JP5637231B2 - 電界効果型トランジスタの製造方法 - Google Patents

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本発明は電界効果型トランジスタの製造方法に関するものであり、特に、カーボンナノチューブをチャネルとする小型の高周波用電界効果トランジスタにおける高速性向上のためのゲート電極およびチャネルの構造に特徴のある電界効果型トランジスタの製造方法に関するものである。
トランジスタの高周波回路応用を考えた場合、当然のことながらトランジスタには高速動作が要求されるが、その要求に応えるものとしてカーボンナノチューブをチャネルに用いたトランジスタの報告例が多く見られる(例えば、特許文献1参照)。
しかし、報告されているカーボンナノチューブトランジスタのほとんどがDC動作確認にとどまっており、高速動作の報告はほとんどない。これはチャネルとなるカーボンナノチューブの径が数nmと非常に小さいため体積に対する表面積の割合が大きく周辺の影響を受けやすいこと、チャネルとなるチューブの本数が数本程度であり、駆動できる電流が10μA程度と小さいことによる。
即ち、他のトランジスタ、たとえばMOSトランジスタなどに比べて真性容量に対する寄生容量比が非常に大きくなり、その結果、高速動作出来ないということが現状のカーボンナノチューブトランジスタが抱える大きな問題点であるので、この事情を図6を参照して説明する。
図6の上段図はカーボンナノチューブFETの概略的斜視図であり、下段図はチャネル長方向に沿った断面図である。サファイア等の絶縁性基板51上に触媒作用のあるソース電極52とソース電極52に対向するように触媒作用のないドレイン電極53を設け、ソース電極52を接地するとともにドレイン電極53を正にバイアスした状態で半導体的性質を有するカーボンナノチューブ54を成長させてチャネルとしたのち、絶縁膜55を設けてカーボンナノチューブ54を埋め込み、カーボンナノチューブ54の表面を覆う絶縁膜55をゲート絶縁膜とし、ゲート絶縁膜上にゲート電極56を設け、絶縁性基板51の裏面に接地電極57を設けたものである。
このようなカーボンナノチューブFETにおいては、チャネルとゲート電極、ソース電極及びドレイン電極との間の真性容量Cint以外に、接地電極57とゲート電極56、ソース電極52、ドレイン電極53及びカーボンナノチューブ54との間に寄生容量Cextが形成される。
トランジスタの高速性の指標である電流利得遮断周波数fは、gをトランスコンダクタンス、Cintを真性容量、Cextを寄生容量とすると、
〜g/{2π(Cint+Cext)}
で表されるが、上述のカーボンナノチューブFETにおいては真性容量Cintに対する 寄生容量Cextが大きいので電流利得遮断周波数fが小さくなり、高速動作ができないという問題がある。
なお、トランジスタの小型化或いは高速化等のために、ゲート電極を金属性カーボンナノチューブで構成すること(例えば、特許文献2参照)も提案されている。
特開2005−116618号公報 特開2003−109974号公報
カーボンナノチューブFETにおいて、寄生容量を減らす方法としては、図7に示すように、カーボンナノチューブを基板面に対して平行に多数本成長することが考えられ、それによって、真性容量に対する寄生容量比を低減することが可能である。
しかし、その反面、デバイス面積が大きくなってしまい、カーボンナノチューブトランジスタの1つの利点である微細トランジスタとしてのメリットが薄れてしまうという問題が出てくる。
したがって、本発明は、デバイス面積の増大を招くことなく、真性容量に対する寄生容量比を低減したトランジスタの製造プロセスの簡略化及び工数の短縮を可能にすることを目的とする。
開示される一観点からは、絶縁性基板上にAl膜上にFe膜を設けたFe/Al積層薄膜からなる触媒作用を有する第1の電極を設けるとともに、前記第1の電極に間隔を隔てて対向する触媒作用を有さない第2の電極を設ける工程と、前記絶縁性基板上に、前記第1の電極と前記第2の電極の間であって、且つ、前記第1の電極及び前記第2の電極の一方の端部側にTa膜上にFe膜を設けたFe/Ta積層薄膜からなる触媒作用を有する第3の電極を設けるとともに前記第1の電極と第2の電極を結ぶ方向に対して交わる方向に前記第3の電極に間隔を隔てて対向する触媒作用を有さない第4の電極を設ける工程と、前記第1の電極を成長基点として前記第2の電極に達する半導体的性質を示すカーボンナノチューブを成長させてチャネルとすると同時に、前記第3の電極を成長基点として第4の電極方向に延在する金属的性質を示すカーボンナノチューブを成長させて主ゲート電極を形成する工程と、前記チャネル上と主ゲート電極間においてゲート絶縁膜になるとともに、前記チャネルと主ゲート電極とを覆う絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上に前記第1の電極と投影的に重なるようにFe/Al積層薄膜からなる触媒作用を有する第5の電極を設けるとともに、前記第2の電極と投影的に重なるように触媒作用を有さない第6の電極を設ける工程と、前記第5の電極を成長基点として第6の電極に達する半導体的性質を示すカーボンナノチューブを成長させてチャネルとする工程とを有することを特徴とする電界効果型トランジスタの製造方法が提供される。
