JP5640212B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場で使用されるスロットマシンに関するものである。
パチンコ店で使用されるスロットマシンはパチスロ機と称されている。パチスロ機では、メダルの投入後にスタートレバーが押下されると当選役抽選が行われて複数種類の当選役のいずれか又はハズレが決定されるとともにリールが回転する。リールの回転が開始するとストップボタンの操作が有効化される。ストップボタンが押下されると、いわゆる図柄の引き込み制御が行われる。引き込み制御が行われると、当選役抽選で当選した当選役に対応する当選図柄が引き込み範囲内にあるときにストップボタンが押下された場合に、当選図柄が入賞有効ライン上に停止する。そして、入賞有効ライン上に停止した当選図柄の種類又はその組み合わせが予め定められた態様と一致していると当選役が入賞する。パチスロ機では、例えばBB(ビックボーナス)やRB(レギュラーボーナス)などのボーナスは入賞するまでその当選の権利が持ち越されるが、これらが持ち越された状態での遊技数が増加するとメダルの消費が増加するため、いち早く入賞させたほうがメダルをより多く獲得するうえで有利になる。このため、例えばBBやRBに当選したときにエラー表示を行い、これを解除したときにボーナスに当選したことを報知する(特許文献1)、あるいは、ボーナスに当選したことを報知するとともに、この報知と同時又は数回の遊技後にボーナスの種別を報知する、あるいは、ベットボタンの押下など所定の操作が行われたときにボーナスに当選したことの報知を行うことが知られている。
特開2007−330576号公報
しかしながら、上記のパチスロ機では、当選役を入賞させる技量の低い遊技者は、ボーナスを入賞させるまでの遊技数が増加しやすいため、技量の高い遊技場の従業員にストップボタン操作を依頼することが多々ある。しかし、複数種類のボーナスが設けられたパチスロ機においては、ストップボタン操作を依頼された従業員はいずれのボーナスが当選しているのかを判別できないため、ボーナスを入賞させるまでに複数回の遊技を要してしまう。このため、従業員にストップボタン操作を依頼したにもかかわらず、メダルの消費枚数が低減されず、遊技者と従業員の間でトラブルの要因、あるいは、遊技者が遊技場へ再訪する意欲を削ぐ要因となっていた。また、ストップボタン操作を依頼された従業員にとっても、ボーナスを入賞させるまでの遊技数が増加すると、営業に伴う他の作業を後回しにしなければならないため、負担になっていた。
上記問題点を解決するために、本発明は、遊技場の従業員がストップボタン操作を依頼された際に手際よく当選役を入賞させることができるスロットマシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のスロットマシンは、スロットマシン本体の前面を開閉する前面扉を有し、複数種類の当選役のいずれか又はハズレを決定する当選役抽選が行われ、前記当選役抽選で当選した前記当選役に対応する当選図柄が引き込み範囲内にあるときにストップボタンが押下されると、前記当選役が入賞するスロットマシンにおいて、前記当選役抽選において予め設定された所定当選役が当選することによって、通常モードから通常モードよりも有利な有利モードへの移行が可能となり、前記有利モードが複数種類設けられ、前記所定当選役が前記有利モードの種類に対応して複数種類設けられ、前記有利モードへ移行可能な場合には、前記有利モードへ移行可能なことへの期待感を高める前兆演出の表示を行い、この前兆演出の表示の後に、前記有利モードへの移行可能な状態であることを報知する確定報知の表示を行い、さらにこの確定報知の表示の後に、前記当選役抽選で当選した前記所定当選役の種類を示す当選種別報知の表示を行う演出制御手段を備え、前記演出制御手段は、前記有利モードへ移行可能な場合であり、かつ、前記確定報知が表示される状態で前記前面扉の開閉操作を伴う所定操作がなされた場合は、前記当選種別報知が表示される状態に移行させ、前記有利モードへ移行可能な場合であり、かつ、前記前兆演出が表示される状態で前記前面扉の開閉操作を伴う所定操作がなされた場合は、前記当選種別報知が表示される状態に移行させず、前記有利モードへ移行可能な場合であり、かつ、前記前面扉の開閉操作を伴う所定操作がなされなかった場合は、前記前兆演出の表示を行った後に前記確定報知の表示を行い、さらにこの後に前記当選種別報知の表示を行うことを特徴としている。
