPOP広告用のライン照明装置53、63は、LED55、65の配置が異なる広告媒体50、60ごとに、その形状に合わせたリジッドなプリント配線基板54、64を用いていた。すなわち、上記の従来例では、LED65を直線状に配置した照明を行うプリント配線基板64と、LED55を環状に配置した照明を行うプリント配線基板54とは別々に用意する必要があった。
一方、自動車や電機機器等のメータ用の照明に用いる照明装置では、配線基板にベークライト等のリジッドな材質を用いた照明装置に代えて、取り扱いしやすいフレキシブルな配線基板(FPC基板とも呼ばれる)を用い、ケース内などに収容する際に折り曲げしやすくするための薄肉部を形成したものが開発されている(特許文献1参照)。
すなわち、細長な帯状のフレキシブル配線基板(絶縁基板)上に、長手方向に沿って並行に並んだ一対の導体パターンを形成し、この2本の導体パターンの間にLEDを装着するランド部を設けるようにして、LEDを直列に配置するようにした照明装置が開示されている。
特開2006−314858号公報
特許文献1に開示されているようなライン照明装置では、LEDを搭載する配線基板として、細長で帯状のフレキシブル配線基板を用いているので、リジッドな配線基板を用いた場合よりも、小さなケースに収容する際には取り扱いやすい。
しかしながら、細長で帯状のフレキシブル配線基板を用いた場合でも、LEDを環状に配列したり、直線状に配列したり、自由に配列方向を変更することは困難である。
すなわち、フレキシブル配線基板にはポリイミド樹脂やポリエステル樹脂等の帯状フィルム基板が用いられているが、これらの材料はフィルム面に垂直な方向についてはフレキシブル性を発揮するが、フィルム面内方向(フィルム二次元面内)についてはほとんど伸縮しない材料であるため、フィルム面方向のフレキシブル性がほとんどない。なお、帯状フィルム基板を折り曲げることでわずかに二次元面内での自由度を与えることはできるが、十分ではない。
そのため、フレキシブル配線基板に搭載されたLEDであっても、二次元面内でのLEDの配置を大きく変更することは困難であり、例えば、図7の環状の窓孔52に取り付けるには、円弧状の帯状フレキシブル配線基板にLEDを搭載する必要があり、図8の直線状の窓孔62に取り付けるには、直線状の帯状フレキシブル配線基板にLEDを搭載する必要があり、1つのライン照明装置で共用することはできなかった。それゆえ、リジッド配線基板に代えて、フレキシブル配線基板を用いる場合でも、広告媒体等の窓孔の配列が異なるごとに、その形状に合わせたフレキシブル配線基板を用いる必要があった。
そこで本発明は、広告媒体等にLEDを貼り付ける際に、その広告媒体に応じてLEDの配列方向を自由かつ簡単に変更できる電飾広告用のライン照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明のライン照明装置は、長手方向を有し、かつ、配線となる導体パターンが形成された可撓性のフレキシブルプリント配線基板に、複数の発光素子が前記長手方向に沿って所定の間隔をあけて接合され、前記導体パターンを介して当該各発光素子と接続された制御部により前記各発光素子を点灯する電飾広告用のライン照明装置であって、前記フレキシブルプリント配線基板は、前記各発光素子が接合される複数の素子搭載部と、素子搭載部に搭載された発光素子の位置関係を調整するための屈曲部とが交互に並ぶように一体形成され、さらに前記フレキシブルプリント配線基板の長手方向の一端側に前記屈曲部を介して前記制御部が接続され、前記各屈曲部は、前記長手方向と直交する幅方向が前記素子搭載部の幅よりも幅狭で前記長手方向に帯状に延びる少なくとも1本の帯状体からなり、当該帯状体を介して導体パターンが各発光素子に接続されるとともに、当該帯状体が素子搭載部の基板面に対して立体的に屈曲可能に構成され、前記素子搭載部および前記制御部が電飾広告媒体に貼り付けられるようにしている。
ここで、「フレキシブルプリント配線基板」とは、一般にFPC基板と呼ばれており、ポリイミド樹脂やポリエステル樹脂からなるフィルム状の基板をいう。
屈曲部を形成する(素子搭載部よりも)幅狭である「帯状体」の幅は、配線となる複数本の導体パターンが短絡することなく平行に形成できる幅があればよい。そして帯状体の数は少なくとも1つあればよいが、配線(導体パターン)の本数を増やしたいときは、複数の帯状体にすればそれぞれに導体パターンを形成して配線数を増やすことができるので、より多数の発光素子を配列することができる。素子搭載部の幅は、当該素子搭載部に発光素子を取り付けるために必要な領域だけでなく、他の素子搭載部の発光素子に接続する配線となる導体パターンを形成するために必要な領域も含めた幅が必要になる。また、広告媒体に貼り付けるときに貼りやすくするためにも十分な幅にすることが望ましい。
