JP2016044521A - 自動水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人体検知センサの無駄な電力消費を抑制する。
【解決手段】人体検知センサによって人体を検知して自動的に吐止水制御を行う自動水栓装置が、予め定められた時間帯毎の過去の吐止水制御の回数に応じて、現在の時間帯における人体検知センサの動作周期を、第1周期又は前記第1周期よりも短い周期群のうちいずれか1つの第2周期に設定する周期設定手段と、周期設定手段が動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における人体検知センサの動作周期を、第2周期の設定から、設定された第2周期よりも長く第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの第3周期の設定に変更する周期変更手段と、を備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、自動水栓装置に関する。
従来から、人体検知センサによって人体を検知し、自動的に水栓の吐止水制御を行う自動水栓装置が知られている。
これに関し、特許文献1には、自動水栓装置の消費電力を節約するために、1日を所定の時間枠に分割して各時間枠における過去の使用履歴を学習し、その学習結果により現在の時間枠の人体検知センサの動作周期を設定する自動水栓装置が知られている。
特開2003−278200号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動水栓装置では、学習した時間帯毎の過去の使用回数を基に人体検知センサの動作周期を短くした場合において、自動水栓装置を使用した後に、その時間帯中に自動水栓装置が全く使用されなかった場合でも、センサの動作周期が短くなったままだと、人体検知センサの無駄な電力消費が発生する。例えばある時間帯の過去の使用回数が3回だった場合、その時間帯と同じ現在の時間帯でまだ1回も使用されていない状態で使われる可能性より、3回使用された後に使われる可能性の方が低くなるため、3回使用された後にセンサの動作周期を短くしたままでは無駄な消費となる可能性が高くなる。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、人体検知センサの無駄な電力消費を抑制することができる自動水栓装置を提供することを目的の一つとしている。
本発明の第1態様に係る自動水栓装置は、人体検知センサによって人体を検知して自動的に吐止水制御を行う自動水栓装置であって、予め定められた時間帯毎の過去の吐止水制御の回数に応じて、現在の時間帯における前記人体検知センサの動作周期を、第1周期又は前記第1周期よりも短い周期群のうちいずれか1つの第2周期に設定する周期設定手段と、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第2周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が行われると、前記現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における前記人体検知センサの動作周期を、前記第2周期の設定から、設定された前記第2周期よりも長く前記第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの第3周期の設定に変更する周期変更手段と、を備える自動水栓装置。
この構成において、周期設定手段が予め定められた時間帯毎の過去の吐止水制御の回数(自動水栓装置の使用回数)に応じて現在の時間帯における人体検知センサの動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、現在の時間帯の間に吐止水制御(自動水栓装置の使用)が1回も行われていないときと比べると、現在の時間帯の残りの時間の間に自動水栓装置が使用される可能性は低くなる。このような自動水栓装置の使用される可能性が低くなった状況のときに、この構成では、周期変更手段が、現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における人体検知センサの動作周期を、第2周期の設定から、第2周期よりも長く第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの第3周期の設定に変更することで、人体検知センサの電力消費を抑制することができる。すなわち、第2周期に設定された後自動水栓装置が使用される可能性が低くなった状況になっても、第1周期の設定のときよりも電力消費の高い第2周期の設定を続けるより、第2周期の設定のままよりも電力消費の低い第3周期の設定に変更する方が、人体検知センサの無駄な電力消費を抑制することができる。
本発明の第2態様に係る自動水栓装置では、第1態様において、前記周期変更手段は、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第2周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が前記時間帯毎の過去の吐止水制御の回数のうち前記現在の時間帯と同じ時間帯における過去の吐止水制御の回数に応じた回数行われると、前記現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における前記人体検知センサの動作周期を、前記第2周期の設定から、前記第3周期の設定に変更する。
この構成において、周期設定手段が予め定められた時間帯毎の過去の吐止水制御の回数に応じて現在の時間帯における人体検知センサの動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が過去の同じ時間帯における吐止水制御の回数に応じた回数行われると、それ未満の回数行われるときと比べると、現在の時間帯の残りの時間の間に自動水栓装置の使用される可能性はさらに低くなる。このように自動水栓装置の使用される可能性がさらに低くなった状況のときに、第1周期の設定のときよりも電力消費の高い第2周期の設定を続けるとより電力の無駄になるため、周期変更手段は、現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における人体検知センサの動作周期を、第2周期の設定から、第3周期の設定に変更する。この結果、人体検知センサの無駄な電力消費をさらに抑制することができる。
本発明の第3態様に係る自動水栓装置では、第2態様において、前記第3周期は、前記第1周期以上の長さである。
第3態様が従属する第2態様の構成において、周期設定手段が予め定められた時間帯毎の過去の吐止水制御の回数に応じて現在の時間帯における人体検知センサの動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が過去の同じ時間帯における吐止水制御の回数に応じた回数行われると、過去の吐止水制御の回数に応じて第1周期に設定するときに比べても、現在の時間帯の残りの時間の間に自動水栓装置の使用される可能性は同等以上に低くなる。したがって、第3態様の構成では、第3周期を第1周期以上の長さとすることで、第3周期が第2周期よりも長く且つ第1周期よりも短い場合に比べて、人体検知センサの無駄な電力消費をさらにまた抑制することができる。
