JP5631115B2 - 踏切等遮断棒用表示板 - Google Patents

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Description

本発明は、踏切等用遮断棒に取り付ける表示板に係り、詳しくは、軽量で取り付けやすく、遮断棒の上側に起立させることができるので視認しやすい踏切等遮断棒用表示板に関する。
従来より、例えば、踏切において遮断棒が降りていることが遠目からも判別できるように、危険察知の着色表示や警告のメッセージを記載した表示板等が、遮断棒から吊り下げられている(特許文献1及び2参照)。
また、遮断棒より高い位置に表示灯を設ける提案もなされている(特許文献3参照)。
実用新案登録第3049741号公報 実開平5−22249号公報 特開2002−326573号公報
一般に、踏切の遮断棒は容易に乗り越えたりくぐったり出来ないように、成人のへその高さ辺りを遮るように配置されているが、引用文献1及び2に記載されているような表示具等をこの位置から吊り下げると、目線よりもかなり低い位置に表示具等が配置されることになる。従って、遮断棒の前に人や車がいるような場合には、遠くからは視認できず、また、近くからでも屈み込んだり覗き込んだりしないと、吊り下げられた表示具等は目に入らず、表示具の役割を十分に果たし得ないという欠点があった。
特に、近年、自動車で踏切を渡っている最中に遮断機が降り、踏切内に取り残される事例が多発している。吊り下げられた表示板には踏切からの脱出方法が記載されてはいるが、設置されている位置が低すぎて車体に隠れるため、狼狽したドライバーにはその表示板が目に入らず、結局大事故になることも少なくない。
一方、引用文献3に記載された表示灯のように、遮断棒の上に表示板等を配置すれば、近くから見る場合でも表示板等が目に入りやすくなる。しかしながら、表示板等を遮断棒の上に配置するには、表示板等が起立できる程度に剛性の大きい硬い材料を用いる必要があるので、その分重くなってしまう欠点がある。重い表示板等を遮断棒に取り付けるためには、遮断棒を昇降させるためのモーターをパワーの大きなものに取り替えなければならないので、高コストとなり、また、エネルギー消費量の面でも問題がある。小さな表示板等であればパワーの小さいモーターでよいが、表示が見えにくくなるので、表示具の役割を十分に果たすことができない。
本発明はかかる実情に鑑み、上記従来技術の問題点を解消し、素材や形状、構造による可撓性及び弾性変形を利用して容易に遮断棒に取り付けることができ、軽量であるので遮断棒の上側で起立させることが可能であるため視認性に優れ、また、軽量であるのでパワーの大きいモーターに取り替える必要もなく経済的に有利な踏切等遮断棒用表示板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の特徴の第1は、踏切等の遮断棒に取り付ける表示板であって、断面視C字状の取り付け部と板状の表示部とからなる発泡樹脂製の部材からなり、前記取り付け部の外周面及び/又は内周面に該取り付け部の長さ方向と平行な溝が刻設され、前記取り付け部の内周面にクッション材が設けられ、前記表示部は前記取り付け部の長さ方向と平行方向に、該取り付け部から立設されている踏切等遮断棒用表示板を内容とする。
本発明の特徴の第2は、発泡倍率が1.5〜3倍である上記の踏切等遮断棒用表示板を内容とする。
本発明の特徴の第は、表示部は断面視C字状の取り付け部の端部から延設されている上記の踏切等遮断棒用表示板を内容とする。
本発明の特徴の第は、表示部の基端に結束バンドを挿通するための窓部が穿設されている上記の踏切等遮断棒用表示板を内容とする。
本発明の特徴の第は、蛍光着色料又は夜光着色料が含有又は塗布されている上記の踏切等遮断棒用表示板を内容とする。