前記有利モードとして、複数種類のボーナスモードが設けられ、前記所定当選役は、前記ボーナスモードの種類に対応して複数種類設けられ、前記当選種別報知では、前記当選役抽選において、対応する所定当選役が当選することによって移行可能となったボーナスモードの種類が報知されるものでもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明のスロットマシンは、スロットマシン本体の前面を開閉する前面扉を有し、複数種類の当選役のいずれか又はハズレを決定する当選役抽選が行われ、前記当選役抽選で当選した前記当選役に対応する当選図柄が引き込み範囲内にあるときにストップボタンが押下されると、前記当選役が入賞するスロットマシンにおいて、前記当選役に当選し、かつ当選した当選役が入賞する前に前記前面扉が開放された場合には、前記当選役抽選で当選した前記当選役の種類を示す当選種別報知を行う当選種別報知手段を備えたものである。
なお、前記当選役に当選した場合に、前記当選種別報知が開始されるまで又は前記当選役が入賞するまで前記当選役に当選したことを報知する当選結果報知手段を備えることが好ましい。
また、前記前面扉が開放中であることを示す開放エラー画像を表示するエラー画像表示手段を備え、前記当選種別報知手段は、前記当選役抽選で当選した前記当選役の種類を示す当選種別画像を前記開放エラー画像の表示画面中で前記開放エラー画像とともに表示することが好ましい。
また、前記開放エラー画像は前記前面扉が閉じられたときにその表示を終了し、前記当選種別画像は前記前面扉が閉じられた後も引き続き表示することが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、遊技場の従業員は前面扉を開放すれば当選役の種別を確認できるので、遊技場の従業員がストップボタン操作を依頼された際に手際よく当選役を入賞させることができる。これにより、遊技者のメダルの消費枚数を低減し、また、従業員の負荷を軽減できる。
請求項2記載の発明によれば、当選役が当選しているか否かが明確でない状態でストップボタン操作が依頼されることを防止できるので、遊技場の従業員に無駄な作業が発生することを防止できる。
請求項3記載の発明によれば、開放エラー画像が表示されるスロットマシンにおいてはスロットマシン本体に改造を施すことなく当選種別報知を行うことができる。また、遊技場の従業員のみが当選種別画像付きの開放エラー画像か否かを判別できるようにすれば、当選役の種別を事前に察知してしまい、遊技者の興趣が低下することを防止できる。
請求項4記載の発明によれば、長時間にわたって前面扉を開放し続けなくてもよいので、スロットマシン本体内部を遊技者に視認されて、不正な行為が行われることを防止できる。また、前面扉にストップボタンが設けられているスロットマシンにおいては、ストップボタン操作を行いやすくできる。
スロットマシンの外観を示す斜視図である。 スロットマシンの電気的な構成の概略を示したブロック図である。 リールの図柄配列を示す説明図である。 開放エラー画像の表示に併せてボーナス種別画像を表示する処理の流れを示すフローチャートである。 開放エラー画像の表示の終了後にボーナス種別画像を表示する処理の流れを示すフローチャートである。
図1に示すように、スロットマシン11は、スロットマシン本体12と前面扉13とを備えている。スロットマシン本体12にはリールや制御基板、ホッパー装置など、遊技を実行するための各種装置が収納されている。前面扉13は上下に2分割されており、上扉13aと下扉13bとからなる。スロットマシン本体12の内部は上扉13a及び下扉13bによって開閉される。
上扉13aには表示窓14が設けられている。表示窓14の奥には第1リール15a、第2リール15b、第3リール15cが設けられている。第1〜第3リール15a〜15cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、表示窓14を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。スロットマシン11では、横3本と斜め2本とからなる計5本の入賞有効ライン16が設定されている。そして、第1〜第3リール15a〜15cが停止したときに入賞有効ライン16上に停止した図柄の組み合わせが予め定められた組み合わせと一致するか、又は、入賞有効ライン16上に停止した図柄で予め定められたリールの図柄が予め定められた図柄と一致すると当選役は入賞する。
