JP2011071419A - Led光源ユニットおよびそれを用いた室内照明灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】面発光ユニットのサイズが変わってもアルミプレートのみを変更するだけで、それ以外のLED光源ユニットは常に同じものを用いることができるようにして、コスト高とならないLED光源ユニットを提供する。
【解決手段】LEDを所定の間隔をおいて実装部11に実装したフレキシブルプリント基板10と、LEDの発熱を放熱する放熱板20Sと、放熱板20SにはLEDの実装裏面に位置するLED実装部21を設け、LED実装部11間にLED実装部間の間隔に合わせてフレキシブルプリント基板10の余長を収納する空間部22を設けている。
【選択図】図1
【解決手段】LEDを所定の間隔をおいて実装部11に実装したフレキシブルプリント基板10と、LEDの発熱を放熱する放熱板20Sと、放熱板20SにはLEDの実装裏面に位置するLED実装部21を設け、LED実装部11間にLED実装部間の間隔に合わせてフレキシブルプリント基板10の余長を収納する空間部22を設けている。
【選択図】図1
Description
本発明は、室内照明灯や液晶のバックライト等に用いられる面光源用の光源ユニットで、特に導光板を介して均一な発光面を得るため複数のLEDを用いたLED光源ユニットに関する。
導光板を用いて均一な発光面を得るため、複数のLEDを等間隔で配置して用いたLED光源ユニットとしては特許文献1記載のものがある。
〈特許文献1記載の面発光ユニットの構成〉
図3は特許文献1記載の面発光ユニットの原理を示す斜視図である。
面発光ユニット100は、液晶表示器などの裏側に配設されてバックライトとして用いられるもので、LEDを複数個搭載したLED光源ユニット40からの光が導光板50の入光側面5eから入って、導光板50の中を導光・拡散して、最終的に全面に亘って均一な光となってプリズムシート60から出光するものである。
導光板50は透光性の樹脂(ポリカーボネイト)より成る平面形状が略四辺形の板状で、上面5j側にプリズムシート60を設け、下面5kには、入光側面5eから離れる方向に関して左右対称の斜面を有する対称プリズム5pが入光側面5eの近傍に形成されており、さらに、入光側面5eから離れるにしたがって上面との距離が緩やかに減少する第1の斜面a1と上面との距離が急激に増加していく第2の斜面a2とよりなる非対称プリズム5aが複数個(図では5個)対称プリズム5pの反入光側面5e側に形成されている。さらに、対称プリズム5pおよび非対称プリズム5aを透過して下方に到来した光をすべて反対側に反射させる反射板70をその下方に設けている。
図3は特許文献1記載の面発光ユニットの原理を示す斜視図である。
面発光ユニット100は、液晶表示器などの裏側に配設されてバックライトとして用いられるもので、LEDを複数個搭載したLED光源ユニット40からの光が導光板50の入光側面5eから入って、導光板50の中を導光・拡散して、最終的に全面に亘って均一な光となってプリズムシート60から出光するものである。
導光板50は透光性の樹脂(ポリカーボネイト)より成る平面形状が略四辺形の板状で、上面5j側にプリズムシート60を設け、下面5kには、入光側面5eから離れる方向に関して左右対称の斜面を有する対称プリズム5pが入光側面5eの近傍に形成されており、さらに、入光側面5eから離れるにしたがって上面との距離が緩やかに減少する第1の斜面a1と上面との距離が急激に増加していく第2の斜面a2とよりなる非対称プリズム5aが複数個(図では5個)対称プリズム5pの反入光側面5e側に形成されている。さらに、対称プリズム5pおよび非対称プリズム5aを透過して下方に到来した光をすべて反対側に反射させる反射板70をその下方に設けている。
〈特許文献1記載の面発光ユニットの動作〉
電源よりLEDに電流が供給されるとLEDは発光し、LEDからの出射光は入光側面5eから導光板50に入り、上面5jと下面5kの間で反射を繰り返し、かかる反射を繰り返すことにより反射の度に入射角が次第に減少し、入射角が臨界角以下となったときに屈折により外部に出射する。屈折により上面5jを透過した光線は、プリズムシート60に入射し、プリズムシート60内で正反射され最終的にはz方向へ進路を変える。このz方向に向かう光線が液晶表示器に入射することにより、液晶を透過する光の方向を理想的なものとし、鮮明な表示を可能とし、さらに、対称プリズム5pおよび非対称プリズム5aの機能によって従来のような輝線を生ずることは確実に防止されることができる。
