JP5639170B2 - メタ−アラミドおよびパラ−アラミドステープル繊維のフィルタフェルトを含むバッグフィルタ - Google Patents

メタ−アラミドおよびパラ−アラミドステープル繊維のフィルタフェルトを含むバッグフィルタ Download PDF

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Description

本発明は、改善されたろ過性能を有する高温用バッグフィルタに関する。
アラミドステープル繊維を含有する高温ガスろ過用フィルタフェルトおよびバッグフィルタは、米国特許第4,100,323号明細書および同第4,117,578号明細書(Forsten)、米国特許第7,456,120号明細書および同第7,485,592号明細書(Kohliら)ならびに米国特許出願公開第2009/0049816号明細書(KohliおよびWyss)に開示されている。米国特許第5,429,864号明細書(Samuels)には、4.0oz/yd2の織スクリムへとニードルされたポリ(m−フェニレンイソフタルアミド)バットの2つの5.4oz/yd2バットを用いて、アスファルトプラント、石炭プラントおよびその他工業会社に由来する粒状物質から環境を守ることが開示されている。かかるプラントが環境へ大きな影響を与え得ること、およびフィルタが耐えなければならない極端な化学環境のために、ろ過効率を改善し得る何らかの改善が求められている。
特に、業界における傾向は、道路の舗装が必要とされる場所で操作可能な、これまで以上に可搬性に優れたアスファルト製造設備および関連のバッグハウスに向いている。これらの可搬性バッグハウスは、概ね今までよりもコンパクトであり、長さが約6メートルの旧来の大きなバッグに対して、長さが約3.5メートルと小さめのバッグを用いる。従って、軽いフィルタバッグ重量で、改善された効率を提供することのできるフィルタバッグが必要とされている。
本発明は、管状部分と閉鎖端部と開口端部とを有するバッグフィルタであって、管状部分が、織スクリムにニードルパンチされた、50〜70重量パーセントのメタ−アラミドステープル繊維と、30〜50重量パーセントのパラ−アラミドステープル繊維とからなる繊維の均質ブレンドのバットから実質的になるフィルタフェルトを含み、フィルタフェルトが、1平方ヤード当たり10〜19オンス(1平方メートル当たり340〜650グラム)の総坪量を有する、バッグフィルタに関する。
フィルタフェルトを有するバッグフィルタの一実施形態を示す。 表1のろ過性能データを表わす。
一実施形態において、本発明は、織スクリムにニードルパンチされた、50〜70重量パーセントのメタ−アラミドステープル繊維と、30〜50重量パーセントのパラ−アラミドステープル繊維からなる繊維の均質ブレンドのバットから実質的になるフィルタフェルトを含む管状部分を有するバッグフィルタに係わる。好ましい一実施形態において、繊維の均質ブレンドは、織スクリムにニードルパンチされた50〜67重量パーセントのメタ−アラミドステープル繊維と、33〜50重量パーセントのパラ−アラミドステープル繊維からなり、最も好ましい実施形態において、繊維の均質ブレンドは、織スクリムにニードルパンチされた55〜67重量パーセントのメタ−アラミドステープル繊維と、33〜45重量パーセントのパラ−アラミドステープル繊維からなる。バッグフィルタは、メタ−およびパラ−アラミドステープル繊維フィルタフェルトの他のブレンドに比べると、驚くべきろ過効率性能を有するフィルタフェルトを含む。
繊維のバットは、エアレイングまたはカーディング等の従来の不織シート形成プロセスから得ることができ、ある実施形態においては、アンニードル繊維の層を、従来の技術を用いてクロスラップして、フェルトに必要な十分な坪量の厚い繊維バットが形成される。不織布およびフェルトの製造に有用である業界において公知の方法の例である米国特許第2,910,763号明細書および第3,684,284号明細書に開示されているようなプロセスを用いたニードルパンチを介して、繊維バットおよびスクリムは、フィルタフェルトへと圧密される。必要なら、繊維バットは、ニードルパンチにより軽く圧密してから、追加のニードルパンチによりスクリムと共に最終圧密することができる。
