JP5615140B2 - ポリエステル系粘着剤組成物、およびポリエステル系粘着剤、ならびにそれを用いてなる粘着シート - Google Patents

ポリエステル系粘着剤組成物、およびポリエステル系粘着剤、ならびにそれを用いてなる粘着シート Download PDF

Info

Publication number
JP5615140B2
JP5615140B2 JP2010258718A JP2010258718A JP5615140B2 JP 5615140 B2 JP5615140 B2 JP 5615140B2 JP 2010258718 A JP2010258718 A JP 2010258718A JP 2010258718 A JP2010258718 A JP 2010258718A JP 5615140 B2 JP5615140 B2 JP 5615140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensitive adhesive
polyester
pressure
polyester resin
adhesive composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010258718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012107153A (ja
Inventor
康成 原田
康成 原田
遠見 克彦
克彦 遠見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2010258718A priority Critical patent/JP5615140B2/ja
Publication of JP2012107153A publication Critical patent/JP2012107153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5615140B2 publication Critical patent/JP5615140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

本発明は、溶剤溶解性に優れ、更に初期粘着力および高温高湿条件下で放置後の粘着力にも優れるポリエステル系粘着剤組成物および粘着剤、ならびに該粘着剤からなる層を設けてなる粘着シートに関するものである。
従来、ポリエステル樹脂は、耐熱性、耐薬品性、耐久性、機械的強度に優れており、フィルム、ペットボトル、繊維、トナー、電機部品など、幅広い用途で用いられている。また、ポリエステル樹脂は、接着性にも優れておりホットメルトの接着剤や、硬化剤などを用いて熱で反応させる熱硬化タイプの接着剤としても利用されている。
これらの接着剤においては、優れた接着性や耐久性等の接着特性を発揮させるため、室温よりもかなり高いガラス転移温度や融点を有せしめ、または、かなり高密度に架橋させており、室温付近では非常に硬い状態となっている。このため、上記接着剤では、接着させるために加熱装置が必要であり、コストが高く付くといった問題があった。このような観点から最近では、上記欠点を補うべく粘着剤としての適応も提案されている。
例えば、特許文献1では、機械的強度と柔軟性との両立、および耐熱性と粘着性との両立に優れたポリエステル系粘着剤組成物として、主鎖中にシクロヘキサン構造部位を有し、かつ側鎖に炭化水素基を有するポリエステル樹脂を主成分の樹脂成分として含有する粘着剤組成物が提案されている。
特開2004−99792号公報
しかしながら、上記特許文献1の開示技術では、ポリエステル樹脂が側鎖に炭化水素基を有しているため樹脂の結晶性は低く、粘着剤として使用できる程度に溶剤溶解性に優れるものであるが、ポリエステル樹脂としては耐湿性が低いものであるために高温高湿条件下で放置した後には充分な粘着力が得られないという問題があった。
そこで、本発明ではこのような背景下において、結晶性が低く溶剤溶解性に優れるため粘着剤として使用することができ、かつ初期粘着力および高温高湿条件下で放置後の粘着力にも優れるポリエステル系粘着剤組成物の提供を目的とする。
しかるに本発明者等は、かかる事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、ポリエステル樹脂として、シクロヘキサン構造部位とイソフタル酸由来の構造部位を含有しており、かつシクロヘキサン構造部位を従来よりも多い割合で含有しており、かつ側鎖に炭化水素基を含有しないポリエステル樹脂を用いたポリエステル系粘着剤が、溶剤溶解性に優れ、更に初期粘着力および高温高湿条件下で放置後の粘着力にも優れることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の要旨は、シクロヘキサン構造部位およびイソフタル酸由来の構造部位を含有し、ポリエステル樹脂全体に対するシクロヘキサン構造部位の含有割合が15〜50重量%であるポリエステル樹脂(A)を含有してなることを特徴とするポリエステル系粘着剤組成物である。