本発明によれば、可撓性のフレキシブルプリント配線基板を、全体が一定幅の帯状の配線基板ではなく、幅狭の(1本または複数本の)帯状体からなる屈曲部と、それよりも幅広の素子搭載部とが交互に設けられる構造にした。これにより、隣接する素子搭載部の発光素子を、所望の配列方向に向けて貼り付けたいときは、幅狭の帯状体からなる屈曲部を素子搭載部に対して立体的に屈曲させることで、屈曲部は帯状体ごとに立体的に曲げられるので、発光素子を任意の方向・位置に配列させて貼り付けることが容易になる。そして、素子搭載部は広告媒体の裏面等に直接貼り付けられるとともに、貼り付けられる素子搭載部の間の屈曲部(帯状体)は、立体的に曲げられた状態で取り付けられることになる。
また、制御部が、フレキシブルプリント配線基板の長手方向の一端側に屈曲部を介して接続されるようにしているので、制御部も含めてフレキシブルに装着することができるようになる。
上記発明において、前記導体パターンは、全発光素子に接続される1つの共用ラインと、発光素子ごとに別々に接続する複数の個別ラインとから形成されるようにしてもよい
これにより、全体を一括して同時に点灯させたり消灯させたりするだけでなく、個々の発光素子を独立に制御できるので、例えば時間差で点灯させて光が走るように見せたりすることができ、人目を惹きやすい電飾が可能になる。
また、個々の発光素子が独立に制御できる導体パターンにしたことにより、フレキシブルプリント配線基板に列状に搭載されている発光素子数が、使用したい発光素子数よりも多い場合には、制御部から離れた側の一部の発光素子を当該発光素子に隣接する屈曲部で切断する簡単な処理だけで、必要な発光素子数に減らして使用することができるようになり、広告等の表現サイズに適した電飾が可能になる。
上記発明において、前記長手方向の長さは、各屈曲部が各素子搭載部よりも長くなるように形成するのが好ましい。
これにより、屈曲部が立体的に曲がりやすくなり、発光素子の貼り付け方向の自由度が十分に確保できる。
上記発明において、各屈曲部が長手方向に延びる1本の帯状体で構成され、当該1本の帯状体の両面に導体パターンが形成されるようにしてもよい。
各屈曲部が1本の帯状体で形成されることにより、各屈曲部では屈曲しやすくなるが、配線となる導体パターンが形成できる屈曲部の幅が小さくなる。そのため、帯状体の両面に導体パターンを形成することで、導体パターンを形成できる領域を増やして配線の本数を確保することができる。
上記発明において、各屈曲部が長手方向に延びる複数の並列に並んだ帯状体で構成され、当該帯状体の間に挟まれた領域には方形孔またはスリットが形成されるようにしてもよい。
屈曲部に方形孔またはスリットを形成することで複数の並列に並んだ帯状体を形成することができる。このようにして形成した複数の帯状体に導体パターンを形成することで、配線の本数が確保できるとともに、帯状体ごとに立体的に屈曲させることで屈曲部の曲げ方の自由度を確保することができる。したがって、列状の発光素子の数を増やしたいときに、配線の本数を増やしても断線等の問題が生じることなく、配列方向の自由度を確保できるライン照明が可能となる。
本発明の一実施形態であるライン照明装置の構成を示す図。 図1のライン照明装置を用いた広告媒体の使用状態の一例を示す図。 本発明のライン照明装置の使用状態の他の一例を示す図。 本発明のライン照明装置の使用状態のさらに他の一例を示す図。 本発明の他の一実施形態であるライン照明装置の構成を示す図。 本発明のさらに他の一実施形態であるライン照明装置の構成を示す図。 電飾を用いた広告媒体の従来例を示す図。 電飾を用いた広告媒体の他の従来例を示す図。
以下、本発明のライン照明装置を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるライン照明装置10の構成を示す図である。
このライン照明装置10は、長手方向を有するフレキシブル配線基板S(以下「FPC基板S」と称する)上に、素子搭載部11a〜11e(個々を区別しないときは符号を11とする)と、1本の帯状の屈曲部12a〜12e(個々を区別しないときは符号を12とする)とが交互に形成され、さらに一端側に制御部13が一体に形成される。このFPC基板Sの素材としては、例えばポリイミド樹脂が好適に用いられる。
FPC基板Sの長手方向に対し垂直な方向である幅方向の長さは、素子搭載部11が屈曲部12よりも幅広になるように形成してある(例えば1本の屈曲部12の(帯状体の)幅と素子搭載部11の幅との比を1/3〜1/6程度とするのが好ましい)。
素子搭載部11a〜11eには、それぞれの中央近傍にLED14a〜14eが接合されており、各LED14は、FPC基板S上に形成されたランド部(LEDの直下)にて、後述する電気配線となる導体パターンと導電性接着剤で接合されている。
