JP5621794B2 - 磁気変調式複軸モータ - Google Patents

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Description

本発明は、磁気変調式複軸モータに関するものであり、特に、二つの動力機械の間において、それらの動力の速度およびトルク変換を成すと共に、そこに電力を加算減算を成すことのできる動力電力分割制御用の複軸電機機械の基本構造の改良に係わり、例えば、ハイブリッド車両用のモータとして好適に適用できる。
従来、車両において、エンジンの高速回転の動力を受けて低速の動力へと、その変速比率を徐変させて変換(変速)する回転機械が種々考案されている。例えば、特許文献1には、磁気変調式の磁気歯車の原理によりその作用を行う動力装置が開示されている。同文献1の動力装置は、磁束を電流に置き換える回数が少なくて済む点において、エネルギ変換効率が高いものと期待されていた。
特許第4505524号公報
しかし、上記の特許文献1に開示された動力装置は、回転磁界を生成するステータと、軟磁性体から成る磁気変調ロータと、永久磁石磁極を有する界磁ロータとが同軸的に配置され、且つ、磁気変調ロータを挟んでステータと界磁ロータとが入れ子状に配置される構成であるため、界磁ロータの寸法が小さくなってしまい、界磁磁力を強くできないという問題点があった。
また、界磁磁力を強めようとしてステータの寸法を薄くすると、今度はステータの巻線量が稼げず、起磁力が大きく出来ないため、界磁磁束との積で支配される作用トルクの大きさが目減りしてしまうというジレンマがあった。
さらに、磁気変調ロータは、軟磁性体を内外に磁束が貫通、交番するために、その軟磁性体を十分な強度で固定することが困難であった。すなわち、磁束の変動により軟磁性体自体の内部に生じる渦電流のみならず、その周囲を金属部材で固定すると、その部材がかご型誘導機の短絡コイルのような作用をすることになってしまうため、軟磁性体は硬質樹脂などの絶縁部材で固定したり、短絡電流路を断ち切った構造として固定するしかなかった。しかし、これらの構造を採用すると、いずれにしても固定が弱くなってしまうという基本的な問題点があった。
また、このタイプの回転機は、その構造が入れ子状であり、最内部の界磁ロータは、極力その磁力を高めるために、許容空間一杯に磁気回路を構成せざるを得ない。このため、界磁ロータの内側には回転軸を通すのが精一杯であり、通常のモータのように、内側を通風に利用したり、軸受や回転位置検出器などを設けるスペースを構成しにくいと言う問題点があった。
本発明は、上記事情に基づいて成されたものであり、その目的は、上述した従来技術の問題点を解決し、高性能で損失が少なく、小型の磁気変調式複軸モータを提供することにある。
(請求項の発明)
本発明の磁気変調式複軸モータは、周方向に所定の間隔を有して複数の磁気良導領域を有する磁気変調ロータと、この磁気変調ロータの外径側または内径側に対向して配置され、偶数であるm極の多相巻線を有するステータと、磁気変調ロータの軸方向の一方の端面に対向して配置され、偶数であるn極の界磁磁極を持つ界磁ロータとを有し、磁気変調ロータは、ステータと対向する径方向の対向面および界磁ロータと対向する軸方向の対向面に磁気良導領域を形成する軟磁性体を配置し、この軟磁性体が周方向に所定の間隔を有して配置される数をkとした時に、
k=(m+n)/2…………(1)
kは、上記(1)式によって求められることを特徴とする。
本発明の磁気変調式複軸モータは、ステータと界磁ロータが磁気変調ロータに対し径方向の同じ側(外径側または内径側)に配置される。言い換えると、磁気変調ロータを挟んでステータと界磁ロータとが入れ子状に配置されることはないので、縮小構造になることを防止できる。これにより、ステータの巻線量や、界磁ロータの界磁源である磁石などを多く装備することができるため、大きな出力を得ることができる。
