JP5633637B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末に関する。
近年、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)といった、持ち運びが可能で、手に持ちながら操作することができ、場所を選ばず機能を利用することができる携帯端末が広く普及してきている。このような携帯端末では、凹んだ形状のケースを2つ合わせて中に空間を有する筐体を形成しその空間に基盤や液晶パネルなどを配置する構造となっているものが一般的である。
携帯端末は、持ち運びや操作し易さといった利便性のため筐体のサイズを小さくすることが要求されている。そのため、携帯端末の筐体内部の空間のサイズもそれほど大きく取ることができない。これに対して、携帯端末に要求される機能は増加の一途をたどっており、携帯端末に用いられる部品の数も増えてきている。そのため、限られた筐体内部の空間の中に基板や液晶パネルなどの多くの部品が配置されることになる。さらには、液晶パネルなどは大型化が進んでいる。そのため、液晶パネルなどに関しては、限られた筐体内部により大きな部品を配置することが望まれている。
また、携帯端末は、操作者により手で握られたりボタンが押下されたりするなど、外部から筐体に対して力が加えられることが多い。そして、外部から力が加えられた場合、携帯端末の筐体を形成しているケース同士のあわせ面がこすれあいきしみ音が発生することがある。ここで、あわせ面とは、筐体を形成するケース同士が接触する面を指す。このようなきしみ音は発生しないことが好ましい。
従来、ケースから発生するきしみ音を抑制するため、図16及び図17に示すような従来技術が提案されている。図16は、従来の携帯端末の筐体の一例を説明するための図である。また、図17は、従来の携帯端末の筐体の他の例を説明するための図である。図16では、一方のケース901のあわせ面に凸部911を設け、他方のケース902のあわせ面に凹部921を設けた構造である。この場合、凸部901が凹部902に挟み込まれるように嵌合する、また、図17では、ケースの開口部の縁を削ることで凹部903を作成し、さらに削った部分の内側に突起904を設けた構造である。これは、他方のケースの凸部を、凹部903と突起904との間に嵌合させる構造となっている。
特開2008−187121号公報 特開2006−71289号公報
しかし、図16に示す凸部が凹部に挟み込まれるように嵌合させる従来技術では、凸部911の内側(図16では、紙面に向かって右側が内側である。)に幅912を持たせ、凹部921の内側にも幅922を持たせている。そのため、幅912及び幅922の分筐体内部の空間が狭くなってしまう。また、図17に示すような凹部903と突起904とを有する従来技術でも、突起904が嵌合相手の凸部の内側に配置されるため、筐体内部の空間は突起904の分狭くなってしまう。このように内部の空間が狭くなると、内部空間の大きさには限りがあるため、携帯端末に多くの部品及び大きな部品を配置することが困難になる。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、きしみ音を軽減させるとともに、多数の部品や大きな部品を搭載できる携帯端末を提供することを目的とする。
本願の開示する携帯端末は、一つの態様において、第1の凹部を有する第1筐体部材と、第2の凹部を有する第2筐体部材とを備える。そして、前記第1筐体部材は、前記第1筐体部材は、前記第1の凹部の開口部の内壁と一方の端面とが同一面上にあり、前記第1の凹部の開口部の内壁から前記第1筐体部材の外壁までの間に他方の端面を有し、前記第1の凹部の底面から前記開口部へ向かう方向に隆起する第1突出部と、前記第1の凹部の開口部の周縁に沿った方向に前記第1突出部と隣り合い、且つ前記第1の凹部の開口部の内壁から前記第1の凹部の開口部の内壁と前記第1筐体部材の外壁との間の位置まで前記開口部から前記凹部の底面方向に向かう方向にへこみ、さらに前記第1筐体部材の外壁側の端部に第1壁面を有する第1溝部とを有する。