JP5636771B2 - タイヤ/ホイール組立体及びホイール、並びに圧力調整器 - Google Patents

タイヤ/ホイール組立体及びホイール、並びに圧力調整器 Download PDF

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Description

本発明は、空気入りタイヤの内部に充填された気体の圧力低下を抑制する技術に関する。
近年は、自動車から発生する二酸化炭素の量を軽減するため、炭化水素を燃料とする内燃機関の燃料消費率が改善されてきている。また電動機と内燃機関とを併用する、いわゆるハイブリッド自動車や、動力発生源に電動機のみを用いる、いわゆる電気自動車も普及が進んでいる。このような背景から、自動車の運転手が給油する間隔は延びる傾向にある。一般に、個人ユーザーは、ガソリンスタンドで空気入りタイヤに空気を充填するが、上述した背景から、ガソリンスタンドを訪れる間隔が延び、その結果、空気を充填する間隔も延びる傾向がある。特許文献1には、中子を利用してタイヤ内部の気体圧力(空気圧)をできるだけ長期にわたって維持することのできるランフラットタイヤが開示されている。
特開2003−191728号公報
特許文献1に開示されている技術は、空気入りタイヤ内部の気体圧力を調整するため、圧力制御弁として、ばねを利用した減圧弁を用いる。このような減圧弁は、可動部を有するため、長期信頼性が不十分となり、長期にわたっては、空気入りタイヤ内部の圧力を調整できなくなるおそれがある。本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、長期間にわたって空気入りタイヤの内部に充填された気体の圧力低下を抑制することを目的とする。
上述した課題を解決するための手段は、タイヤと、前記タイヤが取り付けられ、かつ内部に気体が充填される気体保持空間を有するホイールと、前記タイヤと前記ホイールとで囲まれるタイヤ内空間と、前記気体保持空間との間に、気体透過材料を有して配置される圧力調整器と、前記ホイールに設けられて、前記ホイールの外部から前記気体保持空間への気体の移動を許容する弁装置と、を含むことを特徴とするタイヤ/ホイール組立体である。
上述した手段において、前記気体透過材料は、ゴムと樹脂との少なくとも一つを含む高分子材料であることが好ましい。
上述した手段において、前記気体保持空間に充填された気体の圧力は、前記タイヤ内空間に充填された気体の圧力の2倍以上であることが好ましい。
上述した手段において、前記気体保持空間の体積は、前記タイヤ内空間の体積の1/30以上1/4以下であることが好ましい。
上述した手段において、前記タイヤ内空間に充填された気体の一ヶ月間における圧力低下率をRt、前記気体保持空間に充填された気体の一ヶ月間における圧力低下率をRwとしたとき、パラメータKが0.6以上1.3以下であることが好ましい。
K=(Rw/Rt)/{(Pt−Po)×Vt/((Pw−Pt)×Vw)}
Ptは前記タイヤ内空間に充填された気体の初期圧力、Poは前記タイヤが使用される外界の気圧、Pwは前記気体保持空間に充填された気体の初期圧力、Vtは前記タイヤ内空間の体積、Vwは前記気体保持空間の体積
上述した手段において、前記ホイールは、前記タイヤ内空間に充填された気体の圧力の大きさが所定の閾値を超えた場合に、前記タイヤ内空間の気体を前記タイヤ内空間の外部へ放出させるリリーフ弁を有することが好ましい。
上述した課題を解決するための手段は、タイヤが取り付けられるリム部と、気体が充填される気体保持空間と、前記リム部の前記タイヤが取り付けられる側と、前記気体保持空間との間に、気体透過材料を有して配置される圧力調整器と、前記ホイールの外部から前記気体保持空間への気体の移動を許容する弁装置と、を含むことを特徴とするホイールである。
上述した手段において、前記気体透過材料は、ゴムと樹脂との少なくとも一つを含むことが好ましい。
上述した手段において、前記気体保持空間の体積は、前記リム部に前記タイヤが取り付けられた場合において前記タイヤと前記リム部とで囲まれるタイヤ内空間の体積の1/30以上1/4以下であることが好ましい。
