JP5639267B2 - マルチキャリア通信システムにおけるリンクアダプテーション - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、2010年5月21日に出願された米国仮出願シリアル番号第61/347,058号と、2010年12月29日に出願された米国出願シリアル番号第12/980,792号の優先権の利益を主張する。
分野
本発明の主題事項の実施形態は、一般的に、通信システムに関し、さらに詳細には、マルチキャリア通信システムにおけるリンクアダプテーションに関する。
背景
直交周波数分割多重化(OFDM)は、周波数選択的な通信媒体を通して非常に広い帯域幅を使用するマルチキャリア通信システムを実現するための一般的なアプローチである。典型的に、OFDMシステムは、例えば、異なるチャネル減衰および異なる位相回転に起因する異なるフェードを経験する異なる周波数において、複数の搬送波を使用する。リンクアダプテーションは、通信媒体の物理特性に基づいて、搬送波上のデータの量を調整することに取り組む。
さまざまな粒度において、例えばビットローディングを含むリンクアダプテーションを実行できる。いくつかのケースでは、異なるOFDMシンボルに対して、コードレートおよび/または変調サイズが適応され、所定のOFDMシンボル中のすべての搬送波は、実質的に同じコードレートおよび変調サイズを使用する。他のケースでは、各OFDMシンボル中の搬送波は、同じコードレートだが、異なる変調サイズを有することができる。代替的に、例えば、同じコードレートに関係付けられている搬送波上のエンコードされたビットを複数のOFDMシンボルにわたって拡散することにより、各OFDMシンボル上で複数のコードレートを達成できる。このようなアプローチは、例えば、複数のシンボルのすべてがデコーディングのために受信される必要がある場合に、システムの待ち時間を増加させることがある。エンコードされた小さなブロックを、単一のOFDMシンボル中の同じコードレートに関係付けられている搬送波に割り当てることによっても、複数のコードレートを達成できる。このアプローチは、減少されたブロックサイズが理由で、待ち時間を減少させるが、より低いコーディング利得を生成させる。
概要
いくつかの実施形態では、マルチキャリアシステム中で情報を送信するための方法を開示する。方法は、第1のセットの搬送波信号を識別し、第1のセットの搬送波信号中の各搬送波信号は、第1のコードレートに関係付けられていることと、第2のセットの搬送波信号を識別し、第2のセットの搬送波信号中の各搬送波信号は、第2のコードレートに関係付けられており、第2のコードレートは、第1のコードレートとは異なることと、単一のシンボルを表す第1のシーケンスのビットを、第1のコードレートに関係付けられている第1のグループのビットと、第2のコードレートに関係付けられている少なくとも第2のグループのビットとに区分することと、第1のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、第1のグループのビットからの複数のビットを、第1のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングして、第1のセットの搬送波信号にわたって平均して第1のコードレートを達成することと、第2のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、第2のグループのビットからの複数のビットを、第2のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングして、第2のセットの搬送波信号にわたって平均して第2のコードレートを達成することと、第1のグループからのマッピングされたビットを使用して、第1のセットの搬送波信号中の搬送波信号のうちの1つ以上を変調することと、第2のグループからのマッピングされたビットを使用して、第2のセットの搬送波信号中の搬送波信号のうちの1つ以上を変調することとを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、第3のセットの搬送波信号を識別することをさらに含み、第3のセットの搬送波信号中の各搬送波は、第1のコードレートおよび第2のコードレートとは異なる第3のコードレートに関係付けられている。
いくつかの実施形態では、方法は、第1のグループのビットおよび第2のグループのビットに加えて、第1のシーケンスのビットを、第3のグループのビットに区分することと、第3のグループのビットからのビットをインターリーブして、第3のグループのビットからの複数のビットを、第3のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングして、第3のセットの搬送波信号にわたって平均して第3のコードレートを達成することと、第3のグループからのマッピングされたビットを使用して、第3のセットの搬送波信号中の複数の搬送波信号を変調することとをさらに含む。
いくつかの実施形態では、方法は、ベースコードレートを持つエラー訂正コードを情報ビットに適用することによって、エンコードされたセットのビットを生成させることと、単一のシンボルを表す第1のシーケンスのビットとして、エンコードされたセットから、ビットのサブセットを選択することとをさらに含み、エンコードされたセットのビットは、(1)情報ビットと、エラー訂正コードによって導入された冗長ビットとを、または、(2)エラー訂正コードによって導入された冗長ビットを含む。
いくつかの実施形態では、第1のシーケンスのビットは、(1)情報ビットのサブセットと、冗長ビットのサブセットとを、または、(2)冗長ビットのサブセットを含む。
いくつかの実施形態では、第1のグループのビットと第2のグループのビットは、それぞれ、(1)情報ビットのサブセットからの1つ以上のビットと、冗長ビットのサブセットからの1つ以上のビットとを、または、(2)冗長ビットのサブセットからの1つ以上のビットを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、インターリーブされて、第1のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングされる第1のグループのビットから、第1のコードレートにしたがって、複数のビットを選ぶことをさらに含む。
いくつかの実施形態では、方法は、第1のコードレートにしたがって複数のビットを選ぶことは、予め定められているパンクチャリングパターンを使用して、第1のグループのビット中に含まれている冗長ビットをパンクチャすることを含む。
いくつかの実施形態では、予め定められているパンクチャリングパターンは、第1のコードレートに対する距離プロパティを最大化する。
いくつかの実施形態では、送信機と受信機との間の所定のチャネルに対して、第1のセットの搬送波信号は、第2のコードレートよりも、第1のコードレートにおいて、所定のチャネルのシャノン容量に近づくように機能し、第2のセットの搬送波信号は、第1のコードレートよりも、第2のコードレートにおいて、所定のチャネルのシャノン容量に近づくように機能する。
いくつかの実施形態では、方法は、第1のグループのビットと、第2のグループのビットとのうちの少なくとも1つをパンクチャして、第1のセットの搬送波信号にわたって平均して第1のコードレートを達成し、第2のセットの搬送波信号にわたって平均して第2のコードレートを達成することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、第1のセットの搬送波信号は、異なる変調スキームに割り当てられている搬送波信号を含む。
いくつかの実施形態では、第1のセット中の搬送波信号と、第2のセット中の搬送波信号は、それらのそれぞれの周波数の点でシーケンシャルでない。
いくつかの実施形態では、第1のセットの搬送波信号と、第2のセットの搬送波信号とを識別することは、送信機と受信機との間のチャネルにわたって、第1のセット中の各搬送波信号と、第2のセット中の各搬送波信号とに対する品質メトリックを決定することを含む。
いくつかの実施形態では、品質メトリックは、信号対ノイズ比と、ビットエラーレートと、フレームエラーレートとのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、第1のセット中の搬送波信号は、第2のセット中の搬送波信号よりも改善された品質メトリックを有し、第1のコードレートは、第2のコードレートよりも高い。
いくつかの実施形態では、マルチキャリアシステム中で情報を送信するための装置を開示する。装置は、第1のセットの搬送波信号を識別し、第1のセットの搬送波信号中の各搬送波信号は、第1のコードレートに関係付けられ、第2のセットの搬送波信号を識別し、第2のセットの搬送波信号中の各搬送波信号は、第2のコードレートに関係付けられており、第2のコードレートは、第1のコードレートとは異なり、単一のシンボルを表す第1のシーケンスのビットを、第1のコードレートに関係付けられている第1のグループのビットと、第2のコードレートに関係付けられている少なくとも第2のグループのビットとに区分するための回路を備えるパーティショニングモジュールを具備する。装置はまた、第1のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、第1のグループのビットからの複数のビットを、第1のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングして、第1のセットの搬送波信号にわたって平均して第1のコードレートを達成し、第2のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、第2のグループのビットからの複数のビットを、第2のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングして、第2のセットの搬送波信号にわたって平均して第2のコードレートを達成するための回路を備えるインターリーバを具備する。装置はさらに、第1のグループからのマッピングされたビットを使用して、第1のセットの搬送波信号中の複数の搬送波信号を変調し、第2のグループからのマッピングされたビットを使用して、第2のセットの搬送波信号中の複数の搬送波信号を変調するための回路を備える変調器とを具備する。
いくつかの実施形態では、インターリーバは、インターリーバのバンクを含み、各インターリーバは、第1のシーケンスのビットからの所定のグループ中のビットに対して動作するように構成されている。
いくつかの実施形態では、インターリーバは、第1のシーケンスのビットからのグループにわたるビットに対して動作するように構成されている。
いくつかの実施形態では、インターリーバは、グループに区分される前に、第1のシーケンスのビットからのビットに対して動作するように構成されている。
図1は、いくつかの実施形態にしたがった、マルチキャリア通信ネットワークを図示した概略図である。 図2は、いくつかの実施形態にしたがった、マルチキャリアネットワークを使用する通信システムを図示したブロックダイヤグラムである。 図3は、マルチキャリア送信機の例のコンポーネントを図示したブロックダイヤグラムである。 図4は、いくつかの実施形態にしたがった、単一のOFDMシンボル中で複数のコードレートをサポートするマルチキャリア通信システムにおいて使用される送信機の例のブロックダイヤグラムである。 図5は、SNRおよびコードレートの関数として、異なる変調スキームの性能を図示したグラフである。 図6は、いくつかの実施形態にしたがった、マルチキャリア通信システムにおいて使用される受信機の例のブロックダイヤグラムである。 図7は、送信機における一連の動作の例を描写したフローダイヤグラムである。
実施形態の説明
