JP5622879B2 - 豆乳発酵飲料及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、豆乳発酵飲料及びその製造方法に関する。
大豆を加工して製造される豆乳は、低カロリー、低コレステロールであることに加え、大豆に由来する栄養成分を豊富に含んでおり、健康食品として知られている。
また、乳酸菌で豆乳を発酵させた豆乳発酵飲料も知られている。例えば、特許文献1には、ラクトバチルス・ブルガリクス(Lactobacillus bulgaricus)とラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)からなる群から選択される菌株1種と、ラクトバチルス・カゼイ(Lactobacillus casei)及びストレプトコッカス・サーモフィルス(Streptococcus thermophilus)で構成された3種の乳酸菌により発酵されることを特徴とする豆乳発酵乳酸菌飲料が記載されている。
豆乳を酸性領域に調整すると、タンパク質成分等の凝集を生じやすい。この凝集を抑制する技術手段に関し、例えば、特許文献1には、上記3種の乳酸菌により発酵された豆乳に沈殿防止安定剤をさらに添加すること、並びに沈殿防止安定剤が、水溶性大豆多糖類、微結晶セルロース、及びペクチンから選択された1種以上であることが記載されている。また、特許文献2には、安定剤としてペクチンまたはカルボキシメチルセルロースナトリウムを含有し、そのpHが4.5〜5.2に調整されたことを特徴とする苦味および渋味の抑制された酸性豆乳飲料が記載されている。
特開2011−167190号公報 特開2004−261139号公報
しかしながら、特許文献1及び2等に記載の技術手段では、タンパク質成分等の凝集抑制が不十分であるいう問題があった。
そこで、本発明は、タンパク質成分等の凝集が抑制された豆乳発酵飲料の提供を目的とする。本発明はまた、当該豆乳発酵飲料の製造方法の提供も目的とする。
本発明は、pHが4.5未満であり、かつ7℃における粘度が5.4〜9.0mPa・sである、豆乳発酵飲料を提供する。
本発明の豆乳発酵飲料は、タンパク質成分等の凝集が抑制されている。
なお、本明細書において、豆乳発酵飲料の「粘度」とは、7℃における粘度を意味し、より具体的には、7℃において、例えば、B型粘度計TVB−10M(東機産業株式会社製)にて、ローターNo.19を用い、回転速度60rpmで測定される値を意味する。
上記豆乳発酵飲料は、以下(1)〜(3):
(1)豆乳発酵飲料50mLを50mL遠沈管(例えば、T−47−4−3、有限会社桐山製作所製)に入れ、スイングローターにて20℃、1631.5×gで10分間遠心分離する、
(2)(1)の後、遠沈管の底部に得られた沈殿の長径(容器外周の最下部を通り、最大となる径を意味する)及び短径(容器外周の最下部を通り、最小となる径を意味する)を測定する、
(3)(2)で測定された沈殿の長径及び短径を足し合わせて、得られた値を沈殿量とする、
により決定される沈殿量が0cm超かつ11cm未満であることが好ましい。なお、手順(1)の前に既にタンパク質成分等の凝集が生じている場合は、沈殿量を求めることができないため、0cmとする。
沈殿量が上記範囲内にあることにより、タンパク質成分等の凝集がより抑制される。
上記豆乳発酵飲料は、豆乳を乳酸菌により発酵させたものであってもよい。当該乳酸菌は、ラクトバチラス・ブレビスSBC8803(受託番号:FERM BP−10632)、ラクトバチラス・ブレビスSBC8027(受託番号:FERM BP−10630)、ラクトバチラス・ブレビスSBC8044(受託番号:FERM BP−10631)、ラクトバチラス・ブレビスJCM1061、ラクトバチラス・ブレビスJCM1065、及びラクトバチラス・ブレビスJCM1170から選択される少なくとも1種を含むものであってもよい。
なお、ラクトバチラス・ブレビスSBC8803は、2006年6月28日に独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センター(日本国茨城県つくば市東1丁目1番地1 中央第6(郵便番号305−8566))に寄託された、受託番号がFERM BP−10632の菌株である。本明細書において、この菌株を「SBL88株」とも称する。