素子搭載部11および屈曲部12には電気配線となる導体パターンが長手方向に沿って形成され、その一端が制御部13に接続されている。導体パターンは全LED14に接続される1本の共用ライン15(接地側)と、個々のLED14a〜14eごとに1本ずつ接続される個別ライン16a〜16eとからなる。共用ライン15はFPC基板Sの表面側に形成され、個別ライン16a〜16eはFPC基板Sの裏面側に形成されている。図において共用ライン15の線幅は、各個別ライン16の線幅よりも少し太くしてある。なお、個別ライン16a〜16eは共用ライン15の裏側に隠れてしまうので、図1の屈曲部12では図示を省略し、素子搭載部11でも一部分のみを図示した。特に、LED14eに接続される個別ライン16eについては、全てが共用ライン15の裏側に隠れてしまうため図示を省略する。
これらの共用ライン15および個別ライン16a〜16eは制御部13に接続され、各LED14は独立に制御される。したがって各LED14は個別に点灯させることができ、点灯のタイミングを調整することにより、人目を惹くように次々と光らせたり、ばらばらに点滅させたりすることができる。
屈曲部12でのFPC基板Sの幅は、狭くするほど屈曲しやすくなるが、配線となる導体パターンが短絡したり断線したりしない程度の信頼性を確保できる幅とする。例えば、1本の個別ライン16の幅を0.4mmにして5本形成する場合は、絶縁のための幅も含めて、例えば3mm程度の幅にするのがよい。なお、個別ライン16の一部を共用ライン15が形成される表面側に設けるようにしてもよい。搭載するLEDの数をさらに増やすときは、表裏両面に個別ラインを設けるようにする方が好ましい。
一方、素子搭載部11のFPC基板Sの幅は、LED14を接合するために要するランド部の幅と、他の素子搭載部11に接続する個別ライン16を、当該ランド部を迂回して通過させるために必要な幅とを加えた幅が必要になる。具体的には、図1の例では、最も制御部13に近い素子搭載部11eにおいて、4本の個別ライン16a〜16dをランド部から迂回させるための幅(例えば5mm程度)を、ランド部の幅(約3mm程度)に加えた幅(約8mm)にする必要がある。
なお、実際の素子搭載部11の幅は、個別ライン16の導体パターンを、ランド部を迂回させるために必要な幅よりもさらに大きい幅にして、LED14を広告媒体等に貼り付けるときに貼り付けやすい大きさとすることができる。具体的には、広告媒体の窓孔(図7参照)にLED14を取り付けるときに、素子搭載部11を窓孔の周囲に貼り付けるための貼り代として用いることができるため、貼り代として用いるのに適した幅(例えば15mm程度)にする方が使いやすくなる。
制御部13には、LED14を発光する制御を行う制御用IC13a、一定間隔で点滅させるためのタイミングを調整する水晶発振回路13bが設けられ、電源17としての太陽電池から電力が供給されることによりLED14が点灯するようにしてある。なお、電源には太陽電池に代えてAC電源やボタン電池等を用いてもよい。
次に、ライン照明装置10を使用した広告媒体の使用状態の一例について説明する。図2(a)はライン照明装置10が貼り付けられた広告媒体20を正面から見た図であり、図2(b)は裏側から見た図である。
広告媒体20は円盤51aとその裏面に貼り付けられたライン照明装置10とにより構成される。なお、円盤51aは図7の円盤51と同じものであるが、折り曲げ線Lで折り曲げることにより自立させた状態で使用するようにしている。この場合、図7で用いたライン照明装置53はリジッドなプリント基板であり、図2のように折り曲げ線Lに沿って折り曲げることができないため、自立状態にするときは使用できない。そこで、二次元面方向にフレキシブルに貼り付けることができるライン照明装置10が用いられる。
図2(b)に見られるように、円盤51aの5つの窓孔52a〜52eに対し、ライン照明装置10の5つのLED14a〜14eを嵌め込む。そして、素子搭載部11a〜11eを円盤51aの裏面側に密着させて粘着テープ等で貼り付ける。このとき屈曲部12a〜12eを立体的に屈曲させることにより、5つのLED14を環状の窓孔52に嵌め込むことができる。屈曲部12a〜12eは、円盤51aの表面側からは見えない位置に取り付けてあるので、特に気にならない場合は、立体的に屈曲させた状態のままにしておけばよい。なお、気になる場合には、さらに各屈曲部12を折り曲げて円盤51aの裏面に密着させ、屈曲部12についても粘着テープ等で円盤51aの裏面に貼り付けてもよい(図2(b)参照)。また、制御部13についても円盤51aの裏面に貼り付ける。これにより広告媒体20は、ライン照明装置10が円盤51aに固定された状態になる。
以上は、ライン照明装置10を円盤51aに取り付け、環状の配列でLED14を発光させる場合について説明したが、円盤51aに代えて、図8に示した方形盤61における直線状の窓孔62に、同様の方法で貼り付けて直線状の配列で発光させることもできる。
