JP5629623B2 - 複合二元冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Description
そして、全ての前記高温側圧縮機および低温側圧縮機は、インバータ駆動により運転周波数が可変であるとともに、全ての前記低温側冷凍回路に四方切換え弁を備えて、冷凍サイクルの切換えを可能とし、前記低温側冷凍回路における蒸発器に対する除霜運転時に、その複合二元冷凍サイクル装置を構成する一方の低温側冷凍回路における一方の蒸発器に対する除霜運転をなすよう制御し、この除霜終了後に、他方の蒸発器の除霜運転をなし、これらの除霜運転中は、一方の低温側冷凍回路において前記カスケード熱交換器から吸熱する熱量よりも、他方の低温側冷凍回路がカスケード熱交換器へ放熱する熱量が大になるよう、低温側圧縮機の運転周波数を切換え制御し、かつ、これらの除霜運転中に、前記高温側圧縮機の運転周波数を低下させるように制御する制御手段を備えた。
図1は、第1の実施の形態における、給湯システムとして用いられる複合二元冷凍サイクル装置Rの冷凍サイクル構成図である。
なお、熱媒体は本実施態様では水として説明するが、水以外のものでも良い。また、高温側凝縮器は空気を加熱する空気熱交換器であってもよい。
温水配管Hの水熱交換器2の上流側に、インバータ装置を介して商用交流電源に電気的に接続する水搬送用の循環ポンプ20が設けられる。温水配管Hは、前記水熱交換器2内に設けられる2次側流路2bに接続していて、温水配管Hに導かれる水もしくは温水は2次側流路2bにおいて1次側流路2aに導かれる冷媒と熱交換できる。
カスケード熱交換器5を構成する器体30の一側面に、高温冷媒導入口31aと高温冷媒導出口31bが互いに離間した端部に設けられる。高温冷媒導入口31aには高温側膨張装置4に連通する冷媒配管Pが接続され、高温冷媒導出口31bには高温側圧縮機1の吸込み部bに連通する冷媒配管Pが接続される。
カスケード熱交換器5を構成する器体30の一側面に、高温冷媒導入口31aと高温冷媒導出口31bが設けられ、それぞれに高温側冷凍回路R1の冷媒配管Pが接続される。器体30内において、高温冷媒導入口31aと高温冷媒導出口31bとに連通する高温冷媒流路5aが設けられる。
したがって、第2の低温側冷凍回路R2bが停止しても、第1の低温側冷凍回路R2aが継続して作用していれば、カスケード熱交換器5において最小限の熱交換作用が維持され、給湯運転の継続を図れる。
この場合も、構成上、全ての高温冷媒分岐流路32bの片面に第2の低温冷媒分岐流路36bが隣接し低温冷媒が流通しているので、これら相互の熱交換作用が継続する。
除霜運転モードに切換えた側の冷凍回路を、たとえば第1の低温側冷凍回路R2aとし、冷凍サイクル運転(加熱運転モード)を継続する側の冷凍回路を、第2の低温側冷凍回路R2bとする。
すなわち、制御部Sは、温水の設定温度と出口水温センサで検出される出口水温との差から判断し、循環ポンプ20の運転周波数を低下させる。これにより、給湯先への給湯量の低減は認められるが、給湯温度を設定温度に維持することが可能となる。
詳しくは、前記水熱交換器2における負荷が低下して、要求能力が低下する。このとき制御部Sは、以下に述べる制御をなす。
ここでは、後述する水熱交換器2Aを共用して、先に図2で説明した第2の実施形態における複合二元冷凍サイクル装置RAを、同一の筐体K内に2組搭載している。
図8の水熱交換器2Aは、先に図2で説明したカスケード熱交換器5と同様の構造である。カスケード熱交換器5の高温冷媒流路5aが、水熱交換器2Aの水流路2Aa(実線)に相当する。第1の低温冷媒流路5bが、第1の冷媒流路2Ab(一点鎖線)に相当し、第2の低温冷媒流路5cが、第2の冷媒流路2Ac(破線)に相当する。
なお、各水流路2Aa〜2Acの導入口および導出口は、器体40のいずれの側面に設けても良い。
第1、第2の複合二元冷凍サイクル装置100、200における高温側圧縮機1,1A、第1の低温側圧縮機7,7A、第2の低温側圧縮機13,13Aの全ては、インバータ駆動により運転周波数が制御される。低温側冷凍回路R2a.R2b,R30a,R30bに四方切換え弁8,14,8A,14Aを備え冷凍サイクルの切換えが可能である。
そして、第2の複合二元冷凍サイクル装置200においても、そのまま冷凍サイクル運転を継続し、水熱交換器2Aに導かれる水もしくは温水に対する加熱作用を継続する。