また、ラクトバチラス・ブレビスSBC8027は、2006年6月28日に独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センター(日本国茨城県つくば市東1丁目1番地1 中央第6(郵便番号305−8566))に寄託された、受託番号がFERM BP−10630の菌株であり、ラクトバチラス・ブレビスSBC8044は、2006年6月28日に独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センター(日本国茨城県つくば市東1丁目1番地1 中央第6(郵便番号305−8566))に寄託された、受託番号がFERM BP−10631の菌株である。
また、上記豆乳発酵飲料は、ペクチン及び大豆多糖類を含んでいてもよい。
本発明はまた、豆乳を乳酸菌で発酵させて豆乳発酵物を得る工程と、豆乳発酵物に、ペクチン及び大豆多糖類を添加する工程と、豆乳発酵飲料のpHが4.5未満になるようにpH調整する工程と、を備え、上記ペクチンの添加量が、ペクチン及び大豆多糖類の添加量総量100質量%に対して、20〜60質量%である、豆乳発酵飲料の製造方法を提供する。
上記製造方法によれば、タンパク質成分等の凝集が抑制された豆乳発酵飲料を製造することができる。
上記製造方法において、上記ペクチンの添加量は、ペクチン及び大豆多糖類の添加量総量100質量%に対して、30〜60質量%であることが好ましい。これにより、後に残る酸味が低減され、かつ口当たりが滑らかな豆乳発酵飲料を製造することができる。
上記製造方法において、上記ペクチンの添加量は、ペクチン及び大豆多糖類の添加量総量100質量%に対して、30〜50質量%であることが好ましい。これにより、後に残る酸味が低減されるとともに、酸っぱい風味が抑制され、また口当たりがより一層滑らかになる。
上記製造方法において、乳酸菌は、ラクトバチラス・ブレビス(Lactobacillus brevis)に属する乳酸菌を含むことが好ましい。ラクトバチラス・ブレビスに属する乳酸菌を発酵菌として用いることにより、豆乳臭が充分に低減され、かつ爽やかな風味を有する豆乳発酵飲料を提供することができる。
上記製造方法において、乳酸菌は、ラクトバチラス・ブレビスSBC8803(受託番号:FERM BP−10632)、ラクトバチラス・ブレビスSBC8027(受託番号:FERM BP−10630)、ラクトバチラス・ブレビスSBC8044(受託番号:FERM BP−10631)、ラクトバチラス・ブレビスJCM1061、ラクトバチラス・ブレビスJCM1065、及びラクトバチラス・ブレビスJCM1170から選択される少なくとも1種を含むことが好ましい。これらの乳酸菌を発酵菌として用いることにより、より一層豆乳臭が低減され、かつより一層爽やかさのある風味の良い豆乳発酵飲料を提供することができる。
本発明はまた、上記製造方法により得られる豆乳発酵飲料を提供する。当該豆乳発酵飲料は、タンパク質成分等の凝集が抑制されている。また、ラクトバチラス・ブレビスは、古くから発酵食品に利用されている乳酸菌の一種であり、生体への安全性が充分に確立されている。生体への安全性が高いことから、上記豆乳発酵飲料は、長期間継続的に摂取することも可能である。
本発明によれば、タンパク質成分等の凝集が抑制された豆乳発酵飲料の提供が可能となる。さらに、本発明の製造方法によれば、タンパク質等の凝集が抑制された豆乳発酵飲料の製造が可能となる。
豆乳発酵飲料の製造工程を示すフローチャートである。 豆乳発酵飲料の粘度を示すグラフである。 豆乳発酵飲料の沈殿量(cm)を示すグラフである。 豆乳発酵飲料の官能評価(酸っぱい風味)結果を示すグラフである。 豆乳発酵飲料の官能評価(後に残る酸味)結果を示すグラフである。 豆乳発酵飲料の官能評価(口当たりの滑らかさ)結果を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態についてより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本明細書において、「豆乳」とは、大豆から熱水等により蛋白質その他の成分を溶出させ、繊維質を除去して得られる乳状の飲料を意味する。「豆乳」としては、大豆固形分の含有量が8質量%以上であるものが好ましい。「豆乳」には、例えば、原豆乳、無調整豆乳等が含まれる。
