JP5616546B1 - ロール切断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】片手で上蓋を開いてロールをセットでき、片手でロールの紙の切断ができるロール切断器を提供する。【解決手段】ホルダー1には、蝶着2部分を介して上蓋3が構成されており、上蓋3は内側に紙押3aを具備し、上蓋3の先端には蝶着部4を介して略L字状部品5があり、略L字状部品5はカバー5aと切断刃5bからできていて、垂れ下がった紙6aの先端の摘み部分の舌出しを、適度な長さになるように下向きに引っ張り、適当な長さで紙6aの先端を、ロール切断器から手前に円を描くように引っ張ると、上蓋3の略L字状部品5が、紙6aの摩擦で手前に回転して、カバー5aは180度回転し、略L字状部品5に具備された切断刃5bが手前を向き、紙6aを切断出来る。【選択図】図2

Description

本発明は、トイレに設置しあるロールの紙を、片手で切ることができるロール切断器に関するものである。
通常のロール切断器は、枠上をなすホルダー本体と、ロールペーパーを回転可能に支持する支持軸と、そのロールペーパーの上部を覆うような曲面状の押さえ板とを有しており、そのホルダー本体に支持軸を着脱可能に、かつ押さえ板を上下方向に回転自在に取り付けて構成されている。そして、ペーパーの切断時には、片方の手でロールペーパーからペーパーを適度な長さで引き出し、もう片方の手で押さえ板を押さえつつ、その押さえ板先端にエッジにペーパーを当て引っ張りきるという操作をしている。しかし、ペーパーホルダーの場合、ペーパーの切断に際して両手の使用が前提となっており、特に身障者は使用が難しかった。
そこで、特開2013−132352の名称 ペーパーホルダーのように、ペーパーホルダーの切断機構部で枠体の内部に繰り出し口と壁部を設け、切断刃と回転軸が設けられた可動刃を枠体の内部に回転自在に枢着し、ペーパーを当接させる当接部とペーパーを押さえ付ける押付部が、設けられたカム部を、枠体の内部に回転自在に取り付ける。さらに、カム部材に押圧部を、可動刃の基端に操作部を設けることにより、当接部にペーパーが当接し、カム部材が回動し、押付部でペーパーを固定し、押圧部操作部を押圧し、可動刃を回転させ、切断刃を回動させ、切断刃が壁部の外面上に出現するため、片手でペーパーを簡易かつ好適に切断することができるものがあった。
特開2013−132352 特願2013−111224 特開2013−85940 特開2009−22621
通常のロール切断機の、ロールをセットするとき、ロールの芯の筒に軸を通していたが、それを片手でセットするのは難しい。
また、従来の特開2013−132352の名称 ペーパーホルダーのように、ペーパーホルダーの切断機構部で枠体の内部に繰り出し口を設ける部品があるが、そのような部品を取り付けることは複雑であり、切断刃が上を向くのは危険であった。さらに、カム部材など構造が複雑であり、生産するときの単価も高価になることも予想できた。
そこで本発明のロール切断器は、片手で上蓋(3)を開いてロール(6)をセットでき、片手でロール(6)の紙(6a)の切断ができるロール切断器を提供するものである。
上記目的を達成するために本発明のロール切断器は、本体をホルダー(1)とし、そのホルダー(1)の上部には、蝶着(2)部分を介して上蓋(3)が構成されている。その上蓋(3)は、内側の先端に紙押(2a)を具備し、紙押(3a)は紙(6a)を切るときに押さえるためと、切断刃(5b)に手と紙(6a)が触れないようになっている。そして表面の先端には、蝶着部(4)を介して略L字状部品(5)を蝶着している。