ここで説明するには多すぎるほどの、本発明の主題事項の非常に多くの可能性ある構成がある。現在好まれているいくつかの可能性ある構成を以下で説明する。しかしながら、これらは、本発明の主題事項の構成の説明であり、本発明の主題事項の説明ではないと言っても言い過ぎではない。本発明の主題事項の説明は、本セクションにおいて説明する詳細な構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲においてより広い文言で説明される。
図1は、互いに通信する複数の局を有する、例示的なマルチキャリア通信ネットワークのシステム100を示している。システム100は、ネットワーク104を通して互いに通信する複数の局102a〜102nを含んでいる。ネットワーク104は、1つ以上の異なるタイプのネットワークを含んでもよい。例えば、ネットワーク104は、企業のイントラネットまたはホームネットワークのような、ローカルエリアネットワーク(LAN)を含んでもよい。いくつかの構成では、ネットワーク104は、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、または、インターネットのようなワイドエリアネットワーク(WAN)を含んでもよい。他の構成では、ネットワーク104は、1つ以上の異なるタイプのネットワークの組み合わせを含んでもよい。例えば、ホームネットワークのようなLANが、外部アクセスネットワークに接続されてもよい。このようなケースでは、1つ以上のゲートウェイデバイスが、2つの異なるネットワーク間のインターフェースとして動作してもよい。
いくつかの構成では、ネットワーク104は、同じタイプのネットワークの変形に接続されている1つ以上のネットワークデバイスを含んでもよい。例えば、ホームネットワークは、(同軸ケーブルまたは電力線または電話機ケーブルのような物理送信媒体を使用する)ワイヤードLANと、(無線で通信する)ワイヤレスLANの双方からなることができる。1つ以上のネットワークデバイスは、1つ以上のゲートウェイデバイスを介して、インターネットのような外部ネットワークに接続されてもよい。ゲートウェイデバイスは、あらゆるタイプおよびあらゆる形態の接続によって、ブロードバンド接続またはダイアルアップ接続を含む外部ネットワークに接続されてもよい。ゲートウェイデバイスは、1つ以上のブリッジを介して、他のホームネットワークセグメントに接続されてもよい。ホームネットワークセグメントは、電力線ネットワークに基づくもののような、ホームネットワーキング技術に基づいていてもよい。
ネットワーク104は、あらゆるタイプおよびあらゆる形態からなることができ、ポイント・ツー・ポイントネットワーク、ブロードキャストネットワーク、コンピュータネットワーク、電力線ネットワーク、非同期転送モード(ATM)ネットワーク、同期光ネットワーク(SONET)、同期デジタル階層(SDH)ネットワーク、ワイヤレスネットワーク、ワイヤードネットワーク、または、これらに類するもののうちのいずれかを含んでもよい。ネットワーク104が、少なくとも部分的にワイヤードネットワークである場合に、ネットワーク104は、同軸ケーブル、電力線ワイヤ、撚り対ワイヤ、または、他の何らかの形態およびタイプのワイヤード接続のうちの1つ以上を含んでもよい。ネットワーク104のトポロジーは、バス、スター、または、リングのトポロジーであってもよく、ここで説明する動作をサポートすることが可能な他の何らかのトポロジーであってもよい。
いくつかの構成では、ネットワーク104は、バックホールネットワークへのアクセスを提供するブロードバンド電力線ネットワーク(BPLN)であってもよい。BPLNは、基礎となる物理電力線媒体へのアクセスを有するサービスプロバイダエンティティによって管理できる。BPLNは、スマートグリッド管理、ブロードバンドインターネットアクセス、音声およびビデオ配信サービス等を含む、いくつかのタイプの適用に対して使用できる汎用ネットワークである。さまざまな構成において、BPLNは、低電圧、中電圧、および、高電圧の電力線上で実施できる。さらに、BPLNは、近隣全体に及ぶことができ、または、単一の集合住宅用設備内で実施されてもよい。例えば、BPLNを使用して、単一のアパート中のテナントにネットワークサービスを提供できる。電力線は、BPLNを実施するための1つの媒体であるが、例えば、同軸ケーブル、撚り対、または、これらの組み合わせのような、他のワイヤライン上で、類似する技術を実施できる。
システム100は、複数の局102a〜102n(概して102)を含む。いくつかの構成では、局102は、共通のセキュリティプロトコルのような、ある機能性を共有できる、BPLN中の局であってもよい。いくつかの構成では、局102は、ヘッドエンド(HE)と、中継器(R)と、ネットワーク終端装置(NTU)とを含んでもよい。他の構成では、さまざまなタイプのカスタマ構内設備(CPE)局(例えば、コンピュータ)を、ネットワーク中のエンドポイントノードとして使用できる。このような局は、NTU、任意の数の中継器(例えば、中継器がないことを含む)、および、ヘッドエンドのうちの1つ以上を通して、ネットワーク中の他のノードと通信してもよい。
いくつかの構成では、局102は、ホームネットワーキング技術を使用して互いに通信する、ホームネットワーク(HN)のノードであってもよい。局102は、さまざまな通信プロトコルのうちのいずれかを使用して、互いに通信してもよい。1つの構成では、ネットワーク中の各ノードは、送信を受信するのに成功するほど十分近くにある他の何らかの局に送信を送るためにノードによって使用されるPHYレイヤプロトコルを使用して、通信“局”として通信してもよい。互いに直接通信できない局は、1つ以上の中継局を使用して、互いに通信してもよい。いくつかの構成では、少なくとも何らかの方法で他の局102を制御するマスターノードまたはマスター局として、局102aのうちの1つが動作してもよい。他の構成では、ネットワーク104中に、1つより多いマスターノードがあってもよい。このようなケースでは、1つより多いマスターノードは、責任を共有してもよく、または、互いに協力して動作してもよい。いくつかの構成では、マスターノード102aは、ネットワーク104中の他の何らかの局102によって送信されたオーバーヘッド情報を受信する必要があることがある。
いくつかの構成では、局102は、データユニットまたはデータパケットを使用して、互いに通信する。これらの構成のうちのいくつかでは、例えば、物理レイヤプロトコルを使用して、無線で(ワイヤレスで)、あるいは、電話機ワイヤ媒体、電力線ケーブル、または、同軸ケーブルを通して、物理レイヤプロトコルデータユニット(PPDU)として、データユニットを送信してもよい。データユニットまたはデータパケットは、局に配信されることになる情報を持つペイロード部分を含んでいてもよく、オーバーヘッド情報を含んでいてもよい。ペイロード部分は、(例えば、いくつかのケースでは、上位レイヤプロトコルのパケットの形態で、)例えば、アプリケーションデータおよび/または管理情報を含んでもよい。オーバーヘッド情報は、ペイロード中の情報のエンコードまたは変調に関係する情報を含んでもよく、あるいは、ネットワーク中の局によって使用される通信プロトコルに関係する情報を含んでもよい。オーバーヘッド情報は、例えば、データユニットの開始を検出するのに使用されるプリアンブルと、プリアンブルの後にありペイロードの前にある(フレーム制御フィールドとも呼ばれる)ヘッダと、送信の完全性をチェックするのに使用される、ペイロードの後にあるトレーリングチェックシーケンスとを含んでもよい。以下でさらに詳細に説明するように、いくつかのケースでは、ペイロードを変調するための所定のスキームにしたがって、オーバーヘッド情報のうちのいくつかまたはすべてを、ペイロードの一部として含めることができる。
通信媒体を通して送信される信号波形にデータをコンバートし、通信媒体を通して送信される信号波形からデータをコンバートするネットワークインターフェースモジュールの一部を実現するために、さまざまな通信システムアーキテクチャのうちのいずれかを使用できる。局上で動作しているアプリケーションは、ネットワークインターフェースモジュールにセグメントでデータを提供し、ネットワークインターフェースモジュールからセグメントでデータを受信する。“MACサービスデータユニット”(MSDU)は、MACレイヤによって受信される情報のセグメントである。MACレイヤは、受信したMSDUを処理することができ、“MACプロトコルデータユニット”(MPDU)を発生させるためにそれらを準備する。MPDUは、(例えば、管理情報およびオーバーヘッド情報を持つ)ヘッダと、MACレイヤがPHYレイヤに伝送するように依頼しているペイロードフィールドとを含む情報のセグメントである。MPDUは、送信されているデータのタイプに基づいて、さまざまなフォーマットのうちのいずれかを有することができる。“PHYプロトコルデータユニット”(PPDU)は、物理レイヤによって電力線を通して送信されるMPDUを表す、変調された信号波形のことを指す。
MSDUからMPDUを発生させることの他に、MACレイヤは、チャネルアクセス制御と、MSDUに対して要求されるQoSの提供と、破損した情報の再送信と、ルーティングと、中継とを含むいくつかの機能を提供できる。チャネルアクセス制御により、局が電力線媒体を共有することが可能になる。搬送波感知多重アクセス衝突回避方式(CSMA/CA)、集中型時分割多元接続(TDMA)、分散型TDMA、トークンベースのチャネルアクセス等のような、いくつかのタイプのチャネルアクセス制御メカニズムを、MACによって使用できる。同様に、さまざまな再送信メカニズムもまた使用できる。物理レイヤ(PHY)はまた、送信媒体(電力線、同軸ケーブル、撚り対等)を通しての、信頼性が高く効率的な送信を可能にするための、さまざまな技術を使用できる。これらに限定されないが、直交周波数分割多重化(OFDM)およびウェーブレット変調のような、さまざまな変調技術を使用できる。送信中のエラーを検出して訂正するために、これらに限定されないが、ビタビコード、リードソロモンコード、連結コード、ターボコード、低密度パリティチェックコード等のような、順方向誤り訂正(FEC)コードを、PHYによって用いることができる。
マルチキャリアPHYレイヤのいくつかの構成は、OFDM変調を使用する。OFDM変調では、データは、OFDM“シンボル”の形で送信される。各シンボルは、予め定められた時間期間またはシンボル時間TSを有する。各シンボルは、互いに直交しOFDM搬送波を形成する、N個の正弦波搬送波波形の重ね合わせから、発生される。各搬送波は、シンボルの開始から測定された、ピーク周波数fiおよび位相Φiを有する。これらの相互に直交する搬送波のそれぞれに対して、正弦波波形の整数期間が、シンボル期間TS内に含まれている。同等に、各搬送波周波数は、周波数間隔Δf=1/TSの整数倍である。結果として生じる変調された波形の直交性に影響を及ぼすことなく、(適切な変調スキームにしたがって)搬送波波形の位相Φiおよび振幅Aiを独立して選択できる。搬送波は、OFDM帯域幅と呼ばれる、周波数f1とfNとの間の周波数範囲を占める。
図2を参照すると、マルチキャリア通信ネットワーク100内の通信システム200は、通信媒体204を通して受信機206に信号(例えば、OFDMシンボルのシーケンス)を送信するための送信機202を含むことができる。送信機202および受信機206は、双方とも、各局102における(示されていない)ネットワークインターフェースモジュール中に組み込むことができる。通信媒体204は、2つの局102aと102bとの間のデータ交換のために使用されるネットワーク104を通るパスである。例えば、電力線ネットワークを使用する実施形態では、通信媒体204は、ネットワーク104内の電力線を通しての1つのデバイスから別のデバイスへのパスを表すことができる。
送信機202において、PHYレイヤを実現するモジュールは、MACレイヤからMPDUを受け取る。MPDUは、スクランブリング、エラー訂正コーディング、および、インターリービングのような処理を実行するために、エンコーダモジュール220に送られる。
