JP5614410B2 - フロー制御装置、ネットワークシステム、ネットワーク制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、フロー制御装置、ネットワークシステム、ネットワーク制御方法およびプログラムに関する。
本願は、2009年11月27日に出願された特願2009−269959号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本願は、2009年11月27日に出願された特願2009−269959号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
ネットワーク上の通信を集中制御する技術の1つとして、オープンフロースイッチ技術など、1つのフロー制御装置をネットワーク内に備え、このフロー制御装置がネットワーク上の各スイッチノード装置に定期的に制御情報を送信し、各スイッチノード装置がこの制御情報に従ってデータ伝送を行う技術がある。
図11は、オープンフロースイッチ技術を用いたネットワーク構成例を示す図である。
同図において、ネットワーク1000は、フロー制御装置2001とスイッチノード装置3001〜3005とを具備する。同図において、各スイッチノードのポート番号をP1〜P5で示している。なお、各スイッチノード装置は、図に示した以外にもポートを備えていてもよい。
図11は、オープンフロースイッチ技術を用いたネットワーク構成例を示す図である。
同図において、ネットワーク1000は、フロー制御装置2001とスイッチノード装置3001〜3005とを具備する。同図において、各スイッチノードのポート番号をP1〜P5で示している。なお、各スイッチノード装置は、図に示した以外にもポートを備えていてもよい。
スイッチノード装置3001〜3005は、フロー制御装置2001から通信の制御情報を受信し、この制御情報に従ってデータ伝送処理を行う。
フロー制御装置2001は、各スイッチノード装置3001〜3005を集中制御する。フロー制御装置2001は、スイッチノード装置間の接続関係を記憶しており、端末装置4001〜4003の間の特定の通信であるフローに対して、通信の可否決定や、経路決定や、帯域制御や、他のフローとの間でのパケットの優先制御等を行う。
端末装置4001〜4003は、ネットワーク1000を介して互いに通信を行う装置であり、パーソナル・コンピュータまたは携帯電話等の表示端末装置、あるいは、これらに情報提供等のサービス提供等を行うワークステーション等のサーバ装置である。
フロー制御装置2001は、各スイッチノード装置3001〜3005を集中制御する。フロー制御装置2001は、スイッチノード装置間の接続関係を記憶しており、端末装置4001〜4003の間の特定の通信であるフローに対して、通信の可否決定や、経路決定や、帯域制御や、他のフローとの間でのパケットの優先制御等を行う。
端末装置4001〜4003は、ネットワーク1000を介して互いに通信を行う装置であり、パーソナル・コンピュータまたは携帯電話等の表示端末装置、あるいは、これらに情報提供等のサービス提供等を行うワークステーション等のサーバ装置である。
図12は、スイッチノード装置に接続された端末装置が、通信を開始する際のデータの流れを示す図である。同図は、スイッチノード装置3005に接続された端末装置4002が、同じくスイッチノード装置3005に接続された端末装置4003と通信を行う場合のデータの流れを示している。
まず、端末装置4003と通信を行いたい端末装置4002が、スイッチノード装置3005に初回パケットを送信する(C121)。
ここでいう初回パケットとは、ARP(Address Resolution Protocol)パケットやTCP(Transmission Control Protocol)のSYNパケット(Synchronize Packet;同期パケット)や,特定のIP(Internet Protocol)アドレスと特定のポート番号を持つ初回のUDP(User Datagram Protocol)パケットなど、通信開始時に送信されるパケットである。
まず、端末装置4003と通信を行いたい端末装置4002が、スイッチノード装置3005に初回パケットを送信する(C121)。
ここでいう初回パケットとは、ARP(Address Resolution Protocol)パケットやTCP(Transmission Control Protocol)のSYNパケット(Synchronize Packet;同期パケット)や,特定のIP(Internet Protocol)アドレスと特定のポート番号を持つ初回のUDP(User Datagram Protocol)パケットなど、通信開始時に送信されるパケットである。
端末装置4002からの初回パケットを受信したスイッチノード装置3005は、フロー制御装置2001に対して制御情報の送信を要求する問い合わせパケットを送信する(C122)。
問い合わせパケットを受信したフロー制御装置2001は、対象となるフロー(端末装置4002と端末装置4003との間の通信)の転送可否を決定する。
転送可と決定した場合は、フロー制御装置2001は、決定した転送可否やこのフローのパケットの通信プロトコル(TCPかUDPかの区別)や通信経路(出力ポート番号)や帯域制御情報や優先制御情報を含む制御情報と、この制御情報の有効時間として予め設定された時間(例えば4秒)と、を示す応答パケットを、スイッチノード装置3005に送信する(C123)。
問い合わせパケットを受信したフロー制御装置2001は、対象となるフロー(端末装置4002と端末装置4003との間の通信)の転送可否を決定する。
転送可と決定した場合は、フロー制御装置2001は、決定した転送可否やこのフローのパケットの通信プロトコル(TCPかUDPかの区別)や通信経路(出力ポート番号)や帯域制御情報や優先制御情報を含む制御情報と、この制御情報の有効時間として予め設定された時間(例えば4秒)と、を示す応答パケットを、スイッチノード装置3005に送信する(C123)。
フロー制御装置2001から転送可を示す応答パケットを受信した場合、スイッチノード装置3005は、制御情報と有効時間とを応答パケットから読み出し、フローテーブルT3005に書き込む。スイッチノード装置3005は、フローテーブルT3005に書き込んだ制御情報に基づいて、このフローの通信転送を行う。
図12のフローテーブルT3005の、「4002−4003」は、端末装置4002と4003との間の通信を示し、「P4−P3」は、この通信がポートP4とポートP3との間で行われることを示し、「(4)」は、この情報の有効時間が4秒であることを示す。
フローテーブルには、さらに、このフローの通信プロトコルの情報や帯域制御情報や優先制御情報等も登録されるが、図示を省略している。
図12のフローテーブルT3005の、「4002−4003」は、端末装置4002と4003との間の通信を示し、「P4−P3」は、この通信がポートP4とポートP3との間で行われることを示し、「(4)」は、この情報の有効時間が4秒であることを示す。
フローテーブルには、さらに、このフローの通信プロトコルの情報や帯域制御情報や優先制御情報等も登録されるが、図示を省略している。
図13は、有効時間が経過した際のデータの流れを示す図である。図12では、スイッチノード装置3005が、端末装置4002からのパケットをトリガとして問い合わせパケットを送信したのに対し、図13では、スイッチノード装置3005は、有効時間経過をトリガとして問い合わせパケットを送信する。
スイッチノード装置3001〜3005は、それぞれフローテーブルT3001〜T3005に示される有効時間に基づいて定期的に、フロー制御装置2001に対する問い合わせおよびフローテーブルの更新を行う。
具体的には、図12でスイッチノード装置3005がフロー制御装置2001に対して問い合わせパケットを送信してから、フローテーブルT3005に示される有効時間4秒のうちに、端末装置4002と4003との間の通信が再度行われた場合、スイッチノード装置3005は、有効時間の4秒経過時に、フロー制御装置2001に対して問い合わせパケットを送信する(C131)。
フロー制御装置2001は、初回の問い合わせ時と同様に応答パケットを生成し、スイッチノード装置3005に送信する(C132)。
スイッチノード装置3005は、初回の問い合わせ時と同様に、応答パケットから読み出す制御情報に基づいて通信転送を行う。
一方、有効時間内に端末装置4002と4003との間の通信が再度行われなかった場合は、スイッチノード装置3005は、当該通信のフローの情報をフローテーブルT3005から削除する。
スイッチノード装置3001〜3005は、それぞれフローテーブルT3001〜T3005に示される有効時間に基づいて定期的に、フロー制御装置2001に対する問い合わせおよびフローテーブルの更新を行う。
具体的には、図12でスイッチノード装置3005がフロー制御装置2001に対して問い合わせパケットを送信してから、フローテーブルT3005に示される有効時間4秒のうちに、端末装置4002と4003との間の通信が再度行われた場合、スイッチノード装置3005は、有効時間の4秒経過時に、フロー制御装置2001に対して問い合わせパケットを送信する(C131)。
フロー制御装置2001は、初回の問い合わせ時と同様に応答パケットを生成し、スイッチノード装置3005に送信する(C132)。
スイッチノード装置3005は、初回の問い合わせ時と同様に、応答パケットから読み出す制御情報に基づいて通信転送を行う。