下扉13bには、メダルを投入するメダル投入口17、第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させるスタートレバー18、回転しているリールを停止させるストップボタン19a〜19cなどが設けられている。
メダル投入口17にメダルを投入してスタートレバー18を押下すると、当選役抽選が行われて複数種類の当選役のいずれか又はハズレが決定されるとともに、第1〜第3リール15a〜15cが一斉に回転する。第1〜第3リール15a〜15cの回転速度が定常速度になると、ストップボタン19a〜19cの操作が有効化される。操作の有効化後にこれらを押下すると、対応する第1〜第3リール15a〜15cが個別に停止する。全てのリールが停止してメダルの払い出しが行われる場合、払い出し口20からメダル受け皿21にメダルが払い出される。
当選役抽選で決定される当選役は大別すると、複数種類の小役、リプレイ、ボーナスから構成されている。具体的には、小役は、チェリー及びベルの2種類で構成されている。また、ボーナスは、BB(ビックボーナス)とRB(レギュラーボーナス)の2種類から構成されている。小役が入賞するとその種類に応じた規定枚数のメダルが払い出される。リプレイが入賞するとメダルの投入なしに次遊技を行うことができる。ボーナスは一度当選すると入賞するまでその当選の権利が持ち越される。このため、ボーナスが持ち越された遊技で他の当選役に当選すると、ボーナスとその他の当選役が同時に当選した状態になる。BBが入賞するとBBモードに移行し、RBが入賞するとRBモードに移行する。BBモード及びRBモードでは通常モードよりも小役の当選確率が高くなる。これにより、BBモード及びRBモードでは通常モードよりも遊技者に有利になる。BBモードはメダルの払い出し枚数が予め定められた上限枚数(345枚)を超えると終了する。また、RBモードは、小役が8回入賞するか又は12回の遊技が行われると終了する。
表示窓14の側方には液晶ディスプレイ(当選種別報知手段、当選結果報知手段、エラー画面表示手段)22が設けられている。液晶ディスプレイ22からは、下扉13bの開放中に開放エラー画像が表示される。また、ボーナスに当選すると、下扉13bが開放されるまで又はボーナスが入賞するまでの所定の遊技においてボーナスに当選したことを示すボーナス確定画像が表示される。さらに、ボーナス確定画像が表示された状態で下扉13bが開放されると、当選したボーナスの種類がBB又はRBのいずれであるかを示すボーナス種別画像(当選種別報知画像)が表示される。この他、遊技中には当選役抽選の結果を報知又は示唆する演出画像が表示され、遊技間ではスロットマシン11の機種名や遊技内容を示すデフォルト画像が表示される。
下扉13bの前面でその側方にはシリンダー23が設けられている。シリンダー23に専用のドアキーを差し込んで回転させると下扉13bの施錠が解除される。これにより、下扉13bを回動させてスロットマシン本体12の内部を開放できる。また、下扉13bを開放した状態でスロットマシン本体12と上扉13aとの係合を解除すると、上扉13aを開放できる。スロットマシン本体12には下扉13bが閉じられたときに押下されるドアスイッチ(図示せず)が設けられており、このドアスイッチが押下されたか否かによって下扉13bが開放されたか否かが検出される。通常、ドアキーはパチンコ店の従業員が保有しているため、従業員が下扉13bを開放できる。このため、従業員以外の者によって下扉13bが開放されるとドアキーを用いずに下扉13bが開放され、不正に利益を得るためのゴト行為が行われた可能性がある。一方、ドアキーを用いて下扉13bを開放したか否かを検出することは大幅なコスト増となってしまう。このことから、スロットマシン11では、ドアキーが用いられたか否かに関わらず下扉13bが開放されたときは開放エラー画像を表示し、仮に従業員以外の者によって下扉13bが開放された場合でもその旨が周知されるようにし、不正な行為を防止している。