本発明による踏切等遮断棒用表示板は、可撓性及び弾性変形に富む発泡樹脂からなるとともに、断面視C字状の取り付け部と板状の表示部とからなり、取り付け部の外周面及び/又は内周面には取り付け部の長さ方向と平行な溝が刻設されているので、取り付け部が可撓性に富むとともに弾性変形しやすく、断面視C字状の取り付け部の開口部分を押し拡げながら遮断棒を押し込むことにより、表示板を遮断棒に容易に取り付けることができる。
また、表示板を遮断棒に取り付けた後は、C字状の取付部は弾性復元力により元の状態に戻ろうと収縮するので表示板は遮断棒にしっかりと取り付けられ、表示板を遮断棒上に起立させることができるので視認性に優れている。この場合、結束バンドを使用することにより、上記効果を一層確実なものとすることができる。
更に、発泡樹脂製であるので軽量であり、大きな表示板を遮断棒に取り付けた場合でも、この遮断棒を昇降させるためのモーターをパワーの大きなモーターに取り替える必要がないので経済的である。なお、発泡樹脂の発泡倍率は、強度と軽量性との観点から1.5〜3倍が適当である。
取り付け部の内周面にクッション材を設けることにより、通行人や自動車等が表示板に衝突しても壊れにくくなる。また、C字状の取付部に対し、遮断棒の径が小さい場合でも取り付けができるので種々の径の遮断棒に対応できる。更に、クッション材が表示板の取り付け部内周面及び遮断棒の凹凸に食い込んで、取り付け部と遮断棒の間の摩擦力が増大するため、取り付け後に表示板が移動したりすることが防止され、また表示板の起立状態が保持されやすくなる。
表示部を断面視C字状の取り付け部の端部から延設すれば、取り付け部の開口部分に遮断棒を押し込む際に表示部を手で持って開口部分を大きく押し広げることができるので、遮断棒への表示板の取り付けが一層容易になる。また、構造的に弱い三又に分かれた部分が無くなるので壊れにくくなり耐久性が増し、更に、成形も容易である。
表示部の基端に結束バンドを挿通するための窓部を穿設すれば、取り付け部を結束バンドで締め付けることにより、強固に表示板を固定できる。また、この窓部から従来の吊り下げタイプの表示板等を吊り下げることが可能なので、遮断棒を一層目立たせ、注意力や視認性を一層高めることができる。
蛍光着色料又は夜光着色料を含有又は塗布すれば、夜間でも表示板が目に入りやすくなり、注意力や視認性を一層高めることができる。。
図1は本発明の踏切等遮断棒用表示板の一例を示し、(a)は側面図であり、(b)は斜視図である。 図2は取り付け部の内周面にクッション材を設けた踏切等遮断棒用表示板を示す側面図であり、(a)は内周面全体にクッション材を設けた例であり、(b)は内周面の一部にクッション材を設けた例である。 図3は本発明の踏切等遮断棒用表示板の他の例を示す側面図である。 図4は窓部に挿通される結束バンドの一例を示す斜視図である。 図5(a)、(b)は本発明の踏切等遮断棒用表示板の使用例を示す説明図である。 図6は別の使用例を示す説明図である。 図7はさらに別の使用例を示す説明図である。
本発明の踏切等遮断棒用表示板1(単に、表示板1と称することがある)は、図1に示すように、踏切等の遮断棒に取り付ける表示板であって、断面視C字状の取り付け部2と板状の表示部3とからなる発泡樹脂製の部材からなり、取り付け部2の外周面及び/又は内周面(図1の例では内周面)に取り付け部2の長さ方向と平行な溝2aが刻設され、表示部3は取り付け部2の長さ方向と平行方向に、取り付け部2から立設されていることを特徴とする。
