JP5619895B2 - ランダムアクセスチャネル構成の動的な選択 - Google Patents

ランダムアクセスチャネル構成の動的な選択 Download PDF

Info

Publication number
JP5619895B2
JP5619895B2 JP2012523686A JP2012523686A JP5619895B2 JP 5619895 B2 JP5619895 B2 JP 5619895B2 JP 2012523686 A JP2012523686 A JP 2012523686A JP 2012523686 A JP2012523686 A JP 2012523686A JP 5619895 B2 JP5619895 B2 JP 5619895B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
random access
thresholds
base station
access channel
configurations
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012523686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013501463A (ja
Inventor
チェン、ワンシ
ジャン、シャオシャ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2013501463A publication Critical patent/JP2013501463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5619895B2 publication Critical patent/JP5619895B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/002Transmission of channel access control information
    • H04W74/008Transmission of channel access control information with additional processing of random access related information at receiving side
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/20Monitoring; Testing of receivers
    • H04B17/24Monitoring; Testing of receivers with feedback of measurements to the transmitter
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/002Transmission of channel access control information
    • H04W74/006Transmission of channel access control information in the downlink, i.e. towards the terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0833Random access procedures, e.g. with 4-step access
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/002Transmission of channel access control information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

優先権の主張
本特許出願は、2009年8月6日出願の「PHYSICAL RANDOM ACCESS CHANNEL CONFIGURATIONS」という表題の米国仮特許出願第61/231,890号の優先権を主張する。前述の米国仮特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照によって本明細書に明示的に組み込まれる。
以下の説明は、全般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ランダムアクセス手順の間に使用されるべき物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)構成の動的な選択を容易にすることに関する。
ワイヤレス通信システムが、音声やデータなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信出力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な、多重接続システムでありうる。そのような多重接続システムの例は、符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、直交周波数分割多重接続(OFDMA)システムなどを含みうる。さらに、システムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、3GPP2、高速パケットアクセス(HSPA:High Speed Packet Access)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA:High Speed Uplink Packet Access)、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、LTE Advanced(LTE−A)などの規格に準拠しうる。
一般に、ワイヤレス多重接続通信システムは、複数のモバイルデバイスのための通信を同時にサポートすることができる。各モバイルデバイスは、順方向および逆方向リンク上の伝送を通じて、1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局からモバイルデバイスへの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、モバイルデバイスから基地局への通信リンクを指す。ワイヤレス通信システムは、システム内でそれぞれの場所にカバレッジを提供できる、一連のワイヤレスアクセスポイントを含むように構成されることができる。そのようなネットワーク構造は、一般にセルラーネットワーク構造と呼ばれ、アクセスポイント、および/またはアクセスポイントがネットワーク内でそれぞれサービスする場所は、一般にセルと呼ばれる。
モバイルデバイス、またはユーザ機器(UE)は、ワイヤレス通信ネットワーク内で1つまたは複数のセルを発見し、ワイヤレス通信サービスを利用するためにアクセスすべき少なくとも1つのセルを選択することができる。セルの発見は、同期信号の検知、セル識別子(cell identities)の決定、システムタイミングの取得などを含みうる。1つまたは複数のセルが発見されると、モバイルデバイスは、アクセスすべきセルを選択することができる。一例では、モバイルデバイスは、発見されたセルからのパイロット信号またはリファレンス信号を評価して、最も強いセル、最も近いセルなどを識別することができる。別の例では、モバイルデバイスは、モバイルデバイスがそれを通じてサービス契約しているオペレータに関連した、発見されたセルを選択することができる。
セルが選択されると、モバイルデバイスは、セルにアクセスするためにランダムアクセス手順を開始することができる。ランダムアクセス手順は、コンテンションベースまたはコンテンションフリーであることができる。コンテンションベースのランダムアクセス試行では、モバイルデバイスは、ランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルに関連したリソース上でプリアンブルメッセージを送信する。モバイルデバイスは、タイミング調整、モバイルデバイスについての識別子、後続のメッセージのためのアップリンク許可(an uplink grant)などを含みうる、ランダムアクセス応答メッセージを受信する。モバイルデバイスは、アップリンク許可を使用して、モバイルデバイスのユニークな識別子を含むメッセージを送信することができる。その後、モバイルデバイスは、モバイルデバイスのユニークな識別子をエコーする、コンテンション解決メッセージを受信する。
1つまたは複数の実施形態およびその対応する開示に従って、様々な態様が、ランダムアクセスチャネル構成の動的な選択を容易にすることに関連して説明される。通常、単一ランダムアクセスチャネル構成が、セル全体にわたって利用される。しかし、用いられる構成は、セル内の一部のモバイルデバイスには適しているが、他のモバイルデバイスについては不必要なオーバーヘッドを生じうる。モバイルデバイスは、モバイルデバイスと基地局との間の無線リンクの特性を測定することができる。測定結果は、基地局によって提供される閾値のセットと比較されることができる。比較に基づいて、ランダムアクセスチャネル構成が、フォーマットのセットから選択されることができる。選択された構成は、ランダムアクセス手順を開始するために使用されることができる。
第1の態様によれば、モバイルデバイスと基地局との間の無線リンクの特性を測定して測定値を生成することを含みうる方法が、本明細書で説明される。さらに、方法は、測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択することを含みうる。
別の態様は、ワイヤレス通信装置に関する。ワイヤレス通信装置は、ワイヤレス通信装置と基地局との間の無線リンクの特性を測定して測定値を生成するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含みうる。加えて、少なくとも1つのプロセッサは、さらに、測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択するように構成される。
さらに別の態様は、装置と基地局との間の無線リンクの特性を測定して測定値を生成するための手段を含みうる装置に関する。加えて、装置は、測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択するための手段を、さらに含みうる。
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を備えうるコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、モバイルデバイスと基地局との間の無線リンクの特性を測定させて測定値を生成させるためのコードを含みうる。加えて、コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択させるためのコードを含みうる。
別の態様によれば、装置が説明される。装置は、推定値を生成する測定モジュールを含むことができ、該推定値は、装置と基地局との間の無線リンクの少なくとも1つの特性に関する。加えて、装置は、推定値に少なくとも一部基づいてランダムアクセスチャネルフォーマットを選択し、選択されたランダムアクセスチャネルフォーマットを使用してランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信する、ランダムアクセスモジュールを含みうる。
様々な態様による、ランダムアクセスに関連したオーバーヘッドを低減することを容易にする、例示的なワイヤレス通信システムの図。 様々な態様による、例示的なプリアンブルフォーマットの図。 様々な態様による、UEごとに動的なランダムアクセス構成を可能にすることを容易にする、例示的なシステムの図。 様々な態様による、ランダムアクセス構成の動的な選択を容易にする、例示的なシステムの図。 様々な態様による、ランダムアクセス構成の動的な選択を容易にする、例示的なシステムの図。 様々な態様による、コンテンションフリーのランダムアクセスのための動的なランダムアクセス構成を容易にする、例示的なシステムの図。 ランダムアクセスチャネル構成を動的に選択するための例示的な方法の図。 様々な態様による、システム情報を評価して、動的なランダムアクセスチャネル構成を容易にするための、例示的な方法の図。 少なくとも1つの閾値に基づいてチャネルフォーマットを動的に選択するための例示的な方法の図。 コンテンションフリーのランダムアクセス手順のための、ランダムアクセスチャネルフォーマットを動的に選択するための例示的な方法の図。 マルチキャリアシステムにおけるランダムアクセスチャネルフォーマットを動的に選択するための例示的な方法の図。 様々な態様による、ランダムアクセスチャネル構成の動的な選択を容易にする、例示的な装置の図。 本明細書で説明される機能の様々な態様を実施するために用いられることのできる、それぞれのワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書で説明される機能の様々な態様を実施するために用いられることのできる、それぞれのワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書で示される様々な態様による、ワイヤレス通信システムの図。 本明細書で説明される様々な態様がそこにおいて機能しうる、例示的なワイヤレス通信システムを示すブロック図。
ここで、図面を参照して様々な実施形態が説明され、同様の参照番号は全体にわたって同様の要素を指すために使用される。以下の記述では、説明のために、1つまたは複数の実施形態の全体的な理解をもたらすために多くの具体的な詳細が示される。しかし、そのような(1つまたは複数の)実施形態がこれらの具体的な詳細なしに実施されることができることは明白である。他の例では、1つまたは複数の実施形態の説明を容易にするために、よく知られた構造およびデバイスがブロック図の形で示される。
本出願で用いられる用語「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などは、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのような、コンピュータに関連したエンティティを指すことが意図される。例えば、コンポーネントは、これらに限定されるものではないが、プロセッサ上で実行される処理、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーション、およびコンピューティングデバイスの両方が、コンポーネントでありうる。1つまたは複数のコンポーネントは、プロセスおよび/または実行のスレッド内に存在することができ、コンポーネントは、1つのコンピュータ上に局在することもでき、かつ/または2つ以上のコンピュータ間に分散されることもできる。加えて、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造がそれに格納された様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。コンポーネントは、例えば、1つまたは複数のデータパケット(例えば、ローカルシステム内、分散システム内の別のコンポーネントと、および/またはインターネットなどのネットワークを通じて他のシステムと、信号によって相互に通信する、あるコンポーネントからのデータ)を有する信号に従って、ローカルおよび/または遠隔の処理によって通信することができる。
さらに、様々な態様が、ワイヤレス端末および/または基地局に関連して本明細書で説明される。ワイヤレス端末は、ユーザに音声接続および/またはデータ接続を提供するデバイスを指しうる。ワイヤレス端末は、ラップトップコンピュータもしくはデスクトップコンピュータのようなコンピューティングデバイスに接続されることができ、または携帯情報端末(PDA)のような自立型デバイス(self contained device)であることができる。ワイヤレス端末は、また、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動機、遠隔局、アクセスポイント、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)とも呼ばれうる。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレスデバイス、携帯電話、PCS電話、コードレス電話、セッション確立プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであることができる。基地局(例えば、アクセスポイント、Node B、または進化型Node B(eNB))は、無線インターフェースにより1つまたは複数のセクタを通じてワイヤレス端末と通信する、アクセスネットワーク内のデバイスを指すことができる。基地局は、受信された無線インターフェースフレームをIPパケットに変換することによって、ワイヤレス端末と、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを含みうるアクセスネットワークの残りの部分との間のルータとして機能することができる。基地局は、また、無線インターフェースに関する属性の管理を調整する。
さらに、本明細書で説明される様々な機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組合せにおいて実装されることができる。ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして、格納または伝達されることができる。コンピュータ可読媒体には、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移動を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方が含まれる。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスされうる任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく一例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、もしくは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または所望のプログラムコードを命令もしくはデータ構造の形態で搬送もしくは格納するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続がコンピュータ可読媒体と適切に称される。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または別の遠隔のソースから、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で用いられる場合、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスク(BD)を含み、ディスク(disk)は通常データを磁気的に再生し、ディスク(disc)はデータをレーザにより光学的に再生する。また、上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本明細書で説明される様々な技術は、符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、直交周波数分割多重接続(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、および他のそのようなシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用されることができる。用語「システム」および「ネットワーク」は、本明細書ではしばしば交換可能に用いられる。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、CDMA2000、高速パケットアクセス(HSPA)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)などのような無線技術を実装することができる。UTRAには、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形形態が含まれる。加えて、CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)のような無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、進化型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Univeral Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ダウンリンクでOFDMAを使用し、アップリンクでSC−FDMAを使用する、E−UTRAを用いたリリースである。HSPA、HSDPA、HSUPA、UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、SAE、EPC、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。さらに、CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書で説明されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムには、さらに、非ペアのライセンスを受けていないスペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)、および任意の他の短距離または長距離のワイヤレス通信技術をしばしば使用する、ピアツーピア(例えば移動機間)のアドホックネットワークシステムが含まれる。明瞭にするために、WCDMA、HSPA、HSDPA、およびHSUPAに関連する用語が、以下の説明において使用される。しかし、本明細書に添付される特許請求の範囲は、特に明記しない限り、WCDMA、HSPA、HSDPA、およびHSUPAに限定されることを意図していないことを理解されたい。
