JP5633862B2 - 自動水栓 - Google Patents
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Description
この類の自動水栓は、センサが物体を検知している期間だけ吐水をするので、手洗い行為においては、わざわざ吐水レバーや吐水スイッチを操作する必要がなく、使い勝手がよいとされてきた。
より具体的には、食器洗い行為については、手や食器が頻繁にセンサの検知領域を出入りするので吐水と止水を頻繁に繰り返してしまっていた。
洗顔行為についても、水を手ですくって顔をすすいでいるときなどは、手が頻繁にセンサの検知領域を出入りするので吐水と止水を頻繁に繰り返してしまっていた。
使用者によっては、これらの行為中は連続的に吐水していた方がむしろ使い勝手がよいとされることがあった。
こうすることで、連続吐水が可能な自動水栓を提供することができるとしていた。
特許文献1記載の自動水栓では、連続吐水が一定の時間で終了するため、使用者によっては連続吐水時間が短すぎるといった使い勝手の悪さが残っていた。
また、特許文献2記載の自動水栓では、タイマ手段をリセットさせるためにリセット操作部を操作する必要があり、使用者にとっては手間がかかっていた。
このようにして、使用者に余分な操作をさせずに最適時間での連続吐水ができる。
これにより、検知回数に基づいて使用者の使用状況がより詳細に把握できるので、より最適な延長時間が設定できる。
これにより、検知時刻に基づいて使用者の使用状況がより詳細に把握できるので、より最適な延長時間が設定できる。
これにより、検知間隔時間に基づいて使用者の使用状況がより詳細に把握できるので、より最適な延長時間が設定できる。
これにより、1度の連続吐水時間の延長では時間が足りないような使用時間が長い行為においては、連続吐水の再延長を可能とすることで、使用中に連続吐水が終了してしまうことがない。
これにより、自動吐水モード中においては不用意な吐水を防止することができ、連続吐水モード中においては使用者の一連行為の中で吐水が不要なタイミングでは一時的に止水することができるので無駄水を防止できる。
これにより、連続吐水モード時における使用者の行為をより広範囲に検知することができるので、より確実に連続吐水時間の延長をすることが可能となる。
これにより、連続吐水モード時における使用者の行為をより広範囲に検知することができるので、より確実に連続吐水時間の延長をすることが可能となる。
まずは、図1、図2、図3を参照しつつ、第1の実施形態による自動水栓の基本構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる自動水栓を例示する模式図である。
図2は、第1の実施形態にかかる自動水栓を例示するブロック図である。
図3は、第1の実施形態にかかる操作パネルを例示する模式図である。
なお、本実施形態の自動水栓2は、洗面台1以外にも、例えばキッチンといった、吐水が必要な場所に設置することができる。
なお、物体検知センサ8は、例えば赤外線の投光素子20と受光素子22とを有した反射式積分型センサなどと呼ばれるセンサである。但し、センサの種類はこれに限られるわけではなく、マイクロ波方式センサや超音波式センサや測距式光電センサなどに適宜変更してもよい。
なお、制御部24は、マイクロプロセッサ、メモリ、及びこれらを作動させるプログラム等(以上図示せず)により構成することができる。
モード切替スイッチ51を押す毎に、吐水モードが自動吐水モードと連続吐水モードに交互に切り替わる。
図4は、第1の実施形態にかかる自動水栓の動作を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートは、物体検知センサ8の検出処理と、モード切替スイッチ51による吐水モードの切り替え処理が遅滞なく制御できるように、周期的に繰り返し実行される。
なお、吐水タイマは連続吐水モード中における吐水時間を計測するタイマである。
ステップS115で、延長フラグが1にセットされていなかった場合(S115のNO)、ステップS117へ進む。
ステップS116で、吐水タイマが15分を経過していなかった場合(S116のNO)、そのままスタートへ戻る。
つまり、連続吐水モード中に物体を検知したということは、吐水口30近傍で使用者が何かしらの行為をしている最中ということであり、その場合は、連続吐水時間を延長することで、その行為中に連続吐水が終了してしまうのを防止することができる。
