JP2019027153A - 自動水栓システム - Google Patents

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Abstract

【課題】2種類の人体感知センサを搭載した自動水栓システムであって、従来技術と比較して消費電力を低減できる自動水栓システムを提供すること。【解決手段】本発明は、吐水状態と止水状態とを切り替えるための人体の第1の接近及び/または離反を検知する第1センサと、吐水形態を切り替えるための人体の第2の接近及び/または離反を検知する第2センサと、第1センサ及び第2センサの各々に対して駆動信号を通信データ信号として送信する信号送信部と、第1センサ及び/または第2センサの検知状態に基づいて電磁弁に対する開閉指令及び/または吐水形態変更指令を生成する指令生成部と、を備えた自動水栓システムである。信号送信部は、第1センサによって吐水状態に切り換える第1の接近及び/または離反が検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させる。【選択図】図3

Description

本発明は、2種類のセンサを搭載した自動水栓システムに関する。
従来より、様々な自動水栓システムが開発されている。例えば、赤外線センサを用いて人の手を検出することによって吐水/止水の切り換えを自動的に行う自動水栓が、特許文献1に開示されている。
更に、吐水/止水の切り換えを行うためのセンサに加えて、湯/水の切り換えや、吐水量の切り換えを自動的に行うべく、人の「手かざし操作」を検出する第2のセンサが設けられた自動水栓も知られている。
このように2種類の人体感知センサを利用する自動水栓においては、各センサへの駆動電力供給に関するコストを抑制するため、各センサに対し個別の通信データを生成し、通信データを交互に送信して各センサを駆動させる態様が採用されている。
特開2003−321856号公報
センサの駆動周波数(送信される通信データ数)が低いと、センサの駆動回数は減るため電力消費は低減できるが、人体を感知するまでの時間が長くなってしまい、使い勝手が悪くなる。従って、2つのセンサを搭載する従来の自動水栓においては、各センサに送信される通信データ信号の周波数が、1つのセンサを駆動する場合と同等の駆動周波数に維持されるように、共通の信号における通信データ信号の周波数を当該駆動周波数の2倍にしていた。しかしながら、通信データ信号の駆動周波数を2倍にすると、使い勝手が良くなる一方、消費電力が2倍になってしまう。
本件発明者は、一方のセンサの検知状態に応じて他方のセンサに送信される通信データ信号を適宜に間引くことによって、消費電力を低減できることを知見した。あるいは、2つのセンサの検知状態に応じて各センサへの通信データ信号の振り分けの仕方を変更することによって、使い勝手を向上できることを知見した。
本発明は、以上のような知見に基づいてなされたものである。本発明の目的は、2種類の人体感知センサを搭載した自動水栓システムであって、従来技術と比較して消費電力を低減できるか、あるいは、使い勝手を向上できるという自動水栓システムを提供することである。
本発明は、吐水状態と止水状態とを切り替えるための人体の第1の接近及び/または離反を検知する第1センサと、吐水形態を切り替えるための人体の第2の接近及び/または離反を検知する第2センサと、前記第1センサ及び前記第2センサの各々に対して駆動信号を通信データ信号として送信する信号送信部と、前記第1センサ及び/または前記第2センサの検知状態に基づいて開閉駆動指令及び/または吐水形態変更指令を生成する指令生成部と、吐水口に至る給水路を開閉する電磁弁であって、前記開閉駆動指令及び/または前記吐水形態変更指令に従って制御される電磁弁と、を備え、前記信号送信部は、前記第1センサによって吐水状態に切り換える第1の接近及び/または離反が検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止するようになっていることを特徴とする自動水栓システムである。
本発明によれば、第1センサによって吐水状態に切り換える第1の接近及び/または離反が検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、第2センサに対する駆動信号の送信を停止するようになっていることにより、第2センサの駆動による消費電力が低減するため、従来技術と比較して消費電力を低減できる。
また、前記第1の接近及び/または離反が行われた後は、吐水される水(または湯)に実際に触れることによって水温や水量(水勢)等が確かめられることが通常であって、直ちに第2の接近及び/または離反が行われることは極めて稀であるから、使い勝手への影響も極めて小さい。なお、吐水形態とは、湯/水の選択や、吐水量の大/小の選択や、整流吐水/シャワー吐水の選択等が含まれ得る。また、所定の第1設定時間は、例えば1秒程度である。
なお、第1センサに対して送信される駆動信号のパルス数は、例えば1〜16Hz程度の周波数信号に対応する数として一定に維持される。