図2に示すように、スロットマシン11の基本的な動作はメイン基板60によって制御される。メイン基板60は、メインCPU61とメインメモリ62とを備えている。メインメモリ62のROM領域には、遊技の実行プログラムが格納されている。メインCPU61は、メインメモリ62から遊技の実行プログラムを読み出すことによって遊技の実行処理や設定変更の実行処理を行う。メインメモリ62のRAM領域は、毎回の遊技ごとに利用される当選フラグ(当選役抽選で当選した当選役の種類を示すフラグ)やデータ、遊技で使用されている設定値などの一時的な保管や書き換えなどに用いられる。
メダルセンサ63はメダル投入口17から投入された適正なメダルを検知し、メダルの検知信号をメインCPU61に入力する。メインCPU61は、投入されたメダルの枚数をメダルセンサ63からの検知信号に基づいて計数し、3枚のメダルが投入されたときに5本の入賞有効ライン16を有効化する。
スタート信号センサ64はスタートレバー18が押下されたことを検知する。スタートレバー18の押下が検知されると、スタート信号センサ64からメインCPU61に遊技スタート信号が入力される。メインCPU61は、3枚のメダルが投入されている場合は、遊技スタート信号を受け付けて第1〜第3リール15a〜15cを回転させ、遊技を開始させる。
ストップ信号センサ65はストップボタン19a〜19cが押下されたことを検知する。ストップボタン19a〜19cが押下されると、第1〜第3リール15a〜15cのストップ信号がメインCPU61に個別に入力される。メインCPU61はリールの回転速度が定常速度になったときにストップボタン19a〜19cの操作を有効化し、その後に入力されたストップ信号を受け付ける。メインCPU61は、ストップ信号を受け付けた場合には、押下されたストップボタン19a〜19cに対応する第1〜第3リール15a〜15cの停止制御を行う。第1〜第3リール15a〜15cの停止制御は周知の引き込み制御が行われる。
引き込み制御においては、ストップボタン19a〜19cを押下したときに第1〜第3リール15a〜15cが停止するまでに要する引き込みコマ数が入賞有効ライン16上の図柄を含む図柄5個分の0〜4コマ、すなわち5コマの範囲(以下、「引き込み範囲」と称する)を上限に設定されている。引き込みコマ数は、第1〜第3ストップボタン21a〜21cを押下したときの入賞有効ライン16上の図柄の種類、換言すると各リールの回転位置に応じて設定されている。そして、ストップボタン19a〜19cが押下されたときに、5コマの引き込み範囲内に当選図柄(当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄)が含まれている場合、当選図柄の引き込み制御が行われて当選図柄が入賞有効ライン16上に停止する。
入賞有効ライン16上に停止する図柄の種類は、ストップボタン19a〜19cのそれぞれの押下時にメインメモリ61のRAM領域に書き込まれる。そして、ストップボタン19a〜19cの全てが押下されたときに、入賞有効ライン16上に停止した図柄の組み合わせが予め定められた組み合わせと一致するか、又は、入賞有効ライン16上に停止した図柄で予め定められたリールの図柄が予め定められた図柄と一致したか否かが判定され、当選役が入賞したか否かが判定(以下、「入賞判定」)される。
図3に示すように、第1〜第3リール15a〜15cの外周面はその回転方向に沿って21コマに区画され、各コマに図柄が1個ずつ割り当てられている。「チェリー」がチェリー図柄、「ベル」がベル図柄、「BAR」がRB図柄、「7」がBB図柄、「リプレイ」がリプレイ図柄となっている。各コマには「1」〜「21」のコマ番号が付されており、第1〜第3リール15a〜15cは、コマ番号が増加する方向に回転する。チェリー図柄、BB図柄、RB図柄のそれぞれは、互いの間に挟むコマ数が5コマ以上となるように配列されており、ベル図柄、リプレイ図柄は、互いの間に挟むコマ数が4コマ以内となるように配列されている。このため、ベル、リプレイはストップボタン19a〜19cの押下のタイミングに関わらず各図柄が入賞有効ライン16上に引き込まれるが、上述した引き込み制御の下でBBやRB、チェリーを入賞させるには、BB図柄やRB図柄、チェリー図柄が引き込み範囲内にあるタイミングを狙ってストップボタン19a〜19cを押下しないと入賞有効ライン16上に各図柄を引き込むことができない。チェリーは、「チェリー−ANY(図柄の種類は問わない)−ANY」(第1リール15a−第2リール15b−第3リール15cの順)の組み合わせが入賞有効ライン16上に揃うと入賞する。以下同様に、ベルは「ベル−ベル−ベル」の組み合わせが入賞有効ライン16上に揃うと入賞し、リプレイは「リプレイ−リプレイ−リプレイ」の組み合わせが入賞有効ライン16上に揃うと入賞し、RBは「BAR−BAR−BAR」の組み合わせが入賞有効ライン16上に揃うと入賞し、BBは「7−7−7」の組み合わせが入賞有効ライン16上に揃うと入賞する。
