JP5626084B2 - 充電コネクタ - Google Patents

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本発明は、充電コネクタに関する。
直流用の給電コネクタが接続される直流受電部、および交流用の給電コネクタが接続される交流受電部とが一体化された充電コネクタとしては例えば特許文献1に記載のものなどが知られている。
この充電コネクタの2つの受電部には、それぞれ開閉自在に設けられる2つの蓋が設けられている。また、この充電コネクタには、2つの受電部の中間位置で2つの蓋に重なるように配置されて2つの蓋の解放を阻止し、一方の蓋の上に移動して一方の蓋の解放を阻止して他方の蓋の移動を解除するとともに、他方の蓋の上に移動して他方の蓋の解放を阻止して一方の蓋の移動を解除する蓋固定手段が設けられている。
特許第2916575号公報
上記充電コネクタでは、蓋固定手段を2つの蓋の上で移動させることにより、充電を行う受電部の蓋のみを解放することができるので、他の受電部(充電を行っていない受電部)との接触を防止することが可能である。
しかしながら、上記充電コネクタでは、受電部への接触防止のために2つの蓋と蓋固定手段とが必要であるので部品点数が多く、一方の受電部を用いる際に蓋固定手段を他方の受電部側に移動させたのちに蓋を開く必要があり手間がかかる。
また蓋固定手段を2つの蓋に重ねて配置するため蓋固定手段を取り付けるためのスペースも必要である。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、省スペースで、部品点数を減らしながらも、充電の際に他の受電部との接触を防止した充電コネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するものとして、本発明は、ハウジングの凹部内に、第1給電コネクタが接続される第1受電部と、第2給電コネクタが接続される第2受電部とが並設された充電コネクタであって、前記ハウジングの開口を覆うととともに、前記第1受電部および前記第2受電部に対応する開口部分がそれぞれ形成された枠部を備え、前記第1受電部に対応する開口部分および前記第2受電部に対応する開口部分には、対応する開口部分を開閉可能な第1蓋部および第2蓋部がそれぞれ取り付けられ、前記第1蓋部は、前記第2受電部に前記第2給電コネクタが接続された状態においては、前記第2給電コネクタにより前記第1受電部の開放を阻止した状態で保持され、前記第2受電部に前記第2給電コネクタが接続されていない状態においては、前記第2受電部側に移動して前記第2受電部の開放を阻止可能に取り付けられており、前記第2蓋部は前記第2受電部に対応する開口部分に着脱可能に取り付けられる一方、前記第1蓋部は前記第2受電部側にスライド移動可能に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の充電コネクタにおいては、ハウジングの開口を覆う枠部に形成された2つの受電部に対応する開口部分を開閉可能な第1蓋部および第2蓋部が取り付けられている。また、本発明において、第2受電部に第2給電コネクタが接続されていない状態、例えば、第1受電部に第1給電コネクタを接続して充電を行う場合などにおいては、第1蓋部が第2受電部側に移動して前記第2受電部の開放を阻止可能に取り付けられている。
したがって、第1受電部に第1給電コネクタを接続する際には、第1蓋部を、第2受電部側に移動させて第1受電部を開放状態として、開放状態の第1受電部に第1給電コネクタを接続し第1受電部の充電作業を行うことができる。このとき、第1蓋部は第2受電部側に配されて、第2受電部の開放を阻止しているので、第1受電部の充電作業の際に他の受電部(第2受電部)との接触を防止することができる。
一方、本発明において、第2受電部の充電作業を行う際には、第2蓋部を第2受電部に対応する開口部分から移動させて第2受電部を開放状態とすると、開放状態の第2受電部に第2給電コネクタを接続し充電を行うことができる。このとき第1蓋部は第2受電部に接続された第2給電コネクタにより、第1受電部の開放を阻止した状態に保持されるので、第2受電部の充電作業の際に他の受電部(第1受電部)との接触を防止することができる。