一方、有効時間内に端末装置4002と4003との間の通信が再度行われなかった場合は、スイッチノード装置3005は、当該通信のフローの情報をフローテーブルT3005から削除する。
図14は、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更する場合のデータの流れを示す図である。端末装置が接続するスイッチノード装置を変更する場合としては、例えば、端末装置とスイッチノード装置とが無線通信にて接続されており、端末装置が当該スイッチノード装置の接続範囲を外れて、他のスイッチノード装置の接続範囲内に移動する場合がある。
まず、端末装置4001は、スイッチノード装置3002に接続されており、当該スイッチノード装置3002を介して端末装置4003と通信を行う。この際、スイッチノード装置3002は、図12および図13で説明したのと同様にフロー制御装置2001に問い合わせを行い、フローテーブルT3002に制御情報および有効時間を書き込んでいる。
次に、端末装置4001は、スイッチノード装置3004に接続し、当該スイッチノード装置3004を介して引き続き端末装置4003と通信を行う。
端末装置4001がスイッチノード装置3004に接続した際、スイッチノード装置3004は図12で説明したのと同様にフロー制御装置2001に問い合わせを行い、フローテーブルT3004に制御情報および有効時間を書き込む。
一方、スイッチノード装置3002は、端末装置4001が接続しなくなった後、フローテーブルT3002に示される有効期間到来時に、フローテーブルT3002の制御情報および有効時間を削除する。
まず、端末装置4001は、スイッチノード装置3002に接続されており、当該スイッチノード装置3002を介して端末装置4003と通信を行う。この際、スイッチノード装置3002は、図12および図13で説明したのと同様にフロー制御装置2001に問い合わせを行い、フローテーブルT3002に制御情報および有効時間を書き込んでいる。
次に、端末装置4001は、スイッチノード装置3004に接続し、当該スイッチノード装置3004を介して引き続き端末装置4003と通信を行う。
端末装置4001がスイッチノード装置3004に接続した際、スイッチノード装置3004は図12で説明したのと同様にフロー制御装置2001に問い合わせを行い、フローテーブルT3004に制御情報および有効時間を書き込む。
一方、スイッチノード装置3002は、端末装置4001が接続しなくなった後、フローテーブルT3002に示される有効期間到来時に、フローテーブルT3002の制御情報および有効時間を削除する。
例えば、図13のスイッチノード装置3005が、有効時間の4秒が経過する毎にフロー制御装置2001に問い合わせパケットを送信し、フロー制御装置2001が応答パケットを送信するように、スイッチノード装置は、有効時間経過毎にフロー制御装置に対して問い合わせパケットを送信し、フロー制御装置は、スイッチノード装置に対して応答パケットを送信する。このため、通信を行う端末装置が多くなると問い合わせパケットおよび応答パケットによりネットワークの通信量が増大してしまうという問題がある。
また、例えば、図14のスイッチノード装置3002が有効時間経過後にフローテーブルT3002の制御情報を削除するように、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際、有効時間経過まで変更前の経路が残ってしまうという問題がある。
この変更前の経路はフローの抜け道として悪用される可能性がある。
また、変更前の経路が残っていることにより、スイッチノード装置が誤ってデータを転送(例えば、図14において、端末装置4001がスイッチノード装置3004に接続した後に、スイッチノード装置3005が、端末装置4003から端末装置4001へのパケットを、スイッチノード装置3002へ転送)する可能性がある。
また、例えば、図14のスイッチノード装置3002が有効時間経過後にフローテーブルT3002の制御情報を削除するように、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際、有効時間経過まで変更前の経路が残ってしまうという問題がある。
この変更前の経路はフローの抜け道として悪用される可能性がある。
また、変更前の経路が残っていることにより、スイッチノード装置が誤ってデータを転送(例えば、図14において、端末装置4001がスイッチノード装置3004に接続した後に、スイッチノード装置3005が、端末装置4003から端末装置4001へのパケットを、スイッチノード装置3002へ転送)する可能性がある。
そして、有効時間を長く設定して問い合わせパケットおよび応答パケットの送信頻度を減らすことによりネットワークの通信量を減少させると、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際に変更前の経路が残る時間が長くなり、変更前の経路が悪用される可能性やスイッチノード装置が誤ってデータを転送する可能性が高くなってしまう。
逆に、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際に変更前の経路が残る時間を短くするために、有効時間を短く設定すると、問い合わせパケットおよび応答パケットの送信頻度が増し、ネットワークの通信量が増大してしまう。
逆に、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際に変更前の経路が残る時間を短くするために、有効時間を短く設定すると、問い合わせパケットおよび応答パケットの送信頻度が増し、ネットワークの通信量が増大してしまう。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、ネットワークの通信量を抑えつつ、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際に変更前の経路が残ることによる障害のおそれを軽減できるフロー制御装置、ネットワークシステム、ネットワーク制御方法およびプログラムを提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、1つ以上のスイッチノード装置に対して、前記スイッチノード装置を介して、ある端末装置間で行われる一連の通信毎に、前記一連の通信に対する制御情報を送信するフロー制御装置であって、前記一連の通信を行う端末装置が特定のスイッチノード装置を介しての通信を開始してからの経過時間に基づいて、前記経過時間が長いほど前記制御情報の有効時間を長く設定する有効時間設定部と、前記有効時間を経過する毎に前記制御情報を送信する送信部と、を具備するフロー制御装置を提供する。
典型例として、前記有効時間設定部は、前記端末装置の少なくとも一方が接続するスイッチノード装置を変更したか否かを判定し、変更したと判定した場合には、変更しなかったと判定した場合よりも、前記有効時間を短く設定する。
この場合の好適例として、前記有効時間設定部は、前記有効時間中に前記端末装置のいずれもが接続するスイッチノード装置を変更しなかったと判定した場合は、前記有効時間の2倍の時間を次の有効時間とする。
別の好適例として、前記有効時間設定部は、前記有効時間中に前記端末装置のいずれもが接続するスイッチノード装置を変更しなかったと判定した場合は、前記有効時間よりも予め定められた時間だけ増やした時間を次の有効時間とする。
別の好適例として、前記有効時間設定部は、前記有効時間中に前記端末装置の少なくとも一方が接続するスイッチノード装置を変更したと判定した場合は、前記有効時間を当該有効時間の半分の時間に更新する。
別の好適例として、前記有効時間設定部は、前記有効時間中に前記端末装置の少なくとも一方が接続するスイッチノード装置を変更した判定した場合は、前記有効時間よりも予め定められた時間だけ減らした時間を次の有効時間とする。
好適には、端末装置が特定のスイッチノード装置に接続してからの経過時間と前記有効時間との対応付けを示す対応表を記憶する記憶部をさらに具備し、前記有効時間設定部は、前記対応表に基づいて次の有効時間を設定する。
本発明はまた、1つ以上のスイッチノード装置と、前記スイッチノード装置を介して、ある端末装置間で行われる一連の通信毎に、前記一連の通信に対する制御情報を送信するフロー制御装置とを具備するネットワークシステムであって、前記フロー制御装置は、前記一連の通信を行う端末装置が特定のスイッチノード装置を介しての通信を開始してからの経過時間に基づいて、前記経過時間が長いほど前記制御情報の有効時間を長く設定する有効時間設定部と、前記有効時間を経過する毎に前記制御情報を送信する送信部と、を具備し、前記スイッチノード装置は、前記制御情報に基づいて、前記通信の制御を行うネットワークシステムを提供する。
本発明はまた、1つ以上のスイッチノード装置に対して、前記スイッチノード装置を介して、ある端末装置間で行われる一連の通信毎に、前記一連の通信に対する制御情報を送信するフロー制御装置のネットワーク制御方法であって、前記フロー制御装置は、前記一連の通信を行う端末装置が特定のスイッチノード装置を介しての通信を開始してからの経過時間に基づいて、前記経過時間が長いほど前記制御情報の有効時間を長く設定する有効時間設定ステップと、前記有効時間を経過する毎に前記制御情報を送信する送信ステップと、を備えるネットワーク制御方法を提供する。
本発明はまた、1つ以上のスイッチノード装置に対して、前記スイッチノード装置を介して、ある端末装置間で行われる一連の通信毎に、前記一連の通信に対する制御情報を送信するフロー制御装置に、前記一連の通信を行う端末装置が特定のスイッチノード装置を介しての通信を開始してからの経過時間に基づいて、前記経過時間が長いほど前記制御情報の有効時間を長く設定する有効時間設定ステップと、前記有効時間を経過する毎に前記制御情報を送信する送信ステップと、を実行させるプログラムを提供する。