また、磁気変調ロータの径方向に対しステータが配置されない側に空間を確保できるので、この空間に軸受や変速装置等の付属物を収納したり、通風空間として利用することで冷却性向上を図ることができる。これにより、高性能化の面で好適な設計が可能となる。
(請求項の発明)
請求項1に記載した磁気変調式複軸モータにおいて、周方向に所定の間隔を有してk箇所に配置される軟磁性体は、非磁性金属から成る支持体によって保持されていることを特徴とする。
本発明では、磁気良導領域を形成する軟磁性体を固定する上で、従来のように機械的強度が低い絶縁物に依らなくても、非磁性の金属部材で強固に保持できる。これにより、磁気変調ロータを堅固に構成できるので、耐久性が高まり、高速回転ができるようになるため、モータの出力能力が向上する。
(請求項の発明)
請求項1または2に記載した磁気変調式複軸モータにおいて、軟磁性体は、複数枚の鋼板を軸方向に積層した第1の積層体と、複数枚の鋼板を周方向に積層した第2の積層体とを有し、ステータおよび界磁ロータと対向する磁気変調ロータの対向面側に第1の積層体が配置され、反対向面側に第2の積層体が配置され、且つ、第1の積層体と第2の積層体とが当接していることを特徴とする。
例えば、界磁磁束がステータに対して磁気変調ロータの軟磁性体を経由して行き来する際に、界磁ロータの回転による磁界の変化をより好適な積層方向(例えば周方向)で受け、軸方向に流してステータ側に供給できるため、磁束が通り易くなり、鉄損も少なくできる効果がある。
(請求項の発明)
請求項1〜に記載した何れか一つの磁気変調式複軸モータにおいて、界磁ロータは、回転不能に配置される界磁コイルと、この界磁コイルが発生する磁界により、互いに異なる極性に磁化される一組の爪状磁極とを備えるブラシレスロータとして構成されることを特徴とする。
この場合、界磁コイルが発生する磁界によって爪状磁極(界磁磁極)が磁化されるので、界磁コイルに通電する界磁電流の大きさを制御することにより、界磁磁極の強さを変えることができる。これにより、例えば、界磁ロータに連結される回転軸がエンジンやアクスルの状況都合により回転し続けることが必要であり、且つ、回転機としての動作を止めることが必要な場合には、界磁電流をオフにするだけで、界磁ロータが回転し続けることによる鉄損発生などの所謂フリクションロスの問題が解消される。
(請求項の発明)
請求項1〜に記載した何れか一つの磁気変調式複軸モータにおいて、
ステータが固定されるモータハウジングに対し界磁ロータの回転を拘束できる第1の停止装置、モータハウジングに対し磁気変調ロータの回転を拘束できる第2の停止装置、および界磁ロータと磁気変調ロータとの間を連結できる連結装置の少なくとも1つを備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、本発明のモータをHV(ハイブリッド)車両用のトランスアクスル部分において、様々なモードで有効に作動させることができる。
実施例1に示すモータの縦断面図である。 図1に示すモータのA−A断面図である。 図1に示すモータのB−B断面図である。 磁気変調原理の説明図である。 作動モデルによる磁気変調原理の説明図である。 HV車両用の複合モータとして使用する説明図である。 HV車両用の複合モータとして使用する説明図である。 実施例2に示すモータの基本構成を示す説明図である。 実施例3に示すモータの基本構成を示す説明図である。 実施例4に示すモータの縦断面図である。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
(実施例1)
