JP5618899B2 - モータ制御装置および空気調和機 - Google Patents

モータ制御装置および空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP5618899B2
JP5618899B2 JP2011107781A JP2011107781A JP5618899B2 JP 5618899 B2 JP5618899 B2 JP 5618899B2 JP 2011107781 A JP2011107781 A JP 2011107781A JP 2011107781 A JP2011107781 A JP 2011107781A JP 5618899 B2 JP5618899 B2 JP 5618899B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
motor
load
driving
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011107781A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012239335A (ja
Inventor
奥山 敦
敦 奥山
船山 裕治
裕治 船山
正博 田村
正博 田村
田村 建司
建司 田村
知恵 右ノ子
知恵 右ノ子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2011107781A priority Critical patent/JP5618899B2/ja
Publication of JP2012239335A publication Critical patent/JP2012239335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5618899B2 publication Critical patent/JP5618899B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)

Description

本発明は、ファンモータ等のフリーランによる直流電圧の過昇防止機能を備えたモータの制御装置およびこれを搭載した空気調和機に関する。
空気調和機の室外機に設けられる室外ファンを駆動する場合、インバータによってモータを起動する前に風によりファンが勝手に回転している(空転している)ことがある。これをフリーランと呼んでいる。このとき、シャント抵抗1本を用いた回路によりセンサレスベクトル制御で電動機の駆動を行うとすると、インバータのスイッチング素子がオンオフされていない状態では、モータの誘起電圧による電流が如何なる電流であるかを特定することができない。そこで特許文献1ではシャント抵抗1本で行うセンサレスベクトル制御に加え、電動機の線間電圧を検出する手段を設け、インバータのスイッチングによって電動機を駆動する前に電動機のロータの回転方向,回転速度,磁極位置を検出する電動機の制御装置が提案されている。
特許文献1によると、風等の外乱によって勝手にファンが回っている場合、モータの誘起電圧を検出する回路を追加し、インバータがスイッチングする前にロータ磁極位置と回転速度と回転方向を検出することで、起動時に外乱が入っても所望の回転速度に制御することを可能としている。
フリーランもしくはモータ負荷の慣性が大きい場合の減速時や停止時のインバータ制御法については種々提案されている。一般に用いられるのは特許文献2のようにダイナミックブレーキ回路を用いて、回生エネルギーを吸収する方式である。
特許文献3ではダイナミックブレーキ回路はなしでベクトル制御においてd軸電流とq軸電流でトルクを制御しながら、トルクへの寄与が低いd軸電流を増やして回生電力を吸収する方式が提案されている。
特開2007−166695号公報 特開平5−76191号公報 特開2007−135400号公報
風等の外乱によるフリーランでファンモータは発電機となり直流電圧が発生してしまうという問題があった。従来はファンモータが発電機となっても問題が発生しないように家庭用空気調和機ではファンモータの設計点を1000min-1で誘起電圧を260V程度にしている。この程度にしておけばフリーランでファンモータが発電機となっても発生する電圧は問題がない。
しかしながらファンモータをより高効率にするためには誘起電圧定数を上げ、同一トルクに対する電流値を下げる必要がある。例えば誘起電圧定数の設計点を1000min-1で500Vにすると、ファンモータがフリーランで発生する電圧は大きく、部品の耐圧を超えてしまうという問題があった。