上述した手段において、前記タイヤ内空間に充填された気体の圧力の大きさが所定の閾値を超えた場合に、前記タイヤ内空間の気体を前記タイヤ内空間の外部へ放出させるリリーフ弁を有することが好ましい。
上述した課題を解決するための手段は、タイヤとホイールとで囲まれるタイヤ内空間と、前記ホイール内に設けられて気体が充填される気体保持空間との間に配置される気体透過材料と、
前記気体透過材料を保持し、かつ前記ホイールに支持させるための支持体と、
を含むことを特徴とする圧力調整器である。
上述した手段において、前記気体透過材料は、ゴムと樹脂との少なくとも一つを含むことが好ましい。
上述した手段において、前記支持体は、前記気体透過材料よりも前記タイヤ内空間側に配置される多孔質材料の保護部材を支持することが好ましい。
本発明は、長期間にわたって空気入りタイヤの内部に充填された気体の圧力低下を抑制することができる。
図1は、本実施形態に係るタイヤ/ホイール組立体及びホイール並びに圧力調節装置を示す子午断面図である。 図2は、本実施形態に係る圧力調整器を示す断面図である。 図3は、本実施形態に係るタイヤ/ホイール組立体に、リリーフ弁を設けた例を示す拡大図である。
以下、本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
図1は、本実施形態に係るタイヤ/ホイール組立体及びホイール並びに圧力調節装置を示す子午断面図である。タイヤ/ホイール組立体1は、タイヤ2と、ホイール3と、圧力調整器10と、弁装置9とを含む。タイヤ2は、いわゆる空気入りタイヤであるが、内部に充填される気体は空気に限定されるものではない。タイヤ2の内面には、インナーライナーとして、気体透過率が低い樹脂、あるいは樹脂とゴムとの複合材料が貼り付けられている。使用にあたって、タイヤ2は、それぞれのビード部2B、2Bが、ホイール3のリム部4に嵌合する。そして、タイヤ2とホイール3(より具体的にはホイール3のリム部4)とで囲まれるタイヤ内空間2ISに気体(空気や窒素)が充填される。
ホイール3は、タイヤ2が取り付けられる。ホイール3は、リム部4と、スポーク6と、ハブ7とを有する。リム部4は、円筒形状の構造体である。リム部4は、中心軸(Zr軸)と平行な方向(幅方向)における両側に、タイヤ2が有するそれぞれのビード部2B、2Bと嵌合するタイヤ嵌合部5B、5Bを有する。ハブ7は、ホイール3の中心部に配置されるとともに、車両の車軸に取り付けられる。ハブ7とリム部4とは、複数のスポーク6によって連結される。本実施形態において、ホイール3はリム部4とハブ7とを複数のスポーク6で連結する構造であるが、ホイール3はこのような構造に限定されるものではない。例えば、複数のスポーク6に代えて、リム部4の内周部に一枚の円板を取り付けるとともに、前記円板を車軸に取り付ける構造としてもよい。この構造は、スポーク6及びハブ7の機能を、前記円板が実現する。
本実施形態において、ホイール3は、気体が充填される気体保持空間8を内部に有する。本実施形態において、ホイール3は、スポーク6の内部に気体保持空間8を有する。すなわち、スポーク6は中空である。中空のスポーク6は、例えば、ホイール3を鋳造する際に、スポークとなる部分に中子を設けることで製造することができる。ホイール3が上述した円板を有する場合、前記円板が気体保持空間8を有する。
タイヤ/ホイール組立体1は、圧力調整器10を有する。本実施形態において、圧力調整器10は、ホイール3の、スポーク6とリム部4との接続部に配置される。圧力調整器10は、タイヤ内空間2ISと、気体保持空間8との間に、気体透過材料を有して配置される。圧力調整器10の構造は後述する。タイヤ/ホイール組立体1は、弁装置9を有する。弁装置9は、ホイール3に設けられる。弁装置9は、逆止弁であって、ホイール3の外部から気体保持空間8への気体の移動を許容する。弁装置9を介して、気体保持空間8及びタイヤ内空間2ISへ気体が供給される。