実施例1に示す磁気変調式複軸モータ(以下、本モータ1と呼ぶ)は、図1に示す様に、車両のエンジン動力が伝達されて回転する第1の回転軸2と、車輪駆動系に連結される第2の回転軸3と、この第2の回転軸3に減速ギヤ装置4を介して連結される第3の回転軸5と、モータハウジング6に固定されるステータ7と、第1の回転軸2にロータアーム8を介して連結される界磁ロータ9と、第3の回転軸5にロータディスク10を介して連結される磁気変調ロータ11等より構成される。
第1の回転軸2と第2の回転軸3は、同一軸線上に配置され、それぞれ軸受12、13を介してモータハウジング6に支持されている。
第3の回転軸5は、軸方向の一端側(図示左側)が、第1の回転軸2に穿設された中空孔の内周に軸受14を介して相対回転自在に挿入され、軸方向の他端側が軸受15を介してモータハウジング6に支持されている。
減速ギヤ装置4は、周知の遊星作動機構を使用した変速装置であり、上記の軸受15より図示右側へ突き出る第3の回転軸5の端部に形成されたサンギヤ4aと、このサンギヤ4aと同心に配置されるリングギヤ4b(内歯車)と、サンギヤ4aとリングギヤ4bとに噛み合う遊星ギヤ4cと、この遊星ギヤ4cを支持する遊星キャリア4dより構成され、この遊星キャリア4dが第2の回転軸3と一体に設けられている。
ステータ7は、図2に示す様に、円環状のステータ鉄心7aと、このステータ鉄心7aに巻装される12極の三相巻線7b(図1参照)とで構成される。ステータ鉄心7aの内周側には、三相巻線7bを挿入する複数のスロット7cが周方向に等ピッチに形成されている。
界磁ロータ9は、図3に示す様に、円環状のロータ鉄心9aと、このロータ鉄心9aに埋設される20個の希土類磁石16(例えばネオジム磁石)とで構成される。20個の磁石16は、ロータ鉄心9aの周方向に等間隔に配置され、図示矢印で示す様に径方向に着磁され、且つ、周方向に隣り合う磁石16同士の極性が径方向で異なる、つまり、N極とS極とが交互に異なる様に配置される。この界磁ロータ9は、図1に示す様に、ステータ7と軸方向に近接して縦列に配置される。
磁気変調ロータ11は、ステータ7および界磁ロータ9の内径側に配置され、図2、図3に示す様に、ステータ7および界磁ロータ9と対向する対向面に磁気良導領域を形成する軟磁性体17と、この軟磁性体17を保持する非磁性金属から成るリング状の支持体18とで構成される。
軟磁性体17によって形成される磁気良導領域は、周方向に一定の間隔を有して16箇所に設けられている。また、軟磁性体17は、複数枚の電磁鋼板を軸方向に積層した第1の積層体17aと、複数枚の電磁鋼板を周方向に積層した第2の積層体17bとで構成され、ステータ7および界磁ロータ9と対向する外径側に第1の積層体17aが配置され、内径側に第2の積層体17bが配置されている。つまり、第1の積層体17aと第2の積層体17bとが互いに直交し、且つ、当接した状態に配置されている。
支持体18は、例えば、ステンレス鋼によって形成され、16箇所に配置される軟磁性体17(第1の積層体17a+第2の積層体17b)を強固に保持している。
モータハウジング6と界磁ロータ9との間には、モータハウジング6に対し界磁ロータ9の回転を停止させた状態で拘束できる界磁ロータ停止装置19が配設されている。
また、モータハウジング6と磁気変調ロータ11との間には、モータハウジング6に対し磁気変調ロータ11の回転を停止させた状態で拘束できる磁気変調ロータ停止装置20が配設されている。
さらに、界磁ロータ9と磁気変調ロータ11との間には、両ロータ9、11の間を連結できる連結装置21が配設されている。
界磁ロータ停止装置19および磁気変調ロータ停止装置20は、それぞれ、界磁ロータ9および磁気変調ロータ11の回転を停止する停止モードと、停止モードを解除する解除モードとが設定され、図示しない制御装置により制御コイルへの通電電流をオン/オフすることで停止モードと解除モードとを切り替えることができる。
