JP5643317B2 - 医療用プローブ装置のためのクランプ - Google Patents

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Description

本発明は、医療処置時に経皮的プローブを案内するのに使用される医療用プローブ装置及び方法に関する。
[0001]医療用プローブ装置は多くの目的に利用されており、その主なものには、カテーテル法、穿刺、及び生検の処置が含まれる。これらの装置を使ったプローブの経皮的設置は、多くの場合、触診又は視診できる構造の正確な場所の見極めを頼みとする技法を用いて施行されている。この処置は、単純な処置でもなければリスクの伴わない処置でもない。例えば、経皮的プローブを正しく挿入して正しく設置できるかは、目印となる解剖学的構造が正しく位置測定され、患者が施術者に対して正しく配置され、そしてプローブ挿入点からの標的の深さと角度の両方が把握できているかに掛かっている。プローブ設置が巧くいかなかった場合のリスクは、不適切な初回設置以後の処置の繰り返しからくる患者の不安や不快の様な軽微な合併症から、気胸や動脈又は静脈の裂傷或いは救急事態での救命用流体又は医薬品の送達遅れの様な重篤な合併症に及び得る。
[0002]経皮的プローブの正しい設置を向上させるために、超音波振動子の様なプローブ装置が利用されることがしばしばある。超音波ガイド式の技法では、多くの場合、内部の標的を位置確認した上で当該標的の画像がモニターの中央に置かれた状態に維持する超音波操作者と、プローブをソノグラムに基づいて標的へ案内しようと試みる施術者の、二人の人間を使う。その様な技法は、知覚的には極めて難易度が高いが、経皮的プローブを正しく設置する能力を格段に向上させている。
[0003]プローブが正しく設置された後も、プローブが当初の設置点から動いてしまうと、処置は複雑化しかねない。例えば、中心静脈カテーテル設置でよく用いられているSeldinger技法では、シリンジに取り付けられたカニューレ挿入針が最初に静脈の中へ案内される。針先が静脈の管腔に入った後、針はその場に保持されたままで、その間にガイドワイヤが針を通して静脈の中へ送り込まれる。このプロセス中は、針が極僅かに動いただけでも針先端を静脈から出させてしまいかねず、すると処置全体を繰り返さねばならなくなる。
[0004]当技術で必要とされているものは、改善されたプローブ装置及び当該プローブ装置を使用するための方法である。例えば、当技術で必要とされているものは、プローブを経皮的標的へ案内し且つ標的への送達に続けてプローブをその場に固定するのに使用することのできるプローブ装置である。
[0005]1つの実施形態により、プローブ案内を画定している医療用プローブ装置がここに開示されている。プローブ案内は、長手方向軸を画定しており、プローブ装置を貫いて、プローブを通過させるための障害物のない通路を提供している。ここに開示されている医療用プローブ装置は、更に、クランプを含んでいる。クランプは、締付面を画定するものである。使用時、クランプの少なくとも一部分が第1位置から第2位置へ、具体的には、装置の、プローブ案内を含んでいる部分の上を動かされる。このクランプ部分が第1位置から第2位置へ動かされてゆく際、クランプの少なくとも第2部分がプローブ案内の長手方向軸を通過する。クランプが第1位置にあるときは、プローブはプローブ案内の中を自由に動くことができ、クランプが第2位置にあるときは、締付面はプローブ案内の中に保持されているプローブに接触することができる。この第2位置では、プローブはクランプによってきつく保持され、プローブ案内の中を動くことが阻止される。例えば、1つの実施形態では、締付面は、クランプに形成されている開口の向かい合う面とすることができ、プローブは、当該2つの締付面の間にきつく保持されることになる。
[0006]クランプは、何らかの手段によって選択的に動かされるものとすることができ、例えば、軸回りに枢動させるか又は表面の上を横方向に滑動させて第1位置から第2位置へ動かすようにしてもよいであろう。1つの実施形態では、開口は第1端から第2端へ向かって幅が狭くなっているものであって、締付面を画定することができる。プローブ装置は、更に、使用者がクランプを第1位置から第2位置へ動かすための造形である、例えば突起や窪み或いは異なった面ざわりを有する区域など、を含むことができる。
[0007]医療用プローブ装置は、その上、他の有利な態様を含むことができる。例えば、医療用プローブ装置は超音波振動子を組み込んでいてもよい。1つの好適な実施形態では、超音波振動子とプローブ案内を整列させることができる。例えば、それら2つは、プローブ案内を通過するプローブの経路が、超音波装置によって形成されるソノグラムの被走査平面の内に入っているように整列させられていてもよい。代わりに、プローブ案内の経路は、被走査平面から外されていてもよいし、被走査平面に収束してゆく角度を成していてもよい。
[0008]1つの実施形態では、医療用プローブ装置は、複数の分離できる部品を含むことができる。例えば、プローブ装置の、プローブ案内を画定している部分は、クランプに分離式に取り付けできるようになっていてもよい。同様に、プローブ装置の、プローブ案内を画定している部分は、同装置の、超音波振動子を含んでいる部分に、分離式に取り付けできるように、即ち着脱式に当該部分と協働できるようになっていてもよい。
[0009]1つの実施形態では、プローブ装置は、超音波振動子と、着脱式に超音波振動子ハウジングと協働できる滅菌可能シールドと、を含むことができる。例えば、クランプはシールド上にあり、超音波振動子ハウジングはシールド内に囲われていてもよいであろう。別の実施形態では、クランプは、装置の分離できる部分であって直接又は間接に滅菌可能シールドに取り付けできる部分にあり、滅菌可能シールドは、超音波振動子の全体又は一部分を囲うものとすることができる。例えば、滅菌可能シールドは、第1部分と、第2部分と、第1部分と第2部分を互いに接続するための締結具と、を含むことができる。随意的に、締結具は、第1部分と第2部分が互いから切り離されて分離されると、永久的に使えなくなる単回使用締結具とすることができる。別の実施形態では、滅菌可能シールドは、超音波振動子の全体又は一部分の周りに形付けできる単体のしなやかな材料であってもよいし、又はその様な材料を含んでいてもよい。
[0010]医療用プローブ装置は、更に、視覚化システムを含むことができる。例えば、超音波振動子は、ソノグラムを表示するためのモニターに接続できるものとすることができ、装置は、プローブ案内の内のプローブの動きを検出するための検出器であってプローブ案内の中のプローブの動きに関する情報を表示するための処理ユニットと連絡している検出器を含むことができる。例えば、処理ユニットは、経皮的標的に接近してゆく際のプローブ及び/又はプローブのアーチファクトをモニター上に表示してもよいであろうし、代わりに、仮想プローブのコンピュータ生成画像をモニター上に表示してもよいであろう。
[0011]使用中、締付面は、プローブに押し当たり、プローブをその場に保持することができる。例えば、クランプの、締付面を形成している部分が、軟質な材料で形成されている実施形態では、締付面をプローブの一部分の周りに変形させることができる。代わりに、クランプの、締付面を形成している部分が、プローブより硬質な材料で形成されている実施形態では、締付面の縁をプローブの側面に食い込ませることができる。
