JP5641280B2 - 表示ラベル - Google Patents

表示ラベル Download PDF

Info

Publication number
JP5641280B2
JP5641280B2 JP2009254408A JP2009254408A JP5641280B2 JP 5641280 B2 JP5641280 B2 JP 5641280B2 JP 2009254408 A JP2009254408 A JP 2009254408A JP 2009254408 A JP2009254408 A JP 2009254408A JP 5641280 B2 JP5641280 B2 JP 5641280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane resin
porous layer
parts
printing
receiving layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009254408A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011084051A (ja
Inventor
昇 古家
昇 古家
伸武 小田
伸武 小田
淳 岩城
淳 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dynic Corp
Original Assignee
Dynic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dynic Corp filed Critical Dynic Corp
Priority to JP2009254408A priority Critical patent/JP5641280B2/ja
Publication of JP2011084051A publication Critical patent/JP2011084051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5641280B2 publication Critical patent/JP5641280B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Description

本発明は、熱転写印刷やインクジェット印刷等種々の印刷が可能である、繊維製品の品質表示や取扱表示に用いる表示ラベルに関する。
従来、繊維製品の品質表示や取扱表示に用いる表示ラベルとして、繊維等からなる基材上に、ポリアミド樹脂を湿式凝固させ、多孔質の印刷受像層を形成することはよく知られている。しかしこのものは、多孔質層の表面剥離強度が弱いという問題がある。この問題を解決するためにポリウレタン樹脂を湿式凝固させ、多孔質の印刷受像層を形成することも知られている(特許文献1、2)。
また、繊維等からなる基材上に、ポリアミド樹脂や熱可塑性ポリウレタン樹脂を塗布、乾燥して無孔質層を形成することも知られている(特許文献3)。
また、繊維等からなる基材上に、接着剤からなるアンダー層を設けその上に予め形成しておいたウレタンフィルムを貼り付ける技術(特許文献4)や微多孔物層の上にポリエステル樹脂からなる高発色性受容層を設ける技術(特許文献5)も知られている。
しかしながら、特許文献1で示される従来の印刷用基布は、表面剥離強度が改良されたとは言え、用途によってはまだまだ十分とは言えず、またその構成上カールが発生する問題がある。特許文献2は平滑性を改良した印刷シートであるが、表面剥離強度に劣る等の問題がある。さらに特許文献1、2ともに、ジーンズ等の繊維製品に用いたときには縫製後に洗い加工がなされるのが通常であり、この時にジーンズ等の繊維製品の染色に使用された染料が溶け出しラベルを汚染するという問題(以後耐移染性と記載)がある。さらに、これらのものは製造時に溶媒であるジメチルホルムアミドを抽出する必要があり、環境面から好ましくない。さらに、製造コストが非常に高価であり、市場からのコストダウンの要望も大きい。
また、特許文献3で示される従来のプリントネーム用ラベルは、乾燥時に無孔質層が収縮し、その結果基材の形状が表面に反映され印刷に適した表面平滑性が得られない。
また、特許文献4で示される従来の印刷用シートは、表面平滑性は得られるが、フィルムを貼り付けるため風合いが硬くなったり、カールが発生する等の問題が、また、特許文献5で示される受像シートも風合いが硬く、カールが発生するという問題がある。
特許第3259078号公報 特許第3758990号公報 特開平5−188862号公報 特許第2997251号公報 特公平5−85357号公報
