JP5630849B1 - バイオマス炭化炉を備える加熱装置 - Google Patents

バイオマス炭化炉を備える加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5630849B1
JP5630849B1 JP2013102988A JP2013102988A JP5630849B1 JP 5630849 B1 JP5630849 B1 JP 5630849B1 JP 2013102988 A JP2013102988 A JP 2013102988A JP 2013102988 A JP2013102988 A JP 2013102988A JP 5630849 B1 JP5630849 B1 JP 5630849B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
stoker
biomass
carbonization furnace
movable grate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013102988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014224168A (ja
Inventor
亀夫 岩津
亀夫 岩津
Original Assignee
高砂機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 高砂機器株式会社 filed Critical 高砂機器株式会社
Priority to JP2013102988A priority Critical patent/JP5630849B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5630849B1 publication Critical patent/JP5630849B1/ja
Publication of JP2014224168A publication Critical patent/JP2014224168A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel

Landscapes

  • Coke Industry (AREA)

Abstract

【課題】バイオマス原料を連続的に炭化処理して炭を生成すると共に、炭化処理の際の発熱を利用して温水又は蒸気を生成できるようにしたバイオマス炭化炉を備える加熱装置を提供すること。【解決手段】籾殻、木屑等の粉粒状のバイオマス原料を炭化して肥料用の炭化体を生成する炭化炉10と、炭化炉の上部に設置され、炭化炉の発熱により加熱される加熱器20と、を備える。炭化炉は、一端側上部にバイオマス原料の供給部31を有し、他端側下部に炭化体の排出部32を有する室30と、供給部から供給されたバイオマス原料を排出部へ移動しつつ平坦化する傾斜可動火格子40と、傾斜可動火格子に供給されたバイオマス原料を着火する着火バーナー50と、少なくとも傾斜可動火格子の下方側から該傾斜可動火格子上のバイオマス原料に空気を供給する空気供給手段60と、バイオマス原料の完全燃焼を抑制すべく傾斜可動火格子を冷却する冷却手段70と、を具備する。【選択図】図1

Description

この発明は、バイオマス炭化炉を備える加熱装置に関するもので、更に詳細には、例えば籾殻や木屑等の粉粒状のバイオマス原料を炭化して肥料用の炭化体を生成する炭化炉を備える加熱装置に関するものである。ここで、肥料とは作物の生長を促進させる物質であり、土壌改良資材も含む意味である。
近年、地球温暖化防止や資源の有効利用を図る観点から、再生可能な、生物由来の有機性資源であるバイオマス原料の活用が推進されている。
従来では、固形バイオマス又は石炭を燃料にして、高温で燃焼発熱して蒸気を生成する蒸気ボイラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、木質,草木,繊維質及びこれらの加工物等を加熱炭化して得られた炭をボイラの燃料にして、ボイラにより得られた蒸気や温水の発熱を農業や養殖用に利用した熱利用システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
一方、籾摺り作業にて生じた籾殻を、筒状に形成された籾殻炭化容体に投入して、炭化処理した後、籾殻炭の導出を連続的に行う籾殻炭化装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2012−57926号公報(特許請求の範囲、図1) 特開2008−214504号公報(特許請求の範囲、図1) 特開2003−201482号公報(特許請求の範囲、図1)
しかしながら、特許文献1に記載のものは、バイオマス燃料をいかに高温で燃焼発熱させ、その熱を高率の交換熱に転換させる技術であり、バイオマス原料は完全燃焼されて、炭化されることがなく、肥料に寄与することができない。
また、特許文献2に記載のものは、炭化炉にて生成された炭をボイラの燃料に利用する技術であり、特許文献1に記載のものと同様に、バイオマス原料は完全燃焼されて、肥料に寄与することができない。