したがって、本発明の充電コネクタでは、2つの受電部に対応する開口部分を有する枠部に、上述の第1蓋部と、第2蓋部とを取り付ける構成とするだけで、充電の際に他の受電部との接触を防止することが可能であるので部品点数を減らすことができる。
また、第1蓋部と第2蓋部以外に別の部材を取り付ける必要もないので、省スペースである。さらに、充電作業の際に各蓋部を移動させるだけで他の受電部との接触を防止することができるので、各蓋部以外の他の部材を移動させる必要もなく、手間がかからない。
以上より本発明によれば、部品点数を減らしながらも他の受電部との接触を防止した充電コネクタを提供することができる。
また、上記のような構成では、第2蓋部を取り外すだけで第2受電部の充電作業を行うことができ、第2蓋部を取り外して第1蓋部をスライド移動させると第1受電部の充電作業が可能である。したがって、このような構成では、第2受電部の充電作業の作業性に優れ、枠部に第1蓋部をスライド移動可能な溝部を1つ形成すれば済むので、枠部の構成を簡易なものとすることができる。
本発明は以下の構成としてもよい。
上記構成において、前記第1蓋部は、前記第2蓋部が前記枠部に取り付けられた状態で前記第2受電部側に移動可能であるとともに、前記第2受電部側に移動して前記第1受電部を開放状態とした際に前記枠部または前記第2蓋部により係止されてもよい。このような構成とすると、第1受電部の充電の際に、第2受電部には第2蓋部および第1蓋部が配されるとともに、第1蓋部が枠部または第2蓋部により係止されるので、確実に他の受電部(第2受電部)との接触を防止することができる。
上記構成において、前記第2蓋部には前記ハウジングの外側に突出する把手部が設けられていてもよい。このような構成とすると、第2蓋部を着脱する場合に第2蓋部の着脱作業を容易なものとすることができる。
上記構成において、前記第1蓋部の端部のうち、前記第1蓋部が前記第1受電部の開放を阻止した状態で配されているときに、前記第2受電部側とは反対側に配される端部には、前記ハウジングの外側に突出する把手部が設けられていてもよい。このような構成とすると、第1蓋部を第2受電部側に移動する際の作業性が優れる。
前記第1蓋部は前記第2受電部側にスライド移動可能に取り付けられる一方、前記第2蓋部は前記第1受電部側にスライド移動可能に取り付けられ、前記第1蓋部および前記第2蓋部は、移動により対応する受電部を開放状態とした際に、他方の蓋部または前記枠部により係止される構成としてもよい。このような構成では、第1蓋部および第2蓋部がスライド移動可能であり、スライド移動した第1蓋部および第2蓋部は他方の蓋部または枠部により係止されるので、第1蓋部および第2蓋部の移動作業を簡易なものとすることができるうえに、充電作業の際の他の受電部との接触を確実に防止することができる。また、充電の際に2つの蓋部をとりはずさなくてもよいので蓋部を紛失することもない。
上記構成において、前記第1蓋部の端部のうち、前記第1蓋部が前記第1受電部の開放を阻止した状態で配されているときに、前記第2受電部側とは反対側に配される端部、および、前記第2蓋部の端部のうち、前記第2蓋部が前記第2受電部の開放を阻止した状態で配されているときに、前記第1受電部とは反対側に配される端部には、前記ハウジングの外側に突出する把手部がそれぞれ設けられていてもよい。このような構成とすると、第1蓋部および第2蓋部をスライド移動させる際の作業性が優れる。
本発明によれば、省スペースで、部品点数を減らしながらも他の受電部との接触を防止した充電コネクタを提供することができる。
