JP5637681B2 - 制御装置、中継装置、それらの制御方法およびプログラム - Google Patents

制御装置、中継装置、それらの制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5637681B2
JP5637681B2 JP2009285760A JP2009285760A JP5637681B2 JP 5637681 B2 JP5637681 B2 JP 5637681B2 JP 2009285760 A JP2009285760 A JP 2009285760A JP 2009285760 A JP2009285760 A JP 2009285760A JP 5637681 B2 JP5637681 B2 JP 5637681B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
node
communication
route
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009285760A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011130126A (ja
Inventor
裕彦 猪膝
裕彦 猪膝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009285760A priority Critical patent/JP5637681B2/ja
Priority to EP10194390A priority patent/EP2337239A1/en
Priority to US12/968,756 priority patent/US20110141916A1/en
Priority to CN201010610814.9A priority patent/CN102104417B/zh
Publication of JP2011130126A publication Critical patent/JP2011130126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5637681B2 publication Critical patent/JP5637681B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2603Arrangements for wireless physical layer control
    • H04B7/2606Arrangements for base station coverage control, e.g. by using relays in tunnels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations

Description

本発明は、複数の経路を介してデータを送信する技術に関する。
音声や動画像などのデータを転送する場合には同期性或いは等時性を必要とするため、データ転送の遅延量の変動(遅延ジッタ)が小さいことが好ましい。そこで、各装置がTDMA(Time Division Multiple Access)プロトコルなどによって装置に割り当てられたタイムスロット内でデータ送信を行う同期式データ転送方式がある。同期式データ転送方式では各装置は一定周期毎にデータ送信権を獲得することができるため、データ転送に対する遅延ジッタが小さく、同期式データ転送方式は同期性或いは等時性を必要とするデータ転送に適している。
また、音声や動画像などのデータの損失が発生すると、データを再送しても再生に間に合わず、再生される音声の途切れや動画像のブロックノイズなどを引き起こし、アプリケーション品質が劣化してしまう。従って、通信相手が確実にデータを受信できるようにすることが大切である。
そこで、データ転送の確実性を向上させる技術として、同一のデータを複数の経路を介して転送する中継伝送方式がある(特許文献1)。このような中継伝送方式では、制御装置から複数の従属装置宛てのデータをブロードキャスト送信し、複数の従属装置は制御装置から受信したデータを複数の従属装置間で中継伝送することで、データ転送の確実性を向上させることができる。また、データの受信品質を向上させる技術として、通信装置がアンテナの指向方向を制御し、基地局にデータを送信する技術がある(特許文献2)。
特開2009−49932号公報 特開2001−86050号公報
しかしながら、狭指向性のアンテナを用いることなくデータを送信した場合、狭指向性のアンテナを用いた場合と比べ、受信品質が低下してしまうことがある。一方で、受信品質を向上させるために狭指向性のアンテナを用いてデータを送信した場合、通信が人や物などの障害物により遮断されやすくなってしまう。
本発明は、データの宛先装置が、前記データの送信元装置まで異なる複数の経路を介して前記データを複数回受信する際の受信品質を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の制御装置は、送信元装置が異なる複数の経路を介して宛先装置に同一のデータを複数回送信し、前記経路は2つの通信装置が直接通信する通信路の組合せから成るシステムの制御装置であって、前記通信路を構成する各通信装置のアンテナの指向方向毎の通信品質情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した前記通信品質情報と、複数の経路の各々で送信元装置から宛先装置まで前記所定のデータを送信するのに要する時間と、に基づいて、通信品質の良い複数の経路を選択する選択手段と、前記選択手段により選択した各経路上の前記各通信装置のアンテナの指向方向を、前記選択された経路の指向方向に切り替えるタイミングを決定する第1の決定手段とを有する。
本発明によれば、宛先装置は複数の経路を介して所定のデータを所定の時間内に受信することができ、受信品質が向上する。
通信システム構成図である。 無線通信で用いられるスーパーフレームの構成図である。 制御ノードのハードウェア構成を示した図である。 アンテナの指向方向を示す図である。 制御ノードが実行するフローチャートである。 中継ノードが実行するフローチャートである。 タイムスロットの割り当てを示した図である。 制御ノードが実行するフローチャートである。 制御ノードから受信ノードまでの複数の経路を示す図である。 通信品質テーブルを示す図である。 制御ノードの機能ブロックを示す図である。 通信品質テーブルを示す図である。
<実施形態1>
図1(a)は、本実施形態の無線通信システム構成図である。本通信システムでは、中継伝送方式を用いて音声や動画像を送受信している。101は、通信システム全体を制御する制御装置としての制御ノードである。制御ノード101はストレージと接続されており、ストレージに記憶されたVideo(ビデオ、動画)データおよびAudio(オーディオ、音声)データを送信する送信元装置としても動作する。ここで、Videoデータには後述する受信ノード102で用いられるデータが含まれており、単一の宛先に対して送信されるデータであるので、制御ノード101よりユニキャストされる。一方、Audioデータには後述する中継ノード103、104のそれぞれで用いられる2種類のデータが含まれており、複数の宛先に対して送信されるデータであるので、制御ノード101よりブロードキャストされる。これにより、Audioデータに含まれる2種類のデータをそれぞれの中継ノードに対してユニキャストで送信する場合と比べ、ユニキャスト毎に同一のデータ(送信元の情報等)を含んで送信されるヘッダが送信される回数が減り、通信効率が向上する。これは、特に5.1chや7.1chのようにAudioデータに含まれる宛先の数が多い場合には顕著な効果となる。
102は、制御ノード101が送信したVideoデータを受信する受信装置としての受信ノードであり、受信したVideoデータを接続されているディスプレイに出力する。また、受信ノード102は受信したAudioデータを接続されているディスプレイのスピーカーに出力する。さらに、受信ノード102はAudioデータの中継も行う。しかし、制御ノード101および中継ノード103、104はVideoデータを出力しないので、受信ノード102はVideoデータの中継伝送を行わない。103、104は、受信したVideoデータを中継する通信装置としての中継ノードである。中継ノード103および104はさらに、Audioデータを受信し、受信したAudioデータを接続されているスピーカーに出力する。
本実施形態において、制御ノード101が送信するVideoデータには有効期間が設定されている。所定の時間内に受信ノード102がVideoデータを受信できなかった場合、Videoデータの通信品質が低下し、ディスプレイに出力される映像品質が低下してしまう。同様に、Audioデータにも有効期間が設定されており、所定の時間内に中継ノード103、104がAudioデータを受信できなかった場合、スピーカーに出力される音声品質が低下してしまう。本通信システムでは、アクセスプロトコルとしてTDMA(時分割多元接続)を採用しており、無線メディアへのアクセスタイミングはスーパーフレームと呼ばれる一定周期を単位として管理されている。TDMAとは、Time Division Multiple Accessの略である。スーパーフレーム内で、制御ノード101から受信ノード102、または中継ノード103、104までデータが中継伝送されることで、各ノードは所定の時間内にデータを受信することができる。