本発明の第4態様に係る自動水栓装置では、第1乃至第3態様の何れか1つの態様において、前記周期変更手段は、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第2周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が行われると、吐止水制御が行われてから任意の時間を経過した後に、前記現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における前記人体検知センサの動作周期を、前記第2周期の設定から、前記第3周期の設定に変更する。
この構成によれば、第2周期に設定された後自動水栓装置の使用される可能性が低くなった状況になって人体検知センサの無駄な電力消費を抑制できるとともに、再度自動水栓装置の使用される可能性が高い吐止水制御が行われてから任意の時間は動作周期の設定を第2周期に維持することで、使用者の使い勝手を向上することができる。
本発明の第5態様に係る自動水栓装置では、第4態様において、水が流れる流路が設けられた装置本体と、前記水の水力により発電する発電部と、前記発電部に接続された蓄電部と、をさらに備え、前記周期変更手段は、前記蓄電部の電力により駆動し、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第2周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が行われると、前記吐止水制御の時間に応じて前記任意の時間を変化する。
この構成では、水の水力により発電する発電部を備えているので、吐止水制御の時間(吐水時間)が長い程発電量が上がる。したがって、周期変更手段が、吐止水制御の時間に応じて任意の時間を変化、例えば吐止水制御の時間が長い程、発電部から蓄電部に貯まった電力を用いて任意の時間を長くすることで、使用者の使い勝手を向上することができる。
本発明の第6態様に係る自動水栓装置では、第4態様において、前記周期変更手段は、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第2周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が行われると、前記回数のうち前記現在の時間帯と同じ時間帯における過去の吐止水制御の回数に応じて前記任意の時間を変化する。
この構成によれば、過去の吐止水制御が多い時間帯では、現在の時間帯において吐止水制御の後に再度使用される可能性が高いため、例えば任意の時間を長く変化することで消費を犠牲にして使い勝手を上げ、過去の吐止水制御が少ない時間帯では、現在の時間帯において吐止水制御の後に再度使用される可能性が低いため、例えば任意の時間を短く変化することで使い勝手を犠牲にして消費を抑制させることができる。これにより、再度使用される可能性が低い状況において消費を抑制させるとともに、再度使用される可能性が高い状況においては使い勝手を上げることができる。
本発明の第7態様に係る自動水栓装置では、第1乃至第6態様の何れか1つの態様において、前記周期変更手段は、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第1周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が行われると、前記吐止水制御が行われてから予め定められた時間を経過するまで前記人体検知センサの動作周期を、前記第1周期の設定から前記第1周期よりも短い周期群のうちいずれか1つの第4周期の設定に変更して、前記第4周期の設定を維持する。
この構成によれば、周期設定手段が動作周期を第1周期に設定した状況、すなわち、予め定められた時間帯毎の過去の吐止水制御の回数から見て自動水栓装置の使用される可能性が低い状況において人体検知センサの無駄な電力消費を抑制することができる。また、この構成によれば、第1周期に設定された現在の時間帯においても、吐止水制御が行われると、その吐止水制御が行われてから予め定められた時間を経過するまで第1周期の設定から第4周期の設定に変更して、第4周期の設定を維持するので、使用者の使い勝手を上げることができる。
本発明の自動水栓装置によれば、人体検知センサの無駄な電力消費を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る自動水栓装置の側面断面図である。 第1実施形態である自動水栓装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る自動水栓装置のコントローラの概略構成を示すブロック図である。 図3に示す使用履歴テーブルの一例を説明する説明図である。 自動水栓装置で行われる人体検知に基づいた吐水に関する動作を説明するフローチャートである。 自動水栓装置で行われる人体検知センサの動作周期に関する動作を説明するフローチャートである。 (A)は、第1実施形態において、図6に示す動作により人体検知センサの赤外線LEDの動作周期が設定される様子の一例を示す図である。(B)は、第1実施形態において、図6に示す動作により人体検知センサの赤外線LEDの動作周期が設定及び変更される様子の一例を示す図である。(C)は、従来技術の動作により人体検知センサの動作周期が設定される様子を示す図である。 第2実施形態において、自動水栓装置で行われる人体検知センサ15の動作周期に関する動作を説明するフローチャートである。 (A)は、第2実施形態において、図8に示す動作により人体検知センサの赤外線LEDの動作周期が設定される様子の一例を示す図である。(B)は、第2実施形態において、図8に示す動作により人体検知センサの赤外線LEDの動作周期が設定及び変更される様子の一例を示す図である。(C)は、従来技術の動作により人体検知センサの動作周期が設定される様子を示す図である。 第3実施形態において、自動水栓装置で行われる人体検知センサの動作周期に関する動作を説明するフローチャートである。 (A)は、第3実施形態において、図10に示す動作により人体検知センサの赤外線LEDの動作周期が設定される様子の一例を示す図である。(B)は、第3実施形態において、図10に示す動作により人体検知センサの赤外線LEDの動作周期が設定及び変更される様子の一例を示す図である。(C)は、従来技術の動作により人体検知センサの動作周期が設定される様子を示す図である。 第3実施形態において、自動水栓装置で行われる人体検知センサの動作周期に関する動作を説明するフローチャートである。 (A)は、第4実施形態において、図12に示す動作により人体検知センサの赤外線LEDの動作周期が設定される様子の一例を示す図である。(B)は、第4実施形態において、図12に示す動作により人体検知センサの赤外線LEDの動作周期が設定及び変更される様子の一例を示す図である。(C)は、従来技術の動作により人体検知センサの動作周期が設定される様子を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の複数の実施形態について説明する。理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動水栓装置10の側面断面図である。図2は、第1実施形態である自動水栓装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、自動水栓装置10は、洗面台や流し台等の不図示のボウルに隣接するカウンター等の所定の設置部材11に設置される。
