JP5630320B2 - 車載用ダイレクトドライブモータ及び車両 - Google Patents

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Description

本発明は、ダイレクトドライブモータに関するものである。
従来、インデックステーブルを回動させる等のためにダイレクトドライブモータが用いられている。関連する技術として、本出願人は、静止状態に維持される固定子と、当該固定子に対して回転可能に配置された回転子と、前記固定子を固定して支持部材に取り付けられるベース部材と、前記回転子に固定されて当該回転子とともに回転可能な出力軸と、前記ベース部材と前記出力軸との間に介在されて当該出力軸を当該ベース部材に対して回転可能に支持する軸受を備えたダイレクトドライブモータであって、前記ベース部材は、前記支持部材に取り付けられた状態において当該支持部材と接する一連の連続面を少なくとも1つ有していることを特徴とするダイレクトドライブモータを提案した(特許文献1参照)。
特開2009−303304号公報
一般に、ダイレクトドライブモータは、軸方向の寸法を抑えることが望まれる。そのため、特許文献1記載の技術のように、アキシアル荷重とモーメント荷重との両方を受けられる軸受を1個配置する。しかしながら、ダイレクトドライブモータのロータの出力端部に取付けられる負荷物の重心がダイレクトドライブモータから離れている場合で且つ振動が大きいと、ダイレクトドライブモータ内部の軸受には大きなモーメント荷重が作用し、軸受に影響を与え、軸受寿命が短くなるおそれがある。
また、複数の軸受による予圧の構造を採用すると、ダイレクトドライブモータの内外温度上昇差の影響による予圧変化の問題が生じ、これが軸受に影響を与え、軸受寿命が短くなってしまうことになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、軸受寿命が短くなるおそれを低減することが可能なダイレクトドライブモータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、車両の天井材から懸下されて固定されるステータと、前記ステータの鉛直下の方向に出力軸を有するロータと、前記ロータと前記ステータとの間に設けられ、前記ロータを回転可能に支持し、前記ロータからのアキシアル荷重及びラジアル荷重を受ける第1の軸受と、前記ロータの前記出力軸からの距離が前記第1の軸受よりも遠い位置で前記ロータと前記ステータとの間に設けられ、前記ロータを回転可能に支持し、前記ロータからのモーメント荷重をラジアル荷重として受ける第2の軸受と、を含み、前記出力軸の鉛直下側の面に負荷が固定され、前記第1の軸受は、前記負荷が前記車両の振動に伴って振動する際に発生するアキシアル荷重及びラジアル荷重を受け、前記第2の軸受は、前記負荷が前記車両の振動に伴って振動する際に発生するモーメント荷重をラジアル荷重として受け、前記第1の軸受が、クロスローラ軸受又は4点接触玉軸受けである、ことを特徴とする車載用ダイレクトドライブモータである。
本発明は、軸受寿命が短くなるおそれを低減することが可能なダイレクトドライブモータを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るダイレクトドライブモータの回転軸を含む面で切ったときの断面を示す図である。 図2は、本実施形態に係るダイレクトドライブモータの出力軸に負荷を結合させた様子を示す図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係るダイレクトドライブモータの回転軸を含む面で切ったときの断面を示す図である。このダイレクトドライブモータ1は、アウターロータ型のACモータである。
ダイレクトドライブモータ1は、ハウジングベース21を有する。ハウジングベース21は、ダイレクトドライブモータ1の回転中心軸Zrと同軸の第1の円筒状部21Baを有する。ハウジングベース21が有する第1の円筒状部21Baの第1の方向における端部は、モータ固定面23となっている。第1の方向とは、回転中心軸Zrと平行な方向かつ後述する出力軸10とは反対側の方向である。
また、ハウジングベース21は、第1の円筒状部21Baの第2の方向の端部から回転中心軸Zrに向かって延びる円環状部21Rを有する。第2の方向とは、回転中心軸Zrと平行な方向かつ後述する出力軸10側の方向である。さらに、ハウジングベース21は、円環状部21Rの軸を含む中央部から第2の方向に延在する第2の円筒状部21Bbを有する。