洗顔行為中においては、顔をすすいでいるときに吐水口30近傍に出し入れされる手を検知することで連続吐水時間を延長するので、洗顔行為中に連続吐水が終了することがなくなる。
このようにして、使用者に余分な操作をさせずに最適時間での連続吐水ができる。
ここからは、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態による自動水栓2の基本構成については、図1の模式図、図2のブロック図、図3の模式図を参照しつつ説明した内容と同様でよいため、その説明は省略する。
ステップS102で、現在の吐水モードが連続吐水モードであれば、現在吐水中か否かを判定する(S200)。止水状態である場合(S200のNO)、検知タイマをストップして計測停止し、延長時間を0リセットし、電磁弁26を開駆動して吐水開始し、吐水タイマを0から計測開始してから(S201)、ステップS202へと進む。既に吐水状態となっていた場合(S200のYES)、そのままステップS202へと進む。
ステップS209で、吐水タイマが10分と延長時間を合計した時間を経過していなかった場合(S209のNO)、そのままスタートへ戻る。
更に、本実施形態では、延長時間の設定について、物体を検知していた期間をそのまま延長時間に設定しているが、設定方法はこれに限られることなく、検知期間に対して演算処理を行って、適宜変更してもよい。例えば、検知期間を2倍した値を延長時間にしたり、検知期間を半分にした値を延長時間としてもよい。
つまり、検知期間に基づいて使用者の使用状況がより詳細に把握できるので、より最適な延長時間が設定できる。
ここからは、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態による自動水栓2の基本構成については、図1の模式図、図2のブロック図、図3の模式図を参照しつつ説明した内容と同様でよいため、その説明は省略する。
ステップS102で、現在の吐水モードが連続吐水モードであれば、現在吐水中か否かを判定する(S300)。止水状態である場合(S300のNO)、検知継続フラグを0クリアし、検知回数を0リセットし、延長時間を0リセットし、電磁弁26を開駆動して吐水開始し、吐水タイマを0から計測開始してから(S301)、ステップS302へと進む。既に吐水状態となっていた場合(S300のYES)、そのままステップS302へと進む。
ステップS302では、物体検知センサ8を駆動させる。そして、物体検知センサ8が物体を検知した場合(S303のYES)、検知継続フラグが1にセットされているか否かをチェックする(S304)。1にセットされていなければ(S304のNO)、検知継続フラグを1にセットして(S305)、検知回数を1回加算して(S306)、検知回数の値を新たな延長時間として分単位で設定して(S307)、ステップS309へと進む。検知継続フラグが1にセットされていた場合(S304のYES)、そのままステップS309へと進む。
ステップS303で、物体検知センサ8が物体を検知しなかった場合(S303のNO)、検知継続フラグを0クリアして(S308)、ステップS309へと進む。
更に、本実施形態では、延長時間の設定について、物体を検知した回数をそのまま延長時間として分単位で設定しているが、設定方法はこれに限られることなく、検知回数に対して演算処理を行って、適宜変更してもよい。例えば、検知回数を2倍した値を延長時間として分単位で設定したり、検知回数を半分にした値を延長時間として分単位で設定してもよい。
つまり、検知回数に基づいて使用者の使用状況がより詳細に把握できるので、より最適な延長時間が設定できる。
ここからは、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態による自動水栓2の基本構成については、図1の模式図、図2のブロック図、図3の模式図を参照しつつ説明した内容と同様でよいため、その説明は省略する。
ステップS102で、現在の吐水モードが連続吐水モードであれば、現在吐水中か否かを判定する(S400)。止水状態である場合(S400のNO)、延長時間を0リセットし、電磁弁26を開駆動して吐水開始し、吐水タイマを0から計測開始してから(S401)、ステップS402へと進む。既に吐水状態となっていた場合(S400のYES)、そのままステップS402へと進む。