エンコードされたデータは、マッピングモジュール222中に供給され、マッピングモジュール222は、現在のシンボルに対して使用されているコンステレーション(例えば、BPSK、QPSK、8−QAM、16−QAM、64−QAM、256−QAM、または、1024ーQAMのコンステレーション)に依存して、データビットのグループ(例えば、1、2、3、4、6、8、または、10ビット)をとり、これらのビットによって表されるデータ値を、現在のシンボルの搬送波波形の同相(I)成分および直角位相(Q)成分の対応する振幅にマッピングする。これは、その実数部が、ピーク周波数fiを持つ搬送波のI成分に対応し、その虚数部が、ピーク周波数fiを持つ搬送波のQ成分に対応する、対応する複素数Ci=Ai exp(jΦi)に関係付けられている各データ値を、結果として生じさせる。代替的に、変調された搬送波波形にデータ値を関係付ける任意の適切な変調スキームを使用できる。
マッピングモジュール222はまた、情報を送信するために、OFDM帯域幅内の搬送波周波数f1,...,fNのうちのどれがシステム200によって使用されるかを決定する。例えば、フェードを経験しているいくつかの搬送波を回避することができ、これらの搬送波上では、情報は何ら送信されない。その代わりに、マッピングモジュール222は、その搬送波に対して、擬似ノイズ(PN)シーケンスからのバイナリ値によって変調されるコヒーレントなBPSKを使用してもよい。電力を放射することがある、媒体204上の制限された帯域(例えば、アマチュア無線帯域)に対応するいくつかの搬送波(例えば、搬送波i=10)に対して、これらの搬送波上では、エネルギーは何ら送信されない(例えば、A10=0)。マッピングモジュール222はまた、“トーンマップ”にしたがって、搬送波(または、“トーン”)のそれぞれの上で使用される変調のタイプを決定する。以下でさらに詳細に説明するように、トーンマップは、デフォルトのトーンマップ、または、受信局によって決定されたカスタマイズされたトーンマップとすることができる。
逆離散フーリエ変換(IDFT)モジュール224は、マッピングモジュール222によって決定された、結果として生じたN個の複素数のセット(そのうちのいくつかは、使用されていない搬送波に対して0であってもよい)の、ピーク周波数f1,...,fNを有するN個の直交搬送波波形上への変調を実行する。変調された搬送波は、IDFTモジュール224によって合成されて、(サンプリングレートfRに対する)離散時間シンボル波形S(n)を形成する。離散時間シンボル波形S(n)は、以下のように書くことができる。
Figure 0005639267
ここで、時間インデックスnは、1からNに及び、Aiは、振幅であり、Φiは、ピーク周波数fi = (i/N)fRを持つ搬送波の位相であり、j= √−1である。いくつかの構成では、逆離散フーリエ変換は、Nが2の累乗である逆高速フーリエ変換(IFFT)に対応する。
後処理モジュール226は、連続する(潜在的にオーバーラップする)シンボルのシーケンスを合成して、通信媒体204を通して連続ブロックとして送信できる“シンボルのセット”にする。後処理モジュール226は、自動利得制御(AGC)およびシンボルタイミング同期に対して使用できるプリアンプルをシンボルセットの先頭に付加する。(例えば、システム200および/または通信媒体204における欠陥に起因する)シンボル間および搬送波間の干渉を軽減するために、後処理モジュール226は、シンボルの最後の部分のコピーであるサイクリックプリフィックスにより各シンボルを拡張できる。後処理モジュール226はまた、シンボルセット内のシンボルのサブセットにパルス整形窓を適用すること(例えば、二乗余弦窓または他のタイプのパルス整形窓の使用)と、シンボルサブセットをオーバーラップさせることとのような、他の機能も実行できる。
アナログフロントエンド(AEE)モジュール228は、連続時間(例えば、ローパスフィルタリングされた)バージョンのシンボルセットを含むアナログ信号を、通信媒体204に結合する。通信媒体204を通して連続時間バージョンの波形S(t)を送信する効果は、通信媒体を通しての送信のインパルス応答を表す関数g(τ;t)との畳み込みによって、表すことができる。通信媒体204は、ノイズn(t)を付加するかもしれず、ノイズn(t)は、ジャマーによって発せられるランダムノイズおよび/または狭帯域ノイズであってもよい。
受信機206において、PHYレイヤを実現するモジュールは、通信媒体204から信号を受信して、MACレイヤに対してMPDUを発生させる。AFEモジュール230は、自動利得制御(AGC)モジュール232と時間同期モジュール234とともに動作して、サンプリングされた信号データおよびタイミング情報を、離散フーリエ変換(DFT)モジュール236に提供する。
サイクリックプリフィックスを除去した後で、受信機206は、サンプリングされた離散時間シンボルをDFTモジュール236中に供給して、(NポイントDFTを実行することによって、)エンコードされたデータ値を表すN個の複素数のシーケンスを抽出する。いくつかの構成では、離散フーリエ変換は、Nが2の累乗である高速フーリエ変換(FFT)に対応する。
復調器/デコーダモジュール238は、対応するビットシーケンス上に複素数をマッピングして、(デインターリービングおよびデスクランブリングを含む)ビットの適切なデコーディングを実行する。
送信機202または受信機206中のモジュールを含む、通信システム200のモジュールのうちのいずれも、ハードウェアで、ソフトウェアで、または、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで、実現できる。さまざまな例においてここでさらに詳細に説明するように、モジュールは、異なる技術を使用しても実現できる。
直交周波数分割多重化(OFDM)は、周波数選択的な通信媒体を通して非常に広い帯域幅を使用するマルチキャリア通信システムを実現するための一般的なアプローチである。周波数選択的な通信媒体は、使用される周波数帯域にわたって大きさがフラットでない周波数応答を有することによって特徴付けられてもよい。言い換えると、使用される周波数帯域中の異なる周波数は、異なるチャネル減衰および異なる位相回転に起因することがある異なるフェードを経験する。いくつかのケースでは、所定の周波数帯域内の周波数が、実質的に類似するフェージングを経験するように、利用可能な帯域幅を、多数の狭周波数帯域または搬送波に分けることができる。周波数帯域内のこのような実質的に類似するフェージングは、時には、フラットフェージングと呼ばれる。フラットフェージングに対して、各搬送波上のフェージングは、潜在的に経時的に変化することがある一意的な振幅および位相応答によって、特徴付けることができる。一般に、マルチキャリア通信システム中の各搬送波は、異なる特性を有する。それゆえ、いくつかのケースでは、各搬送波上に置かれている情報またはデータの量を、送信時のその搬送波に対する対応するチャネル条件(フェージングの量)に適応させることによって、システムのスループットを増加させる、または、実質的に最大化させることに関心が持たれる。搬送波上のデータの量を通信媒体の物理特性に合わせるこの一般的なアプローチは、リンクアダプテーションと呼ばれる。
いくつかの構成では、各搬送波上の、電力、変調スキーム(例えば、変調の振幅および位相を表す複素平面中の変調アルファベットのシンボルの配置に対応する所定のコンステレーションの使用)、および、順方向誤り訂正(FEC)のコードレートのうちの1つ以上を制御することによって、リンクアダプテーションを達成できる。変調アルファベット中のシンボルの数は、変調サイズと呼ぶことができる。異なる搬送波に対して使用される異なる変調スキームは、異なる変調サイズおよびコンステレーション中のシンボルの異なる配置を含むことができる。いくつかの構成では、通信システムは、すべての変調アルファベットからのシンボルに同じ電力が割り当てられる定電力変調フォーマットを使用する。他のケースでは、異なる変調アルファベットからのシンボルに割り当てられる電力は、変化することがある。例えば、マッピングモジュール222の出力において複素数の振幅を調節することによって、各搬送波に対する電力を適応させることができる。搬送波に対する電力が調節される量は、その搬送波が経験するフェージング特性に依存してもよい。いくつかの構成では、各搬送波に対する変調スキームおよびコードレートのみが変化する一方で、電力は、すべてのアルファベットに対して実質的に同じに維持される。各搬送波に対する変調スキームおよびコードレートの変化は、各搬送波上で伝送される情報ビットの数を変化させることができる。それゆえ、いくつかの形態のリンクアダプテーションは、ビットローディングとも呼ばれる。
さまざまな粒度において、リンクアダプテーションまたはビットローディングを実行できる。例えば、802.11a/gのような何らかの技術は、使用できる、コードレートおよび/または変調サイズの組み合わせの固定セットを有する。いくつかの構成では、リンクアダプテーションを実行するモジュールは、チャネルの品質を測定する平均メトリックのようなメトリックに基づいて、コードレートおよび/または変調サイズを選ぶことができる。メトリックは、平均信号対ノイズ比(SNR)推定、平均ブロックエラーレート(BLER)、または、受信機において観測されるビットエラーレート(BER)のような、性能関連メトリックとすることができる。いくつかの構成では、メトリックは、送信機によって推定されるチャネルパラメータに関連することもできる。このようなパラメータの例は、遅延スプレッドと、コヒーレンス帯域幅と、減衰とを含む。
受信機駆動型ビットローディングでは、受信機が、対象のメトリックを推定し、接続セットアップ手順の間に送られるメッセージのようなフィードバックを介して、推定したメトリックの値を送信機に知らせる。いくつかの構成では、受信機は、推定したメトリックに基づいて、ビットローディングパラメータを計算し、その情報を送信機に提供してもよい。推定したメトリックおよび/またはビットローディングパラメータについての情報に基づいて、コードレートおよび/または変調サイズを選択でき、所定のOFDMシンボル中のすべての搬送波が、実質的に同じ、選択されたコードレートおよび/または変調サイズを使用してもよい。
直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムのような、マルチユーザシステムでは、各ユーザに、例えば、ダウンリンクOFDMシンボル用の搬送波のそれぞれのサブセットが割り当てられ、これらの搬送波周波数に対してリンクアダプテーションを使用できる。マルチキャリア送信機202の実施形態の一部が、図3において示されている。
送信機202の実施形態のサブシステム300は、(例えば、図2に関して説明したような)エンコーダモジュール220を含む。いくつかの構成では、エンコーダモジュール220は、エラー訂正モジュールと、パンクチャリングモジュールとを含むことができる。エンコーダモジュールはまた、以下でさらに詳細に説明するような、追加のモジュールおよび/または回路を含むこともできる。エラー訂正モジュールは、エラー制御コードの適用を通して送信されることになるデータ中にエラー制御ビットを導入するように構成できる。エラー制御コードは、エラー検出コードまたはエラー訂正コードを含むことができる。例えば、エラー訂正モジュールは、MPDU中のビット上で、順方向誤り訂正コード(FEC)を適用するように構成できる。いくつかの構成では、導入されるFECは、システマティックコードとすることができる。このようなケースでは、エラー訂正モジュールは、ある数のパリティビットまたは冗長ビットを、所定の数のビットのデータのブロックに追加する。いくつかの構成では、FECはシステマティックでない。このようなケースでは、エラー訂正モジュールは、第1のセットのビットを入力として受け入れ、第1のセットのビットから導出した第2のセットのビットを出力する。第2のセットのビットは、時に、パリティビットまたは冗長ビットとも呼ばれる。一般に、エラー訂正モジュールは、第1の数のビット(例えば、kビット)を受け取って、エラー訂正モジュール中で使用されるエラー訂正コードのコードレートRbにしたがって、より多い数のビットを出力する。エラー訂正モジュール中で使用されるFECに対する多くの可能性ある選択肢があり、そのうちのいくつかは、ブロックコードと、ターボのような畳み込みコードおよび連結コードと、低密度パリティチェックコード(LDPC)とを含む。