その略L字状部品(5)は、表側にカバー(5a)と、内側に切断刃(5b)があり、カバー(5a)の方が重たいので、カバー(5a)の方が垂れ下がるのと、ほんの少し上蓋(3)の蝶着部(4)側は上を向いており、略L字状部品(5)は紙押(3a)と接触するまで回転するので、上蓋(3)とカバー(5a)とは、同じ方向を向くので一体感がある。
また、ホルダー(1)の中にロール(6)を取り付け、そのロール(6)の先端の紙(6a)が、ホルダー(1)の下から出るようにして舌出しする。そして、ホルダー(1)の下部先端に、紙(6a)の引出口(1a)が付いており、その引出口(1a)の上を通るように紙(6a)をセットする。また、ロール(6)の紙(6a)を、ホルダー(1)の引出口(1a)が下から支え、上からは上蓋(3)の紙押(3a)が挟んで、抵抗になっている。そして、紙(6a)の先端部の舌出しを摘み、適量下に引き出し、斜め上方に引き上げると、切断刃(5b)が紙(6a)を切断できることで目的を達成した。
本発明のロール切断器は、次のような効果がある。
(イ)片手で紙を切ることができる。
(ロ)紙は切った後、次の紙を引っ張りやすいように舌出しをしている。
(ハ)ロールのセットも片手でできる。
(ニ)従来の片手で切断するものよりは簡単である。
(ホ)簡単であるから安価にできる。
(ヘ)キッチンペーパーにも使用できる。
(ト)キッチンペーパーは、切れ目が不要である。
図は、ロール切断器を開いた状態の斜視図である。 図は、ロール切断器に紙を切断する前の状態の斜視図である。 図は、ロール切断器の紙を、切る状態の斜視図である。 図は、ロール切断器の紙を、切った後の状態の斜視図である。 図は、ロール切断器の正面図である。 図は、ロール切断器の断面図である。 図は、金属で製作するホルダーの展開図である。
本発明のロール切断器は、トイレの壁にホルダー(1)内の正面に、背板(1c)に具備した取付穴(1b)を開ける。その取付穴(1b)を利用して、ネジ釘などで固定する。そして、巻いてあるロール(6)の紙(6a)の先端が、下を通って引出口(1a)から出るように、ホルダー(1)の中にセットする。そのロール(6)をセットする作業は、片手でできる物である。
また、ロール(6)の接触部の紙受け部(1f)が、ホルダー(1)の引出口(1a)の下にある。そのロール(6)の巻き方が、従来の一般的なロールの芯に軸を刺し、取り付けるものと逆になるように、ロール(6)の下部を通って紙(6a)が引き出されるようにセットしているため、引き出すときの抵抗があり、紙(6a)を引き出すときには適度な摩擦があり抵抗となる。
つまり引出口(1a)で、一旦上方に紙(6a)を引き上げることで、ロール(6)の底を持ち上げるように作用して、接触抵抗を軽減している。ちなみに、ロール(6)の取り付け方を逆にして、上側を通って紙(6a)を引き出されるようにした場合には、紙(6a)を引っ張ると下に作用して、引出口(1a)の方に転げて出るように作用していたため、それを上蓋(3)が押さえるため、抵抗は大きくなり過ぎて使用できない。また、最悪の状態は、紙(6a)を引っ張ると、ロール(6)が引出口(1a)を越えて、ロール切断器から外へ出るので辞めた。
そして、引出口(1a)を紙受け部(1f)より上部に設けることで、ロール(6)の先端を引き出す紙(6a)が、引出口(1a)より紙受け部(1f)の方が低い位置にあるため、いったん引出口(1a)を周って引き上げられている。そのため、紙(6a)を受けているホルダー(1)の紙受け部(1f)と、ロール(6)の底面の摩擦抵抗があり、特にロール(6)の大きな時には、重たいので引っ張り抵抗がある。