自動水栓装置10は、設置部材11に固定された水栓本体12と、水栓本体12の内部に搭載された発電部13と、発電部13で発生した電力を貯める蓄電部14と、蓄電部14に蓄えられた電力で駆動し、自動水栓装置10の使用者を感知する人体検知センサ15と、人体検知センサ15の感知に応じて外部からの電力供給を受けずに蓄電部14に貯められた電力量を用いて水栓本体12の吐水口16からの吐水・止水を制御(吐水口16の吐止水制御)する制御手段であるコントローラ17と、を備えている。
また、水栓本体12の内部には、人体検知センサ15の検知結果に基づいて、吐水口16への流路を開閉する開閉手段である電磁弁19、コントローラ17の制御機能を確保するための電池であるバックアップ電池20及び吐水口16から吐水する湯水の温度を変化させるための湯水混合バルブ22などが配置され、設置部材11の下面側から上面側へ向かって配管された給水管23及び給湯管24がそれぞれ湯水混合バルブ22に接続されている。
自動水栓装置10の使い方は従来の自動水栓と同様であり、吐水口16近傍の人体検知センサ15の感知領域に向かって使用者が手を差し出したり、引っ込めたりすると、吐水口16から自動的に湯水を吐水したり、止水したりする。また、水栓本体12の側面に設けられた不図示の温調レバーを手動操作すると、湯水混合バルブ22が作動して湯水の混合比率が変化し、吐水口16から吐水する湯水の温度を調節することができる。
図2に示すように、人体検知センサ15は、例えば、反射式の赤外線センサ等であって、赤外光を発光する赤外線LED15a及び、赤外線の受光量を検知する受光素子15bを備えている。第1実施形態の自動水栓装置10のコントローラ17、人体検知センサ15、及び、電磁弁19は蓄電部14に蓄えられた電力で駆動するため、発電部13によって発電が行われていない期間、即ち水を吐水していない期間は、なるべく電力を消費しないことが好ましい。しかし、使用者がいつ自動水栓装置10を使用するかは分からないため、第1実施形態の自動水栓装置10においては、所定の周期で人体検知センサ15の赤外線LED15aを点滅させている。このようにすることで、赤外線LED15aを常に点灯させたままにするよりも、電力消費量を少なくすることができる。例えば、第1実施形態の自動水栓装置10では、赤外線LED15aの動作周期を第1周期(1Hz)としている。
さらに、第1実施形態の自動水栓装置10では、過去の使用履歴から使用者が多いと予測される時間帯では赤外線LED15aの動作周期を、通常時の周期である第1周期よりも短い周期群のうちいずれか1つの第2周期に設定する。第1実施形態の自動水栓装置10では、この第2周期を2Hzとしている。このようにすることで、使用者が自動水栓装置10の前に手などを差し出してから、コントローラ17が人体を検知するまでの間隔が短くなり、自動水栓装置10から水が吐水されるまでの間隔を短くすることができる。
図3は、第1実施形態に係る自動水栓装置10のコントローラ17の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、コントローラ17は、上記制御を実現するため、記憶部30と、記録手段32と、吐止水制御手段34と、周期設定手段36と、周期変更手段38と、を備えている。各手段は、コントローラ17が、メモリからプログラムを読み出してCPUにより実行することにより実現してもよいし、コントローラ17を構成する論理回路により実現してもよい。
記憶部30は、例えばメモリ等で構成されている。記憶部30は、使用履歴テーブル40を有している。使用履歴テーブル40は、予め定められた時間帯毎に自動水栓装置10が過去に使用された回数、すなわち過去の吐止水制御の回数が記録されたテーブルである。
図4は、図3に示す使用履歴テーブル40の一例を説明する説明図である。
図4に示すように、使用履歴テーブル40は、時間帯の記載欄40Aと、吐止水制御の回数(過去の自動水栓装置10の使用回数)の記載欄40Bと、を含む。
時間帯の記載欄40Aには、例えば、1日24時間が2時間毎に区分されて記載されている。時間帯の区分は、0時〜2時から始まって、2時〜4時、4時〜6時と続いていき、22時〜0時で終わる。吐止水制御の回数の記載欄40Bには、時間帯の記載欄40Aに記載された過去の時間帯にそれぞれ行われた吐止水制御の回数が記載されている。なお、この吐止水制御の回数は、曜日毎で且つ時間帯毎に記載されてもよいし、日にち毎で且つ時間帯毎に記載されてもよい。また、一週間や一ヶ月の同じ時間帯毎の平均回数であってもよい。
図3に戻って、記録手段32は、記憶部30をアクセスして、予め定められた時間帯毎に吐止水制御手段34の吐止水制御の回数を使用履歴テーブル40内に記録する。
吐止水制御手段34は、人体検知センサ15の感知に応じて外部からの電力供給を受けずに蓄電部14に貯められた電力量を用いて水栓本体12の吐水口16からの吐水・止水を制御する。
周期設定手段36は、予め定められた時間帯毎の過去の吐止水制御の回数に応じて、現在の時間帯における人体検知センサ15の動作周期を、第1周期又は第1周期よりも短い周期群のうちいずれか1つの第2周期に設定する。
周期変更手段38は、周期設定手段36が動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における人体検知センサ15の動作周期を、第2周期の設定から、設定された第2周期よりも長く第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの第3周期の設定に変更する。特に、第1実施形態では、現在の時間帯の間に吐止水制御が1回行われると、現在の時間帯の残りの時間全てにおける人体検知センサ15の動作周期を、第2周期の設定から、設定された第2周期よりも長く第1周期の設定に変更する。
次に、第1実施形態に係る自動水栓装置10においてコントローラ17の記録手段32と吐止水制御手段34で行われる制御について、図5を用いて説明する。図5は自動水栓装置10で行われる人体検知に基づいた吐水に関する動作を説明するフローチャートである。なお、図5に示す動作は、予め定められた時間帯になった瞬間毎に開始する。
(ステップSP10)
記録手段32は、吐止水制御の回数(自動水栓装置10の使用回数)となる変数kに「0」を代入する(k=0)。そして、記録手段32は、吐止水制御手段34に処理を渡し、吐止水制御手段34は、ステップSP12の処理に移行する。
(ステップSP12)