一方、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数は、平時においては同様に1〜16Hz程度の周波数信号に対応する数とされ得るが、前記所定の第1設定時間の間においては、当該パルス数の低減が、例えばパルスを1つおきに間引くことによって実現され得る。
好ましくは、前記信号送信部は、前記第2センサによって前記第2の接近及び/または離反が検知されてから所定の第2設定時間が経過するまでに前記第1センサによって吐水状態に切り換える第1の接近及び/または離反が検知された後、前記所定の第1設定時間が経過するまで、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止するようになっている。
この場合には、前記第1の接近及び/または離反が行われる前に(所定の第2設定時間以内に)、第2の接近及び/または離反が一度行われているので、前記第1の接近及び/または離反が行われた後に、直ちに第2の接近及び/または離反が行われることは更に稀であると考えられ、使い勝手への影響が更に小さい。所定の第2設定時間は、例えば3秒程度である。また、この場合には、所定の第1設定時間をより長くすることも可能であり、例えば5秒程度に設定可能である。
所定の第1設定時間が長くなると、当該所定の第1設定時間が経過する前に、第1センサによって止水状態に切り換える第1の接近及び/または離反が検知される場合がある。そのような場合には、止水状態への切り換え制御と同時に、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数の復帰がなされることが好ましい(この場合、結果的に、所定の第1設定時間=吐水時間という態様になる)。
第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させる際、その分のパルスを第1センサに振り分けてもよい。換言すれば、本発明において、前記信号送信部は、前記第1センサによって前記第1の接近及び/または離反が検知された後、前記所定の第1設定時間が経過するまで、前記第1センサに対して送信される駆動信号のパルス数を増大させるようになっていてもよい。
このような場合には、消費電力の低減という効果は得られないが、第1センサの駆動頻度が高められて第1センサの感度がよくなるため、使い勝手が向上される。このような態様は、例えば信号送信部が給水路を流れる水の運動エネルギーを利用して発電する水力発電機に接続されている場合等、吐水時の電力供給に余裕がある場合に採用され得る。
また、前記信号送信部は、前記第2センサによって前記第2の接近及び/または離反が検知される頻度に関する情報に基づいて、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止するようになっていることが好ましい。
例えば、第2センサによって第2の接近及び/または離反が検知される頻度が低い場合には、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を大幅に低減させるか、あるいは、第2センサに対する駆動信号の送信を停止することが好適である。一方、第2センサによって第2の接近及び/または離反が検知される頻度が高い場合には、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を小幅に低減させるに留めるか、あるいは、所定の第1設定時間を短くすることが好適である。
第2センサによって第2の接近及び/または離反が検知される頻度は、例えば公知の種々の学習プログラムを用いて把握することが可能である。
また、本発明の自動水栓システムは、外気温を測定する温度センサを更に備え、前記信号送信部は、前記温度センサによる測定結果に基づいて、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止するようになっていることが好ましい。
例えば、吐水形態として湯/水が選択され得る場合において、温度センサによる測定結果が所定の高温以上である場合、水から湯への切り換えが所望される可能性は低いと判断できるため、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を大幅に低減させるか、あるいは、第2センサに対する駆動信号の送信を停止することが好適である。
一方、吐水形態として湯/水が選択され得る場合において、温度センサによる測定結果が所定の低温以下である場合、水から湯への切り換えが所望される可能性は高いと判断できるため、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を小幅に低減させるに留めるか、あるいは、所定の第1設定時間を短くすることが好適である。