タイヤ/ホイール組立体1は、気体保持空間8にタイヤ内空間2ISよりも高い圧力で気体が充填される。タイヤ内空間2IS内の気体がタイヤ2の外部に漏れて、タイヤ内空間2IS内に存在する気体の圧力が低下した場合、圧力調整器10は、気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへ適切な量の気体を移動させる。圧力調整器10によって、タイヤ/ホイール組立体1は、タイヤ内空間2IS内の圧力を適正な大きさに保つことができる。次に、圧力調整器10についてより詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る圧力調整器を示す断面図である。圧力調整器10は、ホイール3(より具体的には、ホイール3のスポーク6)が有する気体通路3Cに設けられる。気体通路3Cは、タイヤ内空間2ISと、気体保持空間8とを連通する通路である。圧力調整器10は、気体透過材料14を有する。気体透過材料14は、タイヤ内空間2ISと、気体保持空間8との間に配置されるものであり、本実施形態では、圧力調整器10によって保持される。このような構造により、気体透過材料14は、圧力調整器10を介してホイール3の気体通路3C内に支持される。
気体透過材料14は、ゴムと樹脂との少なくとも一つを含む高分子材料で製造される。すなわち、気体透過材料14は、ゴム単体又は樹脂単体又はゴムと樹脂との複合材料であることが好ましい。気体透過材料14にゴムを用いる場合、気体の透過率が低いブチルゴムやイソブチルスチレンゴムを用いることが好ましい。また、異なる種類のゴムを混合して気体透過材料14としてもよい。気体透過材料14に樹脂を用いる場合、低気体透過率の樹脂、例えば、ポリアミド、EVOH(エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂)等を用いることが好ましい。また、ゴムの母材中に、低気体透過率の樹脂を複合させた複合材料を気体透過材料14として用いてもよい。さらに、樹脂の母材中にゴム(例えば、ブチルゴム)を混入させてもよい。このような、ゴムと樹脂との複合材料を用いれば、母材に対するゴムや樹脂の分散比率や大きさ等を調整することによって、気体透過材料14の気体透過率を比較的容易に調整できるので好ましい。
圧力調整器10は、外筒11と、外筒11の内側に配置される内筒12とで、気体透過材料14を挟持する。外筒11及び内筒12は、いずれも円筒形状の構造体である。内筒12は、気体が通過するための通路(気体通路)12Cが、一方の端部から他方の端部に貫通している。内筒12の外周部には雄ネジ12Sが設けられており、外筒11の内周部には、雄ネジ12Sに対応する雌ネジ11Sが設けられる。気体透過材料14を外筒11の内部に配置した上で、外筒11に内筒12をねじ込むことにより、外筒11の内側端部と内筒12の端面とは、気体透過材料14に接触する。このような構造により、圧力調整器10は、外筒11と内筒12とで、気体透過材料14を挟持する。
本実施形態において、圧力調整器10は、内筒12と気体透過材料14との間に、密封用ワッシャ13を有している。密封用ワッシャ13により、内筒11と気体透過材料14との間を通って、気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへ気体が過剰に移動することを回避することができる。このような構造により、気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへの気体の移動量は適正に制御される。このため、圧力調整器10は、密封用ワッシャ13を有することが好ましい。
本実施形態において、圧力調整器10は、外筒11と気体透過材料14との間に、保護部材15を有する。本実施形態において、気体保持空間8の圧力は、タイヤ内空間2ISの圧力よりも高い。例えば、気体保持空間8の圧力は、タイヤ内空間2ISの圧力の3倍から10倍になる。このため、気体保持空間8とタイヤ内空間2ISとの圧力差により、気体透過材料14が変形したり、圧力調整器10から脱落したりするおそれがある。保護部材15は、気体透過材料14の変形を抑制するとともに、気体透過材料14が圧力調整器10から脱落することを回避するために設けられる。一方、保護部材15は、気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへの気体の通路に配置されるので、気体を透過させる能力も必要である。