材質は耐腐食性、軽量性、強度を兼ね備えている点で発泡樹脂が使用され、具体的には、例えば、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン- スチレン共重合樹脂)、AAS樹脂(アクリロニトリル/アクリルゴム/スチレン樹脂)、AES樹脂(アクリロニトリル/エチレンプロピレンゴム/スチレン樹脂)、AS樹脂(アクリロニトリル/スチレン樹脂)、PS樹脂(ポリスチレン樹脂)、PMMA樹脂(ポリメチルメタクリレート樹脂)、PVC樹脂(ポリ塩化ビニリデン樹脂)、MS樹脂(メチルメタクリレート/スチレン樹脂)、PP樹脂(ポリプロピレン樹脂)、PE樹脂(ポリエチレン樹脂)、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)およびPC樹脂(ポリカーボネート樹脂)等が使用可能であり、コスト面での有利さと軽量性を兼ね備えている点でPE樹脂(ポリエチレン樹脂)が好ましい。
また、ポリ乳酸樹脂、ポリブチレンサクシネート、ポリアミド11、ポリヒドロキシ酪酸等の生分解性プラスチック、バイオマスプラスチック等が使用可能である。
生分解性プラスチックを用いた場合は、化石資源の使用を減少させ、特に、バイオマスプラスチックは植物由来の素材からなるので焼却処分しても植物が固定したCO2 が排出されるだけであるので、CO2 排出量が増えないカーボンニュートラルが達成され、環境に優しく地球温暖化防止に寄与し、低炭素社会の実現に貢献する利点がある。
上記樹脂の発泡倍率は特に限定されないが、1.5〜3倍程度が好ましく、1.8〜2.2程度がさらに好ましい。発泡倍率が1.5倍未満では軽量化が十分でなく、一方、3倍を越えると強度が不十分となる傾向がある。発泡方法については特に限定されず、定法がいずれも利用できるが、押出成形が好ましい。
本発明の踏切等遮断棒用表示板1は、図1に示すとおり、取り付け部2と表示部3からなる。
本発明の取り付け部2は表示板1を遮断棒に取り付けるための部分である。その形状は、断面視C字状の筒型とされており、この取り付け部2により表示板を遮断棒に取り付けるには、取り付け部2の開口部分2cを、素材の発泡樹脂及び取り付け部2のC字状の形状、構造に由来する可撓性と弾性変形を利用して、遮断棒の直径以上に押し拡げて、この部分に遮断棒を押し込めばよい。
取り付け部2の内径や開口部分2cの幅は、本発明の表示板1を取り付ける遮断棒の外径に応じて定めればよいが、取り付け部2の内径は遮断棒の外径よりもやや小さい程度とされ、開口部分2cの幅は遮断棒の外径よりも小さくなり、押し拡げると遮断棒の外径以上に大きくなる程度とされる。
取り付け部2の外周面及び/又は内周面には取り付け部2の長さ方向と平行な溝2aが刻設される。この溝2aにより取り付け部2は一層弾性変形しやすくなるので、取り付け部2により遮断棒を取り付ける際に、開口部分2cを押し拡げやすくなる。
また、取り付け部2の寸法の融通性が大きくなるので、遮断棒の径の大きいものから小さいものまで取り付けることができる。
溝2aの位置は、図1及び図2に示したように取り付け部2の内周面側でもよいし、図3に示したように外周面側でもよく、内外両方に設けてもよいが、遮断棒との間の摩擦力を増大させるためには溝を内側に設けるのが好ましい。
本発明の表示板1には、図2に示したように、取り付け部2の内周面側にクッション材2dを設けることもできる。クッション材2dの材質は特に限定されないが、天然ゴム、アクリルゴムやニトリルゴム等の合成ゴム、EPDMやウレタンフォーム等の軟質発泡体等が挙げられる。また、軟質ポリエチレンや軟質ポリ塩化ビニル等も用いることができる。
このようなクッション材2dを設けることにより表示板1の取り付け部2の耐衝撃強度が増すので、自動車や通行人等がこの表示板1に衝突したとしても、表示板1や遮断棒が損傷する危険が小さくなる。
また、クッション材2dは取り付け部2の内周面や遮断棒の表面の凹凸に食い込んで摩擦力を増すことにより、表示板1が移動したりすることが防止され、また、表示板1が起立状態に保持されやすくなる。摩擦力は凹凸が大きいほど強くなるので、上記したように、溝2aを取り付け部2の内周面側に刻設するほうが好ましい。