ステープル繊維のバットは、50〜70重量パーセントのメタ−アラミドステープル繊維と、30〜50重量パーセントのパラ−アラミドステープル繊維の均質ブレンドからなる。好ましい実施形態において、メタ−とパラ−アラミドステープル繊維の両方共が捲縮されていて、両者共、1インチ当たり7〜14の捲縮(1cm当たり2.5〜5.5の捲縮)の捲縮頻度を有する。ステープル繊維は、バットおよびフェルトに、均質ブレンドとして分散される。すなわち、このタイプのステープル繊維は、バットおよびフェルトに、均一に混合および分配される。これによって、フェルトに均一な混合物を形成して、フェルトのいずれの部分においても、1つのタイプの繊維を高濃度に含んだ局所領域が一切ないようにする。
均質ステープル繊維ブレンドは、多くの方法により形成することができる。例えば、一実施形態において、異なる種類のステープル繊維の梱から得た捲縮ステープル繊維の塊は、ピッカー等の装置により開いてから、空気搬送等の任意の利用可能な方法によりブレンドして、より均一な混合物を形成することができる。変形実施形態において、ピッカーにおいて繊維を開く前に、ステープル繊維をブレンドして、混合物を形成することができる。さらに他の可能な実施形態において、ステープル繊維は、カッターブレンドしてもよい。すなわち、繊維タイプのトウを結合してから、ステープルへと切断することができる。すると、繊維のブレンドを、不織フェルトへと変換することができる。一実施形態において、これには、カード等の装置を用いることにより繊維状ウェブを作製することが含まれる。ただし、繊維のエアレイング等の他の方法を用いることができる。必要なら、繊維状ウェブを、コンベヤを介して、クロスラッパー等の装置に送って、個々のウェブを一枚づつ互いにジグザグ構造に重ねていくことにより、クロスラップ構造を形成することができる。必要なら、重い坪量のステープル繊維のニードルパンチバットを、2つ以上の軽く圧密した低い坪量のバットから作製することができる。例えば、低い坪量のバットは、標準的なニードルパンチ機に軽く粘着または軽く圧密でき、これら低い坪量のバットの2つ以上を結合してスクリムにニードルパンチすることによりろ過フェルトを生成することができる。必要なら、多数のバットをスクリムにニードルパンチすることができ、1つまたは2つのバットをスクリムの片側または両側へニードルパンチする。ニードルステーションの1回通過または多数回通過が可能である。
均質ブレンド繊維は、アラミド繊維のブレンドからなる。これらの繊維は、例えば、175℃以上の高温ガスのろ過に特に有用だからである。ポリエステル等の繊維は、それらのガラス転移温度が比較的低い(約150℃)ため、高温では有用でない。すなわち、ガラス転移温度を超えると、繊維とフィルタバッグの機械的完全性が損なわれるであろう。フィルタバッグのフィルタ媒体中のポリエステル繊維(または比較的低ガラス転移温度の他の材料)の量がたとえ少量でも、高温での性能が損なわれる可能性がある。アラミド繊維は、200℃を超えるガラス転移温度を有するため、ポリエステルよりも高温で、より機械的にかなり安定であり、ポリエステル含有バッグを損傷するであろう200℃を超える温度変化に耐えることができる。
ある実施形態において、織スクリムは、1平方ヤード当たり約0.5〜4オンス(1平方メートル当たり17〜135グラム)、好ましくは、1平方ヤード当たり約1〜2オンス(1平方メートル当たり34〜70グラム)の坪量を有する。ある実施形態において、織スクリムは、アラミド繊維、特に、メタ−アラミド繊維、ポリ(フェニレンスルフィド)繊維、ポリ(スルホンアミド)繊維、フルオロポリマー繊維、ポリイミド繊維およびこれらの混合物からなる群から選択される繊維を含む。ある好ましい実施形態において、織スクリムは、ポリ(メタフェニレンイソフタルアミド)ステープルまたは連続繊維を含有するヤーンを含む。好ましい一実施形態において、スクリムは、平織の織物であるが、綾織等の他の織り方も可能である。