また、メインCPU61は、3枚以上のメダルが投入された状態で遊技スタート信号が入力された場合、遊技スタート信号に応答して当選役決定部66を作動させる。当選役決定部66では乱数を用いた当選役抽選が行われ、BB、RB、チェリー、ベル、リプレイのいずれか又はハズレが決定される。当選役抽選でいずれかの当選役に当選した場合は、その種類を示す当選フラグがメインメモリ62のRAM領域に書き込まれる。そして、BBフラグはBBが入賞したときにクリアされ、RBフラグはRBが入賞したときにクリアされ、それ以外のフラグは当選した遊技が終了したときにクリアされる。これにより、BBに当選した場合はBBが入賞するまでその当選の権利が持ち越され、RBに当選した場合はRBが入賞するまでその当選の権利が持ち越される。
ドアスイッチ67は、下扉13bが閉じられたときにオンになってオン信号をメインCPU61に入力する。メインCPU61は、オン信号が入力されているか否かによって、下扉13bが開放されているか否かを検出できる。
メイン基板60にはサブ基板70が電気的に接続されている。サブ基板70は、サブCPU71とサブメモリ72を備えている。サブCPU71は、メインCPU61からの各種コマンドを受けて動作する。入力されるコマンドには、下扉13bが開放されたことを示すドア開放コマンド、当選役抽選の結果を示す抽選コマンド、当選役が入賞したことを示す入賞コマンドが含まれている。各コマンドを受けると、サブCPU71は入力されたコマンドの種類を示すコマンドフラグをサブメモリ72のRAM領域に書き込む。サブメモリ72のROM領域には、開放エラー画像、ボーナス確定画像、ボーナス種別画像、演出画像、デフォルト画像を表示させるための画像データが格納されている。サブCPU71は、サブメモリ72に書き込まれているコマンドフラグの種類を識別することにより、液晶ディスプレイ22から表示させる画像の種類を識別する。画像表示の際には、サブCPU71は、サブメモリ72から画像データを読み出し、液晶ディスプレイ22から各画像を表示させる。ボーナスに当選した場合は、その種別ごとに区別したBB当選コマンド又はRB当選コマンドが入力される。これを受けて、BB当選コマンドフラグ又はRB当選コマンドフラグがサブメモリ72に書き込まれ、ボーナスが入賞するとBB当選コマンドフラグ又はRB当選コマンドフラグは消去される。これにより、ボーナスの当選から入賞までの所定の遊技においてボーナス確定画像を表示させることができ、また、ボーナスの種別に応じたボーナス種別画像を表示させることができる。
次に、ボーナス種別画像を表示する際の処理の流れについて図4に示すフローチャートを用いて説明する。
図4に示すように、下扉13bが開放されたことが検出されると、ボーナス確定画像が表示中か否かが判定される。ボーナス確定画像の表示中である場合は、ボーナス確定画像の表示が終了し、液晶ディスプレイ22からボーナス種別画像と開放エラー画像とが一画面内に同時に表示される。下扉13bが閉じられると液晶ディスプレイ22からボーナス種別画像のみが表示される。ストップボタン19a〜19cを押下して当選したボーナスを入賞させるとボーナス種別画像の表示が終了する。なお、下扉13bを開放しているときにボーナスを入賞させた場合はボーナス種別画像の表示のみが終了し、下扉13bが閉じられるまで開放エラー画像は表示が継続される。
一方、下扉13bが開放されたことが検出されたときにボーナス確定画像の表示中でない場合は、下扉13bの開放中にボーナス種別画像は表示されず、開放エラー画像のみが液晶ディスプレイ22から表示される。下扉13bが閉じられると、遊技間である場合は液晶ディスプレイ22からデフォルト画像が表示され、遊技中である場合は液晶ディスプレイ22から演出画像が表示される。なお、下扉13bが開放されなかった場合にはボーナス確定画像はボーナスが入賞するとその表示を終了する。