一方、特許文献3に記載のものは、籾殻を炭化するため、肥料に供することができる。しかし、特許文献3に記載のものは、筒状に形成された籾殻炭化容体が自転回動することで籾殻は籾殻炭化容体内で回動されて炭化処理される構造であり、籾殻を炭化処理する際の発熱の利用については言及されていない。
この発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、バイオマス原料を完全燃焼させずに連続的に炭化処理して肥料用の炭化体(炭)を生成すると共に、炭化処理の際の発熱を利用して温水又は蒸気を生成できるようにしたバイオマス炭化炉を備える加熱装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明のバイオマス炭化炉を備える加熱装置は、籾殻、木屑等の粉粒状のバイオマス原料を炭化して肥料用の炭化体を生成する炭化炉と、上記炭化炉の上部に設置され、炭化炉の発熱により加熱される、被加熱水の流入口と流出口を有する熱交換管を備える加熱器と、を備え、上記炭化炉は、一端側上部に上記バイオマス原料の供給部を有し、他端側下部に上記炭化体の排出部を有する室と、上記供給部から供給された上記バイオマス原料を上記排出部へ移動しつつ平坦化する傾斜可動火格子と、上記傾斜可動火格子に供給された上記バイオマス原料を着火する着火バーナーと、少なくとも上記傾斜可動火格子の下方側から該傾斜可動火格子上の上記バイオマス原料に空気を供給する空気供給手段と、上記バイオマス原料の完全燃焼を抑制すべく上記傾斜可動火格子を冷却する冷却手段と、を具備し、上記傾斜可動火格子は、傾斜方向に沿って配列され、隣接同士が移動可能に重なる複数のストーカ板からなる複数のストーカ板群を互いに平行に配列してなり、上記ストーカ板群の隣接するストーカ板は、往復移動機構によって相反方向に往復移動可能に形成され、かつ、ストーカ板は、傾斜下方側の先端部に、隣接するストーカ板と協働して上記空気供給手段から供給される空気の流通口を形成する凹凸部を設けてなり、上記往復移動機構は、上記ストーカ板の傾斜上方側の下面に設けられた拡開テーパ状の下向き凹部を枢支する揺動板と、該揺動板の下端に一体に設けられる回動軸と、上記ストーカ板群の偶数列の上記ストーカ板を枢支する上記揺動板と一体の上記回動軸同士を連結する第1のリンクプレートと、上記ストーカ板群の傾斜最下端を除く奇数列の上記ストーカ板を枢支する上記揺動板と一体の上記回動軸同士を連結する第2のリンクプレートと、上記第1のリンクプレートを進退移動する第1の駆動シリンダと、上記第2のリンクプレートを進退移動する第2の駆動シリンダと、を具備してなり、上記回動軸を中空パイプにて形成すると共に、中空部内に冷却手段から供給される冷媒の流通路を形成してなる、ことを特徴とする(請求項1)。
このように構成することにより、粉粒状のバイオマス原料を供給部から炭化炉の室内に配設された傾斜可動火格子の上端部に供給し、着火バーナーによって着火して火種を作った状態で、傾斜可動火格子の可動によってバイオマス原料が下方の排出部側に向かって移動しつつ平坦化される。この際、空気供給手段から少なくとも傾斜可動火格子の下方側から該傾斜可動火格子上のバイオマス原料に空気が供給され、また、冷却手段によって傾斜可動火格子がバイオマス原料の完全燃焼を抑制する温度に冷却されることにより、バイオマス原料が連続的に炭化処理されて炭を生成することができる。また、バイオマス原料の炭化処理の際に発生した発熱によって上部の加熱器を加熱することができる。
この場合、上記凹凸部は、上記ストーカ板の幅方向に沿って互いに平行に複数設けられるのが好ましい(請求項)。
また、請求項1に記載の発明によれば、複数配列されて傾斜可動火格子を構成する各ストーカ板群の隣接するストーカ板同士が相反方向に往復移動することで、バイオマス原料に振動を与えて均一に平坦化することができると共に、バイオマス原料を円滑に移動することができる。また、ストーカ板の傾斜下方側の先端部に、隣接するストーカ板と協働して空気供給手段から供給される空気の流通口を形成する凹凸部を設けることにより、傾斜可動火格子上のバイオマス原料に均一に空気を供給することができる。この場合、凹凸部を、ストーカ板の幅方向に沿って互いに平行に複数設けることにより、傾斜可動火格子上のバイオマス原料に供給される空気の流れを整流化することができ、更に均一に供給することができる。
また、この発明において、上記ストーカ板群は互いに隙間をおいて配列されている方が好ましい(請求項)。
このように構成することにより、隣接するストーカ板群の隙間を介して傾斜可動火格子上のバイオマス原料に空気を均一に流すことができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、第1の駆動シリンダ及び第2の駆動シリンダの駆動によって、複数配列された複数のストーカ板群における隣接するストーカ板を相反方向に同時に往復移動することができる。また、ストーカ板の往復移動機構を構成する揺動板と一体の回動軸を中空パイプにて形成すると共に、中空部内に冷却手段から供給される冷媒の流通路を形成することにより、傾斜可動火格子の冷却すなわちバイオマス原料の完全燃焼を抑制する温度の維持を確実に行うことができる。更に、ストーカ板の傾斜上方側の下面に設けられた拡開テーパ状の下向き凹部を揺動板によって枢支する構造とすることによって、ストーカ板の取り付け、取り外しが可能となり、破損したストーカ板の交換を容易にすることができる。