さらに、用語「または」は、排他的な「または」ではなく包含的な「または」を意味することが意図される。すなわち、特に指定のない限り、または文脈から明らかでない限り、「XはAまたはBを使用する」という表現は、自然な包含的な置き替え(natural inclusive permutations)のいずれをも意味することが意図される。すなわち、「XはAまたはBを使用する」という表現は、XはAを使用する、XはBを使用する、またはXはAとBの両方を使用するという事例のいずれによっても満たされる。加えて、本出願および添付の特許請求の範囲で用いられる冠詞「a」および「an」は、特に指定のない限り、または文脈から単数形を指すことが明らかでない限り、一般に「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである。
様々な態様が、複数のデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことのできるシステムに関して示される。様々なシステムが、追加のデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことができ、かつ/または図面に関連して論じられるデバイス、コンポーネント、モジュールなどの必ずしもすべてを含まなくてもよいことを、理解し認識されたい。これらの手法の組合せも、用いることができる。
ここで図面を参照すると、図1は、様々な態様による、ランダムアクセスに関連したオーバーヘッドを低減することを容易にする、例示的なワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局またはeNodeB(eNB)110と、第1のユーザ機器(UE)120と、第2のUE130とを含む。eNB110およびUE120は、ワイヤレスリンクを通じて互いに通信することができる。例えば、eNB110は、ダウンリンクチャネルを通じてUE120に情報を送信することができ、UE120は、アップリンクチャネルを通じてeNB110に情報を送信することができる。同様に、UE130は、また、それぞれのアップリンクチャネルおよび/またはダウンリンクチャネルを通じてeNB110と通信することができる。図1では、説明を容易にするために、1つのeNB(例えばeNB110)および2つのUE(例えばUE120および130)だけが示されているが、システム100は、任意の数のUEおよび/またはeNBを含みうることを理解されたい。
加えて、eNB110は、基地局、アクセスポイント、eNodeB、進化型NodeB、NodeBなどと呼ばれうる。UE120およびUE130は、モバイルデバイス、モバイル端末、移動局、局、ワイヤレス端末などと呼ばれうる。さらに、システム100は、3GPP LTEまたはLTE−Aワイヤレスネットワーク、WCDMAワイヤレスネットワーク、OFDMAワイヤレスネットワーク、CDMAネットワーク、3GPP2 CDMA2000ネットワーク、EV−DOネットワーク、WiMAXネットワーク、HSPAネットワークなどにおいて動作することができることを理解されたい。以下に記載する諸態様は、LTEネットワークおよび/またはLTE無線接続技術に関してLTEの用語を用いて説明されるが、本明細書で説明される技術は、上記のネットワーク内、ならびに、他のワイヤレスネットワークおよび/または無線接続技術において使用されうることを理解されたい。
一態様では、eNB110は、ある地理的エリアにワイヤレス通信のカバレッジを提供することができる。カバーされる地理的エリアは、eNB110の示されたセルでありうる。通常、UE120および130は、セルサーチを実行してeNB110を検出することができる。セルサーチの間、UE120および/またはUE130は、eNB110によってサービス提供されるセルのようなセルとの周波数およびシンボル同期を取得し、セルのフレームタイミングを取得し、セルに関連した物理層セル識別子(physical-layer cell identity)を確かめることができる。一態様では、LTEは、504個の別々の物理層セル識別子をサポートし、セル識別子のこのセットはさらに、それぞれが3つのセル識別子を含む168個のセル識別子グループに分割される。
セルサーチを容易にするために、eNB110は、第1同期信号(PSS:primary synchronization signal)および第2同期信号(SSS:secondary synchronization signal)を送信することができる。一態様では、PSSは、端部が5つの0で拡張された、ダウンリンクの中央の73個のサブキャリアにマッピングされる、長さ63のZadoff−Chu系列であることができる。PSSは、3つの異なる値のうちの1つをとることができ、各値はセル識別子グループの中のセル識別子を指定する。PSSを検出した後、UE120および/またはUE130は、eNB110に関連したセル識別子グループ内のセル識別子およびセルのスロットタイミング(例えば5msのタイミング)を決定することができる。PSS検出後、UE120および130は、eNB110によって送信されるSSSを検出することができる。一態様では、SSSは、一緒にインターリーブされた長さ31の2つのM系列でありうる。SSSは、168個の異なる値のうちの1つをとることができ、各値はセル識別子グループを指定する。SSSを検出した後、UE120および130は、無線フレームタイミング、eNB110に関連した物理層セル識別子、サイクリックプレフィックス長、および周波数分割複信(FDD)が使用されるか時分割複信(TDD)が使用されるかを、決定することができる。SSS検出後、UE120およびUE130は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)上でブロードキャストされたシステム情報を復号することに移ることができる。具体的には、PBCH上のシステム情報は、帯域幅の情報、PHICH構成情報および/またはシステムフレーム番号を搬送する、マスター情報ブロックを含みうる。その後、UE120およびUE130は、ランダムアクセス手順を開始することができる。
上記の初期アクセスに加えて、ランダムアクセス手順は、様々な状況で開始されうる。例えば、UE120および/またはUE130は、新たなアップリンクデータまたはアップリンク制御情報を有するが、アップリンク同期を欠いていることがある。別の例では、UE120および/または130は、受信すべき新たなダウンリンクデータを有するが、アップリンク上で対応する肯定応答/否定応答を送信するのに必要とされるアップリンク同期を欠いていることがある。さらなる例では、UE120およびUE130は、ランダムアクセス手順を使用して、ハンドオーバーを実行する、または無線リンク障害から回復することができる。
ランダムアクセス手順は、コンテンションベースまたはコンテンションフリーであることができる。コンテンションベースのランダムアクセスでは、各UEは、ランダムアクセスプリアンブルをランダムに選ぶ。したがって、1つよりも多くのUEが同一のプリアンブルを同時に送信する可能性が存在する。そのような状況では、同一のプリアンブルを受信する基地局は、コンテンション解決処理を実行する。UEが新しいダウンリンクデータを有する場合および/またはUEがハンドオーバーに関わる場合の状況で使用されることができる、コンテンションフリーのランダムアクセスによって、基地局は、専用のプリアンブルをUEに割り当てて、あらゆるコンテンションを避けることができる。
通常、コンテンションベースのランダムアクセスは、4つのステップを含む。第1のステップでは、UE(例えばUE120またはUE130)は、事前に構成された構造またはフォーマットに従って、ランダムアクセスプリアンブルを送信する。UEは、複数のプリアンブルから送信すべきプリアンブルをランダムに1つ選択する。一例では、複数のプリアンブルは、64個のプリアンブルを含みうる。しかしながら、より少ないまたはより多くの数のプリアンブルが、UEによる選択に利用可能でありうることを理解されたい。プリアンブルは、ランダムアクセスプリアンブル送信のために割り当てられた時間−周波数リソースのセットである、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)上で送信される。時間−周波数リソースのセットは、システム情報ブロックにおいて示されることができる。
ランダムアクセスプリアンブルの送信に応答して、基地局(例えばeNB110)は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のようなダウンリンクチャネル上でメッセージを送信する。メッセージは、基地局が検出したランダムアクセスプリアンブルのインデックス、タイミング補正、ランダムアクセス手順の第3のステップのためのアップリンクリソースを示すスケジューリング許可(scheduling grant)、および一時的なセル無線ネットワークの一時的な識別子(C−RNTI)のような一時的な識別子を含みうる。
UEは、メッセージを得ると、基地局によって検出されたプリアンブルのインデックスを、UEによって送信されたプリアンブルと比較する。一致した場合、UEは、コンテンションベースのランダムアクセスの第3のステップで、端末識別メッセージを送信する。メッセージは、接続要求、トラッキングエリア更新情報、スケジューリング要求、および/またはUEの識別子を含みうる。識別子は、既に割り当てられたC−RNTI(例えば、UEは接続されているがアップリンクの同期を失っている)またはコアネットワーク端末識別子(例えば、UEは初期アクセスを実行している)でありうる。コンテンションベースのランダムアクセスの最後のステップで、基地局は、コンテンション解決メッセージを送信する。コンテンション解決メッセージは、第3のステップにおいて受信された端末識別子をエコーする。UEは、コンテンション解決メッセージを受信すると、含まれる識別子をステップ3で送信された識別子と比較する。一致が観察された場合、ランダムアクセスは成功したと見なされる。
コンテンションフリーのランダムアクセスは、3つのステップを含みうる。第1のステップでは、基地局がUEに専用のプリアンブルを割り当てる。UEは、割り当てられたプリアンブルを使用して、ランダムアクセスプリアンブルメッセージを基地局に送信する。基地局は、ランダムアクセス応答メッセージで応答する。
以上で論じたように、UEは、通常、事前に構成された構造またはフォーマットに従って、ランダムアクセスプリアンブルを送信する。例えば、FDD動作については、プリアンブルフォーマットは、4つのフォーマットのセットのうちの1つであることができ、TDD動作については、フォーマットは、5つのフォーマットのセットのうちの1つであることができる。簡単に図2を参照すると、例示的なプリアンブルフォーマットが示されている。様々なサイズの周波数および/または時間領域、様々なコンテンツ、様々なサイズの構成要素などを備える代替的な構造が、本明細書に添付される特許請求の範囲内にあることが意図されることを考慮すると、特許請求される主題は、図2に示される例示的なプリアンブルフォーマットに限定されないことを理解されたい。
フォーマット0〜1の4つのフォーマットが、図2に示される。フォーマットは、サイクリックプレフィックス(CP)の持続時間および/またはプリアンブル系列の持続時間によって区別されることができる。各フォーマットに関連したガード時間(GT:guard time)が含められ、フォーマットを整数ミリ秒まで拡張するのに十分な持続時間となるように決定される。例えば、フォーマット0では、サイクリックプレフィックスは、0.1msの持続時間であることができ、プリアンブル系列は、0.8msの持続時間であることができる。したがって、ガード時間は、フォーマット0の全持続時間が1msとなるように、0.1msの持続時間であることができる。別の例では、フォーマット1は、持続時間が0.68msのサイクリックプレフィックスと、0.8msのプリアンブル系列と、0.52msのガード時間とを含んで、全長が2msとなることができる。フォーマット2は、全持続時間2msについて、0.2msのサイクリックプレフィックスと、1.6msのプリアンブル系列と、0.2msのガード時間とを含むことができる。フォーマット3は、全持続時間3msについて、0.68のサイクリックプレフィックスと、1.6msのプリアンブル系列と、0.72msのガード時間とを含むことができる。追加のフォーマットであるフォーマット4(図示せず)がTDD動作で使用されることができる。フォーマット4では、プリアンブルはUpPTSに含まれる。
一態様では、各フォーマットは、様々なサイズのセルに適応するように設計される。通常、より大きなセルでは、UEのロケーション(例えばセル端部の近く、基地局の近くなど)が未知であり、したがって伝搬遅延が未知であるので、タイミングの不確実性が大きくなる。従来、より大きなセルでは、ランダムアクセス専用ではない後続のサブフレームと干渉することなく遠くのユーザがプリアンブルメッセージを送信できるようにするのに十分な窓を提供するために、より大きなサイクリックプレフィックスおよびガード時間をもつ、より長いフォーマットが使用される。別の態様では、大きなセルは、より大きな経路損失をまねきうるので、より長いプリアンブル系列が、検出器(例えば基地局)において十分なエネルギーを提供するために使用される。
従来のLTEベースのシステムでは、単一のフォーマットがセル全体にわたって使用される。フォーマットは、セルのサイズに少なくとも一部基づいて選択され、より大きなセルは、より長いフォーマット、ならびに/または、より長いサイクリックプレフィックスおよび/もしくはガード時間をもつフォーマットを使用する。フォーマットは、システム情報ブロックにおいて指定される。例えば、パラメータ、prach−ConfigIndexが、適切なフォーマットのインデックスを示すためにシステム情報ブロックの中に含まれることができる(例えば、インデックス0はフォーマット0に対応するなど)。それゆえに、フォーマット、したがってランダムアクセスオーバーヘッドは、セル端部におけるUEの最悪の状況に備えるために、セルのサイズによって決定される。
図1に示されるように、異なるUEは、セル内の基地局から異なる距離にあることができる。例えば、UE120は、eNB110から第1の距離d1のところにあることができ、UE130は、eNB110から、d1よりも長い第2の距離d2のところにあることができる。一例では、UE120はeNB110の近くにあることができる一方で、UE130はセル端部の近くに位置する。従来のシステムでは、単一のフォーマットがセルについて構成されるので、UE120は、セル端部のユーザ向けのプリアンブルフォーマットを使用し、これによりUE120について追加のオーバーヘッドが生じる。
一態様では、複数のランダムアクセスフォーマットが、セルに関して構成され、セル内のUEによって動的に選択されることができる。eNB110に近い、UE120のようなUEは、より小さなセル向けに設計されたフォーマット(例えば、より短いサイクリックプレフィックス、より短いガード時間、より短い全持続時間)を選択することができ、一方、eNB110から遠く離れた、UE130のようなUEは、より大きなセル向けに設計されたフォーマット(例えば、より長いサイクリックプレフィックス、より長いガード時間、より長い全持続時間)を選択することができる。種々異なるフォーマット間の干渉を避けるために、各フォーマットインデックスは、種々異なる時間−周波数リソースにより構成され、システム情報ブロックにおいて指定されることができる。
図3を見ると、様々な態様による、ランダムアクセス構成の動的な選択を容易にするシステム300が示されている。システム300は、前の図に関して説明した、eNB110およびUE120を含むことができる。UE120は、ダウンリンクチャネルおよびアップリンクチャネルを通じて、eNB110と通信するように構成されることができる。
一態様では、UE120は、ランダムアクセスプリアンブル302をeNB110に送信することによって、ランダムアクセス手順を開始することができる。UE120は、ランダムアクセス手順を開始して、eNB110に最初にアクセスし、アップリンク同期を再獲得し、ハンドオーバーを実行し、または無線リンク障害から回復することができる。プリアンブル系列は、プリアンブル系列のセットからランダムに選択される。ランダムアクセスプリアンブルメッセージ302は、eNB110によってブロードキャストされるシステム情報ブロック304において指定されるリソース上で送信される。加えて、ランダムアクセスプリアンブル302のフォーマットは、システム情報ブロック304において供給される情報に少なくとも一部基づく。
より具体的には、システム情報ブロック304は、複数のランダムアクセス構成またはフォーマットインデックスを指定することができる。各インデックスは、リンク品質メトリックに関する1つまたは複数の閾値に関連付けられることができる。簡略な例において、2つのプリアンブルフォーマットを含む、利用可能な構成のセットを考える。システム情報ブロック304は、単一の閾値を含むことができる。閾値は、経路損失、伝搬遅延、eNB110からの距離、または他の何らかの同様のメトリックに関連しうる。UE120による測定結果が閾値を下回るときには、UE120は、ランダムアクセスプリアンブル302を送信するときに使用すべき、2つのプリアンブルフォーマットのうち第1のフォーマットを選択する。測定結果が閾値を上回るときには、UE120は、他のプリアンブルフォーマットを利用する。経路損失に関係する閾値を考える。測定された経路損失が閾値を下回るときには、チャネル条件は、十分に満足なものであり、および/またはUE130は、オーバーヘッドを低減するプリアンブルフォーマット(例えば、より短い持続時間、サイクリックプレフィックス、および/またはガード時間を有するフォーマット)を使用することを正当化するのに十分にeNB110に近い。しかし、測定された経路損失が閾値を超えるときには、チャネル条件および/またはeNB110からの距離は、よりオーバーヘッドの大きいフォーマット(例えば、より長い持続時間、サイクリックプレフィックス、および/またはガード時間を有するフォーマット)が推奨されるようなものである。利用可能な構成のセットが2つよりも多くのプリアンブルフォーマットを含むシステムに一般化すると、各フォーマットは、少なくとも1つの閾値に関連付けられることができる。例えば、第1のフォーマットは、測定結果が第1の閾値を下回るときに使用されることができ、第2のフォーマットは、測定結果が第1の閾値を上回るが第2の閾値は下回るときに利用されることができる、などである。
eNB110は、システム情報ブロック304に含まれるべき1つまたは複数の閾値を確かめる閾値決定モジュール312を含むことができる。閾値決定モジュール312は、閾値のセットを提供し、セットの中の閾値の数は、利用可能なフォーマットの数に基づく。一例では、閾値の数は、利用可能なフォーマットの数よりも1小さい。一態様では、閾値決定モジュール312は、対応するタイミング遅延を有する経路損失モデルを利用して、閾値のセットを確立することができる。伝搬遅延(例えば、電磁波が送信機と受信機との間の距離を進むのに必要な時間)は、送信機と受信機との間の距離に直接関係する。距離は、さらに、経路損失に直接関係する。したがって、距離と、伝搬遅延と、経路損失との間には関係が存在する。異なる伝搬遅延には異なるランダムアクセスプリアンブルフォーマットが良い。例えば、伝搬遅延が小さい近隣のユーザは、より短い持続時間、サイクリックプレフィックス、および/またはガード時間を有するフォーマット使用することができる。しかし、伝搬遅延が大きい遠く離れたユーザは、タイミングの不確実性の増大を考慮するために、より長い持続時間、サイクリックプレフィックス、および/またはガード時間を有するフォーマットによって、最も良好にサービスされる。したがって、閾値決定モジュール312は、その境界点を下回ると第1のフォーマットがより優れた性能を提供し、その境界点を上回ると第2のフォーマットがより良好な性能を提供する、境界点のところに、閾値を確立することができる。閾値は、eNB110の周りの環境の変化、eNB110によってサービスされるセル内のチャネル条件の変化などを考慮するために、時間とともに調整されることができる。