詳しくは、前記水熱交換器2Aにおける負荷が低下して、要求能力が低下するので、このとき制御部Sは以下に述べる制御をなす。
このように、極めて広い要求範囲での制御が可能であり、ランニングコストの低減に役立つ。
Claims (4)
- 高温側圧縮機、高温側凝縮器、高温側膨張装置、カスケード熱交換器を冷媒配管を介して連通する高温側冷凍回路と、第1の低温側圧縮機、前記カスケード熱交換器、第1の低温側膨張装置、第1の蒸発器を冷媒配管を介して連通する第1の低温側冷凍回路と、第2の低温側圧縮機、前記カスケード熱交換器、第2の低温側膨張装置、第2の蒸発器を冷媒配管を介して連通する第2の低温側冷凍回路とを、同一筐体内に搭載した複合二元冷凍サイクル装置であり、
前記カスケード熱交換器は、高温側冷凍回路に連通する高温冷媒流路と、第1の低温側冷凍回路に連通する第1の低温冷媒流路と、第2の低温側冷凍回路に連通する第2の低温冷媒流路を備えるとともに、前記高温冷媒流路の両面側に、互いに異なる低温冷媒流路を配置したプレート式熱交換器であり、
全ての前記高温側圧縮機および低温側圧縮機は、インバータ駆動により運転周波数が可変であるとともに、全ての前記低温側冷凍回路に四方切換え弁を備えて、冷凍サイクルの切換えを可能とし、
前記低温側冷凍回路における蒸発器に対する除霜運転時に、
その複合二元冷凍サイクル装置を構成する一方の低温側冷凍回路における一方の蒸発器に対する除霜運転をなすよう制御し、この除霜終了後に、他方の蒸発器の除霜運転をなし、
これらの除霜運転中は、一方の低温側冷凍回路において前記カスケード熱交換器から吸熱する熱量よりも、他方の低温側冷凍回路がカスケード熱交換器へ放熱する熱量が大になるよう、低温側圧縮機の運転周波数を切換え制御し、
かつ、これらの除霜運転中に、前記高温側圧縮機の運転周波数を低下させるように制御する制御手段を備えた
ことを特徴とする複合二元冷凍サイクル装置。 - 前記高温側凝縮器を共用して、前記請求項1記載の複合二元冷凍サイクル装置を2組備えた複合二元冷凍サイクル装置であり、
前記高温側凝縮器は、
熱媒体配管に接続され熱媒体を導く熱媒体流路と、第1の複合二元冷凍サイクル装置を構成する高温側冷凍回路に連通する第1の冷媒流路と、第2の複合二元冷凍サイクル装置を構成する高温側冷凍回路に連通する第2の冷媒流路とを備えるとともに、前記熱媒体流路の両面側に、互いに異なる冷媒流路を配置したプレート式熱交換器である
ことを特徴とする請求項1記載の複合二元冷凍サイクル装置。 - 前記高温側圧縮機と第1の低温側圧縮機および第2の低温側圧縮機は、インバータ駆動により運転周波数が可変であり、
前記高温側凝縮器における負荷が低下し要求能力が低下したときに、高温側圧縮機と、第1の低温側圧縮機および第2の低温側圧縮機の運転周波数を低下する制御をなし、
さらに負荷が低下し要求能力がさらに低下したときに、いずれか一方の低温側圧縮機の運転を停止するよう制御する制御手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の複合二元冷凍サイクル装置。 - 全ての前記高温側圧縮機および低温側圧縮機は、インバータ駆動により運転周波数が可変であり、
前記高温側凝縮器における負荷が低下し要求能力が低下したときに、第1の複合二元冷凍サイクル装置および第2の複合二元冷凍サイクル装置における高温側圧縮機と、第1の低温側圧縮機および第2の低温側圧縮機の運転周波数を低下する制御をなし、
さらに負荷が低下して要求能力がさらに低下したときに、いずれか一方の複合二元冷凍サイクル装置における第1の低温側圧縮機と、第2の低温側圧縮機のいずれか一方の運転を停止し、
さらに負荷が低下して要求能力がさらに低下したときに、その複合二元冷凍サイクル装置における他方の低温側圧縮機の運転を停止するとともに高温側圧縮機の運転を停止し、
さらに負荷が低下して要求能力がさらに低下したときに、他方の複式冷凍サイクル装置における第1の低温側圧縮機と、第2の低温側圧縮機のいずれか一方の運転を停止するとともに高温側圧縮機を停止するよう制御する制御手段を備えた
ことを特徴とする請求項2記載の複合二元冷凍サイクル装置。
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