JP2012525802A - マルチキャリア動作中の誤検出低減 - Google Patents

マルチキャリア動作中の誤検出低減 Download PDF

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多重コンポーネントキャリアが構成されるとき、ブラインド復号中に制御チャネルの誤検出を低減することを可能にするシステムおよび方法について説明する。UEは、複数のキャリア上の制御チャネルのブラインド検出を実行することができ、検出された各制御チャネルは、誤検出を低減するために検証され得る。一態様では、基準キャリアが選択され得、1つまたは複数の検出された制御チャネルは、1つの検出された制御チャネルが基準キャリア上にある限り、検証される。別の態様では、制御チャネルは、複数の制御チャネル検出が検証のために必要とされるようにバンドルされ得る。さらに、ブラインド復号中にUEにガイダンスを与え、ならびに検出の検証を与えるダミー制御チャネルが導入され得る。さらに、基準キャリア、バンドリング、および/またはダミー制御チャネルの様々な組合せが利用され得る。
【選択図】図1

Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、2009年4月30日に出願された「FALSE DETECTION REDUCTION IN MULTI-CARRIER OPERATION」と題する米国仮出願第61/174,439号の優先権を主張する。上述の米国仮出願は、本出願の譲受人に譲渡され、それらの全文が参照により本明細書に明確に組み込まれる。
以下の説明は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、複数のキャリアで構成されたワイヤレス通信システムにおいて制御チャネルの誤検出を低減することに関する。
ワイヤレス通信システムは、ボイス、データなど様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力、...)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどがある。さらに、これらのシステムは、third generation partnership project(3GPP)、3GPP2、高速パケットアクセス(HSPA)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、3GPP long−term evolution(LTE)、LTE Advanced(LTE−A)などの仕様に準拠することができる。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のモバイルデバイスのための通信を同時にサポートし得る。各モバイルデバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信し得る。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局からモバイルデバイスへの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)はモバイルデバイスから基地局への通信リンクを指す。
ワイヤレス通信の普及が引き続き進むにつれて、消費者は、追加の特徴およびより良いパフォーマンスを必要とする。そのような特徴は、高データレートを必要とすることがあり、高データレートは、ワイヤレス通信システムの限られた帯域幅、電力制約、および/または干渉制約内で確実に達成することは困難であり得る。無線機器(たとえば、送信機および受信機)の複雑さに対する大きい影響なしに帯域幅を増加する(たとえば、帯域幅を広げる)1つのオプションは、キャリアアグリゲーションを実装することである。キャリアアグリゲーションを用いて、多重コンポーネントキャリアは、全体的により広いシステム帯域幅を生じるようにアグリゲートまたはグループ化され得る。各コンポーネントキャリアは、制御チャネルおよびトラフィックチャネルをもつ完全なダウンリンクおよびアップリンクを含むことができる。したがって、各コンポーネントキャリアは、ワイヤレス通信技術の個々の展開のように見えることができる。
ワイヤレス通信デバイス(たとえば、基地局、モバイル端末など)は、多重コンポーネントキャリアを利用してデータを送信するように構成され得る。たとえば、基地局およびモバイル端末は、複数のキャリアのダウンリンク上でデータをそれぞれ送信および受信するように構成され得る。さらに、モバイル端末は、複数のアップリンクキャリア上で複数のアップリンク周波数を利用するように構成され得る。したがって、より高いデータレートおよびより大きい全体的なスループットが、機器の複雑さに対する大きい影響なしに達成され得る。
以下で、1つまたは複数の実施形態の基本的な理解を与えるために、そのような実施形態の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図される実施形態の包括的な概観ではなく、すべての実施形態の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての実施形態の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の実施形態のいくつかの概念を簡略化された形式で提示することである。
1つまたは複数の実施形態およびその対応する開示に従って、多重コンポーネントキャリアが構成されるとき、ブラインド復号中に制御チャネルの誤検出の低減を可能にすることに関して、様々な態様について説明する。UEは、複数のキャリア上の制御チャネルのブラインド検出を実行することができ、検出された各制御チャネルは、誤検出を低減するために検証され得る。一態様では、基準キャリアが選択され得、1つまたは複数の検出された制御チャネルは、1つの検出された制御チャネルが基準キャリア上にある限り、検証される。別の態様では、制御チャネルは、複数の制御チャネル検出が検証のために必要とされるようにバンドルされ得る。さらに、ブラインド復号中にUEにガイダンスを与え、ならびに検出の検証を与えるダミー制御チャネルが導入され得る。さらに、基準キャリア、バンドリング、および/またはダミー制御チャネルの様々な組合せが利用され得る。
関係する態様によれば、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つのコンポーネントキャリア上でブラインド検出を実行することであって、ブラインド検出が、少なくとも1つのコンポーネントキャリア上の制御チャネルを検出しようと試みる、実行することを含むことができる方法について、本明細書で説明する。さらに、本方法は、それぞれ各制御チャネル検出に関連する、制御チャネル検出の数とコンポーネントキャリア識別情報とを識別することを含むことができる。さらに、本方法は、制御チャネル検出の数またはコンポーネントキャリア識別情報のうちの少なくとも1つに基づいて、検出された制御チャネルを受け付けるべきかどうかを判断することを含むことができる。
別の態様は、ワイヤレス通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、複数のキャリア上でブラインド検出を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含むことができ、ブラインド検出が、複数のキャリア上の少なくとも1つの制御チャネルを検出するために複数の候補制御チャネルを復号しようと試みる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、制御チャネルが基準キャリア上で検出されるか、2つ以上の制御チャネルが非基準キャリア上で検出されるか、またはダミー制御チャネルが非ダミー制御チャネルとともに検出されるかのうちの少なくとも1つのとき、検出された制御チャネルを受け付けるように構成され得る。
さらに別の態様は、複数のキャリアのうちの少なくとも1つのキャリア上でブラインド検出を試みるための手段であって、ブラインド検出が、少なくとも1つのキャリア上の制御チャネルを検出しようと試みる、試みるための手段を含むことができる装置に関する。さらに、本装置は、検出された制御チャネルの数、制御チャネルが検出されたキャリア、または検出された制御チャネルのタイプのうちの少なくとも1つに基づいて有効な制御チャネルを識別するための手段を含むことができる。
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を備えることができるコンピュータプログラム製品に関する。本コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、複数のキャリア上でブラインド検出を実装させるためのコードであって、ブラインド検出が、複数のキャリア上の少なくとも1つの制御チャネルを検出するために複数の候補制御チャネルを復号しようと試みる、実装させるためのコードを含むことができる。さらに、本コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、制御チャネルが基準キャリア上で検出されるか、2つ以上の制御チャネルが非基準キャリア上で検出されるか、またはダミー制御チャネルが非ダミー制御チャネルとともに検出されるかのうちの少なくとも1つのとき、検出された制御チャネルを検証させるためのコードを含むことができる。
別の態様によれば、装置について説明する。本装置は、1つまたは複数のコンポーネントキャリア上の制御チャネルのブラインド検出を実行する検出モジュールを含むことができる。さらに、本装置は、1つまたは複数のコンポーネントキャリア上の検出された制御チャネルが有効な制御チャネルであるかどうかを判断する妥当性評価モジュールを含むことができる。
他の態様によれば、複数のキャリアのうちの1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム上にモバイルデバイスをスケジュールすることを含むことができる方法について説明する。さらに、本方法は、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成することを含むことができる。さらに、本方法は、ダウンリンク制御情報を1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム中の1つまたは複数の制御チャネルに組み込むことであって、ダウンリンク制御情報を組み込むことが、基準キャリア、制御チャネルバンドリング、またはダミー制御チャネルのうちの少なくとも1つを実装することを備える、組み込むことを含むことができる。
別の態様は、少なくとも1つのプロセッサを備えるワイヤレス通信態様に関し、本少なくとも1つのプロセッサは、複数のキャリアのうちの1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム上にモバイルデバイスをスケジュールするように構成され得る。本少なくとも1つのプロセッサは、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成するようにさらに構成され得る。さらに、本少なくとも1つのプロセッサは、基準キャリア、制御チャネルバンドリング、またはダミー制御チャネルのうちの少なくとも1つの実装を通して、ダウンリンク制御情報を1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム中の1つまたは複数の制御チャネルにマッピングするように構成され得る。
さらに別の態様は、複数のキャリアのうちの1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム上にモバイルデバイスをスケジュールするための手段を含むことができる装置に関する。本装置は、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成するための手段をさらに含むことができる。さらに、本装置は、ダウンリンク制御情報を1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム中の1つまたは複数の制御チャネルに組み込むための手段を含むことができ、ダウンリンク制御情報を組み込むための手段が、基準キャリア、制御チャネルバンドリング、またはダミー制御チャネルのうちの少なくとも1つを実装するための手段を備える。
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を備えることができるコンピュータプログラム製品に関する。本コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、複数のキャリアのうちの1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム上にモバイルデバイスをスケジュールさせるためのコードを含むことができる。さらに、本コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成させるためのコードを含むことができる。さらに、本コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、基準キャリア、制御チャネルバンドリング、またはダミー制御チャネルのうちの少なくとも1つの実装を通して、ダウンリンク制御情報を1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム中の1つまたは複数の制御チャネルにマッピングさせるためのコードを含むことができる。
別の態様によれば、スケジューリング情報をダウンリンク制御情報フォーマットに統合する制御チャネルモジュールを含むことができる装置について説明する。さらに、本装置は、第1のダウンリンク制御情報パケットを基準キャリアにマッピングする基準キャリアモジュールを含むことができる。さらに、本装置は、ダミー制御チャネルを与えるダミー生成モジュールを含むことができる。本装置は、2つ以上の制御チャネルを非基準キャリア上にグループ化するバンドリングモジュールをさらに含むことができる。