[0012]開示されている装置は、例えばプローブを血管の管腔へ送達する超音波ガイド式の技法で、単独の操作者によって利用できるのが好都合である。
[0013]本主題についての、当業者へのその最適形態を含めた全面的且つ実施を可能にする開示は、本明細書の残り部分に、添付図面への参照を含め、より具体的に記載されている。
ここに開示されている、クランプを含むプローブ装置の1つの実施形態を示している。 図1のプローブ装置のクランプの図を示している。 図2Aと共に、図1のプローブ装置のクランプの図を示している。 ここに開示されている、プローブ装置に組み込んでもよい超音波振動子ハウジングの1つの実施形態を示している。 図3Aの超音波振動子ハウジングの基部を示している。 ここに開示されている、別の超音波振動子ハウジングの基部を示している。 図3Aの超音波振動子ハウジングの底面図を示している。 ここに開示されている、滅菌可能シールドを含むプローブ装置の1つの実施形態を示している。 プローブ装置の、図3Aに示されている超音波振動子ハウジングを組み込むことのできる部分を示している。 プローブ装置の上側部分を示しており、装置の下側部分は図6に示されている。 プローブ装置の、プローブ案内を画定している部分に、着脱式に取り付けできるとされている超音波振動子ハウジングを示している。 滅菌可能シールドに囲われた図8の超音波振動子ハウジングと、当該シールドに着脱式に取り付けできる分離式の部分であってプローブ案内を画定している部分と、当該部分に着脱式に取り付けできるクランプと、を含んでいるプローブ装置を、それら部分を互いから取り外した状態で示している。 滅菌可能シールドに囲われた図8の超音波振動子ハウジングと、当該シールドに着脱式に取り付けできる分離式の部分であってプローブ案内を画定している部分と、当該部分に着脱式に取り付けできるクランプと、を含んでいるプローブ装置を、それら部分を一体に取り付けた状態で示している。 ここに開示されているプローブ装置の別の実施形態を示している。 図10に示されているプローブ装置の側面図である。 図10に示されているプローブ装置の正面図である。 着脱式に取り付けできるプローブ案内部分を含んでいる、図10の装置を示している。 図13の装置の側面図である。 図13の装置の正面図である。 ここに記載されているクランプがプローブ案内部分に着脱式に取り付けられている、図13の装置を示している。 図16の装置の側面図である。 図16の装置の正面図である。
[0034]本明細書及び図面での参照番号の繰り返し使用は、開示されている主題の要素の特徴が同一又は類似であることを表すことを意図している。主題の他の目的、特徴、及び態様は、次に続く詳細な説明に開示されているか又は詳細な説明から明白である。
[0035]これより、開示されている主題の様々な実施形態を詳細に参照してゆくが、それら実施形態の1つ又はそれ以上の例を以下に記載している。それぞれの実施形態は、主題を説明する目的で提供されており、主題を限定するものではない。事実、本開示には、様々な修正及び変型が、主題の範囲又は精神から逸脱することなくなされ得ることが当業者には自明であろう。例えば、1つの実施形態の一部として図示又は説明されている特徴を別の実施形態で使用して更に別の実施形態を生み出すこともできる。従って、本開示は、その様な修正及び変型を、付随の特許請求の範囲並びにそれらの等価物の範囲に入るものとして対象に含めるものとする。
定義
[0036]ここでの使用に際し、「プローブ」という用語は、概して、経皮的な場所へ案内することのできる装置であって、例えば、その様な場所へ療法である例えば化合物又は治療を送達したりその様な場所から物質を除去したりするために案内される装置を指す。一例として、「プローブ」という用語は、針、管、生検装置、又は経皮的場所に案内することのできる何らかの他の種目を指すものとしてもよい。一般に、プローブは、ここに説明されている超音波装置によって案内され、超音波装置と共に使用することができる。
[0037]ここでの使用に際し、「プローブ装置」という用語は、概して、プローブと共に利用することのできる装置を指しており、必ずしもプローブそのものを含んでいるわけではない。
詳細な説明
[0038]1つの実施形態により、医療処置時に経皮的プローブを締め付けるのに使用される装置及び方法がここに開示されている。より具体的には、プローブ装置のプローブ案内の内のプローブを固定するためのクランプを含むことのできるプローブ装置がここに開示されている。当該装置は、好都合にも操作者が保持できるものであって、プローブを通して受け入れる孔を画定することができる。1つの実施形態では、開示されている装置は、経皮的場所のリアルタイム画像をソノグラム上に提供し、プローブの経皮的標的への送達を改善するために、視覚化システムを含むことができる。
[0039]更に、ここには、クランプを含むプローブ装置であって、超音波振動子をハウジング内に組み込むことのできるプローブ装置が開示されている。加えて、プローブ装置は、超音波振動子ハウジングの全体又は一部分を取り囲むことのできる滅菌可能シールドを含むことができる。そのため、開示されているプローブ装置は、1つの好適な実施形態では、患者の安全を確約するために無菌野が要求される超音波ガイド式の医療処置で利用することができる。例えば、開示されている装置は、中心静脈カテーテル法処置や生検処理などで使用することができる。
[0040]開示されている装置は、好都合にも単独の操作者によって利用されるように形成されており、単独の操作者が、プローブ案内システムを使ってプローブを送達し、装置の中のプローブを締め付けることができ、なお且つ一部の特定の実施形態では超音波振動子を制御することもできるのが有利である。開示されている装置は、その上、様々な他の有利な特徴を含むことができる。例えば、開示されている装置の特徴は、皮膚表面と装置の表面の間の接触を改善することができ、超音波振動子を用いて形成されるソノグラムの有効照射野を広くすることができ、また装置の滅菌可能シールドの未滅菌使用を防ぐことができ、それらの全てがここで更に詳細に説明されている。
[0041]1つの好適な実施形態では、開示されている装置は、経皮的プローブが当該装置を用いて案内されているときに当該プローブを視覚化するのに使用することのできるシステムを組み込むことができる。開示されている装置と組み合わされてもよい視覚化システムの1つの好適な実施形態は、Ridleyらへの米国特許第7,244,234号に記載されており、同特許をここに参考文献として援用する。視覚化システムを利用することにより、装置を用いて案内されるプローブの経路、ひいてはプローブ先端の場所が、超音波装置によって画像化される標的に対してより明確に把握できるようになる。
[0042]本開示に基づき、クランプを含むプローブ装置の1つの実施形態が、図1に示されている。プローブ装置130は、プローブ装置130の中にプローブ154を堅く保持して、カテーテル挿入、生検処置、流体吸引などの処置中にプローブが動くのを防止することができるクランプ156を含んでいる。プローブ154がプローブ装置130に堅固に締め付けられ、プローブ装置130自体は操作者によって保持され安定が図られていれば、プローブが操作者によってフリーハンドで保持されているだけの装置に比べ、経皮的プローブ先端が動く可能性は遥かに小さくなる。