本発明の目的は、熱転写印刷やインクジェット印刷等種々の印刷において、カールがなく優れた印刷適性を有し、さらに表面剥離強度、耐移染性等に優れた表示ラベルを提供することにある。
発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、湿式多孔質層にさらに乾式印刷受像層を積層するという構成体とすることで上記目的を達成する表示ラベルが得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、以下のような構成からなるものである。
(1)塩化カルシウム・メタノール溶媒にポリアミド樹脂を溶解させた塗料液を用いる湿式成膜法からなる多孔質層を基材の両面に形成し、該多孔質層の片面のみに乾式成膜法からなる印刷受像層を形成し、該多孔質層がポリアミド樹脂よりなり、該印刷受像層がポリウレタン樹脂よりなり、印刷受像層の厚さが2〜20μmであり、印刷受像層のポリウレタン樹脂の100%モジュラスが2〜15MPaであることを特徴とする表示ラベル。
(2)基材がナイロン織布であることを特徴とする(1)記載の表示ラベル。
本発明の構成体により、特に熱転写印刷においては、カールがなく、多孔質層がクッション性を有するため、印刷時に表面の平滑度を増加させるように作用し、その結果優れた印刷適性を有し、表面剥離強度、耐移染性等に優れたラベル素材を安価に提供することが可能となる。特に、ジーンズ等の繊維製品や自動車のシートベルト、エアバッグの表示ラベルとして極めて有用である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の印刷用素材における基材としては、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン等の合成繊維、ジアセテート、トリアセテート等の半合成繊維、レーヨン等の再生繊維、セルロース繊維等の天然繊維等が挙げられる。これらの繊維は単独のみならず、それらの混紡、混繊、芯鞘構成よりなる織物、編物または不織布等も含まれる。なかでも、ポリアミド多孔質層との接着を考慮するとポリアミド合成繊維やポリエステル/ポリアミドの芯鞘構成よりなる織物が好ましい。織物、不織布はシート状物とし、厚みは特に限定されるものではなく、用途に応じ適宜選択できるが、一般的には、10〜500μm、好ましくは50〜150μmである。また、基材には予め、撥水処理やカレンダー加工等を行うことも可能である。
本発明において、湿式成膜法からなる多孔質層の成分の例としてはポリアミド樹脂やポリウレタン樹脂等が挙げられる。コスト面からは特にポリアミド樹脂が好ましい。多孔質層の厚みとしては、成分や用途に応じ適宜選択することができ特に限定はされないが、一般的には、5〜70μmとすることが好ましい。
例えば、ポリアミド樹脂よりなる多孔質層の場合、塩化カルシウム・メタノール溶媒にポリアミド樹脂を溶解させ塗料液とし、これをシート状基材に含浸、ロールコーティングやドクターナイフコーティング等の常法にて塗工し、塗工直後に水に浸漬させて塗膜を凝固させ、次いで溶媒を抽出することにより多孔質層が形成される。
本発明において多孔質層を形成するためのポリアミド樹脂としては、6−ナイロンおよび6,6−ナイロン等であり特に限定されるものではない。
また、ポリウレタン樹脂よりなる多孔質層の場合、ポリウレタン樹脂/ジメチルホルムアミド溶液を用い、ポリアミド樹脂と同様の方法により多孔質層を形成することができる。
本発明において多孔質層を形成するためのポリウレタン樹脂の組成は、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリエステル・エーテル系、ポリカーボネート系等や、それらの混合物でもよく、特に限定されるものではない。
本発明において、乾式成膜法からなる印刷受像層の成分の例としてはポリエステル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリアミド樹脂やポリウレタン樹脂等が挙げられるが、湿式多孔質層との接着性などの面からポリアミド樹脂もしくはポリウレタン樹脂が好ましい。なかでも、カール、表面強度や耐移染性を考慮するとポリウレタン樹脂がより好ましい。各々の印刷受像層の厚みとしては、成分や用途に応じ適宜選択することができ特に限定はされないが、一般的には、2〜20μmとすることが好ましい。2μm未満では表面剥離強度の低下や耐移染性に劣り、20μmを超えるとカールが発生する。
例えば、ポリウレタン樹脂よりなる印刷受容層の場合、ポリウレタン樹脂/メチルエチルケトン/トルエン溶液等を調製し、これを湿式成膜法からなる多孔質層の片面あるいは両面にロールコーティングやドクターナイフコーティング等の常法にて塗工し、乾燥することによって印刷受容層を形成することができる。