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の実施形態は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の実施形態のいくつかの例示的な態様を詳細に記載する。ただし、これらの態様は、様々な実施形態の原理を使用する様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、説明する実施形態は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
様々な態様による、マルチキャリア構成において制御チャネルの誤検出を低減することを可能にする例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 様々な態様による、ワイヤレス通信システムの物理リソースを示す例示的なリソース図。 様々な態様による、ワイヤレス通信システムの物理リソースの例示的な制御領域の図。 様々な態様による、ワイヤレス通信システムの物理リソースの例示的な制御領域の図。 様々な態様による、ワイヤレス通信システムの物理リソースの例示的な制御領域の図。 様々な態様による、マルチキャリア構成において制御チャネルの構成および送信を可能にする例示的なシステムの図。 様々な態様による、マルチキャリア構成において制御チャネルの検出を可能にする例示的なシステムの図。 様々な態様による、有効な制御チャネルを検出するための例示的な方法の図。 様々な態様による、基準キャリアに基づいて有効な制御チャネルを識別するための例示的な方法の図。 様々な態様による、バンドリングが採用されるときの有効な制御チャネルを検出するための例示的な方法の図。 様々な態様による、ダミーチャネルの識別を通して制御チャネルのブラインド検出を可能にする例示的な方法の図。 様々な態様による、有効な制御チャネルを検出するための例示的な方法の図。 様々な態様による、マルチキャリアシステムにおいてブラインド検出を実行するための例示的な方法の図。 様々な態様による、誤検出を低減するためにUEをスケジュールし、UEに制御情報を伝達するための例示的な方法の図。 様々な態様による、マルチキャリア構成において制御チャネルの誤検出を低減することを可能にする例示的な装置の図。 様々な態様による、マルチキャリア構成において制御チャネルの誤検出を低減することを可能にする例示的な装置の図。 本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得るワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得るワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書に記載の様々な態様による、ワイヤレス通信システムの図。 本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システムを示すブロック図。
次に、図面を参照しながら様々な実施形態について説明する。図面全体にわたって、同様の要素を指すのに同様の参照符号を使用する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の実施形態の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)実施形態は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることは明らかであろう。他の例では、1つまたは複数の実施形態の説明を円滑にするために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを指すものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方を構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置し、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、1つまたは複数のデータパケット(たとえば、ローカルシステム、分散システム内、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体の中の別の構成要素と信号を介して相互作用する1つの構成要素からのデータ)を有する信号によるなど、ローカルおよび/またはリモートプロセスを介して通信することができる。
さらに、本明細書ではワイヤレス端末および/または基地局に関する様々な態様について説明する。ワイヤレス端末は、ユーザにボイスおよび/またはデータ接続性を提供するデバイスを指すことができる。ワイヤレス端末は、ラップトップコンピュータまたはデスクトップコンピュータなどのコンピューティングデバイスに接続することができ、あるいは携帯情報端末(PDA)などの自蔵式デバイスとすることができる。ワイヤレス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、リモート局、アクセスポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることがある。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレスデバイス、セルラー電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスとすることができる。基地局(たとえば、アクセスポイント、ノードB、または進化型ノードB(eNB))は、1つまたは複数のセクタを通して、エアインターフェースを介してワイヤレス端末と通信する、アクセスネットワーク中のデバイスを指すことができる。基地局は、受信したエアインターフェースフレームをインターネットプロトコル(IP)パケットに変換することによって、ワイヤレス端末と、IPネットワークを含むことができるアクセスネットワークの残部との間のルータとして働くことができる。基地局はまた、エアインターフェースの属性の管理を調整する。
その上、本明細書で説明する様々な機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを担持または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)(BD)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書で説明する様々な技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、および他のそのようなシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに対して使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書ではしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、CDMA2000、高速パケットアクセス(HSPA)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)などの無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムはGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(WiFi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用する今度のリリースである。HSPA、HSDPA、HSUPA、UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、SAE、EPC、およびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。さらに、CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無資格スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含み得る。明快のために、WCDMA、HSPA、HSDPA、およびHSUPAに関連する用語が以下の説明において採用される。ただし、本明細書に添付される特許請求の範囲は、明示的にWCDMA、HSPA、HSDPA、およびHSUPAに限定されない限り、それらに限定されるものではないことを諒解されたい。
さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段の規定がない限り、または文脈から明白でない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然な包括的置換のいずれかを意味するものとする。すなわち、「XはAまたはBを使用する」という句は、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、またはXがAとBの両方を使用する場合のいずれによっても満たされる。さらに、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段の規定がない限り、または単数形を示すことが文脈から明白でない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈すべきである。
いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことができるシステムに関して、様々な態様を提示する。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことも、および/または各図に関連して論じるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含まないこともあることを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せも使用され得る。
次に図面を参照すると、図1に、様々な態様による、マルチキャリア構成において制御チャネルの誤検出を低減することを可能にする例示的なワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレスリンクを介して互いに通信するeノードB(eNB)110とユーザ機器(UE)120とを含む。一例では、eNB110は、マクロセルアクセスポイント、フェムトセルまたはピコセルアクセスポイント、ノードB、eノードB、基地局、モバイル基地局、その一部分、および/またはUEにワイヤレス通信ネットワークへのアクセスを与える実質的に任意のデバイスまたは装置などのアクセスポイントとすることができる。図1には、ただ1つのUE120およびeNB110を示しているが、システム100は、任意の数のUEおよび/またはeNBを含むことができることを諒解されたい。一態様によれば、eNB110は、順方向リンクチャネルまたはダウンリンクチャネルを介してUE120に情報を送信することができ、UE120は、逆方向リンクチャネルまたはアップリンクチャネルを介してeNB110に情報を送信することができる。システム100は、WCDMAワイヤレスネットワーク、OFDMAワイヤレスネットワーク、CDMAネットワーク、3GPP LTEまたはLTE−Aワイヤレスネットワーク、3GPP2 CDMA2000ネットワーク、EV−DOネットワーク、WiMAXネットワーク、HSPAネットワークなどにおいて動作することができることを諒解されたい。
一態様では、eNB110およびUE120は、多重コンポーネントキャリアを採用するように構成され得る。たとえば、eNB110およびUE120は、Nを1以上の整数として、キャリア1〜キャリアNで示される、複数のコンポーネントキャリア130を介して通信することができる。図1には2つのキャリアが示されているが、eNB110およびUE120は、単一のキャリア、2つのキャリア、3つのキャリアなどを用いて動作するように構成され得ることを諒解されたい。キャリア130の各キャリアは、完全な無線インターフェースをカプセル化することができる。たとえば、キャリア130の各々は、キャリア130がそれぞれ、限定はしないが、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)など、複数のダウンリンクおよびアップリンク論理、トランスポートおよび物理的チャネルを含むように、それぞれLTEまたはLTE−A無線インターフェースを含むことができる。したがって、UE120は、キャリア130のうちの1つを介して完全なワイヤレス通信サービスを受信することができる。さらに、キャリア130のうちの2つ以上の利用によって、より大きいデータレートが達成され得る。別の態様では、キャリア130のうちの1つは、UE120のアンカーキャリアに指定され得る。各コンポーネントキャリアは完全な無線インターフェースを含むことができるが、アンカーを指定することによりシステムオーバーヘッドを低減することができる。たとえば、各キャリアは、そのキャリアの動作をサポートするために制御シグナリングを含むことができ、アンカーキャリアは、システム全体をサポートする追加のシグナリング(たとえば、ページング信号、同期信号、システムブロードキャストなど)を搬送することができる。アンカーキャリアは、セル固有のものとする(たとえば、eNB110によってサービスされるすべてのUEが同じキャリアをアンカーに指定する)か、またはUE固有のものとする(たとえば、各UEが異種キャリアをアンカーに指定する)ことができることを諒解されたい。さらに、2つ以上のアンカーキャリアが各UEについて指定され得ることを諒解されたい。一例では、キャリア130は、LTE Release 8キャリアのアグリゲーションとすることができ、レガシーUEは、単一のコンポーネントキャリア(たとえば、アンカーキャリアまたは他のキャリア)を利用することができ、高度UEは、1つまたは複数の構成要素キャリアを採用することができる。
LTE Release 8と同様に、シングルキャリア構成では、eNB110は、UE120にPDCCHなどの制御チャネルを送信することができる。制御チャネルは、ダウンリンクスケジューリング割当て、アップリンクスケジューリング許可、電力制御コマンドなどのダウンリンク制御情報を含むことができる。制御チャネルは、UE120のための制御シグナリングを含むことができ、他の制御チャネルは、他のUEまたはUEのグループ(図示せず)のために送信され得る。したがって、複数の制御チャネルが所与の時間において送信され得る。制御チャネルの各制御情報ペイロードは、制御情報が対象とするUEの識別子によってスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)と連結され得る。たとえば、eNB110は、制御チャネルのペイロード(たとえば、制御情報)に基づいてCRCを生成することができ、CRCは、UE120に関連する識別子によってスクランブルされ得、UE120を対象とする制御チャネル中に含まれる制御情報にCRCをアタッチすることができる。受信時に、UE120は、制御チャネルが有効であるどうかを確認するために、制御チャネルのCRCをその識別情報と照合することができる。