本発明によれば、ネットワークの通信量を抑えつつ、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際に変更前の経路が残ることによる障害のおそれを軽減できる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるネットワークシステムの概略構成を示すシステム構成図である。
同図において、ネットワーク1は、フロー制御装置21とスイッチノード装置31〜35とを具備する。
図に示すように、スイッチノード装置31のポートP1とスイッチノード装置32のポートP2とが接続され、スイッチノード装置31のポートP2とスイッチノード装置33のポートP2とが接続され、スイッチノード装置32のポートP1と端末装置41とが接続され、スイッチノード装置32のポートP3とスイッチノード装置33のポートP4とが接続され、スイッチノード装置33のポートP1とスイッチノード装置34のポートP2とが接続され、スイッチノード装置33のポートP3とスイッチノード装置35のポートP2とが接続され、スイッチノード装置33のポートP5とフロー制御装置21とが接続され、スイッチノード装置34のポートP3とスイッチノード装置35のポートP1とが接続され、スイッチノード装置35のポートP3と端末装置43とが接続され、スイッチノード装置35のポートP4と端末装置42とが接続されている。
図1は、本発明の一実施形態におけるネットワークシステムの概略構成を示すシステム構成図である。
同図において、ネットワーク1は、フロー制御装置21とスイッチノード装置31〜35とを具備する。
図に示すように、スイッチノード装置31のポートP1とスイッチノード装置32のポートP2とが接続され、スイッチノード装置31のポートP2とスイッチノード装置33のポートP2とが接続され、スイッチノード装置32のポートP1と端末装置41とが接続され、スイッチノード装置32のポートP3とスイッチノード装置33のポートP4とが接続され、スイッチノード装置33のポートP1とスイッチノード装置34のポートP2とが接続され、スイッチノード装置33のポートP3とスイッチノード装置35のポートP2とが接続され、スイッチノード装置33のポートP5とフロー制御装置21とが接続され、スイッチノード装置34のポートP3とスイッチノード装置35のポートP1とが接続され、スイッチノード装置35のポートP3と端末装置43とが接続され、スイッチノード装置35のポートP4と端末装置42とが接続されている。
スイッチノード装置31〜35は、フロー制御装置21から通信の制御情報を受信し、この制御情報に従ってデータ伝送処理を行う。
フロー制御装置21は、各スイッチノード装置31〜35を集中制御する。フロー制御装置21は、スイッチノード装置間の接続関係と通信制御に関する情報とを記憶しており、また、管理テーブルT21に各端末装置41〜43の接続開始時刻(現在接続しているスイッチノード装置への接続を開始した時刻)を記憶しており、端末装置41〜43の間の特定の通信であるフローに対して、通信の可否決定や、経路決定や、帯域制御や、他のフローとの間でのパケットの優先制御等を行う。
管理テーブルT21は、実際はフロー制御装置21内の後述する記憶部270が記憶している。
端末装置41〜43は、ネットワーク1を介して互いに通信を行う装置であり、パーソナル・コンピュータまたは携帯電話等の表示端末装置、あるいは、これらに情報提供等のサービス提供等を行うワークステーション等のサーバ装置である。
フロー制御装置21は、各スイッチノード装置31〜35を集中制御する。フロー制御装置21は、スイッチノード装置間の接続関係と通信制御に関する情報とを記憶しており、また、管理テーブルT21に各端末装置41〜43の接続開始時刻(現在接続しているスイッチノード装置への接続を開始した時刻)を記憶しており、端末装置41〜43の間の特定の通信であるフローに対して、通信の可否決定や、経路決定や、帯域制御や、他のフローとの間でのパケットの優先制御等を行う。
管理テーブルT21は、実際はフロー制御装置21内の後述する記憶部270が記憶している。
端末装置41〜43は、ネットワーク1を介して互いに通信を行う装置であり、パーソナル・コンピュータまたは携帯電話等の表示端末装置、あるいは、これらに情報提供等のサービス提供等を行うワークステーション等のサーバ装置である。
図2は、フロー制御装置21の概略構成を示す構成図である。
同図において、フロー制御装置21は、送受信部(本発明の送信部に対応)210と、制御部220と、経路決定部230と、帯域制御・優先制御情報決定部240と、有効時間設定部250と、管理テーブル更新部260と、記憶部270とを具備する。
送受信部210はネットワーク1に接続され、各スイッチノード装置との間で問い合わせパケットおよび応答パケットの送受信を行う。送受信部210は、問い合わせパケットを受信すると、受信した問い合わせパケットを制御部220に出力する。
制御部220は、各部を制御して問い合わせパケットが示すフローに関する情報であるフロー情報を生成し、記憶部270に書き込む。また、制御部220は、送受信部210から出力される問い合わせパケットに対する応答パケットを生成し、送受信部210に出力する。
同図において、フロー制御装置21は、送受信部(本発明の送信部に対応)210と、制御部220と、経路決定部230と、帯域制御・優先制御情報決定部240と、有効時間設定部250と、管理テーブル更新部260と、記憶部270とを具備する。
送受信部210はネットワーク1に接続され、各スイッチノード装置との間で問い合わせパケットおよび応答パケットの送受信を行う。送受信部210は、問い合わせパケットを受信すると、受信した問い合わせパケットを制御部220に出力する。
制御部220は、各部を制御して問い合わせパケットが示すフローに関する情報であるフロー情報を生成し、記憶部270に書き込む。また、制御部220は、送受信部210から出力される問い合わせパケットに対する応答パケットを生成し、送受信部210に出力する。
具体的には、制御部220は、問い合わせパケットから、通信要求元の端末装置の識別情報と、通信要求元の端末装置が接続されるスイッチノード装置の識別情報と、通信要求元の端末装置が接続されるポート番号と、通信相手の端末装置の識別情報と、問い合わせパケット送信時刻とを読み出し、また、通信相手の端末装置が接続されるスイッチノード装置の識別情報と、通信相手の端末装置が接続されるポート番号と、フロータイプ情報(TCPかUDPかなど、通信プロトコルの情報や、メールパケットかウェブ表示データパケットかなど、パケットの種類の情報)とを読み出し、経路決定部230と帯域制御・優先制御情報決定部240と有効時間設定部250とに出力し、これら各部が出力する情報を記憶部270に書き込む。
また、制御部220は、これら各部が出力する情報または記憶部270から読み出す情報に基づいて応答パケットを生成し、送受信部210に出力する。
また、制御部220は、これら各部が出力する情報または記憶部270から読み出す情報に基づいて応答パケットを生成し、送受信部210に出力する。
経路決定部230は、制御部220から出力される、通信要求元の端末装置の接続位置の情報と通信相手の端末装置の接続位置の情報とフロータイプ情報とに基づいて、また、記憶部270からネットワーク1の接続関係を示す情報を読み出して、処理対象のフローの経路を決定し、制御部220に出力する。
経路決定方法として、例えば、経路決定部230が、中継するスイッチノード装置数が最小の経路を選択するようにしてもよいが、これに限らない。例えば、フロータイプ情報に基づいて、動画像データを含むなど通信量の多いフローには通信容量の大きい経路を割り当てるなど、他の方法に基づいて経路を決定するようにしてもよい。
経路決定方法として、例えば、経路決定部230が、中継するスイッチノード装置数が最小の経路を選択するようにしてもよいが、これに限らない。例えば、フロータイプ情報に基づいて、動画像データを含むなど通信量の多いフローには通信容量の大きい経路を割り当てるなど、他の方法に基づいて経路を決定するようにしてもよい。
帯域制御・優先制御情報決定部240は、制御部220から出力されるフロータイプ情報に基づいて、このフローの帯域制御情報(当該フローのパケットに対する帯域制御情報)と優先制御情報(他のフローとの間での当該フローのパケット送信の優先度情報)とを決定し、決定した情報を制御部220に出力する。
有効時間設定部250は、制御部220から出力される通信要求元の端末装置の識別情報と通信相手の端末装置の識別情報とフロータイプ情報とをキーとして用いて、このフローの制御情報の有効時間を記憶部270が記憶しているか否かを判断する。記憶していると判断した場合は、その有効時間に基づいて、新たな有効時間を設定する。記憶していないと判断した場合は、予め定められた有効時間を新たな有効時間として設定する。有効時間設定部250は、設定した有効時間を制御部220に出力する。
有効時間設定部250は、制御部220から出力される通信要求元の端末装置の識別情報と通信相手の端末装置の識別情報とフロータイプ情報とをキーとして用いて、このフローの制御情報の有効時間を記憶部270が記憶しているか否かを判断する。記憶していると判断した場合は、その有効時間に基づいて、新たな有効時間を設定する。記憶していないと判断した場合は、予め定められた有効時間を新たな有効時間として設定する。有効時間設定部250は、設定した有効時間を制御部220に出力する。