また、連結装置21は、界磁ロータ9と磁気変調ロータ11との間を連結する連結モードと、連結モードを解除する解除モードとが設定され、図示しない制御装置により制御コイル21a(図1参照)への通電電流をオン/オフすることで連結モードと解除モードとを切り替えることができる。
なお、図1に示す界磁ロータ停止装置19、磁気変調ロータ停止装置20、および連結装置21は、その構成を簡略的に記載したものであり、図1に示される構成に限定されるものではない。
(磁気変調作動の説明)
上記のように構成された本モータ1の磁気的な作動について説明する。
図4には、20個の磁石16を周方向に配列して構成される20極の界磁ロータ9と、三相巻線7b(同図では巻線を省略している)が12極となるピッチで巻線されたステータ7と、界磁ロータ9とステータ7との間に軟磁性体17を周方向に一定の間隔で16箇所に配列した磁気変調ロータ11とが示されており、図解の便宜上、直線状に展開した一部を図示している。
20極の界磁磁束分布は、一周当たり10回(=f1回)の交番磁界をステータ7へと発信するが、ステータ7との間には、16個の磁気的良導体である軟磁性体17と、同じく、16個の磁気的不導体である空間とが存在しているため、一周当たり16回(=f2回)の磁気遮蔽/導通サイクルを前記f1回の交番磁界に更に与える、すなわち、変調をかけることになる。
上記のf1とf2の変調により、ステータ7に到達してリターンする磁束の成分には、変調理論(三角関数の積と和の公式)で知られているように、差(f1−f2)と、和(f1+f2)の二つの周波数の成分が含まれることになる。そこで、ステータ7の三相巻線7bを12極、すなわち、一周当たり6回(=f3回)の交番磁界となるように巻線すると、前記の差と和の成分のうち、差の方に同調してエネルギ変換が可能となり、ステータ7に対して磁気的作用力が発生することとなる。この作用力の反作用は、前述の磁束の発信元である界磁ロータ9と、磁束の変調元である磁気変調ロータ11とに作用し、これらステータ7と界磁ロータ9および磁気変調ロータ11の三つに相互作用が働くことになる。
ここで重要なことは、これら三つの極数の選定によって差分が負になるように設定すると、例えば、磁気変調ロータ11が固定しているものとすると、界磁ロータ9による磁界回転方向と、ステータ7が同調すべき差分周波数成分の磁界回転方向とは逆方向に走査する関係に設定できることであり、本モータ1は、そのように設定している。
このように、磁界の進行方向が逆にできることは、あたかも遊星ギヤ4cの公転運動を固定した時に、サンギヤ4aとリングギヤ4bとが逆回転状態、すなわち、遊星作動機構での共線関係を成すことを意味している。
以上、本モータ1の基本構成による磁気的な作動について説明したが、次に、図5を参照して現象論的に説明する。
図5では、図解の便宜上、界磁ロータ9を2極、磁気変調ロータ11を4極、ステータ7を6極(図示矢印で示す)として構成している。また、磁気変調ロータ11は固定されているものとする。
まず、同図(a)の位置関係において、ステータ7に磁界が生じると、図中丸で囲んだ矢印で示す磁界の近傍に位置する磁気変調ロータ11の軟磁性体17がN極に磁気誘導される。すると、その近傍にあった界磁ロータ9のN極はそれに反発して反時計回りに回転力を受ける。
次に、同図(b)の位置関係に示す様に、ステータ7の磁界が少し時計回りに回転している時、磁気変調ロータ11の軟磁性体17は、少しN極の極性は弱くなるものの、依然N極であり、界磁ロータ9は、磁気変調ロータ11の軟磁性体17に対して完全に直交する関係にまで回転する。
さらに、同図(c)の位置関係になると、界磁ロータ9のN極と対向していた軟磁性体17がN極に磁気誘導される関係となることから、界磁ロータ9は大きな反発力を受けて更に同方向(反時計回り)に回転する。
