JP5621240B2 - 磁気計測装置 - Google Patents

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    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 

Description

本発明は、磁気計測装置に関する。
光ポンピングを利用した磁気センサーが、いわゆるMRI(magnetic resonance imaging:磁気共鳴画像法)装置などに用いられている。この種の磁気センサーにおいては、円偏光成分を有するポンプ光と直線偏光成分を有するプローブ光とが交差するように(望ましくは、直交するように)セルに照射され、さらに、これらの光の照射方向に対して直交する方向の磁場が印加される(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−14708号公報
ポンプ光やプローブ光には、一般に、レーザーが用いられる。これらの光の光源を光の照射方向に沿って設けると、複数のセルを並べて配置することが困難であり、ひいてはMRI装置等の空間分解能が低下することになる。
そこで、本発明は、磁気計測装置において、セルに対して光が照射される方向のサイズを小さくすることを目的とする。
本発明の一態様に係る磁気計測装置は、円偏光により励起される原子を内部に含むセルと、円偏光成分を有し、前記原子を励起させる第1の光を前記セルに第1の方向に照射する第1の照射部と、前記第1の照射部により前記第1の光が照射されたセルに、直線偏光成分を有する第2の光を前記第1の方向と交差する第2の方向に照射する第2の照射部と、前記第2の照射部により照射された第2の光のうちの前記セルを透過した成分を検出する検出部とを備え、前記第2の照射部が、前記第2の方向と異なる第3の方向に照射された前記第2の光を前記第2の方向に反射して前記セルに入射させる第1の反射部を有し、前記検出部が、前記第2の照射部により照射された第2の光のうちの前記セルを透過した成分を前記第2の方向と異なる方向であって前記検出部が当該成分を検出可能な方向である第4の方向に反射する第2の反射部を有する構成を有し、前記第1の照射部が、前記第1の方向と異なる第5の方向に照射された前記第1の光を前記第1の方向に反射する第3の反射部を有し、前記セルが面状に複数配置されている。この構成によれば、セルからみて第2の方向に第1の照射部や検出部を設けないようにすることが可能となる。
本発明に係る磁気計測装置は、別の好ましい態様において、前記第3の方向と前記第4の方向とが平行になるように前記第1の反射部と前記第2の反射部とが設けられる構成を有する。この構成によれば、第1の照射部と検出部をセルからみて同じ方向に設けることが可能となる。
本発明に係る磁気計測装置は、さらに別の好ましい態様において、前記第5の方向が前記第3の方向と前記第4の方向の少なくともいずれかと平行になるように前記第3の反射部が設けられていてもよい。この構成によれば、第2の照射部をセルからみて第1の照射部又は検出部と同じ方向に設けることが可能となる。
本発明に係る磁気計測装置は、さらに別の好ましい態様において、前記セルが、前記第1の方向の直線と前記第2の方向の直線とを含む平面に対して線状又は面状に複数配置され、前記第1の照射部及び前記第2の照射部が、複数の前記セルのそれぞれに光を照射する構成を有する。この構成によれば、計測可能な空間分解能を高めることが容易に可能である。
磁気センサー素子を示す模式図 磁気センサー素子を示す模式図 磁気センサー素子を示す模式図 磁気センサー素子を用いた磁気計測装置の構成を示す図 磁気センサー素子を複数配置したセンサー群を例示する図 磁気センサー素子の変形例を示す図
図1は、本発明の一実施形態である磁気センサー素子を示す模式図である。本実施形態の磁気センサー素子10は、セル11と、ミラー12、13、14、15とを備える。セル11は、ガラス等の光を透過する材料で形成された中空の物体である。セル11は、ここでは立方体であるが、他の立体形状であってもよい。セル11は、所定の原子を内部に含む。ここにおいて、所定の原子は、円偏光により励起されてスピン偏極される原子であり、例えば、第1族元素のうちの水素(H)を除くもの、すなわちアルカリ金属の原子である。アルカリ金属に該当する元素は、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)、セシウム(Cs)及びフランシウム(Fr)である。セル11に封入されているアルカリ金属は、典型的には1種類であるが、複数種類であることを妨げない。セル11には、かかるアルカリ金属の原子が気体の状態(すなわちガス状態)で封入されている。なお、セル11に含まれるアルカリ金属の原子は、磁気センサー素子10を用いて磁気的な信号を検出するときに気体の状態であれば足り、常時気体として存在している必要はない。また、セル11は、ヘリウム(He)、窒素(N)などをバッファーガスとして内部に含んでいてもよい。