クッション材2dは、図2(a)に示すように、内周面の全面に設けることもできるし、図2(b)に示すように、部分的に設けることもできる。部分的に設ける場合は中央部2fに設けるよりも端部付近2eに設けるほうが好ましい。端部付近2eに設けた場合はクッション材2dに一層大きな挟圧が掛かり、クッション材2dが取り付け部2の内周面及び遮断棒の表面の凹凸に食い込むので、一層大きな摩擦力が働き、表示板1を堅固に取り付けることができる。
本発明において表示部3は、例えば、踏切待ちの人や踏切内に取り残された人に対する警告やメッセージを表示する部分であり、取り付け部2の長さ方向と平行に取り付け部2から立設される板状の部分である。
表示部3は、図3に示すように取り付け部2の開口部分2cから離れた部分に立設することも可能ではあるが、図1に示すように取り付け部2の端部2bに設けるほうが好ましい。表示部3を取り付け部2の端部2bに設けると、取り付け部2に遮断棒を押し込む際に、表示部3を手で持って開口部分2cを大きく押し広げることができるので、遮断棒を押し込みやすくなり、作業効率が著しく向上する。
また、図3に示したような、開口部分2cから離れた部分に表示部3を立設した形状の表示板1は、三又に分かれた部分(表示部3の付け根の部分)で強度が弱くなる恐れがあるが、図1に示したような、取り付け部2の端部2bに表示部3を立設すれば三又に分かれる部分がなくなるので、強度は弱くならないので好ましい。また、押出成形し易い利点もある。
本発明では、表示部3の基端に結束バンドBを挿通するための窓部3aを穿設することもできる。本発明の踏切等遮断棒用表示板は、上記したように、素材と形状、構造から可撓性及び弾性変形が大きく、従って、C字状の取り付け部の開口部分を押し拡げながら遮断棒を押し込み遮断棒に取り付けた後は、C字状の取り付け部が弾性復元力により元の状態に戻ろうと収縮するので、表示板が遮断棒を包持することによりしっかりと取り付けられる。しかし、結束バンドBで取り付け部2を結束すれば、単に取り付け部2の弾性復元力で遮断棒を包持するだけでなく、結束バンドBの締め付け圧で表示板1と遮断棒とを一層堅固に固定できるので、例えば、強風の場合でも表示板1が移動したり、また、起立状態が損なわれる恐れがなくなる。
結束バンドBとしては、窓部3aに挿通されて取り付け部2の周りを結束できる限り特に限定されず、例えば、樹脂からなり、一方の表面に係止用の爪(ラチェット)4aが複数並設され、一端に前記した爪4aと掛合することにより抜け止めを図る係合部4bを備えた受部4cが一体に設けられ、他端には該受部4cに挿通されるガイド片4dが設けられたものが好適に用いられ、市販品としては、例えばタイラップ(商品名:トーマスアンドベッツインターナショナルインク社製)、インシュロック(商品名:タイトン社製)等が挙げられる。
また、この窓部3aには、例えば特許文献2に記載されているような、結束バンドや吊り下げ用の紐を備えた吊り下げ型表示装置の結束バンド部分や紐を挿通して、本発明の表示板1の下に従来の表示装置を吊り下げることもできる。この場合は、本発明の表示板1を単独で使用する場合よりも強く通行人の注意を引くことができる。
表示部3には踏切を通過しようとする通行人に対するメッセージや警告が記載される。記載の内容は特に限定されないが、「しばらくお待ち下さい」、「無謀な横断禁止」、「一旦停止お願いします」、「閉じ込められたら車で押して出て下さい」、「侵入禁止」、「立入り禁止」等のメッセージや、黄色地に黒縞の警告模様等が例示できる。
これらのメッセージや警告模様は、表示部3に直接印刷してもよいし、上記内容が記載又は印刷されたシールを表示部3に貼り付けてもよい。また、表示部に蛍光着色料又は夜光着色料を含有又は塗布することにより、夜間部において、表示板自体や、メッセージや警告を一層目立たせることもできる。
