JP5616935B2 - 検索システム - Google Patents

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Description

本発明は、検索システムに関する。
コンピュータなどの情報機器の普及とともに文章を電子化されたテキストとして保存することが一般的となり、大量のテキストから目的のテキストを素早く検索することが重要となってきている。医療分野においても、同様に、電子カルテなどの普及に伴い、電子化されたデータを元に、特定の患者を検索する必要性が高まってきている。
しかしながら、検索結果の文書一覧から目的の文書を探し出すためには、結果一覧から個々の文書の内容を逐次参照していく必要がある。そこで、検索結果の一覧に個々の文書の内容を抜粋した要約や、文書の特徴を表す付加情報を表示することによって、検索結果の一覧から目的の文書を見つけやすくするための技術がすでに開発されている。
検索結果の文書一覧に付加情報を表示する従来技術としては、特許文献1がある。特許文献1には、検索結果表示画面において、検索キーワードとその派生語の出現回数を付加情報として表示させる技術が開示されている。この従来例では、検索キーワードとその派生語の出現回数の情報しか付加されないため、目的の文書を特定しにくいという問題がある。
特開平9−34911号公報
この発明は、検索結果画面から目的のデータを特定しやすくなる検索システムを提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本発明は、特定の文書を示す文書ID毎に文書を記憶したデータベースから検索クエリを用いて検索を行ない、検索により見つけた該当文書のリストを検索結果として表示する機能を備えた検索システムにおいて、前記文書ID毎に特徴語およびそのスコアが記憶される学習辞書と、今回検索された前記文書ID毎に、当該文書IDに関する文書内に、複数の特徴語が予め登録された特徴語辞書に登録されている特徴語が含まれているか否かを判別し、前記特徴語辞書に登録されている特徴語が含まれている場合には、前記学習辞書内の対応する文書IDに対する特徴語としてその特徴語とスコアを追加し、その特徴語が前記学習辞書内の対応する文書IDに対する特徴語として既に登録済の場合には、前記学習辞書内の対応するスコアに所定数を加算することでスコアを更新させるとともに、前記特徴語の配置位置が最新登録位置となるように並び替えを行う手段と、前記学習辞書から前記検索クエリ以外の前記文書ID毎の特徴を示す特徴語およびそのスコアをそれぞれ抽出して前記文書ID毎に文書キーワードリストを作成する手段と、前記文書キーワードリスト内において複数の文書IDに共通して存在する特徴語については、前記文書ID毎の文書キーワードリスト内においてその特徴語のスコアを低下させることにより、前記文書キーワードリスト内のデータを更新させる手段と、検索結果を表示する際に、前記文書キーワードリスト内の特徴語およびそのスコアとに基づき、当該文書IDに対応する特徴語のうち、最新のものからスコアが所定値以上のものを所定数だけ選択することにより表示する特徴語を抽出する抽出手段と、今回の検索クエリを今回検索された文書IDに対応する特徴語として、今回検索された情報に基づいて算出されたスコアとともに前記学習辞書に加算及び登録する手段と、を備えたことを特徴とする検索システムである。
この発明によれば、検索結果画面から目的のデータを特定しやすくなる。
電子カルテシステムの構成を示すブロック図である。 患者情報DB211の一部を示す模式図である。 カルテDB212の一部を示す模式図である。 学習辞書31の一部を示す模式図である。 特徴語辞書32の一部を示す模式図である。 端末PC100による検索処理の手順を示すフローチャートである。 カルテデータリストの具体例を示す模式図である。 患者情報リストの具体例を示す模式図である。 患者キーワードリストの具体例を示す模式図である。 検索結果表示データの具体例を示す模式図である。 PCによる文書検索処理の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明する。
この発明を電子カルテシステムに適用した場合の実施例について説明する。
〔1〕電子カルテシステムの構成
図1は、電子カルテシステムの構成を示している。