このように、LED光源ユニット40の複数(図では4個)のLEDを入光側面5eに対して等ピッチに配設することによって、プリズムシート60から全面に亘って均一な光となって出光することができる。
電源よりLEDに電流が供給されるとLEDは発光し、LEDからの出射光は入光側面5eから導光板50に入り、上面5jと下面5kの間で反射を繰り返し、かかる反射を繰り返すことにより反射の度に入射角が次第に減少し、入射角が臨界角以下となったときに屈折により外部に出射する。屈折により上面5jを透過した光線は、プリズムシート60に入射し、プリズムシート60内で正反射され最終的にはz方向へ進路を変える。このz方向に向かう光線が液晶表示器に入射することにより、液晶を透過する光の方向を理想的なものとし、鮮明な表示を可能とし、さらに、対称プリズム5pおよび非対称プリズム5aの機能によって従来のような輝線を生ずることは確実に防止されることができる。
このように、LED光源ユニット40の複数(図では4個)のLEDを入光側面5eに対して等ピッチに配設することによって、プリズムシート60から全面に亘って均一な光となって出光することができる。
〈特許文献1記載のバックライトユニットの問題点〉
面発光ユニット100のサイズが大きくなっても、ユニット全面に亘って常に均一な輝度とするには、面発光ユニット100のサイズが大きくなるに伴ってLED光源ユニット40のLED間のピッチも大きくする必要がある。すなわち、面発光ユニット100のサイズとLED光源ユニット40のLED間のピッチとは比例の関係にしなければならない。そこで、面発光ユニット100のサイズが1倍から1.2倍となるとLED光源ユニット40のLED間のピッチも1.2倍にする必要がある。そうするとサイズが1倍の面発光ユニット100のときに用いていたLED光源ユニット40はもう使えなくなり、LED間のピッチが1.2倍のLED光源ユニットを改めて設計して、作り直さなければならず、基板の形状変更を強いられるため、コスト高となった。
面発光ユニット100のサイズが大きくなっても、ユニット全面に亘って常に均一な輝度とするには、面発光ユニット100のサイズが大きくなるに伴ってLED光源ユニット40のLED間のピッチも大きくする必要がある。すなわち、面発光ユニット100のサイズとLED光源ユニット40のLED間のピッチとは比例の関係にしなければならない。そこで、面発光ユニット100のサイズが1倍から1.2倍となるとLED光源ユニット40のLED間のピッチも1.2倍にする必要がある。そうするとサイズが1倍の面発光ユニット100のときに用いていたLED光源ユニット40はもう使えなくなり、LED間のピッチが1.2倍のLED光源ユニットを改めて設計して、作り直さなければならず、基板の形状変更を強いられるため、コスト高となった。
〈LED光源ユニットの長さとLED間のピッチの関係〉
図4はLED光源ユニットの長さとLED間のピッチの関係を示す図で、(S)はLED光源ユニットの全長が短い例、(W)はLED光源ユニットの全長が長い例の場合であり、両図において、(1)はLEDを実装したプリント基板、(2)はLEDから発する熱を放熱させるための放熱用アルミプレート、(3)はLED光源ユニット、の各斜視図である。
LED光源ユニット40の全長が短い(s)場合のLED光源ユニット40SはLED間のピッチがピッチaである。ピッチaのLED間隔を得るには、LEDを搭載したプリント基板についてLEDピッチをaとしたプリント基板10Sを作成し、プリント基板10Sを冷却する放熱用アルミプレート20Sもプリント基板10Sのサイズに対応したものを作成している。
一方、LED光源ユニット40の全長が長くなると(S→W。ただし、S<W)、そのLED光源ユニット40WはLED間のピッチがピッチbである。
ピッチb>ピッチa の関係にあるから、面発光ユニット100の出射光が常にユニット全面に亘って均一な輝度となるには、ピッチaのLEDを搭載したプリント基板10Sを使うことを止めて、ピッチbのLEDを搭載したプリント基板10Wを新たに作成し、プリント基板10Wを搭載する放熱用アルミプレート20Wもプリント基板10Wのサイズに対応したものを新たに作成する必要がある。
もし大サイズの放熱用アルミプレート20Wの真ん中に小ピッチのプリント基板10Sを用いると、真ん中が明るく端部が暗い不均一な輝度のLED光源ユニットができてしまう。それ以前に、まず位置合わせのピンと位置合わせ孔が合わない。