参考形態1の充電コネクタの正面図 充電コネクタの背面図 図1のA−A線における断面図 第1蓋部を移動させた状態の充電コネクタの正面図 図4のB−B線における断面図 第2蓋部を移動させた状態の充電コネクタの正面図 第2蓋部を移動させた状態の充電コネクタの斜視図 図6のC−C線における断面図 第1受電部に第1給電コネクタを接続させた状態の充電コネクタの斜視図 第1受電部に第1給電コネクタを接続させた状態の充電コネクタの断面図 図10の一部拡大断面図 第2受電部に第2給電コネクタを接続させた状態の充電コネクタの正面図 第2受電部に第2給電コネクタを接続させた状態の充電コネクタの斜視図 図12のD−D線における断面図 図14の一部拡大断面図 実施形態の充電コネクタの正面図 図16のE−E線における断面図 第2蓋部を外した状態の充電コネクタの断面図 第1蓋部を第2受電部側に移動させた状態の充電コネクタの断面図 第2受電部に第2給電コネクタを接続させた状態の充電コネクタの断面図 第1受電部に第1給電コネクタを接続させた状態の充電コネクタの断面図 他の実施形態で説明する充電コネクタの断面図
参考形態1>
参考形態1の充電コネクタ10を図1ないし図15によって説明する。
参考形態の充電コネクタ10は図1ないし図3に示すように、全体として略直方体状をなし前方方向(図3の右方向)に開口したハウジング11を有している。ハウジング11の開口11Aには、開口11Aを覆う枠部20が設けられている。
ハウジング11の内部11B(凹部11B)には、図3に示すように上下方向に2つの受電部12,15が並んだ状態で収容されている。2つの受電部12,15のうち、下側に設けられている受電部12が直流受電部12(第1受電部12の一例)、上側に設けられている受電部15が交流受電部15(第2受電部15の一例)である。
直流受電部12には、直流用給電コネクタ40(第1給電コネクタ40の一例)が接続可能とされる。直流受電部12には、図4に示すように、2段に並んだ合計5つの端子13が設けられている。直流受電部12において、下段に並んでいる3つの端子は信号線端子13A、上段に並んでいる2つの端子は急速充電用の端子13Bである。これらの端子13は、図6に示すように、それぞれハウジング11の奥壁11C(図5における左側の面)から外側に導出された電線Wと電気的に接続されている。
交流受電部15には、交流用給電コネクタ50(第2給電コネクタ50の一例)が接続可能とされる。交流受電部15には、図7に示すように、3段に並んだ合計7つの端子16が設けられている。交流受電部15において、下段に並んでいる2つの端子および中段の右端の端子は、三相交流用端子16AでありU相V相W相に対応する。交流受電部15において、中段の中央の端子は中性端子16B、中段の左端の端子はグランド端子16C、上段の2つの端子は信号線端子16Dである。これらの端子16は図8に示すように、それぞれハウジング11の奥壁11C(図8における左側の面)から外側に導出された電線Wと電気的に接続されている。
枠部20には、図4および図7に示すように、2つの開口部分22,25(開口部22,25という)が上下方向に並んで形成されている。2つの開口部22,25のうち、下側の開口部25は直流受電部12に対応する位置に形成され、上側の開口部22は交流受電部15に対応する位置に形成されている。
2つの開口部22,25はそれぞれ角丸の方形状をなしている。各開口部22,25において、上端面の略中央部分は上方に凹んだ形状をなしており、下端面の略中央部分は下方に凹んだ形状をなしている。この、開口部22,25の凹んだ部分には、後述する各蓋部30,35の把手部31,36が配されるようになっている。上側の開口部22において、上方に凹んだ部分を第1凹み部23A、下方に凹んだ部分を第2凹み部23Bとする。下側の開口部25において、上方に凹んだ部分を第3凹み部26A、下方に凹んだ部分を第4凹み部26Bとする。
枠部20の下側の開口部25には、図1および図4に示すように、当該開口部25を開閉可能な第1蓋部30が取り付けられている。枠部20の上側の開口部22には、図1および図7に示すように、当該開口部22を開閉可能な第2蓋部35が取り付けられている。
第1蓋部30は、図3に示すように、第2蓋部35よりも前方に取り付けられている。第1蓋部30は、上下方向にスライド移動可能に枠部20の端面に設けた溝部21に取り付けられており、直流受電部12側と交流受電部15側との間を移動可能とされる。第1蓋部30の下端部(第1蓋部30が第1受電部12の開放を阻止した状態で配されているときに、第2受電部15側とは反対側に配される端部に相当)には、図3に示すようにハウジング11の外側方向に突出形成された把手部31(第1把手部31)が設けられている。