吐止水制御手段34は、人体検知センサ15が人体を検知したか否か判定する。そして、吐止水制御手段34は、肯定判定した場合にはステップSP14の処理に移行し、否定判定した場合にはステップSP12の処理に戻る。
(ステップSP14)
吐止水制御手段34は、記録手段32に処理を渡し、記録手段32は、変数kに「1」を加算する(k=k+1)。そして、記録手段32は、吐止水制御手段34に処理を渡し、吐止水制御手段34は、ステップSP16の処理に移行する。
(ステップSP16)
吐止水制御手段34は、電磁弁19を開いて、吐水口16から水を吐水する。そして、吐止水制御手段34は、ステップSP18の処理に移行する。
(ステップSP18)
吐止水制御手段34は、人体検知センサ15の人体検知が続いているか否か判定する。そして、吐止水制御手段34は、肯定判定した場合にはステップSP18の処理に戻り、否定判定した場合にはステップSP20の処理に移行する。
(ステップSP20)
吐止水制御手段34は、電磁弁19を閉じて、吐水口16からの水を止水する。そして、吐止水制御手段34は、ステップSP22の処理に移行する。
(ステップSP22)
吐止水制御手段34は、現在の時間帯が経過したか否か判定する。そして、吐止水制御手段34は、肯定判定した場合にはステップSP24の処理に移行し、否定判定した場合にはステップSP12の処理に戻る。
(ステップSP24)
吐止水制御手段34は、記録手段32に処理を渡す。記録手段32は、記憶部30をアクセスして、変数kの値を、使用履歴テーブル40内の現在の時間帯に対応する吐止水制御の回数の記載欄40Bに記録する(図4参照。)。なお、吐止水制御手段34は、記載欄40Bに既に回数が記録されている場合は、例えばその値とkの値との平均値を記録する。
次に、第1実施形態に係る自動水栓装置10においてコントローラ17の周期設定手段36と周期変更手段38で行われる制御について、図6を用いて説明する。図6は自動水栓装置10で行われる人体検知センサ15の動作周期に関する動作を説明するフローチャートである。なお、図6に示す動作は、予め定められた時間帯(図4参照)になった瞬間毎に開始する。
(ステップSP30)
周期設定手段36は、記憶部30をアクセスして、使用履歴テーブル40内の現在の時間帯に対応する過去の吐止水制御の回数を取得する。そして、周期設定手段36は、ステップSP32の処理に移行する。
(ステップSP32)
周期設定手段36は、取得した回数に応じて、現在の時間帯における人体検知センサ15の赤外線LED15aの動作周期を、例えば第1周期としての1Hz又は第2周期としての2Hzに設定する。例えば、周期設定手段36は、取得した回数が閾値(例えば10回)未満の場合には赤外線LED15aの動作周期を1Hzに設定し、取得した回数が閾値(例えば10回)以上の場合には赤外線LED15aの動作周期を2Hzに設定する。そして、周期設定手段36は、周期変更手段38に処理を渡し、周期変更手段38は、ステップSP34の処理に移行する。
(ステップSP34)
周期変更手段38は、赤外線LED15aの動作周期の設定が2Hzであるか否か判定する。周期変更手段38は、肯定判定した場合にはステップSP36の処理に移行し、否定判定した場合には図6に示す処理を終える。
(ステップSP36)
周期変更手段38は、周期設定手段36が動作周期を第2周期に設定した後であると認識して、その後に吐止水制御手段34による吐止水制御が行われたか否かを判定する。そして、周期変更手段38は、肯定判定した場合にはステップSP40の処理に移行し、否定判定した場合にはステップSP38の処理に移行する。
(ステップSP38)
周期変更手段38は、現在の時間帯が経過したか否か判定する。そして、肯定判定した場合には図6に示す処理を終え、否定判定した場合にはステップSP36の処理に戻る。
(ステップSP40)
周期変更手段38は、現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における人体検知センサ15の赤外線LED15aの動作周期を、第2周期の設定から、設定された第2周期よりも長く第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの第3周期の設定に変更する。例えば、周期変更手段38は、現在の時間帯の残りの時間全部における赤外線LED15aの動作周期を、2Hzの設定から、1Hzの設定に変更する。そして、周期変更手段38は、図6に示す処理を終える。
図7(A)は、第1実施形態において、図6に示す動作により人体検知センサ15の赤外線LED15aの動作周期が設定される様子の一例を示す図である。図7(B)は、第1実施形態において、図6に示す動作により人体検知センサ15の赤外線LED15aの動作周期が設定及び変更される様子の一例を示す図である。図7(C)は、従来技術の動作により人体検知センサ15の動作周期が設定される様子を示す図である。なお、図中の菱形から伸びる棒線は、吐止水制御があった時間を示している。
図7(A)〜図7(C)では、一例として20時から22時の間の1つの時間帯とそれに続く22時から0時の間のもう一つの時間帯が示されている。図7(A)において、20時から22時の間の時間帯では、動作周期が2Hzに設定されており、また、22時から0時の間では、動作周期が1Hzに設定されている。これは、図4に示すように20時から22時の間では過去の吐止水制御の回数が15回で、閾値としての10回以上であるので、人体検知の精度を高めるために、周期設定手段36によって1Hzよりも周期が短くなるように設定されているからである。また、22時から0時の間では過去の吐止水制御の回数が6回で、閾値としての10回未満であるので、人体検知センサ15の無駄な電力消費を抑制するために、周期設定手段36によって2Hzよりも周期が長くなるように設定されているからである。
ここで、従来技術では、図7(C)に示すように、20時から22時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を2Hzに設定した後は、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われたとしても2Hzの設定が維持されている。現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、現在の時間帯の間に吐止水制御が1回も行われていないときと比べると、現在の時間帯の残りの時間の間に自動水栓装置が使用される可能性は低くなる。このような自動水栓装置の使用される可能性が低くなった状況のときにまで、短周期である2Hzを維持しておくと、人体検知センサ15の無駄な電力消費が発生し得る。
そこで、第1実施形態に係る自動水栓装置10では、このような自動水栓装置10の使用される可能性が低くなった状況のときに、周期変更手段38が、20時から22時の現在の時間帯の残りの時間全部における赤外線LED15aの動作周期を、第2周期としての2Hzの設定から、第2周期よりも長く第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの第3周期としての1Hzの設定に変更する。したがって、図7(B)に示すように、20時から22時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を2Hzに設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、赤外線LED15aの動作周期が1Hzの設定に変更されている。