電子カルテシステムは、端末用のコンピュータ(端末PC)100と、端末PC100にLAN等のネットワーク300を介して接続されたサーバ用のコンピュータ(サーバPC)200とからなる。図1には、端末PC100は一台のみ図示されているが、実際は複数の端末PCが存在している。
サーバPC200は、患者の氏名や住所等の患者情報を記憶した患者情報データベース(患者情報DB)211およびカルテデータを記憶したカルテデータベース(カルテDB)212を備えている。
患者情報DB211には、図2に示すように、患者の識別データである患者ID毎に、氏名、氏名のカナ、生年月日、性別、住所および特記事項が記憶されている。
カルテDB212には、図3に示すように、カルテの識別データであるカルテID毎に、患者ID、受診日、初診/再診の識別子および診断内容(経過、処方等)が受診日の順に記憶される。
端末PC100には、ディスプレイ21、マウス22およびキーボード23が接続されている。パーソナルコンピュータ100は、CPU11、メモリ12、ハードディスク13、CD−ROMのようなリムーバブルディスク20のドライブ14を備えている。CPU11は、ネットワーク300を介してサーバPC200に接続されている。
ハードディスク13には、OS(オペレーティングシステム)等の他、電子カルテ等の電子データを作成して所定のデータベースに保存したり、データベース211、212を利用して検索クエリ(検索語)を含むデータを検索したりするための電子カルテ作成・検索プログラムが格納されている。電子カルテ作成・検索プログラムは、例えば、それが格納されたリムーバブルディスク20を用いて、ハードディスク13にインストールされる。また、ハードディスク13内には、検索時に利用される学習辞書31および特徴語辞書32が設けられている。
学習辞書31内には、図4(a)に示すように、患者ID毎に特徴語がスコアとともに記憶される。ただし、検索が全く行なわれてない初期状態においては、学習辞書31内は空である。「特徴語」とは、検索対象データを区別するために有効と考えられる文字列(単語)をいうが、この例では特に患者を区別するために有効と考えられる文字列をいう。また、スコアには、上限値(例えば、100)が定められている。
1つの患者IDに対して学習辞書31に登録できる特徴語の数は例えば100語と決められており、それを超える場合には最も古いものを削除して新しいものを登録する。学習辞書31内において、任意の患者IDに対する複数の特徴語は、それが登録された順番を認識できるように配置されている。ただし、既に登録されている特徴語であっても、そのスコアが加算されるようなイベントが発生したとき(既にスコアが上限値に達しており、実際にはスコアが更新されない場合も含む)には、当該特徴語の配置位置が最新登録位置となるように特徴語の並び変えを行なう。
特徴語辞書32には、図5に示すように、複数の特徴語が予め登録されている。
〔2〕検索処理
図6は、端末PC100による検索処理の手順を示している。
検索時においては、ユーザは、図示しない検索画面において、検索クエリ(検索語)を入力する。具体例では、検索クエリとして「高熱」が入力された場合について説明する。
検索処理においては、端末PC100のCPU11は、サーバPC200内のカルテDB212および患者情報DB211から、検索クエリを含むカルテデータおよび患者情報ならびに該当患者IDを含む患者情報を検索する(ステップS1)。
具体的には、まず、サーバPC200内のカルテDB212から検索クエリを含むカルテデータを検索し、該当するデータを抽出することにより、カルテデータリストを作成する。上記具体例では、カルテDB212から「高熱」を含む4つのデータが抽出されるので、カルテデータリストは図7に示すようになる。また、患者情報DB211から検索クエリ含むデータおよびカルテデータリスト内の患者IDを含むデータを検索し、該当するデータを抽出することにより、患者情報リストを作成する。上記具体例では、患者情報DB211から患者IDが1001、1002および1003である3つのデータが抽出されるので、患者情報リストは図8に示すようになる。