本実施形態において、第1の円筒状部21aと円環状部21Rとは、ボルト等の締結手段で結合されている。また、第2の円筒状部21bと円環状部21Rとは、ボルト等の締結手段で結合されている。このような構造により、第1の円筒状部21aと第2の円筒状部21bとは、円環状部21Rを介して結合され、これら3個の部材がハウジングベース21を形成している。
ハウジングベース21の内周側の空間、すなわち、第1の円筒状部21Baと円環状部21Rとダイレクトドライブモータ1の取付対象とで囲まれた空間は、ハウジングインナ22である。ハウジングインナ22には、電磁ブレーキ25が配置されている。ハウジングベース21の第2の円筒状部21Bbの外周面には、モータコア24A及び巻線24Bが配置されている。これらの部材がステータ2を構成する。なお、ダイレクトドライブモータ1は、電磁ブレーキ25を必ずしも有していなくてもよい。
ダイレクトドライブモータ1は、負荷(ダイレクトドライブモータ1の駆動対象)が結合される出力軸10を有する。出力軸10は、円環の中心軸がダイレクトドライブモータ1の回転中心軸Zrと同軸に形成された円環状部分10Rと、円環状部分10Rから円環状部分10Rの中心軸と同軸に第2の方向に延在する円筒状部分21Bと、を有する。出力軸10の円筒状部分10Bの第2の方向側の端部10BTに、負荷が結合される。
出力軸10の円環状部分10Rの辺縁部10RCには、円筒形状のロータフランジ12が第1の方向に延在するように結合されている。ロータフランジ12は、2つの円筒形状の第1フランジ12Aと、第2フランジ12Bとをボルト等で結合した構造体である。
ロータフランジ12の内周面の第1の方向側の部分、より具体的には、第2フランジ12Bの内周面には、ステータ2のモータコア24A及び巻線24Bと対向するように、永久磁石13が取り付けられている。出力軸10と、ロータフランジ12と、永久磁石13とがダイレクトドライブモータ1のロータ3を構成する。
出力軸10の円環状部分10Rの中心軸を含む中央部には、出力軸10と同軸の中空シャフト11が、第1の方向に延在するように結合されている。中空シャフト11は、ハウジングベース21の円環状部21Rを貫通し、電磁ブレーキ25の位置まで延在している。中空シャフト11の出力軸10とは反対側の端部には、円環形状の部材であるブレーキフランジ14が取り付けられている。ブレーキフランジ14は、磁性体で製造されるとともに、電磁ブレーキ25の作動時には磁力によって電磁ブレーキ25に吸引されるブレーキリング15を有している。ブレーキフランジ14とブレーキリング15とが、電磁ブレーキ25の回転子になる。
電磁ブレーキ25が作動すると、ブレーキリング15が電磁ブレーキ25に吸引され、固定される。電磁ブレーキ25は、静止系であるハウジングベース21の円環状部21Rに取り付けられているので、回転系であるロータ3は、中空シャフト11とブレーキフランジ14とブレーキリング15とを介して電磁ブレーキ25に固定される。このような構造により、電磁ブレーキ25は、ロータ3に制動力を与えることができる。
ロータフランジ12とハウジングベース21の第2の円筒状部21Bbとの間には、第1の軸受としてのクロスローラ軸受30が配置されている。クロスローラ軸受30が配置される位置は、ロータフランジ12が有する第2フランジ12B内周面であって永久磁石13が配置されている部分よりも第2の方向側の部分と、ハウジングベース21の第2の円筒状部21Bbの外周面であってモータコア24A及び巻線24、すなわちステータ2が配置されている部分よりも第2の方向側の部分と、の間である。
クロスローラ軸受30は、ロータフランジ12の第1フランジ12Aと第2フランジ12Bとに挟持されて、ロータフランジ12に固定されるとともに、ハウジングベース21の第2の円筒状部21Bbに嵌め込まれている。このような構造により、ハウジングベース21は、クロスローラ軸受30を介して、ロータ3を回転可能に支持している。
クロスローラ軸受30は、内輪と外輪との間に、ころを直交させて配列した軸受である。クロスローラ軸受30は、ころと内輪及び外輪との転がり面は線接触である。クロスローラ軸受30は、アキシアル荷重とモーメント荷重との両方を受けることができる。このように、クロスローラ軸受30は、ロータ3とステータ2との間に設けられ、ロータ3を回転可能に支持し、ロータ3からのアキシアル荷重及びラジアル荷重を受ける。