第1蓋部30の下端部には、ハウジング11の内側において、枠部20の第1係止突部27(詳細は後述する)に係止される第1係止爪32が、第1把手部31を間に挟んで2つ形成されている。この第1係止爪32の係止状態を解除することで第1蓋部30が移動可能とされる。
第2蓋部35は上下方向にスライド移動可能に、枠部20の端面に設けた溝部21に取り付けられており、交流受電部15側と直流受電部12との間を移動可能となっている。第2蓋部35の上端部(第2蓋部35が第2受電部15の開放を阻止した状態で配されているときに、第1受電部12側とは反対側に配される端部に相当)には、図3に示すようにハウジング11の外側方向に突出形成された把手部36(第2把手部36)が設けられている。
第2蓋部35の上端部には、ハウジング11の内側において、枠部20の第2係止突部28(詳細は後述する)に係止される第2係止爪37が、第2把手部36を間に挟んで2つ形成されている。この第2係止爪37の係止状態を解除することで第2蓋部35が移動可能とされる。
枠部20の下端部においては、図3に示すように、第1蓋部30の第1係止爪32を係止する第1係止突部27が枠部20の内側面からハウジング11の内側方向に突出形成されている。また、枠部20の上端部においては、第2蓋部35の第2係止爪37を係止する第2係止突部28が枠部20の内側面からハウジング11の内側方向に突出形成されている。なお、図3の断面図には第1係止突部27および第2係止突部28が1つずつ示されているが、第1係止突部27および第2係止突部28は、それぞれ第1係止爪32と第2係止爪37に対応して2つずつ形成されている。
次に、本参考形態の充電コネクタ10を用いた充電方法について説明する。
参考形態の充電コネクタ10は充電作業を行っていないときには、図3に示すように、枠部20の下側の開口部25が第1蓋部30により閉じられるとともに、枠部20の上側の開口部22が第2蓋部35により閉じられることで各受電部12,15の開放が阻止された状態である。この状態においては、第1蓋部30は第1係止爪32が枠部20の第1係止突部27に係止されることで移動を規制され、第2蓋部35は第2係止爪37が枠部20の第2係止突部28に係止されることで移動を規制されている。
直流受電部12(第1受電部12)に充電を行う方法について説明する。まず、直流受電部12を閉じている第1蓋部30の第1把手部31をつまんで第1蓋部30をハウジング11の内側方向に押すと、第1係止爪32が第1係止突部27から外れて第1蓋部30の係止状態が解除される。
次に、第1蓋部30を上方に移動させる。本参考形態では第1蓋部30に第1把手部31が設けられており第1蓋部30がスライド移動可能に取り付けられているので、円滑に第1蓋部30を上方に移動させることができる。第1蓋部30を上方へ移動させて、図4および図5に示すように、第1把手部31が第3凹み部26Aに配される位置に至ると、第1係止爪32が下側の開口部25の上端面に当接して係止され第1蓋部30の上方への移動が規制されるとともに直流受電部12が開放状態となる。
開放状態となった直流受電部12に直流用給電コネクタ40を接続する。図9および図10に示すように、直流用給電コネクタ40を枠部20の下側の開口部25に挿入して、ハウジング11の奥壁11Cの内側面に当接して嵌合が完了すると、直流用給電コネクタ40の端子42が直流受電部12の端子13と電気的に接続され、充電作業が可能となる。
このとき、枠部20の上側の開口部22には、図11に示すように、第2蓋部35が枠部20の第2係止突部28に係止されており、第1蓋部30が図10に示すように第2蓋部35の外側に重なるように交流受電部15側に配されて、交流受電部15の開放を阻止している。さらに、第1蓋部30および第2蓋部35は直流用給電コネクタ40により下方への移動が規制されている。つまり、直流受電部12の充電作業の際には、交流受電部15の開放が阻止されているので、交流受電部15との接触の問題は生じない。