また前記特許文献には次のような問題があった。
特許文献1では上記問題を解決する手法が示されていない。
特許文献2ではダイナミックブレーキ回路を付加するため、回路大,価格アップにつながる。
特許文献3ではベクトル制御を用いる必要があり、ファンモータ制御で広く用いられている120°通電方式では使用できない。
そこで本発明の目的は、簡易な校正で効率の高いモータ制御装置を提供することにある。
本発明のモータ制御装置は、直流電源に接続され、三相同期モータを駆動するインバータと、前記インバータを駆動するインバータ駆動回路と、
前記インバータを制御する制御器と、前記三相同期モータとは異なる第2の負荷を駆動する第2の負荷駆動回路とを備え、前記モータ制御装置に関係する特徴量を検出する検出器と、前記第2の負荷駆動回路を前記直流電源に接続し、かつ前記三相同期モータのフリーランにより前記検出器による検出値が上昇しある設定値を超えた場合に、または、検出値から計算したタイミングで、第2の負荷を駆動し、前記検出器は、前記直流電圧を検出する直流電圧検出器であり、前記検出値が前記ある設定値を超えた場合にブレーキ制御を行い、前記第2の負荷を駆動するとともに、前記インバータのブレーキ制御を行う。
本発明によれば、高効率なファンモータの制御装置が実現できる。
実施例1を示す回路構成図。 直流電圧抑制制御有無での風速,回転数,直流電圧の関係を示す図。 実施例2を示す回路構成図。 実施例3を示す回路構成図。 実施例4を示す回路構成図。 実施例5を示す回路構成図。 実施例6を示す回路構成図。 実施例8を示す回路構成図。 空気調和器。 空気調和器の室外機。
以下、本発明のモータ制御装置について、具体的に説明する。
図1は実施例1を示す回路構成図である。本実施例の制御装置は、直流電源1と、直流電源1の直流電圧脈動を抑制する平滑キャパシタ2と、直流電源1と平滑キャパシタ2から供給される直流電圧を三相交流に変換するインバータ3と、制御対象であるファンモータ4と、ファンモータ4の負荷であるファン5と、インバータ3を制御する制御器6と、制御器6の信号からインバータ3を駆動するインバータ駆動回路7と、直流電源1の直流電圧からインバータ駆動回路6の電源と制御器6の電源をつくる電圧変換器8と、インバータ直流電源1の直流電圧を検出する直流電圧検出器9とからなる。
次にフリーラン時の直流電圧の抑制制御方法について図2を用いて説明する。図2は縦軸にファンモータ4が受けている風の風速、ファンモータ4の回転数、平滑キャパシタ2の直流電圧を示し、横軸に時間を示し、(a)は直流電圧抑制制御無の場合、(b)が直流電圧抑制制御有の場合を示している。ファンモータ4がフリーランしているとき、風速が上昇し、フリーランの回転数が上がると図2の(a)のようにファンモータ4の線間電圧が平滑キャパシタ2の直流電圧を越え、インバータ3の還流ダイオードを通して平滑キャパシタ2に充電され、直流電圧が上昇し、Aの電圧に達する。Aの電圧が部品の耐圧を超えた場合、制御器の故障となる。
これに対して(b)直流電圧抑制制御有の場合、制御器6内の直流電圧抑制制御開始判定器601は直流電圧抑制制御を開始する直流電圧Bを記憶しており、直流電圧検出器9から検出した直流電圧が電圧Bを越えた場合に直流電圧抑制信号発生器602に直流電圧抑制制御開始を伝達する。図では簡易に表現している。直流電圧抑制信号発生器602はインバータ3の下アームのみオンする。こうすることにより誘起電圧はインバータ3の下アームのスイッチング素子にショートされ、ブレーキトルクとなるが、一般にファンモータは巻き線抵抗が大きくモータはほとんど減速しない。しかし発生した電流はモータの抵抗により消費され平滑キャパシタ2に充電されることはなくなる。平滑キャパシタ2に蓄えられた直流電圧の電力は電圧変換器8を通して制御器6およびインバータ駆動回路7により消費され、直流電圧が低下する。
直流電圧抑制制御開始判定器601は直流電圧の抑制制御を停止する電圧Cを記憶しており、この停止電圧Cより直流電圧が下がると、直流電圧抑制信号発生器602に制御停止を伝達する。そして、直流電圧抑制信号発生器602はインバータ3の下アームをオフする。
ここでフリーランが続いていればまた直流電圧が上昇し、直流電圧抑制制御開始電圧を超えれば、再び制御器6はインバータ3の下アームをオンし、直流電圧が直流電圧抑制制御停止電圧まで下がれば、制御器6はインバータ3の下アームをオフする。
フリーランが続いている間、このように間欠的に直流電圧抑制制御を行うことで、直流電圧は安全な範囲内に制御される。このように制御する利点はインバータ3の下アームをオンし続けることによるファンモータの巻き線の温度上昇、インバータ3の下アームの素子の温度上昇を抑えられることにある。