以上のような処理を行うことにより、パチンコ店の従業員が下扉13bを開放するためのドアキーを保有しているので、ボーナスを入賞させるようにストップボタン19a〜19cの操作を遊技者から依頼された従業員は、下扉13bを開閉すれば当選したボーナスの種別をしてストップボタン19a〜19cの操作を行うことができる。これにより、従業員は手際良くボーナスを入賞させることができ、無駄なメダルを消費することを防止でき、また、自らの負担になることを防止できる。
上記実施形態では、下扉13bが開放されたことを契機に開放エラー画像とボーナス種別画像とを一画面内で同時に表示したが、下扉13bが開放された後に下扉13bが閉じられたときにボーナス種別画像を表示してもよい。この場合は、図5に示す処理がなされる。
図5に示すように、下扉13bが開放されたことが検出されると、ボーナス確定画像が表示中か否かが判定される。ボーナス確定画像の表示中である場合は、ボーナス確定画像の表示が終了し、液晶ディスプレイ22から開放エラー画像が表示される。下扉13bが閉じられると開放エラー画像の表示が終了して液晶ディスプレイ22からボーナス種別画像のみが表示される。ストップボタン19a〜19cを押下して当選したボーナスを入賞させるとボーナス種別画像の表示が終了する。なお、下扉13bを開放しているときにボーナスを入賞させた場合は下扉13bが閉じられるまで開放エラー画像の表示が継続され、下扉13bを閉じた後はボーナス種別画像が表示されずに演出画像が表示される。
一方、下扉13bが開放されたことが検出されたときにボーナス確定画像の表示中でない場合は、下扉13bの開放中にボーナス種別画像は表示されず、開放エラー画像のみが液晶ディスプレイ22から表示される。下扉13bが閉じられると、遊技間である場合は液晶ディスプレイ22からデフォルト画像が表示され、遊技中である場合は液晶ディスプレイ22から演出画像が表示される。なお、下扉13bが開放されなかった場合にはボーナス確定画像はボーナスが入賞するとその表示を終了する。
上記実施形態では、ボーナスの種別を報知したが、例えば、小役の種別を報知する、複数種類のリプレイを設けてリプレイの種別を報知する、小役とボーナス又リプレイとボーナスなどの組み合わせからなる複数種類の重複役を設けて重複役の種別を報知するなど、ボーナス以外の当選役の種別を報知してもよい。
上記実施形態では、ボーナス種別画像は下扉13bが開放された場合に表示されるようにしたが、下扉13bが開放されなかった場合に表示させてもよい。この場合、例えばボーナス確定画像が表示されてから所定回数の遊技が行われた後に表示することが挙げられる。また、下扉13bを閉じた後にボーナス種別画像のみを表示させたが、デフォルト画像や演出画像と同時に一画面内に表示してもよい。さらに、下扉13bを閉じたときにボーナス種別画像の表示を終了させてもよい。また、ボーナス確定画像が表示された状態で下扉13bが開放された場合にボーナス種別画像を表示せずに開放エラー画像とボーナス確定画像を表示し、下扉13bが閉じられたときにボーナス確定画像とボーナス種別画像とを一画面内で同時に表示してもよい。
上記実施形態では、ボーナスに当選した場合はボーナス確定画像を表示し、ボーナス確定画像が表示されている場合にボーナス種別画像を表示したが、例えば図柄の組み合わせによるリーチ目など、ボーナス確定画像が表示されていなくてもボーナス種別画像を表示してもよい。この場合、図柄の組み合わせやその種類によりボーナス当選を察知できる、いわゆるリーチ目によりボーナス当選が察知できるスロットマシンにおいて、リーチ目により遊技者がボーナス当選を察知して従業員にストップボタン操作を依頼したときに本発明は有効である。
上記実施形態では、下扉13bが開放された場合にボーナス種別画像を表示したが、従業員により、下扉13bの開放以外の他の操作がなされたことを契機にボーナス種別画像を表示してもよい。例えば、メダル詰まりエラーなど他のエラーが発生した場合、当選役の当選確率の変更を行う設定変更操作が行われた場合などが挙げられる。
上記実施形態では、下扉13bが開放されたときにボーナス種別を報知したが上扉13bが開放されたときにボーナス種別を報知してもよい。また、2枚に分割された前面扉を例に挙げたが、1枚の前面扉に本発明を適用してもよい。