eNB110は、さらに、システム情報ブロック304を生成するシステム情報モジュール314を含むことができる。システム情報モジュール314は、システム情報ブロック304に閾値のセットを組み込む。加えて、システム情報モジュール314は、異なるフォーマットを利用してランダムアクセスプリアンブルのために種々異なるタイムスロット(例えば異なる時間−周波数リソース)を割り当てることができる。例えば、各フォーマットは、フォーマット間の衝突を避けるために、ユニークなタイムスロットを割り当てられることができる。
加えて、eNB110は、ランダムアクセス手順を実行するように構成されたランダムアクセスモジュール316を含むことができる。例えば、ランダムアクセスモジュール316は、ランダムアクセスプリアンブル302および/または他のUE(図示せず)によって送信される他のプリアンブルの検出を容易にすることができる。一態様では、利用可能な各プリアンブルフォーマットについて決定されたタイムスロットのスケジュールに基づいて、ランダムアクセスモジュール316は、特定のランダムアクセス送信インスタンス中に特定のプリアンブルフォーマットを検出するように構成されることができる。この方式では、ランダムアクセスモジュール316は、プリアンブル自体に加えてランダムアクセスフォーマットを無分別に検出することを避ける。しかしながら、ランダムアクセスモジュール316は、そのような無分別な検出を実行することができ、特許請求される主題はそのような特徴を包含するものと考えられることを理解されたい。別の態様では、ランダムアクセスモジュール316は、ランダムアクセス応答メッセージ(例えばステップ2のメッセージ)を生成して送信し、端末識別子メッセージ(例えばステップ3のメッセージ)を検出して分析し、かつ/またはコンテンション解決メッセージを生成して送信することができる。
システム300においてさらに示されるように、eNB110は、プロセッサ317および/またはメモリ319を含むことができ、該プロセッサ317および/またはメモリ319を利用して、閾値決定モジュール312、システム情報モジュール314、ランダムアクセスモジュール316の機能、および/または本明細書で説明されるeNB110の他のモジュールまたは機能の、一部またはすべてを実装することができる。
図4を参照すると、様々な態様による、ランダムアクセス構成の動的な選択を容易にするシステム400が示されている。システム400は、前の図に関して説明されたように、eNB110とUE120とを含むことができる。UE120は、ランダムアクセス手順を実行するように構成されたランダムアクセスモジュール412と、UE120とeNB110との間の無線リンクに関連した少なくとも1つの値の測定値を生成するように構成された測定モジュール414とを含むことができる。
ランダムアクセスモジュール412は、系列のグループからプリアンブル系列をランダムに選択して、ランダムアクセスプリアンブルの一部として送信することができる。加えて、ランダムアクセスモジュール412は、プリアンブルを送信するときに使用すべきランダムアクセスチャネルフォーマットまたは構成を動的に選択することができる。一例では、ランダムアクセスモジュール412は、eNB110によってブロードキャストされるシステム情報ブロックに含まれる少なくとも1つの閾値との比較に基づいて、フォーマットを選択することができる。測定モジュール414は、eNB110とUE120との間の無線リンクの特性に関する値を評価することができる。例えば、測定モジュール414は、経路損失、伝搬遅延、および/またはeNB110とUE120との間の距離を推定することができる。ランダムアクセスモジュール412は、測定された値を少なくとも1つの閾値と比較して、プリアンブルを送信するときに使用すべき適切なフォーマットを選択することができる。別の態様では、ランダムアクセスモジュール412は、選択されたフォーマットに関連したランダムアクセスタイムスロットの間に、選択されたフォーマットに従って、プリアンブルを生成して送信することができる。
システム400においてさらに示されるように、UE120は、プロセッサ416および/またはメモリ418を含むことができ、該プロセッサ416および/またはメモリ418を利用して、ランダムアクセスモジュール412、測定モジュール414の機能、および/または本明細書で説明されるUE120の他のモジュールまたは機能の、一部またはすべてを実装することができる。
図5は、様々な態様による、ランダムアクセス構成の動的な選択を容易にするシステム500を示す。前述のように、eNB110は、ランダムアクセスについて関連のある情報を含む、1つまたは複数のシステム情報ブロックをブロードキャストすることができる。例えば、1つまたは複数のシステム情報ブロックは、これらに限定するものではないが、利用可能なPRACH構成(例えばプリアンブルフォーマット)、閾値、ランダムアクセスリソース(例えばフォーマットごとのベースで、または集合体で)などのような情報またはパラメータを指定することができる。UE120のシステム情報モジュール512は、ランダムアクセス手順を実装するため、ランダムアクセスモジュール412の構成を容易にするために、1つまたは複数のシステム情報ブロックを評価することができる。システム情報モジュール512は、1つまたは複数のシステム情報ブロックから情報を抽出して、閾値のセット514および/または構成のセット516を生成することができる。一態様では、UE120のメモリ418は、閾値のセット514および構成のセット516を格納する。
構成のセット516は、UE120に利用可能な、かつ/またはeNB110によってサポートされる、ランダムアクセスチャネル(PRACH)フォーマットまたは構成を含むことができる。構成のセット516は、図2に関して前述した例示的なフォーマットのようなすべての利用可能なフォーマット、またはすべての利用可能なフォーマットのサブセットを含むことができる。例えば、eNB110は、より長い持続時間、サイクリックプレフィックス、および/またはガード時間を有するフォーマットが、有意義な利益を伴うことなく追加のオーバーヘッドをまねくような、サイズの小さいセルをサービスしうる。したがって、構成のセット516は、そのようなフォーマットを除外することができる。別の例では、eNB110は、大きなセル(例えば最大セルサイズを有するセル)をサービスすることが可能であり、その場合、UEが、最悪の状況に耐えて適切なフォーマットを選択できるようにすべてのフォーマットが利用可能であることができる。
閾値のセット514は、プリアンブルフォーマットの選択を容易にするために使用可能な1つまたは複数の閾値を含むことができる。一態様では、閾値のセット514は、構成のセット516に含まれるフォーマットの数よりも1少ない数の閾値を含むことができる。閾値のセット514の中の閾値は、UE120とeNB110との間の無線リンクの特性に関連しうる。例えば、閾値は、経路損失の値、伝搬遅延の値、距離の値などでありうる。
UE120の測定モジュール414は、距離、遅延、経路損失などのようなリンク特性の値を測定または推定することができる。測定モジュール414は、eNB110とUE120との間の無線リンクに関連した経路損失を測定または推定するように構成された、経路損失推定モジュール508を含むことができる。加えて、経路損失推定モジュール508は、距離の測定および/または伝搬遅延の測定から、経路損失を推定することができる。測定モジュール414は、無線リンクに関連した伝搬遅延を測定または推定するように構成された、遅延推定モジュール510をさらに含むことができる。遅延推定モジュール510は、さらに、距離測定結果および/または経路損失測定結果から伝搬遅延を推定することができる。
測定モジュール414は、ランダムアクセスチャネルフォーマットの動的な選択を容易にするために、ランダムアクセスモジュール412に測定値を提供する。以上で論じたように、測定値は、距離の値、経路損失の値、伝搬遅延の値などでありうる。測定値は、閾値のセット514に含まれる値と同様の語であることができ、または異なる用語であることもできる。例えば、ランダムアクセスモジュール412は、閾値のセット514に関する無線リンクの評価を容易にするために、測定値を変換する、または他の方法で関係付けることができる。
ランダムアクセスモジュール412は、閾値のセット514に対して測定値を評価する比較モジュール502を含むことができる。一態様では、比較モジュール502は、閾値のセット514の中の閾値が順序付けられたときに測定値がどこにあたるかを特定する。選択モジュール504は、閾値のセット514に対して測定値がどこに存在するかに基づいて、構成のセット516からチャネルフォーマットを選択する。例えば、測定値が閾値のセット514の最低の閾値を下回るときには、選択モジュール504は、第1の構成を選ぶことができる。測定値が最低の閾値は上回るが次に高い閾値は下回るときには、選択モジュール504は第2の構成を選び、以下同様である。測定値と、どの構成が選択されるかということとの関係は、閾値により表される特性によって決まる。例えば、閾値のセット514が経路損失閾値を含むときには、最低の閾値よりも低いことは、短い持続時間、サイクリックプレフィックス、および/またはガード期間を有する構成が選択されることができることを示唆しうる。測定値が最低の閾値と次に高い閾値との間にあるときには、選択モジュール504は、比較的大きな持続時間、サイクリックプレフィックス、および/またはガード期間を有する構成を選ぶことができ、以下同様である。プリアンブルモジュール506は、プリアンブル系列をランダムに選択し、ランダムアクセスプリアンブルメッセージを生成することができ、ランダムアクセスプリアンブルメッセージを生成することは、選択された構成に従う。
別の態様によれば、eNB110およびUE120は、複数のコンポーネントキャリアを使用するように構成されることができる。例えば、eNB110およびUE120は、コンポーネントキャリアのセット520を通じて通信することができ、該コンポーネントキャリアのセット520は、キャリア−1 522からキャリア−N 524を含み、ここでNは1以上の整数である。2つのキャリアが図5に示されているが、eNB110およびUE120は、単一のキャリア、2つのキャリア、3つのキャリアなど、最大でシステム500に利用可能な最大数のコンポーネントキャリアで動作するように構成されうることを理解されたい。キャリアのセット520内の各キャリアは、完全な無線インターフェースを包含しうる。例えば、キャリアのセット520内の各キャリアは、LTEまたはLTE−A無線インターフェースをそれぞれ含みうるので、キャリアのセット520は、それぞれ、これらに限定するものではないが、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)などのような、複数のダウンリンクおよびアップリンクの論理チャネル、トランスポートチャネル、および物理チャネルを含む。したがって、UE120は、キャリアのセット520の中の1つのキャリアを通じて、完全なワイヤレス通信サービスを得ることができる。加えて、キャリアのセット520の中の2つ以上のキャリアを利用することで、より大きなデータレートが達成されることができる。一例では、コンポーネントキャリアのセット520は、LTEリリース8キャリア(または別のワイヤレス通信システムのキャリア)の集合体であることができ、レガシーUEは、単一のコンポーネントキャリアを利用することができ、一方、先進のUEは、1つまたは複数のコンポーネントキャリアを使用することができる。LTEまたはLTE−Aのコンポーネントキャリアおよびチャネルが以上で説明されたが、添付の特許請求の範囲は、そのようなシステムだけに限定されず、キャリアのセット520は、WCDMAキャリア、HSPAキャリア、CDMA2000キャリアなどであることができることを理解されたい。
キャリアのセット520内の各キャリアは、異なるカバレッジおよび/または異なる経路損失を有しうる。eNB110は、キャリアのセット520内の各キャリアでシステム情報ブロックをブロードキャストして、利用可能なランダムアクセスチャネル構成および/または各キャリアにユニークな閾値を提供することができる。別の態様では、キャリアのセット520内のキャリアは、類似性に従ってグループ化されることができ、各グループは、異なる利用可能な構成および/または閾値と関連付けられる。UE120は、キャリアのセット520内の各キャリアおよび/またはキャリアのグループについて、構成のセットおよび閾値のセットを別々に管理することができる。加えて、UE120は、各キャリアまたはキャリアのグループを監視して、適切なチャネル構成の選択を容易にする測定値を評価することができる。UE120は、ランダムアクセスがそれに対して行われるキャリアのセット520内のコンポーネントキャリアに関連した利用可能な構成のセット、閾値のセット、および測定値に基づいて、構成を選択することができる。
図6は、様々な態様による、コンテンションフリーのランダムアクセスのための動的なランダムアクセス構成を容易にするシステム600を示す。システム600は、UE120、eNB110、ランダムアクセスモジュール316、ランダムアクセスモジュール412、および測定モジュール414を含むことができ、これらは、前の図に関して以上で説明した、同様に番号が付けられたコンポーネントと実質的に同様であることができ、同様の機能を果たすことができる。通常、コンテンションフリーのランダムアクセスでは、UE120は、明確なプリアンブル系列と明確なマスクインデックスとを備え、これらは、eNB110によってサービスされるセル全体にわたってブロードキャストされる、単一の構成インデックスに対して調整される。オーバーヘッドを低減しつつ効率的な性能を提供する動的な構成の選択をサポートするために、UE120は、eNB110に送信するべき測定報告を生成する測定報告モジュール602を含むことができる。測定報告は、測定モジュール414によって生成される測定値を含むことができる。例えば、測定値は、経路損失の測定結果であることができ、測定報告は、経路損失の報告であることができる。eNB110は、報告を分析する測定評価モジュール604と、報告に基づいて構成を選択する構成モジュール606とを含むことができる。eNB110は、選択された構成に関連したインデックスをUE120に信号で送ることができる。
図7〜11を参照すると、ランダムアクセスチャネルの動的な選択を容易にすることに関する方法が説明される。方法は、前述のシステム100、300、400、500および/または600によって実施されることができる。説明を簡単にするために、方法は、一連の動作として示され記載されるが、1つまたは複数の実施形態によれば、いくつかの動作は本明細書で示され記載される順序とは異なる順序で行われうる、および/または他の動作と同時に行われうるので、方法は、動作の順序によって限定されないことを理解し認識されたい。例えば、方法は、代替的に、状態図におけるように、相互に関連した一連の状態または事象として表されることができることを、当業者は理解し認識するだろう。さらに、1つまたは複数の実施形態に従って方法を実施するために、示されている必ずしもすべての動作が必要とされるわけではない。
図7を参照すると、ランダムアクセスチャネル構成を動的に選択するための方法700が示される。例えば、方法700は、ランダムアクセスについて最適な構成を選択するために、ユーザ機器(例えばUE120または130)によって使用されることができる。参照番号702において、無線リンクの特性が測定されて、測定値を生成することができる。特性を測定することは、経路損失、伝搬遅延、または距離のうちの少なくとも1つを推定することを含むことができる。参照番号704において、ランダムアクセスチャネルフォーマットが構成のセットから選択されることができる。一例では、ランダムアクセスチャネルフォーマットは、短いサイクリックプレフィックス、短いガード時間、および短い持続時間を含むことができる。別の例では、ランダムアクセスチャネルフォーマットは、長いサイクリックプレフィックス、短いガード時間、および短い持続時間を含むことができる。さらに別の例では、ランダムアクセスチャネルフォーマットは、長いサイクリックプレフィックス、長いガード時間、および短い持続時間を有することができる。さらに別の例では、ランダムアクセスチャネルは、長いサイクリックプレフィックス、長いガード時間、および長い持続時間を含むことができる。さらに、選択されたランダムアクセスチャネルフォーマットは、短いサイクリックプレフィックス、短いガード時間、および長い持続時間を含むことができる。
参照番号706において、ランダムアクセスプリアンブルは、選択されたフォーマットに従って基地局に送信されることができる。ランダムアクセスプリアンブルは、選択されたフォーマットに基づいて構築されることができ、選択されたフォーマットにユニークに関連したリソースのセットで送信されることができる。
ここで図8を参照すると、動的なランダムアクセスチャネル構成を容易にするためにシステム情報を評価するための方法800が示されている。参照番号802において、基地局によって送信されたシステム情報ブロックが受信される。一態様では、システム情報ブロックは、利用可能なランダムアクセスチャネル構成、閾値、ランダムアクセスプリアンブルの送信に割り当てられたリソースなどを指定することができる。参照番号804において、構成のセットが、システム情報ブロック内の利用可能なランダムアクセスチャネル構成から生成される。参照番号806において、閾値のセットが、システム情報ブロックに含まれる閾値から生成される。
図9は、少なくとも1つの閾値に基づいてチャネルフォーマットを動的に選択するための方法900を示す。参照番号902において、測定結果が閾値のセットと比較される。測定結果を閾値のセットと比較することは、閾値のセットから閾値の順序付けられたリスト内の測定結果の位置を特定することを含むことができる。参照番号904において、ランダムアクセスチャネルフォーマットが比較に基づいて選択される。一例では、測定結果が閾値のセットのうちの第1の閾値を下回るときには、第1のランダムアクセスチャネルフォーマットが選択されることができ、測定結果が第1の閾値を超えるときには、第2のランダムアクセスチャネルフォーマットが選択されることができる。上記の比較および選択の方式は、複数の閾値および複数のフォーマットに拡張されうることを理解されたい。参照番号906において、選択されたフォーマットに従って、ランダムアクセスプリアンブルが基地局に送信されることができる。
図10は、コンテンションフリーのランダムアクセス手順のためにランダムアクセスチャネルフォーマットを動的に選択するための方法1000を示す。参照番号1002において、測定結果が基地局に報告される。参照番号1004において、ランダムアクセスチャネルフォーマットの明確なインジケーションが受信される。参照番号1006において、示されたフォーマットが、ランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信するために使用される。
図11は、マルチキャリアシステムにおいてランダムアクセスチャネルフォーマットを動的に選択するための方法1100を示す。参照番号1102において、ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアが特定される。参照番号1104において、測定値が推定され、該測定値は、特定されたコンポーネントキャリアと関連付けられる。参照番号1106において、測定値は、閾値のセットと比較されることができる。参照番号1108において、ランダムアクセスチャネル構成が、比較に基づいて構成のセットから選択される。一態様では、構成のセットおよび閾値のセットは、特定されたコンポーネントキャリアにユニークである。参照番号1110において、ランダムアクセスプリアンブルが、選択された構成に従って基地局に送信される。
本明細書で説明される1つまたは複数の態様によれば、無線リンクの特性を推定すること、閾値を決定すること、構成を選択することなどに関して、推論が行われうることが理解されるだろう。本明細書で使用される用語「推論する」または「推論」は、一般に、事象および/またはデータを通じて捕えられた観測結果のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態について判断を下す、または推論する処理を指す。例えば、推論は、特定の状況または動作を識別するために使用されることができ、または、複数の状態にわたる確率分布を生み出すことができる。推論は、確率的なもの、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいた、関心のある複数の状態にわたる確率分布の計算でありうる。推論は、また、事象および/またはデータのセットから、より高いレベルの事象を構成するために使用される技術も指しうる。そのような推論は、観測された事象のセットおよび/または格納された事象データ、事象が時間的に近接して相関しているか否か、ならびに事象およびデータが1つの事象およびデータソースから来ているか、またはいくつかの事象およびデータソースから来ているかということから、新たな事象または動作の構築をもたらす。