本発明によれば、デバイス面積の増大を招くことなく、真性容量に対する寄生容量比を低減したトランジスタの製造プロセスの簡略化及び工数の短縮が可能になる。
本発明の実施の形態の電界効果型トランジスタの製造方法により形成した電界効果型トランジスタの概略的斜視図である。 本発明の参考例のカーボンナノチューブFETの概略的斜視図である。 本発明の実施例1のカーボンナノチューブFETの途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例1のカーボンナノチューブFETの図3以降の製造工程の説明図である。- 本発明の実施例1のカーボンナノチューブFETの概略的斜視図である。 カーボンナノチューブFETの構造説明図である。 改良型カーボンナノチューブFETの構造説明図である。
ここで、図1を参照して、本発明の実施の形態の電界効果型トランジスタを説明する。図1は、本発明の実施の形態の電界効果型トランジスタの製造方法によって形成された電界効果型トランジスタの概略的斜視図であり、1度の成長で同時にチャネルとゲート電極とが形成できるため、プロセスの簡略化、工数の短縮が可能になる。
即ち、成長するカーボンナノチューブの電気的特性の触媒構造依存性を利用することによって、チャネルとなる半導体的性質を有するカーボンナノチューブと主ゲート電極となる金属的性質を有するカーボンナノチューブとを同時に成長させることができ、製造工程数を減らすことができる。
また、この構造を用いることで、従来と比較してデバイス面積は同じ状態で、駆動電流を2倍にすることができる。即ち、寄生容量の増大無しにデバイスサイズを2倍にでき、その結果としてデバイス面積を大きくしないまま、真性容量に対する寄生容量比を低減し、カーボンナノチューブトランジスタの高速動作が実現可能になる。
例えば、トランジスタの高速性の指標である電流利得遮断周波数fは、gをトランスコンダクタンス、Cintを真性容量、Cextを寄生容量とすると、
〜g/{2π(Cint+Cext)}
となる。
この場合、g及び真性容量Cintはデバイスサイズに比例するのに対して、寄生容量Cextはデバイスサイズによらず一定であるので、本発明による構造を用いることでデバイスサイズが2倍になるのに伴ってg、Cintも2倍になり、結果としてfを向上させることができる。
また、複数の積層された複数の主ゲート電極の各主ゲート電極の上下に半導体的性質を示すカーボンナノチューブからなるチャネルを設けても良い。
このように、半導体的性質を示すカーボンナノチューブからなるチャネルを多層化することによって、デバイス面積一定のまま、さらにデバイスサイズを増加させることができ、例えば、カーボンナノチューブからなるチャネルをN層にした場合の電流利得遮断周波数fは、
〜N・g/{2π(NCint+Cext)}
となり、Nの増加に伴ってfが増加する。
この場合、カーボンナノチューブからなるチャネルの内の最下層のチャネルと絶縁性基板との間に埋込ゲート電極を設けても良いし、或いは、カーボンナノチューブからなるチャネルの内の最上層のチャネルの上に付加ゲート電極を設けても良く、それによって、電流駆動能力を高めることができる。
また、主ゲート電極として、金属的性質を示すカーボンナノチューブ用いているので、カーボンナノチューブの有する長軸方向の低抵抗特性によりパワーアンプの利得を高めることができ、また、ローノイズアンプのノイズ特性を向上することができる。
即ち、トランジスタの高速性のもう一つの指標である最大発振周波数fmaxは、
max〜{f/8π(R・Cgd)}1/2
となる。したがって、主ゲート電極に金属的性質を有するカーボンナノチューブを用いることでゲート抵抗Rが低減され、結果としてfmaxが向上する。
ここで、実施例1を説明する前に、図2を参照して本発明の前提となる参考例を説明する。図2は、本発明の前提となる参考例のカーボンナノチューブFETの概略的斜視図であり、この参考例のカーボンナノチューブFETはチャネル、ソース・ドレイン電極及びゲート電極の積層工程を複数回(図においては3回)繰り返すことで多層のカーボンナノチューブ16,29,35,40からなるチャネルを有するカーボンナノチューブFETとしたものである。なお、説明は省略するものの、ソース電極同士、ドレイン電極同士及びゲート電極同士はプラブ(スルービア)を介して電気的に接続されている。