図2を手短に参照すると、ダウンリンクのためのワイヤレス通信システム帯域幅の一部分200が示されている。帯域幅の一部分200は、リソースブロック202など、複数のリソースブロックを含むことができる。リソースブロック202は、時間次元においては1つのサブフレームまたは2つのスロットにわたり、周波数次元においては12個のサブキャリアにわたることができる。巡回プレフィックスのサイズに応じて、リソースブロック202は、最高14個の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを含むことができる。スロットは、それぞれ7つのシンボルを含むことができる。特定のサブキャリアにおける1つのOFDMシンボルがリソース要素と見なされる。
図2に示すように、リソースブロック202は、制御領域204とデータ領域206とに分割され得る。制御領域204は、サブフレーム中で制御情報を搬送するために利用されるリソース要素を含み、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を通して指定されるように、(たとえば、大きいシステム帯域幅の場合)1つ、2つ、または3つのOFDMシンボルにわたるか、または(たとえば、10個以下のリソースブロックを有する小さい帯域幅の場合)2つ、3つ、または4つのOFDMシンボルにわたることができる。一態様では、制御チャネル(たとえば、PDCCH)は、1つまたは複数のUEに送信されるべきリソースブロック202(またはいずれかの他のリソースブロック)の制御領域204にマッピングされ得る。データ領域206中に含まれるリソース要素は、ダウンリンクユーザデータを搬送するためにPDSCHなどのデータチャネルによって利用され得る。
一態様では、制御チャネルまたはPDCCHは、1つまたは複数の制御チャネル要素(CCE)から構成され得る。CCEは、複数のリソース要素を備えることができる。たとえば、1つのCCEは、36個のリソース要素のセットを含むことができるが、異なるサイズのCCEが採用され得ることを諒解されたい。制御チャネル当たりのCCEの数はアグリゲーションレベルに依存する。一態様では、利用可能なアグリゲーションレベルのセットが制限され得る。たとえば、可能なアグリゲーションレベルは、制御チャネル当たり1つ、2つ、4つ、または8つのCCEとすることができる。ただし、他のアグリゲーションレベルが利用され得ることを諒解されたい。
制御チャネルのフォーマットは、変動することができ、概して、サブフレームの受信より前に知られない。したがって、UEは、制御チャネルのフォーマットをブラインド検出する。一例では、UEは、制御チャネル情報を発見するためにCCEの様々なグルーピングを復号しようと試みる。UEの複雑さを低減するために、探索空間が定義され得る。図3を参照すると、制御領域300が示されている。制御領域300は、リソースブロック202の制御領域204と同様であり得ることを諒解されたい。しかしながら、一態様では、制御領域300は、キャリアのシステム帯域幅全体にわたることができる。制御領域300は、制御チャネルを形成するためにアグリゲートされ得る複数のCCEを含む。図3には、(CCE0からCCE31までインデックス付けされた)32個のCCEを有する制御領域300が示されているが、異なる数のCCEが制御チャネルのために利用可能であり得ることを諒解されたい。一例では、利用可能なCCEの数は、制御領域のサイズ(たとえば、1つ、2つ、または3つのシンボル)、セル帯域幅、ダウンリンクアンテナポートの数、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)によって占有されるリソース量などに依存し得る。
制御領域300は、共通探索空間とUE固有探索空間とに区分され得る。共通探索空間は、セル内のあらゆるUEによって監視される。UE固有探索空間は単一のUEによって監視され、したがって、複数のUE固有探索空間がセル内のUEの数に基づいて定義され得る。制御300の別個の一部分として示されているが、共通探索空間とUE固有探索空間とは重複することができる。さらに、複数の重複するUE固有探索空間がUEごとに構成され得、各探索空間は異なるアグリゲーションレベルに関連付けられる。図3には、CCE0において開始する共通探索空間と、CCE16において開始するUE固有探索空間とが示されているが、それぞれの探索空間の開始インデックスは別のCCEインデックスとすることができることを諒解されたい。
図4に、共通探索空間内の、UEが復号しようと試みる制御チャネル候補を示す。共通探索空間内では、アグリゲーションレベル4とアグリゲーションレベル8との2つのアグリゲーションレベルがあり得る。したがって、共通探索空間内では、制御チャネルは、4つのCCEおよび/または8つのCCEを含むことができる。共通探索空間は16個のCCEを含むことができるので、共通探索空間は、それぞれ8つのCCEからなる2つの候補(たとえば、C5およびC6)と、それぞれ4つのCCEからなる4つの候補(たとえば、C1〜C4)とを含む。
図5に、UE固有探索空間内の制御チャネル候補を示す。UE固有探索空間では、4つのアグリゲーションレベル、すなわち、アグリゲーションレベル1、2、4、および8が利用可能である。アグリゲーションレベルごとに、UEは、異なるサイズを有する異なる探索空間で構成され得る。図5には、各探索空間が同じ開始CCEインデックスを共有するものとして示されているが、異なる開始インデックスが異なるアグリゲーションレベル(たとえば、探索空間)に関連付けられ得ることを諒解されたい。さらに、探索空間の開始インデックスは、図4に関して上記で説明した共通探索空間に重複することができることを諒解されたい。アグリゲーションレベル1の場合、6つのCCEからなる探索空間が構成され得、その結果、6つの候補制御チャネル(たとえば、C1〜C6)が生じる。アグリゲーションレベル2の場合、12個のCCEからなる探索空間が構成され得る。この探索空間内で、それぞれ2つのCCEを有する6つの候補(C7〜C12)が復号され得る。アグリゲーションレベル4および8の場合、それぞれ8つおよび16個からなる探索空間が構成され得る。これらの探索空間内で、それぞれ2つの候補(たとえば、アグリゲーションレベル4の場合はC13および14、アグリゲーションレベル8の場合はC15およびC16)がブラインド復号され得る。
図4および図5に示すように、1つの例示的な設計による、UEが、対象とされる制御チャネルを探索するときに復号することを試みることができる、22個の候補制御チャネルがある。ただし、UEは、特定のダウンリンクおよび/またはアップリンク送信モードを利用するように構成され得、各送信モードは、異なるサイズの2つの制御チャネルフォーマットに関連付けられ得る。したがって、UEは、候補制御チャネルを復号しようと2回試み、構成された送信モードに関連付けられた制御チャネルフォーマットのうちの1つに従って候補を復号しようと毎回試みる。一例では、UE120は、サブフレームごとに44回のブラインド検出を試み、構成された制御チャネルフォーマットごとに22回の検出を試みることができる。別の態様では、UE120は、2つ以上の送信モードを用いて動作するように構成され得、したがって、追加の制御チャネルフォーマットを監視することができる。したがって、検出の数は、追加の送信モードが構成されるにつれて直線的に増加し得る。
一態様では、UE120は、複数の識別情報(たとえば、無線ネットワーク一時識別子(RNTI))を割り当てられ得、制御チャネルは16ビットCRCによって保護され得る。したがって、1つのサブフレームにおけるUE120についての誤検出確率(たとえば、UE120が、別のユーザを対象とする制御チャネルを検出する確率)は、約44*2/216または0.13%(約1/750)となる。上記で説明したように、UE120は、多重コンポーネントキャリアを採用するように構成され得る。一例では、UE120は、5つのコンポーネントキャリアを監視することができる。各キャリアが、そのキャリア上にスケジュールされたユーザに制御シグナリングを与える、個々の制御シグナリングの下では、ブラインド制御チャネル検出の数は、たとえば、220個まで増加し得る。ブラインド検出の増加とともに、誤検出確率も0.67%に増加し得る。フォールスアラーム確率は、UE120によるプルーニング動作の実装を通して低減され得る。たとえば、適用可能な場合は、ゼロパディングが利用され得る。別の例では、UE120は、無効なリソース割振りサイズをもつ制御チャネルをなくすことができる。ブラインド検出の数を低減することによっておよび/または場合によっては他の特性を介して候補をなくすことによってフォールスアラームをさらに低減するために、他の動作も実行され得ることを諒解されたい。
より詳細には、合計5つのコンポーネントキャリアをサポートする、K人のアクティブユーザをもつシステムについて考える。平均して、各アクティブユーザは、M個のコンポーネントキャリアを監視し、L個のサブフレームごとに制御チャネルを復号しようと試みる。したがって、所与のサブフレームにおいて、制御チャネル検出を試みるUEの平均数は、約K/L個とすることができる。さらに、UEがコンポーネントキャリアにスケジュールしている確率を示す確率pが定義され得る。サブフレームごとに25個のUEがスケジューリングのために利用可能であり、確率pが0.25である一例では、サブフレームごとにスケジュールされるUEは平均して6.25個である。したがって、各サブフレームにおける、コンポーネントキャリアごとの誤検出の数は、次式によって与え得る。
((1−p)*M*K)/(5*750*L) (数式1)
K=625、L=5、M=3、およびp=0.25である具体的な例によれば、キャリアごとのサブフレームごとの誤検出は平均して0.025個であり、これは、平均してキャリア帯域幅の0.83%が阻止されることに対応する。監視されるコンポーネントキャリアの数Mが増加するにつれて、誤検出の数ならびに阻止される帯域幅の割合も増加する。
図1を続けると、システム100は、多重コンポーネントキャリアが構成されるとき、誤検出の低減を可能にすることができる。eNB110は、無線リソース制御(RRC)モジュール112と、(1つまたは複数の)スケジューラ114と、物理レイヤモジュール116とを含むことができる。RRCモジュール112は、RRCプロトコルレイヤの様々な機能を実装することができる。たとえば、RRCモジュール112は、システム情報のブロードキャスト、結合制御、ページング、接続の確立および構成、サービス品質(QoS)制御、無線リンク障害回復、および/または他の同様の機能を制御することができる。さらに、RRCモジュール112は、UE120が監視するコンポーネントキャリアを活動化/非活動化すること、誤検出低減を可能にする構成パラメータを確立すること、および/または誤検出低減モードを選択することを行うことができる。
スケジューラ114は、リンク(たとえば、ダウンリンクまたはアップリンク)上のリソースをUE120(および/またはeNB110によってサービスされるいずれかの他のUE(図示せず))に割り振ることができる。スケジューラ114は、UE120に関連付けられたデータを搬送することを目的とする1つまたは複数のサブフレーム上のリソースブロックを選択することができる。一態様では、キャリア130は、eNB110が、各々が特定のキャリアに関連付けられた複数のスケジューラ114を含むように、個々にスケジュールされ得る。別の態様では、キャリア130は、スケジューラ114によって一緒にスケジュールされ得る。
物理レイヤモジュール116は、eNB110の物理レイヤ機能を実装することができる。たとえば、物理レイヤモジュール116は、データパケットにCRCをアタッチすること、データパケットを符号化すること、符号化されたデータパケットを信号に変調すること、アンテナマッピングを実行すること、および/またはワイヤレスリンクを介した送信のために信号をリソース要素にマッピングすることを行うことができる。物理レイヤモジュール116は、そのような符号化機能、変調機能、および送信機能をトランスポートチャネルの形態で高位レイヤ(たとえば、媒体アクセス制御、無線リンク制御など)に与えることができる。1つまたは複数のトランスポートブロックに変換されるデータパケット(たとえば、インターネットプロトコル(IP)パケット)が、物理レイヤモジュール116による処理および送信のためにトランスポートチャネルに追加され得る。
さらに、物理レイヤモジュール116は、物理的信号(たとえば、基準信号)ならびに制御シグナリング(たとえば、ダウンリンク制御情報など)を管理することができる。一例では、物理レイヤモジュール116は、スケジューラ114によって与えられるスケジューリング情報を含む制御情報を生成することができる。物理レイヤモジュール116は、UE120または制御情報が対象とする別のUEのRNTIによってスクランブルされたCRCをアタッチし、アタッチされたCRCで制御情報を符号化することができる。符号化制御情報は、CCEにアグリゲートされ、変調され、キャリア130のうちの1つ上で送信され得る。
UE120は、RRCモジュール122と物理レイヤモジュール124とを含むことができる。RRCモジュール122は、eNB110からRRCシグナリングおよび/または構成メッセージを受信することができる。構成メッセージは、構成パラメータ、ならびにコンポーネントキャリアを活動化/非活動化する、誤検出低減モードを選択するなどのコマンドを含むことができる。物理レイヤモジュール124は、ワイヤレスリンクを介して受信された信号を復調し、復号することができる。さらに、物理レイヤモジュール124は、サブフレーム中で制御チャネルのブラインド検出を実行することができる。たとえば、物理レイヤモジュール124は、サブフレームを受信すると、上記で説明したように共通探索空間および1つまたは複数のUE固有探索空間中の制御チャネル候補を復号しようと試みることができる。具体的には、物理レイヤモジュール124は、候補制御チャネルを復号しようと試み、CRCをUE120の識別情報と照合する。一致が生じた場合、UE120は、それがスケジュールされており、検出された制御チャネルが必要な制御情報を含んでいると仮定する。物理レイヤモジュール124が検出しようと試みる候補の数を仮定すれば、UE120は、別のユーザを対象とする制御チャネルを検出する誤検出の確率が存在する。より多くのコンポーネントキャリアが活動化され、構成されるにつれて、誤検出の確率は増加し得る。一例では、キャリア130の各コンポーネントキャリアは、シングルキャリアレガシーUEとの後方互換性を維持することができる。したがって、制御チャネル構造、探索、およびブラインド検出は、レガシー設計に従うことができる。