また、前記第2筐体部材は、前記第2の凹部の開口部の内壁と一方の端面とが同一平上にあり、前記第2の凹部の開口部の内壁から前記第2筐体部材の外壁までの間に他方の端面を有し、前記第2の凹部の底面から前記開口部へ向かう方向に隆起する第2突出部と、前記第2の凹部の開口部の周縁に沿った方向に前記第2突出部と隣り合い、且つ前記第2の凹部の開口部の内壁から前記第2の凹部の開口部の内壁と前記第2筐体部材の外壁との間の位置まで前記開口部から前記凹部の底面方向に向かう方向にへこみ、さらに前記第2筐体部材の外壁側の端部に第2壁面を有する第2溝部とを有する。そして、前記第1突出部と前記第2溝部、及び前記第1溝部と前記第2突出部は、前記第1壁面と前記第2突出部の外壁側の端面とが当接し、前記第2壁面と前記第1突出部の外壁側の端面と当接するよう嵌合する。
本願の開示する携帯端末の一つの態様によれば、きしみ音を軽減させるとともに、多数の部品や大きな部品を搭載できるという効果を奏する。
図1は、携帯電話の斜視図である。 図2は、携帯電話のリアケースの斜視図である。 図3は、携帯電話のフロントケースの斜視図である。 図4は、リアケースの凹凸部を拡大した斜視図である。 図5は、フロントケースの凹凸部を模式的に表した図である。 図6−1は、凹凸部のQ方向からの平面図である。 図6−2は、凹凸部のQ方向とは逆の方向からの平面図である。 図7は、フロントケースの凹凸部を拡大した斜視図である。 図8は、フロントケースの凹凸部とリアケースの凹凸部とが嵌合した状態を模式的に表した透視斜視図である。 図9は、凹凸部が嵌合した部分を拡大した透視斜視図である。 図10は、凹凸部が嵌合するときの状態を表す側壁の長手方向の断面図である。 図11は、フロントケースに向かう方向と直交する方向からリアケースに力が加わる場合を説明するための図10のA−A’断面の断面図である。 図12は、リアケースに向かう力がフロントケースに加わる場合を説明するための図10のA−A’断面の断面図である。 図13は、リアケースに向かう方向と直交する方向から力がフロントケースに加わる場合を説明するための図10のB−B’断面の断面図である。 図14は、フロントケースに向かう力がリアケースに加わる場合を説明するための図10のB−B’断面の断面図である。 図15−1は、突出部及び溝部の断面の形状の他の例を説明するための図である。 図15−2は、突出部及び溝部の断面の形状の他の例を説明するための図である。 図16は、従来の携帯端末の筐体の一例を説明するための図である。 図17は、従来の携帯端末の筐体の他の例を説明するための図である。
以下に、本願の開示する携帯端末の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する携帯端末が限定されるものではない。また、以下の説明では、携帯端末として携帯電話を例に説明するが、これは携帯電話でなくてもよく、例えばPDAなどでもよい。
図1は、携帯電話の斜視図である。図2は、携帯電話のリアケースの斜視図である。図3は、携帯電話のフロントケースの斜視図である。
本実施例に係る携帯電話は、図1に示すように、キーなどの操作部を有する固定(送話)側筐体1と、ディスプレイなどの表示部を有する可動(受話)側筐体2を有する。ここで、固定側筐体1と可動側筐体2のいずれにも以下に説明するきしみ防止用の機構を設けることができる。そして、固定側筐体1又は可動側筐体2のいずれにおいてもきしみ防止用の機構の構造は同じであるため、以下では、固定側筐体1を例に説明する。
固定側筐体1は、図2に示すリアケース11と図3に示すフロントケース12とを有する。図3に示すフロントケース12を逆さまにして、図2に示すリアケース11と嵌合させることで固定側筐体1の一部となる。そして、リアケース11は、キーパッドが配置される面とは逆側のバッテリの挿入口などが設けられる面となる固定側筐体1の背面側部分を形成する。また、フロントケース12は、キーパットが配置される側の面となる固定側筐体1の正面部分を形成する。
リアケース11は、図2に示すように、フロントケース12と接触する側が開放された盆状に形成されている。そして、図2の一点鎖線で表される部分がリアケース11の開口部の周縁112である。また、フロントケース12は、図3に示すように、リアケース11と接触する側が開放された盆状に形成されている。そして、図3の一点鎖線で表される部分がリアケース12の開口部の周縁122である。