また、受信ノード102、および中継ノード103、104は複数の経路を介してデータを複数回受信し、最尤復号することで、データ(VideoデータまたはAudioデータ)の信頼性を確保する。ここで、最尤復号とは複数の経路から受信したデータのうち、最も受信品質が良いと推定されるデータを取得する方法である。
図2に、本通信システムで用いられるスーパーフレーム201の構成図を示す。スーパーフレーム201は、ビーコン用タイムスロット211、データ用タイムスロット212、トレーニング用タイムスロット213およびフィードバック用タイムスロット214から構成されている。ここで、タイムスロットとは時分割された各時間枠のことである。ビーコン用タイムスロット211は、各タイムスロット212〜214の割り当て情報を含んでいる。各タイムスロット212〜214の割り当て情報は制御ノード101により生成され、ブロードキャストされる。データ用タイムスロット212は、複数のVideo用タイムスロット221と複数のAudio用タイムスロット222から構成される。ここで、Video用タイムスロットとは、同じVideoデータを複数回送信するために設けられたタイムスロットである。また、Audio用タイムスロットとは、同じAudioデータを複数回送信するために設けられたタイムスロットである。ここでは、Video用タイムスロット221として、3つのタイムスロット(スロット1、2、3)が用意されている。トレーニング用タイムスロット213はノード間の通信品質を測定するためのタイムスロットである。フィードバック用タイムスロット214は、トレーニング用タイムスロット213で検出されたノード間の通信品質の測定結果を制御ノード101に通知するためのタイムスロットである。
図3は、制御ノード101のハードウェア構成を示す図である。なお、各ノード102〜104も同様のハードウェア構成を有している。301は、制御ノード101を制御するCPUである。302は、後述するフローチャートを実現するためのプログラム等を記憶するROMである。303は、CPU301がプログラムを実行する際にワーキングメモリとして利用するRAMである。
304はアレーアンテナにより構成されるアンテナ部であり、狭指向性モード(Narrow)と広指向性モード(Wide)を切替えることが出来る。狭指向性モードにおいて、アンテナ部304は図4(a)、(b)および(c)に示すように、指向角を小さくし(狭指向角)、45°、90°および135°の指向方向でデータを送受信することができる。なお、指向方向は、アンテナ部304が有する複数のアンテナ素子それぞれで位相と振幅の異なる電波を送信することで制御することができる。また、広指向性モードにおいては、指向角を大きくし(広指向角)、アンテナ部304は図4(d)に示す範囲でデータを送受信することができる。広指向性モードでは狭指向性モードと比較して広い領域に対してデータを送信することができる。しかし、送信装置と受信装置とが所定の位置関係にある場合には、狭指向性モードでデータを送受信した方が広指向性モードでデータを送受信するよりも受信品質が良い。なお、アンテナ部が、広指向性のアンテナと、指向方向に応じた複数の狭指向性のアンテナとを具備し、用いるアンテナを切り替えることで、狭指向性モードと広指向性モードとを切り替えるようにしてもよい。また、指向方向に応じた複数の狭指向性のアンテナを切り替えることで、指向方向を制御するようにしてもよい。
本実施形態において、複数の宛先に対して送信され、データ量の少ないAudioデータについては広指向性モードでブロードキャスト送信する(第1の送信方式)。これにより、複数の宛先にデータを送信する際のアンテナ制御およびタイミング制御を簡略化することができ、処理負荷が軽減する。また、単一の宛先に対して送信され、データ量の多いVideoデータについては狭指向性モードでユニキャスト送信する(第2の送信方式)。このようにデータの種類に応じて送信方式を切替えることで、データに適した送信方式を用いることができる。これにより、データの受信品質が向上する。
図11に、CPU301がROM302に記憶されたプログラムを読み出して実行する機能ブロック図を示す。305は、各ノード間の通信品質を測定するために、既知信号であるトレーニング信号を送信するよう全ノードに要求する要求部である。306は、アンテナ部304の指向方向を順次切替えてトレーニング信号を送信する送信部である。307は、各ノード間で測定された通信品質の情報(通信品質情報)を取得する取得部である。308は、取得部307により取得した通信品質情報とから、通信品質テーブルを作成する作成部である。309は、Audio用タイムスロットおよびVideo用タイムスロットにノードおよびアンテナ部304の指向方向を割り当てる割当部である。
割当部309はさらに以下の331〜343を有している。331は、送信ノードである制御ノード101から受信ノード102まで、所定数のタイムスロットでVideoデータを送信可能な経路を探索する探索部である。ここで、所定数とは空きVideo用タイムスロット(ここでは、3)以内の数とする。
332は、リンクの通信品質が閾値以上となるNarrowのアンテナ部304の指向方向の組合せを抽出する第1の抽出部である。ここで、リンクとは中継されることなく直接通信が行われるノード間を表す。例えば、制御ノード101から中継ノード103を介して受信ノード102にデータが転送された場合、制御ノード101と中継ノード103との間、および中継ノード103と受信ノード102との間を、それぞれリンクと呼ぶ。また、それぞれのリンクにおいて、データを送信するノードをリンク送信ノードと呼び、データを受信するノードをリンク受信ノードと呼ぶ。例えば、中継ノード103と受信ノード102との間のリンクについては、中継ノード103がリンク送信ノードであり、受信ノード102がリンク受信ノードである。
333は、探索部331が探索した経路のうち、経路を構成する全てのリンクの通信品質が閾値以上の経路を抽出する第2の抽出部である。334は、後述する設定部341により設定されていない経路があるか否かを確認する第1の確認部である。335は、リンク送信ノードが割り当てられていない空きVideo用タイムスロットがあるか否かを確認する第2の確認部である。
336は、第2の抽出部333が抽出した経路の中から、ホップ数が最も少ない経路を抽出する第3の抽出部である。ここでホップ数とは、いくつのノードを介して受信ノードに到達するかを表した数である。例えば、制御ノード101から、中継ノード103を介して受信ノード102に到達した場合にはホップ数は1となる。また、制御ノード101から受信ノード102に直接到達した場合にはホップ数は0となる。337は、第3の抽出部336が抽出した経路のうち通信品質が最も良い経路(以下、候補経路)を抽出する第4の抽出部である。338は、第4の抽出部337が抽出した経路を構成するリンク送信ノードと、後述する設定部341により設定された経路を構成するリンク送信ノードとに共通するリンク送信ノード(以下、共通リンク送信ノード)が存在するか否かを判定する第1の判定部である。339は、第4の抽出部337が抽出した経路が必要とするタイムスロット数を経路のホップ数に基づいて算出する算出部である。340は、算出部339が算出したタイムスロット数以上、空きVideo用タイムスロットがあるか否かを確認する第3の確認部である。341は、第3の抽出部336が抽出した経路を設定する設定部である。設定部341は、経路を構成するそれぞれのリンクのリンク送信ノードとリンク受信ノードとを空きVideo用タイムスロットに設定する。設定部341が設定したVideo用タイムスロットの情報を設定情報という。342は、第1の判定部338が共通すると判定したリンク送信ノードに対応するリンク受信ノードが同一ノードであるかを判定する第2の判定部である。343は、同一のタイムスロットを用いて異なるリンク受信ノードに対して閾値以上の品質でデータを送信できるか否かを判定する第3の判定部である。
310は、割当部309が割り当てたタイムスロットの設定情報を全ノードに通知する通知部である。311は、他のノードとアンテナ部304を介して無線通信を行う通信部である。なお、これらの機能ブロックの一部または全部をまとめて1つの機能ブロックとしてもよい。また、これらの機能ブロックの一部または全部をASIC等のハードウェアとして構成してもよい。
図5に制御ノード101のCPU301がROM302に記憶されたプログラムを読み出して実行するフローチャートを示す。なお、CPU301は、ノード101〜104により無線通信システムが構成されていることを予め認識している。本実施形態においては、無線通信システムがノード101〜104により構成されていることをROM302に記憶しておき、該情報をCPU301がROM302から読み出すことにより認識する。なお、CPU301が周囲を探索することにより無線通信システムを構成するノードを認識するようにしても良い。
また、図6に各中継ノード102〜104のCPUがROMに記憶されたプログラムを読み出して実行するフローチャートを示す。