ダウンリンク制御情報の変更なしに、または探索空間とアグリゲーションレベルとを制限することなしに誤検出を低減するために、eNB110およびUE120は、複数のキャリアがそれらの間に構成されるとき、基準キャリアを採用することができる。多重コンポーネントキャリア130で構成されたUE120は基準キャリアに指定され得る。基準キャリアは、半静的とすることができ、RRCモジュール112および122を介して構成され得る。別の態様では、基準キャリアは動的に選択され得る。ダウンリンクサブフレームを受信すると、UE120の物理レイヤモジュール124は、基準キャリア上でブラインド検出を開始することができる。制御チャネルが検出された場合、物理レイヤモジュール124は、残りのキャリア上でブラインド検出を続けることができる。基準キャリア上で制御チャネルが検出されなかった場合、UE120は、それがスケジュールされていないと仮定し、ブラインド検出を停止する。したがって、スケジューラ114と物理レイヤモジュール116は、UE120をスケジュールするために、制御情報がUE120に関連付けられた基準キャリア上に少なくとも含まれるように協調する。
別の態様では、eNB110およびUE120は、誤検出を低減するために制御チャネルバンドリングを利用することができる。以下で説明するように、制御チャネルバンドリングは、基準キャリアおよび/または他の好適な誤検出低減方式と協働して採用され得る。UE120は、サブフレームが受信されたとき、1つまたは複数のキャリア上でブラインド検出を実行することができる。UE120が単一の制御チャネルを検出したとき、UE120は、それがサブフレーム上にスケジュールされていないと仮定する。しかしながら、UE120は、2つ以上のチャネルが検出されたとき、検出された制御チャネルを受け付けることができる。別の例では、制御チャネルバンドリングは、制御チャネルが基準キャリア上にあるとき、単一の制御チャネルが有効として受け付けられるように、基準キャリア動作を補完することができる。したがって、スケジューラ114は、UE120のためのデータを含んでいるサブフレーム中の少なくとも2つのキャリア上にUE120をスケジュールする。
誤検出を低減するために採用され得る別の態様は、ダミー制御チャネルに関する。ダミー制御チャネルは、スケジューリング情報を搬送しない制御チャネルとすることができる。ダミー制御チャネルは、制御検出が有効であることをUE120に示すために参照機構または検証機構として利用され得る。この手法の下で、UE120の物理レイヤモジュール124は、サブフレーム中の制御チャネルを復号しようと試みることができる。詳細には、物理レイヤモジュール124は、ダミー制御チャネルを検出するために、共通空間および/またはUE固有探索空間中の制御チャネル候補を評価することができる。ダミー制御チャネルが検出されなかった場合、UE120は、それがサブフレーム上にスケジュールされていないと仮定する。しかしながら、ダミー制御チャネルが検出されたとき、UE120は、それがスケジュールされていると仮定し、キャリア130のうちの1つ上の有効な制御チャネルを発見するためにブラインド検出を続ける。一例によれば、eNB110は、スケジューラ114がサブフレーム上にUE120をスケジュールしたときはいつでも、サブフレーム中の有効な制御チャネルとともにダミー制御チャネルを含むことができる。
以下で説明するように、eNB110およびUE120は、誤検出を低減するために、基準キャリア、制御チャネルバンドリング、および/またはダミー制御チャネルの組合せを採用することができる。さらに、上記の誤検出低減機構についてLTE−Aに関して説明したが、3GPP LTE、UMTS、CDMA、CDMA2000、HSPA、WCDMA、WiMAX、WiFi、および/または他の技術は、制御チャネル受信を改善するために、本明細書で説明する概念を利用することができることを諒解されたい。
図6を参照すると、様々な態様による、マルチキャリア構成において制御チャネルの構成および送信を可能にするシステム600が示されている。システム600は、複数のコンポーネントキャリア130を介して通信するeNB110とUE120とを含むことができる。eNB110は、UE120による誤制御チャネル検出が低減されるように、キャリア130のうちの1つまたは複数上でUE120を対象とする制御チャネルを構成し、送信することができる。
eNB110は、物理レイヤモジュール116によって実装される物理レイヤなどの下位レイヤを構成し、制御することができるRRCモジュール112を含むことができる。eNB110は、1つまたは複数のキャリア130の1つまたは複数のサブフレーム上でリソースをUE120に割り振るスケジューラ114をさらに含むことができる。RRCモジュール112は、UE120によって監視されるコンポーネントキャリアを活動化および/または非活動化するキャリア構成モジュール602を含むことができる。さらに、キャリア構成モジュール602は、複数のキャリア130のコンポーネントキャリアを、誤検出低減機構中で採用可能な基準キャリアに指定することができる。基準キャリアは、RRC構成メッセージを介して半静的に構成され得る。基準キャリアは、セル固有とすることも(たとえば、セル内のすべてのUEが、同じ基準キャリアを採用する)、またはUE固有とすることもできる(たとえば、各UEが、異なる基準キャリアを採用することができる)。キャリア構成モジュール602は、様々な技法を通してUE120のための基準キャリアを選択することができる。たとえば、基準キャリアとして指定すべきキャリアを選択するハッシング関数が採用され得、ハッシング関数は、UE識別情報(たとえば、RNTI)、セル識別子、サブフレーム番号、システムフレーム番号、ハイブリッドARQプロセス番号などに基づいて基準キャリアを識別することができる。別の例では、キャリア構成モジュール602は、所定の時間量および/または所定の数のサブフレーム後に基準キャリアを決定論的に循環させる。たとえば、UE120によって監視されるC個のコンポーネントキャリアがあるとすれば、各キャリアが、C個のサブフレームごとに基準キャリアになり得る。以下で説明するように、基準キャリアはまた、UE120によって動的に選択され得、したがって、RRCシグナリングの必要なしにUE120とeNB110とによって確立され得る。
RRCモジュール112は、物理レイヤモジュール116のダウンリンク制御シグナリングを構成し、制御するシグナリング構成モジュール602をさらに含むことができる。一態様では、シグナリング構成モジュール602は、誤検出低減モード(たとえば、基準キャリア、ダミー制御チャネル、制御チャネルバンドリング、またはそれらの組合せ)を選択することができる。一例によれば、誤検出低減モードは、eNB110によってサービスされるあらゆるUEが同じモードを利用するように、セル固有とすることができる。ただし、このモードは、各UEが異なるモードを採用するように構成され得るように、UE固有とすることができることを諒解されたい。UE固有の構成は、UEカテゴリー、UE優先クラス、UE用に構成されたキャリアの数などに基づくことができる。一例では、1つまたは2つのキャリアが構成されたUEは、5つのコンポーネントキャリアが構成されたUEとは異なる低減機構を利用することができる。
スケジューラ114は、シグナリング構成モジュール604によって生成されたシグナリング構成制約に従ってサブフレーム上にUE120をスケジュールすることができる。さらに、物理レイヤモジュール116は、シグナリング構成モジュール604によって確立される少なくとも1つの構成パラメータに基づいて、サブフレーム上の1つまたは複数の制御チャネルに制御情報と多重制御情報とを生成することができる。物理レイヤモジュール116は、スケジューリング情報(たとえば、ダウンリンクおよび/またはアップリンクスケジュール割当て)および/または他の制御情報をダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに統合する制御チャネルモジュール606を含むことができる。さらに、制御チャネルモジュール606は、CRCをDCIパケットにアタッチすることができる。CRCは、DCIパケットが対象とする、UE120の識別情報(たとえば、RNTI)によってスクランブルされ得る。さらに、制御チャネルモジュール606は、サブフレームのアグリゲーションレベルに従ってDCIパケットを1つまたは複数のCCEにマッピングすることができる。
基準キャリア動作をサポートするために、物理レイヤモジュール116は、UE120を対象とする少なくとも1つのDCIパケットを構成された基準キャリア上の制御キャリアにマッピングする基準キャリアモジュール608を含むことができる。上記で説明したように、基準キャリアが採用されたとき、UE120が制御チャネルを検出し、受け付けることを保証するために、制御チャネルが基準キャリアにマッピングされなければならない。追加の制御チャネルは、第1の制御チャネルが基準キャリア上で送信される限り、他のキャリアにマッピングされ得る。
バンドリングをサポートするために、物理レイヤモジュール116はバンドリングモジュール610を含むことができる。バンドリングモジュールは、UE120のための制御チャネルが複数のキャリアのサブフレームについて2つ以上のセットにグループ化されることを保証する。別の態様では、物理レイヤモジュール116は、スケジューリング情報を含まないが、UE120に参照または検証を与えるダミー制御チャネルを与えるダミー生成モジュール612を含むことができる。ダミー制御チャネルは、任意のコンポーネントキャリアから送信され得、実際の制御チャネルが送られるキャリア上に共存することができる。ダミー制御チャネルは、ダウンリンク用のダミー制御チャネルがアップリンク用のダミー制御チャネルとは異なるように、ダウンリンク送信用とアップリンク送信用とに区別され得る。一態様では、ダミー生成モジュール612によって生成されるダミー制御チャネルは、UE固有とすることができる(たとえば、単一のUEによって利用される)。たとえば、ダミー制御チャネルは、あるCCEレベル(たとえば、CCEインデックス)、DCIフォーマットに一致するサイズ、および/または固定ビットパターンを有することができる。ダミー制御チャネルは、UE120にガイダンスを与えることができるペイロード指定情報を含むこともできる。一例では、ペイロードは、UE120がスケジュールされるキャリアの総数を含むことができる。ダミー制御チャネルは、あるCCEレベル、サイズを有し、および/または共通RNTIで符号化されるセル固有とすることもできる(たとえば、いくつかのUEによって利用される)。共通ダミー制御チャネルのペイロードは、1つまたは複数のキャリアをもつサブフレーム上にスケジュールされるUEのセットを指定することができる。たとえば、ペイロードはビットマップを含むことができ、各ビットロケーションは、セルの特定のUEに対応し、ビット値は、この特定のUEが少なくとも1つのキャリア上にスケジュールされているかどうかを示す。ダミー制御チャネルの活動化/非活動化、ダミー制御チャネルがUE固有であるのかセル固有であるのか、ダミー制御チャネルの制御領域内のロケーション、および/または(たとえば、セル固有のダミー制御チャネルのための)ビットマップのビットロケーションなど、構成情報は、シグナリング構成モジュール604によって与えられ、RRCシグナリング、レイヤ2シグナリング、レイヤ1シグナリング、媒体アクセス制御(MAC)ペイロードなどを介してUE120にシグナリングされ得る。
さらにシステム600に示すように、eNB110は、RRCモジュール112の機能、シグナリング構成モジュール604、キャリア構成モジュール602、物理レイヤモジュール116、制御チャネルモジュール606、基準キャリアモジュール608、バンドリングモジュール610、ダミー生成モジュール612、および/またはeNB110の他の機能の一部または全部を実装するために利用され得る、プロセッサ614および/またはメモリ616を含むことができる。
次に図7を参照すると、様々な態様による、マルチキャリア構成において制御チャネルの検出を可能にするシステム700が示されている。システム700は、複数のコンポーネントキャリア130を介して通信するeNB110とUE120とを含むことができる。eNB110は、1つまたは複数のキャリア130上でUE120を対象とする制御チャネルを構成し、送信することができ、UE120は、UE120による誤制御チャネル検出が低減されるように、1つまたは複数の機構に従って1つまたは複数のキャリア130上で制御チャネルのブラインド検出を実行することができる。
UE120は、物理レイヤモジュール124によって実装される物理レイヤなどの下位レイヤを構成し、制御することができるRRCモジュール122を含むことができる。RRCモジュール122は、レイヤ3またはeNB110からのRRCシグナリングに基づいて監視されるコンポーネントキャリアを活動化および/または非活動化するキャリア構成モジュール702を含むことができる。さらに、キャリア構成モジュール702は、複数のキャリア130のコンポーネントキャリアを、誤検出低減機構中で採用可能な基準キャリアに指定することができる。基準キャリアは、RRC構成メッセージを介してeNB110によって半静的に選択され得、セル固有とすることも、UE固有とすることもできる。別の例では、キャリア構成モジュール702は、キャリア130の中から基準キャリアを動的に指定することができる。たとえば、キャリア構成モジュール702は、UE識別情報(たとえば、RNTI)、セルID、サブフレーム番号、システムフレーム番号、ハイブリッドARQプロセス番号などに基づいて基準キャリアを選択するハッシング関数を採用することができる別の例では、キャリア構成モジュール702は、基準キャリアを決定論的に循環させることができる。たとえば、UE120によって監視されるC個のコンポーネントキャリアがあるとすれば、各キャリアが、C個のサブフレームごとに基準キャリアとして指定され得る。
