JP5612021B2 - 制御機及び信号灯器 - Google Patents

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Description

本発明は、交差点に設置される信号灯器を制御する制御機等に関する。
車両や歩行者用の交通信号制御システムは、交差点に設置された複数の信号灯器と、これらの信号灯器の表示を制御する制御機とで構成される。制御機が、当該交差点に定められた現示階梯に従って、各信号灯器に対して表示(灯色)を指示する制御信号を送信し、信号灯器は、制御機から受信した制御信号に従った表示を行う(特許文献1参照)。
特開2010−157148号公報
1台の制御機が1つの交差点に係る全ての信号灯器を制御する構成が一般的であるが、信号灯器とこれを制御する制御機を一組とし、各制御機が独立して制御を行う分散制御の構成が考えられる。しかしながら、各信号灯器が現示階梯に従った灯色表示を行うための通信制御が必要である。特に、交差する複数の交通が同時に青信号となるいわゆるGG異常の検出及び検出した場合の防護策を用意する必要がある。また、通行車両の無線機等による一時的な通信障害も考慮する必要がある。
本発明は、上記課題を克服し、交差点に設置されるN台(N≧2)の信号灯器をM台(N≧M≧2)の制御機で分散制御する技術を実現することを目的としてなされたものである。
上記課題を解決するための第1の形態は、
交差点に設置されるN台(N≧2)の信号灯器(例えば、図1の信号灯器20)をM台(N≧M≧2)の制御機(例え、図1の制御機30)で分散制御するための制御機であって、
他の制御機と通信を行って前記M台の制御機のうちの何れか1台を主機として順次選択し、主機以外を従機として選択することで自機の主従を設定する主従設定手段(例えば、図7の主従設定部110)と、
現示階梯のステップを制御するための歩進回数或いは当該ステップ(以下[課題を解決するための手段]において包括して「歩進回数」という。)を管理する手段であって、自機が主機の場合には所定タイミングで当該歩進回数を進めるとともに、各従機に歩進回数を進めるための信号を送信し、自機が従機の場合には主機から受信した当該信号に基づいて当該歩進回数を進める歩進回数管理手段(例えば、図7の信号表示制御部130)と、
前記歩進回数管理手段により管理されている歩進回数に基づいて制御対象の信号灯器を制御する灯器制御手段(例えば、図7の信号表示制御部130)と、
前記制御機間での相互通信を実行する相互通信実行手段(例えば、図7の相互通信制御部120)と、
前記相互通信の実行結果に基づいて前記M台の制御機同士の通信網上に孤立した制御機が存在する通信異常の発生を検出する通信異常検出手段(例えば、図7の異常検出部140)と、
を備えた制御機である。
この第1の形態によれば、交差点に設置されるN台の信号灯器を、M台の制御機で独立して分散制御する制御機が実現される。すなわち、制御機は、他の制御機と通信を行って、M台の制御機のうちの何れか1台を主機として順次選択し、主機以外を従機として選択することで、自機の主従を設定する。従って、主機が固定ではなく順次選択切り替えされるため、通行車両の無線機等による一時的な通信障害にも耐性を有する。そして、自機が主機である場合には、所定タイミングで歩進回数を進め、従機である場合には、主機から受信した信号にもとづいて歩進回数を進め、この歩進回数に基づいて制御対象の信号灯器を制御する。従って、各信号灯器を現示階梯に従って制御することが可能となる。更に、制御機間での相互通信を実行し、この相互通信の実行結果に基づいて、通信異常の発生を検出する。従って、仮に通信異常が発生した場合には、その対応処理を実行することが可能である。
また、第2の形態として、第1の形態の制御機であって、
前記相互通信実行手段は、主機が変更される毎に前記相互通信を実行する、
制御機を構成しても良い。
この第2の形態によれば、主機が変更される毎に、制御機間での相互通信が実行される。つまり、M台の制御機が順次主機となりながら、制御機間での相互通信が実行される。従って、一時的な通信障害に対する耐性を一層向上させることができる。
また、第3の形態として、第1又は第2の形態の制御機であって、
前記相互通信実行手段は、
自機が主機の場合に、各従機に従機間での相互通信の実行を指示する相互通信要求手段(例えば、図7の相互通信制御部120)と、
自機が従機の場合に、主機からの相互通信の実行指示に従って従機間での相互通信を実行し、実行結果を主機に送信する従機間相互通信実行手段(例えば、図7の相互通信制御部120)と、
