JP5618902B2 - 棚部材及びこれを備えた収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、前方に開口した収納部に設置される棚部材及びこれを備えた収納装置に関する。
従来より、前方に開口した収納部に設置される棚部材が知られている。このような棚部材としては、収納部の両側板間に架け渡されるように設けられ、両側板に固定される棚部材の他、レール部材を介して両側板に支持され、収納部に対して出し入れ自在とされたスライド棚がある(例えば、下記特許文献1参照)。
このようなスライド棚は、収納部に収納された状態で、引き出し易くする等の観点から、収納部の開口縁から前方に向けて突出する部位を有している。また、スライド棚の両側に配設されるレール部材を前方側から目立ち難くするため等の観点から、当該スライド棚が設置される収納部の両側板の少なくとも一部を覆うように、突出させた前端部位の両側に、両側外方向に向けて突出する部位を設けた形状とされている。
特開2007−20599号公報
しかしながら、上記のようなスライド棚においては、左右に細長いライン状の把手等を棚の前端に設け、その把手によって、前端の突出部位及びその両側の突出部位を一般的には形成しており、構造が複雑化するとともに煩雑な印象を与えるものであった。このような把手を設けずに板部材を切削加工等することで、前端の突出部位及びその両側の突出部位を形成することも考えられるが、両側の突出部位の後側入隅部等の加工がし難いという問題があった。また、これら突出部位に表面化粧シートの貼着や塗装等によって表面化粧処理を施す場合にも処理がし難くなることが考えられる。また、上記のようなスライド棚ではなく、前側部位を収納部から前方に向けて突出させ、カウンター状に棚部材を設置して利用したいという要望があり、このような場合にも、前側部位の両側端部の表面化粧処理がし難いという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、簡易な構造でありながらも見栄えを向上し得る棚部材及びこれを備えた収納装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る棚部材は、木質系材料からなる基材の上面、前端面及び少なくとも前側部位の下面に表面化粧シートが貼着され、前方に開口した収納部の開口縁から前記前側部位を前方に向けて突出させて、該収納部に設置される矩形平板状の棚本体と、前記棚本体の前側部位の両側端部にそれぞれ取り付けられる一対の端部カバーと、を備えており、これら一対の端部カバーは、前後寸法及び上下寸法が前記前側部位の前後寸法及び上下寸法と略同寸法とされ前記前側部位側端面を覆う端面カバー部と、該端面カバー部の前端、上端及び下端からそれぞれ前記棚本体の左右方向中心側に向けて突出するように設けられ、前記前側部位の前縁部上縁部及び下縁部をそれぞれに覆う前縁カバー部、上縁カバー部及び下縁カバー部と、をそれぞれに備え、これらカバー部によって、前記棚本体の左右方向中心側及び後方側に向けてそれぞれに開口する形状とされいることを特徴とする。
本発明においては前記一対の端部カバーに、固定止具の挿通孔が前記棚本体の厚さ方向に設けられるとともに前記棚本体の下面に当接される固定片をそれぞれに設けるようにしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る収納装置は、本発明に係る棚部材と、前方に開口し、前記棚部材が設置される収納部と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る棚部材及びこれを備えた収納装置は、上述のような構成としたことで、簡易な構造でありながらも見栄えを向上させることができる。
(a)〜(c)は、いずれも本発明の一実施形態に係る棚部材及びこれを備えた収納装置の一例を模式的に示し、(a)は、図2におけるX−X線矢視に対応させた一部破断概略拡大横断面図、(b)は、(a)に対応させた同棚部材の概略正面図、(c)は、(a)に対応させた同棚部材の概略側面図である。 同収納装置の一例を模式的に示す概略斜視図及び部分拡大斜視図である。 (a)〜(c)は、いずれも同棚部材の一変形例を模式的に示し、(a)は、図2における部分拡大斜視図に対応させた図、(b)、(c)は、図1(a)、(b)にそれぞれ対応させた図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、以下の実施形態では、図2に示す収納装置に対面した使用者を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、図2に示す状態を基準として、上下方向及び左右方向等の方向を原則的に説明する。