インバータ3の下アームをオンしつづけてもファンモータ,素子の温度に問題がないことを確認している場合は一度インバータ3の下アームをオンしたらオフする必要はない。またこの下アームのオンオフを1Hz〜100kHzの周波数で行ってもよい。
フリーラン時ではない通常の制御に関しては、図1の構成を変えないものであればどのような手法を使用してもよい。例えばインバータの母線電流を用いてベクトル制御を行ってもよいし、モータ電流を検出してベクトル制御を行ってもよい。モータの位置検出信号を用いて制御を行ってもよい。モータの位置検出信号を用いて120°通電制御を行ってもよい。
図3は実施例2を示す回路構成図である。実施例1と違う点はモータ4のロータ位置を検出する手段として位置検出回路10と、位置検出回路10の信号をもとに回転数と回転方向を算出する回転数,回転方向演算器603を追加してある。
ファンモータ4がフリーランを行うと位置検出回路10でファンモータ4の誘起電圧を検出することができる。誘起電圧情報により回転数,回転方向演算器603は、フリーラン時の回転数を演算する。ファンモータ4の回転数と直流電圧は比例関係にあり、その係数は誘起電圧定数とよばれている。従って図2における直流電圧抑制制御開始電圧Bに相当する回転数B′は計算できる。フリーランの回転数が回転数B′を超えたら直流電圧抑制制御を行う。インバータ3の下アームを全相オンすれば、直流電圧は平滑キャパシタ2の容量と電圧変換器8を通る電力によって決まる時定数で減少する。従ってこの平滑キャパシタ2の放電時定数の2〜10倍の時間がたってから直流電圧抑制制御を停止させればよい。
インバータ3の下アームをオンしつづけてもファンモータ,素子の温度に問題がないことを確認している場合は一度インバータ3の下アームをオンしたらオフする必要はない。またこの下アームのオンオフを高速で行ってもよい。
図3では位置検出回路として誘起電圧を検出する抵抗を例に挙げたが、ホール素子を用いてロータ位置を検出してもよい。
図4は実施例3を示す回路構成図である。実施例2と違う点は母線電流検出器11を持ち、母線電流検出器11からの信号を演算する母線電流演算器604が追加されている。
ファンモータ4がフリーランを行うとファンモータ4の線間電圧が平滑キャパシタ2の直流電圧を越え、インバータ3の還流ダイオードを通して平滑キャパシタ2に充電される。このとき電流はファンモータの線間電圧が平滑キャパシタ2の直流電圧を越えたときにだけ流れるため、母線電流を積分すれば、平滑キャパシタ2にどれだけ充電したか計算できる。母線電流の積分値がある値を超えたときに直流電圧抑制制御を開始し、平滑キャパシタ2の放電時定数の2〜10倍の時間がたってから直流電圧抑制制御を停止させる。
インバータ3の下アームをオンしつづけてもファンモータ,素子の温度に問題がないことを確認している場合は一度インバータ3の下アームをオンしたらオフする必要はない。またこの下アームのオンオフを高速で行ってもよい。
また母線電流はファンモータの線間電圧が平滑キャパシタ2の直流電圧を越えたときにだけ流れるため、母線電流のピークを検出すれば回転数が検出できる。よって回路構成は図4でありながら実施例2を実現できる。
図5は実施例4を示す回路構成図である。実施例3と違う点はモータ電流検出器12を持ち、モータ電流検出器12からの信号を演算するモータ電流演算器605が追加されている。
ファンモータ4がフリーランを行うとファンモータ4の線間電圧が平滑キャパシタ2の直流電圧を越え、インバータ3の還流ダイオードを通して平滑キャパシタ2に充電される。このとき電流はファンモータの線間電圧が平滑キャパシタ2の直流電圧を越えたときにだけ流れるため、モータ電流を積分すれば、平滑キャパシタ2にどれだけ充電したか計算できる。モータ電流の積分値がある値を超えたときに直流電圧抑制制御を開始し、平滑キャパシタ2の放電時定数の2〜10倍の時間がたってから直流電圧抑制制御を停止させる。
インバータ3の下アームをオンしつづけてもファンモータ,素子の温度に問題がないことを確認している場合は一度インバータ3の下アームをオンしたらオフする必要はない。またこの下アームのオンオフを高速で行ってもよい。
またモータ電流はファンモータの線間電圧が平滑キャパシタ2の直流電圧を越えたときにだけ流れるため、モータ電流のピークを検出すれば回転数が検出できる。よって回路構成は図5でありながら実施例2を実現できる。
図5ではモータ電流検出手段として電流センサを例に挙げているが、下アーム素子とグラウンドの間にシャント抵抗を挿入してもよい。
図6は実施例5を示す回路構成図である。