なお、吐水タイマは連続吐水モード中における吐水時間を計測するタイマであり、延長時間は吐水時間を延長する長さを設定する時間である。
ステップS405では、吐水タイマが10分と延長時間を合計した時間を経過したか否かをチェックし、その時間を経過していれば(S405のYES)、物体検知センサ8が物体を検知していたか否かをチェックし(S406)、物体を検知していなかった場合(S406のNO)、延長時間の0リセットと、電磁弁26の閉駆動による止水と、吐水タイマをストップして吐水時間の計測停止と、吐水モードを自動吐水モードに切り替える処理を行って、スタートへ戻る(S407)。物体検知センサ8が物体を検知していた場合(S406のYES)、そのままスタートへ戻る。
ステップS405で、吐水タイマが10分と延長時間を合計した時間を経過していなかった場合(S405のNO)、そのままスタートへ戻る。
モード切替スイッチ51の操作によって、吐水モードが連続吐水モードに切り替えられると、電磁弁26を開駆動して連続吐水を開始する(時刻T40)。この連続吐水は所定時間である10分を経過すると止水するが、この10分の間に物体検知センサ8が物体を検知すると(時刻T41から時刻T42)、連続吐水は10分を経過しても終了せずに(時刻T43)、延長時間として5分が追加され、連続吐水時間を延長する。延長時間は、物体検知センサ8が物体を検知した時刻に基づいて設定されており、本実施形態では、吐水開始(時刻T40)を起点として物体を検知していた最後の時刻(時刻T42)をそのまま延長時間として設定している。
更に、本実施形態では、延長時間の設定について、最後に物体を検知した時刻をそのまま延長時間として設定しているが、設定方法はこれに限られることなく、検知時刻に対して演算処理を行って、適宜変更してもよい。例えば、検知時刻を2倍した値を延長時間にしたり、検知時刻を半分にした値を延長時間としてもよい。また、最後に物体を検知した時刻(時刻T42)ではなく、最初に物体を検知した時刻(時刻T41)を基準にして設定してもよい。
つまり、検知時刻に基づいて使用者の使用状況がより詳細に把握できるので、より最適な延長時間が設定できる。
ここからは、第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態による自動水栓2の基本構成については、図1の模式図、図2のブロック図、図3の模式図を参照しつつ説明した内容と同様でよいため、その説明は省略する。
ステップS102で、現在の吐水モードが連続吐水モードであれば、現在吐水中か否かを判定する(S500)。止水状態である場合(S500のNO)、検知間隔タイマをストップして計測停止し、現在の検知間隔タイマの値を0リセットし、検知継続フラグを0クリアし、延長時間を0リセットし、電磁弁26を開駆動して吐水開始し、吐水タイマを0から計測開始してから(S501)、ステップS502へと進む。既に吐水状態となっていた場合(S500のYES)、そのままステップS502へと進む。
ステップS502では、物体検知センサ8を駆動させる。そして、物体検知センサ8が物体を検知した場合(S503のYES)、検知継続フラグが1にセットされているか否かをチェックする(S504)。1にセットされていなければ(S504のNO)、検知継続フラグを1にセットして(S505)、現在の検知間隔タイマの値を新たな延長時間として設定して(S506)、検知間隔タイマを0から計測開始して(S507)、ステップS509へと進む。検知継続フラグが1にセットされていた場合(S504のYES)、そのままステップS509へと進む。
ステップS509では、吐水タイマが10分と延長時間を合計した時間を経過したか否かをチェックし、その時間を経過していれば(S509のYES)、物体検知センサ8が物体を検知していたか否かをチェックし(S510)、物体を検知していなかった場合(S510のNO)、検知間隔タイマのストップと、検知間隔タイマ値の0リセットと、検知継続フラグの0クリアと、延長時間の0リセットと、電磁弁26の閉駆動による止水と、吐水タイマをストップして吐水時間の計測停止と、吐水モードを自動吐水モードに切り替える処理を行って、スタートへ戻る(S511)。物体検知センサ8が物体を検知していた場合(S510のYES)、そのままスタートへ戻る。
ステップS509で、吐水タイマが10分と延長時間を合計した時間を経過していなかった場合(S509のNO)、そのままスタートへ戻る。