また、本発明の自動水栓システムにおいて、電磁弁が発電機によって発電された電力を充電してから利用するようになっている場合、電磁弁が開駆動されて(電力が必要)から当該電磁弁が閉駆動される(電力が必要)までの間に、充電期間に相当する電磁弁駆動禁止期間が存在し得る。その期間中は、第1センサに対する駆動信号の送信が停止されることが好ましいが、当該期間中は、第2センサに対する駆動信号の送信も停止されることが好ましい(この場合、結果的に、所定の第1設定時間=電磁弁駆動禁止時間という態様になる)。
更に、本発明の自動水栓システムにおいて、前記吐水形態は、通常形態と、前記通常形態とは異なる特殊形態と、を有しており、前記指令生成部は、前記吐水形態が前記特殊形態である時に前記電磁弁を閉める閉駆動指令を生成した場合、その後に所定の第3設定時間が経過した際に、前記吐水形態を前記通常形態に変更する吐水形態変更指令を生成するようになっており、前記信号送信部は、更に、前記第3設定時間のうちの所定の第4設定時間の間、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止するようになっていることが好ましい。
このように、吐水形態が通常形態に自動的に復帰される場合において、そのことを利用者が知っていれば、特殊形態である時に止水形態に切り換える第1の接近及び/または離反が行われた後、第2の接近及び/または離反が行われる可能性は低い。従って、通常形態に復帰されるまでの期間のうちの所定の第4設定時間(例えば復帰直前における第4の設定時間)において、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、第2センサに対する駆動信号の送信を停止するようになっていることが、消費電力を抑制する上で好ましい。
本発明によれば、第1センサによって吐水状態に切り換える第1の接近及び/または離反が検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、第2センサに対する駆動信号の送信を停止するようになっていることにより、従来技術と比較して消費電力を低減できるか、あるいは、使い勝手を向上できる。
本発明の一実施形態による自動水栓システムの概略斜視図である。 本発明の一実施形態による自動水栓システムの概略ブロック図である。 各センサの検知状態と各センサに送信される通信データとの関係を示すタイムチャートの一例である。 各センサの検知状態と各センサに送信される通信データとの関係を示すタイムチャートの他の一例である。 各センサの検知状態と各センサに送信される通信データとの関係を示すタイムチャートの他の一例である。 各センサの検知状態と各センサに送信される通信データとの関係を示すタイムチャートの他の一例である。
次に、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による自動水栓システムについて説明する。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態による自動水栓システム10の概略斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態による自動水栓システム10の概略ブロック図である。図1及び図2に示すように、本実施形態の自動水栓システム10は、人の手の接近と離反とを検知する第1センサ11を備えている。当該第1センサ11は、吐水口21近傍の所定の検知領域に対する人の手の接近を、止水状態から吐水状態への切り換え操作として検知するようになっており、当該所定の検知領域からの人の手の離反を、吐水状態から止水状態への切り換え操作として検知するようになっている。
また、本実施形態の自動水栓システム10は、人の手の接近または離反のいずれかを検知する第2センサ12を備えている。当該第2センサ12は、吐水口21から少し離れた所定の検知領域に対する人の手の接近または離反のいずれかを、吐水形態としての湯/水の切り換え操作として検知するようになっている。
第1センサ11及び第2センサ12は、いずれも制御部13に接続されている。そして、制御部13の信号送信部13aが、第1センサ11及び第2センサ12の各々に対して駆動信号を通信データ信号として送信するようになっている。一方、制御部13の指令生成部13bが、第1センサ11及び/または第2センサ12の検知状態に基づいて、電磁弁14に対する開閉駆動指令及び/または吐水形態変更指令を生成するようになっている。
電磁弁14は、吐水口に至る給水路(湯用と水用と2つある)を開閉する電磁弁であって、制御部13の指令生成部13bからの開閉駆動指令及び/または吐水形態変更指令に従って制御されるようになっている。
本実施形態の制御部13には、吐水形態として湯/水のいずれが選択されているかを示す表示部15が接続されている。表示部15は、例えば青と赤のLEDからなり、水が選択されている時は青のLEDが発光し、湯が選択されている時は赤のLEDが発光するようになっている。
その他、図2に示すように、制御部13及び電磁弁14には、電源管理部16を介して、主電源としての発電機17と予備電源としての乾電池18とが接続されている。