ダイレクトドライブモータ1は、ハウジングベース21の円環状部21Rの内周面と中空シャフト11の外周面と、の間には、第2の軸受としてのすべり軸受31が配置されている。すべり軸受31は、高負荷容量のラジアル軸受である。第2の軸受としてのすべり軸受31は、ロータ3の負荷が結合される一方の端部、すなわち、出力軸10の円筒状部分10Bの端部からの距離が第1の軸受としてのクロスローラ軸受30よりも遠い位置で、ロータ3とステータ2との間に設けられ、ロータ3を回転可能に支持している。
また、ハウジングベース21の外周面であってクロスローラ軸受30が配置されている部分よりも第2の方向側の部分と、ロータフランジ12の内周面であってクロスローラ軸受30が配置されている部分よりも第2の方向側の部分と、には、ロータ3の回転を検出する回転検出器(レゾルバ)26が配置されている。より具体的には、レゾルバ26は、ハウジングベース21が有する第2の円筒状部21Bbの第2の方向側と、ロータフランジ12が有する第1フランジ12Aとの間に配置される。
ダイレクトドライブモータ1は、ハウジングベース21のモータ固定面23側に、ハウジングベース21を封止する封止部材としての底板27が取り付けられている。また、ダイレクトドライブモータ1は、ハウジングベース21が有する円環状部21Rの外周に、第2の方向に向かって延在する筒状の筐体28が取り付けられる。筐体28は、ロータ3の外周側に、ロータ3と対向して配置される。
底板27とブレーキフランジ14との間には、回転系のブレーキフランジ14と静止系の底板27との間からの水分の浸入を抑制するための封止部材として、取付側シール5が設けられる。同様に、筐体28とロータ3が有する出力軸10の円筒状部分10Bとの間には、回転系のロータ3と静止系の筐体28との間からの水分の浸入を抑制するための封止部材として、ロータ側シール7が設けられる。なお、ダイレクトドライブモータ1は、取付側シール5及びロータ側シール7を有していなくてもよく、取付側シール5とロータ側シール7との少なくとも一方を有していてもよい。
図2は、本実施形態に係るダイレクトドライブモータの出力軸に負荷を結合させた状態を示す図である。ダイレクトドライブモータ1は、第1の軸受としてのクロスローラ軸受30に加えて、第2の軸受としてのすべり軸受31を備えたことを特徴としている。
例えば、軸受としてクロスローラ軸受30のみを備え、すべり軸受31を備えない場合、出力軸10に結合された負荷40が振動すると、クロスローラ軸受30は中空シャフト11を介してモーメント荷重(M×g×L)を受ける。ここで、Mは負荷40の質量、gは振動の加速度、Lは負荷40の重心40aとクロスローラ軸受30のローラ部との間の距離である。
負荷40の質量が大きかったり、振動の加速度が大きかったり、負荷40の重心40aとクロスローラ軸受30のローラ部との間の距離Lが長かったりすると、負荷40の振動等によってクロスローラ軸受30が非常に大きなモーメント荷重を受ける。そして、そのモーメント荷重をクロスローラ軸受30単独では負担しきれず、クロスローラ軸受30が影響を受け、クロスローラ軸受30の寿命低下を招くおそれがある。
本実施形態に係るダイレクトドライブモータ1は、第1の軸受としてのクロスローラ軸受30に加えて、第2の軸受としてのすべり軸受31を備えている。従って、負荷40が振動しても、ダイレクトドライブモータ1のロータ3に作用する衝撃的なモーメント荷重は、中空シャフト11を介して高負荷容量ラジアル軸受であるすべり軸受31によって支持される。このような構造により、ロータ3にモーメント荷重が作用した場合、クロスローラ軸受30は、アキシアル荷重及びラジアル荷重を負担し、モーメント荷重の負担割合は小さくなる。また、すべり軸受31は、ロータ3からのモーメント荷重をラジアル荷重として受ける。これにより、クロスローラ軸受30の寿命が短くなるおそれを低減することができる。なお、モーメント荷重がロータ3に作用しない場合、すべり軸受31に対して荷重は作用しない。さらに、クロスローラ軸受30とすべり軸受31との両方に荷重が分散されるので、両者の荷重負荷能力に余裕ができる。その結果、ダイレクトドライブモータ1の許容荷重を大きくすることができる。
なお、本実施形態では、すべり軸受31を、ハウジングベース21の円環部の内周面であって電磁ブレーキ25が配置されている部分よりも第2の方向側の部分に配置しているが、負荷軽減の観点からは、すべり軸受31を、電磁ブレーキ25が配置されている部分よりも第1の方向側、つまり中空シャフト11の第1の方向側における端部に接するように配置してもよい。