このように、従来は面発光ユニットのサイズが変わると、LED光源ユニットを改めて設計して、作り直すことが必要となり、基板の形状変更を強いられるため、コスト高となった。
図4はLED光源ユニットの長さとLED間のピッチの関係を示す図で、(S)はLED光源ユニットの全長が短い例、(W)はLED光源ユニットの全長が長い例の場合であり、両図において、(1)はLEDを実装したプリント基板、(2)はLEDから発する熱を放熱させるための放熱用アルミプレート、(3)はLED光源ユニット、の各斜視図である。
LED光源ユニット40の全長が短い(s)場合のLED光源ユニット40SはLED間のピッチがピッチaである。ピッチaのLED間隔を得るには、LEDを搭載したプリント基板についてLEDピッチをaとしたプリント基板10Sを作成し、プリント基板10Sを冷却する放熱用アルミプレート20Sもプリント基板10Sのサイズに対応したものを作成している。
一方、LED光源ユニット40の全長が長くなると(S→W。ただし、S<W)、そのLED光源ユニット40WはLED間のピッチがピッチbである。
ピッチb>ピッチa の関係にあるから、面発光ユニット100の出射光が常にユニット全面に亘って均一な輝度となるには、ピッチaのLEDを搭載したプリント基板10Sを使うことを止めて、ピッチbのLEDを搭載したプリント基板10Wを新たに作成し、プリント基板10Wを搭載する放熱用アルミプレート20Wもプリント基板10Wのサイズに対応したものを新たに作成する必要がある。
もし大サイズの放熱用アルミプレート20Wの真ん中に小ピッチのプリント基板10Sを用いると、真ん中が明るく端部が暗い不均一な輝度のLED光源ユニットができてしまう。それ以前に、まず位置合わせのピンと位置合わせ孔が合わない。
このように、従来は面発光ユニットのサイズが変わると、LED光源ユニットを改めて設計して、作り直すことが必要となり、基板の形状変更を強いられるため、コスト高となった。
本発明の目的は、この問題点を解決するためになされたもので、面発光ユニットのサイズが変わってもアルミプレートのみを変更するだけで、それ以外のLED光源ユニットは常に同じものを用いることができるようにして、コスト高とならないLED光源ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本願第1発明はLED光源ユニットに係り、LEDを所定の間隔をおいて実装したフレキシブルプリント基板と、前記LEDの発熱を放熱する放熱板と、前記放熱板には前記LEDの実装裏面に位置するLED実装部を設け、前記LED実装部間に前記LED実装部間の間隔に合わせて前記フレキシブルプリント基板の余長を収納する空間部を設けたことを特徴としている。
また、第2発明は、上記第1発明において、前記放熱板のLED実装部と前記フレキシブルプリント基板の前記LEDの実装裏面とを位置決めする位置決め手段を前記放熱板と前記フレキシブルプリント基板のそれぞれに設けたことを特徴としている。
また、第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記フレキシブルプリント基板が前記LEDの実装部間の間隔を一定に実装したことを特徴としている。
そして、第4発明は室内照明灯として第1〜第3発明のLED光源ユニットを用いたことを特徴としている。
また、第2発明は、上記第1発明において、前記放熱板のLED実装部と前記フレキシブルプリント基板の前記LEDの実装裏面とを位置決めする位置決め手段を前記放熱板と前記フレキシブルプリント基板のそれぞれに設けたことを特徴としている。
また、第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記フレキシブルプリント基板が前記LEDの実装部間の間隔を一定に実装したことを特徴としている。
そして、第4発明は室内照明灯として第1〜第3発明のLED光源ユニットを用いたことを特徴としている。
第1発明によれば、放熱板にはフレキシブルプリント基板の余長を収納する空間部を設けたので、面発光ユニットのサイズが変わっても、フレキシブルプリント基板のそのときの余長を放熱板のピッチの異なる空間部に収納すればよいので、共通のフレキシブルプリント基板が使用できるため、LED光源ユニットを改めて設計して作り直すことが必要でなくなり、したがってコストを抑えることができる。
また、第2発明によれば、放熱板のLED実装部と前記フレキシブルプリント基板の前記LEDの実装裏面とを位置決めする位置決め手段を放熱板とフレキシブルプリント基板のそれぞれに設けたので、所定の位置へ実装が容易にかつ正確にできるようになる。