ある実施形態において、織スクリムは、ステープル繊維の少なくとも1つのバットがニードルされた織スクリムの両面で、フェルトの内側に位置する。他のある実施形態において、織スクリムは、少なくとも1つのバットが1つの表面にニードルされた、フェルトの外側表面に位置する。好ましくは、織スクリムは、スクリムへニードルされたポリ(メタフェニレンイソフタルアミド)とポリ(パラフェニレンテレフタレート)ステープル繊維の前述したブレンドを含有する2つの実質的に同一のバット間に配置されたポリ(メタフェニレンイソフタルアミド)紡糸ステープルヤーンスクリムである。織スクリムは、特に、再加工アスファルトを用いるアスファルト用途または高湿で操作されるその他用途において、フェルトの機械的完全性を維持するのを助けることにより、バッグ寿命を改善することができる。
メタ−アラミド繊維は、メタ−配向合成芳香族ポリアミドを含み、パラ−アラミド繊維は、パラ−配向合成芳香族ポリアミドを含む。ポリマーは、繊維へと成形するために、繊維形成分子量のものでなければならない。ポリマーは、ポリアミドホモポリマー、コポリマーおよび主に芳香族であるこれらの混合物を含むことができる。アミド(−CONH−)結合の少なくとも85%は、2つの芳香族環に直接付加している。環は、非置換または置換とすることができる。2つの環またはラジカルが、分子鎖に沿って互いにメタ配向であるときは、ポリマーはメタ−アラミドである。2つの環またはラジカルが、分子鎖に沿って互いにパラ配向であるときは、ポリマーはパラ−アラミドである。好ましくは、コポリマーは、ポリマーを形成するのに用いる第1級ジアミンの代替として10パーセント以下の他のジアミン、またはポリマーを形成するのに用いる第1級二酸塩化物の代替として10パーセント以下の他の二酸塩化物を有する。添加剤をアラミドと共に用いることができ、10重量パーセントまでの他のポリマー材料をアラミドとブレンドまたはボンドできることが分かっている。好ましいメタ−アラミドは、ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)(MPD−I)である。かかるメタ−アラミド繊維の1つは、E.I.du Pont de Nemours and Company,Wilmington,DE(DuPont)より入手可能なNomex(登録商標)アラミド繊維であるが、メタ−アラミド繊維は、日本、東京の帝人(株)より入手可能な商標Tejinconex(登録商標)、Yantai Spandex Co.Ltd,Shandong Province,Chinaより入手可能なNew Star(登録商標)Meta−aramidおよびGuangdong Charming Chemical Co. Ltd.,Xinhui,Guangdong,Chinaより入手可能なChinfunex(登録商標)Aramid 1313として様々なスタイルで入手可能である。メタ−アラミド繊維は、元から耐炎性であり、数多くのプロセスを用いて乾式または湿式紡糸により紡糸することができる。しかしながら、米国特許第3,063,966号明細書、第3,227,793号明細書、第3,287,324号明細書、第3,414,645号明細書および第5,667,743号明細書には、本発明で用いることのできるアラミド繊維を製造する有用な方法が例示されている。
好ましい実施形態において、メタ−アラミド繊維は、少なくとも20%、より好ましくは、少なくとも25%の結晶化度を有する。例を挙げると、最終繊維の形成し易さのために、結晶化度の実際的な上限は50%である(ただし、これより高いパーセンテージも好適と考えられる)。通常、結晶化度は、25〜40%の範囲であろう。この結晶化度を有する市販のメタ−アラミド繊維の一例は、DuPontより入手可能なNomex(登録商標)T450である。