[0043]プローブ装置130は、1つの実施形態では、単体構造とすることができ、多くの様々な生体適合性材料で形成することができる。例えば、プローブ装置130は、限定するわけではないが、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン(TPX)、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニルなど、を含むポリマー材料から射出成形又は吹込成形することができる。
[0044]図1から分かる様に、プローブ154は、プローブ装置130のプローブ案内(図示せず)を通って延びることができる。クランプ156は、示されている様に、プローブ154がクランプ開口158を通過するようにして、プローブ装置130の基部161の上に着座している。
[0045]クランプ156の更なる詳細は、図2Aと図2Bを参照すれば分かるであろう。開口158は、示されている様に、幅の広い部分と幅の狭い部分を含んでいる。幅の広い部分は、プローブが妨げられずに自由に通過できる寸法とすることができる。開口158の幅の狭い部分は、開口の幅の広い部分から開口の先端へ向けて徐々に狭まっている。その結果、プローブが開口の中に、具体的には開口158の幅の広い部分に置かれているとき、プローブはプローブ案内を自由に動くことができる。クランプ156は、プローブに対して、クランプの締付部分がプローブの軸を横切り、締付面である例えば装置のプローブ案内の中に保持されているプローブに隣接しているクランプの面が、プローブに接触することができるように、動かすことができる。この図示の事例では、締付面は、開口158の内側の面である。クランプ部分がプローブを通り越しながら進められてゆくと、開口158の幅の狭くなった端の締付面がプローブに接触し、プローブは、開口158の幅が減少するにつれ、開口158の幅の狭い部分にきつく捕えられた状態になる。
[0046]別の実施形態では、図2に示されているクランプの事例での様にプローブをクランプの2つの締付面の間に捕えるのではなく、単一の締付面をプローブに接触させている。例えば、締付面は、プローブをプローブ案内の壁に押し当てて、プローブをその場に固定することができる。例えば、クランプは、装置のプローブ案内に関して或る角度に設定されるように幾何学的に配列させることのできる単一の締付面を含んでいてもよいであろう。その結果クランプ部分がプローブ案内軸を横切ってゆくと、プローブ案内の中に保持されているプローブは、締付面に接触し、単一の締付面の力によってプローブ案内の壁に当てて押圧された状態になり、開口の側面とプローブ案内の締付面の間に堅く把持される。その様な実施形態では、クランプの締付面は、クランプによって画定されている開口の1つの側面である必要はなく、一例として、締付面はクランプ部分の外縁とし、クランプに対向部品を設けていなくてもよい。
[0047]ここに開示されているクランプは、何れの生体適合性材料で形成することもできる。1つの好適な実施形態では、クランプを形成している材料は、更に、滅菌可能であってもよい。再び図2を参照して、1つの実施形態では、クランプ156の少なくとも締付面を画定している部分、例えば開口158は、硬質な材料、例えば硬質ポリマー又はステンレス鋼で形成することができる。具体的には、クランプ156のこの部分は、クランプによって保持されるプローブよりも硬質な材料で形成することができる。この実施形態では、締付面は、プローブの表面に食い込み、追加の保持力を提供して、クランプを例えば開口158の幅の狭い部分の締付面に当てて捕えることによってもたらされる摩擦保持を増強することができる。
[0048]別の実施形態では、クランプ、具体的には、クランプ156の(単数又は複数の)締付面を画定している部分、例えば開口158は、クランプの中に保持させるプローブより軟質な材料で形成することができる。例えば、クランプは、比較的軟質な材料、例えば軟質ポリウレタン又は他の生体適合性ポリマー材料で形成することができる。この実施形態では、プローブが締付面に押し当てられると、(単数又は複数の)締付面は幾分変形する。プローブ周りに締付面が変形すると、プローブへの把持が増し、プローブをクランプの中でその場により堅固に保持することができる。
[0049]クランプは、その保持能力を向上させることのできる追加の特徴を画定していてもよい。例えば、締付面は、一連の鋸歯を画定していてもよい。プローブに接触した際、(単数又は複数の)締付面の鋸歯は、クランプとプローブの間の接触にとって広くなった表面積を提供することができ、二者の間の保持が向上する。更に、(単数又は複数の)締付面を形成している材料がプローブより硬質である実施形態では、締付面の鋸歯は、接触点でプローブの表面に食い込むことができ、二者の間の保持が更に向上する。
[0050]再び図2Aを参照して、クランプ156は、先に論じられている様にクランプ156を動かしてプローブ154を開口158の中に捕えるのに使用することのできる2つの造形162、163を含んでいる。例えば、プローブ装置130は、被術者の皮膚表面に当てて保持され、そして使用者は自分の親指で造形162又は造形163を使ってクランプ156を動かして、プローブを開口158の幅の狭い部分へ押し入れ、プローブ154をその場所に締め付けることができる。
[0051]図示の実施形態では、クランプ156は、2つの造形162、163を、クランプ156の両側に1つずつ含み、クランプが使用者の右手又は左手のどちらに保持されていても操作できるようにしている。他の実施形態で、例えばプローブ装置が右利きの使用者又は左利きの使用者に限定して設計されている実施形態、或いは代わりに、単一の造形が装置のどちら側からでもアクセスできるようになっている場合には、クランプ156は単一の造形しか含んでいなくてもよいであろう。更に、造形162、163の形状は、使用者がアクセスできる形状であって、クランプを動かしプローブをプローブ案内の中にきつく把持させるべく押すか、引くか、捻るか、又は別のやり方で活動させることのできる如何なる形状であってもよい。例えば、造形は、図示されている様に丸くてもよいし、平坦なヘラ状の造形、柱、又は何らかの他の都合のよい形状とすることができる。更に、クランプを動かして締付面をプローブに押し付けるのを支援するのに、造形の如何なる形状又は様式が利用されてもよい。例えば、クランプは、クランプを移動させる際に使用させる窪みを画定していてもよい。別の実施形態では、クランプは、親指又は他の手指を用いてクランプを動かすのを支援することのできるざらついた手ざわりを或る場所に画定していてもよい。匹敵する造形又は代わりの造形が当業者には明らかとなることであろう。
[0052]再び図1を参照して、クランプ156は、プローブ装置130に枢動点で取り付けられている。例えば、クランプ156のタブ164が、プローブ装置130に形成されている陥凹に嵌め込まれるようになっていてもよい。使用中、クランプ156は、タブ164の枢動点周りにプローブ装置130の基部161の上面の上を回転することができる。
[0053]プローブを固定するのにクランプを枢動点周りに回転させるというのは、開示されているクランプの必要条件ではない。例えば、別の実施形態では、クランプの全体又は一部分をプローブ装置の表面を横方向に横断して滑動させて、プローブをその場に締め付けることができる。概して、クランプの全体又は一部分の動き方については、説明されている様にクランプの少なくとも一部分がプローブを通り越しながら進んでプローブを把持することができるように、使用者が制御することのできる如何なる動き方も本開示の中に網羅される。
[0054]プローブを経皮的場所から取り出そうとするとき、又は処置中にプローブを1つの経皮的場所から別の経皮的場所へ動かそうとする場合は、造形を利用して締付面をプローブを締め付けるのに使用されたのとは逆の方向に動かせば、プローブは自由になる。