図1〜図3は、本実施形態に係る棚部材及びこれを備えた収納装置の一例について説明するための概念的な説明図である。
本実施形態に係る収納装置1は、図2に示すように、それぞれに複数の収納部10,10Aを有した複数の収納ユニット3,4を組み合わせた構成とされている。図例では、上下に並べるように複数の収納部10,10Aを設けた縦型収納ユニット3と、中央にテレビ等の大型機器の収納部10を設け、この大型の収納部10の上下に左右に並べるように複数の収納部10Aを設けた大型収納ユニット4とを備えた収納装置1を例示している。また、図例では、大型収納ユニット4を中央に配置し、その左右両側のそれぞれに複数の縦型収納ユニット3を配置した例を示している。
これら各収納ユニット3,4は、天板12、底板(地板)13、左右の側板14,14及び背板15をそれぞれに備え、これらによって前方に向けて開口する箱形状とされている(図1(a)も参照)。また、各収納ユニット3,4には、両側板14,14間に架け渡されるように複数の棚板16が設けられ、これら棚板16によって上下の収納部10,10Aが区画されている。なお、大型収納ユニット4の上段側及び下段側には、左右の収納部10Aを区画する縦仕切板等が設けられている。
これら各収納ユニット3,4の最上段及び最下段のそれぞれに設けられた各収納部10Aは、前方開口を開閉する開き戸17を前面側に設けた扉付きの収納部10Aとされ、これらの間に設けられた各中段の収納部10は、前方に開口した収納部10とされている。
なお、図2において、符号18は、各収納ユニット3,4の左右の側板14,14の下端部間に設けられた台輪状部材(幅木)である。
これら各収納ユニット3,4を構成する各板材12,13,14,15,16,17,18は、矩形平板状とされた基材に、適宜、合成樹脂シートや突板等の表面化粧シートを貼着して表面化粧処理が施された構成とされている。この基材としては、合板やLVL(単板積層材)等の木質積層板、パーティクルボード等の木質ボード、またはインシュレーションボードやMDF(中密度繊維板)等の木質繊維板などの木質系材料を板状に加工したものが挙げられる。その他、上記基材としては、合成樹脂系材料に、木粉や無機フィラー、相溶化剤、着色剤などを所定の含有割合で含有させた木粉・プラスチック複合材(WPC)を板状に加工したものとしてもよく、合成樹脂系材料や金属系材料等を板状に加工したものとしてもよい。また、上記基材としては、適宜の板状材料を組み合わせて積層した基材としてもよい。
また、本実施形態に係る収納装置1は、上記した前方に開口した収納部10に設置された棚部材2を備えている。図例では、縦型収納ユニット3のうちの一つの中段(図例では、下から2段目)の収納部10に、棚部材2を設置した例を示している。
この棚部材2は、図1及び図2に示すように、矩形平板状の棚本体20と、この棚本体20の前側部位21の両側端部22,22のそれぞれに取り付けられた一対の端部カバー30,30とを備えている。
棚本体20は、図1に示すように、収納部10の四周内壁前縁によって形成される開口縁11から前側部位21を前方に向けて突出させて収納部10に設置される。本実施形態では、棚本体20の後側部位を、収納部10に対応させた寸法とし、収納部10の左右寸法(幅寸法)及び前後寸法(奥行き寸法)に対応させた寸法としている。図例では、この棚本体20の後側部位を、収納部10の底壁を構成する棚板16と略同寸法または棚板16よりも僅かに小さい寸法としている。つまり、棚本体20を収納部10に設置した状態では、図1(a)に示すように、棚本体20の後側部位の両側端面23,23が、収納部10の左右の内壁を構成する左右の側板14,14に当接乃至は近接して配置される。また、棚本体20の後端面28が、収納部10の奥側内壁を構成する背板15に当接乃至は近接して配置される。なお、このように棚本体20の後側部位の前後寸法を、収納部10の前後寸法に合わせた寸法とする態様に代えて、棚本体20の後端面28と収納部10の奥側内壁との間に空間が形成されるように、収納部10の前後寸法よりも小さい寸法としてもよい。