更には、上記ポリエステル系粘着剤組成物からなる粘着剤、それを用いてなる粘着シートにも関するものである。
本発明のポリエステル系粘着剤組成物は、溶剤溶解性に優れており粘着剤層の表面を均一に塗工することが可能であり、更に、硬化後の粘着剤層が、初期粘着力および高温高湿下で放置後の粘着力に優れるものである。
本発明のポリエステル系粘着剤組成物は、シクロヘキサン構造部位およびイソフタル酸由来の構造部位を含有し、シクロヘキサン構造部位の含有割合が15〜50重量%であるポリエステル樹脂(A)を主成分として含有することを特徴とするものである。
まず、ポリエステル樹脂(A)について説明する。
ポリエステル樹脂(A)は、ジカルボン酸成分(a)とジオール成分(b)、必要に応じて3官能以上のポリオール成分や、3官能以上の多価カルボン酸成分を重縮合してなるポリエステル樹脂である。
本発明で必須成分として含有されるシクロヘキサン構造部位としては、例えば、1,4−シクロヘキシレン基、1,3−シクロヘキシレン基、1,2−シクロヘキシレン基等のシクロヘキシレン基が挙げられ、これらシクロヘキシレン基は、本発明の効果を損なわない範囲内で置換基を有していてもよく、該置換基としては、例えば、炭化水素基等が挙げられる。
かかるシクロヘキサン構造部位はジカルボン酸成分(a)由来の構造であってもよいし、ジオール成分(b)由来の構造であってもよい。
ジカルボン酸成分(a)由来の場合、シクロヘキサン構造部位を含有するジカルボン酸としては、例えば、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサン二酢酸、1,3−シクロヘキサン二酢酸、1,2−シクロヘキサン二酢酸等が挙げられるが、これらの中でも工業的に入手しやすい点で、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸が好ましく、特に好ましくは1,4−シクロヘキサンジカルボン酸であることが好ましい。
ジオール成分(b)由来の場合、シクロヘキサン構造部位を含有するジオールとしては、例えば、1、4−シクロヘキサンジオール、1、3−シクロヘキサンジオール、1、2−シクロヘキサンジオール、1、4−シクロヘキサンジメタノール、1、3−シクロヘキサンジメタノール、1、2−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジエタノール、1,3−シクロヘキサンジエタノール、1,2−シクロヘキサンジエタノール、1,1−シクロヘキサンジエタノール等が挙げられるが、これらの中でも工業的に入手しやすい点で、1、4−シクロヘキサンジメタノール、1、3−シクロヘキサンジメタノール、1、2−シクロヘキサンジメタノールが好ましく、特に好ましくは1,4−シクロヘキサンジメタノールである。
ポリエステル系樹脂(A)の原料成分であるジカルボン酸成分(a)とジオール成分(b)全体に対する、シクロヘキサン構造部位を含有するジカルボン酸及び/又はシクロヘキサンの含有割合としては、好ましくは15〜80モル%であり、特に好ましくは20〜70モル%、更に好ましくは30〜60モル%である。
シクロヘキサン構造部位を含有するジカルボン酸及び/又はシクロヘキサンの含有割合が多すぎると初期粘着力が減少する傾向があり、少なすぎると高温高湿条件下で放置後の粘着力に劣る傾向がある。
本発明で必須構造として含有されるイソフタル酸由来の構造部位は、ジカルボン酸成分(a)として、イソフタル酸、イソフタル酸の誘導体、あるいは置換基を有するイソフタル酸等のイソフタル酸系化合物を用いることにより、ポリエステル樹脂(A)に導入することができる。
ポリエステル樹脂(A)の原料成分であるジカルボン酸成分(a)全体に対する、イソフタル酸系化合物の含有割合としては、好ましくは1〜70モル%であり、特に好ましくは5〜60モル%である。
イソフタル酸系化合物の含有量が多すぎると初期粘着力が低下しやすい傾向があり、少なすぎると接着強度と耐水性が低下しやすい傾向がある。
本発明においては、上記シクロヘキサン構造およびイソフタル酸由来の構造を含有しないジカルボン酸成分(a)、上記シクロヘキサン構造を含有しないジオール成分(b)も通常用いられる。
シクロヘキサン構造およびイソフタル酸由来の構造を含有しないその他ジカルボン酸成分(a)として、例えば、メチルコハク酸、エチルコハク酸、2,2−ジメチルアジピン酸、2,3−ジメチルアジピン酸、2,4−ジメチルアジピン酸、3,3−ジメチルアジピン酸等の側鎖に炭化水素基を有するジカルボン酸(a1)や、テレフタル酸、1,6−ナフタレンジカルボン酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、オクタデカンジカルボン酸などの飽和ジカルボン酸;フマール酸、マレイン酸、イタコン酸、テトラヒドロフタル酸、テトラクロルフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸等の側鎖に炭化水素基を含有しないジカルボン酸(a2)等が挙げられる。