メタ−アラミド繊維の結晶化度は、2つの方法のうち1つにより求めることができる。第1の方法は、ボイドのない繊維で用いられ、第2は、ボイドが全くないわけではない繊維でのものである。
第1の方法におけるメタ−アラミドのパーセント結晶化度は、まず、良品の実質的にボイドのない試料を用いて、結晶化度の線形較正曲線を生成することにより求められる。かかるボイドのない試料については、比体積(1/密度)は、二相モデルを用いた結晶化度に直接関連付けることができる。試料の密度は、密度勾配カラムで測定される。x−線散乱方法により非結晶と判断されたメタ−アラミドフィルムを測定したところ、平均密度が1.3356g/cm3とわかった。次に、完全結晶のメタ−アラミド試料の密度は、x−線ユニットセルの寸法から求めたところ、1.4699g/cm3であった。これら0%と100%の結晶化度の終点を定めると、密度が既知のボイドのない全ての実験試料の結晶化度を、線形関係式である:
Figure 0005639170
から求めることができる。
多くの繊維試料がボイドが全くないわけではないので、結晶化度を求めるには、ラマン分光法が好ましい方法である。ラマン測定法は、ボイド含量に感受性がないため、1650cm-1でのカルボニル結合伸縮の相対強度を用いて、ボイドがあってもなくてもいずれの形態のメタ−アラミドの結晶化度を求めることができる。これを行うために、結晶化度と、1002cm-1でのリング伸縮モードの強度まで正規化された1650cm-1でのカルボニル結合伸縮の強度との間の線形関係を、結晶化度を予め求め、上述した密度測定から公知である、ボイドが最少の試料を用いて展開した。密度較正曲線に依存する次の経験的な関係式、
Figure 0005639170
(式中、I(1650cm-1)は、その点でのメタ−アラミド試料のラマン強度である)を、Nicolet型番910FT−ラマン分光計を用いて、パーセント結晶化度について展開した。この強度を用いて、実験試料のパーセント結晶化度をこの等式から計算する。
メタ−アラミド繊維は、溶液から紡糸し、冷却し、追加で加熱または化学処理を行わずに、ガラス転移温度より低い温度を用いて乾燥すると、最小レベルのみの結晶化度を現す。かかる繊維は、ラマン散乱技術を用いて繊維の結晶化度を測定すると、15パーセント未満のパーセント結晶化度を有する。結晶化度の低いこれらの繊維は、加熱または化学的手段を用いることにより、結晶化できるアモルファスメタ−アラミド繊維と考えられる。結晶化度のレベルは、ポリマーのガラス転移温度またはそれ以上での加熱処理により増大することができる。一般的に、所望量の結晶化度を繊維に付与するのに十分な時間にわたって張力をかけて加熱ロールと繊維を接触させることにより、かかる熱は加えられる。
m−アラミド繊維の結晶化度のレベルは、化学処理により増大することができ、ある実施形態においては、これには、布に組み込まれる前に繊維を着色、染色または疑染色する方法が含まれる。いくつかの方法は、例えば、米国特許第4,668,234号明細書、第4,755,335号明細書、第4,883,496号明細書および第5,096,459号明細書に開示されている。染色キャリアとしても知られている染色助剤を用いて、アラミド繊維の染料染着の増大を補助してもよい。有用な染料キャリアとしては、アリールエーテル、ベンジルアルコールまたはアセトフェノンが挙げられる。
好ましいパラ−アラミドは、ポリ(パラ−フェニレンテレフタルアミド)(PPD−T)である。あるかかるパラ−アラミド繊維は、DuPontより入手可能なKevlar(登録商標)アラミド繊維である。ただし、パラ−アラミド繊維としては、日本、東京の帝人(株)より入手可能な商標Twaron(登録商標)も入手可能である。本明細書での目的のために、同じく、日本、東京の帝人(株)より入手可能で、コポリ(p−フェニレン/3,4’ジフェニルエステルテレフタルアミド)から作製される商標Technora(登録商標)繊維も、パラ−アラミド繊維と考えられる。パラ−アラミド繊維の製造方法は、概して、例えば、米国特許第3,869,430号明細書、第3,869,429号明細書および第3,767,756号明細書に開示されている。