次に図12を参照すると、ランダムアクセスチャネル構成の動的な選択を容易にする装置1200が示される。装置1200は、機能ブロックを含むものとして表されており、これらの機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(例えばファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックでありうることを理解されたい。装置1200は、モバイルデバイス(例えばUE120またはUE130)および/または他の任意の適切なネットワークエンティティによって実装されることができる。装置1200は、無線リンクの特性を測定して測定値を生成するためのモジュール1202と、測定値に従って構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択するためのモジュール1204とを含むことができる。さらに、装置1200は、基地局から情報を受信するためのオプションのモジュール1206と、システム情報ブロックを評価するためのオプションのモジュール1208と、ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアを特定するためのオプションのモジュール1210と、測定値を閾値のセットと比較するためのオプションのモジュール1212と、基地局に情報を送信するためのオプションのモジュール1214とを含むことができる。加えて、装置1200は、モジュール1202〜1214に関連した機能を実行するための命令を保持するメモリ1216を含むことができる。
図13は、本明細書で説明される機能の様々な態様を実装するために利用されることのできる、別のシステム1300のブロック図である。一例では、システム1300はモバイルデバイス1302を含む。示されるように、モバイルデバイス1302は、1つまたは複数のアンテナ1308を通じて、1つまたは複数の基地局1304から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の基地局1304に送信することができる。加えて、モバイルデバイス1302は、(1つまたは複数の)アンテナ1308から情報を受信する受信機1310を備えることができる。一例では、受信機1310は、受信された情報を復調する復調器(Demod)1312と動作可能に接続されることができる。復調されたシンボルは、次いで、プロセッサ1314によって分析されることができる。プロセッサ1314は、メモリ1316に結合されることができ、メモリ1316は、モバイルデバイス1302に関連したデータおよび/またはプログラムコードを格納することができる。モバイルデバイス1302は、また、(1つまたは複数の)アンテナ1308を通じた送信機1320による送信のために信号を多重化できる、変調器1318を含むことができる。
図14は、本明細書で説明される機能の様々な態様を実装するために利用されることのできるシステム1400のブロック図である。一例では、システム1400は、基地局または基地局1402を含む。示されるように、基地局1402は、1つまたは複数の受信(Rx)アンテナ1406を通じて1つまたは複数のUE1404から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の送信(Tx)アンテナ1408を通じて1つまたは複数のUE1404に送信することができる。加えて、基地局1402は、(1つまたは複数の)受信アンテナ1406から情報を受信する受信機1410を備えることができる。一例では、受信機1410は、受信された情報を復調する復調器(Demod)1412と動作可能に接続されることができる。復調されたシンボルは、次いで、プロセッサ1414によって分析されることができる。プロセッサ1414は、メモリ1416に結合されることができ、メモリ1416は、コードクラスタ、アクセス端末割当て、それに関連した参照テーブル、ユニークなスクランブリングシーケンス、および/または他の適切なタイプの情報に関連した情報を格納することができる。基地局1402は、また、(1つまたは複数の)送信アンテナ1408を通じた送信機1420による送信のために信号を多重化できる、変調器1418を含むことができる。
ここで図15を参照すると、ワイヤレス通信システム1500が、本明細書で提示される様々な実施形態に従って示される。システム1500は、複数のアンテナグループを含みうる基地局(例えばアクセスポイント)1502を備える。例えば、1つのアンテナグループは、アンテナ1504および1506を含むことができ、別のグループは、アンテナ1508および1510を備えることができ、他のグループは、アンテナ1512および1514を含むことができる。2つのアンテナが各アンテナグループに関して示されているが、より多く、またはより少ないアンテナが各グループに関して利用されることができる。基地局1502は、送信機チェーンおよび受信機チェーンを追加的に含むことができ、それらの各々は、当業者には理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数のコンポーネント(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えることができる。
基地局1502は、UE1516およびUE1522のような1つまたは複数のUEと通信することができる。ただし、基地局1502は、UE1516および1522に類似した実質的に任意の数のUEと通信できることを理解されたい。UE1516および1522は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/またはワイヤレス通信システム1500を通じて通信するための他の任意の適切なデバイスであることができる。示されるように、UE1516は、アンテナ1512および1514と通信しており、アンテナ1512および1514は、ダウンリンク1518を通じてUE1516に情報を送信し、アップリンク1520を通じてUE1516から情報を受信する。さらに、UE1522は、アンテナ1504および1506と通信しており、アンテナ1504および1506は、ダウンリンク1524を通じてUE1522に情報を送信し、アップリンク1526を通じてUE1522から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、例えば、ダウンリンク1518は、アップリンク1520によって使用されるのとは異なる周波数帯を利用することができ、ダウンリンク1524は、アップリンク1526によって使用されるのとは異なる周波数帯を使用することができる。さらに、時分割複信(TDD)システムでは、ダウンリンク1518およびアップリンク1520は、共通の周波数帯を利用することができ、ダウンリンク1524およびアップリンク1526は、共通の周波数帯を利用することができる。
アンテナのグループおよび/またはアンテナがそこで通信するように指定されるエリアは、それぞれ、基地局1502のセクタと呼ばれうる。例えば、アンテナグループは、基地局1502によってカバーされるエリアのセクタ内のUEに通信するように設計されることができる。ダウンリンク1518および1524を通じた通信では、基地局1502の送信アンテナは、ビームフォーミングを利用して、UE1516および1522に関するダウンリンク1518および1524の信号対雑音比を改善することができる。また、基地局1502は、ビームフォーミングを利用して、関連したカバレッジにわたってランダムに散在するUE1516および1522に送信するが、隣接セル内のUEは、単一のアンテナを通じてそのすべてのUEに送信する基地局と比較して、少ない干渉にさらされることができる。さらに、UE1516および1522は、ピアツーピアまたはアドホック技術(図示せず)を用いて、互いに直接通信することができる。
一例によれば、システム1500は、多入力多出力(MIMO)通信システムであることができる。さらに、システム1500は、FDD、FDM、TDD、TDM、CDMなど、通信チャネル(例えばダウンリンク、アップリンクなど)を分割するために、実質的に任意のタイプの複信技術を利用することができる。加えて、通信チャネルは、チャネルを通じた複数のデバイスまたはUEとの同時通信を可能にするために直交されることができ、この点について、一例ではOFDMが利用されることができる。したがって、チャネルは、ある時間期間にわたって周波数の部分に分割されることができる。加えて、フレームは、一群の時間期間にわたって周波数の部分として定義されることができ、したがって、例えばフレームはいくつかのOFDMシンボルを備えることができる。基地局1502は、様々なタイプのデータについて作り出されることのできるチャネルを通じてUE1516および1522に通信することができる。例えば、チャネルは、様々なタイプの一般通信データ、制御データ(例えば、他のチャネルに関する品質情報、チャネルを通じて受信されるデータに関する肯定応答インジケータ、干渉情報、リファレンス信号など)、および/または同様のものを通信するために作り出されることができる。
ワイヤレス多重接続通信システムは、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートすることができる。前述したように、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の伝送を通じて1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、多入力多出力(「MIMO」)システム、または他の何らかのタイプのシステムを通じて構築されることができる。
MIMOシステムは、データ伝送のために複数(NT個)の送信アンテナおよび複数(NR個)の受信アンテナを使用する。NT個の送信アンテナおよびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、NS個の独立したチャネルに分解されることができ、それらは、また、空間チャネルとも呼ばれ、ここで、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立したチャネルの各々は、次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって作り出される追加の次元が利用される場合、改善された性能(例えば、より高いスループットおよび/またはより高い信頼性)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割複信(TDD)および周波数分割複信(FDD)をサポートすることができる。TDDシステムでは、順方向リンク伝送と逆方向リンク伝送とが同一の周波数領域にあるので、相互性の原理により、逆方向リンクチャネルから順方向リンクチャネルの推定が可能となる。これにより、アクセスポイントは、複数のアンテナが該アクセスポイントにおいて利用可能なときに、順方向リンク上の送信ビームフォーミング利得を引き出すことが可能になる。
図16は、例示的なワイヤレス通信システム1600を示す。簡潔にするために、ワイヤレス通信システム1600は、1つの基地局1610と1つのアクセス端末1650とを示す。しかしながら、システム1600は、2つ以上の基地局および/または2つ以上のアクセス端末を含むことができ、追加の基地局および/またはアクセス端末は、以下で説明される例示的な基地局1610およびアクセス端末1650と実質的に同様であることもでき、異なることもできることを、理解されたい。加えて、基地局1610および/またはアクセス端末1650は、本明細書で説明されるシステム(図1、2、3、4、5、6および12)および/または方法(図7〜11)を使用して、それらの間のワイヤレス通信を容易にすることができることを理解されたい。
基地局1610において、複数のデータストリームのためのトラフィックデータが、データソース1612から送信(TX)データプロセッサ1614に提供される。一例によれば、各データストリームは、それぞれのアンテナを通じて送信されることができる。TXデータプロセッサ1614は、符号化されたデータを提供するために、そのデータストリームについて選択された特定の符号化方式に基づいて、トラフィックデータストリームをフォーマットし、符号化し、インターリーブする。
各データストリームについて符号化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロットデータと多重化されることができる。追加的に、または代替的に、パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)される、時分割多重化(TDM)される、または符号分割多重化(CDM)されることもできる。パイロットデータは、通常、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するためにアクセス端末1650において使用されることができる。各データストリームに関する多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、そのデータストリームについて選択された特定の変調方式(例えば、2相位相変調(BPSK)、4相位相変調(QPSK)、多相位相変調(M−PSK)、多値振幅位相変調(M−QAM)など)に基づいて変調され(例えば、シンボルマッピングされ)て、変調シンボルを提供することができる。各データストリームに関するデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1630によって実行または提供される命令によって決定されることができる。
データストリームに関する変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ1620に提供されることができ、TX MIMOプロセッサ1620は、(例えばOFDMのために)変調シンボルをさらに処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ1620は、NT個の変調シンボルストリームを、NT個の送信機(「TMTR」)1622a〜1622tに与える。様々な実施形態において、TX MIMOプロセッサ1620は、ビームフォーミング重みを、データストリームのシンボルと、シンボルがそこから送信されているアンテナとに適用する。
各送信機1622は、それぞれのシンボルストリームを受信および処理して1つまたは複数のアナログ信号を提供し、さらに、アナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタリングおよびアップコンバート)して、MIMOチャネルを通じた伝送に適した、変調された信号を提供する。さらに、送信機1622a〜1622tからのNT個の変調された信号は、それぞれ、NT個のアンテナ1624a〜1624tから送信される。
アクセス端末1650において、送信された変調された信号は、NR個のアンテナ1652a〜1652rにより受信され、各アンテナ1652からの受信された信号は、それぞれの受信機(「RCVR」)1654a〜1654rに提供される。各受信機1654は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、サンプルをさらに処理して、対応する「受信された」シンボルストリームを提供する。
RXデータプロセッサ1660は、NR個の受信機1654からのNR個の受信されたシンボルストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて受信および処理して、NT個の「検出された」シンボルストリームを提供することができる。RXデータプロセッサ1660は、検出された各シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームについてトラフィックデータを回復することができる。RXデータプロセッサ1660による処理は、基地局1610におけるTX MIMOプロセッサ1620およびTXデータプロセッサ1614により実行される処理と相補的なものである。
プロセッサ1670は、前述したように利用可能な技術のうちのどれを利用すべきかを定期的に決定することができる。さらに、プロセッサ1670は、マトリクスインデックス部分とランク値部分とを備える、逆方向リンクメッセージを作成することができる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージは、データソース1636から複数のデータストリームについてのトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ1638によって処理され、変調器1680により変調され、送信機1654a〜1654rにより調整され、基地局1610に送信し戻されることができる。
基地局1610において、アクセス端末1650からの変調された信号は、アンテナ1624によって受信され、受信機1622によって調整され、復調器1640によって復調され、RXデータプロセッサ1642によって処理されて、アクセス端末1650によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出する。さらに、プロセッサ1630は、抽出されたメッセージを処理して、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディングマトリクスを使用すべきかを決定することができる。
プロセッサ1630および1670は、それぞれ、基地局1610およびアクセス端末1650における操作を指示(例えば、制御、調整、管理など)することができる。それぞれのプロセッサ1630および1670は、プログラムコードおよびデータを格納するメモリ1632および1672と接続されることができる。プロセッサ1630および1670は、また、それぞれ、アップリンクおよびダウンリンクについて周波数およびインパルス応答の推定を導き出すために計算を実行することができる。
一態様では、論理チャネルは、制御チャネルとトラフィックチャネルとに分類される。論理制御チャネルは、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を含むことができ、BCCHは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルである。さらに、論理制御チャネルは、ページング制御チャネル(PCCH)を含むことができ、PCCHは、ページング情報を転送するDLチャネルである。さらに、論理制御チャネルは、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)を備えることができ、MCCHは、1つまたはいくつかのMTCHについて、マルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMS)スケジューリングおよび制御情報を送信するために使用される、ポイントツーマルチポイントのDLチャネルである。一般に、無線リソース制御(RRC)接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(例えば古いMCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。さらに、論理制御チャネルは、専用制御チャネル(DCCH)を含むことができ、DCCHは、専用の制御情報を伝送するポイントツーポイントの双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用されることができる。一態様では、論理トラフィックチャネルは、専用トラフィックチャネル(DTCH)を備えることができ、DTCHは、ユーザ情報の転送のための、1つのUEに専用のポイントツーポイントの双方向チャネルである。また、論理トラフィックチャネルは、トラフィックデータを伝送するための、ポイントツーマルチポイントのDLチャネルのためのマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)を含むことができる。
一態様では、トランスポートチャネルは、DLとULとに分類される。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)と、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH)と、ページングチャネル(PCH)とを備える。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされることによって、そして他の制御/トラフィックチャネルに使用されうる物理層(PHY)リソースにマッピングされることによって、UEの省電力をサポートすることができる(例えば、不連続受信(DRX)サイクルがネットワークによりUEに示されうる、など)。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備えることができる。
PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを含みうる。例えば、DL PHYチャネルは、共通パイロットチャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当てチャネル(SUACH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、DL物理共有データチャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページングインジケータチャネル(PICH)、および/または負荷インジケータチャネル(LICH)を含みうる。さらなる例示として、UL PHYチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データチャネル(UL−PSDCH)、および/またはブロードバンドパイロットチャネル(BPICH)を含みうる。
本明細書で開示される諸実施形態に関連して説明される、様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたこれらの任意の組合せにより、実装または実施されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることができるが、代替的には、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであることもできる。プロセッサは、また、コンピューティングデバイスの組合せとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協働する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成として実装されることができる。加えて、少なくとも1つのプロセッサは、上で説明された1つまたは複数のステップおよび/または動作を実行するように動作可能な、1つまたは複数のモジュールを備えることができる。
さらに、本明細書で開示される諸態様に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップおよび/もしくは動作は、ハードウェアにおいて直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはこれら2つの組合せで具現化されうる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている他の任意の形態の記憶媒体内に存在することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサに結合されることができ、したがって、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができる。あるいは、記憶媒体は、プロセッサと一体であることもできる。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在することができる。加えて、ASICは、ユーザ端末内に存在することもできる。代替的に、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別のコンポーネントとして存在することもできる。加えて、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/または動作は、コンピュータプログラム製品に組み込まれることのできる、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令のうちの1つ、またはそれらの任意の組合せもしくはセットとして存在することができる。
実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントにおいて実装されるときには、それらは、記憶コンポーネントのような機械可読媒体に格納されうる。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または、命令、データ構造、もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリコンテンツを受け渡しかつ/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合されることができる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ受け渡し、トークン受け渡し、ネットワーク伝送などを含む任意の適切な手段を用いて、受け渡される、転送される、または送信されることができる。
ソフトウェア実装では、本明細書で説明される技術は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、関数など)によって実装されることができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに格納され、プロセッサによって実行されることができる。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装されることができ、プロセッサの外部に実装される場合、メモリユニットは、当技術分野で知られている様々な手段により、プロセッサに通信可能に結合されることができる。
上で説明されたことは、1つまたは複数の実施形態の例を含む。当然、前述の実施形態を説明するためにコンポーネントまたは方法の考案可能なすべての組合せを説明することはできないが、様々な実施形態の多くのさらなる組合せおよび置換が可能であることが、当業者には認識される。したがって、説明される実施形態は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内に収まる、すべてのそのような変更、修正、および変形を包含することが意図されている。さらに、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかにおいて用語「含む」が使用される場合、そのような用語は、用語「備える」が請求項において移行語として使用される場合に解釈されるのと同様に、包含的であることが意図されている。さらに、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかにおいて用いられる用語「または」は、「非排他的なまたは」であることが意図されている。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
モバイルデバイスと基地局との間の無線リンクの特性を測定して測定値を生成することと、
前記測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルのフォーマットを選択することと
を備える方法。
[C2]
前記基地局から閾値のセットを受信することをさらに備え、前記閾値のセットが、測定される前記無線リンクの前記特性に関連した1つまたは複数の値を含む、C1に記載の方法。
[C3]
前記基地局からシステム情報ブロックを受信することであって、前記システム情報ブロックが、利用可能なランダムアクセスチャネル構成および閾値を指定する、受信することと、
指定された前記利用可能なランダムアクセスチャネル構成から前記構成のセットを生成することと、
指定された前記閾値から前記閾値のセットを生成することと
をさらに備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記構成のセットのサイズが、前記閾値のセットのサイズよりも1大きい、C3に記載の方法。
[C5]
前記測定値を前記閾値のセットと比較することと、
前記閾値のセットからの閾値の順序付けられたリスト内の、前記測定値の位置を特定することと
をさらに備える、C2に記載の方法。
[C6]
前記測定値が前記閾値のセットの第1の閾値よりも小さい場合、第1のランダムアクセスチャネルフォーマットを選択することと、
前記測定値が前記第1の閾値よりも大きい場合、第2のランダムアクセスチャネルフォーマットを選択することと
をさらに備える、C5に記載の方法。
[C7]
ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアを特定することをさらに備え、前記無線リンクの前記特性および前記構成のセットが、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、C1に記載の方法。
[C8]
前記測定値を前記基地局に送信することと、
前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを指定する明確なインジケーションを受信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記特性が、経路損失、伝搬遅延、または距離のうちの少なくとも1つである、C1に記載の方法。
[C10]
ランダムアクセスプリアンブルをリソースのセットで前記基地局に送信することをさらに備え、前記ランダムアクセスプリアンブルが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットに従って構築され、前記リソースのセットが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットとユニークに関連している、C1に記載の方法。
[C11]
前記ランダムアクセスチャネルフォーマットが、短いサイクリックプレフィックス、短いガード時間、および短い持続時間を備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記ランダムアクセスチャネルフォーマットが、長いサイクリックプレフィックス、短いガード時間、および短い持続時間を備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記ランダムアクセスチャネルフォーマットが、長いサイクリックプレフィックス、長いガード時間、および短い持続時間を備える、C1に記載の方法。
[C14]
前記ランダムアクセスチャネルフォーマットが、長いサイクリックプレフィックス、長いガード時間、および長い持続時間を備える、C1に記載の方法。
[C15]
前記ランダムアクセスチャネルフォーマットが、短いサイクリックプレフィックス、短いガード時間、および長い持続時間を備える、C1に記載の方法。
[C16]
少なくとも1つのプロセッサを備えるワイヤレス通信装置であって、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記ワイヤレス通信装置と基地局との間の無線リンクの特性を測定して測定値を生成し、
前記測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択する
ように構成される、ワイヤレス通信装置。
[C17]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記基地局から閾値のセットを受信するようにさらに構成され、前記閾値のセットが、測定される前記無線リンクの前記特性に関連した1つまたは複数の値を含む、C16に記載のワイヤレス通信装置。
[C18]
前記少なくとも1つのプロセッサが、さらに、
前記基地局から、利用可能なランダムアクセスチャネル構成と閾値とを指定するシステム情報ブロックを受信し、
指定された前記利用可能なランダムアクセスチャネル構成から前記構成のセットを生成し、
指定された前記閾値から前記閾値のセットを生成する
ように構成される、C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C19]
前記少なくとも1つのプロセッサが、さらに、
前記測定値を前記閾値のセットと比較し、
前記閾値のセットからの閾値の順序付けられたリスト内の、前記測定値の位置を特定する
ように構成される、C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C20]
前記少なくとも1つのプロセッサが、さらに、ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアを特定するように構成され、前記無線リンクの前記特性および前記構成のセットが、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、C16に記載のワイヤレス通信装置。
[C21]
前記少なくとも1つのプロセッサが、さらに、
前記測定値を前記基地局に送信し、
前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを指定する明確なインジケーションを受信する
ようにさらに構成される、C16に記載のワイヤレス通信装置。
[C22]
前記少なくとも1つのプロセッサが、さらに、ランダムアクセスプリアンブルをリソースのセットで前記基地局に送信するように構成され、前記ランダムアクセスプリアンブルが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットに従って構築され、前記リソースのセットが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットとユニークに関連している、C16に記載のワイヤレス通信装置。
[C23]
装置であって、
前記装置と基地局との間の無線リンクの特性を測定して測定値を生成するための手段と、
前記測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択するための手段と
を備える装置。
[C24]
前記基地局から情報を受信するための手段をさらに備え、前記受信するための手段が、前記基地局から閾値のセットを取得し、前記閾値のセットが、測定される前記無線リンクの前記特性に関連した1つまたは複数の値を含む、C23に記載の装置。
[C25]
前記受信するための手段が、利用可能なランダムアクセスチャネル構成と閾値とを指定するシステム情報ブロックを、前記基地局から取得する、C24に記載の装置であって、
前記システム情報ブロックを評価するための手段をさらに備え、前記評価するための手段が、指定された前記利用可能なランダムアクセスチャネル構成から前記構成のセットを生成し、指定された前記閾値から前記閾値のセットを生成する、装置。
[C26]
前記測定値を前記閾値のセットと比較するための手段をさらに備える、C24に記載の装置。
[C27]
ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアを特定するための手段をさらに備え、前記無線リンクの前記特性および前記構成のセットが、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、C23に記載の装置。
[C28]
情報を前記基地局に送信するための手段であって、前記送信するための手段が、前記測定値を前記基地局に搬送する、手段と、
情報を前記基地局から受信するための手段であって、前記受信するための手段が、前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを指定する明確なインジケーションを取得する、手段と
をさらに備える、C23に記載の装置。
[C29]
情報を前記基地局に送信するための手段をさらに備え、前記送信するための手段が、ランダムアクセスプリアンブルをリソースのセットで前記基地局に送信し、前記ランダムアクセスプリアンブルが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットに従って構築され、前記リソースのセットが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットとユニークに関連している、C23に記載の装置。
[C30]
コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ可読媒体が、
少なくとも1つのコンピュータに、モバイルデバイスと基地局との間の無線リンクの特性を測定させて測定値を生成させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択させるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C31]
前記コンピュータ可読媒体が、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記基地局から閾値のセットを受信させるためのコードをさらに備え、前記閾値のセットが、測定される前記無線リンクの前記特性に関連した1つまたは複数の値を含む、C30に記載のコンピュータプログラム製品。
[C32]
前記コンピュータ可読媒体が、さらに、
前記少なくとも1つのコンピュータに、利用可能なランダムアクセスチャネル構成と閾値とを指定するシステム情報ブロックを前記基地局から受信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、指定された前記利用可能なランダムアクセスチャネル構成から前記構成のセットを生成させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、指定された前記閾値から前記閾値のセットを生成させるためのコードと
を備える、C31に記載のコンピュータプログラム製品。
[C33]
前記コンピュータ可読媒体が、さらに、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記測定値を前記閾値のセットと比較させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記閾値のセットからの閾値の順序付けられたリスト内の、前記測定値の位置を特定させるためのコードと
を備える、C31に記載のコンピュータプログラム製品。
[C34]
前記コンピュータ可読媒体が、前記少なくとも1つのコンピュータに、ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアを特定させるためのコードをさらに備え、前記無線リンクの前記特性および前記構成のセットが、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、C30に記載のコンピュータプログラム製品。
[C35]
前記コンピュータ可読媒体が、さらに、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記測定値を前記基地局に送信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを指定する明確なインジケーションを受信させるためのコードと
を備える、C30に記載のコンピュータプログラム製品。
[C36]
前記コンピュータ可読媒体が、前記少なくとも1つのコンピュータにランダムアクセスプリアンブルをリソースのセットで前記基地局に送信させるためのコードをさらに備え、前記ランダムアクセスプリアンブルが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットに従って構築され、前記リソースのセットが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットとユニークに関連している、C30に記載のコンピュータプログラム製品。
[C37]
装置であって、
推定値を生成する測定モジュールであって、前記推定値が、前記装置と基地局との間の無線リンクの少なくとも1つの特性に関係する、測定モジュールと、
前記推定値に少なくとも一部基づいてランダムアクセスチャネルフォーマットを選択し、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを使用してランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信する、ランダムアクセスモジュールと
を備える装置。
[C38]
前記基地局から受信されるシステム情報ブロックを評価するシステム情報モジュールと、
前記システム情報ブロックから抽出される、構成のセットと閾値のセットとを格納するためのメモリと
をさらに備える、C37に記載の装置。
[C39]
前記メモリが、前記装置がそれについて使用するように構成された各コンポーネントキャリアに関する閾値の種々異なるセットと構成の種々異なるセットとを格納する、C38に記載の装置。
[C40]
前記推定値を閾値のセットと比較する比較モジュールと、
前記比較モジュールからの結果に少なくとも一部基づいて、構成のセットから前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを特定する選択モジュールと
をさらに備える、C37に記載の装置。