そのロール(6)は引っ張ることで、ホルダー(1)の背板(1c)の方に転げるが、背板(1c)は垂直になっているので、ロール(6)は紙受け部(1f)の底に止まっていて、紙(6a)を引き出すのには抵抗があるが、ゆっくりと引き出すことのできる状態である。
さらに、引出口(1a)の上を紙(6a)が通過し、上蓋(3)の紙押(3a)が上から押さえるので、ロール(6)下部と、ホルダー(1)の紙受け部(1f)の転がり抵抗と、ホルダー(1)の引出口(1a)の接触抵抗と、上蓋(3)の紙押(3a)の接触抵抗で、紙(6a)を上に引っ張ると紙(6a)は固定され、片手で紙(6a)を切断する。
次に上蓋(3)の略L字状部品(5)がもとに戻り、垂れ下がった紙(6a)の先端の摘み部分の舌出しを、適度な長さになるように下向きに引っ張り、適当な長さで紙(6a)の先端を、ロール切断器から手前に円を描くように引っ張ると、上蓋(3)の略L字状部品(5)が、紙(6a)の摩擦で手前に回転して、カバー(5a)は180度回転する。そして、略L字状部品(5)に具備された切断刃(5b)が手前を向き、切断できる状態にある。
そのとき、ホルダー(1)の紙(6a)の出口に引出口(1a)があり、上蓋(3)には紙押(3a)が具備されており、上に切断するときに紙(6a)は、引出口(1a)と紙押(3a)に挟まれて抵抗になる。また、ロール(6)の装着する方向が従来と違い、紙(6a)の外側が下を通るので抵抗になり、弛むことがないので上蓋(3)を押さえて止める作業が不要なため、片手で紙(6a)を切る作業ができる。
また、紙(6a)を切断するために上蓋(3)を上に引っ張り上げるが、上蓋(3)の重さが、紙(6a)を切断する力より重たいため、上蓋(3)が開いて跳ね上がることがない。そして紙(6a)の先端が、切断刃(5b)に当たり切れるが、そのとき紙(6a)のどちらか一方の方から切ると、軽い力で切ることができる。
紙(6a)を切った後は、略L字状部品(5)のカバー(5a)の方が重たいため下に垂れ下がり、その略L字状部品(5)に具備している切断刃(5b)は、紙押(2a)がカバーとなって、切断刃(5b)で指先を切ることがない。
そして、ホルダー(1)側の残った紙(6a)は、切断刃(5b)で切ったときに、切断刃(5b)は表側に反転していたため、表側が切断跡になるので紙(6a)が下に垂れ下がると、紙(6a)の切り口の摘み部分の舌出しは、次の紙(6a)を引っ張り出すとき、ちょうどよい長さで、紙(6a)摘み引っ張りやすい状態になっている。
図面の符号について、詳細な説明をする。ホルダー(1)は、ペーパーホルダー本体のことで、ロール(6)をホルダー(1)内部の下面にセットするように、下部が紙受け部(1f)になっており、アールになっている。そしてホルダー(1)の側面は2枚と、中央の紙受け部(1f)はヒートガンを使用して曲げて作り、側面をアクリル用の接着剤で固定してホルダー(1)を作っている。
引出口(1a)は、ホルダー(1)に具備したところで、ロール(6)が引出口(1a)の上を通るため、その引出口(1a)はΦ20のアールになっているので、ヒートガンで曲げて作っている。その引出口(1a)は、ホルダー(1)底面の紙受け部(1f)より多少レベルが上がっており、紙(6a)は引出口(1a)を周って下に垂れている。
取付穴(1b)は、ホルダー(1)本体を取り付けるための穴で、ホルダー(1)背後の背板(1c)に具備していて、穴はΦ5のものを3個開けてある。
背板(1c)は、ホルダー(1)の背の部分にあり、壁と接する部分であるため、主に平らな部分を指す。
突起面(1d)は、ロール(6)を安定さして回転さすため、ホルダー(1)内部の側面に2ヶ所具備されていて、2ミリの板をホルダー(1)内部の側面に取り付けている。その突起面(1d)は、ロール(6)が片寄った時、本体側面とロール(6)側面の摩擦抵抗軽減のため設けられていて、ロール(6)の摩擦が大きいときに役立つ。