フィルタフェルトの構築には、フィルタバッグへと製造され、高温ガスバッグハウスにおいて高温ガスおよび圧力変動に晒される厳しさに耐えることができるであろう特定の機械的特徴をフェルトへ付与する必要がある。重要な要件は、フィルタフェルトが1平方ヤード当たり10〜19オンス(1平方メートル当たり340〜650グラム)の坪量を有することである。10oz/yd2(340g/m2)未満のフィルタフェルトは、機械加工に対して適切な安定性がない傾向があり、高温ガスろ過バッグハウスにおいてバッグフィルタ材料として用いると早期に破損する可能性がある。フィルタフェルトを介した圧力降下は坪量とともに増大するため、19oz/yd2(650g/m2)を超えるフィルタフェルト坪量は、通常、望ましくない。
ある実施形態において、フィルタフェルトはニードルされて、1平方インチ当たり約2675〜4450の全貫通数(1平方センチメートル当たり414〜690の全貫通数)を有する。実際の実施形態において、これらの貫通数は、ニードルパンチバットの両側でほぼ等しく分かれる。すなわち、2675の全貫通数/in2(414の貫通数/cm2)については、バットは圧密されると、約1337ニードル貫通数/in2(約207貫通数/cm2)が、バットの一方の側または面で、バットに適用され、実質的に等数が、バットの他方の側または面に適用される。同様に、4450の全貫通数/in2(690の貫通数/cm2)については、2225ニードル貫通数/in2(345貫通数/cm2)が、一方の面でバットに、実質的に等数が、他方の面に適用される。フィルタフェルトの改善された耐久性が望ましいこれらの実施形態については、少なくとも約2675の全貫通数/in2(414の貫通数/cm2)が必要であると考えられる。約4450の全貫通数/in2(690の貫通数/cm2)を超える圧密は、フェルトが過剰に圧縮されて、フェルトを介した圧力降下が大きくなるため、望ましくないと考えられる。本明細書で用いる、全貫通数は、フィルタフェルトの層を予備圧密するのに用いた両側からのニードル貫通数と、フィルタフェルトの層を最終的に圧密するのに用いた両側からの任意の後のニードル貫通数を加算した数である。すなわち、全貫通数は、全ニードルパンチ通過におけるフィルタフェルトへの全ニードル貫通数の合計である。
ある実施形態において、フィルタフェルトの漏れは、VDI3926による乾燥基準での空気の立方メートル当たりのミリグラムで、0.02〜0.35mg/m3であり、ある実施形態においては、フィルタフェルトの漏れは、VDI3926により、0.5〜0.3mg/m3である。これは、フィルタフェルトにとって、非常に低量の漏れであり、一般的に、アラミド繊維の他のブレンドを含有するバットでできた等価の坪量のフィルタフェルトで見られる量よりかなり少ない。VDIは、Verein Deutscher Ingenieure(The Association of German Engineers)である。
図1に、フィルタフェルトを含むフィルタバッグの一実施形態を示す。フィルタバッグ1は、閉鎖端部2、開口端部3および管状部分4を有する。示した実施形態において、フィルタバッグはまた、バッグの開口端部に取り付けられた止め環5も有する。止め環は、ばね鋼または任意のその他の好適な材料で作製することができる。このバッグの管状部分4は、フィルタフェルトで構成されており、重なって、ステッチ7により縫われたシーム6が形成されている。本実施形態における閉鎖端部はまた、管状部分に用いるフェルトの端部に8でステッチされたフィルタフェルトで構成されている。図1は、好ましい実施形態を表わしているが、米国特許第3,524,304号明細書(Wittemeierら)、第4,056,374号明細書(Hixenbaugh)、第4,310,336号明細書(Peterson)、第4,481,022号明細書(Reier)、第4,490,253号明細書(Tafara)および/または第4,585,833号明細書(Tafara)に開示されているような他に可能性のあるバッグフィルタの構造、配置および特徴を用いてもよい。