いくつかの構成では、エンコーダモジュール220は、パンクチャリングモジュールを含むこともできる。パンクチャリングモジュールは、例えば、それぞれの搬送波信号にわたって平均して所定のコードレートを達成するために、これらの搬送波信号にマッピングされることになるビットのサブセット(すなわち、すべてより少ないビット)を、ビットのグループから選択することによって、エラー訂正コードによるエンコード後に、パリティビットまたは冗長ビットのうちのいくつかを除去する。いくつかのケースでは、これは、より高いレートまたはより少ない冗長性を持つエラー訂正コードによるエンコードと、実質的に同じ効果を有することができる。パンクチャリングモジュールの使用により、どれくらい多くのビットがパンクチャされるかにかかわらず、同じデコーダの使用が可能になる。それゆえ、パンクチャリングモジュールは、その複雑性を著しく増加させることなく、システム全体の柔軟性を増加させる。一般に、パンクチャリングモジュールは、使用されているエラー訂正コードのコードレートRbと比較して、システムのコードレートを増加させる。
サブシステム300はまた、(例えば、図2に関して説明したような)マッピングモジュール222と、(例えば、図2に関して説明したような)IDFTモジュール224とのうちの1つ以上を含むことができる。いくつかの構成では、マッピングモジュール222は、シリアルパラレルコンバータ315を含み、シリアルパラレルコンバータ315は、OFDMシンボルに対応するデータのシリアルなストリームを、n個の異なる搬送波周波数に対応するデータストリーム320a〜320nにそれぞれ変換する。マッピングモジュール222はまた、例えば、コードレートと、変調サイズのような変調パラメータとを、異なる搬送波に割り当ててもよい。例えば、マッピングモジュール222は、特定のユーザに割り当てられているすべての搬送波に対して、固定のコードレートおよび変調サイズの組み合わせ(例えば、コードレートRおよび2M−QAM変調)を割り当てることができる。このようなケースでは、n個の異なる搬送波周波数に対応するデータストリーム320a〜320nは、それぞれ、所定のOFDMシンボルに対して同じ数のビット(例えば、m1)を搬送するだろう。
いくつかの構成では、特定のシンボル中の変調された何らかの搬送波は、同じシンボル中の変調された他の搬送波よりも高次の変調および/またはコードレートをサポートしてもよい。このようなケースでは、例えば、いくつかのマルチキャリア通信システム(例えば、デジタル加入者線(DSL)、および、ホームプラグAVベースの電力線のシステム)では、搬送波信号対ノイズ比(SNR)の推定のようなメトリックに基づいて、所定のシンボル内の変調された各搬送波上で、異なる変調サイズを許容することによって、リンクアダプテーションを行うことができる。いったん、各搬送波に対する変調アルファベットが決まると、ブロックエラーレートのような平均チャネルメトリックに基づいて、すべての搬送波に対して固定のコードレートを選ぶことができる。このようなケースでは、各OFDMシンボル中の搬送波は、同じコードレートを有するが、異なる変調アルファベットを有してもよい。再び図3を参照すると、このようなケースでは、n個の異なる搬送波周波数に対応するデータストリーム320a〜320nは、たとえ、すべての搬送波が、同じコードレートRでエンコードされた情報によって変調されていたとしても、所定のOFDMシンボルに対して、それぞれ、異なる数のビット(例えば、それぞれ、m1〜mn)を搬送する。いくつかの構成では、同じコードレートに関係付けられている搬送波上のエンコードされたビットを、複数のOFDMシンボルにわたって拡散することによって、各OFDMシンボル上で複数のコードレートを達成できる。このようなケースでは、複数のOFDMシンボルにわたって、FECが実行される。
いくつかのケースでは、Nr個の可能性あるコードレート(R1,R2,...,RNr)が、OFDMシンボルに対して仮定される。それゆえ、異なるレートによって独立してエンコードされたRNr個の情報ブロック(例えば、それぞれkビットからなる)があることがある。このようなケースでは、エンコーダモジュール220は、典型的に、n=Nr個のエラー訂正モジュールと、Nr個のパンクチャリングモジュールとを有し、各エラー訂正モジュールおよび各パンクチャリングモジュールは、一般に、異なるコードレートに対応している。いくつかの構成では、エンコーダモジュール220は、追加のモジュールおよび/または回路を有することもできる。エンコードされたコードワードは、その後、このケースでは、Nr個のシリアルパラレルコンバータ315a〜315n(概して315)を含むマッピングモジュール222によって、シーケンシャルなOFDMシンボルの異なる搬送波上に多重化される。いくつかの構成では、異なるセットの搬送波に、別々のコードレートと別々の変調スキームとが割り当てられる。例えば、C1本の搬送波に、コードレートR1と、2M1−QAM変調とが割り当てられた場合に、C1本の搬送波によって搬送されるビットの総数は、M11である。したがって、各OFDMシンボルは、レートRiにおいてエンコードされた2Mi−QAM変調によるCi本の搬送波を有する。このようなケースでは、FECに対する情報ブロックサイズはkビットであるので、レートR1に対応するFECブロックを送信するのに、総数Ns1=k/(R111)個のOFDMシンボルが必要とされる。このようにエンコードされたFECブロックをデコードするために、デコーダは、エンコーダにおいてブロックが拡散されたすべてのシンボルを使用する。一般に、レートR1を持つFECブロックをデコードするときに、デコーディングを開始できる前に、Ns1個のOFDMシンボルの待ち時間がある。これらのNs1個のOFDMシンボルは、デコーディングが開始する前に記憶されており、一般に、大きなバッファを要求する。いくつかの構成では、各コードレートは、同じ変調サイズに関係付けられている。他の構成では、各コードレートブロックに対する混合された変調もまた可能である。
いくつかの構成では、待ち時間/バッファリング要件は、複数のOFDMシンボルにわたるコーディングを回避することによって減少できる。このようなケースでは、情報は、シリアルパラレルコンバータ315によって、最初に、サイズk1,k2,...kNrのNr個のブロックに分割され、その後、エンコーダモジュール220に供給される。その後、エンコーダモジュール220内のエラー訂正モジュールによって、ビットの各ブロックにエラー訂正を適用できる。好ましくは、ビットの各ブロックに別々にFECが適用される。一般に、C1本の搬送波には、コードレートR1および2M1−QAM変調が割り当てられる。それゆえ、C1本の搬送波に対する入力ブロックサイズは、k1=M111である。各コードレートに対する情報ブロックサイズは、比較的小さいことがある(その理由は、kビット長だった元々の情報が、より小さなブロックのデータに分割されるためである)。いくつかの構成では、各コードレートは、同じ変調サイズに関係付けられている。他の構成では、各コードレートブロックに対する混合された変調もまた可能である。
ここで図4を参照すると、シンボルにおけるレートセットパーティショニングのためのシステム400が示され、説明されている。システム400は、エラー訂正モジュール402を含む。いくつかの構成では、エラー訂正モジュール402は、ベースレートRbを有するFECによってk個の情報ビットをエンコードする。これは、エラー訂正モジュール402の出力において、n個のコード化されたビットを結果として生じさせる。いくつかの構成では、n個のビットは、k個の情報ビット(時には、によって示される)と、(n−k)個のパリティビットまたは冗長ビット(時には、によって示される)とを含んでもよい。非システマティックコードが使用されるいくつかの構成では、エラー訂正モジュール402の出力は、n個のパリティビットを有してもよい。
システム400はまた、FECエンコードされたビットを異なるシンボルにグループ分けするシンボル発生器405を含むことができる。システマティックコードが使用されている、図4において示されている例では、FECエンコードされたビットは、NSYM個のシンボルにグループ分けされ、NSYM個のシンボルのそれぞれは、kSYM個の情報ビットと、kSYM/(Rb−kSYM)個のパリティビットまたは冗長ビットを有する。
システム400は、さらに、1個のシンボルに対応するエンコードされたビットを、Nr個のレートセットに分割するレートセットパーティショニングモジュール410を含む。図4は、単一のOFDMシンボルに対する処理ブロックを示しているが、NSYM個のシンボルのそれぞれに対して、類似する処理を繰り返すことができる。いくつかの構成では、レートセットパーティショニングモジュール410は、シンボルに対応する情報ビットおよびパリティビットを、異なるレートセットに区分する、あるいは、クラスタ化する。
いくつかの構成では、各クラスタ中の情報ビットの数またはシステマティックビットの数は、以下のように決定される。各レートセットにおいて、コード化されたビットの数は、グループ中の搬送波上のビットの数を合計することによって得られ、情報ビットの数は、コードレートおよびコード化されたビットの数から得られる。例えば、コードレートR1を持つ搬送波は、以下のように与えられる総数n1個のコード化されたビットおよびk1個の情報ビットを有する。
Figure 0005639267
同様に、コードレートR2を持つ搬送波は、以下のように与えられる総数n2個のコード化されたビットおよびk2個の情報ビットを有する。
Figure 0005639267
そして、このように進んでいくと、コードレートRNrを持つ搬送波は、以下のように与えられる総数nNr個のコード化されたビットおよびkNr個の情報ビットを有する。
Figure 0005639267
いくつかの構成では、k個の情報ビットを送信するのに要求されるOFDMシンボルの数(NSYM)を決定するために、値k1,k2,...,kNrが使用される。例えば、1個のOFDMシンボル中で送信できる情報ビットの数(kSYM)は、すべてのレートセットグループ中の情報ビットの数を加算することによって算出される。
Figure 0005639267
OFDMシンボルの数は、以下のように決定できる。
Figure 0005639267
ここで、
Figure 0005639267
は、xより大きいまたはxに等しい最小の整数を示す。
いくつかの構成では、値k1,k2,...,kNrとNSYMとを使用して、異なるレートセットへのクラスタ化を行うことができる。上述したように、エラー訂正モジュール402の出力は、NSYM個のグループに分割され、1個のOFDMシンボルに対応する各グループ中にkSYM個の情報ビットがある。各グループにおいて、(システマティックコードに対する、)kSYM個の情報ビットと、対応する(kSYM/Rb−kSYM)個のパリティビットとが共にグループ化されて、1個のOFDMシンボルに対するコード化されたビットを形成する。グループは、必ずしも、連続したビットを、または、シーケンシャルなビットを有する必要はない。いくつかの構成では、NSYM個のOFDMシンボルのそれぞれが、対応する搬送波を埋めるのに十分な数のコード化されたビットを確実に有するように、(例えば、ゼロによる)パディングを使用してもよい。