覗き穴(1e)は、ホルダー(1)の側面に具備した物で、ロール(6)の使用状態を見るための穴である。したがって、透明の物には必要ない。
紙受け部(1f)は、ホルダー(1)の下部にある部分で、ロール(6)が接触する部分であり、Φ100のロール(6)を支えるためにΦ120のアールで作っている。
蝶着(2)部分は、上蓋(3)を上げてロール(6)をセットするときに主に使用するものであり、ホームセンターでアクリルようの蝶番があったので、その蝶番を蝶着(2)部分として使用し、Φ3の軸で、ホルダー(1)と上蓋(3)アクリル用の接着剤で引っ付け、上蓋(3)の開閉ができるようになっている。
上蓋(3)は、ホルダー(1)を蝶番で回動自在に取り付けられており、蝶番からΦ200のアールに3分の2はなっており、前面に向いたところの3分の1は平面で、その傾斜は時計の針で言えば5時の、多少上を向いている。
紙押(3a)は、上蓋(3)と一体になっており、上蓋(3)先端の内側に具備されており、紙(6a)の切断するときホルダー(1)の引出口(1a)と、紙(6a)が間に紙(6a)を挟みこみ、切断するときの摩擦になることと、略L字状部品(5)が切断状態でないときに、切断刃(5b)を保護する役目がある。
蝶着部(4)は、上蓋(3)と略L字状部品(5)とを蝶番で繋いでいて、軸はΦ2でできている。その略L字状部品(5)は蝶着部(4)によって、180度可動して切断刃(5b)が裏面から表面に出て、紙(6a)を切ることができる。
略L字状部品(5)は、カバー(5a)と切断刃(5b)が90度で交わり、普段はカバー(5a)の重さで、カバー(5a)は下を向いている。
カバー(5a)は、上蓋(3)と同じ角度で、上蓋(3)と一体型に見えるが、紙(6a)を切るときには、紙(6a)の表面の摩擦で上を向く。
切断刃(5b)は、金属の山形の鋸状になっており、竹を切断する鋸刃が最もよいので採用していて略L字状部品(5)に貼り付けている。普段は、紙押(3a)の影に隠れているが、切断時にはカバー(5a)が紙(6a)の摩擦で上を向き、切断刃(5b)が正面に出て、紙(6a)を切断刃(5b)できる。
ロール(6)は、紙(6a)を巻いたもので、ロール切断器にセットしたときは、ロール(6)の紙(6a)を下側から引き出すので、従来のものと反対の取り出す紙(6a)は、下側から取り出すように取り付けている。
引出口(1a)より出た紙(6a)は、摘み易いように3センチ垂れ下がっているが、その状態を舌出しと言い、雑誌から引用した。
その他、ロール切断器本体を固定するためのネジ釘は、その他両面テープ、接着剤、釘、またはフック等で引掛ける方法などがある。
以下、本発明の実施例について、アクリル2ミリのもので試作していて、幅12センチの、奥行き12センチの、高さ12センチの物を試作したので、その試作をもとに図面を参照して説明する。図1の斜視図は、本発明のロール切断器を取り付ける前の斜視図である。その図は、ホルダー(1)の蝶着(2)部分の蝶番で、上蓋(3)を開けたところである。そのホルダー(1)の背板(1c)に、Φ5の取付穴(1b)を3個開け、その取付穴(1b)にネジ釘を打ち込んで、トイレの壁または柱などに取り付ける方法と、両面テープまたは接着剤等により固定する。
そして、ホルダー(1)の内側の側面には突起面(1d)があり、ロール(6)が片面と接触した場合に、ロール(6)の片面全体が接触するよりも、突起面(1d)が接触した方が抵抗が少なくてよいので、突起面(1d)が具備されている。また、中のロール(6)の減り方が分かるように、覗き穴(1e)が開いている。