次に、特徴語辞書32に基づく学習辞書31への特徴語登録またはスコア加算処理を行なう(ステップS2)。この処理は、ステップS1で検索された患者ID毎に行なわれる。ステップS1で検索された1つの患者IDを注目患者IDとすると、ステップS1で検索された注目患者IDに関するデータ(カルテデータおよび患者情報の両方を含む)内に特徴語辞書32に登録されている特徴語が含まれているか否かを判別する。特徴語辞書32に登録されている特徴語が含まれている場合には、学習辞書31内の対応する患者IDに対する特徴語として、その特徴語とスコア(=1)を追加する。その特徴語が学習辞書31内の対応する患者IDに対する特徴語として既に登録されている場合には、その特徴語のスコアに1を加算することによりその特徴語のスコアを更新させるとともに、その特徴語の配置位置が最新登録位置となるように特徴語の並び変えを行なう。なお、スコアがスコアの上限値(例えば100)を超えるような場合には、スコアを更新させない。
上記具体例では、特徴語辞書32(図5参照)内の「アレルギー」が、図8の患者情報リスト内の患者IDが1001のデータに存在する。一方、学習辞書31(図4(a))参照)内の患者IDが1001に対する特徴語としてアレルギーが既に登録されているので、そのスコアに1を加算することにより、そのスコアが4に更新される。また、学習辞書31内の患者IDが1001に対するアレルギーの登録位置が最新登録位置となるように、患者IDが1001に対する特徴語が並び変えられる。例えば、同じ患者ID内においては新しい特徴語ほど図4(a)の下側に配置されているものとすると、図4(b)に示すように、「花粉症」、「喘息」、「アレルギー」の順番となるように、これらの特徴語が並び変えられる。
次に、ステップS1で検索された患者ID毎に、学習辞書31から検索クエリ以外の特徴語およびそのスコアを抽出することにより、患者キーワードリストを作成する(ステップS3)。上記具体例では、図9(a)に示すような患者キーワードリストが作成される。
次に、患者キーワードリストから1つの特徴語を注目特徴語として選択する(ステップS4)。患者キーワードリスト内において、注目特徴語が複数の患者IDの特徴語として存在しているか否かを判別する(ステップS5)。注目特徴語が複数の患者IDの特徴語として存在していない場合には、ステップS8に進む。
上記ステップS5において、注目特徴語が複数の患者IDの特徴語として存在していると判別した場合には、患者キーワードリスト内において、それらの患者ID毎に、他の患者IDの注目特徴語のスコアの総和を当該患者IDの注目特徴語のスコアから減算する(ステップS6)。
上記ステップS7によって、スコアが0以下となった注目特徴語が存在する場合には、スコアが0以下となった注目特徴語を患者キーワードリストから削除する(ステップS8)。そして、ステップS8に進む。
ステップS8では、患者キーワードリストの中に、注目特徴語としてまだ選択されていない特徴語があるか否かを判別する。患者キーワードリストの中に、注目特徴語としてまだ選択されていない特徴語がある場合には、まだ選択されていない特徴語の中から1つの特徴語を注目特徴語として選択した後(ステップS9)、ステップS5に戻る。
上記ステップS8において、患者キーワードリストの中に、注目特徴語としてまだ選択されていない特徴語が存在しないと判別した場合には、ステップS10に移行する。
上記具体例では、患者キーワードリストにおいて、「花粉症」という特徴語が複数の患者ID(患者ID=1001と患者ID=1003)の特徴語として存在している。患者ID=1001に対する「花粉症」のスコアは2であり、患者ID=1003に対する「花粉症」のスコアは5であるので、患者ID=1001に対する「花粉症」のスコアは2−5=−3に更新され、患者ID=1003に対する「花粉症」のスコアは5−2=3に更新される。この結果、患者ID=1001に対する「花粉症」が患者キーワードリストから削除される。したがって、患者キーワードリストは、図9(b)に示すようになる。
ステップS10では、患者情報リスト、カルテデータリストおよび患者キーワードリストに基づいて、検索結果表示データを作成して、ディスプレイ21に表示する。具体的には、カルテデータリスト内の各カルテデータをその患者ID別にグループ分けし、各グループ毎に患者情報、キーワード、検索したカルテデータの要約、検索した各カルテデータの詳細を表示させるためのボタン等を含む表示データを作成する。
ある患者IDに対するキーワードは、患者キーワードリスト内の当該患者IDに対応する特徴語のうち、最新のものからスコアが所定値以上のものを所定数だけ選択することによって取得する。ある患者IDに対する要約は、例えば、カルテデータリスト内の当該患者IDに対応するカルテデータから、検索クエリを含む文を抽出することによって取得する。