上記実施形態では、下扉13bが閉じられたときに開放エラー画像の表示を終了させたが、下扉13bが閉じられた後のエラー解除操作(例えばドアキーをシリンダー23に差し込んで下扉13bを開放させる方向と反対方向に回転する)が行われたときに開放エラー画像の表示を終了させ、これに併せてボーナス種別画像や演出画像を表示してもよい。この場合には、ボーナス確定画像の表示中で第1〜第3リール15a〜15cの少なくともいずれか1つの回転中に下扉13bが開放された場合は、開放に併せて開放エラー画像を表示せずに下扉13bが閉じられたときに開放エラー画像を表示してもよい。
上記実施形態では、ボーナス種別をボーナス種別画像の表示によって報知したが、例えばランプの発光や音声の出力など、他の態様によって報知してもよい。
上記実施形態では、単に、ボーナス確定画像でボーナス当選を報知したが、演出画像でボーナス当選を示唆してから、演出画像の表示の終了に連続するようにボーナス確定画像を表示してもよい。具体的には、例えば1回の遊技においてボーナス当選を示唆する演出画像を表示した後にボーナス確定画像を表示する、あるいは、ボーナス当選を示唆する演出画像を複数回の遊技にわたって表示してからボーナス確定画像を表示することが挙げられる。この場合、演出画像の表示中は下扉13bが開放されてもボーナス種別画像は表示せず、ボーナス確定画像が表示された後に下扉13bが開放された場合にボーナス種別画像を表示することが好ましい。これにより、ホッパー装置へのメダルの補給などのために演出画像の表示中に従業員が下扉13bを開放してもその時点ではボーナスに当選しているか否かを判別できないため、ボーナスに当選したことをボーナス確定画像の表示前に遊技者が察知することを防止でき、これにより、遊技への興趣を失うことを防止できる。
上記実施形態では、メダルを使用するスロットマシンに本発明を適用したが、例えば遊技球を遊技媒体として用いるスロットマシンなど他のスロットマシンに本発明を適用してもよい。
11 スロットマシン
22 液晶ディスプレイ(当選種別報知手段、当選結果報知手段、エラー画像表示手段)
71 サブCPU
72 サブメモリ

Claims (2)

  1. スロットマシン本体の前面を開閉する前面扉を有し、複数種類の当選役のいずれか又はハズレを決定する当選役抽選が行われ、前記当選役抽選で当選した前記当選役に対応する当選図柄が引き込み範囲内にあるときにストップボタンが押下されると、前記当選役が入賞するスロットマシンにおいて、
    前記当選役抽選において予め設定された所定当選役が当選することによって、通常モードから通常モードよりも有利な有利モードへの移行が可能となり、
    前記有利モードが複数種類設けられ、
    前記所定当選役が前記有利モードの種類に対応して複数種類設けられ、
    前記有利モードへ移行可能な場合には、前記有利モードへ移行可能なことへの期待感を高める前兆演出の表示を行い、この前兆演出の表示の後に、前記有利モードへの移行可能な状態であることを報知する確定報知の表示を行い、さらにこの確定報知の表示の後に、前記当選役抽選で当選した前記所定当選役の種類を示す当選種別報知の表示を行う演出制御手段を備え、
    前記演出制御手段は、
    前記有利モードへ移行可能な場合であり、かつ、前記確定報知が表示される状態で前記前面扉の開閉操作を伴う所定操作がなされた場合は、前記当選種別報知が表示される状態に移行させ、
    前記有利モードへ移行可能な場合であり、かつ、前記前兆演出が表示される状態で前記前面扉の開閉操作を伴う所定操作がなされた場合は、前記当選種別報知が表示される状態に移行させず、
    前記有利モードへ移行可能な場合であり、かつ、前記前面扉の開閉操作を伴う所定操作がなされなかった場合は、前記前兆演出の表示を行った後に前記確定報知の表示を行い、さらにこの後に前記当選種別報知の表示を行うことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記有利モードとして、複数種類のボーナスモードが設けられ、
    前記所定当選役は、前記ボーナスモードの種類に対応して複数種類設けられ、
    前記当選種別報知では、前記当選役抽選において、対応する所定当選役が当選することによって移行可能となったボーナスモードの種類が報知されることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
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