このため、保護部材15は、多孔質材料で製造される。また、保護部材15は、気体透過材料14の変形を抑制する等の機能が必要であるので、ある程度の強度が必要である。このため、保護部材15は、多孔質で気体透過能力を有するセラミックスや、金属製の多孔板等を用いることが好ましい。保護部材15により、圧力調整器10は、気体透過材料14の変形を抑制するとともに、気体透過材料14が圧力調整器10から脱落することを回避できるので、気体透過材料14により、適切な量の気体を気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへ移動させることができる。
タイヤ内空間2ISに存在する気体の圧力が低下した場合、気体保持空間8内の気体は、圧力調整器10の気体入口10iから気体通路12Cを通り、気体透過材料14及び保護部材15を通過した後、気体出口10eからタイヤ内空間2ISに移動する。気体保持空間8及び圧力調整器10により、タイヤ/ホイール組立体1は、長期にわたって気体を補充しなくても、タイヤ内空間2ISに存在する気体の圧力低下を抑制できる。また、圧力調整器10は、気体透過材料14を気体保持空間8とタイヤ内空間2ISとの間に保持するのみなので、圧力を調整するにあたって動作する部品は存在しない。このため、圧力調整器10は、長期にわたって確実に動作するので、信頼性が極めて高い。その結果、圧力調整器10は、長期間にわたってタイヤ/ホイール組立体1のタイヤ内空間2ISに充填された気体の圧力低下を抑制することができる。
また、タイヤ2の転がり抵抗を低減するためには、タイヤ内空間2ISに充填された気体の圧力を所定の水準以上に維持する必要がある。本実施形態は、気体保持空間8とタイヤ内空間2ISとの間に、圧力調整にあたって可動部を有さない圧力調整器10を設けるので、長期間にわたって前記圧力を所定の水準以上に維持することに有効である。その結果、本実施形態に係るタイヤ/ホイール組立体1は、長期間にわたって低い転がり抵抗を維持して、燃費の低下を抑制できる。
気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへの気体の移動量は、気体透過材料14の気体透過率、気体透過材料14の厚みT、気体保持空間8側における気体透過材料14の開口面積(有効面積)Sによって調整することができる。圧力調整器10の寸法及び精度、並びに質量等を考慮すると、気体透過材料14の厚みTは、0.1mm以上5mm以下とすることが好ましい。また、気体透過材料14の有効面積Sは、1mm以上100mm以下とすることが好ましい。
パラメータKは、式(1)で表される。Rtはタイヤ内空間2ISに充填された気体の一ヶ月間における圧力低下率(タイヤ圧力低下率)、Rwは気体保持空間8に充填された気体の一ヶ月間における圧力低下率(ホイール圧力低下率)、Ptはタイヤ内空間2ISに充填された気体の初期圧力(タイヤ初期圧力)、Pwは気体保持空間8に充填された気体の初期圧力(ホイール初期圧力)、Vtはタイヤ内空間2ISの体積、Vwは気体保持空間8の体積である。初期圧力は、タイヤ内空間2IS及び気体保持空間8に気体を充填した時点における圧力である。圧力低下率の起算点は、タイヤ内空間2IS及び気体保持空間8に気体を充填した時点であり、前記起算点におけるタイヤ内空間2IS内の圧力及び気体保持空間8内の圧力が、それぞれタイヤ初期圧力Pt及びホイール初期圧力Pwに相当する。タイヤ圧力低下率Rtは、Rt=ΔPt/(Pt−Po)によって算出される。ΔPtは、タイヤ2に気体を充填した後、一ヶ月間放置することにともなう、通常リムにおけるタイヤ内空間2IS内の圧力の減少量である。Poは、タイヤ2が使用される外界の気圧である。ホイール圧力低下率Rwは、Rw=ΔPw/(Pw−Pt)によって算出される。ΔPwは、タイヤに気体を充填した後、一ヶ月間放置することにともなう、気体保持空間8内の圧力の減少量である。Rwは、タイヤ/ホイール組立体1からタイヤ2を取り外した大気中で気体保持空間8内にPw−Pt+Poの圧力を与え、一ヶ月経過した後において、気体保持空間8内における気体の圧力減少を測定することで得られる。
K=(Rw/Rt)/{(Pt−Po)×Vt/((Pw−Pt)×Vw)}・・(1)