充電作業が終了したら直流用給電コネクタ40を直流受電部12から外して、第1蓋部30を下方に移動させると、第1係止爪32が枠部20の第1係止突部部27に当接してハウジング11の内部方向にたわみ変形する。さらに第1蓋部30を下方に移動させて、第1把手部31が第4凹み部26Bに配される位置に至ると、第1係止爪32が弾性復帰して第1係止突部27に係止され第1蓋部30の移動が規制される(図3を参照)。
交流受電部15(第2受電部15)に充電を行う方法について説明する。まず、交流受電部15を閉じている第2蓋部35の第2把手部36をつまんで第2蓋部35をハウジング11の内側方向に押すと、第2係止爪37が第2係止突部28から外れて第2蓋部35の係止状態が解除される。
次に、第2蓋部35を下方に移動させる。本参考形態では第2蓋部35に第2把手部36が設けられており第2蓋部35がスライド移動可能に取り付けられているので、円滑に第2蓋部35を下方に移動させることができる。第2蓋部35を下方へ移動させて、図6〜図8に示すように、第2把手部36が第2凹み部23Bに配される位置に至ると、第2係止爪37が上側の開口部22の下端面に当接して係止され第2蓋部35の下方への移動が規制されるとともに交流受電部15が開放状態となる。
開放状態となった交流受電部15に交流用給電コネクタ50を接続する。図12〜図14に示すように、交流用給電コネクタ50を枠部20の上側の開口部22に挿入して、ハウジング11の奥壁11Cの近傍に至ると嵌合が完了し、交流用給電コネクタ50の端子52が交流受電部15の端子16と電気的に接続され、充電作業が可能となる。
このとき、枠部20の下側の開口部25には、図15に示すように、第1蓋部30が枠部20の第1係止突部27に係止されており、第1蓋部30および第2蓋部35は交流用給電コネクタ50により上方への移動が規制されている。つまり、交流受電部15の充電作業の際には、直流受電部12の開放が阻止されているので、直流受電部12との接触の問題は生じない。
充電作業が終了したら交流用給電コネクタ50を交流受電部15から外して、第2蓋部35を上方に移動させると、第2係止爪37が枠部20の第2係止突部28に当接してハウジング11の内部11B方向に撓み変形する。さらに第2蓋部35を上方に移動させて、第2把手部36が第2凹み部23Bに配される位置まで下方に移動させると第2係止爪37が弾性復帰して第2係止突部28に係止され第2蓋部35の移動が規制される(図3を参照)。
参考形態の効果について説明する。
参考形態において、第1蓋部30は、上述したように、交流受電部15に交流用給電コネクタ50が接続された状態においては交流用給電コネクタ50により直流受電部12の開放を阻止した状態で保持され、交流受電部15に交流用給電コネクタ50が接続されていない状態においては交流受電部15側に移動可能である。
したがって、本参考形態によれば、2つの受電部12,15に対応する開口部22,25を有する枠部20に、第2蓋部35と第1蓋部30とを取り付けた構成とするだけで、充電の際に他の受電部12,15との接触を防止することが可能であるので部品点数を減らすことができる。
また、本参考形態では、第1蓋部30と第2蓋部35以外に別の部材を取り付ける必要もないので、省スペースである。さらに、充電作業の際に充電を行う受電部12,15を閉じている各蓋部30,35を他方の受電部側に移動させるだけで他の受電部との接触を防止することができるので、蓋部30,35以外の他の部材を移動させる必要もなく、手間がかからない。以上より、本参考形態によれば、省スペースで、部品点数を減らしながらも他の受電部との接触を防止した充電コネクタ10を提供することができる。