いくつかの構成では、レートセットパーティショニングモジュール410は、kSYM個の情報ビットを、サイズk1,k2,...,kNrのNr個の異なるセットに、それぞれ区分する。いくつかの構成では、各レートセットパーティションi(1≦i≦Nr)は、ki個の情報ビットと、対応する(ki/Rb−ki)個のパリティビットまたは冗長ビットとを含む。パーティションは、連続したビットまたはシーケンシャルなビットを含んでもよく、あるいは、含まなくてもよい。いくつかの構成では、コードの性能に関する費用関数を最大化または最適化するために、パーティショニングが行われる。例えば、FECとしてターボコードが使用される場合に、デコーディング性能を改善するために、高コードレートによってパンクチャされたパリティビットを有するトレリスセクションに、より低いコードレートを有するパリティビットを持つトレリスセクションが点在しているはずである。このケースでは、選ぶための2つのレートのみがあり、かつ、各レートに、(対応するパリティビットとともに)情報ビットの正に半数が割り当てられている場合に、最初の半数をコードレート1に割り当て、次の半数をコードレート2に割り当てる代わりに、トレリスセクションを交互に各コードレートに割り当てることによって、より良い性能を達成してもよい。したがって、レートセットの数、コードレートのセット、および、各レートセット中の情報ビットの数を前提として、パーティショニングは、シーケンシャルとすることができる、または、結果として生じるシステムの性能を最適化する方法で実行できる。
図4の例は、レートセットが情報ビットとパリティビットの双方を含むシステマティックFECを示している。システマティックでないFECのケースでは、レートセットは、パリティビットのみを含んでもよい。レートセットパーティショニングモジュール410により、パリティビットにパンクチャリングを適用することが可能になる。いくつかのケースでは、レートセットパーティショニングモジュール410において、必ずしも常に、パンクチャリングがパリティビットに適用されるわけではない。このようなケースでは、各グループ中の、情報ビットの数対コード化されたビット(情報ビット+パリティビット)の数の比は、実質的に同じであり、Rbに等しい。
いくつかの構成では、システム400は、さらに、1つ以上のパンクチャリングモジュール415a、415b,...,415n(概して415)を含む。いくつかの構成では、各レートセットは、専用のパンクチャリングモジュール415に関係付けられてもよい。他のケースでは、1つ以上のレートセットが、共通のパンクチャリングモジュール415に関係付けられてもよい。いくつかの構成では、レートセットi中のすべてのビットは、同じコードレートRiにパンクチャされるだろう。所定のレートセットに対する所望のコードレートを達成するために、各レートセットに対して別々にパンクチャリングを実行できる。例えば、コードレートRi=ki/niが割り当てられているレートセットiを考える。このようなケースでは、レートセットi中のki/Rb−ki個のパリティビットのうち、ni−ki個以外のすべてのビットがパンクチャされる。パンクチャリングは、均一に行うことができ、ここで、いくつかの等しく間隔が空けられたビットが、送信の前に廃棄される。いくつかの構成では、予め規定されたパンクチャリングパターンもまた使用してもよい。コードの距離プロパティを最大化するために、あるいは、特定の動作条件において(例えば、フレームエラーレート、ビットエラーレート、または、スループットのうちの1つ以上に関する)コードの性能を最適化するために、このような予め規定されたパターンを使用してもよい。このようなケースでは、所定のコードレートに対して、予め規定されたパターンのビットが、送信の前に廃棄される。
システム400はまた、インターリーバ420を含んでもよい。いくつかの構成では、インターリーバ420は、(示されていない)複数のインターリーバ420a〜420nを有するインターリーババンクとすることができる。このようなケースでは、各レートセットは、別々のインターリーバに関係付けられてもよく、または、1つより多いレートセットが、1個のインターリーバを共有してもよい。インターリーブされたパターンのビットを得るために、各レートセットに対応する、情報ビットと、パンクチャされたパリティビットとが、インターリーバ420を通過する。いくつかの構成では、単一のレートセットからの情報ビットおよびパリティビットが、対応するコードレートをサポートする搬送波にマッピングされることを保証するために、各レートセットに対して別々にインターリービングを実行できる。いくつかの構成では、所定のレートセットに対するインターリーバ420は、1つがシステマティックビットに対するものであり、もう1つがパリティビットに対するものである、(示されていない)2つの別々のインターリービングユニットを含むことができ、2つのインターリービングユニットの出力を、合わせて多重化できる。いくつかの構成では、単一のインターリーバ420を使用することによって、すべてのレートセットにわたってインターリービングを実行できる。
いくつかの構成では、情報ビットの数およびパリティビットの数が、コードレートグループにわたって変化するときに、異なるブロックサイズに対してインターリービングパターンを定義できる。いくつかの構成では、ブロックサイズおよびコードレートによってパラメータ化されたアルゴリズム的なインターリーバも使用できる。例えば、ビットを行に書き込んで、その後、オフセットありで、または、オフセットなしで、書き込んだビットを列として読み出すように、アルゴリズム的なインターリーバを構成できる。このようなケースでは、ブロックサイズに基づいて、インターリービングの深度および読み出しのオフセットを定義できる。
たとえ、図4の例が、レートセットパーティショニングモジュール410の後にインターリーバ420を示していても、レートセットパーティショニングモジュール410の前にインターリーバ420を配置することもできる。このようなケースでは、シンボル発生器405の出力におけるビットは、インターリーバ420によってインターリーブされ、その後、レートセットパーティショニングモジュール410を通過する。このようなケースでは、レートセットパーティショニングモジュール410とパンクチャリングモジュール415とに、(例えば、1つ以上のパラメータの形で、)インターリーバ420についての何らかの情報を提供でき、それにより、モジュール410および/または415は、適切なシステマティックビットおよびパンクチャされるパリティビットを、インターリーブされたデータから選んで、各レートセット上に置くことができる。
システム400は、さらに、すべてのレートセットからのインターリーブされた情報ビットおよびパリティビットを多重化して、トーンマップを使用して、適切な搬送波にマッピングするマッピングモジュール222を含む。この例では、マッピングモジュール222によって、トーンマップ{(M1,Rc,1),(M2,Rc,2),...,(MNc,Rc,Nc)}を使用できる。現在の例を続けて、Ci本の搬送波を有するレートセットiを考える。レートセットi中のインターリーブおよび多重化されたビットを、Ci本の搬送波に対するトーンマップ割り当てにしたがって、これらの搬送波にシーケンシャルに割り当てることができる。いくつかのケースでは、変調マッピングの前の、各セットのパンクチャされたビットの出力において、パディングを使用してもよい。
システム400はまた、マッピングされたデータ上で動作して、OFDMシンボルを生成させるIDFTモジュール224(または、他の形態の変調器)を含む。いくつかの構成では、システム400は、これらに限定されないが、シンボル整形、巡回拡張、変調回転、および、スケーリングを含む他の機能性を実行するためのハードウェアを含んでもよい。k個の情報ビットのすべてが送信用のシンボルとしてエンコードされるまで、ここで説明するシステムおよび動作を、他のシンボルに対して(例えば、すべてのNSYM個のOFDMシンボルに対して)繰り返すことができる。
例えば、ターボコードおよび低密度パリティチェック(LDPC)コードのような、容量に近づくコードを使用する、いくつかの構成では、適切なコーディング利得を提供するのに十分なほど大きく、入力ブロックサイズが作られる。このようなケースでは、単一のOFDMシンボル中の異なる搬送波に対して異なるコードレートおよび異なる変調サイズを許容するリンクアダプテーションアルゴリズムを使用できる。同じシンボルの異なる搬送波に対して異なるコードレートおよび異なる変調サイズを使用することは、比較的少ない待ち時間とともに、比較的大きなコーディング利得を結果として生じさせることができる。
ここで図5を参照すると、SNRおよびコードレートの関数として、異なる変調スキームの性能が示されている。図5に示されているプロットでは、デュオバイナリ畳み込みターボコード(TCC)の性能が、異なる変調スキームBPSK、QPSK、16QAM、64QAM、256QAM、および1024QAMに対して、ならびに、1/2および16/21のコードレートに対して、提示されている。線505は、コードレート1/2を表し、線510は、コードレート16/21を表している。線515は、SNRの関数として容量限界を表している。より高いコードレートは、高SNRにおいて、容量に近づくように機能する一方で、より低いコードレートは、低SNRにおいて、容量に近づくように機能することが、図5から理解される。例えば、およそ8dbよりも高いSNRにおいて、16/21のコードレートを持つTCCは、1/2のコードレートを持つTCCよりも、容量に近づくように機能する。およそ8dbよりも低いSNRにおいて、コードレート1/2を持つTCCは、コードレート16/21を持つTCCよりも、容量に近づくように機能する。それゆえ、OFDMシンボルのケースでは、効率的な送信スキームのために、およそ8dbよりも小さいSNRを有する搬送波は、1/2レートのFECを使用でき、およそ8dbよりも大きいSNRを有する搬送波は、16/21レートのFECを使用できる。同様に、異なるSNRに対応する他のコードレートもまた可能である。
本文書では、以下の表記を使用する。
r:異なるコードレートの数。したがって、搬送波は、Nr個のグループに分割でき、Nr個のグループは、それぞれ、対応するFECレートを持つ
i:搬送波グループi中のコードレート、1≦i≦Nr
c:搬送波の総数、
i:コードレートRiを持つ搬送波の総数、1≦i≦Nr
c,i:1≦i≦Ncに対する、搬送波iに対するコードレート、
i:搬送波i上のビットの数、1≦i≦Nc
k:FECコードに対する入力中の情報ビットの数、
n:FECコードの出力における、コード化されたビットの数、
b:マザーコードのベースコードレート、他のすべてのレートは、マザーコードをパンクチャすることによって得られる、
i:レートRiのFECコードに対する入力中の情報ビットの数(1≦i≦Nr)、
ni:レートRiのFECコードの出力における、コード化されたビットの数(1≦i≦Nr)、
SYM:k個の情報ビットを送信するのに要求されるOFDMシンボルの数、
SYM:1個のOFDMシンボル中で送信できる、FECエンコーダに対する入力中の情報ビットの数。
先のシンボル間の以下の関係に留意されたい。
b = k/n,Ri = ki/ni ,Nc = C1+C2+...+CNr
SYM = k1+k2+...+kNr
k =kSYM SYM