また、上蓋(3)は蝶着(2)部分を介して約90度開いた状態である。さらに、上蓋(2)のアール部分が壁にくっ付くまで約160度開くと、蝶着(2)部分より上蓋(3)の大部分が壁の方に重心が片寄るので、手を離しても開きっぱなしになる。そして、上蓋(3)の先端の蝶着部(4)は、略L字状部品(5)が切断刃(5b)を閉じた状態である。また、上蓋(3)の蝶着部(4)付近と、略L字状部品(5)のカバー(5a)は、一体化しているように同じ方向を向いた面である。それは、切断刃(5b)と紙押(3a)が接触するので、ストッパーの役目もしている。
そして、切断刃(5b)はガタガタの鋸状であり、平面のカッターの刃よりも、最初の切り口が鋭利なのと、カッターの刃ほどは鋭利でなので採用した。その切断刃(5b)は、接着剤で取り付けている。そして、その下側は紙押(3a)があるため、切断刃(5b)で指先を怪我するのを防いでいる。
ロール(6)は、ホルダー(1)内部の紙受け部(1f)の上に挿入させ、ロール(6)の紙(6a)の取り出し口は、ロール(6)の下を通って、下側から出るように10センチほど垂らし、上蓋(3)を閉じる。このロール(6)をセットする作業は、全て片手でできる物である。
図2は、紙(6a)を切断する前の状態の、斜視図である。図面では、一点線のロール(6)がセットされており、紙(6a)の先端を、右下に適度な分量の紙(6a)を下に引き出し、その引き出した紙(6a)を上向きに代える途中の図である。上蓋(3)に具備した略L字状部品(5)は、図1の状態から45度傾いて、カバー(5a)は時計の針でいえば4時のところを指しており、切断刃(5b)は7時を指している。
そして、その回転では切断刃(5b)は、まだ紙(6a)と接触していないので、切る状態でない。そして、略L字状部品(5)が回転しない方向の、下へ引っ張ると紙(6a)は出る。そして、紙(6a)を切断するときは、真上に引っ張ると紙(6a)の摩擦で略L字状部品(5)のカバー(5a)が、紙(6a)の引っ張る方向に付いて周り、切断刃(5b)も付いて周り、切断刃(5b)が傾くので切れる。このとき、上蓋(3)には紙(6a)を切断するときに300グラム以上の重さがあれば、切断したときに上蓋(3)が跳ね上がることがないので、300グラムの重りを付けた。
図3は、紙(6a)を切っている状態の斜視図である。さらに、紙(6a)を引っ張り10センチ出して、切断刃(5b)で紙(6a)を切っているところである。紙(6a)を引っ張ると、略L字状部品(5)のカバー(5a)が摩擦のため、略L字状部品(5)全体が回転し、略L字状部品(5)は180度回転して、カバー(5a)は時計の針でいえば12時のところを指しており、切断刃(5b)は3時を指している。
そして切断刃(5b)が、紙(6a)を左から右側に切れるように、紙(6a)の左上を持ち上げ、切っているところである。紙(6a)を切り終わると、略L字状部品(5)のカバー(5a)は重たいため、180度回転して12時のところから5時の所へ戻る。したがって、切断刃(5b)も3時から8時に所に戻って、危険な切断刃(5b)は紙押(3a)の影に隠れる。その切断刃(5b)は鋸刃状になっており、略L字状部品(5)に接着剤で取り付けている。
切断刃(5b)で切ったロール(6)側の紙(6a)は、切断刃(5b)に引っ付いているが、略L字状部品(5)重さによって戻るときに離れて、切った位置が紙押(3a)より約3センチの位置にあり、3センチの舌出し部分の摘む場所ができ、次の紙(6a)の切断が容易になるようになっている。つまり切断するときに、切断刃(5b)が反転して紙(6a)を切り、その後に切断し終わって切断刃(5b)がもとの状態に戻り、そのときの切断刃(5b)の動いた距離が舌出しの3センチである。