図1と違うところは直流電源1を商用電源101とスイッチ102とダイオードスタック103に置き換えたところである。スイッチ102が閉じている場合は商用電源101で発生した交流電圧がダイオードスタック103で整流され平滑キャパシタ2に直流電圧として充電される。
三相同期モータ4を使用しない場合、スイッチ102は開いている。このとき直流電圧は0となるため、制御器6は動作しない。ここで三相同期モータ4がフリーランにより発電した場合、電圧変換器8が動作開始する直流電圧になると制御器電源電圧とインバータ駆動回路電源電圧が立ち上がり、セット/リセット回路608がセット状態になると制御器6は動作可能となる。電圧変換器8の動作が開始する電圧はおよそ60Vである。制御器6が動作可能となったら直流電圧抑制制御を開始させる。インバータ駆動回路電源電圧が立ち上がるまで5秒程度かかる場合があるので制御器6が動作可能となった状態から直流電圧制御を開始するのを5秒程度まで遅らせても良い。平滑キャパシタ2の放電時定数の2〜10倍の時間がたってから直流電圧抑制制御を停止させる。
インバータ3の下アームをオンしつづけてもファンモータ,素子の温度に問題がないことを確認している場合は一度インバータ3の下アームをオンしたらオフする必要はない。また下アームのオンオフを高速で行ってもよい。
図7は実施例6を示す回路構成図である。
図1と違うところは第2の負荷13が平滑キャパシタ2に接続され、第2の負荷は第2の負荷制御信号発生器606により第2の負荷駆動回路14で駆動される点である。第2の負荷として好適な例として膨張弁ステッピングモータや四方弁コイルや二方弁コイルが挙げられる。
直流電圧抑制制御として第2の負荷13を駆動させる。第2の負荷13が消費する電力がファンモータのフリーランによって発生する電力よりも大きいとき直流電圧を抑制できる。
直流電圧抑制制御は実施例1〜5の方法で行う。
実施例6において第2の負荷13が消費する電力がファンモータのフリーランによって発生する電力よりも小さいときはインバータ3の下アームを全相オンしつつ第2の負荷13を駆動させる。
直流電圧抑制制御は実施例1〜5の方法で行う。開始判定は実施例1〜5の方法で行っても下アームの全相オンと第2の負荷13の駆動はもちろん同時になるとは限らない。数秒ずれる可能性もある。また2個の開始判定値を持ち、第1の判定値で第2の負荷13を駆動させ、第2の判定値でインバータ3の下アームの全相オンを行ってもよい。またその逆でもよい。また下アームのオンの代わりに下アームのオンオフを高速で行ってもよい。
図8は実施例8を示す回路構成図である。
図7と違うところは第2のインバータ15が平滑キャパシタ2に接続され、第2のインバータ15は第2のインバータ制御信号発生器607により第2のインバータ駆動回路16で駆動され第2の三相同期モータ17が第2のインバータ15に接続されている点である。
直流電圧抑制制御として第2のインバータ15を駆動させる。第2のインバータ15が消費する電力がファンモータのフリーランによって発生する電力よりも大きいとき直流電圧を抑制できる。
直流電圧抑制制御は実施例1〜5の方法で行う。
実施例8において第2の負荷13が消費する電力がファンモータのフリーランによって発生する電力よりも小さいときはインバータ3の下アームを全相オンしつつ第2のインバータ15を駆動させる。
直流電圧抑制制御は実施例1〜5の方法で行う。開始判定は実施例1〜5の方法で行っても下アームの全相オンと第2の負荷13の駆動はもちろん同時になるとは限らない。数秒ずれる可能性もある。また2個の開始判定値を持ち、第1の判定値で第2のインバータ15を駆動させ、第2の判定値でインバータ3の下アームの全相オンを行ってもよい。またその逆でもよい。また下アームのオンの替わりに下アームのオンオフを高速で行ってもよい。
以上の実施例によるモータ制御装置を搭載する機器として好適な例として空気調和機について図9,図10を用いて説明する。
空気調和機701は室外機702を接続配管703と介して、室内機704へと接続されている。空気調和機701の操作は、リモートコントローラ706から送信されたデータを室内送受信部707で受信し、室内機704によって室内空気を調和させる。室外機702はモータ制御装置711とリアクタ717を介して、圧縮機715を駆動させる。冷房・除湿・デフロスト運転時は、圧縮機715にて圧縮された冷媒は、熱交換器712を通り、接続配管713を介して室内機704へと冷媒を運び運転を行う。熱交換器712はファンモータ4によって、ファン5を駆動し送風することで熱交換される。