図4は、リアケース11の凹凸部を拡大した斜視図である。図4は、開口部の周縁112が含まれる図2に示す点線111の部分を拡大したものを表している。以下では、開口部の周縁112より外側にある肉厚部分をリアケース11の側壁と呼ぶことがある。リアケース11は、図4の点線で示される凹凸部113を有している。また、外壁Sは、リアケース11の外側の面を表している。
図5は、リアケースの凹凸部を模式的に表した図である。図5の面Pは、図4の凹凸部113を矢印Qが向かう方向(以下では、「Q方向」と言う。)に向かって見たときに見える面を表している。すなわち、面Pは開口部の内壁である。ここで、Q方向は、リアケース11の側壁の短手方向にあたる。
凹凸部113は、図5に示すように、突出部200及び溝部300を有している。
突出部200は、面Pと同じ平面上に端面201を有する。すなわち、端面201と面Pとは連続しており、且つ、端面201と面Pとが交わる角度が0度である。端面201は、表面がQ方向とは反対の方向に向いている。さらに、突出部200は、面Pと外壁Sとの間に、端面202を有している。端面202は、表面がQ方向に向いている。本実施例では、端面201と端面202とはいずれも三角形であり、同じ形状を有している。より詳しくは、本実施例では、端面201及び端面202の形状は二等辺三角形である。そして、突出部200は、端面201と端面202との間でリアケース11からフロントケース12の方向に突出している。言い換えれば、突出部200は、Q方向に伸びる山型である。
溝部300は、面PとからQ方向に向かって削られた溝状になっている。溝部300は、突出部200のQ方向に延びる長さと同じ長さだけ延びている。さらに、溝部300は、突出部200とリアケース11の長手方向に隣り合わせて配置されている。そして、本実施例では、溝部300は、突出部200と同じ傾斜を有して削られている。すなわち、溝部300の斜面301は、突出部200の斜面203と同じ平面上にある。すなわち、斜面301と斜面203とは連続しており、且つ、斜面301と斜面203とが交わる角度が0度である。そして、溝部300のQ方向の端部には壁面302がある。これは、溝部300が面Pと外壁Sとの間で終わっているため、そこにリアケース11による壁ができるからである。壁面302は、表面がQ方向とは反対の方向に向いている。さらに、溝部300の断面の溝形状は壁面302と同じ三角形となっている。そして、壁面302は突出部200の断面の形状と同じである。溝部部200は、Q方向に伸びる谷型である。
図6−1は、凹凸部のQ方向からの平面図である。また、図6−2は、凹凸部のQ方向とは逆の方向からの平面図である。
図6−1において、突出部200は、範囲401の一点鎖線400より上の部分にあたる。そして、図6−1では、一点鎖線400より上の部分は、端面201にあたる。また、図6−1において、溝部300は、範囲402の面Pのフロントケース12側の辺403より下に凹んだ部分にあたる。そして、図6−1では、溝部300の奥に壁面302がある。さらに、斜面203と斜面301とは交わる角度が0度で連続している。
また、図6−2では、範囲402に溝部300があるが、外壁Sによって溝部300は見えない。そして、範囲401には突出部200の端面202がある。
図7は、フロントケースの凹凸部を拡大した斜視図である。図7は、開口部の周縁112が含まれる図3に示す点線121の部分を拡大したものを表している。フロントケース12は、図7の点線で示される凹凸部123を有している。この凹凸部123は、リアケース11の凹凸部113と同様の構造を有しており、凹凸部113と凹凸部123とは嵌合する。次に、凹凸部113と凹凸部123との嵌合状態を説明する。
図8は、フロントケースの凹凸部とリアケースの凹凸部とが嵌合した状態を模式的に表した透視斜視図である。 図9は、凹凸部が嵌合した部分を拡大した透視斜視図である。図8及び図9は、説明の都合上、凹凸部113と凹凸部123との距離を少し開けて示しているが、実際に勘合した場合には凹凸部113と凹凸部123は接触している。図8及び図9に示すように、凹凸部113の突出部200と凹凸部123の溝部300にあたる部分である溝部310とがかみ合い、凹凸部113の溝部300と凹凸部123の突出部200にあたる部分である突出部210とがかみ合うように嵌合する。このように、リアケース11とフロントケース12とが重なり合うと、凹凸部113と凹凸部123とが嵌合する。