ステップS501において、CPU301の指示により要求部305は、各ノード間の各指向方向における通信品質を測定するよう各ノードに要求する。該要求は、ブロードキャストで行われる。ここでは、既知信号であるトレーニング信号を送信し、通信品質としてRSSI(Received Signal Strength Indication)を測定するようにノード102〜104に要求する。なお、通信品質としてSN比(Signal to Noise Ratio)やCINR(Carrier to Interference and Noise Ratio、搬送波電力対干渉雑音電力比)等を用いてもよい。
ステップS601において、各ノード102〜104のアンテナ部は、ステップS501において制御ノード101から送信された要求を受信する。ステップS602において、各ノード102〜104のアンテナ部はCPUの指示により、アンテナの指向方向を45°、90°、135°およびWideに順次切替えてトレーニング信号を送信する。さらに、各ノード(102〜104)が、アンテナの指向方向を45°、90°、135°およびWideに順次切替えてトレーニング信号を受信する。このようにして、各ノード間のアンテナの指向方向に応じた通信品質(ここでは、RSSI)が測定される。
次にステップS502において、CPU301の指示により送信部306は、アンテナ部304の指向方向を順次切替えてトレーニング信号を送信する。ここでは、制御ノード101はアンテナ部304の指向方向を45°、90°、135°およびWideに順次切替えてトレーニング信号を送信する。
ステップS603において、各ノード102〜104のアンテナ部はCPUの指示により、ステップS502において制御ノード101から送信されたトレーニング信号を受信し、通信品質を測定する。ここでは、各ノード102〜104は、アンテナ部の指向方向を45°、90°、135°およびWideに順次切替えながらトレーニング信号を受信し、RSSIを測定する。
ステップS604において、各ノード102〜104のアンテナ部はCPUの指示により、ステップS602およびS603において測定した通信品質の結果を制御ノード101に送信する。なお、ノードが他のノードから取得した通信品質の情報を中継して制御ノード101まで転送するようにしても良い。例えば、ノード102および104が測定したRSSIの情報をブロードキャストし、該情報を受信したノード103が、さらに自身が測定したRSSIの情報を付加してブロードキャストすることで、制御ノード101にRSSIの情報を通知すればよい。
次にステップS503において、CPU301の指示により取得部307は、ステップS604において送信された通信品質の結果を各ノード102〜104より取得する。ここでは、ノード102〜104間で測定されたRSSIを各ノードから取得する。次にステップS504において、CPU301の指示により作成部308は、ステップS503において取得した通信品質から、通信品質テーブルを作成する。ここでは、作成部308は図12(a)に示すRSSIテーブル1201を作成する。テーブル中、RSSIレベルは0〜10で示しており、通信品質が良好であればあるほど高いRSSIレベルとなっている。
次にステップS505において、CPU301の指示により割当部309は、宛先が複数であるAudio用タイムスロットの各タイムスロットにリンク送信ノードおよびリンク受信ノードを割り当てる。なお、Audio用タイムスロットにノードを割り当てるためのフローチャート(第1の決定方法)は後述する。ここでは、図7(a)に示すようにAudio用タイムスロットにノードを割り当てる。なお、図中のカッコ内はアンテナの指向方向を表している。
次にステップS506において、CPU301の指示により割当部309は、宛先が単一であるVideo用タイムスロットのタイムスロット毎にリンク送信ノード、リンク受信ノード、およびそれらがデータを送受信する際のアンテナの指向方向を割り当てる。なお、Video用タイムスロットにノードおよびアンテナの指向方向を割り当てるためのフローチャート(第2の決定方法)は後述する。ここでは、図7(b)に示すようにVideo用タイムスロットにノードを割り当てる。このように、データの宛先数に応じて異なる割当方法が用いられる。
次にステップS507において、CPU301の指示により通知部310は、ビーコン用タイムスロット211を用いて、設定情報を全ノードに通知する。ここで、設定情報とはステップS505およびS506において各タイムスロットに割り当てられたノードとアンテナの指向方向の情報のことである。ここでは、通知部310は図7(a)および(b)に示す各タイムスロットの設定情報をノード102〜104に通知する。なお、設定情報を必要とする経路上のノード(少なくともデータを受信するノード)にのみ設定情報を通知するようにしても良い。即ち、ノード102、103のみに設定情報を通知してもよい。これにより、通信量を削減することができる。さらに、設定情報を必要としないノードに対して、その旨を通知するようにしても良い。また、通知するノードに関係する設定情報のみを該ノードに通知するようにしても良い。例えば、ノード103に対して、スロット2でアンテナの指向方向を135°にして受信し、スロット3でアンテナの指向方向を45°にして送信することを通知すればよい。これにより、通信量を削減することができる。
ステップS605において、各ノード102〜104のアンテナ部はCPUに指示により、ステップS507において制御ノード101から通知された設定情報を受信する。
次にステップS508において、CPU301の指示により通信部311は、設定情報に従って、アンテナ部304を介してデータを送信する。また、タイムスロットの設定情報を通知された各ノード(102〜104)も設定情報に従ってデータの送受信を行う。また、ステップS606において、各ノード102〜104のアンテナ部はCPUに指示により、ステップS605において受信した割当情報に従って、データを送受信する。
以上のようにして、通信システムの全てのノードがタイムスロットの設定情報に従ってデータの送受信を行う。
図8(a)に、Audio用タイムスロットにノードを割り当てる際に、CPU301がROM302に記憶されたプログラムを読み出して実行するフローチャートを示す。該フローチャートは、上述のステップS505において用いられる。
ステップS801において、CPU301の指示により割当部309は、空きAudio用タイムスロットがあるか否かを確認する。空きAudio用タイムスロットがあった場合にはステップS802に進み、空きAudio用タイムスロットがなかった場合にはステップS806に進む。ここでは、空きAudio用タイムスロットが3つあるので、ステップS802に進む。
ステップS802において、CPU301の指示により割当部309は、Audio用タイムスロットのうち、1番目のタイムスロットにリンク送信ノードとして制御ノード101が割り当てられているか否かを確認する。制御ノード101が割り当てられている場合にはステップS804に進み、割り当てられていない場合にはステップS803に進む。
ステップS803において、CPU301の指示により割当部309は、Audio用タイムスロットのうち、1番目のタイムスロットに制御ノード101を送信ノードとして割り当てる。これにより送信すべきAudioデータを有する制御ノード101が、1番目のタイムスロットを使用してデータを送信することができる。その後、ステップS801に戻る。
ステップS804において、CPU301の指示により割当部309は、Audio用タイムスロットにリンク送信ノードとして割り当てられていないノードのうち制御ノード101がWideでデータを送信した際の通信品質が最も高いノードを判定する。ここでは、割当部309はRSSIテーブル601を参照し、ノード102が通信品質の最も高いノードとして判定される。
次にステップS805において、CPU301の指示により割当部309は、ステップS804において判定されたノードを空きAudio用タイムスロットのうち先頭にあるタイムスロットにリンク送信ノードとして割り当てる。その後ステップS801に戻る。ここでは、ノード102をリンク送信ノードとして2番目のタイムスロットに割り当てる。
上述のステップS801〜S805を繰り返すことにより、3番目のタイムスロットにはノード103がリンク送信ノードとして割り当てられる。そして、空きAudio用タイムスロットがなくなり、ステップS801の判定によりステップS806に進む。
ステップS806において、CPU301の指示により割当部309は、各Audio用タイムスロットに割り当てられてられた送信ノードのアンテナの指向性をWideに決定する。また、送信ノードに応じて、データを受信するノードのアンテナの指向方向を一番受信品質の高い方向に決定する。例えば、1番目のタイムスロットには制御ノード101が割り当てられているので、RSSIテーブル601を参照し、ノード102は90°、ノード103および104は135°のアンテナの指向方向でデータを受信することを決定する。このようにして、データを受信する通信装置は、タイムスロット毎に定められた送信ノードに応じて、通信品質の良いアンテナの指向方向を用いてデータを受信することができ、データの受信品質が向上する。また、中継ノード103、104は複数回、同一のAudioデータを受信することができるので、信頼性の高いAudioデータを得ることができる。ステップS806を終えると、図8(a)に示すフローチャートから抜ける。