更に、本実施形態の自動水栓システム10では、図1及び図2に示すように、第1センサ11の検知領域の近傍(吐水口21の近傍)に第1温度センサ19が設けられており、第2センサ12の検知領域の近傍に第2温度センサ20が設けられている。
(タイムチャートの第1例)
図3は、各センサ11、12の検知状態と各センサ11、12に送信される通信データとの関係を示すタイムチャートの一例である。
図3に示す例においては、吐水状態に切り換えるための人の手の接近が第1センサ11によって検知される前は、一定の周波数の通信データ信号が共通の信号として生成され、各センサ11、12にパルスが交互に振り分けられて、互いに対して半周期だけ位相がずれた同じ周波数の通信データ信号が各センサ11、12に送信されるようになっている。
そして、図3に示す例においては、吐水状態に切り換えるための人の手の接近が第1センサ11によって検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数が半減されるようになっている。具体的には、本例においては、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルスが、1つおきに間引かれている。
以上のような図3の例によれば、吐水状態に切り換えるための人の手の接近が第1センサ11によって検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数が半減されることにより、従来技術と比較して消費電力が低減される。
ここで、吐水状態に切り換えるための人の手の接近が行われた後は、吐水される水(または湯)に実際に触れることによって水温や水量(水勢)等が確かめられることが通常であって、直ちに第2のセンサ12に対する人の手の接近または離反が行われることは極めて稀である。従って、図3の例が採用される場合、使い勝手への影響も極めて小さい。
なお、所定の第1設定時間は、例えば1秒程度である。また、第1センサ11に対して送信される駆動信号は、例えば1〜16Hz程度の周波数信号として一定に維持される。一方、第2センサ12に対して送信される駆動信号は、平時においては同様に1〜16Hz程度の周波数信号とされ得るが、所定の第1設定時間の間においては、前記のように例えばパルスを1つおきに間引くことによって、パルス数の低減が実現され得る。各パルスの幅は、例えば62.5ms〜1s程度である。
もっとも、パルス数の低減は、他の態様によって実現されてもよい。例えば、3以上の連続するパルス群毎に2以上のパルスを間引いてもよいし、対応する駆動信号が新たに生成されてもよい。これは、後述する他の例についても共通に当てはまる。
また、吐水状態から止水状態に切り換えるために、人の手が離れていくことが第1センサ11によって検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数が半減されるような態様であってもよい。さらに、人の手の接近及び人の手が離れていくことが第1センサ11によって検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数が半減されるような態様であってもよい。
(タイムチャートの第2例)
第2センサ12に対して送信される駆動信号におけるパルス数の低減を実行するために、第2センサ12によって吐水形態を切り換えるための操作(本実施形態では手の接近または離反のいずれか)が検知されてから所定の第2設定時間が経過するまでに第1センサ11によって吐水状態に切り換えるための操作(手の接近)がなされたことを必要条件としてもよい。
図4は、そのような場合の、各センサ11、12の検知状態と各センサ11、12に送信される通信データとの関係を示すタイムチャートの一例である。
図4に示す例においても、吐水状態に切り換えるための人の手の接近が第1センサ11によって検知される前は、一定の周波数の通信データ信号が共通の信号として生成され、各センサ11、12にパルスが交互に振り分けられて、互いに対して半周期だけ位相がずれた同じ周波数の通信データ信号が各センサ11、12に送信されるようになっている。
そして、図4に示す例においては、第2センサ12によって吐水形態を切り換えるための操作が検知されてから所定の第2設定時間が経過するまでに、第1センサ11によって吐水状態に切り換えるための操作がなされたか否かが判別される。そして、当該判別結果がYESであった場合に、後者の操作から所定の第1設定時間が経過するまで、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数が半減されるようになっている。具体的には、本例においても、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルスが、1つおきに間引かれている。