いくつかの構成では、搬送波の品質を測定するメトリックに基づいて、各搬送波iに、(例えば、搬送波i上のビットの数であるパラメータbiによって定量化された)変調スキームとコードレート(搬送波iに対するコードレートであるRc,i)とが割り当てられる。例えば、この品質メトリックは、遅延スプレッドまたはコヒーレント帯域幅のような、通信チャネルの基本パラメータに基づくことができる。いくつかの構成では、メトリックは、信号対ノイズ比(SNR)、フレームエラーレート、または、ビットエラーレートのような、導出されたパラメータにも、すなわち、チャネルの品質を示すパラメータにも、基づくことができる。メトリックは、典型的に、さまざまなしきい値と比較され、搬送波には、ある費用関数(または、性能メトリック)を最大化する変調−コードレート対が割り当てられる。いくつかの構成では、費用関数は、スループットとすることができ、または、シャノン容量からの、変調−コードレート対に対するスペクトル効率の相対的な距離とすることができる。異なる搬送波に割り当てられる変調−コードレート対は、シンボルに対するビットローディングプロファイルを特定し、トーンマップと呼ばれる。この例では、順序付けられた対のシーケンス{(M1,Rc,1),(M2,Rc,2),...,(MNc,Rc,Nc)}が、OFDMシンボル1に対するトーンマップを定義する。いくつかの構成では、同じコードレートを持つ搬送波を、レートセットと呼ばれるグループにクラスタ化できる。レートセット中の搬送波は、シーケンシャル、または、非シーケンシャルの双方とすることができる。一般に、シンボルに対する搬送波は、C1,C2,...,CNr本の搬送波を有するNr個のレートセットに分割され、C1,C2,...,CNr本の搬送波は、それぞれ、対応するコードレートR1,...,RNrを持つ。
いくつかの構成では、異なるレートセットは、SNRのような所定のメトリックに対する対応するコードレートを選択するための異なる基準を有することができる。例えば、特定のレートセットに対するコードレートは、所望のスループットに基づいて選択できる一方で、異なるレートセットに対するコードレートは、シャノン容量からの、変調−コードレート対に対するスペクトル効率の相対的な距離に基づいて、選択される。いくつかの構成では、レートセットの数は統合されてもよい。例えば、あるレートセットが、非常に小さく、インターリービングに対して、多くのダイバーシティを提供しないケースでは、このレートセットを、別のレートセットと統合できる。
ここで図6を参照すると、ブロックダイヤグラムは、レートセットパーティショニングによって送信されたシンボルをデコーディングするための受信機システム600を描写している。システム600は、図2に関して説明したようなDFTモジュール236と、復調器モジュール605とを含む。受信した各OFDMシンボルは、DFTモジュール236によって処理されて、OFDM搬送波が発生される。その後、各OFDM搬送波は、(いくつかのケースでは、搬送波のトーンマップ情報に基づいて、)復調モジュール605によって復調およびデマッピングされて、その搬送波中に含まれている情報ビットおよびパリティビットに対する対数尤度比(LLR)メトリックが生成される。LLRメトリックは、例示の目的のためにここで使用されるものであり、限定的なものであると考えるべきではない。受信シンボルを復調および/またはデマッピングするために、他のメトリックもまた使用してもよい。現在の例を続けると、各OFDMシンボル中の(システマティックコードに対する)情報ビットおよびパリティビットに対応するLLRメトリックが、受信機レートセットパーティショニングモジュール610によって処理される。いくつかの構成では、モジュール610は、トーンマップ情報に基づいて、メトリックをNr個のレートセットに区分する。各レートセット中の情報ビットおよびパリティビットのLLRメトリックは、デインターリーバ620によってデインターリーブされる。デインターリーバ620は、送信機において実行されたインターリービング動作の実質的に逆の動作を実行する。それゆえ、送信機において実行された対応するインターリービングにしたがって、さまざまな方法で、デインターリービングを適用できる。システム600はまた、異なるレートセットのそれぞれに対するデパンクチャリングモジュール630a〜630n(概して630)を含む。いくつかの構成では、送信機において用いられたパンクチャリングスキームに基づいて、各レートセット中のパリティビットのLLRメトリックが、デパンクチャされる。システム600はまた、多重化モジュール640を含み、多重化モジュール640は、すべてのレートセットの、情報ビットのLLRメトリックと、デパンクチャされたパリティビットのLLRメトリックとを合わせて多重化して、1個のOFDMシンボルに対するLLRメトリックを生成させる。nビットの1個のFECコードブロックに対応するすべてのLLRメトリックが得られるまで、すべてのNSYM個のOFDMシンボルに対して、(必要に応じて修正とともに)動作が繰り返される。n個のLLRメトリックは、デコーディングモジュール650によってFECデコードされて、k個のデコードされた(推定された)情報ビットが生成される。
ここで図7を参照すると、送信機における例示的な動作を描写しているフローチャート700が示され、説明されている。動作は、第2のコードレートよりも第1のコードレートにおいて、容量に近づくように機能することが可能な、第1のセットの搬送波信号を識別すること(ステップ710)を含む。第2のコードレートは、第1のコードレートより大きくてもよく、または、小さくてもよい。動作はまた、単一のシンボル(例えば、OFDMシンボル)に対応するビットを、第1のグループのビットと、少なくとも第2のグループのビットとに区分すること(ステップ720)を含む。第1のグループおよび第2のグループのビットのそれぞれは、第1のコードレートおよび第2のコードレートのような特定のコードレートにそれぞれ関係付けることができる。シンボルに対応するビットは、それぞれが特定のコードレートに関係付けられている、第3以上のグループのビットにさらに区分できる。いくつかの構成では、すべてのコードレートは、互いに異なっている。いくつかの構成では、図6に関して説明したようなレートセットパーティショニングモジュール610を使用して、先に説明したパーティショニング動作を実現できる。
動作はまた、第1のグループからのビットをインターリーブして、第1のセットのような、特定のセットの搬送波信号にマッピングすること(ステップ730)を含む。同様に、動作はまた、第2のグループからのビットをインターリーブして、第2のセットのような、異なるセットの搬送波信号にマッピングすること(ステップ740)を含む。いくつかの構成では、動作は、オプション的に、追加のグループからのビットをインターリーブして、そのグループに関係付けられているセットの搬送波信号にマッピングすることを含んでもよい。いくつかの構成では、グループ中のビットのサブセットが、インターリーブされ、対応する搬送波信号にマッピングされる。いくつかの構成では、マッピングは、グループからの複数のビットが、特定の搬送波信号にマッピングされるように行われる。インターリービングおよびマッピングは、所定のセットの搬送波信号にわたって平均して特定のコードレートが達成されるように行われる。例えば、第1のグループからのビットのサブセットからの複数のビットを、それぞれの搬送波信号にマッピングして、第1のセットの搬送波信号にわたって平均して第1のコードレートを達成してもよい。いくつかの構成では、マッピング動作は、変調スキームを1つ以上の搬送波信号に割り当てることを含む。図6に関して説明したような、インターリーバ620とマッピングモジュール222とを使用して、インターリービングおよびマッピングの動作を、それぞれ、実現してもよい。
動作はまた、所定のグループからのマッピングされたビットを使用して、所定のセットからの複数の搬送波信号を変調すること(ステップ750)を含む。例えば、第1のセット中の複数の搬送波信号は、第1のグループからのマッピングされたビットを使用して変調でき、追加のセットの搬送波信号に対して類似する動作を繰り返してもよい。いくつかの構成では、搬送波信号を変調することは、複数の搬送波信号に関係付けられているデータ値にわたって(IDFTのような)変換を実行することを含んでもよい。図6に関して説明したIDFTモジュール224およびマッピングモジュール222を使用して、先に説明した変調動作を実現できる。
先に説明した技術は、コンピュータシステム上で実行するために、ソフトウェアを使用して実現できる。例えば、ソフトウェアは、それぞれが少なくとも1つのプロセッサと、(例えば、揮発性および不揮発性メモリならびに/あるいは記憶エレメントを含む)少なくとも1つのデータ記憶システムと、少なくとも1つの入力デバイス(例えば、キーボードおよびマウス)またはポートと、少なくとも1つの出力デバイス(例えば、モニタ)またはポートとを含む、1つ以上のプログラムされたコンピュータシステムまたはプログラム可能なコンピュータシステム(例えば、デスクトップ、分散型クライアント/サーバコンピュータシステム)上で実行する1つ以上のコンピュータプログラム中の手順を定義する。ソフトウェアは、より大きなプログラムの1つ以上のモジュールを形成してもよい。
ソフトウェアは、汎用または特殊目的のプログラム可能なコンピュータによって読取可能であり、または、ネットワークのような(例えば、伝搬された信号でエンコードされた)媒体を通して、ソフトウェアが実行されるコンピュータに配信される、CD−ROMのような、コンピュータ読取可能記憶媒体上に提供されてもよい。このような各コンピュータプログラムは、好ましくは、ソフトウェアの手順を実行するためにコンピュータシステムによって記憶媒体が読み取られるときに、コンピュータシステムを構成し動作させるための汎用または特殊目的のプログラム可能なコンピュータによって読取可能な、記憶媒体(例えば、ソリッドステートメモリまたは媒体、あるいは、磁気媒体または光媒体)上に記憶またはダウンロードされる。
上述したもの以外の、発明の主題事項の他の多くの構成が、以下の特許請求の範囲によって規定される発明の主題事項内にある。
なお、以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
マルチキャリアシステム中で情報を送信するための方法において、
前記方法は、
第1のセットの搬送波信号を識別し、前記第1のセットの搬送波信号中の各搬送波信号は、第1のコードレートに関係付けられていることと、
第2のセットの搬送波信号を識別し、前記第2のセットの搬送波信号中の各搬送波信号は、第2のコードレートに関係付けられており、前記第2のコードレートは、前記第1のコードレートとは異なることと、
単一のシンボルを表す第1のシーケンスのビットを、前記第1のコードレートに関係付けられている第1のグループのビットと、前記第2のコードレートに関係付けられている少なくとも第2のグループのビットとに区分することと、
前記第1のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、前記第1のグループのビットからの複数のビットを、前記第1のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングして、前記第1のセットの搬送波信号にわたって平均して前記第1のコードレートを達成することと、
前記第2のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、前記第2のグループのビットからの複数のビットを、前記第2のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングして、前記第2のセットの搬送波信号にわたって平均して前記第2のコードレートを達成することと、
前記第1のグループからのマッピングされたビットを使用して、前記第1のセットの搬送波信号中の搬送波信号のうちの1つ以上を変調することと、
前記第2のグループからのマッピングされたビットを使用して、前記第2のセットの搬送波信号中の搬送波信号のうちの1つ以上を変調することとを含む方法。
[C2]
第3のセットの搬送波信号を識別することをさらに含み、前記第3のセットの搬送波信号中の各搬送波は、前記第1のコードレートおよび前記第2のコードレートとは異なる第3のコードレートに関係付けられているC1記載の方法。
[C3]
前記第1のグループのビットおよび前記第2のグループのビットに加えて、前記第1のシーケンスのビットを、第3のグループのビットに区分することと、