さらに、図10は、凹凸部が嵌合するときの状態を表す側壁の長手方向の断面図である。図10は、Q方向に向かってみた状態を表している。ここで、側壁の長手方向とは、リアケース11及びフロントケース12の側壁の長手方向である。言い換えれば、図10は、Q方向を法線とする平面で凹凸部113と凹凸部123とが嵌合している部分を切断した場合の断面図である。
図10に示すように、突出部200と溝部310とが嵌合すると、突出部200の奥には、フロントケース12において溝部310の奥にある壁面312がある。すなわち、リアケース11の突出部200の端面202とフロントケース12の壁面312とが向かい合っている。また、突出部210と溝部300とが嵌合すると、突出部210の奥には、リアケース12において溝部300の奥にある壁面302がある。すなわち、フロントケース11の突出部210の端面212とリアケース11の壁面302とが向かい合っている。
したがって、リアケース11の側壁に対してQ方向に押圧する力が加わると、リアケース11の突出部200の端面202とフロントケース12の壁面312とが接触する。これにより、リアケース11の外壁が外側にずれることが抑制される。また、リアケース11の側壁に対してQ方向とは逆方向に押圧する力が加わると、フロントケース12の突出部210の端面212とリアケース11の壁面302とが接触する。これにより、リアケース11の外壁が内側にずれることが抑制される。
同様に、フロントケース12の側壁に対してQ方向に押圧する力が加わると、フロントケース12の突出部210の端面212とリアケース11の壁面302とが接触する。これにより、フロントケース12の外壁が外側にずれることが抑制される。また、リアケース11の側壁に対してQ方向とは逆方向に押圧する力が加わると、リアケース11の突出部200の端面202とフロントケース12の壁面312とが接触する。これにより、フロントケース12の外壁が内側にずれることが抑制される。
さらに、図11〜図14を参照して、リアケース11又はフロントケース12に外から負荷が加わった場合の動作について説明する。図11は、フロントケースに向かう方向と直交する方向からリアケースに力が加わる場合を説明するための図10のA−A’断面の断面図である。図12は、リアケースに向かう力がフロントケースに加わる場合を説明するための図10のA−A’断面の断面図である。図13は、リアケースに向かう方向と直交する方向から力がフロントケースに加わる場合を説明するための図10のB−B’断面の断面図である。図14は、フロントケースに向かう力がリアケースに加わる場合を説明するための図10のB−B’断面の断面図である。
図11に示すように、リアケース11に負荷401がかかった場合について説明する。負荷401は、リアケース11からフロントケース12に向かう方向と直交する方向に向いている。これは、図2におけるQ方向の逆向きの方向である。この時、リアケース11は、矢印402のような力を受ける。すると、溝部300及び壁面302は、矢印402の方向に移動する。この時、フロントケース12は力を受けていないので、静止している。そのため、突出部210も静止している。そこで、リアケース11の壁面302が矢印402の方向に移動すると、壁面302がフロントケース12の突出部210の端面212と接触する。これにより、壁面302は、矢印402の方向にそれ以上進めなくなる。すなわち、壁面302と端面212が接触した位置以上には、リアケース11が矢印402の方向にずれないので、きしみ音が抑えられる。