管理テーブル更新部260は、制御部220から出力される通信要求元の端末装置の識別情報と、通信要求元の端末装置が接続されるスイッチノード装置の識別情報と、通信要求元の端末装置が接続されるポート番号と、問い合わせパケット送信時刻とを用いて、記憶部270の管理テーブルを更新する。
記憶部270は、ネットワーク1の接続関係を示す情報を記憶している。また、記憶部270は、経路決定部230が生成する各フローの経路情報と、帯域制御・優先制御情報決定部240が生成する各フローの帯域制御情報および優先制御情報と、有効時間設定部250が生成する各フローの制御情報の有効時間とを含むフロー情報を記憶する。さらに、記憶部270は、後述する管理テーブルT21を記憶する。
記憶部270は、ネットワーク1の接続関係を示す情報を記憶している。また、記憶部270は、経路決定部230が生成する各フローの経路情報と、帯域制御・優先制御情報決定部240が生成する各フローの帯域制御情報および優先制御情報と、有効時間設定部250が生成する各フローの制御情報の有効時間とを含むフロー情報を記憶する。さらに、記憶部270は、後述する管理テーブルT21を記憶する。
図3は、スイッチノード装置35の概略構成を示す構成図である。
同図において、スイッチノード装置35は、ポートP1〜P5と制御部320と記憶部330とを含んで構成される。
ポートP1〜P5は、端末装置42、43または他のスイッチノード装置33、34に接続されて、これらの装置との間でパケットの送受信を行う。
本実施形態では、図1に示したように、スイッチノード装置35のポートP1がスイッチノード装置34のポートP3に接続され、ポートP2がスイッチノード装置33のポートP3に接続され、ポートP3が端末装置43に接続され、ポートP4が端末装置42に接続され、ポートP5は空き状態となっている。ポートP1〜P5は受信したパケットを制御部320に出力し、制御部320から出力されるパケットを送信する。
同図において、スイッチノード装置35は、ポートP1〜P5と制御部320と記憶部330とを含んで構成される。
ポートP1〜P5は、端末装置42、43または他のスイッチノード装置33、34に接続されて、これらの装置との間でパケットの送受信を行う。
本実施形態では、図1に示したように、スイッチノード装置35のポートP1がスイッチノード装置34のポートP3に接続され、ポートP2がスイッチノード装置33のポートP3に接続され、ポートP3が端末装置43に接続され、ポートP4が端末装置42に接続され、ポートP5は空き状態となっている。ポートP1〜P5は受信したパケットを制御部320に出力し、制御部320から出力されるパケットを送信する。
制御部320は、端末装置(例えば端末装置42)からの初回パケットがポートP1〜P5のいずれか(例えばポートP4)から入力されると、この初回パケットに応じた問い合わせパケットを生成し、ポートP1〜P5のいずれか(図4の例ではポートP2)を介してフロー制御装置21宛に送信する。
記憶部330は各フローの制御情報を示すフローテーブルT35と、フロー制御装置21への経路(出力ポート番号)とを記憶する。
スイッチノード装置31〜34の概略構成もスイッチノード装置35と同様であり、説明を省略する。なお、スイッチノード装置31〜35のポート数は図3に示した5つ以外であってもよい。また、スイッチノード装置毎にポート数が異なっていてもよい。
記憶部330は各フローの制御情報を示すフローテーブルT35と、フロー制御装置21への経路(出力ポート番号)とを記憶する。
スイッチノード装置31〜34の概略構成もスイッチノード装置35と同様であり、説明を省略する。なお、スイッチノード装置31〜35のポート数は図3に示した5つ以外であってもよい。また、スイッチノード装置毎にポート数が異なっていてもよい。
図4は、スイッチノード装置に接続された端末装置が、通信を開始する際のデータの流れを示す図である。同図は、スイッチノード装置35に接続された端末装置42が、同じくスイッチノード装置35に接続された端末装置43と通信を行う場合のデータの流れを示している。
まず、端末装置43と通信を行いたい端末装置42が、スイッチノード装置35に初回パケットを送信する(C41)。
端末装置42からの初回パケットを受信したスイッチノード装置35は、フロー制御装置21に対して制御情報の送信を要求する問い合わせパケットを送信する(C42)。
まず、端末装置43と通信を行いたい端末装置42が、スイッチノード装置35に初回パケットを送信する(C41)。
端末装置42からの初回パケットを受信したスイッチノード装置35は、フロー制御装置21に対して制御情報の送信を要求する問い合わせパケットを送信する(C42)。
問い合わせパケットを受信したフロー制御装置21は、対象となるフロー(端末装置42と端末装置43との間の通信)のパケット転送可否を決定する。例えば、フロー制御装置21は、通信要求元や通信先のアドレスに基づくフィルタリングにより、パケットの転送可否を決定する。
転送可と決定した場合は、フロー制御装置21は、通信経路や帯域制御情報や優先制御情報を含む制御情報と、この制御情報の有効時間と、を記憶部270(図2)に書き込み、また、この制御情報と有効時間とを示す応答パケットを、スイッチノード装置35に送信する(C43)。
これらの情報は、問い合わせパケット受信時にフロー制御装置21が生成するようにしてもよいし、問い合わせパケット受信前に予めフロー制御装置21が生成しておき、受信した問い合わせパケットに応じて予め生成した情報の中から選択するようにしてもよい。
転送可と決定した場合は、フロー制御装置21は、通信経路や帯域制御情報や優先制御情報を含む制御情報と、この制御情報の有効時間と、を記憶部270(図2)に書き込み、また、この制御情報と有効時間とを示す応答パケットを、スイッチノード装置35に送信する(C43)。
これらの情報は、問い合わせパケット受信時にフロー制御装置21が生成するようにしてもよいし、問い合わせパケット受信前に予めフロー制御装置21が生成しておき、受信した問い合わせパケットに応じて予め生成した情報の中から選択するようにしてもよい。
また、フロー制御装置21は、通信要求元の端末装置(図4の例では端末装置42)の識別情報と、接続開始時刻とを対応付けて管理テーブルT21に書き込む。
図4の管理テーブルT21の「42」は、端末装置42を示し、「HH1:MM1:SS1」は、この端末装置の接続開始時刻を示す。
フロー制御装置21から転送可を示す応答パケットを受信した場合、スイッチノード装置35は、受信した応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出し、フローテーブルT35に書き込む。スイッチノード装置35は、フローテーブルT35に書き込んだ制御情報に基づいて、このフローの通信転送を行う。
図4のフローテーブルT35の「42−43」は、端末装置42と43との間の通信のフローであることを示し、「P4−P3」は、このフローがスイッチノード装置35のポートP4とP3とを経由することを示し、「(4)」は、この制御情報の有効時間が4秒であることを示す。
フローテーブルには、さらに、通信プロトコルの情報や帯域制御情報や優先制御情報等も登録されるが、図示を省略している。
図4の管理テーブルT21の「42」は、端末装置42を示し、「HH1:MM1:SS1」は、この端末装置の接続開始時刻を示す。
フロー制御装置21から転送可を示す応答パケットを受信した場合、スイッチノード装置35は、受信した応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出し、フローテーブルT35に書き込む。スイッチノード装置35は、フローテーブルT35に書き込んだ制御情報に基づいて、このフローの通信転送を行う。
図4のフローテーブルT35の「42−43」は、端末装置42と43との間の通信のフローであることを示し、「P4−P3」は、このフローがスイッチノード装置35のポートP4とP3とを経由することを示し、「(4)」は、この制御情報の有効時間が4秒であることを示す。
フローテーブルには、さらに、通信プロトコルの情報や帯域制御情報や優先制御情報等も登録されるが、図示を省略している。
図5は、有効時間が経過した際のデータの流れを示す図である。スイッチノード装置31〜35は、それぞれ自身のフローテーブルT31〜T35に示される有効時間毎に、フロー制御装置21に対する問い合わせおよびフローテーブルの更新を行う。
具体的には、図5は、図4でスイッチノード装置35がフロー制御装置21に対して問い合わせパケットを送信してから、フローテーブルT35に示される有効時間4秒のうちに、端末装置42と43との間の通信が再度行われた場合に、スイッチノード装置35が行う問い合わせの様子を示す。
この場合、スイッチノード装置35は、有効時間の4秒経過時に、フロー制御装置21に対して問い合わせパケットを送信する(C51)。
これに対し、フロー制御装置21は、有効時間を前回の倍の8秒とする応答パケットを生成し、スイッチノード装置35に送信する(C52)。
スイッチノード装置35は、応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出してフローテーブルT35を更新する。これにより、フローテーブルT35に書き込まれた有効時間の情報が4秒から8秒に更新される。
そして、初回の問い合わせ時と同様に、スイッチノード装置35は、フローテーブルT35に書き込んだ制御情報に基づいて通信転送を行う。