また、第3発明によれば、フレキシブルプリント基板がLEDの実装部間の間隔を一定に実装したので、製造が容易となる。
また、第4発明によれば、LED光源ユニットに使用されるフレキシブルプリント基板の種類を圧縮できるため、コスト削減が図られる。
また、第2発明によれば、放熱板のLED実装部と前記フレキシブルプリント基板の前記LEDの実装裏面とを位置決めする位置決め手段を放熱板とフレキシブルプリント基板のそれぞれに設けたので、所定の位置へ実装が容易にかつ正確にできるようになる。
また、第3発明によれば、フレキシブルプリント基板がLEDの実装部間の間隔を一定に実装したので、製造が容易となる。
また、第4発明によれば、LED光源ユニットに使用されるフレキシブルプリント基板の種類を圧縮できるため、コスト削減が図られる。
以下に、面発光ユニットのサイズが変わってもアルミプレートのみを変更するだけで、それ以外のLED光源ユニットは常に同じものを用いることができるようにして、コスト高とならないLED光源ユニットを得るための本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
〈LEDピッチの短いLED光源ユニットの構成〉
図1はLEDピッチの短いLED光源ユニットの製造工程を説明する斜視図である。
LEDピッチの短いLED光源ユニット10Sは、図1(c)の短ピッチaのLED実装フレキシブルプリント基板(Flexible Printed Circuits)10Sと、図1(d)の短サイズのアルミプレート20Sで構成されている。
〈フレキシブルプリント基板10の構成〉
フレキシブルプリント基板10はLEDを実装する部位に導体等の印刷がなされたLED実装部11とこのLED実装部11と隣接するLED実装部11とを電気的に接続する信号線等が印刷された帯状連絡部12とを備えている。
そして、フレキシブルプリント基板10のLED実装部11のコーナーに位置決め孔10Pが形成されている。この位置決め孔10Pには、後述のアルミプレート20の位置決めピン20Pが挿入して、迅速かつ正確な位置決めがなされる。
図1はLEDピッチの短いLED光源ユニットの製造工程を説明する斜視図である。
LEDピッチの短いLED光源ユニット10Sは、図1(c)の短ピッチaのLED実装フレキシブルプリント基板(Flexible Printed Circuits)10Sと、図1(d)の短サイズのアルミプレート20Sで構成されている。
〈フレキシブルプリント基板10の構成〉
フレキシブルプリント基板10はLEDを実装する部位に導体等の印刷がなされたLED実装部11とこのLED実装部11と隣接するLED実装部11とを電気的に接続する信号線等が印刷された帯状連絡部12とを備えている。
そして、フレキシブルプリント基板10のLED実装部11のコーナーに位置決め孔10Pが形成されている。この位置決め孔10Pには、後述のアルミプレート20の位置決めピン20Pが挿入して、迅速かつ正確な位置決めがなされる。
《LED実装部11》
LED実装部11はLEDを実装する部位に接続するための導体等の印刷がなされている。LED実装部11は実装するLEDの数だけフレキシブルプリント基板10上に等ピッチで形成されている。このLED実装部11にLEDをそれぞれ実装することで、図1(b)のLED実装フレキシブルプリント基板10が出来上がる。
LED実装部11はLEDを実装する部位に接続するための導体等の印刷がなされている。LED実装部11は実装するLEDの数だけフレキシブルプリント基板10上に等ピッチで形成されている。このLED実装部11にLEDをそれぞれ実装することで、図1(b)のLED実装フレキシブルプリント基板10が出来上がる。
《帯状連絡部12》
帯状連絡部12には配線が印刷されているだけなので、帯状連絡部12の横幅、すなわち、フレキシブルプリント基板の長さ方向を横切る方向の長さは、LED実装部11の横幅よりも狭く形成されていて、後述の折り曲げがし易くなっている。
帯状連絡部12には配線が印刷されているだけなので、帯状連絡部12の横幅、すなわち、フレキシブルプリント基板の長さ方向を横切る方向の長さは、LED実装部11の横幅よりも狭く形成されていて、後述の折り曲げがし易くなっている。
《短ピッチaのLED実装フレキシブルプリント基板10S》