図8(b)に、Videoデータをタイムスロットに割り当てる際に、CPU301がROM302に記憶されたプログラムを読み出して実行するフローチャートを示す。該フローチャートは、上述のステップS506において用いられる。
ステップS811において、CPU301の指示により探索部331は、送信ノードである制御ノード101から受信ノード102まで、所定数のタイムスロットを用いてデータを転送可能な経路を探索する。ここでは、1スーパーフレーム内で割り当てられているVideo用タイムスロット数は3である。そこで、所定数として3以内のタイムスロットを用いて制御ノード101から受信ノードにデータを送信可能な経路を探索する。その結果、図9(a)に示すような探索結果が得られる。図9(a)において、「制御ノード101→ノード103→受信ノード102」とは、制御ノード101からノード103を介して受信ノード102にVideoデータを送信する経路を示している。ステップS811において得られた複数の経路を第1の経路群と言う。なお、ステップS811において、探索部331が第1の経路群を探索するのではなく、ユーザによる入力や不図示の記録媒体からの読み込み等によりCPU301が第1の経路群を認識するようにしても良い。
ステップS812において、CPU301の指示により第1の抽出部332は、通信品質テーブルを参照し、リンクの通信品質が閾値以上となるNarrowのアンテナの指向方向の組合せを抽出する。リンクの通信品質とは、リンク送信ノードとリンク受信ノード間の通信品質のことである。ここでは、抽出部332はRSSIテーブル601を参照し、RSSIが7以上であるアンテナの指向方向の組合せを抽出する。ここで、RSSIが7とは、ノード間での通信が担保されるための通信品質の閾値である。なお、受信ノード102はVideoデータを送信しないので、ここでは受信ノード102が送信する場合については考慮しない。図12(b)に、抽出した結果としての組合せテーブル1202を示す。このようにして抽出されたアンテナの指向方向の組合せで直接通信するノード間を通信路と呼ぶ。
ステップS813において、CPU301の指示により第2の抽出部333は、組合せテーブル602を参照し、第1の経路群のうち、経路を構成する全ての通信路の通信品質が閾値以上(ここでは、RSSIが7以上)の経路を抽出(選択)する。例えば、制御ノード101(アンテナの指向方向45°)と中継ノード103(アンテナの指向方向135°)との間のRSSIは7以上である。そして、中継ノード103(アンテナの指向方向45°)と受信ノード102(アンテナの指向方向135°)との間のRSSIも7以上である。従って、「制御ノード101(アンテナの指向方向45°)→中継ノード103(アンテナの指向方向135°)、中継ノード103(アンテナの指向方向45°)→受信ノード102(アンテナの指向方向135°)」という経路が抽出される。この結果、図9(b)に示す3つの経路が抽出される。ステップS813において得られた経路を第2の経路群と言う。即ち、第2の経路群のそれぞれの経路を構成する任意の通信装置間のRSSIは7以上である。
ステップS814において、CPU301の指示により第1の確認部334は、第2の経路群のうち、後述するステップS820において設定されていない経路があるか否かを確認する。設定されていない経路があった場合にはステップS815に進み、設定されていない経路がない(全ての経路が設定済み)の場合には図8(b)に示すフローチャートから抜ける。ここでは、経路1〜3が設定されていないのでステップS815に進む。ステップS815において、CPU301の指示により第2の確認部335は、空きVideo用タイムスロットがあるか否かを確認する。空きVideo用タイムスロットがあった場合にはステップS816に進み、空きVideo用タイムスロットがなかった場合には図8(b)に示すフローチャートから抜ける。ここでは、空きVideo用タイムスロットが3あるので、ステップS816に進む。ステップS816において、CPU301の指示により第3の抽出部336は、第2の経路群のうち、後述するステップS820において設定されていない経路の中から、ホップ数が最も少ない経路を抽出する。ここでは、ホップ数が0である経路1が抽出される。ステップS816において抽出された経路を第3の経路群と言う。ホップ数が少ない経路を抽出することにより、限られたタイムスロットの中で、多くの経路を設定することができる。なお、ノードの位置に応じて経路を抽出しても良い。位置に応じて経路を抽出することで、例えば、人通りの多い場所を通る経路を抽出しないようにすることができる。
ステップS817において、CPU301の指示により第4の抽出部337は、第3の経路群のうち、通信品質(ここでは、RSSIの値)が最も良い経路を抽出する。なお、経路が複数の通信路から構成される場合には、第4の抽出部337は、それぞれの通信路におけるRSSIの値の合計値が最も高い経路を抽出するものとする。なお、第3の経路群のそれぞれを構成する通信路におけるRSSIの値の最小値が最も大きい経路を抽出するようにしてもよい。ここでは、第4の抽出部337は経路1を抽出する。ステップS817において抽出された経路を候補経路と言う。なお、ステップS816において1つの経路のみが抽出されている場合にはステップS817を省略するようにしてもよい。これにより、制御ノード101の処理負荷を軽減することができる。
ステップS818において、CPU301の指示により算出部339は、候補経路が必要とするタイムスロット数を「ホップ数+1」として算出する。ここでは、経路1が抽出されており、ホップ数が0であるので、算出部339はタイムスロット数を1と算出する。
ステップS819において、CPU301の指示により第3の確認部340は、ステップS818において算出されたタイムスロット数以上の空きVideo用タイムスロットがあるか否かを確認する。算出されたタイムスロット数以上の空きVideo用タイムスロットがあった場合にはステップS820に進み、空きVideo用タイムスロットがなかった場合には図8(b)に示すフローチャートから抜ける。ここでは、経路1が必要とするタイムスロット数は1であり、空きVideo用タイムスロットは3であるので、第3の確認部340は算出されたタイムスロット数以上の空きVideo用タイムスロットがあることを確認し、ステップS820に進む。
ステップS820において、CPU301の指示により設定部341は、候補経路を構成する通信路のリンク送信ノードとリンク受信ノードとを空きVideo用タイムスロットに設定する。ここでは、設定部341は制御ノード101(90°)をスロット1のリンク送信ノードとして、ノード102(90°)をリンク受信ノードとしてスロット1に設定する。設定後、ステップS814に戻る。なお上述のカッコ内は該スロットにてデータを送受信する際のアンテナの指向方向を表す。
次に、ステップS814において、第1の確認部334は経路2、3が設定されていないことを確認し、ステップS815に進む。ステップS815において、第2の確認部335は空きVideo用タイムスロットが2あることを確認し、ステップS816に進む。ステップS816において、第3の抽出部336はホップ数が1である経路2を抽出する。ここで経路1は既に設定済みなので抽出されない。ステップS817において、第4の抽出部337は通信品質(ここでは、RSSIの値)が最も良い経路として経路2を抽出する。ステップS818において、算出部339は経路2のホップ数が1であるので、必要タイムスロット数は2と算出する。ステップS819において、第3の確認部340は必要タイムスロット数である2以上、空きVideo用タイムスロット(ここでは2)があることを確認する。ステップS820において、設定部341は制御ノード101(45°)をスロット2のリンク送信ノードとして、中継ノード103(135°)をスロット2のリンク受信ノードとして設定する。さらに設定部341は、中継ノード103(45°)をスロット3のリンク送信ノードとして、受信ノード102(135°)をスロット3のリンク受信ノードとして設定する。設定後、ステップS814に戻る。
次に、ステップS814において、第1の確認部334は経路3が設定されていないことを確認し、ステップS815に進む。ステップS815において、第2の確認部335は空きVideo用タイムスロットがないことを確認し、図8(b)に示すフローチャートから抜ける。上述のようにして、図7(b)のようなタイムスロットの割り当てが決定される。
このようにして決定されたタイムスロットの割り当てに従い、各ノードはデータ転送を行う。即ち、Video用タイムスロット1において、制御ノード101はアンテナの指向方向を90°に設定して、受信ノード102にデータを送信する。そして、受信ノード102はアンテナの指向方向を90°に設定して、該データを受信する。Video用タイムスロット2において、制御ノード101はアンテナの指向方向を45°に切り替え、中継ノード103に同じデータを送信する。また、中継ノード103はアンテナの指向方向を135°に設定して該データを受信する。さらに、Video用タイムスロット3において、中継ノード103はアンテナの指向方向を45°に切り替え、受信ノード102に同じデータを送信し、受信ノード102はアンテナの指向方向を135°に切り替え、該データを受信する。