室外機702は室外に置かれるためファンモータ4は風によりフリーラン状態となり、モータ制御装置711内の平滑キャパシタ(図示せず)の直流電圧はファンモータ4によって上昇し、モータ制御装置711の故障にいたる。従って実施例1〜9で説明した直流電圧抑制制御が必要となる。
なお、以上の各実施例において、直流電圧を検出する直流電圧検出器,三相同期モータの位置検出回路,インバータの母線電流を検出する電流検出器,モータの電流を検出する電流検出器を、モータ制御装置に関係する特徴量を検出する検出器と称することとする。
1 直流電源
2 平滑キャパシタ
3 インバータ
4 三相同期モータ
5 ファン
6 制御器
7 インバータ駆動回路
8 電圧変換器
9 直流電圧検出器
10 位置検出回路
11 母線電流検出器
12 モータ電流検出器
13 第2の負荷
14 第2の負荷駆動回路
15 第2のインバータ
16 第2のインバータ駆動回路
17 第2の三相同期モータ
101 商用電源
102 スイッチ
103 ダイオードスタック
601 直流電圧抑制制御開始判定器
602 直流電圧抑制信号発生器
603 回転数,回転方向演算器
604 母線電流演算器
605 モータ電流演算器
606 第2の負荷制御信号発生器
607 第2のインバータ制御信号発生器
608 セット/リセット回路
701 空気調和器
702 室外機
703 接続配管
704 室内機
706 リモートコントローラ
707 室内送受信部
711 モータ制御装置
712 熱交換器
715 圧縮機
717 リアクタ

Claims (16)

  1. 直流電源に接続され、三相同期モータを駆動するインバータと、
    前記インバータを駆動するインバータ駆動回路と、
    前記インバータを制御する制御器と、
    前記三相同期モータとは異なる第2の負荷を駆動する第2の負荷駆動回路と
    を備えたモータ制御装置において、
    前記モータ制御装置に関係する特徴量を検出する検出器と、
    前記第2の負荷駆動回路を前記直流電源に接続し、かつ前記三相同期モータのフリーランにより前記検出器による検出値が上昇しある設定値を超えた場合に、または、検出値から計算したタイミングで、第2の負荷を駆動し、
    前記検出器は、前記直流電圧を検出する直流電圧検出器であり、前記検出値が前記ある設定値を超えた場合にブレーキ制御を行い、
    前記第2の負荷を駆動するとともに、前記インバータのブレーキ制御を行うことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 直流電源に接続され、三相同期モータを駆動するインバータと、
    前記インバータを駆動するインバータ駆動回路と、
    前記インバータを制御する制御器と、
    前記三相同期モータとは異なる第2の負荷を駆動する第2の負荷駆動回路と
    を備えたモータ制御装置において、
    前記モータ制御装置に関係する特徴量を検出する検出器と、
    前記第2の負荷駆動回路を前記直流電源に接続し、かつ前記三相同期モータのフリーランにより前記検出器による検出値が上昇しある設定値を超えた場合に、または、検出値から計算したタイミングで、第2の負荷を駆動し、
    前記検出器は、前記三相同期モータの位置検出回路であり、前記検出値が前記ある設定値を超えた場合にブレーキ制御を行い、
    前記第2の負荷を駆動するとともに、前記インバータのブレーキ制御を行うことを特徴とするモータ制御装置。
  3. 直流電源に接続され、三相同期モータを駆動するインバータと、
    前記インバータを駆動するインバータ駆動回路と、
    前記インバータを制御する制御器と、
    前記三相同期モータとは異なる第2の負荷を駆動する第2の負荷駆動回路と
    を備えたモータ制御装置において、
    前記モータ制御装置に関係する特徴量を検出する検出器と、
    前記第2の負荷駆動回路を前記直流電源に接続し、かつ前記三相同期モータのフリーランにより前記検出器による検出値が上昇しある設定値を超えた場合に、または、検出値から計算したタイミングで、第2の負荷を駆動し、
    前記検出器は、前記インバータの母線電流を検出する電流検出器であり、前記検出値から計算したタイミングで、ブレーキ制御を行い、
    前記第2の負荷の駆動を開始するとともに、前記インバータのブレーキ制御を行うことを特徴とするモータ制御装置。
  4. 直流電源に接続され、三相同期モータを駆動するインバータと、
    前記インバータを駆動するインバータ駆動回路と、
    前記インバータを制御する制御器と、
    前記三相同期モータとは異なる第2の負荷を駆動する第2の負荷駆動回路と
    を備えたモータ制御装置において、