[0055]1つの実施形態では、ここに開示されているプローブ装置は、超音波振動子を組み込むことができる。図3Aは、プローブ装置そのものとして利用されてもよいし、代わりに、ここに開示されているプローブ装置の一部分として組み込まれてもよい超音波振動子ハウジングの1つの実施形態を全体として100で示している。振動子ハウジング100は、柄部102と支柱部104と基部106を含んでいる。図4は、振動子ハウジング100の底面図を提供している。超音波を送受信する超音波振動子120は、示されている様に、基部106に置かれている。超音波振動子ハウジング100は、如何なる適した材料で形成されていてもよい。例えば、超音波振動子120を堅固に包むと共に関係付けられている電子機器、配線、スイッチなどを収容することができ、且つ当該振動子120の機能性に干渉しない、何らかの成形可能なポリマー材料を利用することができる。
[0056]当技術で一般的に知られている何れかの型式の超音波振動子を、振動子ハウジング100に組み込むこともできる。一例として、2次元又は3次元アレイ状に配列された1つ又はそれ以上の圧電性結晶材料で形成されている圧電型振動子が利用されていてもよい。その様な材料には、概して、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の様な強誘電性の圧電性結晶材料が含まれる。1つの実施形態では、アレイを形成する要素は、Diasへの米国特許第5,291,090号に記載されている様な、単一の圧電性基板に搭載されている個々の電極又は複数の電極部分とすることができ、前記特許をここに参考文献として援用する。
[0057]概して、超音波振動子120は、多要素で形成することができる。しかしながら、本開示には、単結晶素子も網羅される。多要素超音波振動子の使用は、一部の特定の実施形態では、アレイを構成している個々の要素を制御してソノグラムの何らかの中断やエッジ効果を制限又は抑制させることができることから有利であるかもしれない。例えば、個々の結晶の照射シーケンスを様々な制御システムを介して操り、ソノグラム内の起こりかねない「盲点」を防止すると共にソノグラム内の個々の生物学的構造の稜線を鮮明にすることができる。その様な制御システムは、当技術では一般的に知られており、よって詳細に説明しない。
[0058]超音波振動子ハウジング100は、基部106を貫くプローブ案内孔126を画定している。図4から分かる様に、プローブ案内孔126は、振動子120と整列されている。プローブ案内孔126を通って案内されるプローブは、超音波装置の使用によって形成されるソノグラムの被走査平面に概ね平行である経路を進行することができる。概して、被走査平面(即ち、ソノグラムの平面)は、超音波振動子120から送信されるビームの幾何学的中心平面である。1つの好適な実施形態では、プローブ案内孔126を通って案内されるプローブの経路は、被走査平面の内とすることができる。但し、これは本開示の必要条件ではない。例えば、プローブ案内を通過するプローブの経路は、プローブが或る点で被走査平面に交差するように、被走査平面に対して或る角度を成していてもよい。一例として、プローブ案内を通過するプローブの経路によって画定される線は、1つの実施形態では、被走査平面と±1°の角度を成していてもよいし、別の実施形態では、±0.6度の角度を成していてもよいし、別の実施形態では、それより小さいか又は大きい角度を成していてもよい。例えば、プローブ案内を通過するプローブの経路によって画定される線は、他の実施形態では、±10°、±20°、±45°、又はそれより大きい角度を成していてもよい。
[0059]概して、超音波振動子120は、当技術では一般的に知られている様に、データを処理してモニター上にソノグラムを形成するプロセッサに、当該プロセッサにつながっているケーブル124の信号配線を介して接続することができる。図3Aに示されている特定の実施形態では、ケーブル124は、超音波振動子ハウジング100の柄部102の内部にあるが、この特定の配列は、本開示の必要条件ではない。柄部102は、概して、装置が利用されている間は手に楽に保持されるように、超音波ハウジング100の支柱部104に対し角度を成して設定されていてもよい。例えば、図示の実施形態では、柄部102は、支柱部104に対し約90°であるが、この角度は、所望に応じて変えることができる。また、ここに更に記載されている別の実施形態では、装置は、延びている柄部の部分を一切含んでいなくてもよい。
[0060]基部106は、プローブ案内孔126を画定している下面108と、振動子120を含む下面110と、を画定している。面108と110は一体で、装置100の基部106に皮膚接触面を形成することができる。見て分かる様に、面108と110は連続していて、互いに対して角度が付いている。面108と110の間の角度は変えることができ、例えば、1つの実施形態では、図3Aにθと印の付けられた角度は、0から約30°まで様々であり、別の実施形態では、約10°から約20°まで様々である。従って、面108と110の間の角度は、1つの実施形態では、約150°より大きく且つ180°より小さくてもよいし、別の実施形態では、約160°より大きく且つ約170°より小さくてもよい。
[0061]一部の特定の実施形態では、その様な幾何学形状が有利であることが判明している。例えば、図3Bを参照すると、基部106が、破線4と6の内側として表されている超音波振動子120によって形成される被走査平面の縁と共に示されている。プローブ案内孔126の終端から被走査平面の縁4までの距離8も示されている。使用時、基部106の、面110を含んでいる部分は、被術者の皮膚を幾らかめりこむように押圧し、超音波振動子と超音波用ジェルと皮膚の間の良好な接触を確保することができる。プローブをプローブ案内孔126に通してゆくと、プローブは、皮膚に接触し、被走査平面に進入する前に短い経皮的距離8を進行することになる。距離8は、面108と110の間の角度によって決まるが、比較的小さいものとなろう。例えば、距離8は、約25mm未満、約10mm未満、約5mm未満、又は約1mm未満であってもよいであろう。
[0062]対比的に、図3Cは、基部の底の稜線全体が平坦である、即ち基部の皮膚接触面が角度の付いた部分を含んでいない、基部206を示している。図3Cも、振動子によって形成される被走査平面の縁を破線204及び206を使用して示している。見て分かる様に、プローブがプローブ案内孔226を出てゆく点と204の被走査平面に進入する点の間の距離208は、図3Bの実施形態の距離8より大きい。図3Bに示されている様に、角度の付いた底面を画定している基部を含む実施形態は、経皮的標的が皮膚表面に近接している実施形態では好適であろう。
[0063]図示のプローブ装置の皮膚接触面及びその一部分が概して平坦であるとしても、これは開示されている主題の必要条件ではないものと理解されたい。例えば、図3Bに関し、面108及び/又は面110は湾曲していてもよく、例えば、表面のどちらかの軸又は両方の軸に沿って弓状外形を画定していてもよい。この実施形態では、湾曲状の面は、皮膚接触面を形成している2つの部分の交線と湾曲状の面の外縁の或る点の間に、平面を画定することになる。2つの交差する湾曲状の皮膚接触面によって画定される複数の平面は、同様に、上述の平坦な皮膚接触面(又はそれらの一部分)に対応するものである。