RRCモジュール122は、RRC構成メッセージを受信し、それに応じて物理レイヤモジュール124を構成および/または制御するシグナリング構成モジュール704をさらに含むことができる。特に、シグナリング構成モジュール704は、ダウンリンク制御情報シグナリングとサブフレーム中の制御チャネルのブラインド検出とに関係する構成情報を取得する。たとえば、構成情報は、誤検出低減モード(たとえば、基準キャリア、バンドリング、ダミー制御チャネル、またはそれらの組合せ)を指定することができる。
物理レイヤモジュール124は、1つまたは複数のキャリア130の特定のサブフレーム上で制御チャネルのブラインド検出を実行する検出モジュール706を含むことができる。一例では、検出モジュール706は、各キャリア上で、上記で説明したように候補制御チャネルを巡回することができる。各候補について、検出モジュール706は、候補を復号し、CRCをUE120の識別情報と照合することができる。CRC照合がパスした場合、検出モジュール706は制御チャネル検出を登録する。
物理レイヤモジュール124は、検出モジュール706によって登録された制御チャネル検出を検証する妥当性評価モジュール708をさらに含むことができる。妥当性評価モジュール708による検出された制御チャネルの受付けは、誤検出低減モードに従うことができる。一例では、構成された誤検出低減モードは基準キャリア機構とすることができる。この方式の下で、基準キャリアが指定される。妥当性評価モジュール708は、検出の少なくとも1つが基準キャリアに関連付けられている限り、すべての制御チャネル検出を受け付ける。
別の例では、制御チャネルバンドリングが構成され得る。制御チャネルバンドリングの場合、妥当性評価モジュール708は、2つ以上の制御チャネルが1つまたは複数のキャリア上で検出されたとき、検出された制御チャネルを受け付ける。バンドリングが基準キャリア動作を補完することができることを諒解されたい。たとえば、妥当性評価モジュール708は、検出のうちの少なくとも1つが基準キャリア上にあるとき、および/または2つ以上の検出が非基準キャリアに関連付けられているとき、制御チャネル検出を検証することができる。
別の態様によれば、ダミー制御チャネルが構成され得る。この低減モードの下で、妥当性評価モジュール708は、ダミー制御チャネルも検出されたとき、検出された制御チャネルを受け付ける。ダミー制御チャネルが基準キャリアを補完する場合、制御チャネルが基準キャリア上で復号されたとき、または制御チャネルが非基準キャリア上で復号され、ダミー制御チャネルもキャリア上で発見されたとき、妥当性評価モジュール708は検出を検証する。ダミー制御チャネルがバンドリングと協働して採用される構成では、妥当性評価モジュール708は、ダミー制御チャネルを含む2つ以上の制御チャネルが発見されたとき、検出された制御チャネルを受け付ける。別の例では、基準キャリア、バンドリング、およびダミー制御チャネルは、一緒に利用され得る。この例によれば、少なくとも1つの制御チャネルが基準キャリア上で発見されたとき、または(ダミー制御チャネルを含む)2つ以上の制御チャネルが非基準キャリア上で検出されたとき、妥当性評価モジュール708は検出された制御チャネルを検証する。
さらにシステム700に示すように、UE120は、RRCモジュール122の機能、シグナリング構成モジュール704、キャリア構成モジュール702、物理レイヤモジュール124、検出モジュール706、妥当性評価モジュール708、および/またはUE120の他の機能の一部または全部を実装するために利用され得る、プロセッサ710および/またはメモリ712を含むことができる。
図8〜図13を参照しながら、マルチキャリア構成において制御チャネルの誤検出の低減を可能にすることに関する方法について説明する。本方法は、上記で説明したシステム100、600、および/または700によって実装され得る。説明を簡単にするために、方法を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の実施形態によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、および/または他の行為と同時に行われるので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関連する状態または事象として代替的に表現できることを当業者ならば理解し、諒解するであろう。さらに、1つまたは複数の実施形態による方法を実施するために、図示のすべての行為が必要とされるわけではない。
図8を参照すると、様々な態様による、有効な制御チャネルを検出するための方法800が示されている。方法800は、たとえば、モバイルデバイスが1つまたは複数のコンポーネントキャリア上のサブフレーム中にスケジュールされているかどうかを判断するためにモバイルデバイスによって採用され得る。参照番号802において、複数のコンポーネントキャリア上で1つまたは複数の制御チャネルを検出するためにブラインド検出を実行する。ブラインド検出を実行する間に、共通探索空間および/またはUE固有探索空間中の制御チャネル候補のグループが復号され得る。CRC照合が一致した復号候補は、制御チャネル検出と見なされ得る。参照番号804において、検出された制御チャネルが有効であるのか無効であるのかを判断する。一例では、検出された制御チャネルの検証は、構成される誤検出低減モードに基づくことができる。たとえば、少なくとも1つの制御チャネルが基準キャリア上で検出されたとき、検出された制御チャネルは有効であると考えられ得る。別の態様では、2つ以上の制御が検出されたとき、検出された制御チャネルは受け付けられ得る。さらに、検証はダミー制御チャネルに基づくことができ、ダミー制御チャネルも検出されたとき、制御チャネルは受け付けられる。検出された制御チャネルが有効であるかどうかを判断するために上記で説明した手法の組合せが採用され得ることを諒解されたい。
図9を参照すると、様々な態様による、基準キャリアに基づいて有効な制御チャネルを識別することを可能にする方法900が示されている。方法900は、たとえば、誤検出を低減するために基準キャリアを利用するように構成されたモバイルデバイスによって採用され得る。方法900は、基準キャリア上で制御チャネルをブラインド検出する試みを行う参照番号902において開始することができる。参照番号904において、第1の制御チャネルが基準キャリア上で検出されたとき、残りのキャリア(たとえば、非基準キャリア)上でブラインド検出を試みる。第1の制御チャネルが基準キャリア上で検出されなかったとき、モバイルデバイスがスケジュールされていないと仮定され得る。第1の制御チャネルが検出されたとき、第1の制御チャネルと同様に、いずれかの他の制御チャネルも有効であると考えられる。
図10に、様々な態様による、バンドリングが採用されるときの有効な制御チャネルを検出するための方法1000を示す。参照番号1002において、1つまたは複数のキャリア上でブラインド検出を実行する。参照番号1004において、1つまたは複数のキャリア上で2つ以上の制御チャネルが検出されたとき、制御チャネルを受け付ける。一態様によれば、妥当性を達成することが検出された2つ以上の制御チャネルのうちの1つは、上記説明したようにダミー制御チャネルとすることができる。
次に図11を参照すると、様々な態様による、ダミーチャネルの識別を通して制御チャネルのブラインド検出を可能にする方法1100が示されている。方法100は、たとえば、ダミー制御チャネルを用いた誤検出低減を実装するように構成されたUEによって採用され得る。参照番号1102において、複数のコンポーネントキャリア上でブラインド検出を実行する。参照番号1104において、ダミー制御チャネルが検出されたかどうかを識別する。ダミー制御チャネルは、ダミー制御チャネルのロケーション、サイズ、および/または内容がセル全体にまたは特定のUEのみに知られるように、UE固有および/またはセル固有とすることができる。一態様では、ブラインド検出は、存在する場合はダミー制御チャネルが位置するであろうロケーションにおいて開始することができる。参照番号1106において、ダミー制御チャネルが識別されたとき、ブラインド検出を続ける。さらに、ダミー制御チャネル以外の、検出された制御チャネルが、有効な制御チャネルとして受け付けられ得る。
図12に、様々な態様による、有効な制御チャネルを検出するための方法1200を示す。方法1200は、たとえば、基準キャリアの補足として、ダミー制御チャネルを用いてまたは用いずに、制御チャネルバンドリングを利用するように構成されたUEによって実装され得る。参照番号1202において、基準キャリア上の制御チャネルのブラインド検出を試みる。参照番号1204において、残りの非基準キャリア上でブラインド検出を続ける。参照番号1206において、制御チャネルが基準キャリア上で検出されたとき、および/または2つ以上の制御チャネルが非基準キャリア上で検出されたとき、検出された制御チャネルを有効であるとして受け付ける。非基準キャリア上で検出された2つ以上の制御チャネルはすべて実際の制御チャネルとするか、またはダミー制御チャネルを含むことができることを諒解されたい。
図13を参照すると、様々な態様による、マルチキャリアシステムにおいてブラインド検出を実行するための方法1300が示されている。参照番号1302において、コンポーネントキャリアのセット中に含まれる基準キャリア上で制御チャネルのブラインド検出を実行する。参照番号1304において、制御チャネルが基準キャリア上で検出されたかどうかを判断する。制御チャネルが基準キャリア上で検出されなかったとき、方法1300は参照番号1306に進み、ダミー制御チャネルを検出するために、コンポーネントキャリアのセット中の他の非基準キャリア上でブラインド検出を続ける。参照番号1308において、ダミー制御チャネルが検出されたかどうかを判断する。1308においてはいの場合、または1304において制御チャネルが基準キャリア上で検出された場合、方法1300は参照番号1310に進み、残りのキャリア上および/または制御チャネル候補上でブラインド検出を続ける。さらに、参照番号1310において、検出された制御を有効であるとして受け付ける。参照番号1308において、ダミー制御チャネルが検出されなかった場合、方法1300は参照番号1312に進み、検出された制御チャネルを破棄する。
次に図14を参照すると、様々な態様による、誤検出を低減するためにUEをスケジュールし、UEに制御情報を伝達するための方法1400の図が示されている。方法1400は、たとえば、サービスされるUEが複数のコンポーネントキャリアを監視するように構成されているとき、誤検出を低減するために基地局によって採用され得る。参照番号1402において、1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム中に、複数のコンポーネントキャリアを監視するように構成されたUEをスケジュールする。参照番号1404において、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成する。別の態様では、ダミー制御チャネルをも生成する。参照番号1406において、ダウンリンク制御情報および/またはダミー制御チャネルを、1つまたは複数のコンポーネントキャリア上の、サブフレームの1つまたは複数の制御チャネルに組み込む。
UEをスケジュールすること、および/またはダウンリンク制御情報を制御チャネルに組み込むことは、採用される誤検出低減機構に依存し得る。たとえば、基準キャリアベースの手法が採用されたとき、基地局は、少なくとも基準キャリア上にUEをスケジュールし、基地局は、基準キャリア上に制御チャネルを組み込むことができる。そうでない場合、UEはスケジュールされない。バンドリング手法の下では、UEは、2つ以上の制御チャネルがサブフレーム中に含まれるように、2つ以上のキャリア上にスケジュールされる。ダミー制御チャネル手法が実装されたとき、ダミー制御チャネルが実際の制御チャネルと協働して生成され、送信される。したがって、ダミー制御チャネルは実際の制御チャネルを検証する。別の例では、手法の組合せが採用され得る。
本明細書で説明する1つまたは複数の態様によれば、基準キャリアとして指定されるべきキャリアを選択すること、誤検出低減モードを選択すること、ブラインド復号を実装すること、検出された制御チャネルを検証することなどに関して、推論を行うことができることを諒解されたい。本明細書で使用する「推論する」または「推論」という用語は、概して、事象および/またはデータを介して捕捉された観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態について推理する、またはその状態を推論するプロセスを指す。推論は、特定のコンテキストまたは動作を識別するために使用でき、あるいは、たとえば、状態の確率分布を生成することができる。推論は、確率的、すなわち、データおよび事象の考察に基づく当該の状態の確率分布の計算とすることができる。推論は、事象および/またはデータのセットからより高いレベルの事象を構成するために採用される技法を指すこともある。そのような推論から、イベントが時間的に緊切して相関するか否かにかかわらず、ならびにイベントおよびデータが1つまたは複数のイベントおよびデータの発生源に由来するかどうかにかかわらず、観測されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータのセットから新しいイベントまたはアクションが構成される。
次に図15を参照すると、マルチキャリア構成において制御チャネルの誤検出を低減することを可能にする装置1500が示されている。装置1500は機能ブロックを含むものとして表されており、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックとすることができることを諒解されたい。装置1500は、ユーザデバイス(たとえば、UE120)および/または任意の他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、複数のキャリアのうちの少なくとも1つのキャリア上でブラインド検出を試みるためのモジュール1502であって、ブラインド検出が、この少なくとも1つのキャリア上で制御チャネルを検出することを試みる、モジュール1502と、検出された制御チャネルの数、制御チャネルが検出されたキャリア、または検出された制御チャネルのタイプのうちの少なくとも1つに基づいて有効な制御チャネルを識別するためのモジュール1504と、複数のキャリアから基準キャリアを選択するための随意のモジュール1506であって、ブラインド検出がこの基準キャリア上で開始する、随意のモジュール1506と、ダミー制御チャネルを検出するための随意のモジュール1508とを含むことができる。