また、この発明において、上記ストーカ板は、傾斜上方側に平坦部が形成され、該平坦部の傾斜下方側に下り勾配の傾斜部が形成され、かつ、上記平坦部及び傾斜部の両側辺に起立壁が形成されるのが好ましい(請求項)。
このように構成することにより、各ストーカ板上のバイオマス原料の移動速度を遅い状態から速い状態に変化させて移動することで、バイオマス原料が密集するのを防止して、平均化させることができる。また、平坦部及び傾斜部の両側辺に起立壁を形成することにより、バイオマス原料の燃え殻や付着水が隙間から落下するのを防止することができ、また、バイオマス原料を起立壁に沿って移動させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載のバイオマス炭化炉を備える加熱装置において、上記室の天井部に、上記傾斜可動火格子の上方領域を上記バイオマス原料の供給部側の昇温領域と、上記炭化体の排出部側の炭化領域とに区画する区画壁が設けられると共に、上記炭化体の排出部側の上記天井部に、排気ガスを上記加熱器側へ流通する通気口が設けられ、上記空気供給手段は、送風機と、該送風機に接続され、少なくとも上記昇温領域及び炭化領域における上記傾斜可動火格子の下方側に空気を送風する複数の送風管路と、上記各送風管路に介設される風量調整用ダンパと、を具備し、上記風量調整用ダンパは、上記炭化領域における上記炭化体の温度を検出する温度センサの測定値に基づいて調整可能に形成されている、ことを特徴とする。
このように構成することにより、送風機から傾斜可動火格子の昇温領域側と炭化領域側に送風される空気量を調整して、バイオマス原料の炭化温度を最適な温度例えば600℃±20℃に制御することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、炭化炉での発熱によって熱交換管内を流れる被加熱水を効率よく加熱することができ、加熱水又は蒸気を流出口から排出することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
バイオマス原料を完全燃焼させずに連続的に炭化処理して炭を生成すると共に、炭化処理の際の発熱を利用して温水又は蒸気を生成することができる。したがって、バイオマス原料から肥料(土壌改良物質を含む)を生成することができると共に、炭化処理の際の発熱によって加熱器を加熱して生成された温水又は蒸気を温室や施設等の暖房システムに利用することができる。
この発明に係る炭化炉を備える加熱装置の要部を断面で示す側面図である。 上記炭化炉を備える加熱装置の平面図である。 この発明における傾斜可動火格子の要部を示す断面図である。 上記傾斜可動火格子の要部拡大断面図(a)及び(a)のI−I線に沿う拡大断面図(b)である。 上記傾斜可動火格子の正面断面図(a)及び(a)のII部拡大図(b)である。 この発明におけるストーカ板の往復移動機構の第1の駆動シリンダによる揺動動作を示す概略側面図である。 この発明におけるストーカ板の往復移動機構の第2の駆動シリンダによる揺動動作を示す概略側面図である。 隣接するストーカ板の往復移動状態を示す概略側面図である。 この発明におけるストーカ板の動作状態及び空気の流通状態を示す要部斜視図である。 この発明におけるストーカ板の上方斜視図(a)及び下方斜視図(b)である。 この発明における冷却手段の冷却状態の一例を示す概略平面図である。 この発明における冷媒供給管路と回動軸の流通路とを接続するスイベルジョイントの一例を示す断面図である。
次に、この発明に係る炭化炉を備える加熱装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
上記炭化炉を備える加熱装置は、籾殻、木屑等の粉粒状のバイオマス原料Bを炭化して肥料を生成する炭化炉10と、炭化炉10の上部に設置され、炭化炉10の発熱により加熱される加熱器20と、を備えている。
この場合、加熱器20は、被加熱水の流入口21と流出口22を有する熱交換管23を具備している。流入口21は、図示しない供給管路を介して被加熱水供給源(図示せず)に接続され、流出口22には、図示しない排出管路を介して例えば温室の暖房用配管(図示せず)が接続される。また、加熱器20には、熱交換管23部に対して左右に対峙する位置に、第1の排気通路部24と第2の排気通路部25が連通されており、第1の排気通路部24は、後述する炭化炉10の室30の天井部30cに設けられた通気口35と連通し、その略中間部に、排気流入部27aと排気流出部27bを仕切る仕切板26が設けられている。また、排気流出部27bには連通管路28を介してサイクロン64が接続されている。
このように構成される加熱器20において、炭化炉10の室30から排出される排気ガスが第1の排気通路部24の排気流入部27a内に流入して熱交換管23間の空間を介して第2の排気通路部25に流れた後、第2の排気通路部25から熱交換管23間の空間を介して第1の排気通路部24の排気流出部27bに流れる。これにより、排気ガスと熱交換管23内を流れる被加熱水が熱交換される。なお、排気流出部27bに流れた排気ガスは連通管路28を介してサイクロン64に流れて外部に排出される。
炭化炉10は、一端側上部にバイオマス原料の供給部31を有し、他端側下部に炭化体の排出部32を有する室30と、供給部31から供給されたバイオマス原料Bを排出部32へ移動しつつ平坦化する傾斜可動火格子40と、傾斜可動火格子40に供給されたバイオマス原料Bを着火する着火バーナー50と、少なくとも傾斜可動火格子40の下方側から該傾斜可動火格子40上のバイオマス原料に空気を供給する空気供給手段60と、バイオマス原料の完全燃焼を抑制すべく傾斜可動火格子40を冷却する冷却手段70と、を具備する。