以上のような図4の例によっても、吐水状態に切り換えるための人の手の接近が第1センサ11によって検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで、第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数が半減されることにより、従来技術と比較して消費電力が低減される。
特にこの場合、第1センサ11に対する吐水状態への切り換え操作が行われる前に(所定の第2設定時間以内に)、第2センサ12に対する吐水形態の切り換え操作が一度行われているので、吐水状態への切り換え操作が行われた後に直ちに吐水形態の切り替え操作が行われることは更に稀であると考えられる。すなわち、図4の例が採用される場合、使い勝手への影響が更に小さい。
従って、この場合には、所定の第1設定時間をより長くすることが可能であり、例えば5秒〜60秒程度に設定可能である。
ここで、所定の第1設定時間が長くなると、当該所定の第1設定時間が経過する前に第1センサ11によって止水状態への切り換え操作が検知される場合がある。そのような場合には、止水状態への切り換え制御と同時に、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数の復帰がなされることが好ましい(この場合、所定の第1設定時間=吐水時間という態様になる)。
なお、所定の第2設定時間は、例えば3秒程度である。
(タイムチャートの第3例)
第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数を低減させる際、その分のパルスを第1センサ11に振り分けてもよい。換言すれば、信号送信部13aは、第1センサ11によって吐水状態に切り換えるための操作が検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで、第1センサ11に対して送信される駆動信号のパルス数を増大させるようになっていてもよい。
このような場合には、消費電力の低減という効果は得られないが、第1センサ11の駆動頻度が高められて第1センサ11の感度がよくなるため、使い勝手が向上される。このような態様は、例えば信号送信部13aが給水路を流れる水の運動エネルギーを利用して発電する水力発電機に接続されている場合等、吐水時の電力供給に余裕がある場合に採用され得る。
図5は、そのような場合の、各センサ11、12の検知状態と各センサ11、12に送信される通信データとの関係を示すタイムチャートの一例である。
図5のタイムチャートでは、図3のタイムチャートにおいて第2センサ12に対して送信されないように間引かれた分のパルスが、第1センサ11に対して送信されるようになっている。
図5のタイムチャートにおける他の特徴は、図3のタイムチャートについて説明したものと同様である。従って、それらの説明は、ここでは繰り返されない。
(吐水形態変更の頻度情報の活用)
以上に説明した信号送信部13aは、第2センサ12によって吐水形態を切り替える操作が検知される頻度に関する情報を更に考慮することが好ましい。
例えば、第2センサ12によって吐水形態を切り替える操作が検知される頻度が低い場合には、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数を大幅に低減させるか、あるいは、第2センサ12に対する駆動信号の送信を停止することが好適である。一方、第2センサ12によって吐水形態を切り替える操作が検知される頻度が高い場合には、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数を小幅に低減させるに留めるか、あるいは、所定の第1設定時間を短くすることが好適である。
第2センサ12によって吐水形態を切り替える操作が検知される頻度は、例えば公知の種々の学習プログラムを用いて把握することが可能である。
(各吐水形態の利用頻度情報の活用)
以上に説明した信号送信部13aは、各吐水形態の利用頻度に関する情報を更に考慮することが好ましい。
例えば、現在選択されている吐水形態(表示部15によって確認できる)が利用頻度の高い吐水形態である場合には、吐水形態の変更が所望される可能性は低いと判断できるため、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数を大幅に低減させるか、あるいは、第2センサ12に対する駆動信号の送信を停止することが好適である。
あるいは、現在選択されている吐水形態が利用頻度の低い吐水形態である場合には、吐水形態の変更が所望される可能性は高いと判断できるため、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数を小幅に低減させるに留めるか、あるいは、所定の第1設定時間を短くすることが好適である。
各吐水形態の利用頻度も、例えば公知の種々の学習プログラムを用いて把握することが可能である。
なお、この場合、利用頻度の低い吐水形態である時に止水状態に切り替えられた場合(指令生成部13bが吐出形態が利用頻度の低い吐水形態である時に電磁弁14を閉める閉駆動指令を生成した場合)、指令生成部13bが、その後に所定の設定時間が経過した際に、吐水形態を利用頻度の高い吐出形態に変更する吐水形態変更指令を生成するようになっていてもよい。