印刷受容層を形成するためのポリウレタン樹脂の組成は、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリエステル・エーテル系、ポリカーボネート系等や、それらの混合物でもよく、特に限定されるものではない。耐ブロッキング性、風合いやカール防止などの点からは100%モジュラスが2MPa〜15MPa、より好ましくは4MPa〜10MPaが好ましい。100%モジュラスが2MPa未満の場合、表示ラベルが巻き取られたり重ねられたりしたときにラベル同士がくっつくというブロッキングが発生し、15MPaを超えるとカールが発生する。
また、ポリアミド樹脂よりなる印刷受容層の場合、ポリアミド樹脂/メチルアルコール/トルエン溶液等を用い、ポリウレタン樹脂と同様の方法により印刷受像層を形成することができる。
また印刷受容層を形成するためのポリアミド樹脂としては、6−ナイロンおよび6,6−ナイロン等であり特に限定されるものではない。
本発明における表示ラベルの構成は、図2に示すように、基材の両面に湿式成膜法からなる多孔質層を設け、更に片面の多孔質層上に乾式成膜法からなる印刷受容層を設けたものである。図1は比較例、図3は参考例となる表示ラベルの構成である。
印刷受容層を形成するためのポリアミドやポリウレタン等の塗料液には、必要に応じて架橋剤、ワックス、多孔質微粉末、顔料等の他の添加剤を加えてもよい。
架橋剤の添加量は用途等に応じ適宜選択することができる。ワックスや多孔質微粉末を添加することにより耐ブロッキング性の向上や艶調整を図ることができる。
以下、実施例・比較例を示して本発明を具体的に説明する。但し本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲で定義される発明の思想および範囲に入る他の態様も含まれる。なお、実施例中に記載のレザミン、サイリシア、クリスボンは登録商標である。
ナイロン織布(6−ナイロンタフタ、経糸:78dtex/17f、緯糸:78dtex/24f、密度:経100本/2.54cm、緯90本/2.54cm)の両面に下記配合Aのポリアミド樹脂塗料を、乾燥後の厚さが30μm(片面15μm)となるようにフローティングナイフコーターにより両面塗布する。次いでこれを水中に5分間浸漬しポリアミド樹脂塗布液を湿式凝固させ、水洗、乾燥処理を施し両面多孔質層を得た。さらに、得られた両面多孔質層の片面に、下記配合Bのポリウレタン樹脂塗料を乾燥後の厚さが5μmになるようにドクターナイフコーティングにより塗布、乾燥架橋処理を行い本発明の表示ラベルを得た。配合は重量部を示す。
配合A
6−ナイロン 40部
塩化カルシウム 50部
メタノール 120部
炭酸カルシウム 15部
配合B
レザミンME−3612LP 100部
(熱可塑性ポリウレタン樹脂、100%モジュラス:6MPa、
大日精化工業(株)製品)
レザミンX架橋剤 2部
(イソシアネート系架橋剤、大日精化工業(株)製品)
サイリシア446 3部
(多孔質シリカ、冨士シリシア化学(株)製品)
メチルエチルケトン 60部
ポリウレタン樹脂塗料の乾燥後の厚さが10μmになるようにしたほかは、実施例1と同様にして本発明の表示ラベルを得た。
参考例
ナイロン織布(6−ナイロンタフタ、経糸:78dtex/17f、緯糸:78dtex/24f、密度:経100本/2.54cm、緯90本/2.54cm)の両面に下記配合Aのポリアミド樹脂塗料を、乾燥後の厚さが30μm(片面15μm)となるようにフローティングナイフコーターにより両面塗布する。次いでこれを水中に5分間浸漬しポリアミド樹脂塗布液を湿式凝固させ、水洗、乾燥処理を施し両面多孔質層を得た。さらに、得られた両面多孔質層の片面に、上記配合Bのポリウレタン樹脂塗料を乾燥後の厚さが5μmとなるようにドクターナイフコーティングにより塗布、乾燥架橋処理を行い、さらに両面多孔質層の他方の面にも同様に塗布、乾燥処理を行い表示ラベルを得た。
配合A
6−ナイロン 40部
塩化カルシウム 50部
メタノール 120部
炭酸カルシウム 15部
配合B
レザミンME−3612LP 100部
(熱可塑性ポリウレタン樹脂、100%モジュラス:6MPa、
大日精化工業(株)製品)
レザミンX架橋剤 2部
(イソシアネート系架橋剤、大日精化工業(株)製品)
サイリシア446 3部
(多孔質シリカ、冨士シリシア化学(株)製品)
メチルエチルケトン 60部
比較例1
ポリウレタン樹脂塗料の乾燥後の厚さが1μmになるようにしたほかは、実施例1と同様にして表示ラベルを得た。
比較例2