上記室30は、断熱材で形成される床部30a、側壁部30b及び天井部30cで構成されており、天井部30cには、図1に示すように、傾斜可動火格子40の上方領域をバイオマス原料Bの供給部31側の昇温領域11と、炭化体の排出部32側の炭化領域12とに区画する区画壁30dが設けられると共に、炭化体の排出部32側の天井部30cに、排気ガスを加熱器20側へ流通する通気口35が設けられている。
供給部31は、炭化炉10(室30)の一端側(図1において右側)上部に設けられた供給口31aに接続する矩形状のホッパにて構成されている。供給部31には、2基の投入スクリュウコンベア31bを介して図示しないバイオマス原料貯留部に接続されており、2基の投入スクリュウコンベア31bによってバイオマス原料Bの定量が供給部31に供給されるようになっている。
排出部32は、傾斜可動火格子40の傾斜最下端の下方位置に配設されて炭化炉10の側壁部34に設けられた開口32aを介して炭化炉10の外部に突出する排出用スクリュウコンベアにて形成されている。
傾斜可動火格子40は、図1,図3ないし図9に示すように、傾斜方向に沿って配列され、隣接同士が移動可能に重なる複数(図面では8個の場合を示す)のストーカ板41からなる複数のストーカ板群42を互いに平行に配列してなる。
ストーカ板群42の隣接するストーカ板41は、往復移動機構80によって相反方向に往復移動可能に形成され、かつ、ストーカ板41は、傾斜下方側の先端部に、隣接するストーカ板41と協働して空気供給手段60から供給される空気の流通口43を形成する凹凸部44が設けられている。凹凸部44は、図4(b)に示すように、ストーカ板41の幅方向に沿って互いに平行に複数設けられている。また、ストーカ板群42は互いに隙間45をおいて配列されている。
この場合、ストーカ板41は例えばステンレス鋼製鋳物にて形成されており、図10に示すように、傾斜上方側に平坦部41aが形成され、該平坦部41aの傾斜下方側に下り勾配の傾斜部41bが形成されている。また、平坦部41a及び傾斜部41bの両側辺に起立壁41cが形成されている。なお、平坦部41aの端部下面における両側部には、後述する拡開テーパ状の下向き凹部41dが設けられている。また、傾斜部41bの先端に上記凹凸部44が形成されている。
一方、往復移動機構80は、ストーカ板41の傾斜上方側の下面に設けられた拡開テーパ状の下向き凹部41dを枢支する揺動板81と、該揺動板81の下端に一体に設けられる中空パイプからなる回動軸82と、ストーカ板群42の偶数列のストーカ板41(412,414,416,418)を枢支する揺動板81と一体の回動軸82の長手方向端部に延在する回動部82a同士を、連結リンク83を介して連結する第1のリンクプレート84aと、ストーカ板群42の傾斜最下端を除く奇数列のストーカ板41(413,415,417)を枢支する揺動板81と一体の回動軸82の回動部82a同士を、連結リンク83を介して連結する第2のリンクプレート84bと、第1のリンクプレート84aに第1の駆動リンク85aを介して連結され、第1のリンクプレート84aを長手方向に進退移動する第1の駆動シリンダ86aと、第2のリンクプレート84bに第2の駆動リンク85bを介して連結され、第2のリンクプレート84bを長手方向に進退移動する第2の駆動シリンダ86bと、を具備している。なお、回動部82aは軸受け88によって回転自在に支承されている。また、第1及び第2の駆動シリンダ86a,86bは、例えば油圧式シリンダにて形成されている。なお、傾斜最下端の第1列のストーカ板411の先端部は固定ブロック46によって固定支持されている。
上記のように構成される往復移動機構80の動作態様について図6,図7及び図8を参照して説明する。
<停止状態>
図6(a),図7(a)に示すように、第1の駆動シリンダ86aのピストンロッド86cと第2の駆動シリンダ86bのピストンロッド86dは中立の状態となっており、揺動板81及び連結リンク83は第1及び第2のリンクプレート84a,84bに対してそれぞれ直交状に位置している。
<作動状態>
作動時には、第1の駆動シリンダ86aは、ピストンロッド86cの収縮・伸張動作を繰り返す一方、第2の駆動シリンダ86bは、第1の駆動シリンダ86aとは逆に、ピストンロッド86dの伸張・収縮動作を繰り返す。
すなわち、第1の駆動シリンダ86aのピストンロッド86cが収縮して第1のリンクプレート84aを後退すると、これに伴って連結リンク83を介して回動軸82及び揺動板81が図6において時計方向に回動し、ストーカ板412,414,416,418を図6,図8において右方向に移動する(図6(b),図8(a)参照)。また、第1の駆動シリンダ86aのピストンロッド86cが伸張して第1のリンクプレート84aを前進すると、これに伴って連結リンク83を介して回動軸82及び揺動板81が図6において反時計方向に回動し、ストーカ板412,414,416,418を図6,図8において左方向に移動する(図6(c),図8(b)参照)。