[0064]振動子ハウジング100及びその個々の部分については、何らの特定の幾何学的構成も本発明に必須というわけではないと理解されたい。例えば、振動子ハウジング100の基部106は、長円形、方形、円形、矩形、又はその他の適した形状であってよい。一部の特定の実施形態では、超音波ハウジング100の形状は、解剖学的構造の特定の場所に沿うように特別に設計されていてもよい。例えば、超音波ハウジング100は、鎖骨下静脈への鎖骨下進入法、内頸静脈への進入法、特定の生検処置として限定するわけではないが乳房生検、甲状腺結節生検、前立腺生検、リンパ節生検などを含む生検処置、又は何か他の特定の使用目的に、専用に利用される形状であってもよい。何らかの特定の用途のための形状の変更には、例えば、基部106のフットプリント用の特定の幾何学形状や支柱部104及び/又は柄部102の寸法の改変の他、装置の様々な要素が互いに交わる角度、例えば先述の基部106の底によって画定される角度などの変更が含まれる。例えば、基部106のフットプリントは、如何なる適した形状及び寸法であってもよく、例えば、矩形、円形、長円形、三角形などとすることができる。一例として、基部106の皮膚接触面は、その長さが最も大きいところで約0.5インチ(1.27cm)から約6インチ(15.24cm)の間とすることができる。1つの実施形態では、基部106のフットプリントは、使用中の装置の安定性が増すように、その幅が最も大きいところで約0.5インチ(1.27cm)とすることができる。但し、他の実施形態では、もっと大きくてもよく、例えば、その幅が最も大きいところで約1インチ(2.54cm)であったり、その幅が最も大きいところで約2インチ(5.08cm)であったり、或いはそれより更に大きい場合もある。
[0065]振動子ハウジング100は、ハウジング100を覆う追加のシールド又はカバーを備えないものとして使用することができる。この実施形態によれば、例えば針であるプローブをプローブ案内孔126に通し、超音波振動子120の使用によって形成されるソノグラム上で視覚化される標的に向かわせることができる。プローブが標的に位置付けられたら、それに続けて、超音波振動子ハウジング上に置かれている、ここに記載のクランプが、超音波振動子ハウジング100のプローブ案内の中のプローブを締め付けることができる。
[0066]例えば、プローブが無菌野で使用されることを意図した実施形態では、プローブ装置は、滅菌可能シールドと共に利用することのできる超音波振動子ハウジングを含むことができる。この実施形態によれば、振動子ハウジングは、医療処置時に患者と超音波振動子ハウジングの全体又は一部分との間に滅菌バリアを提供することのできる滅菌可能シールドと共に利用することができる。
[0067]滅菌可能シールドは、当技術で一般的に知られている滅菌可能な材料で形成することができる。1つの実施形態では、滅菌可能シールドは、ポリマー材料の様な単回使用材料で形成することができ、1回使用後はシールド全体が適切に廃棄されるものである。別の実施形態では、滅菌可能シールドは複数回利用することができ、その事例では、滅菌可能シールドは、次の使用までの間に適切に滅菌処理することのできる材料で形成されるものである。一例として、滅菌可能シールドは、限定するわけではないが、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネートなどを含め、成形可能な熱可塑性又は熱硬化性のポリマー材料で形成することができる。
[0068]図5は、超音波振動子ハウジング100(図5には示されていない)を包むのに利用されてもよいとされる滅菌可能シールド230の1つの例のその使用時を示している。滅菌可能シールド230は、図6に詳細が示されている下側部分132と、図7に詳細が示されている上側部分134と、を含むことができる。
[0069]図6を参照して、シールド部分132は、超音波透過性材料で形成されている基部136を含むことができる。基部136は、如何なる適した寸法及び形状であってもよいが、超音波振動子ハウジング基部をシールド基部136に堅く着座させられるように形成されている。概して、着座させる際、振動子ハウジング基部の底面とシールド基部136の間に少量の超音波用ジェルを置けば、両者の間に空気が入り込むのを防げ、超音波の透過率を上げることができる。
[0070]シールド基部136から、案内支柱138が立ち上がっている。案内支柱138は、当該案内支柱を貫いてプローブ案内139の少なくとも一部分を画定している。プローブ案内139は、案内支柱138とシールド基部136の両方を途切れなく完通して延びている。案内支柱138は、示されているタブを含んでいてもよいし、又はシールド基部136を超音波振動子ハウジング100の周りに正しく組み立てるのに利用することのできるフックや差込などの様な他の造形を含んでいてもよい。1つの実施形態では、案内支柱138は、シールド230と超音波振動子ハウジングの組み立て中にプローブ案内139の内部滅菌面を保護するための着脱式キャップ(図示せず)を含んでいてもよい。
[0071]見て分かる様に、シールド部分132は、更に、超音波ハウジングをシールド基部132内に正しく着座させる際に、またシールド230一体を超音波振動子ハウジングの周りに組み立てるときシールド部分132とシールド部分134を整列させる際に利用することのできる、タブ140、142、144などを含むことができる。
[0072]図示の実施形態では、シールド基部132側のタブ140は、図7に示されているシールド部分134側の対応するノッチ141と一致する。タブ140とノッチ141は一体で、シールド部分132とシールド部分134を互いに固定することのできる締結具を形成する。組み立て時、タブ140はノッチ141にパチンと嵌って2つの部分を一体に堅固に締結し、使用中に両部分132と134が分離しないようにする。当業者には承知のごとく、当然ながら、シールドは、それら2つの部分の間の他の場所に追加の締結具を含むこともできるし、代わりの場所に単一の締結具を含むこともできる。
[0073]シールド230を分解するためには、タブ140をつまみ寄せてノッチ141から滑り出させるだけでよい。別の実施形態では、滅菌可能シールドの両部分を互いに固定するのに単回使用締結機構を採用することができる。この実施形態によれば、使用後にシールドを分解するにあたり、締結具のタブはシールドが取り外されると永久的に使えなくなる。例えば、タブ140及び/又はノッチ141を、引いたり捩じったりという動作によってシールドから永久的に破断させると、シールド部分がばらばらになり、また同時に、確実に、もはや滅菌ではなくなったシールドを再び利用することはできなくなる。確実に締結具を1回しか利用できないようにする如何なる方法が代わりに利用されてもよいであろう。
[0074]開示されている装置の別の有利な特徴は、装置の柄部の幾何学形状であろう。例えば、振動子ハウジングに関して先に言及されている様に、柄部がプローブ装置に設置される角度は、振動子基部を皮膚に密着させて保持している間、装置へのより楽な把持が得られるように変えることができる。柄部については改善され得る態様は他にもある。例えば、図5に見られる様に、シールド230の柄部は、使用者の装置への把持を改善することのできる指つかみ152を含むことができる。他の実施形態では、所望に応じて、追加の指つかみを含むことができる。例えば、1つの実施形態では、指つかみは、柄部が左利きの使用者又は右利きの使用者に特化された設計になるように柄部に設けることができる。