[豆乳発酵飲料]
本発明の豆乳発酵飲料は、pHが4.5未満であり、かつ7℃における粘度が5.4〜9.0mPa・sである。
豆乳発酵飲料の粘度は、上述のとおりに定義される。粘度は、5.9mPa・s以上であることが好ましく、6.4mPa・s以上であることがより好ましく、6.9mPa・s以上であることが更に好ましい。また、粘度は、8.5mPa・s以下であることが好ましく、8.0mPa・s以下であることがより好ましい。
上記豆乳発酵飲料は、沈殿量が0cm超かつ11cm未満であることが好ましい。沈殿量は、上述のとおりに定義される。沈殿量は、8.5cm以下であることがより好ましく、6cm以下であることが更に好ましい。沈殿量測定の際に得られる沈殿は、通常は分散している固形分等が遠心分離操作により沈殿したものである。
上記豆乳発酵飲料は、更に甘味料、香料、保存料、酸味料、色素、調味料、ゲル化剤、塩類等の食品に添加可能な添加剤を含有していてもよい。
本発明の豆乳発酵飲料は、例えば、後述する本発明の豆乳発酵飲料の製造方法により得ることができる。
[豆乳発酵飲料の製造方法]
図1は、豆乳発酵飲料の製造工程を示すフローチャートである。本発明の製造方法は、豆乳を乳酸菌で発酵させて豆乳発酵物を得る工程(発酵工程)と、豆乳発酵物に、ペクチン及び大豆多糖類を添加する工程(添加工程)と、豆乳発酵飲料のpHが4.5未満になるようにpH調整する工程(pH調整工程)と、を少なくとも備える(図1)。また、原料調製工程、酵素処理工程、酵素失活工程又は調合工程を更に備えていてもよい。以下、各工程について説明する。
〔原料調製工程〕
原料調製工程は、原料となる豆乳に添加物を添加する工程である。原料調製工程は、必要に応じて行えばよい。添加物としては、例えば、糖(スクロース、マルトース、フルクトース、グルコース、スタキオース、ラフィノース等)、植物エキス(例えばモルトエキス)、香料(例えばヨーグルトフレーバー)、甘味料(例えばトレハロース、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム等)、酸味料(リンゴ酸、クエン酸、コハク酸、リン酸、酢酸)、色素、調味料(アミノ酸等)、ゲル化剤(ジェランガム、アルギン酸ナトリウム、カラギナン、寒天)、塩類(塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム)が挙げられる。これらの添加物は、1種単独で、又は2種以上を組み合わせて添加してもよい。
添加物の添加量は、添加物の種類に応じて適宜設定すればよい。通常、添加物の総量は、豆乳と添加物との合計量に対して、0〜10質量%である。
原料調製工程は、発酵工程前に行えばよい。添加物を添加した後、殺菌を行ってもよい。殺菌は、例えば、85℃に達するまで加熱すること(85℃達温)、UHT(超高温瞬間殺菌)等のプレート式、チューブ式、直接蒸気式殺菌機、熱交換機やレトルト殺菌機で加熱すること等により行うことができる。
〔酵素処理工程〕
酵素処理工程は、ペプチド結合加水分解酵素により豆乳を加水分解する工程である。酵素処理工程は、必要に応じて発酵工程前に行えばよい。本工程を実施することにより、乳酸菌としてラクトバチラス・ブレビスに属する乳酸菌を使用する場合、発酵速度を向上させることが可能となる。
ペプチド結合加水分解酵素は、ペプチド結合(−C(=O)−NH−)を加水分解する酵素である。ペプチド結合加水分解酵素は、ペプチドを加水分解するペプチダーゼ、及びタンパク質を加水分解するプロテアーゼを含む。ここで、「ペプチド」とは、100残基未満のアミノ酸がペプチド結合により連結したポリマーをいうものとする。同様に、「タンパク質」とは、100残基以上のアミノ酸がペプチド結合により連結したポリマーをいうものとする。
ペプチド結合加水分解酵素としては、例えば、ペプチダーゼ及びプロテアーゼからなる群より選択される少なくとも1種の酵素を使用することができる。
ペプチダーゼ及びプロテアーゼは、ペプチド又はタンパク質の配列末端からアミノ酸残基を1〜2残基ずつ切断する活性を有するエキソ型のペプチダーゼ及びプロテアーゼ、並びにペプチド又はタンパク質の配列内部を切断する活性を有するエンド型のペプチダーゼ及びプロテアーゼに分類することができる。