次に、図12に示すように、フロントケース12に負荷403がかかった場合について説明する。負荷403は、フロントケース12からリアケース11に向かう方向に向いている。この時、フロントケース12は、押し広げられるので、矢印404のような力を受ける。矢印404は、図2におけるQ方向である。すると、突出部210及び端面212は、矢印404の方向に移動する。この時、リアケース11は力を受けていないので、静止している。そのため、溝部300の端部にある壁面302も静止している。そこで、フロントケース12の突出部210が矢印404の方向に移動すると、端面212がリアケース11の壁面302と接触する。これにより、突出部210は、矢印404の方向にそれ以上進めなくなる。すなわち、端面212と壁面302が接触した位置以上には、フロントケース12が矢印404の方向にずれないので、きしみ音が抑えられる。
次に、図13に示すように、フロントケース12に負荷405がかかった場合について説明する。負荷405は、フロントケース12からリアケース11に向かう方向と直交する方向に向いている。これは、図2におけるQ方向の逆向きの方向である。この時、フロントケース12は、矢印406のような力を受ける。すると、溝部310及び壁面312は、矢印406の方向に移動する。この時、リアケース11は力をうけていないので、静止している。そのため、突出部200も静止している。そこで、フロントケース12の壁面312が矢印406の方向に移動すると、壁面312がリアケース11の突出部200の端面202と接触する。これにより、壁面312は、矢印406の方向にそれ以上進めなくなる。すなわち、壁面312と端面202が接触した位置以上には、フロントケース12が矢印406の方向にずれないので、きしみ音が抑えられる。
次に、図14に示すように、リアケース11に負荷407がかかった場合について説明する。負荷407は、リアケース11からフロントケース12に向かう方向に向いている。この時、リアケース11は、押し広げられるので矢印408のような力を受ける。矢印408は、図2におけるQ方向である。すると、突出部200及び端面202は、矢印408の方向に移動する。この時、フロントケース12は力を受けていないので、静止している。そのため、溝部310の端部にある壁面312も静止している。そこで、リアケース11の突出部200が矢印408の方向に移動すると、端面202がフロントケース12の壁面312と接触する。これにより、突出部200は、矢印407の方向にそれ以上進めなくなる。すなわち、端面202と壁面312が接触した位置以上には、リアケース11が矢印407の方向にずれないので、きしみ音が抑えられる。
さらに、図4及び図5に示すように、凹凸部113は、開口部の内壁Pと同じ平面に突出部200の端面201が設けられている。また、凹凸部113は、内壁Pから外壁Sに向かって削ることで溝部300が形成されている。そのため、リアケース11の外壁は、凹凸部113より内側に厚みを有さない。したがって、リアケース11が形成する内部のスペースを広く取ることができる。また、フロントケース12の凹凸部123もリアケース11の凹凸部113と同様の構造を有しているため、フロントケース12の外壁も、凹凸部123より内側に厚みを有さない。したがって、フロントケース12が形成する内部のスペースを広く取ることができる。これにより、リアケース11とフロントケース12が重なりあうことにより形成される基盤や液晶パネルを配置するための内部空間を大きく確保することができる。したがって、本実施例に係る携帯電話であれば、多数の部品や大きな部品を搭載することができる。
また、本実施例では、リアケース及びフロントケースに設けられた1組の凹凸部について説明したが、この凹凸部はリアケース又はフロントケースのズレが大きく発生する部分に設けることが好ましい。さらに、ズレが大きく発生する部分が複数ある場合には、その部分のそれぞれに凹凸部を設けることが好ましい。例えば、リアケースとフロントケースとを固定するねじとねじとの間の中間地点などに設けることが好ましい。
さらに、本実施例では、突出部及び溝部の断面の形状が二等辺三角形の場合で説明したが、この形状は嵌合可能な形状であれば特に制限は無い。
例えば、図15−1のように突出部及び溝部の断面の形状を四角形にしてもよい。また、図15−2のように突出部及び溝部の断面の形状を半円にしてもよい。図15−1及び図15−2は、突出部及び溝部の断面の形状の他の例を説明するための図である。