この参考例においては、ゲート電極19,32,37とカーボンナノチューブチャネルの更なる多層化によって、駆動電流を大きくすることができるとともに、カーボンナノチューブ16,29,35,40からなるチャネルをN層にした場合の電流利得遮断周波数fは、
〜N・g/{2π(NCint+Cext)}
で表され、Nの増加に伴って増加するg及び真性容量Cintに対して、寄生容量Cextの比率がさらに小さくなり、その結果、fが大きくなるので、より高速化が可能になる。
以上を前提として、図3乃至図5を参照して本発明の実施例1のカーボンナノチューブトランジスタの製造工程を説明する。まず、図3に示すように、サファイア基板11上に、レジストパターン(図示を省略)をマスクとしてスパッタ法により厚さが、例えば、5nmのAl膜13及び厚さが1nmの触媒作用を有するFe膜14を順次堆積させたのちレジストパターンを除去することによって第1のソース電極12とする。
次いで、再び、レジストパターン(図示を省略)をマスクとしてスパッタ法により厚さが、例えば、6nmのAl膜をソース電極12と例えば5μmの間隙をあけて対向するように堆積させたのちレジストパターンを除去することによって第1のドレイン電極15とする。
次いで、レジストパターン(図示を省略)をマスクとしてスパッタ法により、厚さが、例えば、20nmのAl層46及び厚さが、例えば、2nmのFe膜47を順次堆積させのちレジストパターンを除去することによってゲート電極端部45を形成する。
次いで、CVD法を用いて、プロセスガスとしてアセチレンガスを用いるとともに、キャリアガスとしてArガスもしくは水素ガスを用い、ソース電極12−ドレイン電極15間に直流電界を印加した状態で、例えば、100Paの圧力において、600℃の成長温度でチャネルとなる第1の半導体的性質を示すカーボンナノチューブ16を形成すると同時に、ゲート電極となる金属的性質を示すカーボンナノチューブ48を形成する。
この時、例えば、600℃の成長温度においてソース電極12の表面を構成するFe膜14は温度の影響により粒子状になるが、この粒子の径は下地のAlとの濡れ性を反映して小径となるので、成長するカーボンナノチューブは半導体的性質を有する単層カーボンナノチューブとなり、チャネルを構成することになる。
一方、ゲート電極端部45の表面を構成するFe膜47はソース電極12の表面のものより厚くなっており、形成されるFe粒子もソース電極12上のものよりは大きくなる。
その結果、ゲート電極端部45上から成長するカーボンナノチューブ48の径もソース電極12上のものにくらべて太くなり、ゲート電極としての金属的性質を有する多層カーボンナノチューブを構成することになる。
次いで、スピンコートおよびアニールにより、例えば、カーボンナノチューブ48の表面上に堆積する厚みが10nmになるようにSOG膜49を堆積させて第1のカーボンナノチューブ16の間隙及びカーボンナノチューブ48の間隙を埋めるとともに、カーボンナノチューブ48上に堆積した部分をゲート絶縁膜50とする。
次いで、図4に示すように、再び、レジストパターン(図示を省略)をマスクとしてスパッタ法により厚さが、例えば、5nmのAl膜26及び厚さが1nmの触媒作用を有するFe膜27を順次堆積させたのちレジストパターンを除去することによって第2のソース電極25と、次いで、同様の方法を用いて、例えば6nmのAl膜を形成し第2のドレイン電極28とする。
次いで、第1のカーボンナノチューブ16と同様の成長方法を用いて複数本の第2のカーボンナノチューブ29を形成した後、全面にSOG膜30を堆積させ、サファイア基板11の裏面にAlからなる接地電極31を設けることによって、本発明の実施例1のカーボンナノチューブFETの基本構成が完成する。なお、説明は省略するものの、ソース電極同士及びドレイン電極同士はプラブ(スルービア)を介して電気的に接続されている。
図5は、本発明の実施例1のカーボンナノチューブFETの概略的斜視図であり、1度の成長で同時にチャネルとゲート電極とが形成できるため、プロセスの簡略化、工数の短縮が可能になる。なお、図は理想的状態を示したものであり、チャネルとゲート電極とを交差させることはできるが、実際にチャネルとゲート電極とが直交するように構成することは困難である。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、本発明は実施例に記載された構成・条件等に限られるものではなく各種の変更が可能であり、例えば、カーボンナノチューブの成長に要する原料ガスはアセチレンガスに限られるものではなく、メタンやエチレン等の炭化水素ガス或いはメタノール等のアルコールガスを用いても良いものであり、成長方法についてもCVD法に限られるものではなく、アーク放電法或いはレーザアブレーション法等の他の成長方法を用いても良いものである。