上記酵素処理工程において使用されるペプチド結合加水分解酵素としては、エキソ型のペプチダーゼ活性、又はエキソ型のプロテアーゼ活性を含むものであることが好ましい。これにより、得られる豆乳発酵飲料における豆乳臭の低減、及び風味の向上効果がより一層奏される。また、エンド型の活性よりもエキソ型の活性の方が高いものがより好ましく、エンド型の活性を含まないものが更に好ましい。
ペプチド結合加水分解酵素としては、市販品を用いることもできる。例えば、プロテアックス(天野エンザイム株式会社製、エンド型とエキソ型の混合品で、エキソ型の活性が強い)、スミチームACP−G(新日本化学工業株式会社製、エキソ型のみ)、プロテアーゼM「アマノ」SD(天野エンザイム株式会社製、エンド型とエキソ型の混合品で、エキソ型の活性が強い)、スミチームFLAP(新日本化学工業株式会社製、エキソ型のみ)等を挙げることができる。
ペプチド結合加水分解酵素の添加量は、使用するペプチド結合加水分解酵素の種類によって適宜決定すればよい。例えば、プロテアックスを使用する場合、豆乳1gあたり、0.01U〜0.7Uとすることができ、スミチームACP−Gを使用する場合、豆乳1gあたり、0.01U〜0.5Uとすることができる。
ペプチド結合加水分解酵素による豆乳の処理時間及び処理温度は、使用するペプチド結合加水分解酵素の種類及び添加量等により適宜決定すればよいが、例えば、40〜50℃で1〜3時間とすることができる。
〔酵素失活工程〕
酵素失活工程は、発酵基質中のペプチド結合加水分解酵素を失活させる工程である。本工程は、必要に応じて酵素処理工程後かつ発酵工程前に行うことができる。本工程の実施により、発酵工程におけるペプチド結合加水分解酵素による加水分解を抑えることができるため、豆乳発酵飲料の苦味をより低減できる。
酵素を失活させる方法は、使用するペプチド結合加水分解酵素の種類に応じて適宜決定すればよい。例えば、pHを調整して失活させる方法、加熱して失活させる方法、有機溶媒(例えば、エタノール)を添加して失活させる方法、塩濃度を調整して失活させる方法を挙げることができる。中でも、操作が容易であることから、加熱して失活させる方法が好ましい。
加熱する場合の加熱温度及び加熱時間は、使用するペプチド結合加水分解酵素の種類に応じて適宜決定すればよいが、例えば、60℃〜100℃で、30分間〜120分間としてもよい。
酵素失活工程では、ペプチド結合加水分解酵素の活性を充分に低減できればよく、必ずしも完全に失活させる必要はない。一方、豆乳発酵飲料の苦味をより低減する観点からは、ペプチド結合加水分解酵素の残存率(添加した活性に対する失活処理後の活性の割合)が、10%以下であることが好ましく、5%以下であることがより好ましく、2.5%以下であることが更に好ましく、0%(完全失活)であることが更により好ましい。
〔発酵工程〕
発酵工程は、豆乳を乳酸菌で発酵させて豆乳発酵物を得る工程である。
発酵工程における上記乳酸菌の使用量、発酵温度等の条件は、使用する乳酸菌の種類に応じて最適な条件を設定すればよい。これに限定されるものではないが、例えば、乳酸菌を1×10〜1×10cfu/mLになるように添加し、30〜35℃で静置培養することができる。発酵時間は、製造コストの低減及びコンタミネーションリスクの低減という観点から、短い方がよい。発酵工程における発酵時間としては、通常、24時間以下である。
上記乳酸菌は、ラクトバチラス・ブレビスに属する乳酸菌を含むことが好ましい。ラクトバチラス・ブレビスに属する乳酸菌としては、より一層豆乳臭が低減され、かつより一層爽やかさのある風味の良い豆乳発酵飲料とすることができるため、SBL88株、ラクトバチラス・ブレビスSBC8027(受託番号:FERM BP−10630)、ラクトバチラス・ブレビスSBC8044(受託番号:FERM BP−10631)、ラクトバチラス・ブレビスJCM1061、ラクトバチラス・ブレビスJCM1065、ラクトバチラス・ブレビスJCM1170が好ましい。ラクトバチラス・ブレビスに属する乳酸菌は、1種を単独で、又は2種以上を混合して使用することができる。
乳酸菌としてSBL88株を使用する場合の条件として、例えば、乳酸菌を1×10〜1×10cfu/mLになるように添加し、25〜38℃で、22〜24時間静置培養する条件が挙げられる。