    前記モータ制御装置に関係する特徴量を検出する検出器と、
    前記第2の負荷駆動回路を前記直流電源に接続し、かつ前記三相同期モータのフリーランにより前記検出器による検出値が上昇しある設定値を超えた場合に、または、検出値から計算したタイミングで、第2の負荷を駆動し、
    前記検出器は、前記モータの電流を検出する電流検出器であり、前記検出値から計算したタイミングで、ブレーキ制御を行い、
    前記第2の負荷の駆動を開始するとともに、前記インバータのブレーキ制御を行うことを特徴とするモータ制御装置。
  5. 直流電源に接続され、三相同期モータを駆動するインバータと、
    前記インバータを駆動するインバータ駆動回路と、
    前記インバータを制御する制御器と、
    前記制御器および前記インバータ駆動回路に電源を供給する電圧変換器と
    を備えたモータ制御装置において、
    前記電圧変換器を前記直流電源に接続し、かつ前記三相同期モータのフリーランにより前記制御器が動作可能となってから5秒以内にブレーキ制御を開始することを特徴とするモータ制御装置。
  6. 直流電源に接続され、三相同期モータを駆動するインバータと、
    前記インバータを駆動するインバータ駆動回路と、
    前記インバータを制御する制御器と、
    前記三相同期モータとは異なる第2の負荷を駆動する第2の負荷駆動回路と
    を備えたモータ制御装置において、
    前記第2の負荷駆動回路を前記直流電源に接続し、かつ前記三相同期モータのフリーランにより前記制御器が動作可能となってから5秒以内に第2の負荷の駆動を開始することを特徴とするモータ制御装置。
  7. 請求項6において、
    前記第2の負荷の駆動を開始するとともに、前記インバータのブレーキ制御を行うことを特徴とするモータ制御装置。
  8. 請求項1−5,7の何れかにおいて、ブレーキ制御として、前記インバータの下アームを全相オンすることを特徴とするモータ制御装置。
  9. 請求項1−5,7の何れかにおいて、ブレーキ制御として、前記インバータの下アームのオンとオフの繰り返しを1Hz〜100kHzで行うことを特徴とするモータ制御装置。
  10. 請求項1−4,7の何れかにおいて、前記第2の負荷はモータであることを特徴とするモータ制御装置。
  11. 請求項1−4,7の何れかにおいて、前記第2の負荷は圧縮機用モータであることを特徴とするモータ制御装置。
  12. 請求項1−7の何れかにおいて、前記第2の負荷は膨張弁用ステッピングモータであることを特徴とするモータ制御装置。
  13. 請求項1−7の何れかにおいて、前記第2の負荷は四方弁用コイルであることを特徴とするモータ制御装置。
  14. 請求項1−7の何れかにおいて、前記第2の負荷は二方弁用コイルであることを特徴とするモータ制御装置。
  15. 請求項1−14の何れかにおいて、前記三相同期モータの負荷ファンであることを特徴とするモータ制御装置。
  16. 請求項1−15の何れかに記載のモータ制御装置を室外機に搭載した空気調和機。
JP2011107781A 2011-05-13 2011-05-13 モータ制御装置および空気調和機 Active JP5618899B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011107781A JP5618899B2 (ja) 2011-05-13 2011-05-13 モータ制御装置および空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011107781A JP5618899B2 (ja) 2011-05-13 2011-05-13 モータ制御装置および空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012239335A JP2012239335A (ja) 2012-12-06
JP5618899B2 true JP5618899B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=47461738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011107781A Active JP5618899B2 (ja) 2011-05-13 2011-05-13 モータ制御装置および空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5618899B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5850073B2 (ja) 2014-03-18 2016-02-03 ダイキン工業株式会社 電力変換装置