さらには、リアケースの突出部とフロントケースの溝部の形状が一致し、リアケースの溝部とフロントケースの突出部との形状が一致していれば、リアケース及びフロントケースの突出部と溝部の形状が異なっても良い。
以上に説明したように、本実施例にかかる携帯電話は、凹凸部によりリアケース又はフロントケースに対して互いにこすれあう方向に力が加わった場合でも、力が加わった側のズレを抑えることができ、きしみ音を軽減することができる。そして、凹凸部は、自己より内部空間側に側壁の厚みを必要としない。このため、リアケースとフロントケースとが形成する筐体内部のスペースを大きく確保することができ、大きなサイズの基板や液晶パネルを内部のスペースに配置でき、また多数の部品を内部のスペースに配置することができる。
1 固定側筐体
2 可動側筐体
11 リアケース
12 フロントケース
113 凹凸部
123 凹凸部
200 突出部
201 端面
202 端面
210 突出部
212 端面
300 溝部
302 壁面
310 溝部
312 壁面

Claims (6)

  1. 第1の凹部を有する第1筐体部材と、
    第2の凹部を有する第2筐体部材とを備え、
    前記第1筐体部材は、前記第1の凹部の開口部の内壁と一方の端面とが同一面上にあり、前記第1の凹部の開口部の内壁から前記第1筐体部材の外壁までの間に他方の端面を有し、前記第1の凹部の底面から前記開口部へ向かう方向に隆起する第1突出部と、前記第1の凹部の開口部の周縁に沿った方向に前記第1突出部と隣り合い、且つ前記第1の凹部の開口部の内壁から前記第1の凹部の開口部の内壁と前記第1筐体部材の外壁との間の位置まで前記開口部から前記凹部の底面方向に向かう方向にへこみ、さらに前記第1筐体部材の外壁側の端部に第1壁面を有する第1溝部とを有し、
    前記第2筐体部材は、前記第2の凹部の開口部の内壁と一方の端面とが同一面上にあり、前記第2の凹部の開口部の内壁から前記第2筐体部材の外壁までの間に他方の端面を有し、前記第2の凹部の底面から前記開口部へ向かう方向に隆起する第2突出部と、前記第2の凹部の開口部の周縁に沿った方向に前記第2突出部と隣り合い、且つ前記第2の凹部の開口部の内壁から前記第2の凹部の開口部の内壁と前記第2筐体部材の外壁との間の位置まで前記開口部から前記凹部の底面方向に向かう方向にへこみ、さらに前記第2筐体部材の外壁側の端部に第2壁面を有する第2溝部とを有し、
    前記第1突出部と前記第2溝部、及び前記第1溝部と前記第2突出部は、前記第1壁面と前記第2突出部の外壁側の端面とが当接し、前記第2壁面と前記第1突出部の外壁側の端面と当接するよう嵌合する
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記第1突出部の前記第1の凹部の開口部の内壁から前記第1筐体部材の外壁に向かう方向の長さと、前記第1溝部の前記第1の凹部の開口部の内壁から前記第1筐体部材の外壁に向かう方向の長さとが一致することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記第1突出部及び前記第1溝部は、前記第1の凹部の開口部の周縁に複数配置され、前記第2突出部及び前記第2溝部は、前記第2の凹部の開口部の内壁の周縁に前記第1突出部及び前記第1溝部と同数配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記第1突出部、前記第2突出部、前記第1溝部及び前記第2溝部の断面の形状が三角形であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末。
  5. 前記第1突出部、前記第2突出部、前記第1溝部及び前記第2溝部の断面の形状が半円であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末。
  6. 前記第1突出部、前記第2突出部、前記第1溝部及び前記第2溝部の断面の形状が四角形であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末。
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