一方、第2の駆動シリンダ86bのピストンロッド86dが伸張して第2のリンクプレート84bを前進すると、これに伴って連結リンク83を介して回動軸82及び揺動板81が図7において時計方向(図6において反時計方向)に回動し、ストーカ板413,415,417を図7において右方向(図6,図8において左方向)に移動する(図7(b),図8(a)参照)。また、第2の駆動シリンダ86bのピストンロッド86dが収縮して第2のリンクプレート84bを後退すると、これに伴って連結リンク83を介して回動軸82及び揺動板81が図7において反時計方向(図6において時計方向)に回動し、ストーカ板413,415,417を図7において左方向(図6,図8において右方向)に移動する(図7(c),図8(b)参照)。
上記のように作動時には、偶数列のストーカ板412,414,416,418と奇数列のストーカ板413,415,417は相反方向に移動するので、これらストーカ板412〜418からなるストーカ板群42上のバイオマス原料Bは傾斜方向に沿って移動しつつ振動が与えられて表面が均一に平坦化されると共に、バイオマス原料Bの移動が円滑になる。
上記空気供給手段60は、図1に示すように、炭化炉10の室30におけるバイオマス原料Bの供給部31が位置する側壁部34の下部に設置される送風機62と、該送風機62と上記昇温領域11及び炭化領域12における傾斜可動火格子40の下方側にそれぞれ設けられた第1の供給チャンバ61a及び第2の供給チャンバ61bにそれぞれ接続する第1の送風管路61c及び第2の送風管路61dと、第1の送風管路61c及び第2の送風管路61dにそれぞれ介設される風量調整用ダンパ61e,61fと、を具備している。この場合、風量調整用ダンパ61e,61fは、炭化領域12における炭化体の温度を検出する温度センサSの測定値に基づいて調整可能に形成されている。これにより、作業者は、温度センサSによって検出された炭化領域12における炭化体の温度を監視して、風量調整用ダンパ61e,61fを操作して、バイオマス原料Bの炭化温度が最適な温度になるように空気量を調整することができる。
このように構成することにより、送風機62から傾斜可動火格子40の昇温領域11側と炭化領域12側に送風される空気量を調整、つまり、昇温領域11側に送風される空気量を多くして昇温領域11側の温度を高温にし、炭化領域12側に送風される空気量を、昇温領域11側に送風される空気量より少なくして低温にすることで、バイオマス原料Bの炭化温度を最適な温度例えば600℃±20℃に制御することができる。
また、送風機62の送風側には一対の送風管路63が分岐され、室30の正面及び裏面側の側壁部30bの上部すなわち傾斜可動火格子40の傾斜上端側の上方位置に設けられた給気口61Aに接続されている。これにより、送風機62から供給される空気が給気口61Aをして傾斜可動火格子40の傾斜上端側に供給(流通)される。
次に、冷却手段70について説明する。冷却手段70は、冷媒である水(以下に冷媒水という)を、各ストーカ板41を枢支する揺動板と一体の中空パイプからなる回動軸82及び回動部82aの流通路87に流通させて、傾斜可動火格子40の温度をバイオマス原料Bが完全燃焼しない温度例えば600℃±20℃に抑制するように構成されている。
例えば、図1及び図11に示すように、冷却手段70は、冷媒水の供給源90と傾斜可動火格子40の傾斜最下端のストーカ板41を枢支する揺動板81と一体の回動軸82及び回動部82aに設けられた流通路87を接続する冷媒供給管路91と、隣接するストーカ板41を枢支する揺動板81と一体の回動軸82及び回動部82aに設けられた流通路87の端部同士をそれぞれ接続する連結管路92と、傾斜可動火格子40の傾斜最上端のストーカ板41を枢支する揺動板81と一体の回動軸82及び回動部82aに設けられた流通路87と冷媒供給管路91とを切換バルブVaを介して接続する戻り管路93とを具備する。この場合、冷媒供給管路91にはポンプPと開閉バルブVbが介設され、戻り管路93にはトラップタンク94が介設されている。なお、トラップタンク94にはドレインバルブVcを介設したドレイン管路95が接続されている。
上記のように構成される冷却手段70において、冷媒供給管路91,連結管路92及び戻り管路93と流通路87の接続部には、それぞれスイベルジョイント100が介設されている。ここでは、冷媒供給管路91と回動軸82の回動部82aに設けられた流通路87との接続部を代表してスイベルジョイント100の構造について説明する。スイベルジョイント100は、図12に示すように、エルボ状の本体101の一方の端部に、冷媒供給管路91と接続する第1の連通口102を設け、他方の端部に、回動軸82及び回動部82aの流通路87と接続する第2の連通口103を設けてなる。第1の連通口102には、冷媒供給管路91に設けられた雄ねじ部91aとねじ結合する雌ねじ部104が設けられている。この構造に代えて、第1の連通口102の外周部に雄ねじを設け、冷媒供給管路91に連結されるカプラ(図示せず)に設けられた雌ねじ部をねじ結合させるようにしてもよい。また、第2の連通口103には回動軸82回動部82aを嵌挿する連通路105が延在し、連通路105内に嵌挿される回動軸82の回動部82aとの間には2条の鋼球列を有するベアリング106が介在されてスイベルジョイント100と回動軸82とが相対的に回動自在に形成されている。また、連通路105内に嵌挿される回動部82aの先端部と基端部にはそれぞれ周溝107が設けられており、これら周溝107内にパッキン108が介在されて、冷媒供給管路91と回動軸82の接続部の気水密が維持されている。なお、ベアリング106の2条の鋼球列間には図示しないグリース供給口から供給されるグリースが充填されている。