以後、最後に問い合わせを行った後、有効時間内に、端末装置42と43との間の通信が再度行われれば、有効時間経過後にスイッチノード装置35がフロー制御装置21に問い合わせパケットを送信し、フロー制御装置21は、有効時間を前回の倍とする応答パケットを、スイッチノード装置35に送信する動作を繰り返す。
一方、最後に問い合わせを行った後、有効時間内に、再度の通信が行われなかった場合は、スイッチノード装置35は、当該通信のフローの情報をフローテーブルT35から削除する。
具体的には、図5は、図4でスイッチノード装置35がフロー制御装置21に対して問い合わせパケットを送信してから、フローテーブルT35に示される有効時間4秒のうちに、端末装置42と43との間の通信が再度行われた場合に、スイッチノード装置35が行う問い合わせの様子を示す。
この場合、スイッチノード装置35は、有効時間の4秒経過時に、フロー制御装置21に対して問い合わせパケットを送信する(C51)。
これに対し、フロー制御装置21は、有効時間を前回の倍の8秒とする応答パケットを生成し、スイッチノード装置35に送信する(C52)。
スイッチノード装置35は、応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出してフローテーブルT35を更新する。これにより、フローテーブルT35に書き込まれた有効時間の情報が4秒から8秒に更新される。
そして、初回の問い合わせ時と同様に、スイッチノード装置35は、フローテーブルT35に書き込んだ制御情報に基づいて通信転送を行う。
以後、最後に問い合わせを行った後、有効時間内に、端末装置42と43との間の通信が再度行われれば、有効時間経過後にスイッチノード装置35がフロー制御装置21に問い合わせパケットを送信し、フロー制御装置21は、有効時間を前回の倍とする応答パケットを、スイッチノード装置35に送信する動作を繰り返す。
一方、最後に問い合わせを行った後、有効時間内に、再度の通信が行われなかった場合は、スイッチノード装置35は、当該通信のフローの情報をフローテーブルT35から削除する。
図6は、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更する前の状態におけるデータの流れを示す図である。
まず、端末装置41が、初回パケットをスイッチノード装置32に送信する(C61)。初回パケットを受信したスイッチノード装置32は、フロー制御装置21に問い合わせパケットを送信する(C62)。
問い合わせパケットを受信したフロー制御装置は、図4の場合と同様に、有効時間を4秒とする応答パケットを生成し、スイッチノード装置32に送信する(C63)。スイッチノード装置32は、フローテーブルT32に制御情報と有効時間とを書き込み、制御情報に基づいてフローを制御する。
また、スイッチノード装置32は、初回パケットをスイッチノード装置33に転送し、スイッチノード装置33は、スイッチノード装置32と同様に問い合わせパケットを送信して応答パケットを受信する。
さらにスイッチノード装置33がスイッチノード装置35に初回パケットを転送し、スイッチノード装置35はスイッチノード装置32と同様に問い合わせパケットを送信して応答パケットを受信する。
これにより、スイッチノード装置32、33、35を経由する通信経路が確立される。
まず、端末装置41が、初回パケットをスイッチノード装置32に送信する(C61)。初回パケットを受信したスイッチノード装置32は、フロー制御装置21に問い合わせパケットを送信する(C62)。
問い合わせパケットを受信したフロー制御装置は、図4の場合と同様に、有効時間を4秒とする応答パケットを生成し、スイッチノード装置32に送信する(C63)。スイッチノード装置32は、フローテーブルT32に制御情報と有効時間とを書き込み、制御情報に基づいてフローを制御する。
また、スイッチノード装置32は、初回パケットをスイッチノード装置33に転送し、スイッチノード装置33は、スイッチノード装置32と同様に問い合わせパケットを送信して応答パケットを受信する。
さらにスイッチノード装置33がスイッチノード装置35に初回パケットを転送し、スイッチノード装置35はスイッチノード装置32と同様に問い合わせパケットを送信して応答パケットを受信する。
これにより、スイッチノード装置32、33、35を経由する通信経路が確立される。
図7は、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した後の状態におけるデータの流れを示す図である。具体的には、同図は、図6でスイッチノード装置32、33、35を経由する通信経路が確立された後、有効時間経過前に、端末装置41が接続するスイッチノード装置をスイッチノード装置32からスイッチノード装置34に変更した場合に、スイッチノード装置34が行う問い合わせの様子を示す。
まず、端末装置41は、新たな接続先のスイッチノード装置34に初回パケットを送信する(C71)。初回パケットを受信したスイッチノード装置34は、フロー制御装置21に問い合わせパケットを送信する(C72)。問い合わせパケットを受信したフロー制御装置21は、端末装置の接続先が変更されているか否かを判断して、管理テーブルを更新する。
図7の例の場合、記憶部270が記憶する端末装置41の接続先スイッチノード装置は、移動前の接続先であるスイッチノード装置32である。これに対し、問い合わせパケットが示す接続先は、スイッチノード装置34である。
このように記憶部270に記憶される接続先と問い合わせパケットが示す接続先とが異なる場合、フロー制御装置21は、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更したと判断し、記憶部270の管理テーブルの、当該端末装置の接続開始時刻を、例えば、問い合わせパケット送信時刻に変更する。
なお、更新する接続開始時刻は、問い合わせパケット送信時刻に限らず、例えば現在時刻(管理テーブルを更新する時点の時刻)等、端末装置が初回パケットを送信した時刻から現在時刻までのいずれかの時刻であればよい。
まず、端末装置41は、新たな接続先のスイッチノード装置34に初回パケットを送信する(C71)。初回パケットを受信したスイッチノード装置34は、フロー制御装置21に問い合わせパケットを送信する(C72)。問い合わせパケットを受信したフロー制御装置21は、端末装置の接続先が変更されているか否かを判断して、管理テーブルを更新する。
図7の例の場合、記憶部270が記憶する端末装置41の接続先スイッチノード装置は、移動前の接続先であるスイッチノード装置32である。これに対し、問い合わせパケットが示す接続先は、スイッチノード装置34である。
このように記憶部270に記憶される接続先と問い合わせパケットが示す接続先とが異なる場合、フロー制御装置21は、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更したと判断し、記憶部270の管理テーブルの、当該端末装置の接続開始時刻を、例えば、問い合わせパケット送信時刻に変更する。
なお、更新する接続開始時刻は、問い合わせパケット送信時刻に限らず、例えば現在時刻(管理テーブルを更新する時点の時刻)等、端末装置が初回パケットを送信した時刻から現在時刻までのいずれかの時刻であればよい。
次に、フロー制御装置21は、管理テーブルに基づいて、前回の有効時間内に通信要求元の端末装置または通信相手の端末装置のどちらか一方でも、接続するスイッチノード装置を変更したか否かを判定する。
図7の例の場合、通信要求元の端末装置41の接続開始時刻から現在時刻までの経過時間が、前回の有効時間である4秒よりも短い。このことから、フロー制御装置21は、通信要求元の端末装置41が前回の有効時間内に、接続するスイッチノード装置を変更したと判定する。
端末装置のどちらか一方でも、接続するスイッチノード装置を変更したと判定したフロー制御装置21は、有効時間を前回の半分(図7の例では2秒)とする応答パケットをスイッチノード装置34に送信する。
スイッチノード装置34は、応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出してフローテーブルT34に書き込み、この制御情報に基づいてフローの制御を行う。
図7の例の場合、通信要求元の端末装置41の接続開始時刻から現在時刻までの経過時間が、前回の有効時間である4秒よりも短い。このことから、フロー制御装置21は、通信要求元の端末装置41が前回の有効時間内に、接続するスイッチノード装置を変更したと判定する。
端末装置のどちらか一方でも、接続するスイッチノード装置を変更したと判定したフロー制御装置21は、有効時間を前回の半分(図7の例では2秒)とする応答パケットをスイッチノード装置34に送信する。
スイッチノード装置34は、応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出してフローテーブルT34に書き込み、この制御情報に基づいてフローの制御を行う。
図7のフローテーブルT32の制御情報は、元の通信経路の制御情報が残っているものであり、図6と同じく有効時間が「(4)」(4秒)となっている。一方、フローテーブルT34の制御情報は、新たな通信経路の制御情報であり、有効時間が前回の半分の「(2)」(2秒)となっている。
また、スイッチノード装置34は、スイッチノード装置35に初回パケットを転送し、スイッチノード装置35はスイッチノード装置34と同様に問い合わせパケットを送信して応答パケットを受信する。
スイッチノード装置35は、受信した応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出してフローテーブルT35に書き込み、書き込んだ制御情報に基づいて、このフローの転送制御を行う。これにより、スイッチノード装置34、35を経由する通信経路が確立される。