そして、各グループ別の表示データをまとめることにより、検索結果表示データを作成して出力する。図10に、検索結果表示データの具体例を示す。この例では、「経過」として、要約が表示されている。この要約のうち、検索クエリの部分(この例では「高熱」)を強調表示している。ユーザがカルテボタンを押すと、検索したカルテデータの受診日の一覧が表示される。ユーザが受診日を選択すると、対応するカルテデータが表示される。
上記ステップS10によって検索結果表示データを表示すると、検索クエリに基づく学習辞書31への特徴語登録またはスコア加算処理を行なう(ステップS11)。つまり、学習辞書31に、今回検索された各患者IDに対する特徴語として、今回の検索クエリをスコア(出現回数)とともに登録する。この場合、ある患者IDに対するスコア(出現回数)は、今回検索されたデータ(カルテデータおよび患者情報の両方を含む)のうちの当該患者IDに対応するデータ内における、今回の検索クエリの出現回数を求めることによって得られる。
なお、これらの患者IDのうち、今回の検索クエリと同じ文字列が特徴語として学習辞書31に既に登録されている患者IDに関しては、学習辞書31内のその患者IDにおける今回の検索クエリと同じ特徴語のスコアに、上記のようにして求められる今回の検索クエリの出現回数を加算することにより、その特徴語のスコアを更新させるとともに、その特徴語の配置位置が最新登録位置となるように特徴語の並び変えを行なう。なお、スコアがスコアの上限値(例えば100)を超えるような場合には、スコアを更新させない。
上記具体例では、今回検索されたデータのうちの患者ID=1001に対応するデータ(図7および図8参照)内に検索クエリである「高熱」が2回出現し、患者ID=1002に対応するデータ内に「高熱」が1回出現し、患者ID=1003に対応するデータ内に「高熱」が1回出現している。学習辞書31(図4(b)参照)には、患者ID=1002の特徴語として「高熱」が登録されているが、患者ID=1001および患者ID=1003の特徴語としては「高熱」は登録されていない。
したがって、学習辞書31に、患者ID=1001の特徴語として、「高熱」がスコア2とともに登録される。また、学習辞書31に、患者ID=1003の特徴語として、「高熱」がスコア1とともに登録される。さらに、学習辞書31の患者ID=1002の特徴語として既に登録されている「高熱」のスコアに1が加算される。この結果、学習辞書31の内容は、図4(c)に示すような内容に更新される。
〔3〕変形例
上記実施例では、図6のステップS6では、ステップS5において、注目特徴語が複数の患者IDの特徴語として存在していると判別した場合には、患者キーワードリスト内において、それらの患者ID毎に、他の患者IDの注目特徴語のスコアの総和を当該患者IDの注目特徴語のスコアから減算しているが、次の(1)または(2)のようにしてもよい。
(1)ステップS5において、注目特徴語が複数の患者IDの特徴語として存在していると判別した場合には、患者キーワードリスト内において、それらの患者IDの注目特徴語のスコアを0とする。
(2)ステップS5において、注目特徴語が複数の患者IDの特徴語として存在していると判別した場合には、患者キーワードリスト内において、次式(1)によって算出した値Aを、それらの患者IDの注目特徴語のスコアから減算する。
A=スコア上限値×{(B/C)×10}…(1)
B:患者キーワードリスト内において、注目特徴語を特徴語として有している患者IDの総数
C:患者キーワードリスト内に存在している患者IDの総数(今回検索された患者IDの総数)
つまり、今回検索された患者IDの総数が多いほどAは小さくなり、患者キーワードリスト内において、注目特徴語を特徴語として有している患者IDの総数が多いほどAは大きくなる。
患者キーワードリスト内に存在している患者IDの総数Cが100で、患者キーワードリスト内において、注目特徴語を特徴語として有している患者IDの総数Bが10で、スコア上限値が100であるとすると、A=100×10×10/100=100となる。つまり、今回検索された患者IDの総数Cに対して、その患者IDの中で注目特徴語を特徴語として有している患者IDの数Bの割合が大きくなるほど、Aは大きくなり、当該注目特徴語に対応するスコアが小さくなる。特に、この例では、今回検索された患者IDの総数Cに対して、その患者IDの中で注目特徴語を特徴語として有している患者IDの数Bの割合が10%以上になると、Aがスコア上限値以上となるので、当該注目特徴語に対応するスコアが0以下となる。