この結果、第1実施形態に係る自動水栓装置10によれば、2Hzの設定が維持されている場合に比べて、人体検知センサ15の電力消費を抑制することができる。すなわち、第2周期に設定された後自動水栓装置10が使用される可能性が低くなった状況になっても、第1周期の設定のときよりも電力消費の高い第2周期の設定を続けるより、第2周期の設定のままよりも電力消費の低い第3周期の設定に変更する方が、人体検知センサ15の無駄な電力消費を抑制することができる。また、これにより、人体検知センサ15の製品寿命を長くすることができる。
なお、第1実施形態では、22時から0時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を1Hzに設定した後は、電力消費抑制の観点から、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われたとしても1Hzの設定が維持されている。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る自動水栓装置について説明する。第2実施形態に係る自動水栓装置は、第1実施形態に係る自動水栓装置10と構成は同じだが、その機能、特に動作周期の変更の仕方が異なる。
すなわち、第2実施形態では、周期変更手段38は、周期設定手段36が動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が時間帯毎の過去の吐止水制御の回数のうち現在の時間帯と同じ時間帯における過去の吐止水制御の回数に応じた回数行われると、現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における赤外線LED15aの動作周期を、第2周期の設定から、第3周期の設定に変更する。
具体的に、第2実施形態に係る自動水栓装置においてコントローラ17の周期設定手段36と周期変更手段38で行われる制御について、図8を用いて説明する。図8は、第2実施形態において、自動水栓装置で行われる人体検知センサ15の動作周期に関する動作を説明するフローチャートである。なお、図8に示す動作は、予め定められた時間帯になった瞬間毎に開始する。
図8中のステップSP30〜ステップSP40は、図6に示す処理と同様である。ただし、ステップSP34で周期変更手段38が肯定判定した場合には、ステップSP50の処理に移行し、ステップSP38で周期変更手段38が否定判定した場合には、ステップSP50の処理に戻る。
(ステップSP50)
周期変更手段38は、周期設定手段36が動作周期を第2周期に設定した後であると認識して、現在の時間帯の間に吐止水制御が時間帯毎の過去の吐止水制御の回数のうち現在の時間帯と同じ時間帯における過去の吐止水制御の回数と同じ回数行われたか否か判定する。周期変更手段38は、肯定判定した場合にはステップSP40の処理に移行し、否定判定した場合にはステップSP38の処理に移行する。
図9(A)は、第2実施形態において、図8に示す動作により人体検知センサ15の赤外線LED15aの動作周期が設定される様子の一例を示す図である。図9(B)は、第2実施形態において、図8に示す動作により人体検知センサ15の赤外線LED15aの動作周期が設定及び変更される様子の一例を示す図である。図9(C)は、従来技術の動作により人体検知センサ15の動作周期が設定される様子を示す図である。なお、図中の菱形から伸びる棒線は、吐止水制御があった時間を示している。
図9(A)〜図9(C)では、一例として16時から18時の間の1つの時間帯とそれに続く18時から20時の間のもう一つの時間帯が示されている。図9(A)において、16時から18時の間の時間帯では、動作周期が2Hzに設定されており、18時から20時の間の時間帯でも、動作周期が2Hzに設定されている。これは、図4に示すように16時から18時の間では過去の吐止水制御の回数が10回で、閾値としての10回以上であるので、人体検知の精度を高めるために、周期設定手段36によって1Hzよりも周期が短くなるように設定されているからである。また、18時から20時の間でも吐止水制御の回数が28回で、閾値としての10回以上であるので、人体検知の精度を高めるために、周期設定手段36によって1Hzよりも周期が短くなるように設定されているからである。
ここで、従来技術では、図9(C)に示すように、16時から18時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を2Hzに設定した後は、現在の時間帯の間に吐止水制御が何回行われたとしても2Hzの設定が維持されている。18時から20時の時間帯も同様である。現在の時間帯の間に吐止水制御が何回も、特に吐止水制御が過去の同じ時間帯における吐止水制御の回数と同じ回数行われると、それ未満の回数行われるときと比べると、現在の時間帯の残りの時間の間に自動水栓装置の使用される可能性はさらに低くなる。このように自動水栓装置の使用される可能性がさらに低くなった状況のときに、第1周期の設定のときよりも電力消費の高い第2周期の設定を続けるとより電力の無駄になる。
そこで、第2実施形態に係る自動水栓装置では、このような自動水栓装置の使用される可能性が低くなった状況のときに、周期変更手段38が、16時から18時の現在の時間帯の残りの時間全部における赤外線LED15aの動作周期を、第2周期としての2Hzの設定から、第2周期よりも長く第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの第3周期としての1Hzの設定に変更する。したがって、図9(B)に示すように、16時から18時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を2Hzに設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が過去の同じ時間帯における吐止水制御の回数と同じ回数行われると、赤外線LED15aの動作周期が1Hzの設定に変更されている。同様に、18時から20時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を2Hzに設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が過去の同じ時間帯における吐止水制御の回数と同じ回数行われると、赤外線LED15aの動作周期が1Hzの設定に変更されている。
この結果、第2実施形態に係る自動水栓装置によれば、2Hzの設定が維持されている場合に比べて、人体検知センサ15の電力消費を抑制することができる。すなわち、第2周期に設定された後自動水栓装置10が使用される可能性が低くなった状況になっても、第1周期の設定のときよりも電力消費の高い第2周期の設定を続けるより、第2周期の設定のままよりも電力消費の低い第3周期の設定に変更する方が、人体検知センサ15の無駄な電力消費を抑制することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る自動水栓装置について説明する。第3実施形態に係る自動水栓装置は、第1実施形態に係る自動水栓装置10と構成は同じだが、その機能、特に動作周期の変更の仕方が異なる。