また、ジカルボン酸成分(a)としては上記ジカルボン酸の酸無水物や低級アルキルエステルなどのポリカルボン酸の誘導体を用いることもできる。
シクロヘキサン構造を含有しないその他ジオール成分(b)としては、例えば、ネオペンチルグリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオール、1,3,5−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、2−メチル−1,6−ヘキサンジオール等の側鎖に炭化水素基を含有するジオール(b1)、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール等の側鎖に炭化水素基を含有しないジオール(b2)等が挙げられる。
また、ポリエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリカプロラクトンジオール、ポリカーボネートジオール等の繰り返し単位を有するジオールを用いることもできる。
また、得られるポリエステル樹脂の機械的強度を増すため、または耐熱性を向上させるために、水酸基含有成分として3官能以上のポリオール成分や、酸成分として多価カルボン酸成分を使用することもできる。
3価以上の多価アルコール成分としては、例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン、1,2,4−ブタントリオール、1,2,5− ペンタントリオール、1,2,6−ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等の脂肪族多価アルコールなどが挙げられる。
また、3価以上の多価カルボン酸成分としては、例えば、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン酸等の脂肪族多価カルボン酸や、トリメリット酸、ピロメリット酸等の芳香族多価カルボン酸、および、これら化合物の酸無水物または低級アルキルエステルなどが挙げられる。
本発明で用いるポリエステル樹脂(A)は、上記ジカルボン酸成分(a)とジオール成分(b)を任意の割合で配合し、触媒存在下、公知の方法によりエステル化反応および重縮合反応させることにより得られる。
ジカルボン酸成分(a)とジオール成分(b)の仕込み比率としては、ジカルボン酸成分(a)1当量あたり、ジオール成分(b)が1〜2当量であることが好ましく、1.2〜1.7当量であることがより好ましい。
かかるジオール成分(b)が少なすぎると酸価が高くなり高分子量化するのが難しくなる傾向があり、多すぎると収率が低下する傾向がある。
ポリエステルの製造に関しては、まずエステル化反応が行われた後、重縮合反応が行われる。
かかるエステル化反応においては、触媒が用いられ、具体的には、テトライソプロピルチタネート、テトラブチルチタネート等のチタン系、三酸化アンチモン等のアンチモン系、酸化ゲルマニウム等のゲルマニウム系などの触媒や酢酸亜鉛、酢酸マンガン、ジブチル錫オキサイドなどをあげることができ、これらの1種あるいは2種以上が用いられる。これらのなかでも、触媒の活性が高い点から、三酸化アンチモン、テトラブチルチタネートが好ましい。
かかる触媒の配合量は、全共重合成分に対して1〜10000ppmであることが好ましく、10〜5000ppmであることがより好ましく、10〜3000ppmであることがさらに好ましい。配合量が少なすぎると重合反応が充分に進行しない傾向があり、多すぎると反応時間短縮等の利点はなく副反応が起こりやすい傾向がある。
エステル化反応時の温度については、140〜260℃が好ましく、160〜250℃がより好ましく、180〜250℃がさらに好ましい。温度が低すぎると反応が充分に進まない傾向があり、高すぎると分解等の副反応が起こる傾向がある。また、圧力は常圧下で実施される。
エステル化反応が行われた後、重縮合反応が行われるが、このときの条件としては、上記のエステル化のときと同様の触媒をさらに同程度の量添加して、反応温度としては好ましくは220〜280℃、より好ましくは230〜270℃にして、反応系を徐々に減圧して最終的には5hPa以下で反応させることが好ましい。反応温度が低すぎると反応が充分に進行しない傾向があり、高すぎると分解等の副反応が起こる傾向がある。
ポリエステル樹脂(A)は、ポリエステル樹脂全体に対して、シクロヘキサン構造部位を15〜50重量%含有することが必要であり、好ましくは20〜50重量%、特に好ましくは30〜50重量%である。
上記シクロヘキサン構造部位の含有割合が多すぎると初期粘着力が下がる傾向があり、少なすぎると高温高湿条件下で放置後の粘着力が減少する傾向がある。
ポリエステル樹脂(A)は、ポリエステル樹脂全体に対して、イソフタル酸由来の構造部位を1〜60重量%含有することが好ましく、特に好ましくは2〜55重量%である。
上記イソフタル酸由来の構造部位の含有割合が多すぎると初期粘着力が低下しやすい傾向があり、少なすぎると結晶化しやすくなり溶剤安定性が低下しやすい傾向がある。