ある実施形態において、図1に示すフィルタバッグの閉鎖端部2は、管状部分に縫いつけられたフィルタフェルトのディスクである。他の実施形態において、閉鎖端部は、何か他の材料で作製することができる。例えば、ある状況では、金属閉鎖端部が必要かもしれない。他の実施形態において、閉鎖端部は、縫いつける以外に、何か他のやり方で、超音波、接着または熱シームまたはシールすることができる。別の実施形態において、バッグの管状部分に使用したフェルトにギャザーを寄せてから、または折ってからシールして閉鎖端部を形成することができる。ある実施形態において、バッグの開口端部3にハードウェアを与えて、バッグをセルプレートに取り付けてもよい。他のある実施形態において、バッグの開口端部のサイズを変えて、特別に設計されたセルプレートにバッグを滑らせることによって滑り嵌めがなされるようにしてもよい。
本明細書で用いる、「フィルタバッグ」には、図面に開示された一般的な型のフィルタバッグばかりでなく、フィルタポケットやエンベロープバッグをはじめとする多くのその他の異なる実施形態のバッグフィルタまたは管状フィルタも含まれることを指す。バッグの管状部分は、丸または円筒管に限定されるものではなく、フィルタポケットやエンベロープバッグに用いることのできる、例えば、平板管等のものも含まれる。
試験方法
酸化アルミニウムダストを用いる手順VDI3926「Standard Test for the Evaluation of Cleanable Filter Media」を用いて、ろ過効率を測定した。これは、フェルトのろ過効率を求めるのに、欧州において実施されている標準的な試験である。低量の漏れは、高ろ過効率に対応する。
例1
1フィラメント当たり2デニール(1フィラメント当たり2.2dtex)のメタ−アラミド繊維、具体的には、3−インチ(76mm)の切断長さを有するポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)繊維(DuPontより入手可能な商標Nomex(登録商標))と、1フィラメント当たり1.5デニール(1フィラメント当たり1.7dtex)のパラ−アラミド繊維、具体的には、3−インチ(76mm)の切断長さを有するポリ(パラ−フェニレンテレフタルアミド)繊維(同じく、DuPontより入手可能な商標Kevlar(登録商標))とを含有する均質ステープル繊維ブレンドを、ステープル繊維を梱から結合および混合することにより作製した。ブレンドは、ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)繊維とポリ(パラ−フェニレンテレフタルアミド)繊維の55/45および67/33のメタ/パラ繊維ブレンド重量比をそれぞれ有していた。75/25ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)繊維およびポリ(パラ−フェニレンテレフタルアミド)繊維のブレンドを対照として用いた。
標準的なカーディングおよびクロスラッピング機器を用いて、これらのステープル繊維を、クロスラップバットへと変換した。次に、紡糸ステープルポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)繊維ヤーンから作製した1.5oz/yd2の平織の織スクリムを、2つのバットの間に挿入した。その後、3層構造を、各側で450貫通数/in2ニードルパンチすることにより予備圧密した。構造を、両側でさらにニードルパンチして、さらに圧密した。900の予備圧密貫通数を含む各品目についての全貫通数を表に示す。