ダイレクトドライブモータ1を、例えば車載カメラ回動用などの用途に用いる場合、防水性を要求されることがある。このような用途に用いる場合、上述したように、ダイレクトドライブモータ1は、取付側シール5及びロータ側シール7を有する。ダイレクトドライブモータ1が取付側シール5を有する場合、すべり軸受31は、図1に示す電磁ブレーキ25よりも第1の方向側に配置されることが好ましい。すなわち、すべり軸受31は、第1の軸受としてのクロスローラ軸受30と電磁ブレーキ25との間の位置に設けられることが好ましい。このようにすると、ダイレクトドライブモータ1が取付側シール5及びすべり軸受31を有する場合でも、回転中心軸Zrと平行な方向におけるダイレクトドライブモータ1の寸法の増加を抑制できるので好ましい。また、すべり軸受31の防水も確保できるので好ましい。
また、本実施形態では、第1の軸受としてクロスローラ軸受30、第2の軸受としてすべり軸受31を用いた場合について説明したが、これに限定されない。第1の軸受は、アキシアル荷重とラジアル荷重を受けられる軸受であれば良く、第2の軸受は、ラジアル荷重を受けられる軸受であれば良い。例えば、第1の軸受として、4点接触玉軸受を用いることとしても良い。
このように、ダイレクトドライブモータ1は、従来のダイレクトドライブモータよりもモーメント荷重及び負荷の振動に対する耐性を有する。このため、振動を多く受けやすい用途、例えば、車両に搭載される用途に好適である。このような用途としては、例えば、ダイレクトドライブモータ1は、車両に搭載され、車載カメラを回動させる用途等がある。また、ダイレクトドライブモータ1は、車両以外にも高加速度が作用する用途にも好適である。さらに、ダイレクトドライブモータ1は、高いモーメント荷重がロータ3に作用する用途、例えば、工作機械のインデックステーブルをダイレクトドライブモータ1が直接駆動する用途等にも好適である。
1 ダイレクトドライブモータ
2 ステータ
3 ロータ
5 取付側シール
7 ロータ側シール
10 出力軸
11 中空シャフト
12 ロータフランジ
13 永久磁石
14 ブレーキフランジ
15 ブレーキリング
21 ハウジングベース
22 ハウジングインナ
23 モータ固定面
24A モータコア
24B 巻線
25 電磁ブレーキ
26 回転検出器(レゾルバ)
27 底板
28 筐体
30 クロスローラ軸受
31 すべり軸受

Claims (6)

  1. 車両の天井材から懸下されて固定されるステータと、
    前記ステータの鉛直下の方向に出力軸を有するロータと、
    前記ロータと前記ステータとの間に設けられ、前記ロータを回転可能に支持し、前記ロータからのアキシアル荷重及びラジアル荷重を受ける第1の軸受と、
    前記ロータの前記出力軸からの距離が前記第1の軸受よりも遠い位置で前記ロータと前記ステータとの間に設けられ、前記ロータを回転可能に支持し、前記ロータからのモーメント荷重をラジアル荷重として受ける第2の軸受と、
    を含み、
    前記出力軸の鉛直下側の面に負荷が固定され、
    前記第1の軸受は、前記負荷が前記車両の振動に伴って振動する際に発生するアキシアル荷重及びラジアル荷重を受け、
    前記第2の軸受は、前記負荷が前記車両の振動に伴って振動する際に発生するモーメント荷重をラジアル荷重として受け、
    前記第1の軸受が、クロスローラ軸受又は4点接触玉軸受である、
    ことを特徴とする車載用ダイレクトドライブモータ。
  2. 記第2の軸受が、すべり軸受であることを特徴とする請求項1に記載の車載用ダイレクトドライブモータ。
  3. 前記ロータの鉛直上側の端部に設けられた電磁ブレーキを更に備え、
    前記第2の軸受は、前記第1の軸受と前記電磁ブレーキとの間の位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車載用ダイレクトドライブモータ。
  4. 前記出力軸の中心軸を含む中央部に結合され、前記出力軸と同軸の中空シャフトを更に含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車載用ダイレクトドライブモータ。
  5. アウターロータ型モータであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車載用ダイレクトドライブモータ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の車載用ダイレクトドライブモータを備えた車両。
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