すなわち、第3実施形態では、周期変更手段38は、周期設定手段36が動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、吐止水制御が行われてから任意の時間を経過した後に、現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における赤外線LED15aの動作周期を、第2周期の設定から、第3周期の設定に変更する。
具体的に、第3実施形態に係る自動水栓装置においてコントローラ17の周期設定手段36と周期変更手段38で行われる制御について、図10を用いて説明する。図10は、第3実施形態において、自動水栓装置で行われる人体検知センサ15の動作周期に関する動作を説明するフローチャートである。なお、図10に示す動作は、予め定められた時間帯になった瞬間毎に開始する。
図10中のステップSP30〜ステップSP40は、図6に示す処理と同様である。ただし、ステップSP34で周期変更手段38が否定判定した場合には、ステップSP64の処理に移行し、ステップSP36で周期変更手段38が肯定判定した場合には、ステップSP60の処理に移行する。また、ステップSP40の後、周期変更手段38は、ステップSP62の処理に移行する。
(ステップSP60)
周期変更手段38は、吐止水制御が行われてから予め定められた任意の時間、例えば1分経過したか否か判定する。そして、周期変更手段38は、肯定判定した場合にはステップSP40の処理に移行し、否定判定した場合にはステップSP60の処理に戻る。
(ステップSP62)
周期変更手段38は、現在の時間帯が経過したか否か判定する。そして、肯定判定した場合には図10に示す処理を終え、否定判定した場合にはステップSP64の処理に移行する。
(ステップSP64)
周期変更手段38は、吐止水制御手段34による吐止水制御が行われたか否かを判定する。そして、周期変更手段38は、肯定判定した場合にはステップSP68の処理に移行し、否定判定した場合にはステップSP66の処理に移行する。
(ステップSP66)
周期変更手段38は、現在の時間帯が経過したか否か判定する。そして、肯定判定した場合には図10に示す処理を終え、否定判定した場合にはステップSP64の処理に戻る。
(ステップSP68)
周期変更手段38は、周期設定手段36が動作周期を第1周期に設定した後と認識して、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、吐止水制御が行われてから予め定められた時間を経過するまで赤外線LED15aの動作周期を、第1周期の設定から第1周期よりも短い周期群のうちいずれか1つの第4周期の設定に変更して、第4周期の設定を維持する。具体的には、周期変更手段38は、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、ステップSP70の処理も含め、吐止水制御が行われてから例えば1分を経過するまで赤外線LED15aの動作周期を、1Hzの設定から2Hzの設定に変更して、維持する。
(ステップSP70)
周期変更手段38は、吐止水制御が行われてから予め定められた任意の時間、例えば1分経過したか否か判定する。そして、周期変更手段38は、肯定判定した場合にはステップSP40の処理に移行し、否定判定した場合にはステップSP70の処理に戻る。
図11(A)は、第3実施形態において、図10に示す動作により人体検知センサ15の赤外線LED15aの動作周期が設定される様子の一例を示す図である。図11(B)は、第3実施形態において、図10に示す動作により人体検知センサ15の赤外線LED15aの動作周期が設定及び変更される様子の一例を示す図である。図11(C)は、従来技術の動作により人体検知センサ15の動作周期が設定される様子を示す図である。なお、図中の菱形から伸びる棒線は、吐止水制御があった時間を示している。
図11(A)〜図11(C)では、一例として20時から22時の間の1つの時間帯とそれに続く22時から0時の間のもう一つの時間帯が示されている。図11(A)において、20時から22時の間の時間帯では、動作周期が2Hzに設定されており、22時から0時の間の時間帯では、動作周期が1Hzに設定されている。
ここで、従来技術では、図11(C)に示すように、20時から22時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を2Hzに設定した後は、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われたとしても2Hzの設定が維持されている。現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、現在の時間帯の間に吐止水制御が1回も行われていないときと比べると、現在の時間帯の残りの時間の間に自動水栓装置が使用される可能性は低くなる。このような自動水栓装置の使用される可能性が低くなった状況のときにまで、短周期である2Hzを維持しておくと、人体検知センサ15の無駄な電力消費が発生し得る。
そこで、第3実施形態に係る自動水栓装置では、このような自動水栓装置の使用される可能性が低くなった状況のときに、周期変更手段38が、20時から22時の現在の時間帯の残りの時間全部における赤外線LED15aの動作周期を、第2周期としての2Hzの設定から、第2周期よりも長く第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの第3周期としての1Hzの設定に変更する。したがって、図11(B)に示すように、20時から22時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を2Hzに設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、吐止水制御が行われてから任意の時間を経過した後に、赤外線LED15aの動作周期が1Hzの設定に変更されている。
この結果、第3実施形態に係る自動水栓装置によれば、2Hzの設定が維持されている場合に比べて、人体検知センサ15の電力消費を抑制することができる。すなわち、第2周期に設定された後自動水栓装置10が使用される可能性が低くなった状況になっても、第1周期の設定のときよりも電力消費の高い第2周期の設定を続けるより、第2周期の設定のままよりも電力消費の低い第3周期の設定に変更する方が、人体検知センサ15の無駄な電力消費を抑制することができる。また、再度自動水栓装置の使用される可能性が高い吐止水制御が行われてから任意の時間は動作周期の設定を第2周期に維持することで、使用者の使い勝手を向上することができる。