帯状連絡部12の長さは面発光ユニットの全長が最も長くなると想定される場合のLED光源ユニットのLEDピッチとなっている。したがって全長が最も長い面発光ユニットに用いられるLED光源ユニットには、帯状連絡部12を(折り曲げずに)そのままストレートに使用するし、それよりも全長が短い面発光ユニットに用いられるLED光源ユニットには、次の図1(c)に示すように帯状連絡部12をピッチAに折り曲げて12Sのような曲折状態を形成することで、結果的に短ピッチaのLED実装フレキシブルプリント基板10Sができあがる。
従来のプリント基板に代えて、本発明によりフレキシブルプリント基板(FPC)を用いているので、この折り曲げが可能となっている。
帯状連絡部12の長さは面発光ユニットの全長が最も長くなると想定される場合のLED光源ユニットのLEDピッチとなっている。したがって全長が最も長い面発光ユニットに用いられるLED光源ユニットには、帯状連絡部12を(折り曲げずに)そのままストレートに使用するし、それよりも全長が短い面発光ユニットに用いられるLED光源ユニットには、次の図1(c)に示すように帯状連絡部12をピッチAに折り曲げて12Sのような曲折状態を形成することで、結果的に短ピッチaのLED実装フレキシブルプリント基板10Sができあがる。
従来のプリント基板に代えて、本発明によりフレキシブルプリント基板(FPC)を用いているので、この折り曲げが可能となっている。
《アルミプレート20S》
図1(d)のアルミプレート20Sは、LEDの実装裏面に位置する部位にそれぞれLED実装部21を設け、LED実装部21と隣のLED実装部21との間に空隙Aの空間部(図ではスリット)22を設ける構成となっている。
そこで、アルミプレート20SのLED実装部21にフレキシブルプリント基板10のLED実装部11を置き、アルミプレート20Sの空間部(スリット)22に短ピッチaのLED実装フレキシブルプリント基板10Sの曲折部12Sを収納することで、LEDピッチの短いLED光源ユニット30Sができあがる。
また、スリットに代えて、穴でもよいし、凹部でもよい。
また、短ピッチaのLED実装フレキシブルプリント基板10Sとアルミプレート20Sとの位置決めのために、アルミプレート20Sの位置決めピン20Pにフレキシブルプリント基板10の位置決め孔10Pを差し込むことにより、位置決めが簡単かつ正確になされる。
しかしながら、必ずしも一方にピンと他方にピン孔を設けなくてもよくて、例えば、一方に突起と他方に切り欠きを設けるようにしてもよい。
図1(d)のアルミプレート20Sは、LEDの実装裏面に位置する部位にそれぞれLED実装部21を設け、LED実装部21と隣のLED実装部21との間に空隙Aの空間部(図ではスリット)22を設ける構成となっている。
そこで、アルミプレート20SのLED実装部21にフレキシブルプリント基板10のLED実装部11を置き、アルミプレート20Sの空間部(スリット)22に短ピッチaのLED実装フレキシブルプリント基板10Sの曲折部12Sを収納することで、LEDピッチの短いLED光源ユニット30Sができあがる。
また、スリットに代えて、穴でもよいし、凹部でもよい。
また、短ピッチaのLED実装フレキシブルプリント基板10Sとアルミプレート20Sとの位置決めのために、アルミプレート20Sの位置決めピン20Pにフレキシブルプリント基板10の位置決め孔10Pを差し込むことにより、位置決めが簡単かつ正確になされる。
しかしながら、必ずしも一方にピンと他方にピン孔を設けなくてもよくて、例えば、一方に突起と他方に切り欠きを設けるようにしてもよい。
〈LEDピッチの長いLED光源ユニットの製造〉
図2はLEDピッチの長いLED光源ユニットの製造工程を説明する斜視図で、図2(a)および(b)におけるフレキシブルプリント基板10は図1(a)および(b)で説明したフレキシブルプリント基板と同じものである。このように本発明のフレキシブルプリント基板10はLEDピッチの短いLED光源ユニットの製造にもLEDピッチの長いLED光源ユニットの製造にも共通して使えるのが特徴である。
図1(e)のLED光源ユニット30Sよりも若干大きなLEDピッチのLED光源ユニット30W(図2(e))の場合、図2(a)のフレキシブルプリント基板10を図2(c)に示すように、帯状連絡部12を幅広のピッチB(ただし、B>A)に折り曲げて12Wのような曲折状態のフレキシブルプリント基板10Wとして使用する。
図2(d)のアルミプレート20Wは、図2(c)のようにピッチBに折り曲げた帯状連絡部12Wを備えたフレキシブルプリント基板10Wの下部に接して置くことによりLEDから発せられる発熱を冷却するためのもので、アルミプレート20Wにも本発明により幅広のピッチBのスリット22が形成されているのが特徴である。