元の通信経路については、スイッチノード32、34、35が、有効時間内にこの経路の通信がなかった場合に、それぞれフローテーブルT32、T34、T35から制御情報と有効時間とを削除し、これにより通信経路が消滅する。
また、スイッチノード装置34は、スイッチノード装置35に初回パケットを転送し、スイッチノード装置35はスイッチノード装置34と同様に問い合わせパケットを送信して応答パケットを受信する。
スイッチノード装置35は、受信した応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出してフローテーブルT35に書き込み、書き込んだ制御情報に基づいて、このフローの転送制御を行う。これにより、スイッチノード装置34、35を経由する通信経路が確立される。
元の通信経路については、スイッチノード32、34、35が、有効時間内にこの経路の通信がなかった場合に、それぞれフローテーブルT32、T34、T35から制御情報と有効時間とを削除し、これにより通信経路が消滅する。
図8は、フロー制御装置21が問い合わせパケットを受信して応答パケットを送信する処理手順を示す図である。
ステップS11において、制御部220は、送受信部210が問い合わせパケットを受信したか否かを判断する。受信したと判断した場合(ステップS11:YES)はステップS12に進み、受信しなかったと判断した場合(ステップS11:NO)はステップS20に進む。
ステップS12において、制御部220は、問い合わせパケットから、通信要求元の端末装置の識別情報と、通信要求元の端末装置が接続されるスイッチノード装置の識別情報と、通信要求元の端末装置が接続されるポート番号と、通信相手の端末装置の識別情報とを読み出し、また、通信相手の端末装置が接続されるスイッチノード装置の識別情報と、通信相手の端末装置が接続されるポート番号と、フロータイプ情報とを判定する。
ステップS11において、制御部220は、送受信部210が問い合わせパケットを受信したか否かを判断する。受信したと判断した場合(ステップS11:YES)はステップS12に進み、受信しなかったと判断した場合(ステップS11:NO)はステップS20に進む。
ステップS12において、制御部220は、問い合わせパケットから、通信要求元の端末装置の識別情報と、通信要求元の端末装置が接続されるスイッチノード装置の識別情報と、通信要求元の端末装置が接続されるポート番号と、通信相手の端末装置の識別情報とを読み出し、また、通信相手の端末装置が接続されるスイッチノード装置の識別情報と、通信相手の端末装置が接続されるポート番号と、フロータイプ情報とを判定する。
ステップS13において、制御部220は、管理テーブル更新部260に通信要求元の端末装置の識別情報と、通信要求元の端末装置が接続されるスイッチノード装置の識別情報と、通信要求元の端末装置が接続されるポート番号と、問い合わせパケット送信時刻とを出力し、管理テーブル更新部260は、記憶部270の管理テーブルを更新する。
具体的には、まず、管理テーブル更新部260は、通信要求元の端末装置の識別情報と、通信相手の端末装置の識別情報と、フロータイプ情報とをキーとして用いて、記憶部270から、このフローの経路情報を読み出す。
次に、管理テーブル更新部260は、読み出した経路情報と通信要求元の端末装置が接続されるスイッチノード装置の識別情報および通信要求元の端末装置が接続されるポート番号とを比較して、通信要求元の端末装置が接続されるスイッチノード装置が変更されたか否かを判断する。
そして、変更されたと判断した場合は、管理テーブル更新部260は、記憶部270の管理テーブルの、この端末装置の接続開始時刻を、問い合わせパケット送信時刻に変更する。一方、変更されていないと判断した場合は、何もしない。
なお、この端末装置の接続開始時刻が、まだ管理テーブルに登録されていない場合は、管理テーブル更新部260は、問い合わせパケット送信時刻をこの端末装置の接続開始時刻として管理テーブルに新たに書き込む。
具体的には、まず、管理テーブル更新部260は、通信要求元の端末装置の識別情報と、通信相手の端末装置の識別情報と、フロータイプ情報とをキーとして用いて、記憶部270から、このフローの経路情報を読み出す。
次に、管理テーブル更新部260は、読み出した経路情報と通信要求元の端末装置が接続されるスイッチノード装置の識別情報および通信要求元の端末装置が接続されるポート番号とを比較して、通信要求元の端末装置が接続されるスイッチノード装置が変更されたか否かを判断する。
そして、変更されたと判断した場合は、管理テーブル更新部260は、記憶部270の管理テーブルの、この端末装置の接続開始時刻を、問い合わせパケット送信時刻に変更する。一方、変更されていないと判断した場合は、何もしない。
なお、この端末装置の接続開始時刻が、まだ管理テーブルに登録されていない場合は、管理テーブル更新部260は、問い合わせパケット送信時刻をこの端末装置の接続開始時刻として管理テーブルに新たに書き込む。
ステップS14において、制御部220は、問い合わせパケットから読み出した情報を含むフロー情報が、既に記憶部270に書き込み済みか否かを判断する。
書き込み済みと判断した場合(ステップS14:YES)はステップS31に進み、未だ書き込まれていないと判断した場合(ステップS14:NO)はステップS15に進む。
ステップS15において、制御部220は、ステップS12で読み出した、または、判定した情報を帯域制御・優先制御情報決定部240に出力する。帯域制御・優先制御情報決定部240は、問い合わせパケットが示すフローに対する帯域制御情報と優先制御情報とを決定し、制御部220に出力する。
ステップS16において、制御部220は、ステップS12で読み出した、または、判定した情報を経路決定部230に出力し、経路決定部230に出力し、経路決定部230は、問い合わせパケットが示すフローの経路を決定し、経路情報を制御部220に出力する。
書き込み済みと判断した場合(ステップS14:YES)はステップS31に進み、未だ書き込まれていないと判断した場合(ステップS14:NO)はステップS15に進む。
ステップS15において、制御部220は、ステップS12で読み出した、または、判定した情報を帯域制御・優先制御情報決定部240に出力する。帯域制御・優先制御情報決定部240は、問い合わせパケットが示すフローに対する帯域制御情報と優先制御情報とを決定し、制御部220に出力する。
ステップS16において、制御部220は、ステップS12で読み出した、または、判定した情報を経路決定部230に出力し、経路決定部230に出力し、経路決定部230は、問い合わせパケットが示すフローの経路を決定し、経路情報を制御部220に出力する。
ステップS17において、有効時間設定部250は、このフローの制御情報の有効時間を、デフォルト値として予め定められた秒数の4秒に設定し、有効時間情報を制御部220に出力する。
ステップS18において、制御部220は、ステップS12で読み出した、または、判定した情報と、帯域制御情報と、優先制御情報と、経路情報と、有効時間情報とを、このフローのフロー情報として記憶部270に書き込む。
ステップS19において、制御部220は、応答パケット送信先のスイッチノード装置の出力ポート番号を、経路決定部230が生成した経路情報から読み出し、このポート番号や帯域制御情報や優先制御情報を含む制御情報と、有効時間情報とを示す応答パケットを生成し、生成した応答パケットをスイッチノード装置に送信する。
ステップS18において、制御部220は、ステップS12で読み出した、または、判定した情報と、帯域制御情報と、優先制御情報と、経路情報と、有効時間情報とを、このフローのフロー情報として記憶部270に書き込む。
ステップS19において、制御部220は、応答パケット送信先のスイッチノード装置の出力ポート番号を、経路決定部230が生成した経路情報から読み出し、このポート番号や帯域制御情報や優先制御情報を含む制御情報と、有効時間情報とを示す応答パケットを生成し、生成した応答パケットをスイッチノード装置に送信する。
ステップS20において、制御部220は、記憶部270に書き込まれているフロー情報の各々について、フロー情報が書きこまれてから現在までの経過時間と、フロー情報の有効時間とを比較し、有効時間を過ぎているフロー情報を削除する。
このとき、スイッチノード装置31〜35が問い合わせパケットを送信し、本来ならば有効時間を更新すべきフロー情報を、問い合わせパケット受信前に誤って削除しないよう、例えば、スイッチノード装置31〜35が、フローテーブルT31〜35から制御情報を削除する際に、削除することを示すパケットをフロー制御装置21に出力し、制御部220は、このパケットを受信したときに、該当するフロー情報を削除するようにする。
ステップS20の後、ステップS11に戻る。
このとき、スイッチノード装置31〜35が問い合わせパケットを送信し、本来ならば有効時間を更新すべきフロー情報を、問い合わせパケット受信前に誤って削除しないよう、例えば、スイッチノード装置31〜35が、フローテーブルT31〜35から制御情報を削除する際に、削除することを示すパケットをフロー制御装置21に出力し、制御部220は、このパケットを受信したときに、該当するフロー情報を削除するようにする。
ステップS20の後、ステップS11に戻る。
ステップS31において、制御部220は、通信要求元の端末装置または通信相手の端末装置が、前回の有効時間内に、接続するスイッチノード装置を変更したか否かを判断する。
具体的には、制御部220は、記憶部270の管理テーブルT21から、通信要求元の端末装置の接続開始時刻と通信相手の端末装置の接続開始時刻とを読み出し、また、記憶部270から、処理対象のフローのフロー情報の有効時間を読み出す。