なお、第3実施形態では、22時から0時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を1Hzに設定した後であっても、吐止水制御が行われてから任意の時間は2Hzに設定が変更されている。この第3実施形態の構成によれば、第1周期に設定された現在の時間帯においても、吐止水制御が行われると、その吐止水制御が行われてから予め定められた任意の時間を経過するまで第1周期としての1Hzの設定から第4周期としての2Hzの設定に変更して、第4周期の設定を維持するので、使用者の使い勝手を上げることができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る自動水栓装置について説明する。第4実施形態に係る自動水栓装置は、第1実施形態に係る自動水栓装置10と構成は同じだが、その機能、特に動作周期の変更の仕方が異なる。
すなわち、第4実施形態では、第2実施形態と第3実施形態の変更の仕方を組み合わせたものであり、周期変更手段38は、周期設定手段36が動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が過去の同じ時間帯における吐止水制御の回数に応じた回数行われ、吐止水制御が行われてから任意の時間を経過した後に、現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における赤外線LED15aの動作周期を、第2周期の設定から、第3周期の設定に変更する。
具体的に、第4実施形態に係る自動水栓装置においてコントローラ17の周期設定手段36と周期変更手段38で行われる制御について、図12を用いて説明する。図12は、第3実施形態において、自動水栓装置で行われる人体検知センサ15の動作周期に関する動作を説明するフローチャートである。なお、図12に示す動作は、予め定められた時間帯になった瞬間毎に開始する。
図12中のステップSP30〜ステップSP70は、図10に示す処理と同様である。ただし、ステップSP60で周期変更手段38が肯定判定した場合には、ステップSP50の処理に移行する。なお、ステップSP60とステップSP50は、その処理順序が逆であってもよい。
図13(A)は、第4実施形態において、図12に示す動作により人体検知センサ15の赤外線LED15aの動作周期が設定される様子の一例を示す図である。図13(B)は、第4実施形態において、図12に示す動作により人体検知センサ15の赤外線LED15aの動作周期が設定及び変更される様子の一例を示す図である。図13(C)は、従来技術の動作により人体検知センサ15の動作周期が設定される様子を示す図である。なお、図中の菱形から伸びる棒線は、吐止水制御があった時間を示している。
図13(A)〜図13(C)では、一例として16時から18時の間の1つの時間帯とそれに続く18時から20時の間のもう一つの時間帯が示されている。図13(A)において、16時から18時の間の時間帯では、動作周期が2Hzに設定されており、18時から20時の間の時間帯でも、動作周期が2Hzに設定されている。
ここで、従来技術では、図13(C)に示すように、16時から18時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を2Hzに設定した後は、現在の時間帯の間に吐止水制御が何回も行われたとしても2Hzの設定が維持されている。現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、現在の時間帯の間に吐止水制御が1回も行われていないときと比べると、現在の時間帯の残りの時間の間に自動水栓装置が使用される可能性は低くなる。このような自動水栓装置の使用される可能性が低くなった状況のときにまで、短周期である2Hzを維持しておくと、人体検知センサ15の無駄な電力消費が発生し得る。
そこで、第4実施形態に係る自動水栓装置では、このような自動水栓装置の使用される可能性が低くなった状況のときに、周期変更手段38が、16時から18時の現在の時間帯の残りの時間における赤外線LED15aの動作周期を、第2周期としての2Hzの設定から、第2周期よりも長く第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの第3周期としての1Hzの設定に変更する。したがって、図13(B)に示すように、16時から18時の現在の時間帯において周期設定手段36が赤外線LED15aの動作周期を2Hzに設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が複数回(過去の同じ時間帯における吐止水制御の回数と同じ回数)行われると、吐止水制御が行われてから任意の時間を経過した後に、赤外線LED15aの動作周期が1Hzの設定に変更されている。
この結果、第4実施形態に係る自動水栓装置によれば、2Hzの設定が維持されている場合に比べて、人体検知センサ15の電力消費を抑制することができる。すなわち、第2周期に設定された後自動水栓装置10が使用される可能性が低くなった状況になっても、第1周期の設定のときよりも電力消費の高い第2周期の設定を続けるより、第2周期の設定のままよりも電力消費の低い第3周期の設定に変更する方が、人体検知センサ15の無駄な電力消費を抑制することができる。また、再度自動水栓装置の使用される可能性が高い吐止水制御が行われてから任意の時間は動作周期の設定を第2周期に維持することで、使用者の使い勝手を向上することができる。
<変形例>
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものではない。
例えば、第3周期は、第1周期と同じ1Hzである場合を説明したが、設定された第2周期よりも長く第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの周期であれば特に限定されず、1.5Hzや、3Hz、10Hz等であってもよい。
ただし、第3周期が第2周期と第1周期の間よりも、第1周期以上の長さであることが好ましい。これは、周期設定手段36が予め定められた時間帯毎の過去の吐止水制御の回数に応じて現在の時間帯における赤外線LED15aの動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が過去の同じ時間帯における吐止水制御の回数に応じた回数行われると、過去の吐止水制御の回数に応じて第1周期に設定するときに比べても、現在の時間帯の残りの時間の間に自動水栓装置の使用される可能性は同等以上に低くなるからである。したがって、第3周期を第1周期以上の長さとすることで、第3周期が第2周期よりも長く且つ第1周期よりも短い場合に比べて、人体検知センサ15の無駄な電力消費をさらにまた抑制することができる。
同様に、第4周期は、第2周期と同じ2Hzである場合を説明したが、第1周期よりも短い周期群のうちいずれか1つの周期であれば、特に限定されない。
また、第3周期は、複数設けてもよい。例えば、第3周期は、過去の吐止水制御の回数に応じて、2Hz、3Hz、4Hz等異なっていてもよい。
また、発電部13や蓄電部14は省略することもできる。ただし、自動水栓装置10が発電部13や蓄電部14を備える場合、人体検知センサ15の電力消費を抑制する必要性が高くなり、本発明を適用するのに好適である。