図16を参照すると、マルチキャリア構成において制御チャネルの誤検出を低減することを可能にする装置1600が示されている。装置1600は機能ブロックを含むものとして表されており、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックとすることができることを諒解されたい。装置1600は、基地局(たとえば、eNB110)および/または任意の他の好適なネットワークエンティティによって実装され得、複数のキャリアの1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム上にモバイルデバイスをスケジュールするためのモジュール1602と、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成するためのモジュール1604と、ダウンリンク制御情報を1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム中の1つまたは複数の制御チャネルに組み込むためのモジュール1606と、基準キャリア、制御チャネルバンドリング、またはダミー制御チャネルのうちの少なくとも1つを実装するための随意のモジュール1608とを含むことができる。さらに、装置1600は、少なくとも1つの制御チャネルを基準キャリアにマッピングするための随意のモジュール1610と、ダウンリンク制御情報を非基準キャリア上の2つ以上の制御チャネルにマッピングするための随意のモジュール1612と、ダミー制御チャネルを生成するための随意のモジュール1614と、ダミー制御チャネルをサブフレームにマッピングするための随意のモジュール1616とを含むことができる。
図17は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得る別のシステム1700のブロック図である。一例では、システム1700はモバイルデバイス1702を含む。図示のように、モバイルデバイス1702は、1つまたは複数のアンテナ1708を介して、1つまたは複数の基地局1704から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の基地局1704にその信号を送信することができる。さらに、モバイルデバイス1702は、(1つまたは複数の)アンテナ1708から情報を受信する受信機1710を備えることができる。一例では、受信機1710は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1712に動作可能に結合され得る。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ1714によって分析され得る。プロセッサ1714は、モバイルデバイス1702に関するデータおよび/またはプログラムコードを記憶することができるメモリ1716に結合され得る。モバイルデバイス1702はまた、送信機1720によって(1つまたは複数の)アンテナ1708を介して送信するために信号を多重化することができる変調器1718を含むことができる。
図18は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得るシステム1800のブロック図である。一例では、システム1800は、基地局または基地局1802を含む。図示のように、基地局1802は、1つまたは複数の受信(Rx)アンテナ1806を介して1つまたは複数のUE1804から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の送信(Tx)アンテナ1808を介して1つまたは複数のUE1804にその信号を送信することができる。さらに、基地局1802は、(1つまたは複数の)受信アンテナ1806から情報を受信する受信機1810を備えることができる。一例では、受信機1810は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1812に動作可能に結合され得る。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ1814によって分析され得る。プロセッサ1814は、コードクラスタ、アクセス端末割当て、それに関するルックアップテーブル、固有のスクランブル系列に関する情報、および/または他の好適なタイプの情報を記憶することができるメモリ1816に結合され得る。基地局1802はまた、送信機1820によって(1つまたは複数の)送信アンテナ1808を介して送信するために信号を多重化することができる変調器1818を含むことができる。
次に図19を参照すると、本明細書で提示する様々な実施形態によるワイヤレス通信システム1900が示されている。システム1900は、複数のアンテナグループを含むことができる基地局(たとえば、アクセスポイント)1902を備える。たとえば、1つのアンテナグループはアンテナ1904および1906を含み、別のグループはアンテナ1908および1910を備え、さらなるグループはアンテナ1912および1914を含むことができる。アンテナグループごとに2つのアンテナが示されているが、グループごとにより多いまたはより少ないアンテナを利用することができる。基地局1902は、さらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含むことができ、送信機チェーンおよび受信機チェーンの各々は、当業者なら諒解するように、信号送信および受信に関連する複数の構成要素(たとえば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えることができる。
基地局1902は、UE1916およびUE1922などの1つまたは複数のUEと通信することができるが、基地局1902は、UE1916および1922と同様の実質的にいかなる数のUEとも通信することができることを諒解されたい。UE1916および1922は、たとえば、セルラー電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/またはワイヤレス通信システム1900を介して通信するための他の何らかの適切なデバイスとすることができる。図示のように、UE1916は、アンテナ1912および1914と通信中であり、アンテナ1912および1914は、ダウンリンク1918上でUE1916に情報を送信し、アップリンク1920上でUE1916から情報を受信する。さらに、UE1922は、アンテナ1904および1906と通信中であり、アンテナ1904および1906は、ダウンリンク1924上でUE1922に情報を送信し、アップリンク1926上でUE1922から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、たとえば、ダウンリンク1918は、アップリンク1920によって使用される周波数帯とは異なる周波数帯を利用し、ダウンリンク1924は、アップリンク1926によって採用される周波数帯とは異なる周波数帯を採用することができる。さらに、時分割複信(TDD)システムでは、ダウンリンク1918およびアップリンク1920は共通の周波数帯を利用し、ダウンリンク1924およびアップリンク1926は共通の周波数帯を利用することができる。
アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するように指定されたエリアは、基地局1902のセクタと呼ばれることがある。たとえば、アンテナグループは、基地局1902によってカバーされるエリアのセクタ内のUEと通信するように設計され得る。ダウンリンク1918および1924を介した通信では、基地局1902の送信アンテナは、UE1916および1922についてのダウンリンク1918および1924の信号対雑音比を向上させるためにビームフォーミングを利用することができる。また、基地局1902は、ビームフォーミングを利用して、関連するカバレージにわたってランダムに散在するUE1916および1922に送信するが、基地局が単一のアンテナを介してその基地局のすべてのUEに送信する場合と比較して、隣接セル中のアクセス端末は干渉を受けにくい。さらに、UE1916および1922は、ピアツーピアまたはアドホック技術を使用して互いに直接通信することができる(図示せず)。
一例によれば、システム1900は多入力多出力(MIMO)通信システムとすることができる。さらに、システム1900は、FDD、FDM、TDD、TDM、CDMなど、通信チャネル(たとえば、ダウンリンク、アップリンク、...)を分割する実質的にどんなタイプの複信技法でも利用することができる。さらに、チャネル上での複数のデバイスまたはUEとの同時通信を可能にするために通信チャネルを直交させることができ、一例では、この点についてOFDMを利用することができる。したがって、チャネルは、ある時間期間にわたる周波数の部分に分割され得る。さらに、フレームは、時間期間の集合にわたる周波数の部分として定義され、したがって、たとえば、フレームはいくつかのOFDMシンボルを備えることができる。基地局1902は、様々なタイプのデータに対して作成され得るチャネルを介してUE1916および1922に通信することができる。たとえば、チャネルは、様々なタイプの一般的通信データ、制御データ(たとえば、他のチャネルの品質情報、チャネルを介して受信されたデータに対する肯定応答インジケータ、干渉情報、基準信号など)などを通信するために作成され得る。
ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートし得る。上述のように、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信を介して1つまたは複数の基地局と通信することができ得る。順方向リンク(またはダウンリンク)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、多入力多出力(「MIMO」)システム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立され得る。
MIMOシステムは、データ送信用の複数(NT)個の送信アンテナおよび複数(NR)個の受信アンテナを使用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとよって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルと呼ばれることもあるNS個の独立チャネルに分解され得、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。
MIMOシステムは時分割複信(「TDD」)および周波数分割複信(「FDD」)をサポートし得る。TDDシステムでは、順方向および逆方向リンク伝送が同一周波数領域上で行われるので、相反定理による逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能なとき、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
図20に、例示的なワイヤレス通信システム2000を示す。ワイヤレス通信システム2000には、簡潔のために、1つの基地局2010と、1つのアクセス端末2050とを示してある。ただし、システム2000は2つ以上の基地局および/または2つ以上のアクセス端末を含むことができ、追加の基地局および/またはアクセス端末は、以下で説明する例示的な基地局2010およびアクセス端末2050と実質的に同様または異なるものとすることができることを諒解されたい。さらに、基地局2010および/またはアクセス端末2050は、それらの間のワイヤレス通信を可能にするために、本明細書で説明するシステム(図1、図6、図7、および図15〜図16)および/または方法(図8〜図14)を採用することができることを諒解されたい。
基地局2010において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース2012から送信(TX)データプロセッサ2014に供給される。一例によれば、各データストリームは、それぞれのアンテナを介して送信され得る。TXデータプロセッサ2014は、トラフィックデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、そのデータストリームをフォーマット化し、符号化し、インターリーブして、符号化データを供給する。
各データストリームの符号化データは、直交周波数分割多重(OFDM)技法を使用してパイロットデータと多重化され得る。追加または代替として、パイロットシンボルは、周波数分割多重(FDM)、時分割多重(TDM)、または符号分割多重(CDM)とすることができる。パイロットデータは、一般に、知られている方法で処理される知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するためにアクセス端末2050において使用され得る。各データストリームの多重化されたパイロットおよび符号化データは、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、2値位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M−PSK)、多値直交振幅変調(M−QAM)など)に基づいて変調(たとえば、シンボルマッピング)して、変調シンボルを与えることができる。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ2030によって実行または与えられる命令によって判断され得る。
データストリームの変調シンボルはTX MIMOプロセッサ2020に供給され、TX MIMOプロセッサ2020は、(たとえば、OFDM用に)変調シンボルをさらに処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ2020は、NT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)2022a〜2022tに供給する。様々な実施形態では、TX MIMOプロセッサ2020は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