前記第3のグループのビットからのビットをインターリーブして、前記第3のグループのビットからの複数のビットを、前記第3のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングして、前記第3のセットの搬送波信号にわたって平均して前記第3のコードレートを達成することと、
前記第3のグループからのマッピングされたビットを使用して、前記第3のセットの搬送波信号中の複数の搬送波信号を変調することとをさらに含むC2記載の方法。
[C4]
ベースコードレートを持つエラー訂正コードを情報ビットに適用することによって、エンコードされたセットのビットを生成させることと、
前記単一のシンボルを表す第1のシーケンスのビットとして、前記エンコードされたセットから、ビットのサブセットを選択することとをさらに含み、
前記エンコードされたセットのビットは、(1)前記情報ビットと、前記エラー訂正コードによって導入された冗長ビットとを、または、(2)前記エラー訂正コードによって導入された冗長ビットを含むC1記載の方法。
[C5]
前記第1のシーケンスのビットは、(1)前記情報ビットのサブセットと、前記冗長ビットのサブセットとを、または、(2)前記冗長ビットのサブセットを含むC4記載の方法。
[C6]
前記第1のグループのビットと前記第2のグループのビットは、それぞれ、(1)前記情報ビットのサブセットからの1つ以上のビットと、前記冗長ビットのサブセットからの1つ以上のビットとを、または、(2)前記冗長ビットのサブセットからの1つ以上のビットを含むC5記載の方法。
[C7]
インターリーブされて、前記第1のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングされる前記第1のグループのビットから、前記第1のコードレートにしたがって、前記複数のビットを選ぶことをさらに含むC6記載の方法。
[C8]
前記第1のコードレートにしたがって前記複数のビットを選ぶことは、予め定められているパンクチャリングパターンを使用して、前記第1のグループのビット中に含まれている前記冗長ビットをパンクチャすることを含むC7記載の方法。
[C9]
前記予め定められているパンクチャリングパターンは、前記第1のコードレートに対する距離プロパティを最大化するC8記載の方法。
[C10]
送信機と受信機との間の所定のチャネルに対して、前記第1のセットの搬送波信号は、前記第2のコードレートよりも、前記第1のコードレートにおいて、前記所定のチャネルのシャノン容量に近づくように機能し、前記第2のセットの搬送波信号は、前記第1のコードレートよりも、前記第2のコードレートにおいて、前記所定のチャネルのシャノン容量に近づくように機能するC1記載の方法。
[C11]
前記第1のグループのビットと、前記第2のグループのビットとのうちの少なくとも1つをパンクチャして、前記第1のセットの搬送波信号にわたって平均して前記第1のコードレートを達成し、前記第2のセットの搬送波信号にわたって平均して前記第2のコードレートを達成することをさらに含むC1記載の方法。
[C12]
前記第1のセットの搬送波信号は、異なる変調スキームに割り当てられている搬送波信号を含むC1記載の方法。
[C13]
前記第1のセット中の搬送波信号と、前記第2のセット中の搬送波信号は、それらのそれぞれの周波数の点でシーケンシャルでないC1記載の方法。
[C14]
前記第1のセットの搬送波信号と、前記第2のセットの搬送波信号とを識別することは、送信機と受信機との間のチャネルにわたって、前記第1のセット中の各搬送波信号と、前記第2のセット中の各搬送波信号とに対する品質メトリックを決定することを含むC1記載の方法。
[C15]
前記品質メトリックは、信号対ノイズ比と、ビットエラーレートと、フレームエラーレートとのうちの少なくとも1つを含むC14記載の方法。
[C16]
前記第1のセット中の搬送波信号は、前記第2のセット中の搬送波信号よりも改善された品質メトリックを有し、前記第1のコードレートは、前記第2のコードレートよりも高いC14記載の方法。
[C17]
マルチキャリアシステム中で情報を送信するための装置において、
前記装置は、
第1のセットの搬送波信号を識別し、前記第1のセットの搬送波信号中の各搬送波信号は、第1のコードレートに関係付けられ、
第2のセットの搬送波信号を識別し、前記第2のセットの搬送波信号中の各搬送波信号は、第2のコードレートに関係付けられており、前記第2のコードレートは、前記第1のコードレートとは異なり、
単一のシンボルを表す第1のシーケンスのビットを、前記第1のコードレートに関係付けられている第1のグループのビットと、前記第2のコードレートに関係付けられている少なくとも第2のグループのビットとに区分する、
ための回路を備えるパーティショニングモジュールと、
前記第1のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、前記第1のグループのビットからの複数のビットを、前記第1のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングして、前記第1のセットの搬送波信号にわたって平均して前記第1のコードレートを達成し、
前記第2のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、前記第2のグループのビットからの複数のビットを、前記第2のセットの搬送波信号中のそれぞれの搬送波信号にマッピングして、前記第2のセットの搬送波信号にわたって平均して前記第2のコードレートを達成する、
ための回路を備えるインターリーバと、
前記第1のグループからのマッピングされたビットを使用して、前記第1のセットの搬送波信号中の複数の搬送波信号を変調し、
前記第2のグループからのマッピングされたビットを使用して、前記第2のセットの搬送波信号中の複数の搬送波信号を変調する、
ための回路を備える変調器とを具備する装置。
[C18]
前記インターリーバは、インターリーバのバンクを含み、各インターリーバは、前記第1のシーケンスのビットからの所定のグループ中のビットに対して動作するように構成されているC17記載の装置。
[C19]
前記インターリーバは、前記第1のシーケンスのビットからのグループにわたるビットに対して動作するように構成されているC17記載の装置。
[C20]
前記インターリーバは、グループに区分される前に、前記第1のシーケンスのビットからのビットに対して動作するように構成されているC17記載の装置。

Claims (30)

  1. マルチキャリアシステム中で情報を送信するための方法において、
    前記方法は、
    第1のセットの搬送波および第2のセットの搬送波を識別し、前記第1のセットの搬送波は前記第1のセットの搬送波にわたって平均して第1のコードレートに関係付けられており、前記第2のセットの搬送波は、前記第2のセットの搬送波にわたって平均して第2のコードレートに関係付けられており、前記第2のコードレートは、前記第1のコードレートとは異なることと、
    単一の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを表す第1のシーケンスの順方向誤り訂正(FEC)エンコードされたビットを、第1のグループのビットと、少なくとも第2のグループのビットとを含むビットのグループに区分し、前記第1のグループのビットは、前記第1のセットの搬送波の搬送波と前記第1のコードレートとに関係付けられているFECエンコードされたビットの第1の総数に、少なくとも部分的に基づいた第1の情報ビットの数を含み、前記第2のグループのビットは、前記第2のセットの搬送波の搬送波と前記第2のコードレートとに関係付けられているFECエンコードされたビットの第2の総数に、少なくとも部分的に基づいた第2の情報ビットの数を含むことと、
    前記第1のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、前記第1のグループのビットからの複数のビットを、前記第1のコードレートにしたがって、前記第1のセットの搬送波中のそれぞれの搬送波にマッピングすることと
    前記第2のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、前記第2のグループのビットからの複数のビットを、前記第2のコードレートにしたがって、前記第2のセットの搬送波中のそれぞれの搬送波にマッピングすることと
    前記単一のOFDMシンボルを送信することと、前記単一のOFDMシンボルは、前記第1のコードレートに関係付けられている前記第1のグループのビットからのマッピングされたビットを使用して変調された前記第1のセットの搬送波中1つ以上の搬送波信号を含み前記単一のOFDMシンボルは、前記第2のコードレートに関係付けられている前記第2のグループのビットからのマッピングされたビットを使用して変調された前記第2のセットの搬送波中1つ以上の搬送波信号を含む方法。
  2. 第3のセットの搬送波を識別することをさらに含み、前記第3のセットの搬送波中の各搬送波は、前記第1のコードレートおよび前記第2のコードレートとは異なる第3のコードレートに関係付けられている請求項1記載の方法。
  3. 前記第1のグループのビットおよび前記第2のグループのビットに加えて、前記第1のシーケンスのFECエンコードされたビットを、第3のグループのビットに区分することと、
    前記第3のグループのビットからのビットをインターリーブして、前記第3のグループのビットからの複数のビットを、前記第3のセットの搬送波中のそれぞれの搬送波にマッピングして、前記第3のセットの搬送波にわたって平均して前記第3のコードレートを達成することとをさらに含み、
    前記単一のOFDMシンボルは、前記第3のコードレートに関係付けられた前記第3のグループからの前記マッピングされたビットを使用して変調された前記第3のセットの搬送波中の1つ以上の搬送波信号を含む請求項2記載の方法。
  4. ベースコードレートを持つエラー訂正コードを情報ビットに適用することによって、エンコードされたセットのビットを生成させることと、
    前記単一のOFDMシンボルを表す第1のシーケンスのFECエンコードされたビットとして、前記エンコードされたセットから、ビットのサブセットを選択することとをさらに含み、
    前記エンコードされたセットのビットは、(1)前記情報ビットと、前記エラー訂正コードによって導入された冗長ビットとを、または、(2)前記エラー訂正コードによって導入された冗長ビットを含む請求項1記載の方法。
  5. 前記第1のシーケンスのFECエンコードされたビットは、(1)前記情報ビットのサブセットと、前記冗長ビットのサブセットとを、または、(2)前記冗長ビットのサブセットを含む請求項4記載の方法。
  6. 前記第1のグループのビットと前記第2のグループのビットは、それぞれ、(1)前記情報ビットのサブセットからの1つ以上のビットと、前記冗長ビットのサブセットからの1つ以上のビットとを、または、(2)前記冗長ビットのサブセットからの1つ以上のビットを含む請求項5記載の方法。
  7. インターリーブされて、前記第1のセットの搬送波中のそれぞれの搬送波にマッピングされる前記第1のグループのビットから、前記第1のコードレートにしたがって、前記複数のビットを選ぶことをさらに含む請求項6記載の方法。
  8. 前記第1のコードレートにしたがって前記複数のビットを選ぶことは、予め定められているパンクチャリングパターンを使用して、前記第1のグループのビット中に含まれている前記冗長ビットをパンクチャすることを含む請求項7記載の方法。
  9. 前記予め定められているパンクチャリングパターンは、前記第1のコードレートに対する距離プロパティを最大化する請求項8記載の方法。
  10. 送信機と受信機との間の所定のチャネルに対して、前記第1のセットの搬送波は、前記第2のコードレートよりも、前記第1のコードレートにおいて、前記所定のチャネルのシャノン容量に近づくように機能し、前記第2のセットの搬送波は、前記第1のコードレートよりも、前記第2のコードレートにおいて、前記所定のチャネルのシャノン容量に近づくように機能する請求項1記載の方法。