ミラー12及び13は、ポンプ光を反射する反射面をそれぞれ有する部材であり、ミラー14及び15は、プローブ光を反射する反射面をそれぞれ有する部材である。ミラー12は、本発明に係る「第1の反射部」の一例に相当し、ミラー13は、本発明に係る「第2の反射部」の一例に相当する。また、ミラー14は、本発明に係る「第3の反射部」の一例に相当する。
ポンプ光は、円偏光成分を有する光であり、セル11内部のアルカリ金属原子を励起させる光である。ポンプ光は、本発明に係る「第1の光」の一例に相当し、典型的にはレーザー光である。また、プローブ光は、直線偏光成分を有する光であり、セル11を介して検出される磁気的な信号を取得するための光である。プローブ光は、本発明に係る「第2の光」の一例に相当し、典型的にはレーザー光である。ポンプ光は、円偏光成分を有していれば足り、他の成分を含んでいてもよい。同様に、プローブ光も、直線偏光成分を有していれば足り、他の成分を含んでいてもよい。
また、本実施形態においては、説明の便宜上、次のように直交座標系を定義する。すなわち、セル11の中心を原点、ミラー12による反射後であってセル11に入射するポンプ光の進行方向をX軸の正方向、ミラー14による反射後であってセル11に入射するプローブ光の進行方向をY軸の正方向とし、このX軸及びY軸に直交し、ポンプ光がミラー12に入射する方向(すなわちプローブ光がミラー14に入射する方向)をZ軸の負方向とする。すなわち、本実施形態においては、ポンプ光とプローブ光とは、互いに直交するようにセル11に入射する。
本発明において、ポンプ光とプローブ光は、互いに直交する関係にあることが最も望ましい。ただし、ポンプ光とプローブ光は、プローブ光から磁気的な信号を取得できれば十分であるため、交差する関係であれば足り、完全に直交することを求められるものではない。本実施形態においては、ポンプ光は、X軸方向の成分を有していれば、X軸と完全に平行でなくてもよく、プローブ光は、Y軸方向の成分を有していれば、Y軸と完全に平行でなくてもよい。
また、ここで定義される座標系は、重力の方向と関連を有しないものであり、いずれの方向が重力の方向であってもよいものである。しかし、説明の便宜上、以下においては、Z軸の正方向のことを「上方」ともいう。
図2は、磁気センサー素子10のX軸方向及びZ軸方向に関する構成を示す図である。また、図3は、磁気センサー素子10のY軸方向及びZ軸方向に関する構成を示す図である。なお、図2においては、ミラー14及び15の図示が省略され、図3においては、ミラー12及び13の図示が省略されている。図2に示すように、ポンプ光Lpuは、Z軸の負方向に照射され、ミラー12においてX軸の正方向に反射されてセル11に入射した後、ミラー13においてZ軸の正方向に反射される。また、図3に示すように、プローブ光Lprは、Z軸の負方向に照射され、ミラー14においてY軸の正方向に反射されてセル11に入射した後、ミラー15においてZ軸の正方向に反射される。つまり、ミラー12、13、14及び15は、反射によって光の進行方向を90°変化させている。
以上より、本実施形態においては、X軸の正方向が本発明に係る「第1の方向」、Y軸の正方向が本発明に係る「第2の方向」、Z軸の負方向が本発明に係る「第3の方向」及び「第5の方向」、Z軸の正方向が本発明に係る「第4の方向」に、それぞれ相当する。すなわち、本実施形態においては、第3の方向、第4の方向及び第5の方向が平行であり、第1の方向及び第2の方向のそれぞれと直交するように磁気センサー素子10が構成されている。
なお、図1〜図3に示す磁気センサー素子10の構成は、本発明の特徴を明確に示すための便宜的なものである。よって、磁気センサー素子10の各部のサイズの比率や距離などは、実際に実施される場合のものとは異なり得る。例えば、セル11は、ミラー12、13、14又は15と接触していなくてもよく、また、ミラー12、13、14又は15に比してより小さいものであってもよい。また、ミラー12、13、14及び15は、反射面を有していれば足り、図示されたような三角柱状である必要はない。
図4は、磁気センサー素子10を用いた磁気計測装置の構成を示す図である。図4に示すように、磁気計測装置100は、磁気センサー素子10(すなわち、セル11、ミラー12、13、14及び15)を含み、照射部20、40と、検出部30、50と、磁場発生部60とを備える。なお、磁気計測装置100は、図4においては、上述したZ軸方向に関する位置関係を考慮せずに平面的に示されているが、実際の各部の配置については、図1の記載に準ずる。