体積Vt、Vwは一定であるため、パラメータKは、タイヤ圧力低下率Rt、ホイール圧力低下率Rw、タイヤ初期圧力Pt、ホイール初期圧力Pwが決まれば一定の値に定まる。タイヤ圧力低下率Rtは、タイヤ2の仕様から求めることができる。また、タイヤ初期圧力Pt及びホイール初期圧力Pwは、タイヤ/ホイール組立体1の仕様から決定される。本実施形態においては、パラメータKが0.6以上1.3以下になるように、ホイール圧力低下率Rwを定めることが好ましい。式(1)をホイール圧力低下率Rwについて解くと、式(2)に示すようになる。
Rw=K×Rt×{(Pt−Po)×Vt/((Pw−Pt)×Vw)}・・(2)
ホイール圧力低下率Rwは、気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへの気体の移動量によって決定される。したがって、パラメータKが0.6以上1.3以下になるように、気体透過材料14の気体透過率と、厚みTと、有効面積Sとの少なくとも一つを調整する。例えば、パラメータKを前記範囲のある値に決定し、タイヤ圧力低下率Rt、タイヤ初期圧力Pt、ホイール初期圧力Pwの値を式(2)に与えれば、ホイール圧力低下率Rwを求めることができる。そして、得られたホイール圧力低下率Rwとなるように、気体透過材料14の気体透過率と、厚みTと、有効面積Sとの少なくとも一つを調整する。パラメータKが前記範囲であれば、タイヤ内空間2ISへ気体を十分に補充できるとともに、タイヤ内空間2IS内に充填された気体の圧力が過度に上昇することを抑制できる。その結果、タイヤ2の特性変化を長期にわたって抑制できるので好ましい。
気体保持空間8の体積Vwは、タイヤ内空間2ISの体積Vtの1/30以上1/4以下であることが好ましい。この範囲であれば、気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへ十分に気体を補充できる。このため、タイヤ/ホイール組立体1が走行している間又は保管されている間に、タイヤ内空間2ISに充填された気体が外部に漏れても、これを十分に補うことができる。その結果、タイヤ内空間2ISに充填された気体の圧力を、長期にわたって所定の大きさに維持できる。また、上記範囲であれば、気体保持空間8を過度に大きくする必要はないので、限られたスペースのホイール3に気体保持空間8を設ける際には好ましい。
気体保持空間8に充填された気体の圧力Pwは、Ptの2倍以上であることが好ましい。Pwが小さすぎると、気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへ気体を十分に供給できないが、Pwを2×Pt以上とすることにより、気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへ、確実に気体を供給できる。
図3は、本実施形態に係るタイヤ/ホイール組立体に、リリーフ弁を設けた例を示す拡大図である。図1に示すタイヤ/ホイール組立体1が有するホイール3は、図3に示すように、リリーフ弁20を有していてもよい。リリーフ弁20は、タイヤ内空間2ISに充填された気体の圧力の大きさが所定の閾値を超えた場合に、タイヤ内空間2ISの気体をタイヤ内空間2ISの外部へ放出させるものである。タイヤ内空間2ISの圧力が過度に上昇した場合、タイヤ内空間2ISの気体はリリーフ弁20を通って外部へ放出されるので、タイヤ内空間2ISの圧力を適正に保つことができる。
図3に示すように、リリーフ弁20は、リム部4が有する連通孔4Hに取り付けられる。連通孔4Hは、タイヤ内空間2ISと外部とを連通する孔である。リリーフ弁20は、筒状の筐体21と、ストッパ22と、球状弁体23と、コイルスプリング24とを有する。筐体21の開口部21hは、タイヤ内空間2ISに開口している。開口部21hの反対側には、ストッパ22が取り付けられる。ストッパ22は気体通過孔22hを有している。筐体21の内部21Cには、球状弁体23及びコイルスプリング24が配置される。コイルスプリング24は、線間に隙間を有しており、圧縮及び引っ張りの両方に対抗する力を発生する。