なお、上記スイベルジョイント100は一例であって、回動軸82が回動自在であって、気水密に接続されていればその他の構造であってもよい。
上記のように構成される冷却手段70によれば、ポンプPの駆動によって、冷媒水供給源90から供給される冷媒水を、傾斜可動火格子40を構成する各ストーカ板群42のストーカ板41を枢支する揺動板81と一体の回動軸82に設けられた流通路87に蛇行させて流通することによって、傾斜可動火格子40の温度をバイオマス原料Bが完全燃焼しない温度例えば600℃±20℃に抑制することができる。
また、傾斜可動火格子40の冷却に供された冷媒水はトラップタンク94に貯留された後、ドレイン管路95から外部に排出されるか、冷媒供給管路91に戻されて再度、傾斜可動火格子40の冷却に供される。
上記実施形態のバイオマス炭化炉を備える加熱装置によれば、粉粒状のバイオマス原料Bを供給部31から炭化炉10の室30内に配設された傾斜可動火格子40の上端部に供給し、着火バーナー50によって着火して火種を作った状態で、傾斜可動火格子40の可動、すなわちストーカ板群42を構成する隣接するストーカ板41同士が相反方向に移動してバイオマス原料Bに振動を与えることによって、バイオマス原料Bが下方の排出部側に向かって移動しつつ平坦化される。この際、空気供給手段60から少なくとも傾斜可動火格子40の下方側から該傾斜可動火格子40上のバイオマス原料Bに空気が供給され、また、冷却手段70によって傾斜可動火格子40がバイオマス原料Bの完全燃焼を抑制する温度に冷却されることにより、バイオマス原料Bが連続的に炭化処理されて肥料用の炭化体(炭)を生成することができる。
また、ストーカ板41の傾斜下方側の先端部に、隣接するストーカ板41と協働して空気供給手段60から供給される空気の流通口を形成する凹凸部44を設けることにより、傾斜可動火格子40上のバイオマス原料に均一に空気を供給することができる。この場合、凹凸部44を、ストーカ板41の幅方向に沿って互いに平行に複数設けることにより、傾斜可動火格子40上のバイオマス原料Bに供給される空気の流れを整流化することができ、更に均一に供給することができる。
また、ストーカ板群42は互いに隙間45をおいて配列されているので、隣接するストーカ板群42の隙間45を介して傾斜可動火格子40上のバイオマス原料Bに空気を均一に流すことができる。
また、室30の天井部30cに、傾斜可動火格子40の上方領域をバイオマス原料Bの供給部31側の昇温領域11と、炭化体の排出部32側の炭化領域12とに区画する区画壁30dを設けると共に、炭化体の排出部32側の天井部30cに、排気ガスを加熱器20側へ流通する通気口35を設け、空気供給手段60は、送風機62と、該送風機62に接続され、少なくとも昇温領域11及び炭化領域12における傾斜可動火格子40の下方側に空気を送風する第1及び第2の送風管路61c,61dと、各送風管路61c,61dに介設される風量調整用ダンパ61e,61fと、を具備し、風量調整用ダンパ61e,61fを、炭化領域12における炭化体の温度を検出する温度センサSの測定値に基づいて調整可能に形成することにより、送風機62から傾斜可動火格子40の昇温領域11側と炭化領域12側に送風される空気量を調整して、バイオマス原料Bの炭化温度を最適な温度例えば600℃±20℃に制御することができる。
また、ストーカ板の往復移動機構を構成する揺動板81と一体の回動軸82を中空パイプにて形成すると共に、中空部内に冷却手段70から供給される冷媒である水の流通路87を形成することにより、傾斜可動火格子40の冷却すなわちバイオマス原料Bの完全燃焼を抑制する温度の維持を確実に行うことができる。更に、ストーカ板41の傾斜上方側の下面に設けられた拡開テーパ状の下向き凹部41dを揺動板81によって枢支する構造とすることによって、ストーカ板41の取り付け、取り外しが可能となり、破損したストーカ板41の交換を容易にすることができる。
また、ストーカ板41は、傾斜上方側に平坦部41aが形成され、該平坦部41aの傾斜下方側に下り勾配の傾斜部41bが形成され、かつ、平坦部41a及び傾斜部41bの両側辺に起立壁41cが形成されることにより、各ストーカ板41上のバイオマス原料Bの移動速度を遅い状態から速い状態に変化させて移動することができ、バイオマス原料Bが密集するのを防止して、平均化させることができる。また、平坦部41a及び傾斜部41bの両側辺に起立壁41cを形成することにより、バイオマス原料Bの燃え殻や付着水が隙間45から落下するのを防止することができ、また、バイオマス原料Bを起立壁41cに沿って移動させることができる。
なお、上記実施形態では、送風機62から昇温領域11と炭化領域12における傾斜可動火格子40の下方側にそれぞれ設けられた第1の供給チャンバ61aと第2の供給チャンバ61bの2系統に空気を送風する場合について説明したが、少なくとも昇温領域11と炭化領域12における傾斜可動火格子40の下方側に空気を送風できれば、2以外の複数例えば傾斜可動火格子40の下方側に設けられる3つの供給チャンバに送風機62から空気を送風し、各送風管路に介設された風量調整用ダンパを調整するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、冷却手段70が水冷媒供給管路91,連結管路及び戻り管路93と全ての回動軸82に設けられた連通路105とを接続して、傾斜可動火格子40を冷却する場合について説明したが、必ずしもこのような構造とする必要はない。例えば、傾斜可動火格子40を構成する任意のストーカ板41を枢支する揺動板81と一体の回動軸82に設けられた流通路87に冷媒である水を供給して傾斜可動火格子40を冷却するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、冷却手段70に用いられた冷媒水を循環供給又は外部に排出していたが、冷却に供した冷媒水を加熱器20の被加熱水に利用してもよい。