Claims (32)

  1. モバイルデバイスと基地局との間の無線リンクの特性を測定して測定値を生成することと、
    前記測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルのフォーマットを選択することと
    を備える方法であって、
    前記基地局から閾値のセットを受信することをさらに備え、前記閾値のセットが、測定される前記無線リンクの前記特性に関連した1つまたは複数の値を含み、前記方法がさらに、
    前記基地局からシステム情報ブロックを受信することであって、前記システム情報ブロックが、利用可能なランダムアクセスチャネル構成および閾値を指定する、受信することと、
    指定された前記利用可能なランダムアクセスチャネル構成から前記構成のセットを生成することと、
    指定された前記閾値から前記閾値のセットを生成することと
    ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアを特定することと、
    を備え、前記構成のセットおよび前記閾値のセットが、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、方法。
  2. 前記構成のセット内の前記構成の数が、前記閾値のセット内の前記閾値の数よりも1大きい、請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定値を前記閾値のセットと比較することと、
    前記閾値のセットからの閾値の順序付けられたリスト内の、前記測定値の位置を特定することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記測定値が前記閾値のセットの第1の閾値よりも小さい場合、第1のランダムアクセスチャネルフォーマットを選択することと、
    前記測定値が前記第1の閾値よりも大きい場合、第2のランダムアクセスチャネルフォーマットを選択することと
    をさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 記無線リンクの前記特性が、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記測定値を前記基地局に送信することと、
    前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを指定する明確なインジケーションを受信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記特性が、経路損失、伝搬遅延、または距離のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
  8. ランダムアクセスプリアンブルをリソースのセットで前記基地局に送信することをさらに備え、前記ランダムアクセスプリアンブルが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットに従って構築され、前記リソースのセットが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットとユニークに関連している、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ランダムアクセスチャネルフォーマットが、短いサイクリックプレフィックス、短いガード時間、および短い持続時間を備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ランダムアクセスチャネルフォーマットが、長いサイクリックプレフィックス、短いガード時間、および短い持続時間を備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記ランダムアクセスチャネルフォーマットが、長いサイクリックプレフィックス、長いガード時間、および短い持続時間を備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ランダムアクセスチャネルフォーマットが、長いサイクリックプレフィックス、長いガード時間、および長い持続時間を備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記ランダムアクセスチャネルフォーマットが、短いサイクリックプレフィックス、短いガード時間、および長い持続時間を備える、請求項1に記載の方法。
  14. 少なくとも1つのプロセッサを備えるワイヤレス通信装置であって、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ワイヤレス通信装置と基地局との間の無線リンクの特性を測定して測定値を生成し、
    前記測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択する
    ように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、前記基地局から閾値のセットを受信するようにさらに構成され、前記閾値のセットが、測定される前記無線リンクの前記特性に関連した1つまたは複数の値を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、さらに、
    前記基地局から、利用可能なランダムアクセスチャネル構成と閾値とを指定するシステム情報ブロックを受信し、
    指定された前記利用可能なランダムアクセスチャネル構成から前記構成のセットを生成し、
    指定された前記閾値から前記閾値のセットを生成し、
    ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアを特定する
    ように構成され、前記構成のセットおよび前記閾値のセットが、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、ワイヤレス通信装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサが、さらに、
    前記測定値を前記閾値のセットと比較し、
    前記閾値のセットからの閾値の順序付けられたリスト内の、前記測定値の位置を特定する
    ように構成される、請求項14に記載のワイヤレス通信装置。
  16. 記無線リンクの前記特性が、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、請求項14に記載のワイヤレス通信装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサが、さらに、
    前記測定値を前記基地局に送信し、
    前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを指定する明確なインジケーションを受信する
    ようにさらに構成される、請求項14に記載のワイヤレス通信装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサが、さらに、ランダムアクセスプリアンブルをリソースのセットで前記基地局に送信するように構成され、前記ランダムアクセスプリアンブルが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットに従って構築され、前記リソースのセットが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットとユニークに関連している、請求項14に記載のワイヤレス通信装置。
  19. 装置であって、
    前記装置と基地局との間の無線リンクの特性を測定して測定値を生成するための手段と、
    前記測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択するための手段と、
    前記基地局から情報を受信するための手段と、を備え、前記受信するための手段が、前記基地局から閾値のセットを取得し、前記閾値のセットが、測定される前記無線リンクの前記特性に関連した1つまたは複数の値を含み、
    前記受信するための手段が、利用可能なランダムアクセスチャネル構成と閾値とを指定するシステム情報ブロックを、前記基地局から取得し、前記装置が、
    前記システム情報ブロックを評価するための手段をさらに備え、前記評価するための手段が、指定された前記利用可能なランダムアクセスチャネル構成から前記構成のセットを生成し、指定された前記閾値から前記閾値のセットを生成前記装置が、
    ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアを特定するための手段をさらに備え、前記構成のセットおよび前記閾値のセットが、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、装置。
  20. 前記測定値を前記閾値のセットと比較するための手段をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  21. 記無線リンクの前記特性が、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、請求項19に記載の装置。
  22. 情報を前記基地局に送信するための手段であって、前記送信するための手段が、前記測定値を前記基地局に搬送する、手段と、
    情報を前記基地局から受信するための手段であって、前記受信するための手段が、前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを指定する明確なインジケーションを取得する、手段と
    をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  23. 情報を前記基地局に送信するための手段をさらに備え、前記送信するための手段が、ランダムアクセスプリアンブルをリソースのセットで前記基地局に送信し、前記ランダムアクセスプリアンブルが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットに従って構築され、前記リソースのセットが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットとユニークに関連している、請求項19に記載の装置。
  24. コンピュータプログラムであって、
    少なくとも1つのコンピュータに、モバイルデバイスと基地局との間の無線リンクの特性を測定させて測定値を生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記測定値に従って、構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記基地局から閾値のセットを受信させるためのコードと、を備え、前記閾値のセットが、測定される前記無線リンクの前記特性に関連した1つまたは複数の値を含み、前記コンピュータプログラムが、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、利用可能なランダムアクセスチャネル構成と閾値とを指定するシステム情報ブロックを前記基地局から受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、指定された前記利用可能なランダムアクセスチャネル構成から前記構成のセットを生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、指定された前記閾値から前記閾値のセットを生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアを特定させるためのコードと、をさらに備え、前記構成のセットおよび前記閾値のセットが、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、コンピュータプログラム。
  25. 前記少なくとも1つのコンピュータに、前記測定値を前記閾値のセットと比較させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記閾値のセットからの閾値の順序付けられたリスト内の、前記測定値の位置を特定させるためのコードと
    をさらに備える、請求項24に記載のコンピュータプログラム。
  26. 記無線リンクの前記特性が、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、請求項24に記載のコンピュータプログラム。
  27. 前記少なくとも1つのコンピュータに、前記測定値を前記基地局に送信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを指定する明確なインジケーションを受信させるためのコードと
    をさらに備える、請求項24に記載のコンピュータプログラム。
  28. 前記少なくとも1つのコンピュータにランダムアクセスプリアンブルをリソースのセットで前記基地局に送信させるためのコードをさらに備え、前記ランダムアクセスプリアンブルが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットに従って構築され、前記リソースのセットが、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットとユニークに関連している、請求項24に記載のコンピュータプログラム。
  29. 装置であって、
    推定値を生成する測定モジュールであって、前記推定値が、前記装置と基地局との間の無線リンクの少なくとも1つの特性に関係する、測定モジュールと、
    前記推定値に少なくとも一部基づいて構成のセットからランダムアクセスチャネルフォーマットを選択し、選択された前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを使用してランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信する、ランダムアクセスモジュールと、
    前記基地局から閾値のセットを受信するモジュールと、を備え、前記閾値のセットが、測定される前記無線リンクの前記特性に関連した1つまたは複数の値を含み、前記装置がさらに、
    前記基地局からシステム情報ブロックを受信する受信モジュールであって、前記システム情報ブロックが、利用可能なランダムアクセスチャネル構成および閾値を指定する、受信モジュールと、
    指定された前記利用可能なランダムアクセスチャネル構成から前記構成のセットを生成する生成モジュールと、
    指定された前記閾値から前記閾値のセットを生成する生成モジュールと、
    ランダムアクセスが起こっているコンポーネントキャリアを特定する特定モジュールと、を備え、前記構成のセットおよび前記閾値のセットが、特定された前記コンポーネントキャリアにユニークである、装置。
  30. 前記基地局から受信されるシステム情報ブロックを評価するシステム情報モジュールと、
    前記システム情報ブロックから抽出される、構成のセットと閾値のセットとを格納するためのメモリと
    をさらに備える、請求項29に記載の装置。
  31. 前記メモリが、前記装置がそれについて使用するように構成された各コンポーネントキャリアに関する閾値の種々異なるセットと構成の種々異なるセットとを格納する、請求項30に記載の装置。
  32. 前記推定値を閾値のセットと比較する比較モジュールと、
    前記比較モジュールからの結果に少なくとも一部基づいて、構成のセットから前記ランダムアクセスチャネルフォーマットを特定する選択モジュールと
    をさらに備える、請求項29に記載の装置。
JP2012523686A 2009-08-06 2010-08-02 ランダムアクセスチャネル構成の動的な選択 Active JP5619895B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US23189009P 2009-08-06 2009-08-06
US61/231,890 2009-08-06
US12/847,742 2010-07-30
US12/847,742 US8644277B2 (en) 2009-08-06 2010-07-30 Dynamic selection of random access channel configurations
PCT/US2010/044176 WO2011017281A1 (en) 2009-08-06 2010-08-02 Dynamic selection of random access channel configurations