この棚本体20は、本実施形態では、棚板16上に後側部位を載置するようにして棚板16に固定され、収納部10に設置されている。なお、棚本体20と棚板16との固定態様としては、接着剤や粘着テープ(粘着材)等によって固定するようにしてもよく、これに代えてまたは加えて、棚板16の下面側からねじ等の固定止具を棚本体20の後側部位に捩じ込むことで固定するようにしてもよい。または、棚本体20の後側部位を収納部10内に嵌め込むようにして棚板16上に載置するのみで棚本体20を収納部10に設置する態様としてもよい。さらには、このように棚板16上に載置するように棚本体20を収納部10に設置する態様に代えて、棚本体20の後側部位の両側端部を、収納部10の左右の内壁に固定して設置する態様としてもよい。なお、収納部10の左右の内壁としては、左右の側板14,14によって構成する態様に限られず、縦仕切板等によって構成するようにしてもよい。
この棚本体20の前側部位21の突出寸法は、当該棚部材2の設置箇所や使用目的等に応じて適宜設定するようにしてもよく、例えば、10mm〜300mm程度としてもよく、図例では、110mm程度とした例を示している。
また、この棚本体20は、本実施形態では、上記同様の基材に、上記同様の表面化粧シートを貼着した構成とされ、上面、前端面27及び下面29が化粧面とされている。なお、下面29については、収納部10の開口縁11から突出する前側部位21の手前側一部の下面のみを化粧面とする態様としてもよく、または、少なくともその前側部位21の下面を化粧面とする態様としてもよい。
端部カバー30は、図1及び図2に示すように、棚本体20の前側部位21の側端面23を覆う端面カバー部31と、この端面カバー部31にそれぞれ連なるように設けられた前縁カバー部32、上縁カバー部33及び下縁カバー部34とを備えている。
端面カバー部31の前後寸法及び上下寸法は、収納部10の開口縁11から突出して配置された棚本体20の前側部位21の前後寸法(上記突出寸法)及び上下寸法(厚さ寸法)と略同寸法とされている。
前縁カバー部32は、棚本体20の前縁部24を覆うように、端面カバー部31の前端から棚本体20の左右方向(幅方向)中心側に向けて突出するように設けられている。
上縁カバー部33は、棚本体20の前側部位21の上縁部25を覆うように、端面カバー部31の上端から棚本体20の左右方向中心側に向けて突出するように設けられている。
下縁カバー部34は、棚本体20の前側部位21の下縁部26を覆うように、端面カバー部31の下端から棚本体20の左右方向中心側に向けて突出するように設けられている。
この端部カバー30は、棚本体20の前側部位21の側端部22を受け入れる凹部を形成するように、上記した各カバー部31,32,33,34によって、棚本体20の左右方向中心側及び後方側に向けて開口する形状とされている。つまり、棚本体20の前側部位21の両側端部22,22のそれぞれに取り付けられる一対の端部カバー30,30は、互いに向き合う方向に開口し、それぞれの側端部22,22を受け入れる構成とされている。
また、各縁カバー部32,33,34の端面カバー部31からの棚本体20の左右方向中心側への突出寸法は、棚本体20の各縁部24,25,26を覆う寸法であればよく、1mm〜30mm程度の棚本体20の寸法に対して比較的に僅かな寸法としてよい。本実施形態では、端面カバー部31の厚さ寸法(左右寸法)を、2mm程度とし、各縁カバー部32,33,34の上記突出寸法を、3mm程度とした例を示している。また、本実施形態では、端面カバー部31以外の各縁カバー部32,33,34の厚さ寸法を、端面カバー部31の厚さ寸法と同程度の比較的に薄い寸法としている。
また、端部カバー30は、棚本体20の下面29に当接される固定片35を備えている。
固定片35は、本実施形態では、下縁カバー部34の後側部位に連なるように設けられており、下縁カバー部34の後側部位から棚本体20の左右方向中心側に向けて更に突出するように形成されている。
この固定片35には、棚本体20の厚さ方向にねじ等の固定止具5(図1(b)参照)が挿通される挿通孔36が設けられている。本実施形態では、前後方向に離間させて、固定片35の二箇所に挿通孔36,36を設けた例を示している。
この端部カバー30は、棚本体20の前側部位21の側端部22を受け入れるようにして側端部22に取り付けられ、棚本体20の下方側から固定片35に設けられた挿通孔36,36を介して固定止具5を棚本体20に捩じ込み、側端部22に固定される。