また、本発明においては、ポリエステル樹脂(A)、側鎖に炭化水素基を含有しないものであることが必要でそれにより高温高湿条件下で放置後の粘着力が向上する
なお、側鎖に炭化水素基を含有しないポリエステル樹脂(A)とするためには、ジカルボン酸成分(a)として、上記の側鎖に炭化水素基を含有しないジカルボン酸(a2)を用い、かつジオール成分(b)として、上記の側鎖に炭化水素基を含有しないジオール(b2)を用いればよい。更に、3官能以上のポリオール成分や多価カルボン酸成分を使用する場合には、これら成分も側鎖に炭化水素基を含有しないものを用いればよい。
本発明において、上記ポリエステル樹脂(A)の数平均分子量は5,000以上であることが好ましく、特に好ましくは5,000〜50,000であり、更に好ましくは7,000〜40,000である。
かかる数平均分子量が低すぎると粘着剤として充分な凝集力が得られず、耐熱性や機械的強度が低下する傾向があり、高すぎると柔軟性が失われ、初期粘着性が低下し、指圧程度の圧力で充分な粘着力を発揮できない傾向がある。
ポリエステル樹脂(A)のガラス転移温度は0℃以下であることが好ましく、特に好ましくは−10℃以下である。ガラス転移温度の下限値としては、特に限定されるものではないが、−80℃以下であることが好ましく、特に好ましくは−70℃以下である。
かかるガラス転移温度が高すぎると柔軟性が失われ、初期粘着性が低下し、指圧程度の圧力で充分な粘着力を発揮できない傾向があり、低すぎると、機械的強度、耐熱性が低下する傾向がある。
ポリエステル樹脂(A)は、結晶化しないことがより好ましいが、結晶化する場合においても、ポリエステル樹脂(A)の結晶化エネルギーができるだけ低いことがより好ましく、通常35J/g以下、好ましくは20J/g以下であり、特に好ましくは15J/g以下である。
かくしてポリエステル樹脂(A)が得られ、かかるポリエステル樹脂(A)を用いて本発明のポリエステル系粘着剤組成物が得られるが、本発明のポリエステル系粘着剤組成物は、樹脂成分の主成分としてポリエステル樹脂(A)を含有するポリエステル系粘着剤組成物であることが好ましい。
なお、「樹脂成分の主成分としてポリエステル樹脂(A)を含有する」とは、ポリエステル樹脂(A)を、ポリエステル系粘着剤組成物中の全樹脂成分に対して、通常50重量%以上、好ましくは60重量%以上、特に好ましくは80重量%以上含有することを意味することである。
ポリエステル系粘着剤組成物は、架橋剤(B)を含有するものであることが、架橋処理して凝集力に優れたポリエステル系粘着剤とすることができる点で好ましい。
架橋剤(B)としては、ポリイソシアネート化合物、ポリエポキシ化合物など、ポリエステル樹脂に含まれる水酸基および/またはカルボキシル基と反応する官能基を有する化合物であればいかなるものでも用いることができるが、これらのなかでも初期粘着性と機械的強度、耐熱性をバランスよく両立できる点から、ポリイソシアネート化合物が特に好ましい。
ポリイソシアネート化合物としては、例えば、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、水素化ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、水素化キシリレンジイソシアネートなどのポリイソシアネートがあげられ、また、トリメチロールプロパンのトリレンジイソシアネート付加物、ヘキサメチレンジイソシアネート付加物やイソホロンジイソシアネート付加物などのイソシアネート付加物などがあげられる。なお、上記ポリイソシアネート化合物は、フェノール、ラクタムなどでイソシアネート部分が保護されたものでも使用することができる。
これら架橋剤(B)は、その1種を単独で使用しても良いし、2種以上混合して使用しても良い。
架橋剤(B)の含有量は、ポリエステル樹脂(A)の数平均分子量と用途目的により適宜選択できるが、通常は、ポリエステル樹脂に含まれる水酸基および/またはカルボキシル基の1当量に対して、架橋剤(B)に含まれる反応性基が0.2〜10当量となる割合で架橋剤を含有することが好ましく、特に好ましくは0.5〜4当量であり、更に好ましくは1〜3当量である。
架橋剤(B)に含まれる反応性基の当量数が少なすぎると凝集力が不足し、充分な耐熱性が得られない傾向があり、多すぎると柔軟性が低下し、初期粘着性が低下し、指圧程度の圧力で充分な粘着力を発揮できなくなる傾向がある。
ポリエステル系粘着剤組成物には、必要に応じて従来公知の粘着付与剤、軟化剤、紫外線吸収剤、安定剤、耐電防止剤などの添加剤や、無機または有機の充填剤、金属粉、顔料などの粉体、粒子状などの添加剤を配合することができる。
本発明のポリエステル系粘着剤組成物は、上記架橋剤(B)により架橋されて、ポリエステル系粘着剤となる。
架橋剤による架橋は、通常、室温〜60℃程度の温度で、数分〜数週間の条件で、進行させることができる。
さらに、本発明では、支持体の片面または両面に上記ポリエステル系粘着剤を含有する粘着剤層を設けることにより粘着シートを得ることができる。