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013501463A JP2013501463A (ja) 2013-01-10
JP5619895B2 true JP5619895B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=43033434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012523686A Active JP5619895B2 (ja) 2009-08-06 2010-08-02 ランダムアクセスチャネル構成の動的な選択

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8644277B2 (ja)
EP (1) EP2462774B1 (ja)
JP (1) JP5619895B2 (ja)
KR (2) KR20120089267A (ja)
CN (1) CN102474884B (ja)
ES (1) ES2808252T3 (ja)
HU (1) HUE048979T2 (ja)
TW (1) TW201116131A (ja)
WO (1) WO2011017281A1 (ja)

Families Citing this family (93)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9693299B2 (en) * 2009-11-30 2017-06-27 Nokia Technology Oy Method and apparatus for power saving operations in wireless network elements
KR101646282B1 (ko) * 2010-03-29 2016-08-08 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 머신형 통신 장치의 데이터 전송 방법 및 장치
US8937917B2 (en) * 2010-04-03 2015-01-20 Lg Electronics Inc. Method in which a terminal establishes component carriers in a wireless communication system, and apparatus for same
US8755753B2 (en) * 2010-10-29 2014-06-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for channel measurement in radio link monitoring in a wireless network
WO2012091645A1 (en) 2010-12-30 2012-07-05 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and arrangement for adapting guard time based on timing advance
CA2827218C (en) * 2011-02-11 2016-06-28 Research In Motion Limited Time-advanced random access channel transmission
JP5092026B2 (ja) * 2011-02-14 2012-12-05 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局装置、移動端末装置、及び通信制御方法
WO2012115445A2 (en) * 2011-02-22 2012-08-30 Samsung Electronics Co., Ltd. User equipment and power control method for random access
US9635624B2 (en) 2011-02-22 2017-04-25 Qualcomm Incorporated Discovery reference signal design for coordinated multipoint operations in heterogeneous networks
JP5693996B2 (ja) * 2011-02-23 2015-04-01 株式会社Nttドコモ 無線基地局、ユーザ端末及び周波数帯域共用方法
WO2012115352A2 (ko) * 2011-02-24 2012-08-30 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 릴레이 노드의 핸드오버를 위한 검색 영역 설정 방법 및 이를 위한 장치
EP2501170B1 (en) * 2011-03-14 2014-01-22 Telefonaktiebolaget L M Ericsson AB (Publ) Cell radius modification based on the distance between base station and wireless terminals
EP2720500B1 (en) * 2011-06-13 2016-05-11 Fujitsu Limited Mobile station device, base station device, communication system, and communication method
CN103718636B (zh) * 2011-06-17 2018-10-09 瑞典爱立信有限公司 用于随机接入的方法和节点
WO2013006006A2 (ko) * 2011-07-07 2013-01-10 엘지전자 주식회사 무선통신시스템에서 신호 전송 방법 및 장치
GB2495693B (en) * 2011-08-23 2014-03-05 Broadcom Corp Mobile communication networks
JP5902817B2 (ja) 2011-09-30 2016-04-13 京セラ株式会社 小セルの上りリンクの干渉を緩和するシステム及び方法
WO2013125919A1 (en) * 2012-02-24 2013-08-29 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for performing tracking area update (tau) by user equipment (ue) in c-ran system
US9143984B2 (en) 2012-04-13 2015-09-22 Intel Corporation Mapping of enhanced physical downlink control channels in a wireless communication network
US8867638B2 (en) * 2012-04-16 2014-10-21 Qualcomm Incorporated Variable-length cyclic prefixes in OFDM coaxial communications
EP2865233B1 (en) * 2012-06-21 2017-10-25 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Simplified prach procedure using speculative random access response
US9699811B2 (en) 2012-07-12 2017-07-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for random access with multiple antennas in a wireless network
CN103582151A (zh) * 2012-07-23 2014-02-12 中兴通讯股份有限公司 随机接入方法及接收机
EP2878166A1 (en) 2012-07-24 2015-06-03 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Apparatus and method for dynamically selecting a random access response window value for use with random access procedures in a network
EP2728786A1 (en) 2012-11-05 2014-05-07 Alcatel Lucent Apparatuses, methods, and computer programs for a receiver and a transmitter of a wireless system
EP3328150A1 (en) * 2013-01-15 2018-05-30 Huawei Technologies Co., Ltd. Radio communication method, network side device and user equipment
CN104919885A (zh) * 2013-01-17 2015-09-16 瑞典爱立信有限公司 动态随机接入资源大小配置和选择
WO2014110805A1 (en) * 2013-01-18 2014-07-24 Broadcom Corporation Random access for coverage improvement
EP2949055A1 (en) * 2013-01-25 2015-12-02 Interdigital Patent Holdings, Inc. Methods and apparatus for vertical beamforming
US8982853B2 (en) * 2013-03-05 2015-03-17 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus to control interference
US9374839B2 (en) * 2013-03-28 2016-06-21 Tejas Networks Limited Method and system for preventing collisions in contention based networks
WO2014166046A1 (zh) * 2013-04-08 2014-10-16 华为技术有限公司 随机接入前导的发送与接收方法、以及相应的设备
KR102079601B1 (ko) * 2013-08-14 2020-02-21 삼성전자주식회사 가상 셀 네트워크 시스템에서 랜덤 억세스 방법 및 장치
CN104427536A (zh) 2013-09-10 2015-03-18 中兴通讯股份有限公司 一种集群接听用户的异频测量和评估方法及装置
US9369991B2 (en) * 2013-11-08 2016-06-14 Gogo Llc Hybrid communications for devices on vehicles
US10028207B2 (en) 2014-01-16 2018-07-17 Industry-University Cooperation Foundation Banyard University Method for transmitting and receiving downlink channel for MTC terminal, and apparatus therefor
WO2015108331A1 (ko) * 2014-01-16 2015-07-23 한양대학교 산학협력단 Mtc 단말을 위한 하향링크 채널 전송 및 수신 방법, 그 장치
WO2015126288A1 (en) * 2014-02-19 2015-08-27 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Prach selection in combined radio cell deployments
US20150245252A1 (en) * 2014-02-26 2015-08-27 Qualcomm Incorporated High speed inter-radio access technology handover
KR102217075B1 (ko) * 2014-04-21 2021-02-18 삼성전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 랜덤 액세스 방법 및 장치
US9386606B2 (en) 2014-09-03 2016-07-05 Motorola Solutions, Inc. Methods and systems for embedding supplementary data channel in LTE-based communication systems
US9331881B2 (en) * 2014-09-03 2016-05-03 Motorola Solutions, Inc. Methods and systems for embedding supplementary data channel in OFDM-based communication systems
US10104645B2 (en) * 2014-10-09 2018-10-16 Qualcomm Incorporated Random access method of devices with different path loss
US9485109B2 (en) * 2014-10-14 2016-11-01 Qualcomm Incorporated Carrier aggregation methods of broadcast channels with broadcast channels or broadcast channels with unicast channels
CN105530685B (zh) * 2014-10-24 2020-01-07 中兴通讯股份有限公司 消息发送接收方法、发送接收装置、基站及终端
US9930539B2 (en) * 2014-11-11 2018-03-27 Qualcomm Incorporated Physical broadcast channel for coverage enhancement
CN105636232B (zh) * 2014-11-28 2019-03-15 联芯科技有限公司 一种随机接入过程的处理方法和装置
US20160192390A1 (en) * 2014-12-30 2016-06-30 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for transmitting data based on limited contention
EP3275268B1 (en) 2015-03-26 2020-05-06 Intel IP Corporation Devices for uplink transmissions with reduced signaling overhead
US10631330B2 (en) * 2015-04-03 2020-04-21 Qualcomm Incorporated Random access procedures under coverage limitations
US9930700B2 (en) * 2015-04-21 2018-03-27 Qualcomm Incorporated Configurable random access initial power level selection
US11146376B2 (en) * 2015-04-22 2021-10-12 Qualcomm Incorporated System type dependent master information block (MIB)
KR102357511B1 (ko) * 2015-05-21 2022-02-04 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 복수의 디바이스들을 위한 랜덤 액세스 방법 및 장치
US20160353357A1 (en) * 2015-05-27 2016-12-01 Qualcomm Incorporated Methods and systems for multiplexed communication in dense wireless environments
US10334617B2 (en) 2015-06-16 2019-06-25 Qualcomm Incorporated System information for enhanced machine type communication
US20170019226A1 (en) * 2015-07-14 2017-01-19 Qualcomm Incorporated Preamble Detection on a Communication Channel
WO2017011802A1 (en) * 2015-07-16 2017-01-19 Zte Wistron Telecom Ab Measurement-based random access configuration
US9929794B2 (en) * 2015-10-15 2018-03-27 Honeywell International Inc. Long term evolution (LTE) air to ground communication enhancements associated with uplink synchronization
CN105307284B (zh) * 2015-11-30 2019-01-11 东莞酷派软件技术有限公司 一种随机接入方法及用户设备
KR102482873B1 (ko) * 2015-12-08 2022-12-28 광동 오포 모바일 텔레커뮤니케이션즈 코포레이션 리미티드 연결 확립 방법 및 장치
WO2017155239A2 (ko) * 2016-03-11 2017-09-14 엘지전자 주식회사 임의 접속 채널 신호 전송 방법 및 사용자기기와, 임의 접속 채널 신호 수신 방법 및 기지국
CN109076602B (zh) * 2016-04-07 2022-07-05 瑞典爱立信有限公司 无线电网络节点、无线设备和其中执行的方法
PL3855856T3 (pl) * 2016-09-30 2023-01-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Sposób losowego dostępu dla pracy z wielokrotną numerologią
CN117062227A (zh) * 2016-11-04 2023-11-14 中兴通讯股份有限公司 无线通信方法、设备、节点以及计算机可读程序存储介质
CN108024359B (zh) * 2016-11-04 2022-01-14 华为技术有限公司 上行接入方法、基站和用户设备
CN109891965B (zh) * 2016-12-23 2023-05-02 富士通株式会社 上行传输控制方法及其装置、通信系统
EP3566532B1 (en) 2017-01-05 2022-08-24 Zte Wistron Telecom Ab Random access configurations
JP6889468B2 (ja) * 2017-01-25 2021-06-18 国立研究開発法人情報通信研究機構 通信資源の同時共用が可能なセンサデバイス用通信システム
JP7039610B2 (ja) * 2017-03-20 2022-03-22 オッポ広東移動通信有限公司 システム情報を伝送する方法、基地局及び端末
CN108633101B (zh) 2017-03-24 2021-01-12 华为技术有限公司 一种通信方法及装置
WO2018227464A1 (en) 2017-06-15 2018-12-20 Motorola Mobility Llc Transmitting a beam recovery request
CN109152029B (zh) * 2017-06-16 2024-04-16 华为技术有限公司 一种通信方法、网络设备及用户设备
US10708955B2 (en) * 2017-06-23 2020-07-07 Qualcomm Incorporated Techniques and apparatuses for supplementary uplink random access configuration
KR102305906B1 (ko) 2017-08-10 2021-09-28 삼성전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 상향링크 전송 방법 및 장치
CN108401529B (zh) * 2017-08-11 2022-02-22 北京小米移动软件有限公司 系统消息获取方法和装置、系统消息传输方法和装置
EP3682707A4 (en) 2017-09-11 2020-12-16 Apple Inc. CONFIGURATION OF THE FORMAT OF A PHYSICAL RANDOM ACCESS CHANNEL (PRACH)
US11044756B2 (en) * 2017-10-09 2021-06-22 Qualcomm Incorporated Supplementary uplink random access channel procedures
CN113543179A (zh) * 2017-11-16 2021-10-22 维沃移动通信有限公司 非连接态测量方法、终端及基站
WO2019140546A1 (en) 2018-01-16 2019-07-25 Zte Corporation System and method for performing a random access procedure
US11284437B2 (en) 2018-02-23 2022-03-22 Apple Inc. On-demand system information request procedures for new radio (NR)
CN110324909A (zh) * 2018-03-29 2019-10-11 维沃移动通信有限公司 上行信号传输方法及用户设备
US11528674B2 (en) * 2018-08-24 2022-12-13 Ntt Docomo, Inc. Control device and control method
CN112806066B (zh) * 2018-09-26 2022-04-22 华为技术有限公司 使用辅助上行进行通信的系统和方法
CN111082906B (zh) * 2018-10-22 2022-04-26 成都鼎桥通信技术有限公司 一种特殊小区的prach配置方法和设备
WO2020092059A1 (en) 2018-10-30 2020-05-07 Idac Holdings, Inc. Methods, apparatus, systems and procedures for distance dependent random access channel (rach) preamble selection in non-terrestrial networks (ntns)
US10973022B1 (en) * 2018-11-27 2021-04-06 Sprint Spectrum L.P. Mitigating inter-cell interference via guard period adjustment
EP3925381A1 (en) * 2019-02-14 2021-12-22 Sony Group Corporation Communications device, infrastructure equipment and methods
CN111726883B (zh) * 2019-03-19 2023-03-28 华为技术有限公司 随机接入方法及相关装置
WO2020227858A1 (en) * 2019-05-10 2020-11-19 Qualcomm Incorporated Supporting random access type selection by a user equipment
JPWO2021152865A1 (ja) * 2020-01-31 2021-08-05
US11576214B2 (en) * 2020-03-25 2023-02-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for enhanced PRACH preamble
US20240014988A1 (en) * 2020-11-20 2024-01-11 Ntt Docomo, Inc. Terminal
US11683841B2 (en) * 2020-11-24 2023-06-20 Sprint Spectrum Llc Dynamic control of PRACH format based on RRC-connection-establishment-failure history