ポリウレタン樹脂塗料の乾燥後の厚さが30μmになるようにしたほかは、実施例1と同様にして表示ラベルを得た。
比較例3
ナイロン織布(6−ナイロンタフタ、経糸:78dtex/17f、緯糸:78dtex/24f、密度:経100本/2.54cm、緯90本/2.54cm)の両面に下記配合Aのポリアミド樹脂塗料を、乾燥後の厚さが30μm(片面15μm)となるようにフローティングナイフコーターにより両面塗布する。次いでこれを水中に5分間浸漬しポリアミド樹脂塗布液を湿式凝固させ、水洗、乾燥処理を行い表示ラベルを得た。
配合A
6−ナイロン 40部
塩化カルシウム 50部
メタノール 120部
炭酸カルシウム 15部
比較例4
ポリエステル織布(ポリエステルタフタ、経糸:56dtex/24f、緯糸:84dtex/36f、密度:経100本/2.54cm、緯90本/2.54cm)の片面に、下記配合Cのポリウレタン樹脂塗料を、乾燥後の厚さが10μmとなるようにドクターナイフコーティングにより塗布する。次いでこれを温水中に10分間浸漬しポリウレタン樹脂塗布液を湿式凝固させ、水洗、乾燥処理を行った。続いて、下記配合Dのポリウレタン樹脂塗料を、乾燥後の厚さが40μmとなるようにドクターナイフコーティングにより塗布する。次いでこれを温水中に10分間浸漬しポリウレタン樹脂塗布液を湿式凝固させ、水洗、乾燥架橋処理を行い表示ラベルを得た。
配合C
クリスボン8006HV 100部
(熱可塑性ポリウレタン樹脂、100%モジュラス:3.4MPa、
DIC(株)製品)
レザミンX架橋剤 2部
(イソシアネート系架橋剤、大日精化工業(株)製品)
ジメチルホルムアミド 50部
配合D
クリスボン1846EL 100部
(熱可塑性ポリウレタン樹脂、100%モジュラス:9MPa、
DIC(株)製品)
クリスボンアシスターSD−7 2部
(DIC(株)製品)
ジメチルホルムアミド 50部
比較例5
ポリエステル織布(ポリエステルタフタ、経糸:56dtex/24f、緯糸:84dtex/36f、密度:経100本/2.54cm、緯90本/2.54cm)の片面に、下記配合Bのポリウレタン樹脂塗料を乾燥後の厚さが10μmとなるようにフローティングナイフコーターにより塗布、乾燥架橋処理を行い表示ラベルを得た。
配合B
レザミンME−3612LP 100部
(熱可塑性ポリウレタン樹脂、100%モジュラス:6MPa、
大日精化工業(株)製品)
レザミンX架橋剤 2部
(イソシアネート系架橋剤、大日精化工業(株)製品)
サイリシア446 3部
(多孔質シリカ、冨士シリシア化学(株)製品)
メチルエチルケトン 60部
これらの実施例・比較例で得られた表示ラベルの性能を次のように試験・評価を行った。
[印刷適性]
表示ラベルに熱転写方式により印刷(印刷機:(株)エイポス製AP−9、インクリボン:ダイニック(株)製HL−35)し、印刷状態を目視で判定する。
判定基準 ○:印字が鮮明で読み取れる
Δ:部分的に印字の欠けが生じ、読み取り難い
×:印字の欠けが多く、読み取れない
[表面剥離強度]
表示ラベルの樹脂皮膜表面に幅2.4cm、長さ5cmのビニルテープ(日東電工(株)製 ビニルテープNo.23S)を圧力1kg/cmで圧着し、次いでビニルテープを剥離し、剥離状態を目視で判定する。
判定基準 ○:塗膜剥離がない
×:塗膜剥離が見られる
[耐移染性]
青色直接染料を水に溶解し、それを表示ラベル上に1滴滴下し、30秒放置する。その後、水道水で青色直接染料を洗い流し、表示ラベルの染色程度を目視評価する。
判定基準 ○:ほとんど染色されていない
△:薄い染色がみられる
×:濃い染色がみられる
[耐ブロッキング]
表示ラベルを巾50mm、長さ50mmで4枚カットし、2枚を表面と表面、他の2枚を表面と裏面が接するように重ね合わせ試験片を作成する。次に、試験片を巾60mm、長さ60mmのガラス板に挟み、70℃の乾燥機内で24時間、5kgの荷重をかける。その後乾燥機から取り出し、室温で1時間放置後試験片を剥がし、塗膜の剥離状態を目視評価する。
判定基準 ○:塗膜剥離がない
×:塗膜剥離が見られる
[カール]
表示ラベルを巾40mm、長さ80mmにカットし、温度20℃、相対湿度65%条件でのカールを目視評価する。
判定基準 ○:ほとんどカールが見られない。
×:カールが顕著に見られる
これらの試験・評価結果を表1に示す。
Figure 0005641280
本発明により、熱転写印刷やインクジェット印刷等種々の印刷において、カールがなく優れた印刷適性を有し、さらに表面剥離強度、耐移染性等に優れた表示ラベルを提供することが可能となる。
図1は、印刷用素材の比較の例を示す。 図2は、本発明の印刷用素材の実施の例を示す。 図3は、印刷用素材の参考の例を示す。
1 基材
2 湿式多孔質層
3 乾式印刷受像層