なお、ラクトバチラス・ブレビスJCM1061、ラクトバチラス・ブレビスJCM1065、ラクトバチラス・ブレビスJCM1170等は、理研バイオリソースセンター、JCRB等の公知の細胞バンクから購入することもできる。
〔添加工程〕
添加工程は、発酵工程で得られた豆乳発酵物にペクチン及び大豆多糖類を添加する工程である。添加工程を行うタイミングは、発酵工程後であれば特に制限されない。また、添加工程において、ペクチン及び大豆多糖類は混合物として添加してもよく、又はそれぞれ別々に添加してもよい。別々に添加する場合、ペクチンと大豆多糖類の添加順序はいずれが先であってもよい。
ペクチンの添加量は、ペクチン及び大豆多糖類の添加量総量100質量%に対して、20〜60質量%である。これにより、タンパク質成分等の凝集が抑制された豆乳発酵飲料を得ることができる。ペクチンの添加量は、ペクチン及び大豆多糖類の添加量総量100質量%に対して、30〜60質量%であることが好ましい。これにより、後に残る酸味が低減され、かつ口当たりが滑らかな豆乳発酵飲料を得ることができる。また、ペクチンの添加量は、ペクチン及び大豆多糖類の添加量総量100質量%に対して、30〜50質量%であることがより好ましい。これにより、後に残る酸味が低減されるとともに、酸っぱい風味が抑制され、また口当たりがより一層滑らか豆乳発酵飲料を得ることができる。
ペクチン及び大豆多糖類としては、市販されているものを用いてもよい。市販品の例としては、SM600(三栄源エフエフアイ社製、大豆多糖類とペクチンの混合物)、AYD379MB(株式会社カーギル製、ペクチン)、SM−900(三栄源エフエフアイ株式会社製、大豆多糖類)を挙げることができる。
ペクチン及び大豆多糖類は、これらを添加した後の豆乳発酵物全量に対して、0.1〜5.0質量%、好ましくは0.2〜3.0質量%、より好ましくは0.3〜1.0質量%となるように添加すればよい。
〔pH調整工程〕
pH調整工程は、最終的に得られる豆乳発酵飲料のpHが4.5未満となるように、pHを調整する工程である。pH調整工程は、発酵工程の後に行われるのが好ましい。またpH調整工程は、添加工程の前に行ってもよく、添加工程の後に行ってもよい。図1には、添加工程の後にpH調整工程を行う態様を示したが、これに限定されるものではない。pH調整工程では、目的とする豆乳発酵物のpHを達成するように、pH調整剤を添加すればよい。
pH調整剤としては、食品に添加できる酸又はアルカリを用いることができる。具体的には、例えば、リン酸、塩酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、酢酸、コハク酸等の酸、並びに水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム等のアルカリが挙げられる。
〔調合工程〕
調合工程は、食品添加物及び食品を調合する工程である。発酵工程、添加工程及びpH調整工程等を経て得られた豆乳発酵飲料は、そのまま飲食品として使用することもできるが、必要に応じて調合工程を行ってもよい。
食品添加物及び食品としては、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム等の甘味料、香料、保存料、香料、乳化剤、酸味料、ゲル化剤、加工澱粉、塩類、水、等の媒体、糖、澱粉、デキストリン、脂質、乳原料、乳等を主要原料とする食品、果汁、野菜汁等が挙げられる。
食品添加物の添加量は、食品添加物の種類に応じて適宜設定すればよい。通常、食品添加物の総量は、豆乳と添加物との合計量に対して、0.001〜20.0質量%である。
豆乳発酵飲料は、通常、上記各工程を経た後、殺菌処理されて製造される。殺菌処理の方法としては、通常の飲食品の製造において用いられる方法が使用され、例えば、UHT(超高温瞬間殺菌)法等のプレート式、チューブ式、直接蒸気式殺菌機、熱交換機やレトルト殺菌機で加熱する方法が挙げられる。
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する。
[試験例1:豆乳発酵飲料の製造]
豆乳(おいしい無調整豆乳、キッコーマン株式会社製)93.66質量%に砂糖2質量%、異性化糖2質量%、アルギニン0.15質量%を添加して混合し、95℃3秒間の加熱処理により殺菌した。