そして、制御部220は、通信要求元の端末装置の接続開始時刻から現在時刻までの経過時間と、上記有効時間とを比較し、経過時間のほうが長ければ変更していないと判断し、有効時間のほうが長ければ変更したと判断する。
同様に、制御部220は、通信相手の端末装置の接続開始時刻から現在時刻までの経過時間と、有効時間とを比較し、経過時間のほうが長ければ変更していないと判断し、有効時間のほうが長ければ変更したと判断する。
どちらか一方でも、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更したと判断した場合(ステップS31:YES)はステップS41に進み、どちらも変更していないと判断した場合(ステップS31:NO)はステップS32に進む。
具体的には、制御部220は、記憶部270の管理テーブルT21から、通信要求元の端末装置の接続開始時刻と通信相手の端末装置の接続開始時刻とを読み出し、また、記憶部270から、処理対象のフローのフロー情報の有効時間を読み出す。
そして、制御部220は、通信要求元の端末装置の接続開始時刻から現在時刻までの経過時間と、上記有効時間とを比較し、経過時間のほうが長ければ変更していないと判断し、有効時間のほうが長ければ変更したと判断する。
同様に、制御部220は、通信相手の端末装置の接続開始時刻から現在時刻までの経過時間と、有効時間とを比較し、経過時間のほうが長ければ変更していないと判断し、有効時間のほうが長ければ変更したと判断する。
どちらか一方でも、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更したと判断した場合(ステップS31:YES)はステップS41に進み、どちらも変更していないと判断した場合(ステップS31:NO)はステップS32に進む。
ステップS32において、有効時間設定部250は、新しい有効時間を前回の有効時間の2倍に設定し、設定した有効時間を制御部220に出力する。
ステップS33において、制御部220は、記憶部270に新しい有効時間を書き込む。また、制御部220は、記憶部270から、このフローの制御情報を読み出し、読み出した制御情報に基づいて応答パケットを生成し、生成した応答パケットを送受信部210を介してスイットノード装置に送信する。その後、ステップS20に進む。
一方、ステップS41において、有効時間設定部250は、新しい有効時間を前回の有効時間の半分に設定し、設定した有効時間を制御部220に出力する。その後ステップS33に進む。
ステップS33において、制御部220は、記憶部270に新しい有効時間を書き込む。また、制御部220は、記憶部270から、このフローの制御情報を読み出し、読み出した制御情報に基づいて応答パケットを生成し、生成した応答パケットを送受信部210を介してスイットノード装置に送信する。その後、ステップS20に進む。
一方、ステップS41において、有効時間設定部250は、新しい有効時間を前回の有効時間の半分に設定し、設定した有効時間を制御部220に出力する。その後ステップS33に進む。
図9は、スイッチノード装置31〜35が個々のフローに対する制御を行う処理手順を示す図である。スイッチノード装置31〜35は、端末装置から初回パケットを受信すると、同図の処理を開始する。
ステップS101において、制御部320は、受信した初回パケットに応じた問い合わせパケットを生成し、ポートP1〜P5のいずれかを介してフロー制御装置21に送信する。
ステップS102において、ポートP1〜P5のいずれかが応答パケットを受信して制御部320に出力し、制御部320は応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出して記憶部330のフローテーブルT31〜T35に書き込む。
ステップS101において、制御部320は、受信した初回パケットに応じた問い合わせパケットを生成し、ポートP1〜P5のいずれかを介してフロー制御装置21に送信する。
ステップS102において、ポートP1〜P5のいずれかが応答パケットを受信して制御部320に出力し、制御部320は応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出して記憶部330のフローテーブルT31〜T35に書き込む。
ステップS103において、制御部320は、制御情報にて出力ポートとされたポート(端末装置からのパケットの転送先)を介して初回パケットを転送する。
ステップS104において、制御部320は、当該端末装置からのパケットを受信したか否かを判断する。受信したと判断した場合(ステップS104:YES)はステップS105に進み、受信していないと判断した場合(ステップS104:NO)はステップS106に進む。
ステップS105において、制御部320は、フローテーブルT31〜T35に書き込んだ制御情報に従って、制御情報にて出力ポートとされたポートを介して、受信したパケットを転送する。
一方、ステップS106において、制御部320は、前回問い合わせから有効時間が経過したか否かを判断する。経過したと判断した場合(ステップS106:YES)はステップS111に進み、経過していないと判断した場合(ステップS106:NO)はステップS104に戻る。
ステップS104において、制御部320は、当該端末装置からのパケットを受信したか否かを判断する。受信したと判断した場合(ステップS104:YES)はステップS105に進み、受信していないと判断した場合(ステップS104:NO)はステップS106に進む。
ステップS105において、制御部320は、フローテーブルT31〜T35に書き込んだ制御情報に従って、制御情報にて出力ポートとされたポートを介して、受信したパケットを転送する。
一方、ステップS106において、制御部320は、前回問い合わせから有効時間が経過したか否かを判断する。経過したと判断した場合(ステップS106:YES)はステップS111に進み、経過していないと判断した場合(ステップS106:NO)はステップS104に戻る。
ステップS111において、制御部320は、有効時間内に端末装置からのパケットを受信・転送したか否かを判断する。受信・転送したと判断した場合(ステップS111:YES)はステップS121に進み、受信・転送していないと判断した場合(ステップS111:NO)はステップS112に進む。
ステップS112において、制御部320は、対象となっているフローの制御情報と有効時間とを、記憶部330が記憶するフローテーブルT31〜T35から削除する。その後スイッチノード装置31〜35は、このノードの制御を行う処理を終了する。
一方、ステップS121において、制御部320は、問い合わせパケットを生成し、フロー制御装置21宛に送信する。
ステップS122において、ポートP1〜P5のいずれかが応答パケットを受信して制御部320に出力し、制御部320は応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出して記憶部330が記憶するフローテーブルT31〜T35を更新する。その後ステップS104に戻る。
ステップS112において、制御部320は、対象となっているフローの制御情報と有効時間とを、記憶部330が記憶するフローテーブルT31〜T35から削除する。その後スイッチノード装置31〜35は、このノードの制御を行う処理を終了する。
一方、ステップS121において、制御部320は、問い合わせパケットを生成し、フロー制御装置21宛に送信する。
ステップS122において、ポートP1〜P5のいずれかが応答パケットを受信して制御部320に出力し、制御部320は応答パケットから制御情報と有効時間とを読み出して記憶部330が記憶するフローテーブルT31〜T35を更新する。その後ステップS104に戻る。
このように、フロー制御装置21は、接続するスイッチノード装置を変更した端末装置のフローに対しては制御情報の有効時間を短く設定し、変更していない端末装置のフローに対しては制御情報の有効時間を長く設定するので、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更する変更頻度に応じて、変更頻度の高い端末装置に対しては制御情報の有効時間を短く設定し、接続するスイッチノード装置を変更した際に、変更前の経路の残存時間を短くすることができる。
変更前の経路の残存は、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更する毎に生じるので、変更回数の多い、すなわち、変更頻度の高い端末装置の有効時間を短くすることで、より多くの変更前の経路の残存時間を短くすることができ、変更前の経路が残ることによる不具合のおそれを軽減できる。
一方、変更頻度の低い端末装置に対しては制御情報の有効時間を長く設定し、ネットワークの通信量を抑えることができる。
また、端末装置が接続するスイッチノード装置を実際に変更したか否かに基づいて有効時間を決定するので、接続するスイッチノード装置を変更可能な端末装置であっても、例えば、特定の机上でのみ使用されるノートパソコンなど、実際には特定のスイッチノード装置に固定的に接続される端末装置に対しては長い有効期間を設定してネットワークの通信量を抑えることができる。
変更前の経路の残存は、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更する毎に生じるので、変更回数の多い、すなわち、変更頻度の高い端末装置の有効時間を短くすることで、より多くの変更前の経路の残存時間を短くすることができ、変更前の経路が残ることによる不具合のおそれを軽減できる。