上記実施例では、特徴語辞書32が設けられているが、特徴語辞書32はなくてもよい。特徴語辞書32を設けない場合には、図6のステップS2は省略される。
この発明は、「特定を示す文書ID」毎に「文書」を記憶したデータベースから検索クエリを用いて検索を行なう検索システムにも適用することができる。
具体的には、ウェブ検索やファイル検索にもこの発明を適用することができる。ウェブ検索の場合には、「特定を示す文書ID」はURLに相当し、「文書」がそのURLによって提供されているWebページに相当する。ファイル検索の場合には、「特定を示す文書ID」はファイル名に相当し、「文書」がそのファイルに含まれている文書に相当する。
以下、PCによって文書検索を行なう場合について説明する。PCのハードディスク内には、図1の端末PC100と同様に、文書検索プログラムが格納されているとともに学習辞書および特徴語辞書が設けられている。学習辞書には、文書ID毎に特徴語がスコアとともに記憶される。特徴語辞書には、特徴語が記憶されている。
図11は、PCによる文書検索処理の手順を示している。
検索時においては、ユーザは、図示しない検索画面において、検索クエリ(検索語)を入力する。
文書検索処理においては、PCは、「特定を示す文書ID」毎に「文書」を記憶した文書DBから、検索クエリを含む文書を検索する(ステップS21)。
次に、特徴語辞書に基づく学習辞書への特徴語登録またはスコア加算処理を行なう(ステップS22)。この処理は、ステップS21で検索された文書ID毎に行なわれる。ステップS21で検索された1つの文書IDを注目文書IDとすると、ステップS21で検索された注目文書IDに関する文書内に特徴語辞書に登録されている特徴語が含まれているか否かを判別する。特徴語辞書に登録されている特徴語が含まれている場合には、学習辞書内の対応する文書IDに対する特徴語として、その特徴語とスコア(=1)を追加する。その特徴語が学習辞書内の対応する文書IDに対する特徴語として既に登録されている場合には、その特徴語のスコアに1を加算することによりその特徴語のスコアを更新させるとともに、その特徴語の配置位置が最新登録位置となるように特徴語の並び変えを行なう。なお、スコアがスコアの上限値(例えば100)を超えるような場合には、スコアを更新させない。
次に、ステップS21で検索された文書ID毎に、学習辞書から検索クエリ以外の特徴語およびそのスコアを抽出することにより、文書キーワードリストを作成する(ステップS23)。
次に、文書キーワードリストから1つの特徴語を注目特徴語として選択する(ステップS24)。文書キーワードリスト内において、注目特徴語が複数の文書IDの特徴語として存在しているか否かを判別する(ステップS25)。注目特徴語が複数の文書IDの特徴語として存在していない場合には、ステップS28に進む。
上記ステップS25において、注目特徴語が複数の文書IDの特徴語として存在していると判別した場合には、文書キーワードリスト内において、それらの文書ID毎に、他の文書IDの注目特徴語のスコアの総和を当該文書IDの注目特徴語のスコアから減算する(ステップS26)。なお、ステップS26において、実施例1の変形例(1)、(2)と同様な方法によって、文書キーワードリスト内のスコアを更新するようにしてもよい。
上記ステップS27によって、スコアが0以下となった注目特徴語が存在する場合には、スコアが0以下となった注目特徴語を文書キーワードリストから削除する(ステップS28)。そして、ステップS28に進む。
ステップS28では、文書キーワードリストの中に、注目特徴語としてまだ選択されていない特徴語があるか否かを判別する。文書キーワードリストの中に、注目特徴語としてまだ選択されていない特徴語がある場合には、まだ選択されていない特徴語の中から1つの特徴語を注目特徴語として選択した後(ステップS29)、ステップS25に戻る。
上記ステップS28において、文書キーワードリストの中に、注目特徴語としてまだ選択されていない特徴語が存在しないと判別した場合には、ステップS30に移行する。
ステップS30では、文書リストおよび文書キーワードリストに基づいて、検索結果表示データを作成して、ディスプレイに表示する。具体的には、文書リスト内の各文書を文書ID別にグループ分けし、各グループ毎に、文書ID、キーワード、検索した文書の要約、検索した各文書の詳細を表示させるためのボタン等を含む表示データを作成する。