また、本参考形態によれば第1蓋部30は交流受電部15側にスライド移動可能に取り付けられる一方、第2蓋部35は直流受電部12側にスライド移動可能に取り付けられ、第1蓋部30および第2蓋部35は、移動により対応する受電部12,15を開放状態とした際に、枠部20に設けた係止突部27,28により係止されるから、第1蓋部30および第2蓋部35の移動作業を簡易なものとすることができるうえに、充電作業の際の他の受電部との接触を確実に防止することができる。また、充電の際に各蓋部30,35をとりはずさなくてもよいので各蓋部30,35を紛失することもない。
さらに、本参考形態によれば、第1蓋部30の下端部および、第2蓋部35の上端部に、ハウジング11の外側に突出する把手部31,36がそれぞれ設けられているから、第1蓋部30および第2蓋部35をスライド移動させる際の作業性が優れる。
<実施形態
次に、実施形態の充電コネクタ60を図16ないし図21によって説明する。
本実施形態の充電コネクタ60は第2蓋部65が枠部20の交流受電部15に対応する上側の開口部22に着脱可能に取り付けられている点で参考形態1と相違する。参考形態1と同様の構成については同じ符号を付し重複した説明は省略する。
本実施形態において、第2蓋部65は枠部20の上側の開口部22の端面に嵌めこまれている。第2蓋部65の下端部には、図16に示すようにハウジング11の外側方向に突出形成された第3把手部66が設けられている。第1蓋部30は参考形態1と同様に交流受電部15側にスライド移動可能に取り付けられている。
次に、本実施形態の充電コネクタ60を用いた充電方法について説明する。
本実施形態の充電コネクタ60は充電作業を行っていないときには、図17に示すように、枠部20の下側の開口部25が第1蓋部30により閉じられるとともに、枠部20の上側の開口部22が第2蓋部65により閉じられることで各受電部12,15の開放が阻止された状態である。この状態においては、第1蓋部30は第1係止爪32が枠部20の第1係止突部27に係止されることで移動を規制されている。
直流受電部12(第1受電部12)に充電を行う方法について説明する。まず、交流受電部15(第2受電部15)を閉じている第2蓋部65を、図18に示すように、第2蓋部65を枠部20の上側の開口部22から取り外す。このとき第2蓋部65には第3把手部66が設けられているので、取り外し作業を円滑に行うことができる。
次に、直流受電部12を閉じている第1蓋部30の第1把手部31をつまんで第1蓋部30をハウジング11の内側方向に押して、第1蓋部30の係止状態を解除し、第1蓋部30を上方に移動させる。本実施形態でも第1蓋部30に第1把手部31が設けられており第1蓋部30がスライド移動可能に取り付けられているので、円滑に第1蓋部30を上方に移動させることができる。
第1蓋部30を上方へ移動させて、図19に示すように、第1把手部31が第3凹み部26Aに配される位置に至ると、第1係止爪32が下側の開口部25の上端面に当接して係止され第1蓋部30の上方への移動が規制されるとともに直流受電部12が開放状態となる。
開放状態となった直流受電部12に、図20に示すように、直流用給電コネクタ40を接続すると、充電作業が可能となる。このとき、枠部20の上側の開口部22には、図20に示すように第1蓋部30が交流受電部15側に配されて、交流受電部15の開放を阻止し、この第1蓋部30は直流用給電コネクタ40により下方への移動が規制されている。つまり、直流受電部12の充電作業の際には、交流受電部15の開放が阻止されているので、交流受電部15との接触の問題は生じない。
充電作業が終了したら直流用給電コネクタ40を直流受電部12から外して、第1蓋部30を、第1把手部31が第4凹み部26Bに配される位置まで下方に移動させると第1係止爪32が第1係止突部27に係止され第1蓋部30の移動が規制される。その後、枠部20の上側の開口部22に第2蓋部65をはめ込むと2つの受電部12,15は開放が阻止された状態となる(図17を参照)。
交流受電部15(第2受電部15)に充電を行う方法について説明する。まず、交流受電部15を閉じている第2蓋部65を、図18に示すように、枠部20の上側の開口部22から取り外すと、交流受電部15が開放状態となる。