また、自動水栓装置10が発電部13や蓄電部14を備える場合、第3又は第4実施形態において、周期変更手段38は、周期設定手段36が動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、第2周期から第1周期に変更するまでの時間、すなわち吐止水制御が行われてから任意の時間を、その吐止水制御の時間に応じて変化してもよい。この構成では、水の水力により発電する発電部13を備えているので、吐止水制御の時間(吐水時間)が長い程発電量が上がる。したがって、周期変更手段38が、吐止水制御の時間に応じて任意の時間を変化、例えば吐止水制御の時間が長い程、発電部13から蓄電部14に貯まった電力を用いて任意の時間を長くすることで、使用者の使い勝手を向上することができる。
同様に、自動水栓装置10が発電部13や蓄電部14を備える場合、第3又は第4実施形態において、周期変更手段38は、周期設定手段36が動作周期を第2周期に設定した後、現在の時間帯の間に吐止水制御が行われると、過去の吐止水制御の回数のうち現在の時間帯と同じ時間帯における過去の吐止水制御の回数に応じて、第2周期から第1周期に変更するまでの時間、すなわち吐止水制御が行われてから任意の時間を変化してもよい。この構成によれば、過去の吐止水制御が多い時間帯では、現在の時間帯において吐止水制御の後に再度使用される可能性が高いため、例えば任意の時間を長く変化することで消費を犠牲にして使い勝手を上げ、過去の吐止水制御が少ない時間帯では、現在の時間帯において吐止水制御の後に再度使用される可能性が低いため、例えば任意の時間を短く変化することで使い勝手を犠牲にして消費を抑制させることができる。これにより、再度使用される可能性が低い状況において消費を抑制させるとともに、再度使用される可能性が高い状況においては使い勝手を上げることができる。
また、使用履歴テーブル40は、日にち等を区別せず、時間帯毎だけしか記載していないが、日にち毎、曜日毎、月毎、年毎に区別して時間帯を記載してもよい。
また、実施形態の「吐止水制御」は、吐水制御と止水制御の1セットである場合を説明したが、吐水制御又は止水制御のみを含む意味であってもよい。
また、実施形態の「過去の吐止水制御の回数に応じた回数」とは、過去の吐止水制御の回数と同じ回数である場合を説明したが、過去の吐止水制御の回数に例えば「1」を減算した回数や加算した回数であってもよい。
また、第3又は第4実施形態において、吐止水制御の後の任意の時間によって、時間帯を跨いで次の時間帯となった場合、その吐止水制御の回数は、次の時間帯ではカウントしないようにして、いきなり第1周期にならないようにすることが好ましい。
前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10…自動水栓装置
12…水栓本体(装置本体)
13…発電部
14…蓄電部
15…人体検知センサ
36…周期設定手段
38…周期変更手段

Claims (7)

  1. 人体検知センサによって人体を検知して自動的に吐止水制御を行う自動水栓装置であって、
    予め定められた時間帯毎の過去の吐止水制御の回数に応じて、現在の時間帯における前記人体検知センサの動作周期を、第1周期又は前記第1周期よりも短い周期群のうちいずれか1つの第2周期に設定する周期設定手段と、
    前記周期設定手段が前記動作周期を前記第2周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が行われると、前記現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における前記人体検知センサの動作周期を、前記第2周期の設定から、設定された前記第2周期よりも長く前記第1周期を含む周期群のうちいずれか1つの第3周期の設定に変更する周期変更手段と、
    を備える自動水栓装置。
  2. 前記周期変更手段は、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第2周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が前記時間帯毎の過去の吐止水制御の回数のうち前記現在の時間帯と同じ時間帯における過去の吐止水制御の回数に応じた回数行われると、前記現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における前記人体検知センサの動作周期を、前記第2周期の設定から、前記第3周期の設定に変更する、
    請求項1に記載の自動水栓装置。
  3. 前記第3周期は、前記第1周期以上の長さである、
    請求項2に記載の自動水栓装置。
  4. 前記周期変更手段は、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第2周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が行われると、吐止水制御が行われてから任意の時間を経過した後に、前記現在の時間帯の残りの時間のうち少なくとも一部の時間における前記人体検知センサの動作周期を、前記第2周期の設定から、前記第3周期の設定に変更する、
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の自動水栓装置。
  5. 水が流れる流路が設けられた装置本体と、
    前記水の水力により発電する発電部と、
    前記発電部に接続された蓄電部と、
    をさらに備え、
    前記周期変更手段は、前記蓄電部の電力により駆動し、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第2周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が行われると、前記吐止水制御の時間に応じて前記任意の時間を変化する、
    請求項4に記載の自動水栓装置。
  6. 前記周期変更手段は、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第2周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が行われると、前記回数のうち前記現在の時間帯と同じ時間帯における過去の吐止水制御の回数に応じて前記任意の時間を変化する、
    請求項4に記載の自動水栓装置。
  7. 前記周期変更手段は、前記周期設定手段が前記動作周期を前記第1周期に設定した後、前記現在の時間帯の間に前記吐止水制御が行われると、前記吐止水制御が行われてから予め定められた時間を経過するまで前記人体検知センサの動作周期を、前記第1周期の設定から前記第1周期よりも短い周期群のうちいずれか1つの第4周期の設定に変更して、前記第4周期の設定を維持する、
    請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の自動水栓装置。
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