以上のように、ステータ7の磁界が時計回りに回ると、同図(a)〜(e)に示す様に、界磁ロータ9はそれとは逆回転方向、すなわち、反時計回りにより大きな角度で回転する関係となる。すなわち、遊星作動機構と同様の作用となる。
(HV車両としての動作の説明)
上述のステータ7と界磁ロータ9および磁気変調ロータ11から成る本モータ1は、車両のハイブリッドシステムにおいて有効に使うことができるという効果があるので、その要点について図6および図7を用いて説明する。
なお、以下の記述において、界磁ロータ9と磁気変調ロータ11を拘束する装置、および、両ロータ9、11を連結する装置は、図1に簡略的に示す界磁ロータ停止装置19、磁気変調ロータ停止装置20、連結装置21として表している部分である。
まず、図6(a)は、エンジン始動の際に使えることを示す。
磁気変調ロータ11を拘束して、ステータ7から回転磁界を印加すると、磁気変調ロータ11の軟磁性体17が順次磁気誘導されて、回転磁界の方向とは逆方向に界磁ロータ9が回転する。すなわち、界磁ロータ9にエンジン軸を連結しておくと、エンジンスタータとして作動できる。
図6(b)は、HV走行の際に使えることを示す。
界磁ロータ9および磁気変調ロータ11を共に拘束せず、ステータ7で回転磁界を印加する。その際、エンジン軸に連結された界磁ロータ9と、減速ギヤ装置4を介してアクスルに繋がる磁気変調ロータ11との回転差に対応した回転磁界でステータ7の回転磁界を駆動すると、エンジン動力とステータ7を通した電動力とが磁気変調ロータ11に合い加わって、これと減速ギヤ装置4を介して連結されたアクスルの方に合計の動力が出力されることとなる。
図7(c)は、EV走行の際に使えることを示す。
EV走行では、エンジンが停止している。停止したエンジンを動かしてしまわないように、エンジン軸に連結された界磁ロータ9を拘束しておき、ステータ7から磁気変調ロータ11を順次磁気誘導すると、アクスルに連結された磁気変調ロータ11が回転するようになる。すなわち、電動力でアクスルを駆動するEV走行モードにおけるモータとしての作用をすることになる。
図7(d)は、回生および制動の際に使えることを示す。
この場合も、EV走行の時と同様に界磁ロータ9を拘束しておき、アクスルが車両の惰性運動すなわち運動エネルギで駆動されるのであるが、これによりアクスルと連結された磁気変調ロータ11が回転する。この磁気変調ロータ11が界磁ロータ9の極性に対して抵抗力を発生する位置関係になるように、ステータ7の回転磁界によって磁気変調ロータ11を磁気誘導すると、磁気変調ロータ11が回転することによる回生発電および制動力が生じることとなる。
上述のように、本モータ1は、ステータ7と界磁ロータ9が磁気変調ロータ11に対し径方向の同じ側(実施例1では外径側)に配置される。すなわち、磁気変調ロータ11を挟んでステータ7と界磁ロータ9とが入れ子状に配置されることはないので、縮小構造になることを防止できる。これにより、ステータ7の巻線量や、界磁ロータ9に使用される磁石16などを多く装備することができるため、大きな出力を得ることができる。
また、磁気変調ロータ11の径方向に対しステータ7および界磁ロータ9が配置されない内径側に空間を確保できるので、この空間に第3の回転軸5および減速ギヤ装置4などを配置することができる。あるいは、通風空間として利用することで冷却性向上を図ることもできる。これにより、高性能化の面で好適な設計が可能となる。
さらに、本モータ1は、界磁磁束がステータ7に対して磁気変調ロータ11の磁気良導領域(軟磁性体17)を経由して行き来する際に、磁束の発信元と受信元とが磁気変調ロータ11に対して径方向の同じ側に配置されることから、軟磁性体17を保持する支持体18に生じる渦電流は、軟磁性体17に出入りする磁束の行きと帰りとが相互にキャンセルし合う関係になる。この場合、原理的に大きな渦電流の発生がないので、磁気良導領域を形成する軟磁性体17を固定する上で、従来のように機械的強度が低い絶縁物に依らなくても、非磁性の金属部材(例えばステンレス鋼)で強固に固定できる。これにより、磁気変調ロータ11を堅固に構成できるので、耐久性が高まり、高速回転ができるようになるため、本モータ1の出力能力が向上する。