支持体としては、特に限定されるものではなく、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリブテン、ポリブタジエン、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリピロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリメチルペンテン、ポリブチレンテレフタレート等のフィルムや金属箔、紙や不織布等の多孔性材料等があげられるが、これらのなかでも特にポリエチレンテレフタレートフィルムがよく用いられる。
支持体の厚みは特に限定されず適宜選択することができるが、例えば、1〜100μmであることが好ましく、10〜50μmがより好ましい。
本発明の粘着シートは、例えば、支持体の片面または両面にポリエステル系粘着剤組成物を塗布し、乾燥する方法により、シート状やテープ状などの形態とすることができる。
ポリエステル系粘着剤層の膜厚としては、5〜150μmであることが好ましく、特に好ましくは20〜50μmである。
粘着剤層の膜厚が薄すぎると、粘着力が低下する傾向があり、厚すぎると均一に塗工することが困難となるうえ、塗膜に気泡が入る等の不具合が発生しやすい傾向がある。
乾燥条件としては、温度は、通常60〜140℃、好ましくは80〜120℃であり、時間は通常1〜30分間、好ましくは2〜5分間である。
本発明の粘着シートには、必要に応じて、粘着剤層の外側に剥離シートを設け、粘着剤層が保護されているものであってもよい。
また、粘着剤層が支持体の片面にのみ形成されている粘着シートでは、支持体の粘着剤層が設けられた側とは反対の面に剥離処理を施すことにより、該剥離処理面を利用して粘着剤層を保護することも可能である。
かくして得られる本発明のポリエステル系粘着剤は、電子部品用の粘着剤、偏光板用の粘着剤などの光学部材用の粘着剤、軟質塩化ビニル用の粘着剤などとして用いることができ、とくには光学部材用の粘着剤として非常に有用である。
以下、実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。なお、例中、「部」、「%」とあるのは、重量基準を意味する。
<実施例1>
[ポリエステル樹脂(A−1)の製造]
温度計、攪拌機、精留塔、窒素導入管及び真空装置の付いた反応缶にイソフタル酸(a)9.6部、アゼライン酸(a)43.4部、1,4−シクロヘキサンジメタノール(b)41.6部、エチレングリコール(b)5.4部、触媒としてテトラブチルチタネート0.72部仕込み、内温250℃まで除々に温度を上げ、4時間かけてエステル化反応を行った。その後、内温260℃まで上げ、触媒としてテトラブチルチタネート0.72部仕込み、1hPaまで減圧し、3時間かけて重縮合反応を行い、ポリエステル樹脂(A−1)を製造した。さらに、100℃まで冷却し冷却管を取り付け、50%溶液になるように酢酸エチルを加えて攪拌しながら冷却し、ポリエステル樹脂(A−1)溶液(50%樹脂溶液)を得た。
[ポリエステル系粘着剤組成物の製造]
上記ポリエステル樹脂(A−1)溶液100部(固形分50部)に、架橋剤(B)としてイソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン株式会社製、「コロネートL55E」、固形分比率55%)3部を配合した後、撹拌し、ポリエステル系粘着剤組成物を得た。
上記で得られたポリエステル樹脂(A−1)及びポリエステル系粘着剤組成物について、下記の測定及び評価を行った。
<実施例2>
〔ポリエステル樹脂(A−2)の製造〕
ポリエステル樹脂(A−1)の製造において、モノマー組成を、イソフタル酸(a)9.3部、セバシン酸(a)45.2部、1,4−シクロヘキサンジメタノール(b)40.3部、エチレングリコール(b)5.2部に変更した以外は同様にして、ポリエステル樹脂(A−2)を製造し、更に同様にしてポリエステル樹脂(A−2)溶液(50%樹脂溶液)を得た。
[ポリエステル系粘着剤組成物の製造]
かかるポリエステル樹脂(A−2)溶液を用いて、実施例1と同様にしてポリエステル系粘着剤組成物を得た。
上記で得られたポリエステル樹脂(A−2)及びポリエステル系粘着剤組成物について、下記の測定及び評価を行った。
<実施例3>
〔ポリエステル樹脂(A−3)の製造〕
ポリエステル樹脂(A−1)の製造において、モノマー組成を、イソフタル酸(a)9.6部、アゼライン酸(a)43.2部、1,4−シクロヘキサンジメタノール(b)41.5部、エチレングリコール(b)5.3部、グリセリン0.1部に変更した以外は同様にして、ポリエステル樹脂(A−3)を製造し、更に同様にしてポリエステル樹脂(A−3)溶液(50%樹脂溶液)を得た。
[ポリエステル系粘着剤組成物の製造]
かかるポリエステル樹脂(A−3)溶液を用いて、実施例1と同様にしてポリエステル系粘着剤組成物を得た。
上記で得られたポリエステル樹脂(A−3)及びポリエステル系粘着剤組成物について、下記の測定及び評価を行った。
<実施例4>
〔ポリエステル樹脂(A−4)の製造〕