(温度センサの測定情報の活用)
以上に説明した信号送信部13aは、第1温度センサ19及び/または第2温度センサ20による測定結果を更に考慮するようになっていることが好ましい。例えば、外気温を測定するセンサとして、吐水口21から遠い方の第2温度センサ20を利用することができる。
例えば、第2温度センサ20による測定結果が所定の高温以上である場合、外気温が当該所定の高温以上であって水から湯への切り換えが所望される可能性は低いと判断できるため、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数を大幅に低減させるか、あるいは、第2センサ12に対する駆動信号の送信を停止することが好適である。
あるいは、第2温度センサ20による測定結果が所定の低温以下である場合、外気温が当該所定の低温以下であって水から湯への切り換えが所望される可能性は高いと判断できるため、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数を小幅に低減させるに留めるか、あるいは、所定の第1設定時間を短くすることが好適である。
但し、温度センサ20の測定情報を利用した前記制御は、水または湯の吐水がなされた後、例えば所定の第5設定時間が経過するまでの間は、実施を回避することが好ましい。温度センサ20の測定値が、水または湯の吐水によって影響を受けて、外気温に対応しない可能性が高いからである。
なお、第1温度センサ19は、吐水口21の近傍に設けられているので、湯の吐水がなされた後には高温を検知する筈である。従って、例えば、湯の吐水がなされた後に、第1温度センサ19と第2温度センサ20との測定結果の相異の程度が小さい場合には、何らかの故障が生じていると判断できる。
(電磁弁駆動禁止期間との関係)
また、本実施形態の自動水栓システム10において、電磁弁14が発電機によって発電された電力を充電してから利用するようになっている場合、電磁弁14の開放(または閉鎖)のために電力を消費してから、当該電磁弁14の閉鎖(または開放)のための電力が充電されるまでの間に、充電期間に相当する電磁弁駆動禁止期間が存在し得る。
その期間中は、第1センサ11に対する駆動信号の送信が停止されることが好ましい。また、当該期間中は、第2センサ12に対する駆動信号の送信も停止されることが好ましい(この場合、結果的に、所定の第1設定時間=電磁弁駆動禁止時間という態様になる)。
なお、本実施形態の自動水栓システム10において、電磁弁14が例えば商用電源等から供給される電力によって駆動される場合であっても、電磁弁駆動禁止期間を設けることは有効である。電磁弁14の開駆動(または閉駆動)を行ってから所定の時間を電磁弁駆動禁止期間として電磁弁14の閉駆動(または開駆動)を禁止することで、電磁弁14の開閉が瞬間的に行われることが抑制され、ウォーターハンマーの発生を防止することができる。また、電磁弁14が開駆動されて吐水が開始された後、電磁弁駆動禁止期間中は吐水が継続されることになるため、使用者がセンサの検知範囲に手をかざしている状態からセンサの検知範囲外へ一時的に手を移動させて、再びセンサの検知範囲に手を戻す場合でも、使用者はそのまま手洗い動作等を行うことができる。
(タイムチャートの第4例)
以上に説明してきた態様は、第2センサ12に対して送信される駆動電気信号のパルス数を、主として吐水状態において低減させるものであったが、止水状態において低減させることが好適な場合もある。
図6は、そのような場合の、各センサ11、12の検知状態と各センサ11、12に送信される通信データとの関係を示すタイムチャートの一例である。
本例では、吐水形態が、通常形態として水を吐水する形態と、通常形態とは異なる特殊形態として湯を吐水する形態と、を有している。湯を吐水する形態を通常形態とすると、例えば電気温水器を用いて湯を継続的に沸かす必要が生じて、電力消費が増えてしまう。すなわち、通常形態とは、エネルギー消費が小さいであろうと推測される吐水形態であることが有用である。もっとも、通常形態を、使用頻度が高いであろうと推測される吐水形態とすることも可能である。
そして、本例では、特殊形態である時に止水状態に切り替えられた場合(指令生成部13bが電磁弁14を閉める閉駆動指令を生成した場合)、指令生成部13bは、その後に所定の第3設定時間が経過した際に、吐水形態を通常形態に変更する吐水形態変更指令を生成するようになっている。
そして、本例では、信号送信部13aが、前記第3設定時間のうちの所定の第4設定時間の間、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、第2センサ12に対する駆動信号の送信を停止するようになっている。