殺菌後、45℃まで冷却し、プロテアックス(天野エンザイム株式会社製)、スミチームACP−G(新日本化学工業株式会社製)を各々0.01質量%添加して混合し、45℃に2時間保持した。酵素処理終了後、ホモジナイザ(H−20型、三和機械株式会社)を用い15MPaの圧力で均質化した。その後、90℃で10分間、酵素失活処理を行った。
加熱処理後、30℃温度まで冷却し、発酵基質を得た。この発酵基質にSBL88乳酸菌(ラクトバチラス・ブレビスSBC8803)を3×10cfu/gとなるように添加し30℃で15時間発酵させ豆乳発酵物を得た。
得られた豆乳発酵物に、果糖ぶどう糖液糖(昭和産業株式会社製)、ペクチン及び大豆多糖類の混合物、並びにイオン交換水を配合し、リン酸でpHを4.2、4.3、4.5又は4.7に調整した。各成分(原材料)の配合割合は下記表1に示すとおりである。
Figure 0005622879
なお、ペクチン及び大豆多糖類の混合物は、下記表2に示す割合でペクチン(商品名:AYD379MB、株式会社カーギル製)及び大豆多糖類(商品名:SM−900、三栄源エフエフアイ株式会社製)を混合して調整した。
Figure 0005622879
配合後、80℃で予備加熱した後、134℃3秒間のUHT殺菌を行い、豆乳発酵飲料を得た。
[試験例2:豆乳発酵飲料の粘度及び沈殿量の評価]
〔粘度の評価〕
pHを4.2、4.3、4.5又は4.7に調整した豆乳発酵飲料について粘度を評価した。豆乳発酵飲料の粘度は、7℃において、B型粘度計TVB−10M(東機産業株式会社製)を使用し、ローターNo.19を用い、回転速度60rpmで測定した。
〔沈殿量の評価〕
pHを4.3又は4.5に調整した豆乳発酵飲料について以下の手順(1)〜(3)を順に行うことにより沈殿量を評価した。
(1)豆乳発酵飲料50mLを50mL遠沈管(型番:T−47−4−3、品名:目盛付沈殿管、有限会社桐山製作所製)に入れ、遠心分離機(himac CF7D2、日立工機株式会社製)にて、20℃、1631.5×gで10分間遠心分離した。
(2)遠沈管の底部に得られた沈殿の長径(容器外周の最下部を通り、最大となる径)及び短径(容器外周の最下部を通り、最小となる径)をメジャーで測定した。
(3)沈殿の長径及び短径を足し合わせ、得られた値を沈殿量とした。
なお、遠心分離の前に凝集による沈殿が生じ、上記沈殿量が測定できなかった場合は0cmとした。
粘度の評価結果を表3及び図2に示す。
Figure 0005622879
ペクチン及び大豆多糖類の混合物を添加していないサンプルNo.1との比較から明らかなように、ペクチン及び大豆多糖類の混合物を添加することによって、粘度が高くなった(表3及び図2)。また、驚くべきことに、ペクチン及び大豆多糖類の混合物中のペクチンの割合が90質量%〜20質量%(サンプルNo.3〜No.10)の範囲では、豆乳発酵飲料のpHが4.5以上である場合、pHが4.5未満である場合と比較して、粘度の急激な低下が認められた(特に、図2参照)。一方、pHが4.5未満の場合はペクチンの割合が上記範囲内にある場合ほぼ一定の粘度を有していた(表3及び図2)。
沈殿量の評価結果を表4及び図3に示す。
Figure 0005622879
ペクチン及び大豆多糖類の混合物を添加していないサンプルNo.1では、遠心分離前に凝集が生じ、沈殿量は測定できなかった(沈殿量を0cmとした。)。ペクチン及び大豆多糖類の混合物を添加することにより、凝集が抑制されたが、pH4.5の場合、ペクチン及び大豆多糖類の混合物中のペクチンの割合が20質量%未満(サンプルNo.11及び12)では凝集が生じ、沈殿量は測定できなかった(表4及び図3)。
豆乳発酵飲料のpHが4.5未満では、ペクチン及び大豆多糖類の混合物中のペクチンの割合が20質量%以上(サンプルNo.2〜10)の場合に沈殿量にほとんど変化がなく、良好な分散状態を保っていた(表4及び図3)。
[試験例3:豆乳発酵飲料の官能評価]
pHを4.3に調整した豆乳発酵飲料に対して官能評価を実施した。官能評価は、7名の訓練されたパネルにより、「酸っぱい風味」、「後に残る酸味」及び「口当たりの滑らかさ」について、Visual Analogue Scale法により、0〜10点の間で点数を付け、その平均値を評点とした。「酸っぱい風味」については、評点が高い程、酸っぱい風味が強いことを意味し、「後に残る酸味」については、評点が高い程、後に残る酸味が強いことを意味し、「口当たりの滑らかさ」については、評点が高い程、口当たりが滑らかであることを意味する。