また、上記の実施例においては、触媒として下地によって成長するカーボンナノチューブの導電特性を制御できるFeを用いているが、Feに限られるものではなく、Co,Ni,Pt,Rh、或いは、これらの触媒1種以上とTi,Mo,Al,Taなど1種以上との合金を用いても良く、また触媒の形状も薄膜に限られるものではなく、微分型静電分級器などにより直径制御された微粒子を用いても良いものであり、その場合には、金属性カーボンナノチューブと半導体性カーボンナノチューブを成長する工程でそれぞれに好適な原料ガス、成長温度、下地金属などの成長条件を採用すれば良い。
また、上記の実施例においては、絶縁性基板としてサファイアを用いているが、サファイアに限られるものではなく、カーボンナノチューブの成長温度に耐えられる絶縁性基板であれば良く、例えば、パイレック(登録商標名)等の耐熱性ガラスを用いても良く、或いは、シリコン基板等の表面にSiO膜等の絶縁膜を設けた基板を用いても良いものである。
また、上記の実施例においては、ゲート電極が1層の場合の構成として示しているが、参考例と同様に金属的性質のカーボンナノチューブからなるゲート電極を多層化しても良いものである。
また、実施例或いはその多層化した変形例において、埋込ゲート電極及び付加ゲート電極の少なくとも一方を設けても良い。
本発明の活用例としては、高周波回路用トランジスタの製造方法が典型的なものであるが、高周波回路用に限られるものではなく、また、触媒となるFeの下地をAlとTaとした成長用電極を選択的に設けることによって、半導体性カーボンナノチューブと金属性カーボンナノチューブとを任意の位置に同時に成長させることも可能になる。
11 サファイア基板
12 ソース電極
13 Al膜
14 Fe膜
15 ドレイン電極
16 カーボンナノチューブ
17 SOG膜
19 ゲート電極
20 Ti膜
21 Pt層
22 Ti膜
23 SOG膜
25 ソース電極
26 Al膜
27 Fe膜
28 ドレイン電極
29 カーボンナノチューブ
30 SOG膜
31 接地電極
32 ゲート電極
33 ソース電極
34 ドレイン電極
35 カーボンナノチューブ
36 SOG膜
37 ゲート電極
38 ソース電極
39 ドレイン電極
40 カーボンナノチューブ
41 SOG膜
45 ゲート電極端部
46 Al層
47 Fe膜
48 カーボンナノチューブ
49 SOG膜
50 ゲート絶縁膜
51 絶縁性基板
52 ソース電極
53 ドレイン電極
54 カーボンナノチューブ
55 絶縁膜
56 ゲート電極
57 接地電極

Claims (1)

  1. 絶縁性基板上にAl膜上にFe膜を設けたFe/Al積層薄膜からなる触媒作用を有する第1の電極を設けるとともに、前記第1の電極に間隔を隔てて対向する触媒作用を有さない第2の電極を設ける工程と、
    前記絶縁性基板上に、前記第1の電極と前記第2の電極の間であって、且つ、前記第1の電極及び前記第2の電極の一方の端部側にTa膜上にFe膜を設けたFe/Ta積層薄膜からなる触媒作用を有する第3の電極を設けるとともに前記第1の電極と第2の電極を結ぶ方向に対して交わる方向に前記第3の電極に間隔を隔てて対向する触媒作用を有さない第4の電極を設ける工程と、
    前記第1の電極を成長基点として前記第2の電極に達する半導体的性質を示すカーボンナノチューブを成長させてチャネルとすると同時に、前記第3の電極を成長基点として第4の電極方向に延在する金属的性質を示すカーボンナノチューブを成長させて主ゲート電極を形成する工程と、
    前記チャネル上と主ゲート電極間においてゲート絶縁膜になるとともに、前記チャネルと主ゲート電極とを覆う絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上に前記第1の電極と投影的に重なるようにFe/Al積層薄膜からなる触媒作用を有する第5の電極を設けるとともに、前記第2の電極と投影的に重なるように触媒作用を有さない第6の電極を設ける工程と、
    前記第5の電極を成長基点として第6の電極に達する半導体的性質を示すカーボンナノチューブを成長させてチャネルとする工程と
    を有することを特徴とする電界効果型トランジスタの製造方法。
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