ポリエステル樹脂(A−1)の製造において、モノマー組成を、イソフタル酸(a)10部、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸(a)10.3部、アゼライン酸(a)33.9部、1,4−シクロヘキサンジメタノール(b)41.1部、エチレングリコール(b)4.7部に変更した以外は同様にして、ポリエステル樹脂(A−4)を製造し、更に同様にしてポリエステル樹脂(A−4)溶液(50%樹脂溶液)を得た。
[ポリエステル系粘着剤組成物の製造]
かかるポリエステル樹脂(A−4)溶液を用いて、実施例1と同様にしてポリエステル系粘着剤組成物を得た。
上記で得られたポリエステル樹脂(A−4)及びポリエステル系粘着剤組成物について、下記の測定及び評価を行った。
<比較例1>
〔ポリエステル樹脂(A’−1)の製造〕
ポリエステル樹脂(A−1)の製造において、モノマー組成を、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸(a)9.2部、セバシン酸(a)43.4部、3−メチル−1、5−ペンタンジオール(b)47.4部に変更した以外は同様にして、ポリエステル樹脂(A’−1)を製造し、更に同様にしてポリエステル樹脂(A’−1)溶液(50%樹脂溶液)を得た。
[ポリエステル系粘着剤組成物の製造]
かかるポリエステル樹脂(A’−1)溶液を用いて、実施例1と同様にしてポリエステル系粘着剤組成物を得た。
上記で得られたポリエステル樹脂(A’−1)及びポリエステル系粘着剤組成物について、下記の測定及び評価を行った。
<ポリエステル樹脂の測定及び評価>
上記ポリエステル樹脂(A−1)〜(A−4)、(A’−1)溶液について、下記方法に従い(1)樹脂組成モル比、(2)数平均分子量を測定し、更に溶剤溶解性の評価を行なった。結果は下記表1に示す。
(1)樹脂組成モル比
得られたポリエステル樹脂をd−クロロホルムに溶解後、バリヤン社製200MHZ−HMRを用いて、H−NMRを測定し、各モノマー成分のモル比(mol%)を求めた。
(2)数平均分子量
末端基法により酸価と水酸基価より計算した。
[溶剤溶解性]
得られた樹脂溶液を目視観察し、濁りや粘性を確認した。判定基準は以下の通りである。
(評価)
○・・・濁りがなく、かつ粘調な液体。
×・・・濁りがある、かつ又は、粘調でない液体又は固体。
<ポリエステル系粘着剤組成物の評価>
上記で得られたポリエステル系粘着剤組成物を用いて、以下の通り粘着剤層付きPETフィルムを作製し、塗工性、初期粘着力、高温高湿下での粘着力を下記に示す各方法に従って測定・評価した。これらの結果を下記の表1に併せて示した。
[粘着剤層付きPETフィルムの作製]
上記ポリエステル系粘着剤組成物を25μmPETフィルム(「ルミラー25T60」)にアプリケーターを用いて塗工し、100℃で3分間乾燥し、25μmの粘着剤組成物層を得た。次いで、得られた粘着剤組成物層表面を離型PETで覆った後、40℃で4日間乾燥させエージング処理を行ない、粘着剤層付きPETフィルムを得た。
[塗工性]
アプリケーターで塗工後、乾燥させた際の粘着剤組成物層表面の状態を、目視で評価した。
(評価)
○・・・均一な塗布層を形成できている。
△・・・塗工面が凸凹している。
×・・・塗布層を形成できない
[初期粘着力]
粘着剤層付きPETフィルムを25℃、50%RHの環境下で25×150mmに裁断した後、離型PETを剥がし、粘着剤層側をSUS板に2.5kgローラーを往復させ加圧貼付けし、同雰囲気下で30分間放置した後に、オートグラフ(島津製作所製「オートグラフAGS-H 500N」)を用いて、剥離速度300mm/minで180度剥離強度(N/inch)を測定した。
[高温高湿条件下放置後の粘着力]
粘着剤層付きPETフィルムを25℃、50%RHの環境下で25×150mmに裁断した後、離型PETを剥がし、粘着剤層側をSUS板に2.5kgローラーを往復させ加圧貼付けし、80℃、85%RHの環境下に500時間放置した。室温に戻して24時間放置した後、25℃、50%RHの環境下で、オートグラフ(島津製作所製「オートグラフAGS-H 500N」)を用いて、剥離速度300mm/minで180度剥離強度(N/inch)を測定した。
Figure 0005615140
シクロヘキサン構造部位とイソフタル酸由来の構造部位を含有しており、かつシクロヘキサン構造部位を15〜50重量%で含有しているポリエステル樹脂を用いて得られる実施例1〜4に記載のポリエステル系粘着剤は、イソフタル酸由来の構造部位を含有しているために、結晶性の高いシクロヘキサン構造部位を多量に含んでいるにもかかわらず溶剤溶解性に優れるものであり、かつ多量に含むシクロヘキサン構造部位の作用および側鎖に炭化水素基を含有していないことにより高温高湿条件下で放置後においても優れた粘着力を示すものであった。
一方、ジオール成分として3−メチル−1、5−ペンタンジオール(側鎖に炭化水素基を有するため結晶性が低い)を使用しているため溶剤溶解性に優れるポリエステル樹脂(A’−1)からなる比較例1のポリエステル系粘着剤は、シクロヘキサン構造部位の含有割合が少なく、側鎖に炭化水素基を含有しているために高温高湿条件下で放置後の粘着力が不十分であった。