官能評価の結果を表5及び図4〜6に示す。
Figure 0005622879
ペクチン及び大豆多糖類の混合物中のペクチンの割合が60質量%〜0質量%(サンプルNo.6〜No.12)の範囲では、「酸っぱい風味」の評点が低く、酸味が抑制されていた(表5及び図4)。特に、ペクチン及び大豆多糖類の混合物中のペクチンの割合が50質量%〜20質量%(サンプルNo.7〜No.10)の範囲でこの評点が低かった(表5及び図4)。
ペクチン及び大豆多糖類の混合物中のペクチンの割合が60質量%〜0質量%(サンプルNo.6〜No.12)の範囲では、「後に残る酸味」の評点が低く、後味がより優れていた(表5及び図5)。
ペクチン及び大豆多糖類の混合物中のペクチンの割合が60質量%〜30質量%(サンプルNo.6〜No.9)の範囲では、「口当たりの滑らかさ」の評点が高く、口当たりが優れていた(表5及び図6)。

Claims (10)

  1. pHが4.5未満であり、かつ7℃における粘度が5.4〜9.0mPa・sであり、ペクチン及び大豆多糖類を含む、豆乳発酵飲料(但し、ペクチン及び大豆多糖類が、ペクチンと大豆多糖類とが架橋したものである豆乳発酵飲料を除く。)
  2. 以下(1)〜(3)により決定される沈殿量が0cm超かつ11cm未満である、請求項1に記載の豆乳発酵飲料。
    (1)豆乳発酵飲料50mLを50mL遠沈管に入れ、スイングローターにて20℃、1631.5×gで10分間遠心分離する
    (2)(1)の後、遠沈管の底部に得られた沈殿の長径及び短径を測定する
    (3)(2)で測定された沈殿の長径及び短径を足し合わせて、得られた値を沈殿量とする
  3. 豆乳を乳酸菌により発酵させたものである、請求項1又は2に記載の豆乳発酵飲料。
  4. 前記乳酸菌が、ラクトバチラス・ブレビスSBC8803(受託番号:FERM BP−10632)、ラクトバチラス・ブレビスSBC8027(受託番号:FERM BP−10630)、ラクトバチラス・ブレビスSBC8044(受託番号:FERM BP−10631)、ラクトバチラス・ブレビスJCM1061、ラクトバチラス・ブレビスJCM1065、及びラクトバチラス・ブレビスJCM1170から選択される少なくとも1種を含む、請求項3に記載の豆乳発酵飲料
  5. 豆乳を乳酸菌で発酵させて豆乳発酵物を得る工程と、
    前記豆乳発酵物に、ペクチン及び大豆多糖類を添加する工程と、
    乳発酵飲料のpHが4.5未満になるようにpH調整する工程と、を備え、
    前記添加する工程が、ペクチン及び大豆多糖類を混合物として添加する、又はそれぞれ別々に添加する工程であり、
    前記ペクチンの添加量が、ペクチン及び大豆多糖類の添加量総量100質量%に対して、20〜60質量%である、
    豆乳発酵飲料の製造方法。
  6. 前記ペクチンの添加量が、ペクチン及び大豆多糖類の添加量総量100質量%に対して、30〜60質量%である、請求項に記載の製造方法。
  7. 前記ペクチンの添加量が、ペクチン及び大豆多糖類の添加量総量100質量%に対して、30〜50質量%である、請求項又はに記載の製造方法。
  8. 前記乳酸菌が、ラクトバチラス・ブレビス(Lactobacillus brevis)に属する乳酸菌を含む、請求項5〜7のいずれか一項に記載の製造方法。
  9. 前記乳酸菌が、ラクトバチラス・ブレビスSBC8803(受託番号:FERM BP−10632)、ラクトバチラス・ブレビスSBC8027(受託番号:FERM BP−10630)、ラクトバチラス・ブレビスSBC8044(受託番号:FERM BP−10631)、ラクトバチラス・ブレビスJCM1061、ラクトバチラス・ブレビスJCM1065、及びラクトバチラス・ブレビスJCM1170から選択される少なくとも1種を含む、請求項5〜8のいずれか一項に記載の製造方法。
  10. 請求項5〜9のいずれか一項に記載の製造方法により得られる豆乳発酵飲料。
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