このように、吐水形態が通常形態に自動的に復帰される場合において、そのことを利用者が知っていれば、特殊形態である時に(表示部15によって確認できる)止水状態に切り換えられた後、第2センサ12に対する操作が行われる可能性は低い。従って、図6に示すように、通常形態に復帰されるまでの期間のうちの所定の第4設定時間(例えば復帰直前における第4の設定時間)において、第2センサ12に対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、第2センサ12に対する駆動信号の送信を停止するようになっていることが、消費電力を抑制する上で好ましいと言える。
なお、所定の第3設定時間は、例えば60秒程度であり、所定の第4設定時間は、例えば15秒程度である。
図6の変形例として、吐水形態が、通常形態として少量の水を吐水する形態と、通常形態とは異なる特殊形態として多量の水を吐水する形態と、を有していてもよい。この場合、表示部15は、選択されている吐水量の情報を表示するようになっていることが好ましい。
10 水栓システム
11 第1センサ(メインセンサ)
12 第2センサ(サブセンサ)
13 制御部
13a 信号送信部
13b 指令生成部
14 電磁弁
15 表示部
16 電源管理部
17 発電機
18 乾電池
19 第1温度センサ
20 第2温度センサ
21 吐水口

Claims (8)

  1. 吐水状態と止水状態とを切り替えるための人体の第1の接近及び/または離反を検知する第1センサと、
    吐水形態を切り替えるための人体の第2の接近及び/または離反を検知する第2センサと、
    前記第1センサ及び前記第2センサの各々に対して駆動信号を通信データ信号として送信する信号送信部と、
    前記第1センサ及び/または前記第2センサの検知状態に基づいて開閉駆動指令及び/または吐水形態変更指令を生成する指令生成部と、
    吐水口に至る給水路を開閉する電磁弁であって、前記開閉駆動指令及び/または前記吐水形態変更指令に従って制御される電磁弁と、
    を備え、
    前記信号送信部は、前記第1センサによって吐水状態に切り換える第1の接近及び/または離反が検知された後、所定の第1設定時間が経過するまで、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止する
    ことを特徴とする自動水栓システム。
  2. 前記信号送信部は、前記第2センサによって前記第2の接近及び/または離反が検知されてから所定の第2設定時間が経過するまでに前記第1センサによって吐水状態に切り換える第1の接近及び/または離反が検知された後、前記所定の第1設定時間が経過するまで、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動水栓システム。
  3. 前記信号送信部は、前記第1センサによって前記第1の接近及び/または離反が検知された後、前記所定の第1設定時間が経過するまで、前記第1センサに対して送信される駆動信号のパルス数を増大させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動水栓システム。
  4. 前記信号送信部は、前記給水路を流れる水の運動エネルギーを利用して発電する水力発電機に接続されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の自動水栓システム。
  5. 前記信号送信部は、前記第2センサによって前記第2の接近及び/または離反が検知される頻度に関する情報に基づいて、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自動水栓システム。
  6. 外気温を測定する温度センサ
    を更に備え、
    前記信号送信部は、前記温度センサによる測定結果に基づいて、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の自動水栓システム。
  7. 前記電磁弁は、発電機によって発電された電力を充電してから利用し、
    前記信号送信部は、前記第1センサによって吐水状態に切り換える第1の接近及び/または離反が検知された後、前記所定の第1設定時間が経過するまで、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の自動水栓システム。
  8. 前記吐水形態は、通常形態と、前記通常形態とは異なる特殊形態と、を有し、
    前記指令生成部は、前記吐水形態が前記特殊形態である時に前記電磁弁を閉める閉駆動指令を生成した場合、その後に所定の第3設定時間が経過した際に、前記吐水形態を前記通常形態に変更する吐水形態変更指令を生成し、
    前記信号送信部は、更に、前記第3設定時間のうちの所定の第4設定時間の間、前記第2センサに対して送信される駆動信号のパルス数を低減させるか、あるいは、前記第2センサに対する駆動信号の送信を停止する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の自動水栓システム。
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