その後、全フェルトのろ過効率を、手順VDI3926を用いて評価した。結果を表に示す。図2は、表のデータの線形近似の図である。55/45および67/33ブレンドフィルタフェルトは、匹敵する坪量で、75/25アラミドフェルトより漏れが大幅に少なかった。これらのフェルトから作製されたバッグフィルタによって、バッグハウスが非常に効率的に機能するであろう。また、これによって、低坪量のバッグを用いる可能性が与えられる結果、操業費が下がる。これらのブレンドアラミド繊維フェルトから作製されたフィルタバッグは、アスファルトプラントの現在のEPA放出限界に合格するであろうし、将来におけるより高い放出基準に適合する可能性を有しており、175℃を超える温度での高温ガスの長時間ろ過等、超高温変動に耐え得るであろう。
Figure 0005639170
例1で作製したフィルタフェルトはいずれも、バッグフィルタへと作製することができる。バッグフィルタは、閉鎖端部、開口端部および管状部分を有することができる。フィルタフェルトは、縁を重ねた円筒へと作製することができる。縁は、それらをステッチして、図1に示すようなシーム6を形成することにより取り付けることができ、フィルタバッグの管状部分を形成する。追加のフィルタフェルトを、ステッチすることにより管状部分の端部に取り付けると、バッグの閉鎖端部を形成することができる。必要なら、スプリング式スチール金属止め環をバッグの開口端部に取り付けることができる。
以下、本発明の態様を示す。
1.管状部分と閉鎖端部と開口端部とを有するバッグフィルタであって、前記管状部分が、織スクリムにニードルパンチされた、
a)50〜70重量パーセントのメタ−アラミドステープル繊維と、
b)30〜50重量パーセントのパラ−アラミドステープル繊維と
からなる繊維の均質ブレンドのバットから実質的になるフィルタフェルトを含み、
前記フィルタフェルトが、1平方ヤード当たり10〜19オンス(1平方メートル当たり340〜650グラム)の総坪量を有する、バッグフィルタ。
2.前記繊維のブレンドが、
a)50〜67重量パーセントのメタ−アラミドステープル繊維と、
b)33〜50重量パーセントのパラ−アラミドステープル繊維と
からなる上記1に記載のバッグフィルタ。
3.前記繊維のブレンドが、
a)55〜67重量パーセントのメタ−アラミドステープル繊維と、
b)33〜45重量パーセントのパラ−アラミドステープル繊維と
からなる上記2に記載のバッグフィルタ。
4.前記フェルトを通る粒子の漏れにより測定される、VDI3926によるろ過効率が、乾燥基準での空気の立方メートル当たり0.02〜0.35ミリグラムである上記1に記載のバッグフィルタ。
5.前記フェルトを通る平均排出粒子濃度の全質量により測定される、VDI3926によるろ過効率が、乾燥基準での空気の立方メートル当たり0.5〜0.3ミリグラムである上記1に記載のバッグフィルタ。
6.1平方インチ当たり2675〜4450の全貫通数(1平方センチメートル当たり414〜690の全貫通数)を有する上記1に記載のバッグフィルタ。
7.前記織スクリムが、アラミド繊維、ポリ(フェニレンスルフィド)繊維、ポリ(スルホンアミド)繊維、フルオロポリマー繊維、ポリイミド繊維およびこれらの混合物からなる群から選択される繊維を含む上記1に記載のバッグフィルタ。
8.前記アラミド繊維が、ポリ(メタフェニレンイソフタルアミド繊維)である上記7に記載のバッグフィルタ。

Claims (1)

  1. 管状部分と閉鎖端部と開口端部とを有するバッグフィルタであって、前記管状部分が、織スクリムにニードルパンチされた、
    a)50〜70重量パーセントのメタ−アラミドステープル繊維と、
    b)30〜50重量パーセントのパラ−アラミドステープル繊維と
    からなる繊維の均質ブレンドのバットから実質的になるフィルタフェルトを含み、
    前記フィルタフェルトが、1平方ヤード当たり10〜19オンス(1平方メートル当たり340〜650グラム)の総坪量を有する、バッグフィルタ。
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