さらに、ライン照明装置10は、図3(a)、(b)に示すように、二次元平面上でさまざまな二次元曲線に沿うように貼り付けて使用することもできる。また、図4に示すように円筒形の立体物の内壁面に貼り付け、螺旋状や環状にLED14を貼り付けて使用することもできる。
ところで、図2〜4で説明したライン照明装置10の使用状態では、いずれも搭載されている5つのLED14a〜14eを全て使用している。しかしながら、場合によってはLEDを4つ、あるいはそれ以下の数に減らして使用したい場合がある。
例えば、LEDの使用数を4つに減らしたい場合は、ライン照明装置10の制御部13から最も離れたLED14aに隣接する屈曲部12aをその部分に形成されている導体パターンとともに切断し、切断部分に漏電防止のための端末処理を行う。これにより、残り4つのLED14b〜14eだけで使用することができるようになり、その場合でも個々のLED14b〜14eは、導体パターンを介して制御部13により独立に制御される。
同様に、3つだけで使用する場合は屈曲部12b、2つだけで使用する場合は屈曲部12cで切断すればよい。
以上本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものでない。
例えば、ライン照明装置10では素子搭載部11を方形にしたが、これを円形や楕円形にしてもよいことはもちろんである。
また、ライン照明装置10では、制御部13を同じFPC基板Sに形成したが、制御部を別に設け、導体パターンを介して接続するようにしてもよい。
また、上記の実施例においてライン照明装置10に当初に搭載されたLED数は5つであるが、必要に応じてLED数を所望の数に増減してもよい。
また、LED14は、外形が方形のものを用いたが、外形が円形のLEDであってもよい。
(変形実施形態)
図5は本発明の他の実施形態であるライン照明装置30の構成の一部を示す図である。なお、図1と同じ構成部分については同符号を付すことにより説明を省略する。また、図示していない制御部13等の構成については図1と同じであるので説明を省略する。
図1で説明したライン照明装置10では、例えば屈曲部12bが1本の帯状体で形成されているが、ライン照明装置30では、屈曲部12bに対応する屈曲部を、2本の帯状体の屈曲部32b−1、32b−2(個々を区別しないときは32bとする)で構成されるようにし、これらの間に方形孔H(コーナ部分は丸くしてある)が形成されるようにしている。なお、屈曲部12b以外の屈曲部12(12a、12c、12d、12e)に対応する屈曲部32(32a、32c、32d、32e)についても同様である。これにより、LED14への配線となる導体パターンを形成できる領域が2本となるので、導体パターンの形状選択の自由度が向上する。例えば図5に示すように屈曲部32b−1に共通ライン15を形成し、32b−2に個別ライン16a、16b等を形成することができる。
そして、屈曲部32b−1と屈曲部32b−1とを別々に立体的に曲げることができるので、これにより、隣接するLED14bとLED14cとの位置関係を、二次元面内で自由に調整することができるようになる。
図6は、さらに他の実施形態であるライン照明装置40の構成の一部を示す図である。なお、図1と同じ構成部分については同符号を付すことにより説明を省略する。また、図5と同様に、図示を省略した制御部13等の構成については、図1と同じであるので説明についても省略する。
ライン照明装置40では、屈曲部12bに対応する屈曲部を、5本の帯状体の屈曲部42b−1、42b−2、42b−3、42b−4、42b−5(個々を区別しないときは42bとする)で構成されるようにし、これらの間がスリットSLで分離されるようにしている。なお、屈曲部42b以外の屈曲部12(12a、12c、12d、12e)に対応する屈曲部42(42a、42c、42d、42e)についても同様である。これにより、LED14への配線となる導体パターンを形成できる領域が5本となるので、導体パターンの形状選択の自由度がさらに向上する。例えば図6に示すように、屈曲部42b−3に共通ライン15を形成し、42b−5に個別ライン16a、42b−4に16bを形成することができる。
そして使用するLEDの数をさらに増加させたときであっても、導体パターンを5つの屈曲部のいずれかに形成すればよく、さらに不足するときは裏面側にも形成することができるので、多数のLEDを接続するときにも対応することができる。
そして、屈曲部42b−1〜42b−5を別々かつ立体的に曲げることにより、隣接するLED14bとLED14cとの位置関係を、二次元面内で自由に調整することができるようになる。他の屈曲部42(42a、42c、42d、42e)についても同様に二次元面内で自由に調整することができるようになる。
以上、本発明の変形実施形態について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものではなく、その目的を達成し、請求の範囲を逸脱しない範囲内で適宜修正、変更することが可能である。