開口部21hは円形形状であり、球状弁体23の直径よりも開口部21hの直径の方が小さい。球状弁体23とストッパ22との間にコイルスプリング24が配置される。コイルスプリング24は、ストッパ22が筐体に取り付けられると、筐体21の内部21Cでは圧縮される。このため、コイルスプリング24は、球状弁体23を開口部21hへ押し付ける。タイヤ内空間2ISに充填された気体の圧力が上昇すると、前記気体が球状弁体23を開口部21hから離す力が大きくなる。前記気体の圧力がさらに上昇し、球状弁体23を開口部21hから離す力が、球状弁体23をコイルスプリング24が開口部21hに押し付ける力よりも大きくなると、球状弁体23が開口部21hから離れる(リリーフ弁開)。すると、球状弁体23と開口部21hとの隙間から、タイヤ内空間2ISに充填された気体が放出される。その結果、タイヤ内空間2ISの圧力が低下する。そして、コイルスプリング24が球状弁体23を開口部21hへ押し付ける力が大きくなると、開口部21hは球状弁体23によって閉じられる(リリーフ弁閉)。リリーフ弁20が開弁する圧力は、コイルスプリング24のばね定数によって設定できる。
(評価例)
本実施形態に係るタイヤ/ホイール組立体1を製造し、転がり抵抗、燃費、偏摩耗について評価した。比較対象として、従来例1、2を同様に評価した。結果を表1に示す。従来例1は、上述した圧力調整器10及び気体保持空間8を有さないタイヤ/ホイール組立体である。タイヤ/ホイール組立体は、215/50R17のタイヤを17×7Jのホイールに装着したものである。評価例1〜5は、上述した圧力調整器10及び気体保持空間8を有している。比較例は、上述した圧力調整器10及び気体保持空間8を有しているが、Vw/Vtの値が異なる。従来例2は、特許文献1に記載されたものである。
評価開始時におけるタイヤ圧力(本実施形態の評価例1〜5においてはタイヤ初期圧力Ptに相当)を230kPa、Poを大気圧(98kPa)として、排気量2000ccの車両に装着し、規定の走行条件で走行し、初期(評価開始時)、六ヶ月後、一年後における転がり抵抗、初期の10−15燃費、一年後の偏摩耗を測定した。一年後の偏摩耗は、一年間、気体の再充填をしないで評価した。一年後の偏摩耗は、タイヤのショルダー部における摩耗量とセンター部における摩耗量との差を測定し、従来例1を100として評価した。転がり抵抗は、従来例1の初期の転がり抵抗を100とした相対値で評価した。初期の10−15燃費は、従来例1の値を100とした相対値で評価した。転がり抵抗、10−15燃費、偏摩耗は、いずれも指数の値が大きいほど優れている。ホイール質量は、従来例1を100とした相対評価であり、指数の値が大きいほどホイールの質量は大きい。表1中のタイヤ圧力低下率Rtは、表1中のK値に基づいて製作された圧力調整装置10用いたときのものである。タイヤ圧力低下率Rtrは、本実施形態に係るタイヤ/ホイール組立体1を所定の期間走行又は放置した後の圧力変化率を表すもので、Rtr=ΔPtr/(Pt−Po)によって算出される。ΔPtrは、本実施形態に係るタイヤ/ホイール組立体1を所定の期間走行又は放置した後の圧力変化を表し実測値である。従来例2は、通常リムにタイヤを装着した場合における一ヶ月経過後のタイヤ圧力低下率Rtであり、ΔPt/(Pt−Po)=6%になる。
Figure 0005636771
本実施形態に係るタイヤ/ホイール組立体1は、従来例1、2と比較すると、初期から一年経過後における転がり抵抗及び一年後の偏摩耗は、いずれの評価例でも優れている(小さい)ことが分かる。比較例は、一年後の転がり抵抗が従来例2と同等であるが、これは、Vw/Vtが小さいため、長期間が経過すると、タイヤ内空間2ISへの気体の補充が不十分になる傾向があるからである。このように、本実施形態は、気体保持空間8からタイヤ内空間2ISへ気体を補充できるので、タイヤの内部に充填される気体の圧力低下を抑制できる。このため、本実施形態は、従来例と比較して、転がり抵抗の上昇(指数は低くなる)及び偏摩耗を抑制できる。その結果、本実施形態は、タイヤへの気体の補充を長期間しない場合であっても、燃費の悪化やタイヤの偏摩耗を従来よりも抑制できる。また、本実施形態は、従来のホイールに気体保持空間8を設け、かつ圧力調整器10を追加するのみなので、タイヤ/ホイール組立体1の質量は、従来と比較してほとんど増加しない。このため、本実施形態に係る評価例1から5は、ばね下質量の増加を最小限に抑えることができるので、表1に示すように、初期の10−15燃費は従来例と同じ値である。また、本実施形態は、タイヤ/ホイール組立体1の質量がほとんど増加しないため、乗り心地や加速性能等は従来例と同等である。