[0075]滅菌可能シールド230は、更に、図7に示されている部分134を含むことができる。部分134は、先に論じられている様に、超音波振動子ハウジング、例えば超音波振動子ハウジング100を囲うために、部分132に着脱式に取り付けることができる。部分134は、図6に示されているプローブ案内139の終端部分151を画定している。終端部分151は、部分132の案内支柱138の上にぴったり被さり、部分134の部分160の上面から部分132の基部136の底面まで延びる途切れのないプローブ案内139が形成される寸法である。
[0076]図示の滅菌可能プローブ装置を組み立てるには、図3Aに示されているプローブ案内孔126を画定している超音波振動子ハウジング100を、部分132のシールド基部136に、案内支柱138が振動子ハウジングのプローブ案内孔126を通って延びるようにして着座させる。振動子ハウジング100のプローブ案内孔126を案内支柱138の上から滑らせてゆく際、案内支柱138側のタブがプローブ案内孔126の陥凹(図示せず)に滑り込むか又はパチンと嵌って、振動子ハウジング100を部分132に正しく着座させるのを支援する。超音波振動子ハウジング100を部分132に着座させた後、部分134を部分132と整列させ、振動子ハウジング100の上を覆うように所定の位置に締結させる。保護キャップが案内支柱138の端を覆っている場合、キャップは組み立て中に取り外せばよく、組み立てプロセス全過程を通してプローブ案内139の内部の滅菌性は維持されている。タブ140を陥凹ノッチ141の中へパチンと嵌めるか又は滑り込ませれば、部分132と134が締結され一体に固定される。
[0077]以上に説明されている組み立てプロセスを受けて、プローブ案内139はシールド部分134の部分160の最上部からシールド基部136を貫いて連続して延在することになる。その上、そして装置にとって極めて有利なことに、プローブ案内139は、滅菌のままに、超音波振動子ハウジング100のプローブ案内孔126内に納まることができる。
[0078]ここに開示されている滅菌可能シールドは、2つの分離できる部分で形成されているものとして示されているが、滅菌可能シールドは、所望に応じて、蝶番式とすることもできるし、追加の部分を含むこともできる。例えば、滅菌可能シールドは、超音波ハウジングを囲うように組み立て、囲われているハウジングと外界の間に滅菌バリアを形成することのできる、2つ、3つ、又はそれ以上の分離できる部分で形成されていてもよい。別の実施形態では、滅菌可能シールドは、単体構造とすることができる。例えば、滅菌可能シールドは、超音波ハウジングの全体又は一部分を囲い、囲われているハウジングと外界の間に滅菌バリアを形成することのできる、しなやかな材料であってもよい。
[0079]図8は、滅菌可能シールドに着脱式に取り付けできる超音波振動子ハウジング800の別の実施形態を示している。この実施形態によれば、超音波振動子ハウジング800は、柄部802と支柱部804と基部806を含むものとすることができる。超音波振動子ハウジング800は、更に、示されている様に下面810を画定している。但し、この特定の実施形態では、超音波振動子ハウジングは、プローブ案内孔を含んでいない。代わりに、超音波振動子ハウジング800は、プローブ案内孔を画定していてクランプと共に利用することのできる装置の第2部分に、着脱式に取り付けできる。例えば、超音波振動子ハウジング800は、プローブ案内を画定している滅菌可能シールド及びクランプと共に利用することができる。また、滅菌可能シールドは、単一又は複数の着脱式に取り付けできる部品で形成することもできる。
[0080]図9A及び図9Bは、図8に示されている超音波装置800と共に使用することのできる滅菌可能シールドの1つの実施形態を示している。図9Aを参照して、滅菌可能シールド930は、超音波振動子ハウジング800を囲うことができるものである。滅菌可能シールド930は、複数の取り付けできる部品で形成することができる。具体的には、滅菌可能シールド930は、部分932と、プローブ954を通過させるプローブ案内が貫通して画定されている部分961と、を含んでいる。また、部分932は、図5から図7の装置230について示されている様に、2つ又はそれ以上の部分に分離できるようになっていてもよい。部分961は、更に、開口958と造形962、963とを画定していて、プローブ案内の中のプローブ954を締め付けるために枢動軸964周りに回転するクランプ956を含んでいる。使用時、部分961を、例えば整列式のタブとノッチを使用するなどしてシールド932に取り付けると、図9Bに示されている様にプローブ案内部分が滅菌可能シールドに取り付けられる。
[0081]当然ながら、装置の個々の部分のその他の配列も本開示内に網羅される。例えば、1つの実施形態では、図8に示されている、プローブ案内孔を画定していない超音波振動子ハウジングは、超音波振動子ハウジングの全体又は一部分がシールドに囲われることなしに、プローブ案内孔を画定していてクランプを含んでいる部品に着脱式に取り付けられる。別の実施形態では、滅菌可能シールド部分は、装置の皮膚接触面だけを覆うものとすることができる。例えば、シールド部分は装置の基部の上へパチンと嵌ることができる。
[0082]更に別の実施形態では、滅菌可能シールドは、超音波振動子ハウジングの全体又は一部分に「巻き付く」ことのできるしなやかな材料とすることができる。この実施形態では、プローブ案内孔を画定していてクランプを含むことのできる分離式の部分は、滅菌可能シールドに直接的又は間接的のどちらで取り付けられてもよいであろう。例えば、超音波振動子ハウジングの一部であるか又は超音波ハウジングに取り付けられている(単数又は複数の)特徴(例えば、クリップ、ノッチなど)が、分離式の部分を取り付けることのできる部位を提供していてもよいであろう。しなやかな滅菌可能シールドは、取り付けられると、超音波振動子ハウジングと分離式の部分との間に保持されることになる。
[0083]更に別の実施形態が図10に示されている。この実施形態から分かる様に、装置1000は、別体の柄部分を含んでいる必要はない。その様な装置は、丸みのある後面部分1002によって、角度の付いた皮膚接触面1110を被術者に当てた状態で楽に保持することができる。図11に示されている装置1000の側面図は、皮膚接触面1110の角度をより分かり易く示している。
[0084]装置1000の正面図が図12に示されている。見て分かる様に、装置1000は、装置の両側面に取付用スロット1004、1006を含んでいる。これらの取付用スロット1004、1006は、装置1000に装置の別の部分を取り付けるのに利用することができる。例えば、図13は、スロット1006を介してプローブ案内部分1061が取り付けられている装置1000を示している。取り付け時、プローブ案内部分は、1つの実施形態では、プローブ案内1039が装置1000の基部に置かれている超音波振動子と整列するように取り付けることができる。当然ながら、装置1000は、超音波振動子を基部に含んでいる必要はない。図14は、プローブ案内部分1061が取り付けられている装置1000の側面図を示している。見て分かる様に、プローブ案内部分1061が皮膚接触面1008を画定し、また装置1000が皮膚接触面1010を画定しており、2つの面1008、1010は、先に論じられている様に、装置と被術者の間の接触改善を促すように互いに或る角度を成して保持されている。図15は、図13、及び図14に示されている実施形態の正面図である。