図5に本発明の踏切用としての遮断棒用表示板1の使用例を示す。この使用例では、遮断棒Cを取り付け部2に押し込んでから、表示部3の位置が遮断棒Cの上側になるように調節し、結束バンドBで縛って表示板1の位置を固定している。このように、本発明の表示板1を用いれば、遮断棒Cの上に表示部3を立設して、視認し易い高い位置にメッセージ等を表示することができる。
なお、図(a)は取り付けられた表示板1を踏切の外から見た説明図であり、(b)は踏切の中から見た説明図である。このように高い位置にメッセージが表示されていれば、遮断棒の前に人や車がいても視認しやすく、また、踏切内に閉じ込められた自動車の中からでも表示されたメッセージが見えやすくなり、このメッセージに従って電車が来る前に踏切から脱出できるので、大事故を未然に防ぐことができる。
図6に本発明の踏切用としての表示板1の別の使用例を示す。この使用例でも、図5の例と同様にして表示部3が遮断棒Cより上側になるように表示板1が固定されているが、それに加え、本発明の表示板1の下側に従来の表示板Oが設けられている。なお、この例において、従来の表示板Oの吊り下げ用紐は窓部3aに挿通されている。
このように、遮断棒Cの上下に表示板1、Oを設けた場合、注意を一層強く喚起するので、踏切に気付かずに線路内に進入する事故を未然に防ぐだけでなく、遮断棒Cを潜ったり跨いだりしにくくなるので、無謀横断を効果的に防ぐことができる。
なお、本発明の表示板1は、図7に示したように、従来の表示板Oと同様、表示部3が遮断棒Cの下側になるように設置することもできる。この場合、結束バンドは省略することができる。
以上、本発明の遮断棒用表示板を、主として踏切用の遮断棒用表示板について説明したが、本発明の遮断棒用表示板は踏切用に限定されるものではなく、ETCや工事現場等における遮断棒用表示板としても広く使用することができる。
叙上のとおり、本発明の踏切等遮断棒用表示板によれば、素材である発泡樹脂及び取り付け部の形状、構造に由来する可撓性及び弾性変形を利用して容易に遮断棒に取り付けることができる。
また、軽量であるので遮断棒の上側に表示部を起立させることができるので視認しやすいばかりでなく、遮断棒昇降用のモーターをパワーの大きいモーターに取り替える必要がないのでコスト的にも有利で、踏切等遮断棒に後付けするための表示板として頗る有用である。
1 踏切遮断棒用表示板
2 取り付け部
2a 溝
2b 端部
2c 開口部分
2d クッション材
3 表示部
3a 窓部
4a 爪(ラチェット)
4b 係合部
4c 受部
4d ガイド片
B 結束バンド
C 遮断棒
O 従来の表示板

Claims (5)

  1. 踏切等の遮断棒に取り付ける表示板であって、
    断面視C字状の取り付け部と板状の表示部とからなる発泡樹脂製の部材からなり、
    前記取り付け部の外周面及び/又は内周面に該取り付け部の長さ方向と平行な溝が刻設され、
    前記取り付け部の内周面にクッション材が設けられ、
    前記表示部は前記取り付け部の長さ方向と平行方向に、該取り付け部から立設されていることを特徴とする踏切等遮断棒用表示板。
  2. 発泡倍率が1.5〜3倍であることを特徴とする請求項1に記載の踏切等遮断棒用表示板。
  3. 表示部は断面視C字状の取り付け部の端部から延設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の踏切等遮断棒用表示板。
  4. 表示部の基端に結束バンドを挿通するための窓部が穿設されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の踏切等遮断棒用表示板。
  5. 蛍光着色料又は夜光着色料が含有又は塗布されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の踏切等遮断棒用表示板。
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