なお、固定止具5に加えて、接着剤や粘着材等を用いて端部カバー30を棚本体20の前側部位21の側端部22に固定するようにしてもよい。
また、端部カバー30は、合成樹脂系材料や金属系材料から形成されたものとしてもよい。また、端部カバー30は、収納装置1を構成する各板材の化粧面の色や柄等に合わせて着色や塗装等が施されたものとしてもよい。
また、図例では、当該端部カバー30の表面側に露出する部位の各縁をR面取り形状としているが、C面取り形状としてもよく、このような面取り形状とせずに、各縁を角張った形状としてもよい。
上記構成とされた本実施形態に係る棚部材2及びこれを備えた収納装置1によれば、簡易な構造でありながらも見栄えを向上させることができる。
つまり、棚本体20の突出する前側部位21の両側端部22,22の側端面23,23を一対の端部カバー30,30によって覆い、見栄え良く納めることができる。
また、見栄え良く表面化粧処理がし難い棚本体20の前側部位21の側端部22の前縁部24及び上縁部25も端部カバー30によって覆われるため、簡易な構造でありながらも見栄えを向上させることができる。
また、一対の端部カバー30,30を、棚本体20の前側部位21の両側端部22,22に取り付ける構成としているので、棚本体20の前端面27を比較的に大きく露出させることができる。従って、当該棚部材2の前端面側は煩雑な形状とならず、すっきりとした印象を与えることができる。
さらに、このような端部カバー30を備えているので、棚本体20には、上記のように、その上面及び前端面27並びに必要に応じて下面29の一部または全面に表面化粧シートを巻回するようにして容易に表面化粧処理を施すことができる。また、これにより、棚本体20の側端面23へのエッジシート等の表面化粧シートの貼着等による表面化粧処理を不要とすることもでき、この場合には、より簡易な構造となる。また、このようなエッジシートが貼着されているような場合にも、特に貼着ズレや模様の不連続性等が目立ち易くなる前縁部24及び上縁部25が、端部カバー30によって覆われるため、見栄えを向上させることができる。
また、このような棚部材2によれば、端部カバー30の前後寸法及び必要に応じて棚本体20の前後寸法を調整することで、当該棚部材2の前方側への出幅寸法を調整でき、趣向に応じて出幅を代えたカウンター状の棚部材2を簡易な構造で実現することができる。
また、本実施形態では、一対の端部カバー30,30を、棚本体20の前側部位21の両側端部22,22の下縁部26,26をそれぞれに覆う形状としている。従って、棚本体20の前側部位21の両側端部22,22の下縁部26,26の見栄えを、上記した前縁部24及び上縁部25と同様、簡易な構造で向上させることができる。
さらに、本実施形態では、一対の端部カバー30,30に、固定止具5の挿通孔36が設けられるとともに棚本体20の下面29に当接される固定片35,35をそれぞれに設けている。従って、上記のように、端部カバー30を棚本体20に固定止具5によって容易に固定することができる。
また、固定片35は、棚本体20の下面29側に配置されるため、当該固定片35及び固定止具5が目立ち難く、例えば、端部カバー30の端面カバー部31等に固定止具を捩じ込んだり、打ち込んだりする場合と比べて、見栄えを向上させることができる。
次に、本実施形態に係る収納装置1に設置される棚部材の一変形例について図3に基づいて説明する。なお、上記した棚部材2との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本変形例に係る棚部材2Aは、端部カバー30Aの前縁カバー部32Aの構成が上記した例の端部カバー30の前縁カバー部32とは異なる。
本変形例の端部カバー30Aは、前縁カバー部32Aを、端面カバー部31から、上記した例よりも大きく突出させた形状としている。本変形例では、前縁カバー部32Aの端面カバー部31からの棚本体20の左右方向中心側への突出寸法を、15mm程度とした例を示している。
このような態様によれば、固定止具5に加えてまたは代えて接着剤や粘着材等を用いて当該端部カバー30Aを棚本体20の前側部位21の側端部22に固定する際に、接着剤や粘着材等の塗布面積乃至は貼着面積を比較的に大きくすることができる。従って、より強固に端部カバー30Aを、棚本体20に固定することができる。なお、このように前縁カバー部32Aのみの上記突出寸法を大きくする態様に代えて、上縁カバー部33及び下縁カバー部34の上記突出寸法も前縁カバー部32Aの突出寸法と同寸法とした態様としてもよい。