そして、時刻T50からの連続吐水時間が15分を経過すると、電磁弁26を閉駆動して止水し、吐水モードを自動吐水モードに切り替える(時刻T56)。
更に、本実施形態では、延長時間の設定について、前回物体を検知開始した時刻(時刻T51)から今回物体を検知開始した時刻(時刻T53)までの間隔時間をそのまま延長時間として設定しているが、設定方法はこれに限られることなく、間隔時間に対して演算処理を行って、適宜変更してもよい。例えば、間隔時間を2倍した値を延長時間にしたり、間隔時間を半分にした値を延長時間としてもよい。また、物体を検知開始した時刻(時刻T51と時刻T53)ではなく、物体を検知終了した時刻(時刻T52と時刻T54)の間隔時間に基づいて設定してもよい。
つまり、検知間隔時間に基づいて使用者の使用状況がより詳細に把握できるので、より最適な延長時間が設定できる。
ここからは、第6の実施形態について説明する。
第6の実施形態による自動水栓2の基本構成については、図1の模式図、図2のブロック図、図3の模式図を参照しつつ説明した内容と同様でよいため、その説明は省略する。
本実施形態では、ステップS102の吐水モード判定で、連続吐水モードと判定した以降の処理が図4とは異なるため、図14ではその部分のフローチャートを示している。
ステップS102で、現在の吐水モードが連続吐水モードであれば、現在吐水中か否かを判定する(S600)。止水状態である場合(S600のNO)、延長フラグを0クリアし、再延長フラグを0クリアし、電磁弁26を開駆動して吐水開始し、吐水タイマを0から計測開始してから(S601)、ステップS602へと進む。既に吐水状態となっていた場合(S600のYES)、そのままステップS602へと進む。
なお、吐水タイマは連続吐水モード中における吐水時間を計測するタイマである。
ステップS605では、吐水タイマが10分を経過したか否かをチェックし、その時間を経過していれば(S605のYES)、延長フラグが1にセットされているか否かをチェックする(S606)。延長フラグが1にセットされていれば(S606のYES)、物体検知センサ8が物体を検知していたか否かをチェックし(S607)、物体を検知していた場合(S607のYES)、再延長フラグを1にセットして(S608)、ステップS609へと進む。物体検知センサ8が物体を検知していなかった場合(S607のNO)、そのままステップS609へと進む。
ステップS606で、延長フラグが1にセットされていなければ(S606のNO)、ステップS612へと進む。
ステップS609で、吐水タイマが15分を経過していなかった場合(S609のNO)、そのままスタートへ戻る。
ステップS610で、再延長フラグが1にセットされていなかった場合(S610のNO)、ステップS612へと進む。
ステップS611で、吐水タイマが20分を経過していなかった場合(S611のNO)、そのままスタートへ戻る。
モード切替スイッチ51の操作によって、吐水モードが連続吐水モードに切り替えられると、電磁弁26を開駆動して連続吐水を開始する(時刻T60)。この連続吐水は所定時間である10分を経過すると止水するが、この10分の間に物体検知センサ8が物体を検知すると(時刻T61から時刻T62)、連続吐水は10分を経過しても終了せずに(時刻T63)、延長時間として5分が追加され、連続吐水時間を延長する。
そして、時刻T60からの連続吐水時間が20分を経過すると、電磁弁26を閉駆動して止水し、吐水モードを自動吐水モードに切り替える(時刻T67)。
つまり、1度の連続吐水時間の延長では時間が足りないような使用時間が長い行為においては、連続吐水の再延長を可能とすることで、使用中に連続吐水が終了してしまうことがない。
ここからは、第7の実施形態について説明する。
図16は、第7の実施形態にかかる操作パネルを例示する模式図である。
図17は、第7の実施形態にかかる自動水栓を例示するブロック図である。
連続吐水スイッチ61は、連続吐水モード中における吐止水動作ができ、手動でスイッチを押す毎に、吐水口30からの吐水と止水が繰り返される。より具体的には、スイッチを押す毎に、電磁弁26の開閉駆動を繰り返す。
つまり、自動吐水モードで吐水中の場合、吐止水レバー60を開けていれば吐水口30からの吐水状態を継続し、吐止水レバー60を閉めると強制的に止水状態にできる。自動吐水モードで止水中の場合、吐止水レバー60を開けていても閉めていても止水状態を継続する。
また、連続吐水モードの場合、吐止水レバー60を開けていれば吐水口30からの吐水状態を継続し、吐止水レバー60を閉めると強制的に止水状態にできる。