本発明のポリエステル系粘着剤組成物は、溶剤溶解性に優れており粘着剤層の表面を均一に塗工することが可能であり、更に、硬化後の粘着剤層が、初期粘着力および高温高湿条件下で放置後の粘着力に優れるものとなり、電子部品用の粘着剤、偏光板用の粘着剤などの光学部材用の粘着剤、軟質塩化ビニル用の粘着剤などとして用いることができ、特に光学部材用の粘着剤としても非常に有用である。

Claims (7)

  1. シクロヘキサン構造部位およびイソフタル酸由来の構造部位を含有し、ポリエステル樹脂全体に対するシクロヘキサン構造部位の含有割合が15〜50重量%であって、側鎖に炭化水素基を含有しないポリエステル樹脂(A)を含有してなることを特徴とするポリエステル系粘着剤組成物。
  2. ポリエステル樹脂(A)の数平均分子量が、5,000〜50,000であることを特徴とする請求項記載のポリエステル系粘着剤組成物。
  3. ポリエステル樹脂(A)が、1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の構造部位を含有してなることを特徴とする請求項1または2記載のポリエステル系粘着剤組成物。
  4. ポリエステル樹脂(A)全体に対する、イソフタル酸由来の構造部位の含有割合が1〜60重量%であることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のポリエステル系粘着剤組成物。
  5. 架橋剤(B)を含有してなることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のポリエステル系粘着剤組成物。
  6. 請求項1〜5いずれか記載のポリエステル系粘着剤組成物を架橋してなることを特徴とするポリエステル系粘着剤。
  7. 支持体の片面または両面に、請求項記載のポリエステル系粘着剤を含有する粘着剤層を設けてなることを特徴とする粘着シート。
JP2010258718A 2010-11-19 2010-11-19 ポリエステル系粘着剤組成物、およびポリエステル系粘着剤、ならびにそれを用いてなる粘着シート Active JP5615140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010258718A JP5615140B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 ポリエステル系粘着剤組成物、およびポリエステル系粘着剤、ならびにそれを用いてなる粘着シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010258718A JP5615140B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 ポリエステル系粘着剤組成物、およびポリエステル系粘着剤、ならびにそれを用いてなる粘着シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012107153A JP2012107153A (ja) 2012-06-07
JP5615140B2 true JP5615140B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=46493115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010258718A Active JP5615140B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 ポリエステル系粘着剤組成物、およびポリエステル系粘着剤、ならびにそれを用いてなる粘着シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5615140B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102112790B1 (ko) * 2017-12-15 2020-05-19 주식회사 엘지화학 수지 조성물
KR102162496B1 (ko) * 2018-03-28 2020-10-07 주식회사 엘지화학 수지 조성물
KR102162494B1 (ko) * 2018-03-28 2020-10-07 주식회사 엘지화학 수지 조성물
KR102162493B1 (ko) 2018-03-28 2020-10-07 주식회사 엘지화학 수지 조성물
KR102162495B1 (ko) * 2018-03-28 2020-10-07 주식회사 엘지화학 수지 조성물
KR102146541B1 (ko) * 2018-05-31 2020-08-20 주식회사 엘지화학 수지 조성물
KR102324490B1 (ko) * 2018-11-02 2021-11-10 주식회사 엘지화학 수지 조성물
JP7357995B2 (ja) * 2019-08-19 2023-10-10 エルジー・ケム・リミテッド 樹脂組成物