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1838126B1 (en) * 2005-05-04 2009-09-09 Samsung Electronics Co., Ltd Method and apparatus for reporting inter-frequency measurement using RACH message in a mobile communicaiton system
US8559362B2 (en) 2005-11-04 2013-10-15 Lg Electronics Inc. Random access channel hopping for frequency division multiplexing access systems
WO2007074841A1 (ja) * 2005-12-28 2007-07-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線送信装置及び無線送信方法
US8457076B2 (en) * 2006-01-20 2013-06-04 Lg-Ericsson Co., Ltd. Apparatus and method for transmitting and receiving a RACH signal in SC-FDMA system
JP4431176B2 (ja) 2006-02-10 2010-03-10 パナソニック株式会社 無線送信装置及び無線送信方法
ES2418156T3 (es) * 2006-09-11 2013-08-12 Lg Electronics Inc. Método para transmitir y recibir señales basado en esquema de acceso segmentado y método para asignar secuencia para el mismo
CN101883440B (zh) * 2006-10-31 2014-05-28 夏普株式会社 通信处理方法、通信系统、基站以及移动站
WO2008081531A1 (ja) 2006-12-28 2008-07-10 Fujitsu Limited 無線通信システム及び基地局並びにランダムアクセスチャネル送信方法
US20090023448A1 (en) * 2007-02-21 2009-01-22 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for inter-system handover
US8000306B2 (en) * 2007-04-27 2011-08-16 Alcatel Lucent Random access channel message format for an extended range wireless communication system
US9380503B2 (en) * 2007-04-30 2016-06-28 Google Technology Holdings LLC Method and apparatus for handover in a wireless communication system
US20090042582A1 (en) * 2007-08-10 2009-02-12 Interdigital Patent Holdings Inc. Method and apparatus for lte rach channel resource selection and partitioning
US8446859B2 (en) * 2008-02-01 2013-05-21 Lg Electronics Inc. Method for controlling uplink load in cell— FACH state
CN101252775B (zh) * 2008-04-02 2013-06-05 中兴通讯股份有限公司 一种时分双工系统物理随机接入信道参数配置及指示方法
WO2009128642A2 (en) * 2008-04-14 2009-10-22 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for performing random access procedures
US8130667B2 (en) * 2008-09-19 2012-03-06 Texas Instruments Incorporated Preamble group selection in random access of wireless networks
KR101607336B1 (ko) * 2009-06-07 2016-03-30 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 rb 설정 방법 및 장치
US10090956B2 (en) * 2009-06-16 2018-10-02 Qualcomm Incorporated Mechanisms for information exchange across cells to facilitate reception in a heterogeneous network

Also Published As

Publication number Publication date
EP2462774A1 (en) 2012-06-13
JP2013501463A (ja) 2013-01-10
EP2462774B1 (en) 2020-04-29
ES2808252T3 (es) 2021-02-26
US20110039499A1 (en) 2011-02-17
HUE048979T2 (hu) 2020-08-28
KR101802340B1 (ko) 2017-11-28
CN102474884A (zh) 2012-05-23
KR20120089267A (ko) 2012-08-09
KR20150023943A (ko) 2015-03-05
US8644277B2 (en) 2014-02-04
CN102474884B (zh) 2015-04-08
TW201116131A (en) 2011-05-01
WO2011017281A1 (en) 2011-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5619895B2 (ja) ランダムアクセスチャネル構成の動的な選択
JP6798049B2 (ja) チャネルアウェアリソース割り振り
JP5705846B2 (ja) 低再使用プリアンブル
US10873972B2 (en) Method and equipment for channel sensing and signal transmission
KR101850081B1 (ko) Bssid 정보에 기초한 연기
WO2018126926A1 (zh) 信号传输方法和装置
KR102060163B1 (ko) 비허가된 라디오 주파수 스펙트럼 대역을 통해 채널 점유 식별자들을 송신 및 수신하기 위한 기술들
KR101808138B1 (ko) 송신 기회에 기초한 무선 통신 연기
KR101272815B1 (ko) 액세스 프로브에서의 우세 간섭기 표시
EP3292731B1 (en) Communication deferral policies in wlan to increase reuse
KR102041400B1 (ko) 레거시 반송파 타입들과 새로운 반송파 타입들 간의 공존
AU2013245908B2 (en) Multi-access scheme and signal structure for D2D communications
JP5931723B2 (ja) 受動分散要素の存在下でのポジショニング
JP6363074B2 (ja) 省エネルギーのための強化された新規キャリアタイプで通信すること
US20100074204A1 (en) Uplink hybrid automatic repeat request operation during random access
JP2018537923A (ja) 複数のトーンホッピング距離をもつ狭帯域prach
JP2012525802A (ja) マルチキャリア動作中の誤検出低減

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140303

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5619895

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250