(実施例2)
この実施例2に示す本モータ1は、図8に示す様に、ステータ7のコイルエンドに対し界磁ロータ9を径方向にずらして配置した一例である。この配置構成によれば、実施例1と同様の効果が得られる上に、ステータ7のコイルエンドと界磁ロータ9とが干渉することはないので、ステータ7と界磁ロータ9とを軸方向に近接して配置できる。これにより、大きな界磁ロータ9であっても、本モータ1の全長を短くでき、且つ、界磁ロータ9との干渉を回避するためにステータ7のコイルエンドを無理に押し潰す必要もない。その結果、全体としてコンパクトでありながら、高性能で絶縁信頼性も確保される。
なお、図8に示す本モータ1は、磁気変調ロータ11が第2の回転軸3に連結されているが、実施例1と同様に、第3の回転軸5に連結し、その第3の回転軸5と第2の回転軸3とを減速ギヤ装置4を介して連結する構成でも良い。また、実施例1と同じ符号は、同一の構成を示すものである。
(実施例3)
この実施例3に示す本モータ1は、本出願の請求項2に係る発明に対応するもので、図9に示す様に、界磁ロータ9を磁気変調ロータ11の軸方向の一方の端面に対向して配置した一例である。
磁気変調ロータ11は、ステータ7と対向する径方向の対向面および界磁ロータ9と対向する軸方向の対向面に磁気良導領域を形成する軟磁性体17を配置している。
この構成によれば、ステータ7と界磁ロータ9とが軸方向に干渉することはないので、軸方向寸法を更に短縮することが可能である。
なお、図9に示す本モータ1は、実施例2と同様に、磁気変調ロータ11が第2の回転軸3に連結されているが、実施例1と同様に、第3の回転軸5に連結し、その第3の回転軸5と第2の回転軸3とを減速ギヤ装置4を介して連結する構成でも良い。また、実施例1と同じ符号は、同一の構成を示すものである。
(実施例4)
この実施例4に示す本モータ1は、界磁ロータ9をブラシレスロータとして構成した一例である。なお、界磁ロータ9以外の構成は、実施例1と同じである。
本実施例の界磁ロータ9は、図10に示す様に、モータハウジング6に固定された界磁鉄心9bと、その内部に巻回された界磁コイル9cと、この界磁コイル9cの内径側に対向して配置される一組の爪状磁極9d(界磁磁極)とで構成される。一組の爪状磁極9dは、互いに絶縁された状態で周方向に噛み合う様に配置され、例えばステンレス鋼で形成されたリング体22によって機械的に連結され、且つ、ロータアーム8を介して第1の回転軸2に連結されている。
上記の構成では、界磁コイル9cに界磁電流が流れて磁界が発生すると、その磁界により、一組の爪状磁極9dが互いに異なる極性に磁化され、磁気誘導により回転する。
従って、界磁コイル9cに通電する界磁電流の大きさを制御することで界磁磁極の強さを変えることができるので、例えば、第1の回転軸2がエンジンやアクスルの状況都合により回転し続けることが必要であり、且つ、回転機としての動作を止めることが必要な場合には、界磁電流をオフにするだけで、界磁ロータ9が回転し続けることによる鉄損発生などの所謂フリクションロスの問題が解消される。
(変形例)
実施例1に記載した本モータ1は、12極の三相巻線7bを有するステータ7と、20極の界磁磁極(磁石16)を有する界磁ロータ9と、16箇所の磁気良導領域(軟磁性体17)を有する磁気変調ロータ11とで構成されるが、ステータ7の極数、界磁ロータ9の極数、および、磁気変調ロータ11が有する磁気良導領域の数を限定するものではない。すなわち、ステータ7の極数をm、界磁ロータ9の極数をn、磁気変調ロータ11が有する磁気良導領域の数をkで表す時に、mとnは偶数であり、kは下記(1)式で求められる数に設定すれば良い。