このようにして、ノード間でアンテナの指向方向毎に測定された通信品質に基づいて、タイムスロット毎にデータの送信装置および受信装置とそれらのアンテナの指向方向とを定めてデータを送受信するので、データの受信品質を向上させることができる。また、受信ノード102は複数回、同一のVideoデータを受信することができるので、信頼性の高いVideoデータを得ることができる。
また、宛先が単数であるVideoデータに対しては第1の割当方法(図8(a))を用い、宛先が複数であるAudioデータに対しては第2の割当方法(図8(b))を用いる。このようにデータの宛先数に応じて異なる割当方法を用いるので、宛先が単数でありユニキャストされるデータの通信品質を向上させることができる。また、宛先が複数であるデータをブロードキャストする際の処理負荷を軽減することができる。
なお、上述の例においては、制御ノード101がタイムスロット毎に通信装置とアンテナの指向方向を割り当て、設定情報を全ノードに通知した。しかし、各ノードが同一のアルゴリズムを用いてタイムスロット毎にリンクを通信装置とアンテナの指向方向を割り当てるようにしてもよい。これにより、設定情報を全ノードに通知する必要が無くなる。
また、制御ノードとしての動作を受信ノード102、中継ノード103、104が行っても良いし、不図示の制御のためのノードが制御ノードとしての動作を行っても良い。
また、上述の例においては、各ノードは指向方向毎に測定された通信品質に基づいて、タイムスロット毎にデータの送信装置および受信装置とそれらのアンテナの指向方向とを定めた。しかし、これに限らず、データの送信装置および受信装置の組ごとにアンテナの指向方向を予めユーザが定めておく。そして、ノード間の通信品質に基づいて設定されるデータの送信装置および受信装置の組ごとに、予め定められたアンテナの指向方向を用いて通信するようにしてもよい。これにより、アンテナの指向方向に応じた通信品質を測定することなく、アンテナの指向方向を設定することができる。
<実施形態2>
実施形態2では、リンク送信ノードの送信角を変更することで、実施形態1よりも多くの経路をタイムスロットに割り当てる方法を示す。実施形態1のシステム構成図を図1(b)に示す。101〜104については実施形態1と同様なので、ここでは説明を省略する。105は電波を反射する反射壁である。本実施形態のスーパーフレームの構成、制御ノードの内部構成は実施形態1と同様なので、同一の番号を付し、ここでは説明を省略する。また、制御ノードが実行するフローチャートについては、図5のステップS506で用いられるフローチャートが図8(b)に代えて図8(c)となる他は、実施形態1と同様なので、同一の番号を付し、ここでは説明を省略する。なお、本実施形態においては図5のステップS504において、図10に示すRSSIテーブル1001が作成されているものとする。反射壁105の存在により、実施形態1と比べ、制御ノード101が135°のアンテナの指向方向で送信し、受信ノード102が45°のアンテナの指向方向で受信した場合の受信品質が向上している。
以下、図8(c)に示すフローチャートを説明する。ステップS811において、CPU301の指示により探索部331は、送信ノードである制御ノード101から受信ノード102まで、所定数のタイムスロットを用いてデータを転送可能な経路を探索する。その結果、図9(a)に示すような探索結果が得られる。ステップS812において、CPU301の指示により第1の抽出部332は、通信品質テーブルを参照し、リンクの通信品質が閾値以上となるNarrowのアンテナの指向方向の組合せを抽出する。ここでは、抽出部332はRSSIテーブル1001を参照し、RSSIが7以上であるアンテナの指向方向の組合せを抽出する。図10(b)に、抽出した結果としての組合せテーブル1002を示す。このようにしてこのようにして抽出されたアンテナの指向方向の組合せで通信するノード間を通信路と呼ぶ。
ステップS813において、CPU301の指示により第2の抽出部333は、組合せテーブル1002を参照し、第1の経路群のうち、経路を構成する全ての通信路の通信品質が閾値以上(ここでは、RSSIが7以上)の経路を抽出する。ここで、制御ノード101から受信ノード102にデータを送信する際には、2組のアンテナの指向方向の組合せにおいてRSSIが7以上となっている。ここでは、それぞれの組合せに対応した通信路を異なる通信路として扱う。ここでは、異なる通信路から構成される経路は異なる経路として抽出するので、図9(c)に示す4つの経路が抽出される。
次に、ステップS814において、第1の確認部334は経路1〜4が設定されていないことを確認し、ステップS815に進む。ステップS815において、第2の確認部335は空きVideo用タイムスロットが3あることを確認し、ステップS816に進む。ステップS816において、第3の抽出部336はホップ数が0である経路1、2を抽出する。ステップS817において、経路1のRSSIは8であり、経路2のRSSIは7であるので、第4の抽出部337は候補経路として経路1を抽出する。
ステップS821において、CPU301の指示により第1の判定部338は以下の処理を行う。即ち、第1の判定部338は、候補経路を構成するリンク送信ノードと、後述するステップS820において設定された経路を構成するリンク送信ノードとに共通リンク送信ノードが存在するか否かを判定する。共通リンク送信ノードがあった場合にはステップS822に進み、共通リンク送信ノードがなかった場合にはステップS818に進む。ここでは、後述するステップS820において設定された経路がないので、第1の判定部338は、共通リンク送信ノードはないと判定し、ステップS818に進む。
ステップS818において、算出部339は経路1のホップ数が0であるので、必要タイムスロット数は1と算出する。ステップS819において、第3の確認部340は必要タイムスロット数である1以上、空きVideo用タイムスロット(ここでは3)があることを確認する。ステップS820において、設定部341は制御ノード101(90°)をスロット1のリンク送信ノードとして、ノード102(90°)をスロット1のリンク受信ノードとして設定する。設定後、ステップS814に戻る。
次に、ステップS814において、第1の確認部334は経路2〜4が設定されていないことを確認し、ステップS815に進む。ステップS815において、第2の確認部335は空きVideo用タイムスロットが2あることを確認し、ステップS816に進む。ステップS816において、第3の抽出部336はホップ数が1である経路2を抽出する。ここで経路1は既に設定済みなので抽出されない。ステップS817において、第4の抽出部337は候補経路として経路2を抽出する。ステップS821において、第1の判定部338は、経路1を構成するリンク送信ノードと経路2を構成するリンク送信ノードとに共通リンク送信ノードがあるかを判定する。ここでは、経路1にも経路2にも共通リンク送信ノードとして制御ノード101があるので、ステップS822に進む。
ステップS822において、CPU301の指示により第2の判定部342は、共通リンク送信ノードに対応するリンク受信ノードが同一ノードであるかを判定する。同一ノードであった場合にはステップS818に進み、同一ノードでない場合にはステップS823に進む。ここでは、経路1においても経路2においても制御ノード101は受信ノード102にデータを送信する。従って、第2の判定部342はリンク受信ノードも同じであると判定し、ステップS818に進む。
ステップS818において、算出部339は経路2のホップ数が0であるので、必要タイムスロット数は1と算出する。ステップS819において、第3の確認部340は必要タイムスロット数である1以上、空きVideo用タイムスロット(ここでは2)があることを確認する。ステップS820において、設定部341は制御ノード101(135°)をスロット2のリンク送信ノードとして、ノード102(45°)をスロット2のリンク受信ノードとして設定する。設定後、ステップS814に戻る。
次に、ステップS814において、第1の確認部334は経路3、4が設定されていないことを確認し、ステップS815に進む。ステップS815において、第2の確認部335は空きVideo用タイムスロットが1あることを確認し、ステップS816に進む。ステップS816において、第3の抽出部336はホップ数が2である経路3を抽出する。ここで経路1、2は既に設定済みなので抽出されない。ステップS817において、第4の抽出部337は通信品質(ここでは、RSSIの値)が最も良い経路として経路3を抽出する。ステップS821において、第1の判定部338は、経路1または2を構成するリンク送信ノードと経路3を構成するリンク送信ノードとに共通リンク送信ノードがあるかを判定する。ここでは、共通リンク送信ノードとして制御ノード101があるので、ステップS822に進む。ステップS822において、CPU301の指示により第2の判定部342は、共通リンク送信ノードに対応するリンク受信ノードが同一ノードであるかを判定する。ここでは、経路1、2において制御ノード101は受信ノード102にデータを送信するが、経路3において制御ノード101は中継ノード103にデータを送信する。従って、第2の判定部342はリンク受信ノードが異なると判定し、ステップS823に進む。