  11. 前記第1のセットの搬送波は、異なる変調スキームに割り当てられている搬送波を含む請求項1記載の方法。
  12. 前記第1のセット中の搬送波と、前記第2のセット中の搬送波は、それらのそれぞれの周波数の点でシーケンシャルでない請求項1記載の方法。
  13. 前記第1のセットの搬送波と、前記第2のセットの搬送波とを識別することは、送信機と受信機との間のチャネルにわたって、前記第1のセット中の各搬送波と、前記第2のセット中の各搬送波とに対する品質メトリックを決定することを含む請求項1記載の方法。
  14. 前記品質メトリックは、信号対ノイズ比と、ビットエラーレートと、フレームエラーレートとのうちの少なくとも1つを含む請求項13記載の方法。
  15. 前記第1のセット中の搬送波は、前記第2のセット中の搬送波よりも改善された品質メトリックを有し、前記第1のコードレートは、前記第2のコードレートよりも高い請求項13記載の方法。
  16. マルチキャリアシステム中で情報を送信するための装置において、
    前記装置は、
    第1のセットの搬送波および第2のセットの搬送波を識別し、前記第1のセットの搬送波は前記第1のセットの搬送波にわたって平均して第1のコードレートに関係付けられ、前記第2のセットの搬送波は前記第2のセットの搬送波にわたって平均して第2のコードレートに関係付けられており、前記第2のコードレートは、前記第1のコードレートとは異なり、
    単一の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを表す第1のシーケンスの順方向誤り訂正(FEC)エンコードされたビットを、第1のグループのビットと、少なくとも第2のグループのビットとに区分し、前記第1のグループのビットは、前記第1のセットの搬送波の搬送波と前記第1のコードレートに関係付けられているFECエンコードされたビットの第1の総数に、少なくとも部分的に基づいた第1の情報ビットの数を含み、前記第2のグループのビットは、前記第2のセットの搬送波の搬送波と前記第2のコードレートに関係付けられているFECエンコードされたビットの第2の総数に、少なくとも部分的に基づいた第2の情報ビットの数を含む
    ように構成されているパーティショニングモジュールと、
    前記第1のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、前記第1のグループのビットからの複数のビットを、前記第1のコードレートにしたがって、前記第1のセットの搬送波中のそれぞれの搬送波にマッピングし
    前記第2のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、前記第2のグループのビットからの複数のビットを、前記第2のコードレートにしたがって、前記第2のセットの搬送波中のそれぞれの搬送波にマッピングする
    ように構成されているインターリーバと、
    前記単一のOFDMシンボルの一部として、前記第1のコードレートに関係付けられている前記第1のグループからのマッピングされたビットを使用して、前記第1のセットの搬送波中の1つ以上の搬送波信号を変調し、
    前記単一のOFDMシンボルの一部として、前記第2のコードレートに関係付けられている前記第2のグループからのマッピングされたビットを使用して、前記第2のセットの搬送波中の1つ以上の搬送波信号を変調するのに適切な変調器と
    を具備する装置。
  17. 前記インターリーバは、インターリーバのバンクを含み、各インターリーバは、前記第1のシーケンスのFECエンコードされたビットからの所定のグループ中のビットに対して動作するように構成されている請求項16記載の装置。
  18. 前記インターリーバは、前記第1のシーケンスのFECエンコードされたビットからのグループにわたるビットに対して動作するように構成されている請求項16記載の装置。
  19. 前記インターリーバは、グループに区分される前に、前記第1のシーケンスのFECエンコードされたビットからのビットに対して動作するように構成されている請求項16記載の装置。
  20. 前記第1のコードレートと関係付けられており、および、第1のパンクチャリングパターンを、前記第1のグループのビットに適用し、前記第1のコードレートを達成するように構成されている第1のパンクチャリングモジュールと、
    前記第2のコードレートに対応し、および、第2のパンクチャリングパターンを、前記第2のグループのビットに適用し、前記第2のコードレートを達成するのに適切な第2のパンクチャリングモジュールと
    をさらに具備する請求項16記載の装置。
  21. 前記区分することの後に、それぞれ、異なるパンクチャリングパターンを、前記第1のグループのビットおよび前記第2のグループのビットに適用し、異なる前記第1のコードレートと前記第2のコードレートを達成することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  22. 方法において、
    単一の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを表す順方向誤り訂正(FEC)エンコードされたビットを、第1のグループのビットと、少なくとも第2のグループのビットとに区分し、前記第1のグループのビットは、第1のセットの搬送波と第1のコードレートとの搬送波に関係付けられているFECエンコードされたビットの第1の総数に、少なくとも部分的に基づいた第1の情報ビットの数を含み、前記第2のグループのビットは、第2のセットの搬送波と第2のコードレートとの搬送波に関係付けられているFECエンコードされたビットの第2の総数に、少なくとも部分的に基づいた第2の情報ビットの数を含み、前記第1の情報ビットの数は、前記第1のセットの搬送波の搬送波と前記第1のコードレートとに関係付けられている前記FECエンコードされたビットの第1の総数の積に基づいており、前記第2の情報ビットの数は、前記第2のセットの搬送波の搬送波と前記第2のコードレートとに関係付けられているFECエンコードされたビットの第2の総数の積に基づいていることと、
    前記第1のコードレートに関係付けられている前記第1のセットの搬送波の搬送波および前記第2のコードレートに関係付けられている前記第2のセットの搬送波の搬送波を含む複数の搬送波を有する前記単一のOFDMを送信することと
    を含む方法。
  23. 前記第1のグループのビットおよび前記第2のグループのビットの少なくとも1つを別々にパンクチャリングし、前記第1のセットの搬送波にわたって前記第1のコードレートの平均および前記第2のセットの搬送波にわたって前記第2のコードレートの平均を達成することをさらに含む請求項22記載の方法。
  24. それぞれ、前記第1のコードレートおよび前記第2のコードレートにしたがって、前記第1のグループのビットおよび前記第2のグループのビットの少なくとも1つをパンクチャリングすることをさらに具備する請求項1記載の方法。
  25. それぞれ、前記第1のコードレートおよび前記第2のコードレートにしたがって、前記第1のグループのビットおよび前記第2のグループのビットの少なくとも1つをパンクチャリングするように構成されているパンクチャリングモジュールをさらに具備する請求項16に記載の装置。
  26. マルチキャリアシステム中で情報を送信するための装置において、
    前記装置は、
    順方向誤り訂正(FEC)エンコードされたビットを準備するように構成されているエンコーダモジュールと、前記エンコーダモジュールは、
    単一の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを表す第1のシーケンスのFECエンコードされたビットを、第1のセットの搬送波に使用するための第1のコードレートに関係付けられている第1のグループのビットと、第2のセットの搬送波に使用するための第2のコードレートに関係付けられている少なくとも第2のグループのビットとに区分し、前記第2のコードレートは、前記第1のコードレートとは異なり、前記第1のグループのビットは、前記第1のセットの搬送波の搬送波と前記第1のコードレートとに関係付けられているFECエンコードされたビットの第1の総数に、少なくとも部分的に基づいた第1の情報ビットの数を含み、前記第2のグループのビットは、前記第2のセットの搬送波の搬送波と前記第2のコードレートとに関係付けられているFECエンコードされたビットの第2の総数に、少なくとも部分的に基づいた第2の情報ビットの数を含むのに適切なパーティショニングモジュールを含み、
    前記FECエンコードされたビットからのマッピングされたデータを準備するように構成されているマッピングモジュールと、前記マッピングモジュールは、OFDMシンボルに対応する前記FECエンコードされたビットのストリームを、異なるビットの量を有する複数のデータストリームに変換するように構成されているシリアルパラレルコンバータを含み、前記複数のデータストリームは、前記OFDMシンボルの異なる搬送波周波数に対応し、前記複数のデータストリームは、前記OFDMシンボルの前記対応する搬送波周波数のためのコードレートまたは変調レートに、少なくとも部分的に基づく異なる数のビットを有し、
    マッピングされたデータ上で動作して、前記OFDMシンボルを生成させるように構成されている変調器とを具備する装置。
  27. 前記OFDMシンボル中のいくつかの搬送波は、前記OFDMシンボル中の変調された他の搬送波よりも高次の変調をサポートし、前記マッピングモジュールは、前記OFDMシンボルの異なる搬送波のためにサポートされる異なる変調レートに基づいて、前記複数のデータストリームの各々に、異なる数のビットを使用し、前記エンコーダモジュールは、全ての搬送波に同じ固定のコードレートを使用する、請求項26記載の装置。
  28. 前記マッピングモジュールは、
    前記OFDMシンボルの各搬送波に対して、変調アルファベットを決定し、
    前記OFDMシンボルの全ての搬送波に対して固定のコードレートを決定するようにさらに構成され、いくつかの搬送波は、前記同じ固定のコードレートを有するが、異なる変調アルファベットを有している請求項26記載の装置。
  29. 第1のセットの搬送波は、第1のコードレートに関係付けられており、第2のセットの搬送波は、第2のコードレートに関係付けられており、前記マッピングモジュールは、複数のOFDMシンボルにわたって、前記第1のセットの搬送波に関係付けられている前記FECエンコードされたビットを拡散し、前記第1のセットの搬送波に対して平均して前記第1のコードレートを達成するようにさらに構成されている請求項26記載の装置。
  30. 前記エンコーダモジュールは、
    前記第1のセットの搬送波および前記第2のセットの搬送波を識別し、前記第1のセットの搬送波は、前記第1のセットの搬送波にわたって平均して前記第1のコードレートに関係付けられており、前記第2のセットの搬送波は、前記第2のセットの搬送波にわたって平均して前記第2のコードレートに関係付けられるようにさらに構成されている前記パーティショニングモジュールと、
    前記第1のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、前記第1のグループのビットからの複数のビットを、前記第1のコードレートにしたがって、前記第1のセットの搬送波中のそれぞれの搬送波にマッピングし、
    前記第2のグループのビットからのビットのサブセットをインターリーブして、前記第2のグループのビットからの複数のビットを、前記第2のコードレートにしたがって、前記第2のセットの搬送波中のそれぞれの搬送波にマッピングする、
    ように構成されたインターリーバと
    を具備する請求項26に記載の装置。
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