B バイオマス原料
10 炭化炉
20 加熱器
21 流入口
22 流出口
23 熱交換管
30 室
30d 区画壁
31 供給部
32 排出部
35 通気口
40 傾斜可動火格子
41 ストーカ板
41a 平坦部
41b 傾斜部
41c 起立壁
41d 下向き凹部
42 ストーカ板群
43 流通口
44 凹凸部
45 隙間
50 着火バーナー
60 空気供給手段
61c,61d 送風管路
61e,61f 風量調整用ダンパ
S 温度センサ
62 送風機
70 冷却手段
80 往復移動機構
81 揺動板
82 回動軸
83 連結リンク
84a 第1のリンクプレート
84b 第2のリンクプレート
85a 第1の駆動リンク
85b 第2の駆動リンク
86a 第1の駆動シリンダ
86b 第2の駆動シリンダ
90 冷媒水供給源
91 冷媒供給管路
92 連結管路
93 戻り管路

Claims (5)

  1. 籾殻、木屑等の粉粒状のバイオマス原料を炭化して肥料用の炭化体を生成する炭化炉と、
    上記炭化炉の上部に設置され、炭化炉の発熱により加熱される、被加熱水の流入口と流出口を有する熱交換管を備える加熱器と、を備え、
    上記炭化炉は、
    一端側上部に上記バイオマス原料の供給部を有し、他端側下部に上記炭化体の排出部を有する室と、
    上記供給部から供給された上記バイオマス原料を上記排出部へ移動しつつ平坦化する傾斜可動火格子と、
    上記傾斜可動火格子に供給された上記バイオマス原料を着火する着火バーナーと、
    少なくとも上記傾斜可動火格子の下方側から該傾斜可動火格子上の上記バイオマス原料に空気を供給する空気供給手段と、
    上記バイオマス原料の完全燃焼を抑制すべく上記傾斜可動火格子を冷却する冷却手段と、を具備し、
    上記傾斜可動火格子は、傾斜方向に沿って配列され、隣接同士が移動可能に重なる複数のストーカ板からなる複数のストーカ板群を互いに平行に配列してなり、
    上記ストーカ板群の隣接するストーカ板は、往復移動機構によって相反方向に往復移動可能に形成され、かつ、ストーカ板は、傾斜下方側の先端部に、隣接するストーカ板と協働して上記空気供給手段から供給される空気の流通口を形成する凹凸部を設けてなり、
    上記往復移動機構は、上記ストーカ板の傾斜上方側の下面に設けられた拡開テーパ状の下向き凹部を枢支する揺動板と、該揺動板の下端に一体に設けられる回動軸と、上記ストーカ板群の偶数列の上記ストーカ板を枢支する上記揺動板と一体の上記回動軸同士を連結する第1のリンクプレートと、上記ストーカ板群の傾斜最下端を除く奇数列の上記ストーカ板を枢支する上記揺動板と一体の上記回動軸同士を連結する第2のリンクプレートと、上記第1のリンクプレートを進退移動する第1の駆動シリンダと、上記第2のリンクプレートを進退移動する第2の駆動シリンダと、を具備してなり、上記回動軸を中空パイプにて形成すると共に、中空部内に冷却手段から供給される冷媒の流通路を形成してなる、ことを特徴とするバイオマス炭化炉を備える加熱装置。
  2. 請求項に記載のバイオマス炭化炉を備える加熱装置において、
    上記凹凸部は、上記ストーカ板の幅方向に沿って互いに平行に複数設けられている、ことを特徴とするバイオマス炭化炉を備える加熱装置。
  3. 請求項1又は2に記載のバイオマス炭化炉を備える加熱装置において、
    上記ストーカ板群は互いに隙間をおいて配列されている、ことを特徴とするバイオマス炭化炉を備える加熱装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のバイオマス炭化炉を備える加熱装置において、
    上記ストーカ板は、傾斜上方側に平坦部が形成され、該平坦部の傾斜下方側に下り勾配の傾斜部が形成され、かつ、上記平坦部及び傾斜部の両側辺に起立壁が形成される、ことを特徴とするバイオマス炭化炉を備える加熱装置。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載のバイオマス炭化炉を備える加熱装置において、
    上記室の天井部に、上記傾斜可動火格子の上方領域を上記バイオマス原料の供給部側の昇温領域と、上記炭化体の排出部側の炭化領域とに区画する区画壁が設けられると共に、上記炭化体の排出部側の上記天井部に、排気ガスを上記加熱器側へ流通する通気口が設けられ、
    上記空気供給手段は、送風機と、該送風機に接続され、少なくとも上記昇温領域及び炭化領域における上記傾斜可動火格子の下方側に空気を送風する複数の送風管路と、上記各送風管路に介設される風量調整用ダンパと、を具備し、
    上記風量調整用ダンパは、上記炭化領域における上記炭化体の温度を検出する温度センサの測定値に基づいて調整可能に形成されている、ことを特徴とするバイオマス炭化炉を備える加熱装置。