照射部20は、ポンプ光をセル11に照射する手段であり、本発明に係る「第1の照射部」の一例に相当する。照射部20は、光源21と、半波長板22と、PBS(polarizing beam splitter:偏光ビームスプリッター)23と、四分の一波長板24と、ミラー12とを備える。光源21は、無偏光である光(例えばレーザー光)を照射する照射装置である。半波長板22は、光源21から照射された光の偏光面を回転させる光学素子である。PBS23は、半波長板22を透過した光のp成分(入射面に対して平行な成分)を透過させ、s成分(入射面に対して垂直な成分)を反射させる光学素子である。このs成分は、レーザー光の出力のモニタリングに用いられてもよいし、光を吸収する部材により吸収されてもよい。四分の一波長板24は、PBS23を透過した光を円偏光に変化させる光学素子である。光源21から照射された光は、半波長板22、PBS23及び四分の一波長板24の作用により、円偏光であるポンプ光になる。このポンプ光は、Z軸の正方向から負方向に照射され、ミラー12に入射する。ミラー12は、このポンプ光を反射し、X軸の負方向から正方向に向かうようにセル11に入射させる。
検出部30は、照射部20により照射されたポンプ光のうちのセル11を透過した成分を検出する手段であり、ミラー13と、光センサー31とを備える。ミラー13は、照射部20により照射されたポンプ光のうちのセル11を透過した成分を反射し、その進行方向をX軸の正方向からZ軸の正方向に変化させる。光センサー31は、ミラー13により反射された光を電気信号に変換する素子であり、例えば、フォトダイオードである。
照射部40は、プローブ光をセル11に照射する手段であり、本発明に係る「第2の照射部」の一例に相当する。照射部40は、光源41と、半波長板42と、PBS43と、偏光板44と、ミラー14とを備える。光源41は、無偏光である光(例えばレーザー光)を照射する。半波長板42は、光源41から照射された光の偏光面を回転させる光学素子である。PBS43は、半波長板42を透過した光のp成分(入射面に対して平行な成分)を透過させ、s成分(入射面に対して垂直な成分)を反射させる光学素子である。偏光板44は、PBS43を透過した光のうちの電場(磁場)の振動方向が特定方向のものを選択的に透過させる光学素子である。光源41から照射された光は、半波長板42、PBS43及び偏光板44の作用により、直線偏光であるプローブ光になる。このプローブ光は、Z軸の正方向から負方向に照射され、ミラー14に入射する。ミラー14は、このプローブ光を反射し、Y軸の負方向から正方向に向かうようにセル11に入射させる。
検出部50は、照射部40により照射されたプローブ光のうちのセル11を透過した成分を検出する手段であり、本発明に係る「検出部」の一例に相当する。検出部50は、ミラー15と、半波長板51と、PBS52と、光センサー53、54と、演算増幅器55とを備える。ミラー15は、照射部40により照射されたプローブ光のうちのセル11を透過した成分を反射し、その進行方向をY軸の正方向からZ軸の正方向に変化させる。ここにおいて、Z軸の正方向(すなわち第4の方向)は、照射部40により照射されたプローブ光のうちのセル11を透過した成分を検出可能な方向である。半波長板51は、ミラー15により反射された光の偏光面を回転させる光学素子である。PBS52は、半波長板51を透過した光のp成分を透過させ、s成分を反射させる光学素子である。光センサー53及び54は、検出した光に応じた電気信号を出力するフォトダイオード等の素子である。光センサー53は、PBS52により透過されたp成分を検出し、光センサー54は、PBS52により反射されたs成分を検出する。演算増幅器55は、光センサー53及び54による検出結果を増幅して出力する。演算増幅器55からの出力信号は、外部装置(表示装置等)に供給される。
磁場発生部60は、セル11の周囲に所定の磁場を形成する手段であり、コイル61と、磁気シールド62とを備える。コイル61は、信号用の磁場をZ軸方向に印加するとともに、外部からの磁場に対する補正用の磁場をX軸、Y軸及びZ軸の各方向に印加する。コイル61は、例えば、3軸ヘルムホルツコイルを含んで構成される。磁気シールド62は、外部からの磁場を抑制する部材である。なお、磁気シールド62は、図4ではミラー12、13、14及び15よりも内側に設けられているように記載されているが、これらを内部に含むように(すなわち、磁気シールド62がミラー12、13、14及び15よりも外側になるように)設けられてもよい。
本実施形態の磁気計測装置100の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、磁気計測装置100は、周知のMRIの原理に基づいて計測を行う。磁気計測装置100による計測の対象は、例えば、人体等の生体である。磁気計測装置100は、その計測対象の上方に位置する。すなわち、計測対象は、セル11からみたとき、Z軸の負方向側にある。