KR102393127B1 (ko) * 2019-08-19 2022-05-02 주식회사 엘지화학 수지 조성물
WO2021153390A1 (ja) * 2020-01-30 2021-08-05 Dic株式会社 粘着テープ
KR102248922B1 (ko) * 2020-04-24 2021-05-06 주식회사 엘지화학 수지 조성물
KR102214563B1 (ko) * 2020-05-12 2021-02-09 주식회사 엘지화학 수지 조성물

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10139986A (ja) * 1996-11-12 1998-05-26 Toyobo Co Ltd 樹脂組成物
JP4212321B2 (ja) * 2002-09-11 2009-01-21 日東電工株式会社 粘着剤組成物及び粘着シート類
JP2006312678A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Toyobo Co Ltd プラスチックシートラミネート鋼板用接着剤
JP2009025575A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Toyo Ink Mfg Co Ltd 積層体
JP2009249472A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Toyobo Co Ltd 結晶性ポリエステル樹脂、接着剤組成物、接着シートおよびフレキシブルフラットケーブル
JP5415087B2 (ja) * 2009-01-07 2014-02-12 ユニチカ株式会社 接着剤材料用ポリエステル樹脂、およびそれを用いた接着剤の製造方法
JP5274348B2 (ja) * 2009-04-13 2013-08-28 日本合成化学工業株式会社 積層体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012107153A (ja) 2012-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5615140B2 (ja) ポリエステル系粘着剤組成物、およびポリエステル系粘着剤、ならびにそれを用いてなる粘着シート
JP6343463B2 (ja) 両面粘着テープ
JP5574543B2 (ja) ポリエステル系粘着剤組成物
JP4828695B2 (ja) 粘着剤組成物とその粘着シート
JP6396062B2 (ja) ポリエステル系粘着剤組成物、及び、粘着シート
EP2826832B1 (en) Adhesive composition and adhesive sheet
JP6494264B2 (ja) 表面保護用粘着シート
JP2007099879A (ja) 粘着剤及びその粘着シート
JP4863666B2 (ja) ポリエステル系樹脂を含有してなる粘着剤および粘着シート
JP7103137B2 (ja) ポリエステル系粘着剤組成物、ポリエステル系粘着剤、粘着シートおよび粘着剤層付き光学部材
JP5696551B2 (ja) 湿気硬化性ポリウレタンホットメルト接着剤およびそれを用いた造作部材
JP2007045914A (ja) ポリエステル系粘着剤とその粘着シート
JP2021165392A (ja) 粘接着剤層、粘接着シートおよび樹脂組成物
WO2020218174A1 (ja) 粘着剤および粘着シート
JP2023010764A (ja) ポリエステル系粘着剤組成物、ポリエステル系粘着剤、粘着フィルム、耐熱粘着フィルム用粘着剤組成物、マスキング用耐熱粘着フィルム、マスキング用耐熱粘着フィルムの使用方法
JP2018193537A (ja) ポリエステル系粘着剤とその粘着シート
JP2021134354A (ja) ポリエステル系粘着剤組成物、ポリエステル系粘着剤および粘着シート
JP6955768B2 (ja) 接着剤組成物
JP7439561B2 (ja) ポリエステル系粘着剤組成物、ポリエステル系粘着剤及び粘着シート
WO2021162056A1 (ja) 粘着剤組成物、粘着剤、粘着シートおよび両面粘着シート
JP2017075214A (ja) 接着シート及びそれを用いた薄型平板スピーカー用振動板
JP4212321B2 (ja) 粘着剤組成物及び粘着シート類
JP2020063416A (ja) 粘着テープ
JP2019023277A (ja) ポリエステル系粘着剤とその粘着シート
JP7263974B2 (ja) 粘着剤および粘着シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140909

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5615140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350