JP2013102988A 2013-05-15 2013-05-15 バイオマス炭化炉を備える加熱装置 Active JP5630849B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102988A JP5630849B1 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 バイオマス炭化炉を備える加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102988A JP5630849B1 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 バイオマス炭化炉を備える加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5630849B1 true JP5630849B1 (ja) 2014-11-26
JP2014224168A JP2014224168A (ja) 2014-12-04

Family

ID=52123098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013102988A Active JP5630849B1 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 バイオマス炭化炉を備える加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5630849B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107759400A (zh) * 2017-09-13 2018-03-06 郭成东 一种有机碳肥及其制备方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0764529B2 (ja) * 1988-07-20 1995-07-12 小野田セメント株式会社 吸着能の高い炭素製品の製造方法
JP2003201482A (ja) * 2001-12-28 2003-07-18 Mitsuwa:Kk 籾殻炭化装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107759400A (zh) * 2017-09-13 2018-03-06 郭成东 一种有机碳肥及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014224168A (ja) 2014-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5706478B2 (ja) バイオマスボイラー
US4463687A (en) Powered downdraft gasifier
CN109348763A (zh) 一种高温土壤消毒机
JP2016153716A (ja) ボイラ装置
JP5630849B1 (ja) バイオマス炭化炉を備える加熱装置
ES2449766T3 (es) Estructura de superficie de evaporador de una caldera de lecho fluidizado circulante y una caldera de lecho fluidizado circulante con dicha estructura de superficie de evaporador
CN102686945A (zh) 生物质固体燃料锅炉用燃烧器
JP4819276B2 (ja) 管式加熱炉
KR20010112269A (ko) 화석 연료로 가열되는 연속 증기 발생기
CN202101394U (zh) 一种直燃式箱型燃油热风炉
JP5192207B2 (ja) 加熱装置
KR101501002B1 (ko) 화실 일체형 구조를 갖는 노통 연관식 고효율 산업용 보일러
JP2018096574A (ja) ボイラ
JP2016166723A (ja) 固形燃料用のチェーンストーカ火格子を用いる複合式蒸気ボイラ
JP7370576B2 (ja) 炭化装置
KR101257994B1 (ko) 가변 제어형 고체 연료 보일러
RU67233U1 (ru) Котел водогрейный
RU2007103234A (ru) Водогрейный котел
JP7316669B2 (ja) 蓄熱温風暖房機
KR101490975B1 (ko) 컨벡션 오븐의 열교환기
CN206291465U (zh) 立式三回程锅炉
JP2009097802A (ja) 再熱ボイラ及び再熱ボイラのガス温度制御方法
JP6127672B2 (ja) ガスエンジンコージェネレーション装置
US122521A (en) Improvement in steam-boiler furnaces
US326547A (en) Boiler-furnace

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5630849

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250