[0085]1つの実施形態では、プローブ案内部分は皮膚接触面を含んでいる必要はない。例えば、分離できる着脱式プローブ案内部分を、プローブ案内部分の基部が被術者の皮膚の上方にあって皮膚と接触していない状態になるように、装置に取り付けるようにしてもよい。この実施形態によれば、被術者と装置の間の接触は、プローブ案内部分が取り付けられている装置本体に限定されることになる。例えば、装置本体が超音波振動子をその中に組み込んでいる場合は、皮膚接触面は超音波振動子面となり、プローブ案内部分は、振動子と整列し、但し装置本体の皮膚接触面の上方に、配置されることになる。
[0086]図16は、クランプ1056がプローブ案内部分1061に取り付けられた後の装置1000を示している。図17は、この実施形態を側面図に示しており、図18は、この実施形態を正面図に示している。使用時、装置を皮膚に当てて保持し、プローブをプローブ案内に通してゆく。所望の皮下場所に到達すると、例えば使用者が造形1063を非締付位置から締付位置へ引くことによって、クランプ1056を活動させる。
[0087]超音波装置を組み込んでいるプローブ装置を利用している場合、プローブ先端を、ソノグラムの被走査平面上に視覚化される経皮的標的へ案内することができる。例えば、プローブ先端は、被走査平面の中の一致する線、被走査平面に平行な線、又は被走査平面に或る点で交差する線、を画定している経路を進行してゆく。ここに開示されている装置を利用すれば、標的までのプローブの経路は、たとえそれをソノグラム上で見極めることが無理な場合でも把握できており、というのも、プローブは目標に向かって直線上を、超音波ハウジングの基部に対して所定の角度を成して、プローブ案内孔から超音波によって画像化される標的まで前進してゆくからである。こうして、プローブの経路とソノグラム画像の被走査平面は、どちらも、振動子の方位によって定義され、標的上に座標を合わせることができる。標的を当てるためには、プローブはこの既知の経路に沿って所望の距離を案内されるだけでよい。
[0088]理想的な状況では、プローブ自体を被走査平面上に視覚化することができる。例えば、プローブの経路が被走査平面の内の線上にある実施形態では、周囲組織の密度及び他のプロセスパラメータ次第で、プローブをソノグラムの中に見せることができる。しかしながら、1つの実施形態では、プローブの経路が被走査平面と一致していても、プローブ自体をソノグラム上で視認できるのではなく、プローブ通過のアーチファクト、例えば、プローブが通る際の陰影や内部構造の動きなどが視覚化されている。
[0089]1つの好適な実施形態では、プローブの既知の経路をソノグラムに加えることができ、そうすれば照準手順がなおいっそう単純化する。例えば、1つの実施形態は、ソノグラム上のプローブ案内開口がハウジングを出てゆく(又は非走査平面に進入する)点から延びて超音波照射野を一直線に既知の角度で突っ切る照準線を、ソノグラム上に加えることを含んでいる。照準線は、如何なる視覚的外観を有するものでもよい。例えば、それは、一本の細線であってもよいし、プローブの寸法に略等しい太線であってもよい。それは、実線表示でもよいし、破線でもよい。1つの実施形態では、照準線は、プローブの直径までの幅に設定された2本の平行線として映し出される。照準線という用語については、如何なる他の視覚化できる考案物もここに網羅される。
[0090]従って、この照準線を、装置によって画像化される標的に交差させれば、操作者は、プローブが標的に精度よく方向決めされていると確信することができる。他の実施形態では、他の照準情報をソノグラム上に表示させることができる。例えば、1つの実施形態では、プローブの標的への接近を示す情報を表示させることができる。
[0091]1つの具体的な実施形態では、動き検出器が、プローブ案内の中のプローブの動きを記録し、当該情報を、例えばプローブのリアルタイム仮想画像として、ソノグラム上に表示させている。この実施形態では、プローブ先端の標的に対する位置とプローブ先端が標的を当てる瞬間が、処置時にモニター上の仮想プローブを見張っている操作者にリアルタイムで見せられる。
[0092]図5は、開示されている主題の1つの実施形態を示しており、ここでは仮想プローブの画像がソノグラム上にオーバーレイされている。この特定の実施形態では、プローブ装置は、滅菌可能シールド230の支柱部か又はシールド230内に囲われている振動子ハウジングの支柱部に置かれている検出器170を含むことができる。検出器170は、プローブ154の、それがプローブ案内を通って被術者の中へ進んでゆく際の進み具合を認知し、監視することができる。検出器170及び超音波振動子からの情報は、ケーブル124を経由しモニター174へ回される。するとプローブ154が、モニター174上に仮想プローブ画像178として画像化される。モニター174は、更に、内部の標的、例えば血管176を表示することができる。
[0093]当技術で一般に知られている多種多様な有望な検出器が、検出器170として利用できるであろう。例えば、検出器170は、赤外線(IR)式、超音波式、光学式、レーザー式、磁気式、又は他の様式の動き検出機構を利用することができる。加えて、検出器170の置き場所は、本発明には決定的なものではない。図5に示されている実施形態では、検出器170は、シールド230又はシールド230内に囲われている超音波振動子ハウジングのどちらかの支柱部に置かれている。しかしながら、他の実施形態では、検出器は、システムのそれ以外の場所、例えば、プローブそのものの一部分に置かれていてもよい。
[0094]検出器170からの信号は、プロセッサに送られるデータストリームを作成することができる。処理ユニットは、手持ち式装置に内付け式でも外付け式でもよい。例えば、検出器170からのデータは、当技術で知られている様に、標準的なラップトップ型又はデスクトップ型コンピュータプロセッサ又は内蔵型超音波システムの部分へ送られてもよいであろう。プロセッサは、適した認知及び分析用ソフトウェアが搭載され、検出器170からのデータのストリームを受信し分析することができる。処理ユニットは、更に、データを超音波振動子からケーブル124を介して受信するために、当技術で一般的に知られている標準的な画像化ソフトウェアを含むことができる。プローブ154は、所定の長さとすることができ、当該所定の長さは、使用者がプロセッサに打ち込んだ入力データであってもよいし、システムへデフォルトデータとして事前にプログラムされていてもよいであろう。こうして、プロセッサは、検出器170及び超音波振動子120から受信されるデータストリームの分析を通して、プローブ先端の、超音波振動子120に対する相対位置、検出器170に対する相対位置、プローブ案内の出口に対する相対位置、又は何らかの他の都合のよい基準点に対する相対位置を計算するようにプログラムされている。プロセッサはこの位置情報をデジタル式にモニター174へ通信し、情報はモニター上に、数字形式で、又は随意的には、血管の様な標的の画像176を含むソノグラムと関連付けて表示される仮想プローブ178のリアルタイム画像として、表示されることになる。