なお、本実施形態に係る棚部材2(2A)が設置される収納装置1としては、図例のような複数の収納ユニット3,4を備えたものに限られず、例えば、図例の縦型収納ユニット3単体を収納装置として把握するようにしてもよい。その他、前方に開口した少なくとも一つの収納部を備えた収納装置であればどのようなものでもよい。
また、本実施形態では、棚部材2(2A)を設置した収納装置1を例示したが、本実施形態に係る棚部材2(2A)は、後付的に既設の収納装置に設置されるものとしてもよい。
さらに、本実施形態では、下縁カバー部34及び固定片35を設けた端部カバー30(30A)を例示したが、これらの一方または両方を設けないようにしてもよい。例えば、固定片35を設けずに、接着剤や粘着材等によって端部カバー30(30A)を棚本体20に固定する態様としてもよい。これに代えて、または加えて、端面カバー部31に固定止具5が挿通される挿通孔等を設け、固定止具5によって端部カバー30(30A)を棚本体20に固定する態様としてもよい。
さらにまた、本実施形態では、前側部位を比較的に大きく突出させて、カウンター状に設置される棚部材2(2A)を例示しているが、収納部10に対して出し入れ自在とされたスライド棚として適用される棚部材2(2A)としてもよい。この場合は、棚本体20の後側部位の左右寸法等を適宜の寸法とし、その左右両側にレール部材を配設して収納部10の左右の内壁にスライド自在に支持させるようにすればよい。このようなスライド棚として適用される場合には、左右両側の一対の端部カバー30(30A)によって、棚本体20の左右両側に配設されるレール部材を前方側から目立ち難くすることができ、簡易な構造で見栄えを向上させることができる。この場合は、当該スライド棚(棚部材2(2A))を収納させた状態で、棚本体20と収納部10の左右の内壁との間に形成される隙間等を、一対の端部カバー30(30A)によって前方側から覆い隠せるように、これら端部カバー30(30A)を適宜の形状としてもよい。例えば、端面カバー部31の厚さ寸法を比較的に厚くするようにしたり、端面カバー部31の外側面から左右方向外方側に向けて突出するカバー片部を設けたりしてもよい。また、このように棚部材2(2A)をスライド棚に適用する場合には、当該スライド棚(棚部材2(2A))を収納させた状態における前側部位21の前後寸法(上記突出寸法)を、引き出す際等に引き出し易いような程度の比較的に小さい寸法としてもよい。
1 収納装置
2,2A 棚部材
3 縦型収納ユニット(収納装置)
5 固定止具
10 収納部
11 開口縁
20 棚本体
21 前側部位
22 側端部
23 側端面
24 前縁部
25 上縁部
26 下縁部
29 下面
30,30A 端部カバー
35 固定片
36 挿通孔

Claims (3)

  1. 木質系材料からなる基材の上面、前端面及び少なくとも前側部位の下面に表面化粧シートが貼着され、前方に開口した収納部の開口縁から前記前側部位を前方に向けて突出させて、該収納部に設置される矩形平板状の棚本体と、
    前記棚本体の前側部位の両側端部にそれぞれ取り付けられる一対の端部カバーと、を備えており、
    これら一対の端部カバーは、前後寸法及び上下寸法が前記前側部位の前後寸法及び上下寸法と略同寸法とされ前記前側部位側端面を覆う端面カバー部と、該端面カバー部の前端、上端及び下端からそれぞれ前記棚本体の左右方向中心側に向けて突出するように設けられ、前記前側部位の前縁部上縁部及び下縁部をそれぞれに覆う前縁カバー部、上縁カバー部及び下縁カバー部と、をそれぞれに備え、これらカバー部によって、前記棚本体の左右方向中心側及び後方側に向けてそれぞれに開口する形状とされいることを特徴とする棚部材。
  2. 請求項において、
    前記一対の端部カバーには、固定止具の挿通孔が前記棚本体の厚さ方向に設けられるとともに前記棚本体の下面に当接される固定片がそれぞれに設けられていることを特徴とする棚部材。
  3. 請求項1または2に記載の棚部材と、
    前方に開口し、前記棚部材が設置される収納部と、
    を備えていることを特徴とする収納装置。
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