k=(m+n)/2…………(1)
実施例1に記載した本モータ1は、磁気変調ロータ11の外径側にステータ7と界磁ロータ9を配置しているが、磁気変調ロータ11の内径側にステータ7と界磁ロータ9を配置する構成でも良い。
実施例1では、磁気変調ロータ11が連結される第3の回転軸5を有し、この第3の回転軸5が減速ギヤ装置4を介して第2の回転軸3に連結される構成であるが、第1の回転軸2と第3の回転軸5との間を減速ギヤ装置4によって連結する構成でも良い。
また、実施例1では、車両のエンジン動力が伝達されて回転する第1の回転軸2に界磁ロータ9を連結しているが、車輪駆動系に連結される第2の回転軸3に界磁ロータ9を連結する構成でも良い。
1 磁気変調式複軸モータ
2 第1の回転軸
3 第2の回転軸
4 減速ギヤ装置(変速装置)
5 第3の回転軸
6 モータハウジング
7 ステータ
7b 三相巻線(多相巻線)
9 界磁ロータ
9c 界磁コイル
9d 爪状磁極(界磁磁極)
11 磁気変調ロータ
16 磁石(界磁磁極)
17 軟磁性体
17a 第1の積層体
17b 第2の積層体
18 軟磁性体を保持する支持体
19 界磁ロータ停止装置(第1の停止装置)
20 磁気変調ロータ停止装置(第2の停止装置)
21 連結装置

Claims (5)

  1. 周方向に所定の間隔を有して複数の磁気良導領域を有する磁気変調ロータと、
    この磁気変調ロータの外径側または内径側に対向して配置され、偶数であるm極の多相巻線を有するステータと、
    前記磁気変調ロータの軸方向の一方の端面に対向して配置され、偶数であるn極の界磁磁極を持つ界磁ロータとを有し、
    前記磁気変調ロータは、前記ステータと対向する径方向の対向面および前記界磁ロータと対向する軸方向の対向面に前記磁気良導領域を形成する軟磁性体を配置し、この軟磁性体が周方向に所定の間隔を有して配置される数をkとした時に、
    k=(m+n)/2…………(1)
    前記kは、上記(1)式によって求められることを特徴とする磁気変調式複軸モータ。
  2. 請求項1に記載した磁気変調式複軸モータにおいて、
    周方向に所定の間隔を有して前記k箇所に配置される前記軟磁性体は、非磁性金属から成る支持体によって保持されていることを特徴とする磁気変調式複軸モータ。
  3. 請求項1または2に記載した磁気変調式複軸モータにおいて、
    前記軟磁性体は、複数枚の鋼板を軸方向に積層した第1の積層体と、複数枚の鋼板を周方向に積層した第2の積層体とを有し、
    前記ステータおよび前記界磁ロータと対向する前記磁気変調ロータの対向面側に前記第1の積層体が配置され、反対向面側に前記第2の積層体が配置され、且つ、前記第1の積層体と前記第2の積層体とが当接していることを特徴とする磁気変調式複軸モータ。
  4. 請求項1〜に記載した何れか一つの磁気変調式複軸モータにおいて、
    前記界磁ロータは、回転不能に配置される界磁コイルと、この界磁コイルが発生する磁界により、互いに異なる極性に磁化される一組の爪状磁極とを備えるブラシレスロータとして構成されることを特徴とする磁気変調式複軸モータ。
  5. 請求項1〜に記載した何れか一つの磁気変調式複軸モータにおいて、
    前記ステータが固定されるモータハウジングに対し前記界磁ロータの回転を拘束できる第1の停止装置、前記モータハウジングに対し前記磁気変調ロータの回転を拘束できる第2の停止装置、および前記界磁ロータと前記磁気変調ロータとの間を連結できる連結装置の少なくとも1つを備えることを特徴とする磁気変調式複軸モータ。
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