ステップS823において、CPU301の指示により第3の判定部343は、共通リンク送信ノードが同一のタイムスロットを用いて、異なるリンク受信ノードに対して閾値以上(ここでは、RSSIが7以上)の品質でデータを送信できるか否かを判定する。第3の判定部343は、該判定を通信品質テーブル(ここでは、RSSIテーブル1001)を用いて判定する。なお、ステップS823において用いられる閾値は、ステップS813で用いられる閾値より小さな値(例えば、RSSIが6)であってもよい。同一のタイムスロットを用いて送信できる場合にはステップS824に進み、同一のタイムスロットを用いて送信できない場合にはステップS818に進む。ここでは、制御ノード101がアンテナの指向方向をWideにしてデータを送信し、受信ノード102がアンテナの指向方向を90°、中継ノード103がアンテナの指向方向を135°にしてデータを送信する。即ち、制御ノードがアンテナの指向角をNarrowからWideに変更することにより、閾値(RSSIの値が7)以上の品質で同時にデータを送信することができる。従って、ステップS824に進む。
ステップS824において、CPU301の指示により算出部339は、候補経路が必要とする空きタイムスロット数を算出する。ここでは、制御ノード101から中継ノード103まではスロット1を用いて送信するので、中継ノード103から受信ノード102までデータを送信するための空きタイムスロットがあればよい。従って、候補経路が必要とする空きタイムスロット数は1と算出される。ステップS825において、CPU301の指示により第3の確認部340は、ステップS824において算出された空きタイムスロット数以上、空きVideo用タイムスロットがあるか否かを確認する。空きVideo用タイムスロットがあった場合にはステップS826に進み、空きAudio用タイムスロットがなかった場合には図8(c)に示すフローチャートから抜ける。ここでは、空きVideo用タイムスロットが1であり、候補経路が必要とする空きタイムスロット数(ここでは、1)以上の空きがあるのでステップS826に進む。
ステップS826において、CPU301の指示により設定部341は、候補経路(ここでは、経路3)を構成する通信路のリンク送信ノードとリンク受信ノードとを空きVideo用タイムスロットに設定する。なお、同一のタイムスロットを用いて異なるリンク受信ノードに対して閾値以上の品質でデータを送信できるVideo用タイムスロットについては、設定情報を変更する。ここでは、スロット1の設定情報を変更し、リンク送信ノードとして制御ノード101(Wide)を設定し、リンク受信ノードとして受信ノード102(90°)および中継ノード103(135°)を設定する。さらに、スロット3のリンク送信ノードとして中継ノード103(45°)を設定し、リンク受信ノードとして受信ノード102(135°)を設定する。なお、スロット1の設定情報の変更に代えて、スロット2の設定情報を変更するようにしてもよい。
このようにして、同一のタイムスロットを用いて異なるリンク受信ノードに対して閾値以上の品質でデータを送信できるVideo用タイムスロットがある場合には、設定情報を変更するので、Video用タイムスロットを有効に活用することができる。即ち、タイムスロットに割り当てられた通信装置のアンテナの指向性を狭指向性から広指向性に変更することにより、中継伝送する経路を増やすことができる場合、タイムスロットに割り当てられた通信装置のアンテナの指向性を狭指向性から広指向性に変更する。これにより、より多くの経路を用いてデータを冗長伝送できるのでデータ伝送の信頼性が向上する。また、タイムスロットを有効に活用することができる。
次に、ステップS814において、第1の確認部334は経路4が設定されていないことを確認し、ステップS815に進む。ステップS815において、第2の確認部335は空きVideo用タイムスロットがないことを確認し、図8(c)に示すフローチャートから抜ける。
上述のようにして、図7(c)のようなタイムスロットの割り当てが決定される。このようにして、限られたタイムスロットを用いてデータを冗長伝送する際、タイムスロット毎に通信装置間の通信品質の良い通信装置のアンテナの指向方向を用いてデータを送信するので、データの受信品質が向上する。
本発明は前述の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、システムあるいは装置が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するようにしてもよい。
101 制御ノード
102 受信ノード
103 中継ノード
104 中継ノード

Claims (17)

  1. 送信元装置が異なる複数の経路を介して宛先装置に所定のデータを複数回送信し、前記経路は2つの通信装置が直接通信する通信路の組合せから成るシステムの制御装置であって、
    前記通信路を構成する各通信装置のアンテナの指向方向毎の通信品質情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記通信品質情報と、複数の経路の各々で送信元装置から宛先装置まで前記所定のデータを送信するのに要する時間と、に基づいて、複数の経路を選択する選択手段と、
    前記送信元装置が前記所定のデータを送信してから所定の時間内に、前記選択手段により選択された複数の経路を介して前記所定のデータが前記宛先装置に受信されるように、前記選択手段により選択された各経路上の前記各通信装置のアンテナの指向方向を、前記選択された経路の指向方向に切り替えるタイミングを決定する第1の決定手段と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  2. 少なくとも前記選択手段により選択された前記複数の経路上の装置に前記タイミングを通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記通知手段は、前記選択手段により選択された前記複数の経路を前記各通信装置に通知することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記選択された経路の指向方向に切り替えるタイミングとは、前記選択された経路を構成する通信路の切り替えタイミングであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記第1の決定手段により決定した前記タイミングを前記制御装置に設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記第1の決定手段は、タイムスロット毎に前記データを送信する装置のアンテナの指向方向を決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記選択手段は、通信品質が所定の閾値を超える複数の経路の中から更に、前記送信元装置から前記宛先装置までのホップ数が少ない複数の経路を選択することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記経路は、所定の時間内に前記送信元装置から前記宛先装置まで前記データを送信可能な経路であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 前記取得手段は、前記送信元装置から前記宛先装置までの経路を構成する全ての通信装置間の通信品質を取得することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の制御装置。
  10. 通信装置のアンテナの指向角を変更することにより、所定の時間内に前記データを前記送信元装置から前記宛先装置まで転送可能な経路の数が変わる場合、前記アンテナの指向角を変更する変更手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の制御装置。
  11. 前記取得手段により取得した前記通信品質情報に基づいて、広指向性で前記データを送信する装置を決定する第2の決定手段と、
    前記データの種類に応じて、前記第1の決定手段による決定と前記第2の決定手段による決定とを切替える切替手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の制御装置。
  12. 前記取得手段により取得された前記通信品質情報に基づいて、広指向性で前記データを送信する装置を決定する第2の決定手段と、
    前記データの宛先の数に応じて、前記第1の決定手段による決定と前記第2の決定手段による決定とを切替える切替手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の制御装置。
  13. 前記切替手段は、前記データの宛先が1つである場合には前記第1の決定手段による決定を行い、前記データの宛先が複数である場合には前記第2の決定手段による決定を行うように切替えることを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