各送信機2022は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を供給し、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を供給する。さらに、送信機2022a〜2022tからのNT個の変調信号は、それぞれNT個のアンテナ2024a〜2024tから送信される。
アクセス端末2050では、送信された変調信号はNR個のアンテナ2052a〜2052rによって受信され、各アンテナ2052から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)2054a〜2054rに供給される。各受信機2054は、それぞれの信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらに、それらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給する。
RXデータプロセッサ2060は、特定の受信機処理技法に基づいてR個の受信機2054からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを与えることができる。RXデータプロセッサ2060は、各検出シンボルストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元することができる。RXデータプロセッサ2060による処理は、基地局2010においてTX MIMOプロセッサ2020およびTXデータプロセッサ2014によって実行される処理を補足するものである。
プロセッサ2070は、上述のように、どの利用可能な技術を利用すべきかを周期的に判断することができる。さらに、プロセッサ2070は、行列インデックス部分とランク値部分とを備える逆方向リンクメッセージを作成することができる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージは、データソース2036からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ2038によって処理され、変調器2080によって変調され、送信機2054a〜2054rによって調整され、基地局2010に戻される。
基地局2010において、アクセス端末2050からの変調信号は、アンテナ2024によって受信され、受信機2022によって調整され、復調器2040によって復調され、RXデータプロセッサ2042によって処理されて、アクセス端末2050によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。さらに、プロセッサ2030は、抽出されたメッセージを処理して、ビームフォーミング重みを判断するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを判断することができる。
プロセッサ2030および2070は、それぞれ基地局2010およびアクセス端末2050における動作を指示(たとえば、制御、調整、管理など)することができる。それぞれのプロセッサ2030および2070は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ2032および2072に関連付けられ得る。プロセッサ2030および2070はまた、それぞれ、アップリンクとダウンリンクとに関して周波数推定値とインパルス応答推定値とを導き出すために計算を実行することができる。
一態様では、論理チャネルは、制御チャネルとトラフィックチャネルとに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を含むことができる。さらに、論理制御チャネルは、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)を含むことができる。その上、論理制御チャネルはマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を備えることができ、マルチキャスト制御チャネルは、1つまたは複数のMTCHについてのマルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMS)のスケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイントツーマルチポイントDLチャネルである。概して、無線リソース制御(RRC)接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(たとえば、古いMCCH+MSCH)を受信するUEによって使用されるだけである。さらに、論理制御チャネルは専用制御チャネル(DCCH)を含むことができ、専用制御チャネルは、専用制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用され得る。一態様では、論理トラフィックチャネルは、ユーザ情報を転送するための1つのUEに専用のポイントツーポイント双方向チャネルである専用トラフィックチャネル(DTCH)を備えることができる。また、論理トラフィックチャネルは、トラフィックデータを送信するためのポイントツーマルチポイントDLチャネルであるマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)を含むことができる。
一態様では、トランスポートチャネルは、DLとULとに分類される。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH)、およびページングチャネル(PCH)を備える。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされることと、他の制御/トラフィックチャネルのために使用することができる物理レイヤ(PHY)リソースにマッピングされることとによって、UE節電(たとえば、ネットワークが不連続受信(DRX)サイクルをUEに示すことがある、...)をサポートすることができる。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備えることができる。
PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを含むことができる。たとえば、DL PHYチャネルは、共通パイロットチャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当てチャネル(SUACH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、DL物理共有データチャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページングインジケータチャネル(PICH)、および/または負荷インジケータチャネル(LICH)を含むことができる。さらなる例として、UL PHYチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データチャネル(UL−PSDCH)、および/またはブロードバンドパイロットチャネル(BPICH)を含むことができる。
本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上述のステップおよび/またはアクションの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備えることができる。
さらに、本明細書で開示された態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。さらに、ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。さらに、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして常駐し得る。
実施形態は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントで実装した場合、記憶構成要素などの機械可読媒体に記憶され得る。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容をパスおよび/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む、適切な手段を使用してパス、フォワーディング、または送信され得る。
ソフトウェア実装の場合、本明細書で説明する技法は、本明細書で説明する機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装され得る。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサによって実行され得る。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装でき、その場合、当技術分野で知られているように様々な手段によってプロセッサに通信可能に結合され得る。
以上の説明は、1つまたは複数の実施形態の例を含む。もちろん、上述の実施形態について説明する目的で、構成要素または方法のあらゆる考えられる組合せについて説明することは不可能であるが、当業者なら、様々な実施形態の多数のさらなる組合せおよび置換が可能であることを認識できよう。したがって、説明した実施形態は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内に入るすべてのそのような改変形態、変更形態および変形形態を包含するものとする。さらに、「含む(include)」という用語は、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される限り、「備える(comprising)」という用語を採用すると請求項における移行語と解釈されるように「備える(comprising)」と同様に包括的なものとする。さらに、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかで使用される「または(or)」という用語は、「非排他的なまたは(non-exclusive or)」を意味するものとする。

Claims (59)

  1. 複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つのコンポーネントキャリア上でブラインド検出を実行することであって、ブラインド検出が、前記少なくとも1つのコンポーネントキャリア上の制御チャネルを検出しようと試みる、実行することと、
    それぞれ各制御チャネル検出に関連する、制御チャネル検出の数とコンポーネントキャリア識別情報とを識別することと、
    制御チャネル検出の前記数または前記コンポーネントキャリア識別情報のうちの少なくとも1つに基づいて、検出された制御チャネルを受け付けるべきかどうかを判断することと
    を備える、方法。
  2. 前記複数のコンポーネントキャリアのうちのコンポーネントキャリアを基準キャリアに指定することと、
    制御チャネル検出に関連する前記コンポーネントキャリア識別情報が前記基準キャリアを示すとき、検出された制御チャネルを受け付けることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基準キャリアが構成メッセージ中で指定される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記基準キャリアが、ユーザ機器(UE)識別子、セル識別子、サブフレーム番号、システムフレーム番号、またはハイブリッドARQプロセス番号のうちの少なくとも1つに基づいて動的に選択される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記複数のコンポーネントキャリア中の各コンポーネントキャリアが循環して前記基準キャリアになり、各コンポーネントキャリアが所定の数のサブフレーム後に前記基準キャリアとして機能する、請求項2に記載の方法。
  6. 制御チャネル検出の前記数が2つ以上の検出を示し、それぞれのコンポーネントキャリア識別情報が非基準キャリアを示すとき、検出された制御チャネルを検証すること
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  7. 前記2つ以上の検出のうちの1つがダミー制御チャネルである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記基準キャリア上でブラインド検出を実行することと、
    制御チャネルが前記基準キャリア上で発見されないとき、ダミー制御チャネルを探索することと、
    前記ダミー制御チャネルが検出されたとき、非基準キャリア上でブラインド検出を続けることと
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  9. 制御チャネル検出の前記数が2つ以上の検出を示すとき、検出された制御チャネルを受け付けること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記2つ以上の検出のうちの1つがダミー制御チャネルである、請求項9に記載の方法。
  11. 前記複数のコンポーネントキャリア上のダミー制御チャネルを探索することと、
    前記ダミー制御チャネルが発見されたとき、制御チャネル検出を受け付けることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ダミー制御チャネルは、UEがスケジュールされているコンポーネントキャリアの数を指定するパラメータを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ダミー制御チャネルは、複数のUEのうちの各UEについて、前記UEがスケジュールされているかどうかを示すビットマップを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 複数のキャリア上でブラインド検出を実行することであって、ブラインド検出が、前記複数のキャリア上の少なくとも1つの制御チャネルを検出するために複数の候補制御チャネルを復号しようと試みる、実行することと、