図4は、紙(6a)を切った後の斜視図である。図面では、一点線のロール(6)がセットされており、先端の紙(6a)はロール切断器で切った状態で、約3センチの長さで、摘むのに摘み易い状態にある。
その訳は、紙(6a)を切断したときに切断刃(5b)が回転して、紙(6a)の切断面が表面に出ていたが、切断し終わって略L字状部品(5)が反転し、紙(6a)がたくれた状態になり、切断刃(5b)に引っ付いていた紙(6a)は重力で剥がれ、紙(6a)の切断面が垂れ下がり、3センチの舌出し部分を形成する。したがって、次の紙(6a)を切断するときに、3センチの舌出し部分があることで、次の紙(6a)の切断が容易にできる。
図5は、ロール切断器の正面図である。そのロール切断器の真ん中にA‐A´の切断線があり、図6の位置を確認するだけのものである。
図6は、図5のA−Aの断面図である。ホルダー(1)上部には、蝶着(2)部分の蝶番を介して上蓋(3)が付いている。その上蓋(3)は、上3分の2の部分がアールΦ200のでできており、残りの3分の1は平面である。そして、上蓋(3)の下部先端には、蝶着部(4)を介して略L字状部品(5)のカバー(5a)が同じ角度で、時計の針でいえば5時の角度である。
そして、上蓋(3)先端の裏側には、紙押(3a)が具備されており、紙押(3a)と引出口(1a)は紙(6a)を挟むことと、切断刃(5b)に触れないように、切断刃(5b)を守る役目で、紙押(3a)がある。
そして、ホルダー(1)下部は紙受け部(1f)で凹面になっており、そこへロール(6)を下側から引き出すようにセットし、ロール(6)の紙(6a)は、ホルダー(1)の紙受け部(1f)を摩擦しながら、その紙(6a)を引出口(1a)の上を通り、ホルダー(1)の外に垂らす。
紙(6a)は引出口(1a)と、紙押(3a)の間から引き出される。また、上蓋(3)の重さは300グラム以上ある方が、片手で紙(6a)を切断する時、紙(6a)を上に引っ張り上げるので、操作するとき上蓋(3)が跳ね上がるのを防ぐためには、ある程度重さが必要である。
金属で製作したときの説明をする。図7はホルダー(1)の展開図で、厚み1ミリのステンレス製のものを製作した。そのステンレス板は、ホルダー(1)の形に切ってある。ホルダー(1)の上部には、蝶番になる部分があり、その部分をΦ3ミリの軸が通るように曲げる。そして蝶番の下には点線があり、その点線のところを90度の角度で曲げ、ホルダー(1)上部を作る。
そして、ホルダー(1)の両端には側面になるところがあり、その側面には四角形の覗き穴(1f)が具備されており、縦の点線から90度の角度に、上部点線と同じ方向に曲げる。
ホルダー(1)の下をΦ120の側板のアールに合わせて、同じ方向に曲げ、その下の点線は引出口(1a)になる。その引出口(1a)はΦ20で、逆方向に曲げている。
ホルダー(1)の上部で蝶着(2)部分の蝶番の具備した面と、側面の覗き穴(1f)を具備した面が点線の曲げでくっ付き、溶接できる状態になるのでミグ溶接で引っ付けた。そして、ホルダー(1)下部は、側面下部のΦ120のアールと、背板(1c)の下部のアールΦ120で曲げたところがくっ付き、くっ付いた場所をミグ溶接して引っ付けた。
図面には示していないが上蓋(3)は、上にあたる部分が蝶着(2)部分の蝶番になる部分で、Φ3の軸が付くように曲げる。そして下になる部分は、Φ2の軸が取り付けられるように曲げて蝶着部(4)を作る。その上蓋(3)の3分の2をΦ200のアールで曲げ、紙押(3a)は略Z字状の部品をスポット溶接で止める。