連続吐水モード中においては、食器洗い行為の中で食器をスポンジで洗っているときや、洗顔行為の中で洗顔料を顔につけているときは、吐止水レバー60を閉めておくか連続吐水スイッチ61を操作することで、一時的に止水することができる。
つまり、自動吐水モード中においては不用意な吐水を防止することができ、連続吐水モード中においては使用者の一連行為の中で吐水が不要なタイミングでは一時的に止水することができるので無駄水を防止できる。
ここからは、第8の実施形態について説明する。
第8の実施形態による自動水栓2の基本構成については、図1の模式図、図2のブロック図、図3の模式図を参照しつつ説明した内容と同様でよいため、その説明は省略する。
図18(a)は、自動吐水モード時における、物体検知センサ8の検知領域12を示しており、図18(b)は、連続吐水モード時における、物体検知センサ8の検知領域62を示している。連続吐水モード時における検知領域62は、自動吐水モード時における検知領域12よりも広くなっている。
つまり、連続吐水モード時における使用者の行為をより広範囲に検知することができるので、より確実に連続吐水時間の延長をすることが可能となる。
ここからは、第9の実施形態について説明する。
図19は、第9の実施形態にかかる自動水栓を例示する模式図である。
第9の実施形態にかかる自動水栓2は、もう1つの物体検知センサ6が追加されている点で第1の実施形態と異なる。その他の構成については、図1の模式図、図2のブロック図、図3の模式図を参照しつつ説明した内容と同様でよいため、その説明は省略する。
2つの物体検知センサは、水栓本体4を両側から挟み込むようにして所定間隔をおいて配置されている。1つの物体検知センサ8は第1の実施形態で説明したように検知領域12を有しており、もう1つの物体検知センサ6も同様に検知領域10を有している。これら2つの検知領域は、吐水口30の吐水方向において重なり合い、重複検知領域14を構成している。
また、重複検知領域14の水平方向外側には、2つの検知領域が重複せず、物体検知センサ6のみが物体を検知する第1単独検知領域15aと、物体検知センサ8のみが人体を検知する第2単独検知領域15bとが形成されている。
なお、本実施形態では、物体検知センサの数を2つとしているが、数は2つに限らず、それ以上の数であってもよい。
つまり、連続吐水モード時における使用者の行為をより広範囲に検知することができるので、より確実に連続吐水時間の延長をすることが可能となる。
例えば、自動水栓2などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや各物体検知センサ、各スイッチの設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
例えば、第2の実施形態と第7の実施形態を組み合わせた制御も本発明の特徴から容易に発明可能である。
2…自動水栓
4…水栓本体
6…物体検知センサ
8…物体検知センサ
10…検知領域
12…検知領域
14…重複検知領域
15a…単独検知領域
15b…単独検知領域
20…投光素子
22…受光素子
24…制御部
26…電磁弁
28…給水源
30…吐水口
43…ボウル部
50…操作パネル
51…モード切替スイッチ(モード切替操作部)
52…給水ホース
53…給水ホース
54…配線
55…配線
56…配線
57…延長手段
60…吐止水レバー(手動吐止水操作部)
61…連続吐水スイッチ(手動吐止水操作部)
62…検知領域
64…配線
Claims (8)
- 給水された水を吐出する吐水口と、
前記吐水口近傍の物体の有無を検知する物体検知センサと、
前記物体検知センサによる検知状況に基づいて前記吐水口から吐止水可能な自動吐水モードと、前記物体検知センサの検知状況に関係なく前記吐水口から吐止水可能な連続吐水モードと、を切り替え可能なモード切替操作部と、
前記モード切替操作部によって設定された吐水モードと前記物体検知センサの検知状況とに基づいて、前記吐水口からの吐止水動作を制御する制御部と、を備えた自動水栓において、
前記制御部は、前記モード切替操作部によって前記自動吐水モードから前記連続吐水モードに切り替えられた時点から所定時間を経過すると前記自動吐水モードに復帰させると共に、前記連続吐水モード中における前記物体検知センサの検知状況に基づいて前記所定時間を延長する延長手段を備えており、