  14. 前記データの種類に応じて、前記複数の経路上の全ての装置が広指向角で前記データを送信する第1の送信方式と、前記複数の経路上の少なくとも一部の装置が狭指向角で前記データを送信する第2の送信方式とを切替える切替手段を有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の制御装置。
  15. 前記選択手段は、前記取得手段により取得された前記通信品質情報に基づいて、通信品質の良い複数の経路を選択することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の制御装置。
  16. 送信元装置が異なる複数の経路を介して宛先装置に所定のデータを複数回送信し、前記経路は2つの通信装置が直接通信する通信路の組合せから成るシステムの制御装置の制御方法であって、
    前記通信路を構成する各通信装置のアンテナの指向方向毎の通信品質情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記通信品質情報と、複数の経路の各々で送信元装置から宛先装置まで前記所定のデータを送信するのに要する時間と、に基づいて、通信品質が所定の閾値を超える複数の経路を選択する選択工程と、
    前記送信元装置が前記所定のデータを送信してから所定の時間内に、前記選択工程において選択された複数の経路を介して前記所定のデータが前記宛先装置に受信されるように、前記選択工程において選択された各経路上の前記各通信装置のアンテナの指向方向を、前記選択された経路の指向方向に切り替えるタイミングを決定する決定工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  17. コンピュータにより実行され、制御装置の制御を行うためのプログラムであって、
    請求項16に記載の制御方法を実現するためのプログラム。
JP2009285760A 2009-12-16 2009-12-16 制御装置、中継装置、それらの制御方法およびプログラム Active JP5637681B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009285760A JP5637681B2 (ja) 2009-12-16 2009-12-16 制御装置、中継装置、それらの制御方法およびプログラム
EP10194390A EP2337239A1 (en) 2009-12-16 2010-12-09 Control apparatus, relay apparatus and control method of these apparatuses
US12/968,756 US20110141916A1 (en) 2009-12-16 2010-12-15 Control apparatus, relay apparatus, control method of these apparatuses, and storage medium
CN201010610814.9A CN102104417B (zh) 2009-12-16 2010-12-15 控制设备、中继设备、系统和数据流传输方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009285760A JP5637681B2 (ja) 2009-12-16 2009-12-16 制御装置、中継装置、それらの制御方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011130126A JP2011130126A (ja) 2011-06-30
JP5637681B2 true JP5637681B2 (ja) 2014-12-10

Family

ID=43730526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009285760A Active JP5637681B2 (ja) 2009-12-16 2009-12-16 制御装置、中継装置、それらの制御方法およびプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20110141916A1 (ja)
EP (1) EP2337239A1 (ja)
JP (1) JP5637681B2 (ja)
CN (1) CN102104417B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10895924B2 (en) 2017-07-28 2021-01-19 Shanghai Tianma Micro-electronics Co., Ltd. Display substrate, display panel and display device

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8958358B2 (en) * 2009-06-24 2015-02-17 Nokia Siemens Networks Oy Network element for changing the timeslot type according to the received information
US20140153562A1 (en) * 2012-11-30 2014-06-05 Vonage Network, Llc Systems and methods of routing ip telephony data packet communciations
JP2016106443A (ja) * 2013-03-19 2016-06-16 三菱電機株式会社 送信装置および受信装置
JP2015012580A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 キヤノン株式会社 受信装置、受信方法及びプログラム
CN105745961B (zh) 2013-11-20 2019-03-01 三菱电机株式会社 无线通信系统、发送装置、接收装置以及通信终端
CN105703890B (zh) * 2014-11-28 2020-10-20 电信科学技术研究院 一种进行数据传输的方法和设备
CN104378840A (zh) * 2014-12-01 2015-02-25 苏州市欧博锐自动化科技有限公司 一种非直接通信节点间的临时直接通信方法
JP6009637B1 (ja) * 2015-09-30 2016-10-19 日本電信電話株式会社 置局設計装置、置局設計方法および置局設計プログラム
JP6335402B2 (ja) * 2016-01-21 2018-05-30 三菱電機株式会社 無線通信装置、無線通信方法及び無線通信プログラム
JP6870260B2 (ja) * 2016-09-27 2021-05-12 株式会社リコー 通信システム、通信装置、通信管理方法、及びプログラム
CN109120326B (zh) * 2018-10-23 2021-07-30 深圳中科讯联科技股份有限公司 一种无线语音并发传输的方法、装置及系统
CN110518962B (zh) * 2019-08-30 2021-06-15 西南电子技术研究所(中国电子科技集团公司第十研究所) 建立飞行器与地面站测控通信链路的方法
JP7337627B2 (ja) * 2019-09-24 2023-09-04 株式会社日立製作所 通信制御装置およびシステム
US11139868B2 (en) * 2019-11-12 2021-10-05 Nokia Technologies Oy Propagation link selection in telecommunication systems
CN113938438B (zh) * 2020-07-14 2023-10-13 维沃移动通信有限公司 数据处理方法、数据处理装置及第一终端

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7020071B2 (en) * 1998-11-25 2006-03-28 Lucent Technologies Inc. Methods and apparatus for wireless communication using orthogonal frequency division multiplexing
JP2001086050A (ja) 1999-09-14 2001-03-30 Mitsubishi Electric Corp マルチビーム通信装置およびcdma移動通信システム
JP2001168625A (ja) * 1999-12-08 2001-06-22 Toshiba Corp 無線通信装置および電子機器
JP3920615B2 (ja) * 2001-10-03 2007-05-30 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 無線ネットワークのためのルーティング方法及びルータ装置
FI20012587A (fi) * 2001-12-28 2003-06-29 Nokia Corp Menetelmä laskevan siirtotien kanavan estimoimiseksi ja tilaajapäätelaite