ある文書IDに対するキーワードは、文書キーワードリスト内の当該文書IDに対応する特徴語のうち、最新のものからスコアが所定値以上のものを所定数だけ選択することによって取得する。ある文書IDに対する要約は、例えば、文書リスト内の当該文書IDに対応する文書から、検索クエリを含む文を抽出することによって取得する。そして、各グループ別の表示データをまとめることにより、検索結果表示データを作成して出力する。
上記ステップS30によって検索結果表示データを表示すると、検索クエリに基づく学習辞書への特徴語登録またはスコア加算処理を行なう(ステップS31)。つまり、学習辞書に、今回検索された各文書IDに対する特徴語として、今回の検索クエリをスコア(出現回数)とともに登録する。この場合、ある文書IDに対するスコア(出現回数)は、今回検索された文書のうちの当該文書IDに対応する文書内における、今回の検索クエリの出現回数を求めることによって得られる。
なお、これらの文書IDのうち、今回の検索クエリと同じ文字列が特徴語として学習辞書に既に登録されている文書IDに関しては、学習辞書内のその文書IDにおける今回の検索クエリと同じ特徴語のスコアに、上記のようにして求められる今回の検索クエリの出現回数を加算することにより、その特徴語のスコアを更新させるとともに、その特徴語の配置位置が最新登録位置となるように特徴語の並び変えを行なう。なお、スコアがスコアの上限値(例えば100)を超えるような場合には、スコアを更新させない。
100 端末PC
11 CPU
12 メモリ
13 ハードディスク
21 ディスプレイ
22 マウス
23 キーボード
31 学習辞書
32 特徴語辞書
200 サーバPC
211 患者情報DB
212 カルテDB
300 ネットワーク

Claims (2)

  1. 特定の文書を示す文書ID毎に文書を記憶したデータベースから検索クエリを用いて検索を行ない、検索により見つけた該当文書のリストを検索結果として表示する機能を備えた検索システムにおいて、
    前記文書ID毎に特徴語およびそのスコアが記憶される学習辞書と、
    今回検索された前記文書ID毎に、当該文書IDに関する文書内に、複数の特徴語が予め登録された特徴語辞書に登録されている特徴語が含まれているか否かを判別し、前記特徴語辞書に登録されている特徴語が含まれている場合には、前記学習辞書内の対応する文書IDに対する特徴語としてその特徴語とスコアを追加し、その特徴語が前記学習辞書内の対応する文書IDに対する特徴語として既に登録済の場合には、前記学習辞書内の対応するスコアに所定数を加算することでスコアを更新させるとともに、前記特徴語の配置位置が最新登録位置となるように並び替えを行う手段と、
    前記学習辞書から前記検索クエリ以外の前記文書ID毎の特徴を示す特徴語およびそのスコアをそれぞれ抽出して前記文書ID毎に文書キーワードリストを作成する手段と、
    前記文書キーワードリスト内において複数の文書IDに共通して存在する特徴語については、前記文書ID毎の文書キーワードリスト内においてその特徴語のスコアを低下させることにより、前記文書キーワードリスト内のデータを更新させる手段と、
    検索結果を表示する際に、前記文書キーワードリスト内の特徴語およびそのスコアとに基づき、当該文書IDに対応する特徴語のうち、最新のものからスコアが所定値以上のものを所定数だけ選択することにより表示する特徴語を抽出する抽出手段と、
    今回の検索クエリを今回検索された文書IDに対応する特徴語として、今回検索された情報に基づいて算出されたスコアとともに前記学習辞書に加算及び登録する手段と、
    を備えたことを特徴とする検索システム。
  2. 前記特徴語のスコアを低下させることにより前記文書キーワードリスト内のデータを更新させる前記手段は、
    前記文書ID毎の文書キーワードリスト内において複数の文書IDに共通して存在する特徴語に関し、他の文書IDの当該特徴語のスコアの総和を当該文書IDの当該特徴語のスコアから減算することにより、前記文書キーワードリスト内のデータを更新させる手段である
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索システム。
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