略L字状部品(5)は、蝶着部(4)にあたるところをΦ2の軸が入るように曲げて作り、カバー(5a)を完成させた後、切断刃(5b)を直角にミグ溶接で取り付ける。
それぞれの部品の、ホルダー(1)と上蓋(3)を蝶番の軸を挿入することで完成さし、上蓋(3)と略L字状部品(5)も蝶着部(4)の軸を挿入することで完成させる。上蓋(3)は約150グラムになるため、上蓋(3)は300グラム以上になるように2ミリの厚みのものを使用するか、紙押(3a)を重たいものを使用する。
樹脂で製作したときの説明をする。樹脂は大量生産が向いているが、ただ上蓋(3)が50グラムぐらいになっていると、片手で紙(6a)を上に引っ張り切断するとき、上蓋(3)が跳ね上がるので、上蓋(3)に重りを付ける必要がある。また、蝶着(2)部分と蝶着部(4)のところを、樹脂で薄くすることで蝶番の代わりをする。すると、一度の成形で作ることができる。その他、ホルダー(1)の側面にヒンジを取り付けることで、蝶番の代わりをするロール切断器が完成する。
キッチンペーパーなどは切れ目が付いているが、キッチンペーパーを使うときは片手が塞がっているときが大半である。そのとき従来のロールホルダーでは、キッチンペーパーの端を勢いよく引っ張ると、慣性の法則で、キッチンペーパーの切れ目から切れていたが、失敗することも多かった。それは、巻いてあるキッチンペーパーが必要以上に出てしまうため、やはり片手でロールを押さえて、もう一方の片方の手でキッチンペーパーの先端を引っ張り切るの方がよい。そこで、本発明を使用すると、キッチンペーパーを片手で確実に切ることができるので、切れ目は不要である。
しかし、切れ目があるのなら上蓋(3)に具備した略L字状部品(5)は不要で、キッチンペーパーのロール(6)の紙(6a)を下から取ることで抵抗になる。さらに、引出口(1a)が紙受け部(1f)より上にあるため、紙(6a)は引出口(1a)を周って引き出されるため抵抗になる。したがって2つの抵抗があるため、紙(6a)を適当に引っ張り出し、慣性の法則を利用し、反動をつけて勢いよく下に引っ張ると、切れ目から切ることができる。
つまり、舌出ししてあるキッチンペーパーの紙(6a)をゆっくりと引っ張り出し、キッチンペーパーの切れ目が引出口(1a)から約3センチ出たところで、キッチンペーパーの紙(6a)を引っ張った方向に戻し、そこから紙(6a)を下方向に勢いよく引っ張ると、止まっているロール(6)は慣性の力が働き、ロール(6)はそのままの状態を維持し、2つの抵抗があるため、キッチンペーパーは引っ張る力に耐えられず、切れ目から切ることができる。
1 ホルダー 1a 引出口 1b 取付穴 1c 背板
1d 突起面 1e 覗き穴 1f 紙受け部
2 蝶着
3 上蓋 3a 紙押
4 蝶着部
5 略L字状部品 5a カバー 5b 切断刃
6 ロール 6a 紙

Claims (1)

  1. ホルダー(1)は、蝶着(2)部分を介して上蓋(3)が構成されており、
    該上蓋(3)の先端の裏側には、紙押(3a)が具備されており、
    該上蓋(3)の先端の外側には、蝶着部(4)を介して略L字状部品(5)があり、
    該略L字状部品(5)は、カバー(5a)と切断刃(5b)からできていて、
    前記ホルダー(1)の下部は、紙受け部(1f)を介して引出口(1a)が具備されており、
    該引出口(1a)は、紙受け部(1f)より高い位置になっており、
    ロール(6)の紙(6a)は、該紙受け部(1f)の上部を通って、該引出口(1a)と前記紙押(3a)の間より垂れ下がることを特徴とするロール切断器。
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