そこで、図2(d)のアルミプレート20WのピッチBのスリット22に、図2(c)の曲折フレキシブルプリント基板10Wの帯状連絡部12のピッチBの折曲部12Wを挿入すると、LEDピッチの長いLED光源ユニット30Wが得られる。
図2はLEDピッチの長いLED光源ユニットの製造工程を説明する斜視図で、図2(a)および(b)におけるフレキシブルプリント基板10は図1(a)および(b)で説明したフレキシブルプリント基板と同じものである。このように本発明のフレキシブルプリント基板10はLEDピッチの短いLED光源ユニットの製造にもLEDピッチの長いLED光源ユニットの製造にも共通して使えるのが特徴である。
図1(e)のLED光源ユニット30Sよりも若干大きなLEDピッチのLED光源ユニット30W(図2(e))の場合、図2(a)のフレキシブルプリント基板10を図2(c)に示すように、帯状連絡部12を幅広のピッチB(ただし、B>A)に折り曲げて12Wのような曲折状態のフレキシブルプリント基板10Wとして使用する。
図2(d)のアルミプレート20Wは、図2(c)のようにピッチBに折り曲げた帯状連絡部12Wを備えたフレキシブルプリント基板10Wの下部に接して置くことによりLEDから発せられる発熱を冷却するためのもので、アルミプレート20Wにも本発明により幅広のピッチBのスリット22が形成されているのが特徴である。
そこで、図2(d)のアルミプレート20WのピッチBのスリット22に、図2(c)の曲折フレキシブルプリント基板10Wの帯状連絡部12のピッチBの折曲部12Wを挿入すると、LEDピッチの長いLED光源ユニット30Wが得られる。
〈本発明の長所〉
以上のように、本発明によれば、面発光ユニットのサイズが変わってもアルミプレートのみを変更するだけで、それ以外のLED光源ユニットは常に同じものを用いることができるので、コストを抑えることができる。
したがって、本発明に係るLED光源ユニットを室内照明灯として用いると、LED光源ユニットに使用されるフレキシブルプリント基板の種類を圧縮できるため、コスト削減が図られる。
以上のように、本発明によれば、面発光ユニットのサイズが変わってもアルミプレートのみを変更するだけで、それ以外のLED光源ユニットは常に同じものを用いることができるので、コストを抑えることができる。
したがって、本発明に係るLED光源ユニットを室内照明灯として用いると、LED光源ユニットに使用されるフレキシブルプリント基板の種類を圧縮できるため、コスト削減が図られる。
10 フレキシブルプリント基板
10P 位置決め孔
11 LED実装部
12 帯状連絡部
12S 曲折部
20 アルミプレート
20P 位置決めピン
21 LED実装部
22 空間部(スリット)
30 LED光源ユニット
符号の後のSは小ピッチ、Wは大ピッチ
10P 位置決め孔
11 LED実装部
12 帯状連絡部
12S 曲折部
20 アルミプレート
20P 位置決めピン
21 LED実装部
22 空間部(スリット)
30 LED光源ユニット
符号の後のSは小ピッチ、Wは大ピッチ
Claims (4)
- LEDを所定の間隔をおいて実装したフレキシブルプリント基板と、前記LEDの発熱を放熱する放熱板と、前記放熱板には前記LEDの実装裏面に位置するLED実装部を設け、前記LED実装部間に前記LED実装部間の間隔に合わせて前記フレキシブルプリント基板の余長を収納する空間部を設けたことを特徴とするLED光源ユニット。
- 前記放熱板のLED実装部と前記フレキシブルプリント基板の前記LEDの実装裏面とを位置決めする位置決め手段を前記放熱板と前記フレキシブルプリント基板のそれぞれに設けたことを特徴とする請求項1記載のLED光源ユニット。
- 前記フレキシブルプリント基板が前記LEDの実装部間の間隔を一定に実装したことを特徴とする請求項1または2記載のLED光源ユニット。
- 請求項1〜3のいずれか1項記載のLED光源ユニットを用いたことを特徴とする室内照明灯。
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JP2013131472A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Sharp Corp | 面発光装置、画像表示装置、及びテレビジョン受像装置 |
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