[0095]その様な方式では、開示されている装置は、処置の全過程を通して、モニター上の標的に向かってプローブが接近してゆくのを実際に表示するのに利用することができる。加えて、開示されている装置は、確実に、プローブ先端が処置の間中標的に留め置かれるようにするのに利用することができる。例えば、検出器170がプローブ154の動きを監視している実施形態では、検出器がプローブと対話している限り、例えば二者間で信号が送受信されている限り、プローブ154の画像176は引き続きモニター174上に映し出されている。従って、プローブ先端の標的に対する如何なる動きも、先に論じられているクランプの使用によってプローブ154がプローブ案内の内側に締め付けられた以後であっても、観察者の気付くところとなる。
[0096]ここに開示されているプローブ装置及び方法は、多くの様々な医療処置で利用することができる。装置の例示としての用途には、限定するわけではないが、
・中心静脈カテーテル法
・心臓カテーテル法(中心動脈アクセス)
・透析カテーテル設置
・胸部生検
・穿刺術
・心膜穿刺
・胸腔穿刺
・関節穿刺
・腰椎穿刺
・硬膜外カテーテル設置
・末梢挿入中心静脈カテーテル(PICC)ライン設置
・甲状腺結節生検
・胆嚢ドレイン設置
・羊水穿刺
・局所麻酔−神経ブロック
を含めることができる。
[0097]これらの例示としての処置の幾つかは既に超音波の使用を採用しているが、これらの処置の全て並びに特定的に掲載されていない他の処置もまた、開示されているプローブ装置を利用すれば、超音波装置のより経済的な使用がもたらされることに加えて、処置の安全並びに患者の安全と快適性が改善されることであろう。
[0098]説明を目的に供されている以上の諸例は、本発明の範囲を限定するものと解釈されてはならないことを理解しておきたい。以上では、本発明の例示としての実施形態が数例のみ詳細に説明されているが、当業者にあっては、例示されている実施形態には本発明の新奇性のある教示と利点から実質的に逸脱することなく多くの修正がなされ得ることが容易に理解されるであろう。従って、全てのその様な修正は、次に続く特許請求の範囲並びにそのあらゆる等価物の中で定義されている本発明の範囲内に含まれるものとする。更に、多くの実施形態は、それらが幾つかの実施形態の利点のどれもを実現するわけではないことは察せられるところであるが、とはいえ、或る特定の利点が欠けているからといって、そのことが、必然的にその様な実施形態は本発明の範囲から外れていることを意味するものであると受け止められてはならない。
4、6 被走査平面の縁
8 プローブ案内孔の終端から被走査平面の縁までの距離
100 超音波振動子ハウジング
102 ハウジング柄部
104 ハウジング支柱部
106 ハウジング基部
108、110 基部の下面
θ 下面108と下面110の間の角度
120 超音波振動子
124 ケーブル
126 プローブ案内孔
130 プローブ装置
132 シールド下側部分
134 シールド上側部分
136 シールド基部
138 案内支柱
139 プローブ案内
140、142、144 タブ
141 ノッチ
151 プローブ案内の終端部分
152 指つかみ
154 プローブ
156 クランプ
158 クランプ開口
160 134の一部分(案内支柱に被さる部分)
161 プローブ装置の基部
162、163 クランプの造形
164 クランプのタブ
170 検出器
174 モニター
176 標的の画像(血管)
178 仮想プローブ
204、206 被走査平面の縁
208 プローブ案内孔の終端から被走査平面の縁までの距離
226 プローブ案内孔
230 滅菌可能シールド
239 シールド
800 超音波振動子ハウジング
802 ハウジング柄部
804 ハウジング支柱部
806 ハウジング基部
810 ハウジング下面
930 滅菌可能シールド
932 シールドの部分
954 プローブ
956 クランプ
958 開口
961 シールドの部分(プローブ案内が画定されている部分)
962、963 造形
964 枢動軸
1000 装置
1002 後面部分
1004、1006 取付用スロット
1008 皮膚接触面
1010 皮膚接触面
1039 プローブ案内
1056 クランプ
1061 プローブ案内部分
1063 造形
1110 皮膚接触面

Claims (16)

  1. プローブ案内が貫通して画定されている医療用プローブ装置において、前記プローブ案内は、長手方向軸を画定していて、前記医療用プローブ装置を貫いて、プローブを通過させるための障害物のない通路を提供しており、前記医療用プローブ装置は、締付面を画定しているクランプを備えており、前記クランプの少なくとも一部分は、第1位置から第2位置へ前記プローブ案内の前記長手方向軸を横切る方向に動かすことができ、その結果、前記クランプが前記1位置にあるときは、プローブは前記プローブ案内の中を自由に動くことができ、前記クランプが前記第2位置にあるときは、前記締付面は前記プローブ案内の中に置かれているプローブに接触しており、前記第2位置は、前記プローブ案内の中に保持されているプローブの動きを阻止する締付位置である、医療用プローブ装置。
  2. 前記クランプは、軸周りに前記第1位置から前記第2位置へ枢動するか、又は前記基部の表面の上を横方向に前記第1位置から前記第2位置へ滑動する、請求項1に記載の医療用プローブ装置。
  3. 前記締付面は、前記クランプによって画定されている開口の表面である、請求項1又は2に記載の医療用プローブ装置。
  4. 前記開口は、幅が第1端部から第2端部に向けて狭まっている、請求項3に記載の医療用プローブ装置。
  5. 前記クランプを前記第1位置から前記第2位置へ動かすための造形を更に備えている、上記請求項1から4の何れかに記載の医療用プローブ装置。
  6. 前記締付面は、一連の鋸歯を画定している、上記請求項1から5の何れかに記載の医療用プローブ装置。
  7. 前記プローブ案内と一体であるか又は前記プローブ案内と着脱式に協働できるかのどちらかである超音波振動子を更に備えている、上記請求項1から6の何れかに記載の医療用プローブ装置。
  8. 前記超音波振動子は前記プローブ案内と整列している、請求項7に記載の医療用プローブ装置。
  9. 前記プローブ案内を通って案内されるプローブの経路は、ソノグラムの被走査平面の内に入っている、請求項7に記載の医療用プローブ装置。
  10. 前記プローブ案内の内のプローブの動きを検出するための検出器であって、前記プローブ案内の中のプローブの前記動きに関する情報を表示するための処理ユニットと通信している検出器を更に備えている、上記請求項1から9の何れかに記載の医療用プローブ装置。
  11. 前記情報は、モニター上の仮想プローブのコンピュータ生成画像として表示される、請求項10に記載の医療用プローブ装置。
  12. 前記装置は、前記プローブ案内の少なくとも一部分を画定している滅菌可能シールドを含んでいる、上記請求項1から11の何れかに記載の医療用プローブ装置。
  13. 前記滅菌可能シールドの前記プローブ案内は、超音波振動子ハウジングによって画定されているプローブ案内孔に受け入れられるように適合されている、請求項12に記載の医療用プローブ装置。
  14. 前記滅菌可能シールドは、第1部分と、第2部分と、前記第1部分と前記第2部分を互いに接続するための締結具と、を更に備えている、請求項12に記載の医療用プローブ装置。
  15. 前記締結具は、第1部分と第2部分が互いから切り離されて分離されると、永久に使えなくなる単回使用締結具である、請求項14に記載の医療用プローブ装置。
  16. 前記滅菌可能シールドは、着脱式に協働できる部分であって前記プローブ案内が貫通して画定されている部分を備えている、請求項12に記載の医療用プローブ装置。
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