磁気計測装置100は、ミラー12、13、14及び15を用いてセル11にポンプ光及びプローブ光を照射する構成を有することにより、磁気センサー素子10からみて、X軸とY軸を含む平面(以下「XY平面」という。)の方向に光源等を設ける必要がなくなる。よって、磁気計測装置100は、ミラー12、13、14及び15を設けない場合に比べ、磁気センサー素子10からみてXY平面の各方向に光源等の他の構成要素を設ける必要がなくなるため、セル11をXY平面に線状又は面状に複数配置することがより容易となる。
図5は、磁気センサー素子10を複数配置したセンサー群を例示する図である。図5において、センサー群200aは、磁気センサー素子10を線状に複数配置したものであり、センサー群200bは、磁気センサー素子10を面状に複数配置したものである。なお、かかる構成を採用する場合、上述した照射部20、40や検出部30、50に相当する手段は、各々の磁気センサー素子10について1つずつ独立に設けられるのではなく、その一部又は全部を単位として一体化され、磁気センサー素子10のそれぞれに対して光の照射や検出を行ってもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態と異なる形態によっても実施可能である。例えば、ミラー12、13、14及び15は、ポンプ光又はプローブ光を90°の角度で反射させるものではなく、これよりも鋭角又は鈍角に光を反射させる反射面を有していてもよい。よって、本発明に係る第3の方向、第4の方向及び第5の方向は、少なくともいずれかが平行であることが望ましいが、必ずしも平行でなくてもよい。
図6は、本発明に係る第3の方向及び第4の方向を第5の方向と直交する方向にした場合の磁気センサー素子を示す図である。図6に示す磁気センサー素子10aは、ミラー12及び13の反射面の向きが上述した実施形態と異なる(X軸に対して90°回転している)ほかは、上述した磁気センサー素子10と同様の構成である。本発明は、かかる磁気センサー素子10aによっても実施可能である。
また、本発明において、第1の光は、セルに照射され、セル内の原子を励起すれば十分であり、セルを透過した成分が検出されなくてもよいものである。よって、本発明に係る磁気センサー素子は、ミラー13に代えて、ポンプ光(すなわち第1の光)のうちのセルを透過した成分を吸収する部材を設けた構成とすることも可能である。かかる部材は、シート状であると、より好ましい。このようにすれば、磁気センサー素子のX軸方向のサイズをより小さくすることができるからである。この構成は、特に、磁気センサー素子を複数並べて配置する場合に好適である。
また、本発明に係る第1の光及び第2の光は、出射されてから反射部に入射するまでの進行方向が一定である必要はない。つまり、第1の光及び第2の光は、反射部に入射するときに所定の方向(第3の方向又は第5の方向)になっていればよく、途中でミラー等によって反射され、進行方向が変更されてもよい。
100…磁気計測装置、10、10a…磁気センサー素子、11…セル、12、13、14、15…ミラー、20、40…照射部、30、50…検出部、60…磁場発生部

Claims (3)

  1. 円偏光により励起される原子を内部に含むセルと、
    円偏光成分を有し、前記原子を励起させる第1の光を前記セルに第1の方向に照射する第1の照射部と、
    前記第1の照射部により前記第1の光が照射されたセルに、直線偏光成分を有する第2の光を前記第1の方向と交差する第2の方向に照射する第2の照射部と、
    前記第2の照射部により照射された第2の光のうちの前記セルを透過した成分を検出する検出部とを備え、
    前記第2の照射部が、前記第2の方向と異なる第3の方向に照射された前記第2の光を前記第2の方向に反射して前記セルに入射させる第1の反射部を有し、
    前記検出部が、前記第2の照射部により照射された第2の光のうちの前記セルを透過した成分を前記第2の方向と異なる方向であって前記検出部が当該成分を検出可能な方向である第4の方向に反射する第2の反射部を有し、
    前記第1の照射部が、前記第1の方向と異なる第5の方向に照射された前記第1の光を前記第1の方向に反射する第3の反射部を有し、
    前記セルが面状に複数配置されている
    ことを特徴とする磁気計測装置。
  2. 前記第3の方向と前記第4の方向とが平行になるように前記第1の反射部と前記第2の反射部とが設けられることを特徴とする請求項1に記載の磁気計測装置。
  3. 前記第5の方向が前記第3の方向と前記第4の方向の少なくともいずれかと平行になるように前記第3の反射部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気計測装置。
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