開放状態となった交流受電部15に、図21に示すように、交流用給電コネクタ50を接続すると、充電作業が可能となる。このとき、枠部20の下側の開口部25には、図21に示すように、第1蓋部30が枠部20の第1係止突部27に係止されているとともに、第1蓋部30は交流用給電コネクタ50により上方への移動が規制されている。つまり、交流集電体部15の充電作業の際には、直流受電部12の開放が阻止されているので、直流受電部12との接触の問題は生じない。
充電作業が終了したら交流用給電コネクタ50を交流受電部15から外して、枠部20の上側の開口部22に第2蓋部65をはめ込むと2つの受電部12,15は開放が阻止された状態となる(図17を参照)。
本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によっても参考形態1と同様に、2つの受電部12,15に対応する開口部22,25を有する枠部20に、第2蓋部65と上述の第1蓋部30とを取り付けた構成とするだけで、充電の際に他の受電部との接触を防止することが可能であるので部品点数を減らすことができる。また、本実施形態においても、第1蓋部30と第2蓋部65以外に別の部材を取り付ける必要がないので、省スペースである。
さらに、充電作業の際に充電を行う各受電部12,15を閉じている各蓋部30,35を移動させるだけで他の受電部との接触を防止することができるので、蓋部30,35以外の他の部材を移動させる必要もなく、手間がかからない。以上より本実施形態によっても、省スペースで、部品点数を減らしながらも他の受電部との接触を防止した充電コネクタ60を提供することができる。
また、本実施形態において、第2蓋部65は交流受電部15に対応する開口部22に着脱可能に取り付けられる一方、第1蓋部30は交流受電部15側にスライド移動可能に取り付けられているから、第2蓋部65を取り外す(移動させる)だけで交流受電部15の充電作業を行うことができ、第2蓋部65を取り外して第1蓋部30をスライド移動させると、直流受電部12の充電作業を行うことができる。したがって、本実施形態によれば、交流受電部15の充電作業の作業性に優れ、枠部20に第1蓋部30をスライド移動可能な溝部21を1つ形成すれば済むので、枠部20の構成を簡易なものとすることができる。
また、本実施形態によれば、第2蓋部65にはハウジング11の外側に突出する第3把手部66が設けられているから、第2蓋部65を着脱する場合に第2蓋部65の着脱作業を容易なものとすることができる。
さらに、本実施形態によれば、第1蓋部30の端部のうち、第1蓋部30が直流受電部12の開放を阻止した状態で配されているときに、交流受電部15側とは反対側に配される端部に、ハウジング11の外側に突出する第1把手部31が設けられているから、第1蓋部30を交流受電部15側に移動する際の作業性に優れる。
<他の実施形態>
本明細書で開示の技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態であってもよい。
(1)上記実施形態においては第2蓋部65を取り外してから第1蓋部30を移動させる構成を示したが、図22に示すように、第2蓋部71が枠部20に取り付けられた状態で交流受電部15側に移動可能な第1蓋部30を備えるものであってもよい。
図22に示す充電コネクタ70では、第2蓋部71を取り外さずに第1蓋部30を交流受電部15側に移動させるだけで直流受電部12(第1受電部12)の充電作業を行うことができる。
このような構成においては、詳細は図示しないが、第1蓋部30を交流受電部15側(第2受電部側)に移動して直流受電部12(第1受電部)を開放状態とした際に、第1蓋部30が枠部20または第2蓋部71により係止される構成とすると、直流受電部12の充電の際に、交流受電部15には第2蓋部71および第1蓋部30が配されるとともに、第1蓋部30が枠部20または第2蓋部71により係止されるので、確実に交流受電部15との接触を防止することができる。なお、図22に示す充電コネクタ70は上述した点以外は概ね実施形態と同様の構成であるので、同様の構成については同じ符号を付した。
(2)上記実施形態では把手部を有する第1蓋部および把手部を有する第2蓋部を備えるものを示したが、2つの蓋部のうち、いずれか一方のみが把手部を有していてもよいし、双方ともが把手部を有してなくてもよい。