Claims (2)

  1. 塩化カルシウム・メタノール溶媒にポリアミド樹脂を溶解させた塗料液を用いる湿式成膜法からなる多孔質層を基材の両面に形成し、該多孔質層の片面のみに乾式成膜法からなる印刷受像層を形成し、該多孔質層がポリアミド樹脂よりなり、該印刷受像層がポリウレタン樹脂よりなり、印刷受像層の厚さが2〜20μmであり、印刷受像層のポリウレタン樹脂の100%モジュラスが2〜15MPaであることを特徴とする表示ラベル。
  2. 基材がナイロン織布であることを特徴とする請求項1記載の表示ラベル。
JP2009254408A 2009-10-16 2009-10-16 表示ラベル Active JP5641280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009254408A JP5641280B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 表示ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009254408A JP5641280B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 表示ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011084051A JP2011084051A (ja) 2011-04-28
JP5641280B2 true JP5641280B2 (ja) 2014-12-17

Family

ID=44077367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009254408A Active JP5641280B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 表示ラベル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5641280B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321487A (ja) * 1989-06-19 1991-01-30 Dynic Corp 受像シート
JP3259078B2 (ja) * 1993-04-27 2002-02-18 倉庫精練株式会社 微多孔質皮膜を有する印刷用基布の製造方法
JPH11198555A (ja) * 1998-01-08 1999-07-27 Oji Paper Co Ltd 溶融転写型インク受像シートおよびその製造方法
JPH11291646A (ja) * 1998-04-09 1999-10-26 Toppan Printing Co Ltd 中間転写フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011084051A (ja) 2011-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3184692B1 (en) Textile printing method
US6103042A (en) Image transfer sheet and image transfer method using the same
CN109863032B (zh) 耐溶剂的光泽可印刷基材及其制造和使用方法
US10981403B2 (en) Fabric print media
JP2002542063A (ja) シクロヘキサン・ジメタノール・ジベンゾエートを含む融解性被覆材を有する熱転写材料
US6773769B1 (en) Macroporous ink receiving media
US20030098906A1 (en) Ink jet transfer printing process
JP5641280B2 (ja) 表示ラベル
KR20100126653A (ko) 피혁형 시트 및 그 제조 방법
US6316080B1 (en) Fluid-releasable image transfer sheet
US20210269968A1 (en) Printable fabrics
JP2009297930A (ja) 中間転写記録媒体、及び画像記録繊維質基材
JP2001071631A (ja) インクジェット記録用シートおよびその用途
JP3758990B2 (ja) 印刷用シート
US6284349B1 (en) Image transfer sheet, preparation method thereof and image formation method and image transfer method using the image transfer sheet
US11325410B2 (en) Fabric printable medium
JP2010194242A (ja) 被せ蓋式鞄用被せ蓋材
US6683026B2 (en) Opaque transfer material
JP2006103112A (ja) インクジェットプリント用マーキングシート及びその製造方法
JP4386646B2 (ja) インクジェットプリント用基材およびその製造方法
JP4919482B2 (ja) 通帳用クロス、通帳用クロスの製造方法、並びに、通帳
JPH09152836A (ja) 印刷用シート及びラベル
US20220259462A1 (en) Thermo-printable tape
JP5660787B2 (ja) 紫外線硬化型インクジェット印刷用素材
CN109982857A (zh) 高功能热转印释放剂

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5641280

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250