FI121519B (fi) * 2002-04-09 2010-12-15 Pulse Finland Oy Suuntakuvioiltaan muokattava antenni
GB0303471D0 (en) * 2003-02-14 2003-03-19 Toshiba Res Europ Ltd Improved communication network for indoor environment
US20040229563A1 (en) * 2003-02-14 2004-11-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication network for indoor environment
US7103386B2 (en) * 2003-06-19 2006-09-05 Ipr Licensing, Inc. Antenna steering and hidden node recognition for an access point
US20050070285A1 (en) * 2003-09-29 2005-03-31 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Handover for use with adaptive antennas
JP2005191922A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信装置、中継装置、および通信方法
JP4183613B2 (ja) * 2003-12-26 2008-11-19 三洋電機株式会社 受信方法および装置
JP4302578B2 (ja) * 2004-06-01 2009-07-29 富士通株式会社 移動通信システム
US8102834B2 (en) * 2004-07-14 2012-01-24 Zte Corporation Method for reporting and managing wireless resources in TDM system
US7283092B2 (en) * 2005-03-11 2007-10-16 Nokia Corporation Enhanced switched-beam antenna arrangement
EP1958345B1 (en) * 2005-11-29 2018-05-23 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Scheduling in a wireless multi-hop relay network
EP1841092B1 (en) * 2006-03-28 2012-01-25 Sony Deutschland Gmbh Wireless communication method and system
JP5072329B2 (ja) * 2006-11-22 2012-11-14 キヤノン株式会社 制御装置及びその制御方法、通信装置及びその制御方法、無線通信システム、及び、プログラム
JP2008311815A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Panasonic Corp 無線通信システム
JP4981580B2 (ja) 2007-08-22 2012-07-25 キヤノン株式会社 中継システムとその制御方法及び通信装置
US9820240B2 (en) * 2008-02-01 2017-11-14 Qualcomm Incorporated Virtual scheduling in heterogeneous networks
US8355734B2 (en) * 2008-08-07 2013-01-15 Apple Inc. Wireless system
EP2380289B1 (en) * 2009-01-19 2016-08-24 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Systems and methods for forwarding a multi-user rf signal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10895924B2 (en) 2017-07-28 2021-01-19 Shanghai Tianma Micro-electronics Co., Ltd. Display substrate, display panel and display device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011130126A (ja) 2011-06-30
US20110141916A1 (en) 2011-06-16
CN102104417A (zh) 2011-06-22
CN102104417B (zh) 2015-02-25
EP2337239A1 (en) 2011-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5637681B2 (ja) 制御装置、中継装置、それらの制御方法およびプログラム
US10517027B2 (en) Communications related methods and apparatus
JP5579303B2 (ja) リレー選択を実行するための無線通信装置、方法及び通信システム
US8165048B2 (en) Wireless communication system, terminal station, and wireless communication method
US6898430B1 (en) Methods for establishing reliable communications between two points in a mobile wireless network
US20070195746A1 (en) Topology Management, Power Control and Cross-Layer Design for Wireless Mobile Ad Hoc Networks with Directional Antennas
CN104782219A (zh) 用于无线通信的范围扩展的系统、装置和方法
JP5705030B2 (ja) 通信システム
US8493923B2 (en) Path switching using co-located radios in a multi-hop wireless network
JP4194553B2 (ja) 無線通信装置
JP6115192B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信プログラム
Song et al. A survey of single and multi-hop link schedulers for mmWave wireless systems
JP2007068118A (ja) 無線端末装置
RU2733784C1 (ru) Высокоскоростная сеть с многократным переприемом и формированием диаграммы направленности антенны
US9226207B2 (en) Communication terminal, communication system, and method for operating communication terminal
KR101856764B1 (ko) 인지 무선 네트워크에서 2차 사용자의 송수신 방법
US20140064085A1 (en) Communication node and communication method
WO2019211907A1 (ja) 無線経路制御方法、無線通信システム、無線ノード、及び、無線経路制御プログラム
JP3710761B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
JP3936328B2 (ja) 無線ネットワークのルーティング方法及び無線通信システム
JP3920814B2 (ja) 無線ネットワークのための制御方法及び無線通信システム
JP2024039925A (ja) 効率的な中継伝送システムの運用を可能とする通信装置、制御方法、及びプログラム
JP7142442B2 (ja) 中継装置、制御方法、及びプログラム
JP2024039919A (ja) 効率的な中継伝送システムの運用を可能とする制御装置、制御方法、及びプログラム
JP6458571B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141021

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5637681

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151