(3)上記参考形態1では係止爪を有する第1蓋部および第2蓋部を備えるものを示したが、2つの蓋部のうちいずれか一方のみが係止爪を有していてもよいし、双方ともが係止爪を有していなくてもよい。
(4)上記実施形態では第1受電部が直流受電部、第2受電部が交流受電部の例を示したが、第1受電部が交流受電部で第2受電部が直流受電部であってもよい。
10,60,70…充電コネクタ
11…ハウジング
11A…開口
11B…凹部
12…直流受電部(第1受電部)
15…交流受電部(第2受電部)
20…枠部
22…上側の開口部(第2受電部に対応する開口部分)
25…下側の開口部(第1受電部に対応する開口部分)
27…第1係止突部
28…第2係止突部
30…第1蓋部
31…第1把手部(把手部)
32…第1係止爪
35,65,71…第2蓋部
36…第2把手部(把手部)
37…第2係止爪
40…直流用給電コネクタ(第1給電コネクタ)
50…交流用給電コネクタ(第2給電コネクタ)
66…第3把手部(把手部)

Claims (6)

  1. ハウジングの凹部内に、第1給電コネクタが接続される第1受電部と、第2給電コネクタが接続される第2受電部とが並設された充電コネクタであって、
    前記ハウジングの開口を覆うととともに、前記第1受電部および前記第2受電部に対応する開口部分がそれぞれ形成された枠部を備え、
    前記第1受電部に対応する開口部分および前記第2受電部に対応する開口部分には、対応する開口部分を開閉可能な第1蓋部および第2蓋部がそれぞれ取り付けられ、
    前記第1蓋部は、前記第2受電部に前記第2給電コネクタが接続された状態においては、前記第2給電コネクタにより前記第1受電部の開放を阻止した状態で保持され、前記第2受電部に前記第2給電コネクタが接続されていない状態においては、前記第2受電部側に移動して前記第2受電部の開放を阻止可能に取り付けられており、
    前記第2蓋部は前記第2受電部に対応する開口部分に着脱可能に取り付けられる一方、前記第1蓋部は前記第2受電部側にスライド移動可能に取り付けられていることを特徴とする充電コネクタ。
  2. 前記第1蓋部は、前記第2蓋部が前記枠部に取り付けられた状態で前記第2受電部側に移動可能であるとともに、前記第2受電部側に移動して前記第1受電部を開放状態とした際に前記枠部または前記第2蓋部により係止されることを特徴とする請求項1に記載の充電コネクタ。
  3. 前記第2蓋部には前記ハウジングの外側に突出する把手部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の充電コネクタ。
  4. 前記第1蓋部の端部のうち、前記第1蓋部が前記第1受電部の開放を阻止した状態で配されているときに、前記第2受電部側とは反対側に配される端部には、前記ハウジングの外側に突出する把手部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の充電コネクタ。
  5. 前記第1蓋部は前記第2受電部側にスライド移動可能に取り付けられる一方、前記第2蓋部は前記第1受電部側にスライド移動可能に取り付けられ、
    前記第1蓋部および前記第2蓋部は、移動により対応する受電部を開放状態とした際に、他方の蓋部または前記枠部により係止されることを特徴とする請求項1に記載の充電コネクタ。
  6. 前記第1蓋部の端部のうち、前記第1蓋部が前記第1受電部の開放を阻止した状態で配されているときに、前記第2受電部側とは反対側に配される端部、および、前記第2蓋部の端部のうち、前記第2蓋部が前記第2受電部の開放を阻止した状態で配されているときに、前記第1受電部とは反対側に配される端部には、前記ハウジングの外側に突出する把手部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項5に記載の充電コネクタ。
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