本発明はFPC基板上に複数のLEDを所定の間隔を隔てて列状に実装するライン照明装置に利用できる。
S:フレキシブルプリント配線(FPC)基板
10 ライン照明装置
11(11a〜11e):素子搭載部
12(12a〜12e):屈曲部
13:制御部
14(14a〜14e):LED(発光素子)
15:共用ライン(導体パターン)
16(16a〜16e):個別ライン(導体パターン)
17:電源
20:広告媒体
51a:円盤
52(52a〜52e):窓孔

Claims (5)

  1. 長手方向を有し、かつ、配線となる導体パターンが形成された可撓性のフレキシブルプリント配線基板に、複数の発光素子が前記長手方向に沿って所定の間隔をあけて接合され、前記導体パターンを介して当該各発光素子と接続された制御部により前記各発光素子を点灯する電飾広告用のライン照明装置であって、
    前記フレキシブルプリント配線基板は、前記各発光素子が接合される複数の素子搭載部と、素子搭載部に搭載された発光素子の位置関係を調整するための屈曲部とが交互に並ぶように一体形成され、
    さらに前記フレキシブルプリント配線基板の長手方向の一端側に前記屈曲部を介して前記制御部が接続され、
    前記各屈曲部は、前記長手方向と直交する幅方向が前記素子搭載部の幅よりも幅狭で前記長手方向に帯状に延びる少なくとも1本の帯状体からなり、当該帯状体を介して導体パターンが各発光素子に接続されるとともに、当該帯状体が素子搭載部の基板面に対して立体的に屈曲可能に構成され
    前記素子搭載部および前記制御部が電飾広告媒体に貼り付けられることを特徴とする電飾広告用のライン照明装置。
  2. 前記導体パターンは、全発光素子に接続される1つの共用ラインと、発光素子ごとに別々に接続する複数の個別ラインとから形成される請求項1に記載の電飾広告用のライン照明装置。
  3. 前記長手方向の長さは、各屈曲部が各素子搭載部よりも長くなるように形成してある請求項1または請求項2に記載の電飾広告用のライン照明装置。
  4. 前記各屈曲部が長手方向に延びる1本の帯状体で構成され、当該1本の帯状体の両面に導体パターンが形成される請求項1〜請求項のいずれかに記載の電飾広告用のライン照明装置。
  5. 前記各屈曲部が長手方向に延びる複数の並列に並んだ帯状体で構成され、当該帯状体の間に挟まれた領域には方形孔またはスリットが形成される請求項1〜請求項のいずれかに記載の電飾広告用のライン照明装置。
JP2012177642A 2012-08-10 2012-08-10 電飾広告用のライン照明装置 Active JP5643792B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012177642A JP5643792B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 電飾広告用のライン照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012177642A JP5643792B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 電飾広告用のライン照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014035502A JP2014035502A (ja) 2014-02-24
JP5643792B2 true JP5643792B2 (ja) 2014-12-17

Family

ID=50284507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012177642A Active JP5643792B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 電飾広告用のライン照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5643792B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI656653B (zh) 2014-07-10 2019-04-11 日商住友電氣工業股份有限公司 Solar power generation module and solar power generation device
JP6123845B2 (ja) * 2015-05-25 2017-05-10 住友電気工業株式会社 太陽光発電モジュール、太陽光発電装置および太陽光発電モジュールの製造方法
KR20180010360A (ko) * 2016-07-20 2018-01-31 주식회사 케이케이디씨 플렉시블 led 조명등