    制御チャネルが基準キャリア上で検出されるか、2つ以上の制御チャネルが非基準キャリア上で検出されるか、またはダミー制御チャネルが非ダミー制御チャネルとともに検出されるかのうちの少なくとも1つのとき、検出された制御チャネルを受け付けることと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記複数のキャリアの中から前記基準キャリアを指定することと、
    前記基準キャリアからブラインド検出を開始することと
    を行うようにさらに構成された、請求項14に記載のワイヤレス通信装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記複数のキャリア上の前記ダミー制御チャネルを探索するようにさらに構成された、請求項14に記載のワイヤレス通信装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ワイヤレス通信装置がサブフレーム上にスケジュールされているかどうかを判断するために前記ダミー制御チャネルを評価するようにさらに構成された、請求項16に記載のワイヤレス通信装置。
  18. 複数のキャリアのうちの少なくとも1つのキャリア上でブラインド検出を試みるための手段であって、ブラインド検出が、前記少なくとも1つのキャリア上の制御チャネルを検出しようと試みる、試みるための手段と、
    検出された制御チャネルの数、制御チャネルが検出されたキャリア、または検出された制御チャネルのタイプのうちの少なくとも1つに基づいて有効な制御チャネルを識別するための手段と
    を備える、装置。
  19. 前記複数のキャリアから基準キャリアを選択するための手段であって、ブラインド検出が前記基準キャリア上で開始する、選択するための手段をさらに備える、請求項18に記載の装置。
  20. 少なくとも1つの制御チャネルが前記基準キャリア上で検出されたとき、有効な制御チャネルを識別するための前記手段が、検出された制御チャネルを受け付ける、請求項19に記載の装置。
  21. ダミー制御チャネルを検出するための手段であって、前記ダミー制御チャネルの検出が他の制御チャネル検出を検証する、検出するための手段
    をさらに備える、請求項18に記載の装置。
  22. 有効な制御チャネルを識別するための前記手段は、2つ以上の制御チャネルが検出されたとき、検出された制御チャネルを受け付ける、請求項18に記載の装置。
  23. 前記2つ以上の制御チャネルが非基準キャリアに関連する、請求項22に記載の装置。
  24. 前記2つ以上の制御チャネルのうちの1つがダミー制御チャネルである、請求項22に記載の装置。
  25. 少なくとも1つのコンピュータに、複数のキャリア上でブラインド検出を実装させるためのコードであって、ブラインド検出が、前記複数のキャリア上の少なくとも1つの制御チャネルを検出するために複数の候補制御チャネルを復号しようと試みる、実装させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、制御チャネルが基準キャリア上で検出されるか、2つ以上の制御チャネルが非基準キャリア上で検出されるか、またはダミー制御チャネルが非ダミー制御チャネルとともに検出されるかのうちの少なくとも1つのとき、検出された制御チャネルを検証させるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  26. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記複数のキャリアの中から前記基準キャリアを選択させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記基準キャリアからブラインド検出を開始させるためのコードと
    をさらに備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
  27. 前記コンピュータ可読媒体が、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記複数のキャリア上の前記ダミー制御チャネルを探索させるためのコードをさらに備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
  28. 前記コンピュータ可読媒体が、前記少なくとも1つのコンピュータに、モバイルデバイスがサブフレーム上にスケジュールされているかどうかを判断するために前記ダミー制御チャネルを評価させるためのコードをさらに備える、請求項27に記載のコンピュータプログラム製品。
  29. 1つまたは複数のコンポーネントキャリア上の制御チャネルのブラインド検出を実行する検出モジュールと、
    前記1つまたは複数のコンポーネントキャリア上の検出された制御チャネルが有効な制御チャネルであるかどうかを判断する妥当性評価モジュールと
    を備える、装置。
  30. 前記1つまたは複数のコンポーネントキャリアから基準キャリアを選択するキャリア構成モジュール
    をさらに備える、請求項29に記載の装置。
  31. 前記妥当性評価モジュールは、少なくとも1つの制御チャネルが前記基準キャリア上にあるとき、前記検出された制御チャネルを検証する、請求項30に記載の装置。
  32. 前記妥当性評価モジュールは、2つ以上の制御チャネルが検出されたとき、前記検出された制御チャネルを検証する、請求項29に記載の装置。
  33. 前記2つ以上の制御チャネルが非基準キャリアに関連する、請求項32に記載の装置。
  34. 前記検出モジュールが、ダミー制御チャネルを検出するように構成された、請求項29に記載の装置。
  35. 前記妥当性評価モジュールは、前記ダミー制御チャネルと組み合わせて検出されたとき、制御チャネルを検証する、請求項34に記載の装置。
  36. 複数のキャリアのうちの1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム上にモバイルデバイスをスケジュールすることと、
    スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成することと、
    前記ダウンリンク制御情報を前記1つまたは複数のコンポーネントキャリアの前記サブフレーム中の1つまたは複数の制御チャネルに組み込むことであって、前記ダウンリンク制御情報を組み込むことが、基準キャリア、制御チャネルバンドリング、またはダミー制御チャネルのうちの少なくとも1つを実装することを備える、組み込むことと
    を備える、方法。
  37. 前記複数のキャリアから前記基準キャリアを指定する構成メッセージを送信することをさらに備える、請求項36に記載の方法。
  38. 前記ダウンリンク制御情報を組み込むことが、少なくとも1つの制御チャネルを前記基準キャリアにマッピングすることを備える、請求項36に記載の方法。
  39. 前記ダウンリンク制御情報を組み込むことが、前記ダウンリンク制御情報を非基準キャリア上の2つ以上の制御チャネルに組み込むことを備える、請求項36に記載の方法。
  40. 前記ダミー制御チャネルを生成することと、
    前記ダミー制御チャネルを前記サブフレームに組み込むことと
    をさらに備える、請求項36に記載の方法。
  41. 前記ダミー制御チャネルは、前記モバイルデバイスがスケジュールされているコンポーネントキャリアの数を指定するパラメータを含む、請求項36に記載の方法。
  42. 前記ダミー制御チャネルは、複数のUEのうちの各UEについて、前記UEがスケジュールされているかどうかを示すビットマップを含む、請求項36に記載の方法。
  43. 複数のキャリアのうちの1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム上にモバイルデバイスをスケジュールすることと、
    スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成することと、
    基準キャリア、制御チャネルバンドリング、またはダミー制御チャネルのうちの少なくとも1つの実装を通して、前記ダウンリンク制御情報を前記1つまたは複数のコンポーネントキャリアの前記サブフレーム中の1つまたは複数の制御チャネルにマッピングすることと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  44. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記複数のキャリアから前記基準キャリアを指定する構成メッセージを送るようにさらに構成された、請求項43に記載のワイヤレス通信装置。
  45. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ダウンリンク制御情報を前記基準キャリア上の制御チャネルに組み込むようにさらに構成された、請求項43に記載のワイヤレス通信装置。
  46. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ダウンリンク制御情報を非基準キャリア上の2つ以上の制御チャネルに組み込むようにさらに構成された、請求項43に記載のワイヤレス通信装置。
  47. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ダミー制御チャネルを生成することと、
    前記1つまたは複数の制御チャネルに加えて前記ダミー制御チャネルを前記サブフレームに組み込むことと
    を行うようにさらに構成された、請求項43に記載のワイヤレス通信装置。
  48. 複数のキャリアのうちの1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム上にモバイルデバイスをスケジュールするための手段と、
    スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成するための手段と、
    前記ダウンリンク制御情報を前記1つまたは複数のコンポーネントキャリアの前記サブフレーム中の1つまたは複数の制御チャネルに組み込むための手段であって、ダウンリンク制御情報を組み込むための手段が、基準キャリア、制御チャネルバンドリング、またはダミー制御チャネルのうちの少なくとも1つを実装するための手段を備える、組み込むための手段と
    を備える、装置。
  49. 前記ダウンリンク制御情報を組み込むための前記手段が、少なくとも1つの制御チャネルを前記基準キャリアにマッピングするための手段を備える、請求項48に記載の装置。
  50. 前記ダウンリンク制御情報を組み込むための前記手段が、前記ダウンリンク制御情報を非基準キャリア上の2つ以上の制御チャネルにマッピングするための手段を備える、請求項48に記載の装置。
  51. 前記ダミー制御チャネルを生成するための手段と、
    前記ダミー制御チャネルを前記サブフレームにマッピングするための手段と
    をさらに備える、請求項48に記載の装置。
  52. 少なくとも1つのコンピュータに、複数のキャリアのうちの1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム上にモバイルデバイスをスケジュールさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報を生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、基準キャリア、制御チャネルバンドリング、またはダミー制御チャネルのうちの少なくとも1つの実装を通して、前記ダウンリンク制御情報を前記1つまたは複数のコンポーネントキャリアの前記サブフレーム中の1つまたは複数の制御チャネルにマッピングさせるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  53. 前記コンピュータ可読媒体が、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ダウンリンク制御情報を前記基準キャリア上の制御チャネルに組み込ませるためのコードをさらに備える、請求項52に記載のコンピュータプログラム製品。
  54. 前記コンピュータ可読媒体が、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ダウンリンク制御情報を非基準キャリア上の2つ以上制御チャネルに組み込ませるためのコードをさらに備える、請求項52に記載のコンピュータプログラム製品。
  55. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ダミー制御チャネルを生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記1つまたは複数の制御チャネルに加えて前記ダミー制御チャネルを前記サブフレームに組み込ませるためのコードと
    をさらに備える、請求項52に記載のコンピュータプログラム製品。
  56. スケジューリング情報をダウンリンク制御情報フォーマットに統合する制御チャネルモジュールと、
    第1のダウンリンク制御情報パケットを基準キャリアにマッピングする基準キャリアモジュールと、
    ダミー制御チャネルを与えるダミー生成モジュールと、
    2つ以上の制御チャネルを非基準キャリア上にグループ化するバンドリングモジュールと
    を備える、装置。
  57. 複数のキャリアのうちの1つまたは複数のコンポーネントキャリアのサブフレーム上にモバイルデバイスをスケジュールするスケジューラをさらに備える、請求項56に記載の装置。
  58. モバイルデバイスによって監視される構成要素キャリアをアクティブにするか、または非アクティブにするかのうちの少なくとも1つを行うキャリア構成モジュールをさらに備える、請求項56に記載の装置。
  59. 誤検出低減モードを選択するシグナリング構成モジュールをさらに備え、前記制御チャネル構成モジュールが、誤検出低減モードに基づいて前記基準キャリアモジュール、前記ダミー生成モジュール、または前記バンドリングモジュールのうちの少なくとも1つを採用する、請求項56に記載の装置。
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