JP6445939B2 (ja) * 2015-07-28 2018-12-26 ヤンマー株式会社 ファン駆動回路及びエンジン発電機

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63240392A (ja) * 1987-03-25 1988-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 室外側空気調和機のブラシレス直流モ−タ制御装置
JP3080120B2 (ja) * 1992-11-20 2000-08-21 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
JPH08251963A (ja) * 1995-03-15 1996-09-27 Matsushita Electric Works Ltd インバータ装置の直流制動方法
JP2005245058A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd Dcブラシレスモータの並列駆動方法
JP4989591B2 (ja) * 2008-04-23 2012-08-01 三菱電機株式会社 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012239335A (ja) 2012-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6652657B2 (ja) 空気調和機および空気調和機の制御方法
JP2012249397A (ja) モータ制御装置およびこれを備えた空気調和機
JP6625762B2 (ja) 駆動装置、空気調和機および電動機の駆動方法
JP6636170B2 (ja) 駆動装置、空気調和機および電動機の駆動方法
US9973129B2 (en) HVAC components having a variable speed drive with optimized power factor correction
JP5836859B2 (ja) モータ制御装置、及びこれを用いたモータ駆動装置、圧縮機、冷凍装置、空気調和機、並びにモータ制御方法
US8234879B2 (en) Method for controlling motor of air conditioner and motor controller of the same
JP2009216324A (ja) 空気調和機
JP5505528B1 (ja) 消費電力削減装置
JP2003274694A (ja) 制御装置及び冷凍空調装置
KR101934095B1 (ko) 공기조화기
JP5618899B2 (ja) モータ制御装置および空気調和機
JP2012159270A (ja) 制御装置及びヒートポンプ装置
JP2014011869A (ja) モータ駆動装置及びヒートポンプ装置
JP2008005592A (ja) モータ駆動装置およびそのモータ駆動装置を具備した貯蔵装置
JP5902521B2 (ja) 圧縮機モータの制御装置およびこれを搭載した空気調和機
JP4436651B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2014057497A (ja) インバータ駆動装置およびこれを用いた空気調和装置
JP5895964B2 (ja) アクチュエータ駆動装置
JP2008070075A (ja) 空気調和機
JP2012070530A (ja) モータ駆動装置
JP5703152B2 (ja) インバータ装置
JP2009136052A (ja) モータ制御装置およびそれを備えた空気調和機
TWI650929B (zh) 電動機系統
KR20210108251A (ko) 모터 구동 장치 및 이를 구비하는 공기조화기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140326

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140916

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5618899

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350