前記延長手段は、前記物体検知センサが前記連続吐水モード中に前記物体を検知した期間に基づいて前記所定時間の延長時間を設定することを特徴とする自動水栓。 - 給水された水を吐出する吐水口と、
前記吐水口近傍の物体の有無を検知する物体検知センサと、
前記物体検知センサによる検知状況に基づいて前記吐水口から吐止水可能な自動吐水モードと、前記物体検知センサの検知状況に関係なく前記吐水口から吐止水可能な連続吐水モードと、を切り替え可能なモード切替操作部と、
前記モード切替操作部によって設定された吐水モードと前記物体検知センサの検知状況とに基づいて、前記吐水口からの吐止水動作を制御する制御部と、を備えた自動水栓において、
前記制御部は、前記モード切替操作部によって前記自動吐水モードから前記連続吐水モードに切り替えられた時点から所定時間を経過すると前記自動吐水モードに復帰させると共に、前記連続吐水モード中における前記物体検知センサの検知状況に基づいて前記所定時間を延長する延長手段を備えており、
前記延長手段は、前記物体検知センサが前記連続吐水モード中に前記物体を検知した回数に基づいて前記所定時間の延長時間を設定することを特徴とする自動水栓。 - 給水された水を吐出する吐水口と、
前記吐水口近傍の物体の有無を検知する物体検知センサと、
前記物体検知センサによる検知状況に基づいて前記吐水口から吐止水可能な自動吐水モードと、前記物体検知センサの検知状況に関係なく前記吐水口から吐止水可能な連続吐水モードと、を切り替え可能なモード切替操作部と、
前記モード切替操作部によって設定された吐水モードと前記物体検知センサの検知状況とに基づいて、前記吐水口からの吐止水動作を制御する制御部と、を備えた自動水栓において、
前記制御部は、前記モード切替操作部によって前記自動吐水モードから前記連続吐水モードに切り替えられた時点から所定時間を経過すると前記自動吐水モードに復帰させると共に、前記連続吐水モード中における前記物体検知センサの検知状況に基づいて前記所定時間を延長する延長手段を備えており、
前記延長手段は、前記物体検知センサが前記連続吐水モード中に前記物体を検知した時刻に基づいて前記所定時間の延長時間を設定することを特徴とする自動水栓。 - 給水された水を吐出する吐水口と、
前記吐水口近傍の物体の有無を検知する物体検知センサと、
前記物体検知センサによる検知状況に基づいて前記吐水口から吐止水可能な自動吐水モードと、前記物体検知センサの検知状況に関係なく前記吐水口から吐止水可能な連続吐水モードと、を切り替え可能なモード切替操作部と、
前記モード切替操作部によって設定された吐水モードと前記物体検知センサの検知状況とに基づいて、前記吐水口からの吐止水動作を制御する制御部と、を備えた自動水栓において、
前記制御部は、前記モード切替操作部によって前記自動吐水モードから前記連続吐水モードに切り替えられた時点から所定時間を経過すると前記自動吐水モードに復帰させると共に、前記連続吐水モード中における前記物体検知センサの検知状況に基づいて前記所定時間を延長する延長手段を備えており、
前記延長手段は、前記物体検知センサが前記連続吐水モード中に前記物体を検知した間隔時間に基づいて前記所定時間の延長時間を設定することを特徴とする自動水栓。 - 前記延長手段は、前記延長時間の期間中における前記物体検知センサの検知状況に基づいて前記所定時間を更に延長することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の自動水栓。
- 前記自動水栓は、前記吐水口からの吐止水を手動で制御する手動吐止水操作部を更に備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の自動水栓。
- 前記物体検知センサが有する検知領域は、前記自動吐水モード中よりも前記連続吐水モード中のときの方が広いことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の自動水栓。
- 前記自動水栓は、前記物体検知センサを複数備えており、前記延長手段は、前記連続吐水モード中における少なくとも1つ以上の前記物体検知センサの検知状況に基づいて前記所定時間の延長時間を設定することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の自動水栓。
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