以上のように、本発明に係るタイヤ/ホイール組立体は、空気入りタイヤの内部に充填される気体の圧力低下を抑制することに有用である。
1 タイヤ/ホイール組立体
2 タイヤ
2B ビード部
2IS タイヤ内空間
3 ホイール
3C 気体通路
4 リム部
4H 連通孔
5B タイヤ嵌合部
6 スポーク
7 ハブ
8 気体保持空間
9 弁装置
10 圧力調整器
10 圧力調整器
10e 気体出口
10i 気体入口
14 気体透過材料
15 保護部材
20 リリーフ弁
22 ストッパ
23 球状弁体
24 コイルスプリング

Claims (13)

  1. タイヤと、
    前記タイヤが取り付けられ、かつ内部に気体が充填される気体保持空間を有するホイールと、
    前記タイヤと前記ホイールとで囲まれるタイヤ内空間と、前記気体保持空間との間に、気体透過材料を有して配置される圧力調整器と、
    前記ホイールに設けられて、前記ホイールの外部から前記気体保持空間への気体の移動を許容する弁装置と、
    を含むことを特徴とするタイヤ/ホイール組立体。
  2. 前記気体透過材料は、ゴムと樹脂との少なくとも一つを含む高分子材料である請求項1に記載のタイヤ/ホイール組立体。
  3. 前記気体保持空間に充填された気体の圧力は、前記タイヤ内空間に充填された気体の圧力の2倍以上である請求項1又は2に記載のタイヤ/ホイール組立体。
  4. 前記気体保持空間の体積は、前記タイヤ内空間の体積の1/30以上1/4以下である請求項1から3のいずれか1項に記載のタイヤ/ホイール組立体。
  5. 前記タイヤ内空間に充填された気体の一ヶ月間における圧力低下率をRt、前記気体保持空間に充填された気体の一ヶ月間における圧力低下率をRwとしたとき、パラメータKが0.6以上1.3以下である請求項1から4のいずれか1項に記載のタイヤ/ホイール組立体。
    K=(Rw/Rt)/{(Pt−Po)×Vt/((Pw−Pt)×Vw)}
    Ptは前記タイヤ内空間に充填された気体の初期圧力、Poは前記タイヤが使用される外界の気圧、Pwは前記気体保持空間に充填された気体の初期圧力、Vtは前記タイヤ内空間の体積、Vwは前記気体保持空間の体積。
  6. 前記ホイールは、前記タイヤ内空間に充填された気体の圧力の大きさが所定の閾値を超えた場合に、前記タイヤ内空間の気体を前記タイヤ内空間の外部へ放出させるリリーフ弁を有する請求項1から5のいずれか1項に記載のタイヤ/ホイール組立体。
  7. タイヤが取り付けられるリム部と、
    気体が充填される気体保持空間と、
    前記リム部の前記タイヤが取り付けられる側と、前記気体保持空間との間に、気体透過材料を有して配置される圧力調整器と、
    前記ホイールの外部から前記気体保持空間への気体の移動を許容する弁装置と、
    を含むことを特徴とするホイール。
  8. 前記気体透過材料は、ゴムと樹脂との少なくとも一つを含む請求項7に記載のホイール。
  9. 前記気体保持空間の体積は、前記リム部に前記タイヤが取り付けられた場合において前記タイヤと前記リム部とで囲まれるタイヤ内空間の体積の1/30以上1/4以下である請求項8に記載のホイール。
  10. 前記タイヤ内空間に充填された気体の圧力の大きさが所定の閾値を超えた場合に、前記タイヤ内空間の気体を前記タイヤ内空間の外部へ放出させるリリーフ弁を有する請求項9に記載のホイール。
  11. タイヤとホイールとで囲まれるタイヤ内空間と、前記ホイール内に設けられて気体が充填される気体保持空間との間に配置される気体透過材料と、
    前記気体透過材料を保持し、かつ前記ホイールに支持させるための支持体と、
    を含むことを特徴とする圧力調整器。
  12. 前記気体透過材料は、ゴムと樹脂との少なくとも一つを含む請求項11に記載の圧力調整器。
  13. 前記支持体は、前記気体透過材料よりも前記タイヤ内空間側に配置される多孔質材料の保護部材を支持する請求項11又は12に記載の圧力調整器。
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