一方、変更頻度の低い端末装置に対しては制御情報の有効時間を長く設定し、ネットワークの通信量を抑えることができる。
また、端末装置が接続するスイッチノード装置を実際に変更したか否かに基づいて有効時間を決定するので、接続するスイッチノード装置を変更可能な端末装置であっても、例えば、特定の机上でのみ使用されるノートパソコンなど、実際には特定のスイッチノード装置に固定的に接続される端末装置に対しては長い有効期間を設定してネットワークの通信量を抑えることができる。
なお、有効時間設定部250が有効時間を設定する際に、例えば1秒よりも短くはしないなど、有効時間の最低時間を定めておいてもよい。これにより、極端に短い有効時間の設定を抑制して、ネットワークの通信量を抑えることができる。
逆に、有効時間設定部が、例えば128秒よりも大きい有効時間にはしないなど、有効時間の最大時間を定めておいてもよい。これにより、極端に長い有効期間の設定を抑制して、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際の元の経路の残存時間を抑えることができる。
逆に、有効時間設定部が、例えば128秒よりも大きい有効時間にはしないなど、有効時間の最大時間を定めておいてもよい。これにより、極端に長い有効期間の設定を抑制して、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際の元の経路の残存時間を抑えることができる。
また、有効時間設定部250が次の有効時間を元の有効時間よりも短くする場合の次の有効時間は、元の有効時間の半分に限らない。例えば、元の有効時間より1秒短くするなど、予め定められた単位時間分だけ短くするようにしてもよい。
この場合も、接続先の変更頻度が高い端末装置のフローに対しては、制御情報の有効時間を短く設定して、端末装置が接続先のスイッチノード装置を変更した際の元の経路の残存時間を抑えることができる。なお、この場合も、上記の場合と同様、有効時間の最低時間を定めておくことにより極端に短い有効時間の設定を抑制して、ネットワークの通信量を抑えることができる。
また、有効時間設定部250が次の有効時間を元の有効時間よりも長くする場合の次の有効時間は、元の有効時間の2倍に限らない。例えば、元の有効時間より1秒長くするなど、予め定められた単位時間分だけ長くするようにしてもよい。
この場合も、接続先の変更頻度が低い端末装置のフローに対しては、制御情報の有効時間を長く設定して、ネットワークの通信量を抑えることができる。なお、この場合も、上記の場合と同様、有効時間の最大時間を定めておくことにより極端に長い有効時間の設定を抑制して、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際の元の経路の残存時間を抑えることができる。
この場合も、接続先の変更頻度が高い端末装置のフローに対しては、制御情報の有効時間を短く設定して、端末装置が接続先のスイッチノード装置を変更した際の元の経路の残存時間を抑えることができる。なお、この場合も、上記の場合と同様、有効時間の最低時間を定めておくことにより極端に短い有効時間の設定を抑制して、ネットワークの通信量を抑えることができる。
また、有効時間設定部250が次の有効時間を元の有効時間よりも長くする場合の次の有効時間は、元の有効時間の2倍に限らない。例えば、元の有効時間より1秒長くするなど、予め定められた単位時間分だけ長くするようにしてもよい。
この場合も、接続先の変更頻度が低い端末装置のフローに対しては、制御情報の有効時間を長く設定して、ネットワークの通信量を抑えることができる。なお、この場合も、上記の場合と同様、有効時間の最大時間を定めておくことにより極端に長い有効時間の設定を抑制して、端末装置が接続するスイッチノード装置を変更した際の元の経路の残存時間を抑えることができる。
あるいは、図10に示すように、現在時刻と、前回移動時刻、すなわち、各端末装置が最後に接続先のスイッチノード装置を変更した時刻(1度も変更していない場合は通信開始時刻)との差分と、フローテーブルT31〜T35の制御情報の有効時間との対応表を記憶部270が記憶し、有効時間設定部250がこの対応表に基づいて有効時間を設定するようにしてもよい。これによって、より細やかな有効時間設定を行うことができる。
なお、フロー制御装置21の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、フロー制御装置、ネットワークシステム、ネットワーク制御方法およびプログラムに用いて好適である。例えば、オープンフロースイッチ技術を用いた移動通信ネットワークに適用することが考えられる。
1 ネットワークシステム
21 フロー制御装置
31〜35 スイッチノード装置
41〜43 端末装置
210 送受信部
220、320 制御部
230 経路決定部
240 帯域制御・優先制御情報決定部
250 有効時間設定部
260 管理テーブル更新部
270、330 記憶部
P1〜P5 ポート
21 フロー制御装置
31〜35 スイッチノード装置
41〜43 端末装置
210 送受信部
220、320 制御部
230 経路決定部
240 帯域制御・優先制御情報決定部
250 有効時間設定部
260 管理テーブル更新部
270、330 記憶部
P1〜P5 ポート
Claims (10)
- 1つ以上のスイッチノード装置に対して、前記スイッチノード装置を介して、ある端末装置間で行われる一連の通信毎に、前記一連の通信に対する制御情報を送信するフロー制御装置であって、
前記一連の通信を行う端末装置が特定のスイッチノード装置を介しての通信を開始してからの経過時間に基づいて、前記経過時間が長いほど前記制御情報の有効時間を長く設定する有効時間設定部と、
前記有効時間を経過する毎に前記制御情報を送信する送信部と、
を具備することを特徴とするフロー制御装置。 - 前記有効時間設定部は、前記端末装置の少なくとも一方が接続するスイッチノード装置を変更したか否かを判定し、変更したと判定した場合には、変更しなかったと判定した場合よりも、前記有効時間を短く設定することを特徴とする請求項1に記載のフロー制御装置。
- 前記有効時間設定部は、前記有効時間中に前記端末装置のいずれもが接続するスイッチノード装置を変更しなかったと判定した場合は、前記有効時間の2倍の時間を次の有効時間とすることを特徴とする請求項2に記載のフロー制御装置。
- 前記有効時間設定部は、前記有効時間中に前記端末装置のいずれもが接続するスイッチノード装置を変更しなかったと判定した場合は、前記有効時間よりも予め定められた時間だけ増やした時間を次の有効時間とすることを特徴とする請求項2に記載のフロー制御装置。
- 前記有効時間設定部は、前記有効時間中に前記端末装置の少なくとも一方が接続するスイッチノード装置を変更したと判定した場合は、前記有効時間を当該有効時間の半分の時間に更新することを特徴とする請求項2に記載のフロー制御装置。
- 前記有効時間設定部は、前記有効時間中に前記端末装置の少なくとも一方が接続するスイッチノード装置を変更した判定した場合は、前記有効時間よりも予め定められた時間だけ減らした時間を次の有効時間とすることを特徴とする請求項2に記載のフロー制御装置。
- 各端末装置が特定のスイッチノード装置に接続してからの経過時間と前記有効時間との対応付けを示す対応表を記憶する記憶部をさらに具備し、
前記有効時間設定部は、前記対応表に基づいて次の有効時間を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載のフロー制御装置。 - 1つ以上のスイッチノード装置と、前記スイッチノード装置を介して、ある端末装置間で行われる一連の通信毎に、前記一連の通信に対する制御情報を送信するフロー制御装置とを具備するネットワークシステムであって、
前記フロー制御装置は、
前記一連の通信を行う端末装置が特定のスイッチノード装置を介しての通信を開始してからの経過時間に基づいて、前記経過時間が長いほど前記制御情報の有効時間を長く設定する有効時間設定部と、
前記有効時間を経過する毎に前記制御情報を送信する送信部と、
を具備し、
前記スイッチノード装置は、前記制御情報に基づいて、前記通信の制御を行う
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 1つ以上のスイッチノード装置に対して、前記スイッチノード装置を介して、ある端末装置間で行われる一連の通信毎に、前記一連の通信に対する制御情報を送信するフロー制御装置のネットワーク制御方法であって、
前記フロー制御装置は、
前記一連の通信を行う端末装置が特定のスイッチノード装置を介しての通信を開始してからの経過時間に基づいて、前記経過時間が長いほど前記制御情報の有効時間を長く設定する有効時間設定ステップと、
前記有効時間を経過する毎に前記制御情報を送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とするネットワーク制御方法。 - 1つ以上のスイッチノード装置に対して、前記スイッチノード装置を介して、ある端末装置間で行われる一連の通信毎に、前記一連の通信に対する制御情報を送信するフロー制御装置に、
前記一連の通信を行う端末装置が特定のスイッチノード装置を介しての通信を開始してからの経過時間に基づいて、前記経過時間が長いほど前記制御情報の有効時間を長く設定する有効時間設定ステップと、
前記有効時間を経過する毎に前記制御情報を送信する送信ステップと、
を実行させるプログラム。
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