ES1211489Y (es) * 2018-04-06 2018-07-26 Ohmio Servicios Integrales S L Tira de leds con iluminacion discontinua
CN112369128A (zh) * 2018-06-27 2021-02-12 住友电气工业株式会社 柔性印刷线路板的前体、制造柔性印刷线路板的方法、聚光型光伏发电模块和发光模块

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011071419A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Yazaki Corp Led光源ユニットおよびそれを用いた室内照明灯
JP5031011B2 (ja) * 2009-10-21 2012-09-19 エイテックス株式会社 フレキシブル発光装置およびその製造方法
JP4951690B2 (ja) * 2010-03-16 2012-06-13 シルバーメイキング株式会社 看板文字

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014035502A (ja) 2014-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5643792B2 (ja) 電飾広告用のライン照明装置
US4173035A (en) Tape strip for effecting moving light display
JP3200708U (ja) Led照明装置
US20140331532A1 (en) Flexible clear and transparent lighting strips and signage
JP5681436B2 (ja) 発光装置および照明装置
US20120217520A1 (en) Led mount bar capable of freely forming curved surfaces thereon
CN111770708B (zh) 用于商品展示装置的低压电力系统
TWM412314U (en) Assembly light unit and light bar and notebook computer therewith
US8556652B2 (en) Flexible printed circuit board assembly and flat panel display apparatus using the same
WO2009016853A1 (ja) 照明装置、及びこれを用いた表示装置
EP3142468B1 (en) Flexible printed circuit board and method of folding a flexible printed circuit board
US9097917B2 (en) Electronic display screen modular unit structure
US8888350B2 (en) Light source assembly and backlight assembly having the same
US20100149811A1 (en) Channel letter lighting system using high output white light emitting diodes
CN109076693B (zh) 柔性固态照明带
US20130188357A1 (en) Channel letter lighting system using high output white light emitting diodes
EP2843297B1 (en) Light bar structure
US9874335B2 (en) Printed circuit board, and lighting device and backlight unit including the same
CN207266366U (zh) 柔性印刷电路板与线光源
KR200373227Y1 (ko) 인테리어 및 사인 광고용 발광 조명장치
JPH10116039A (ja) 発光ダイオードの表示装置
JP6001694B2 (ja) 照明装置の製造方法
RU118024U1 (ru) Устройство для создания динамически сменяемых изображений
JPH0328465Y2 (ja)
JP6148382B2 (ja) 発光装置および照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5643792

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250