を有する、
制御機を構成しても良い。
この第3の形態によれば、制御機間での相互通信は、主機が、各従機に従機間での相互通信の実行を指示し、従機が、主機からの相互通信の実行指示に従って従機間での相互通信を実行し、実行結果を主機に送信することで行われる。つまり、各制御機間の通信が正常か否かを網羅的に確認することができる。
また、第4の形態として、第1〜第3の何れかの形態の制御機であって、
前記歩進回数管理手段は、自機が従機の場合には主機からの相互通信の実行指示の受信に基づいて前記歩進回数を進め、自機が主機の場合には前記相互通信要求手段による指示の後の所定タイミングで前記歩進回数を進める、
制御機を構成しても良い。
この第4の形態によれば、歩進回数は、主機においては、従機への相互通信の実行指示の後の所定のタイミングで進め、従機においては、主機からの相互通信の実行指示の受信に基づいて進める。これにより、主機及び従機のそれぞれにおいて、ほぼ一致するタイミングで歩進回数を進め、各信号灯器の灯色の切り替わりをほぼ一致させることが可能となる。
また、第5の形態として、第1〜第4の何れかの形態の制御機であって、
前記歩進回数管理手段及び前記灯器制御手段を機能させずに前記相互通信実行手段を機能させ、前記通信異常検出手段による通信異常の発生が検出されなかった場合に、当該歩進回数管理手段及び前記灯器制御手段を機能開始させる制御機を構成しても良い。
この第5の形態によれば、例えば制御機の電源投入直後等には、歩進回数を進めずに信号灯器の制御を行わず、通信異常の発生が検出されなかった場合に、歩進回数を進めて信号灯器の制御を開始することができる。つまり、制御機間の通信が正常であることを確認した後に、安全に、信号灯器の制御を開始することができる。
また、第6の形態として、第1〜第5の何れかの形態の制御機であって、
前記相互通信実行手段は、前記相互通信の際に少なくとも自機の歩進回数及び/又は自機の制御対象の信号灯器の表示状態(以下[課題を解決するための手段]において包括して「自機制御状態」という。)を通信情報に含めて送信し、
前記相互通信の際に他機の通信情報に含まれる自機制御状態と自機の自機制御状態の異同に基づいて前記交差点における信号の表示動作異常の発生を判定する動作異常発生判定手段(例えば、図7の異常検出部140)を更に備えた、
制御機を構成しても良い。
この第6の形態によれば、制御機間での相互通信の際に、自機制御状態が通信情報に含めて送信される。そして、制御機では、他機の通信情報に含まれる自機制御状態(他機の制御状態である。)と、自機の自機制御状態の異同に基づいて、交差点における信号の表示動作異常の発生が判定される。従って、例えばGG異常等を検出することができる。
また、第7の形態として、第1〜第6の何れかの形態の制御機を内蔵した信号灯器(例えば、図1の信号装置10)を構成しても良い。
信号装置の設置例。 制御機間の通信手順の説明図。 制御機間の通信手順の説明図。 制御機間の通信手順の説明図。 第1通信電文の構成例。 第2通信電文の構成例。 制御機の機能構成図。 信号制御処理のフローチャート。 図8のフローチャートの続き。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、本発明の適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
[全体構成]
図1は、本実施形態の信号装置10の設置例を示す図である。信号装置10は、交通信号に係る信号灯器20と、当該信号灯器20を制御対象とする制御機30とを備える。
信号灯器20は、車両用であり、制御対象の交通車両に対面するよう、交差点の所定位置に設置された柱の上方に取り付けられている。制御機30は、制御対象の信号灯器20の近傍に取り付けられ、制御対象の信号灯器20の灯色の表示制御等を行う。本実施形態では、1つの柱につき1台の信号灯器20及び1台の制御機30が取り付けられることとし、各制御機30の制御対象の信号灯器20は1台ずつとして説明する。また、制御機30は無線通信機能を有し、制御機30間で無線通信を行うことで、当該交差点に設置された信号灯器20が分散制御される。
なお、図1では、十字交差点を対象として4つの信号装置10が設置される例を示しているが、交差点の形状や信号装置10の数はこれに限らないし、更に、歩行者用の信号装置が設置されることにしても良い。
[原理1:通信手順]
制御機30間の通信手順について説明する。図2,図3は、制御機30間の通信手順を説明する図である。4台の制御機30A〜30Dの通信手順について説明するが、これ以外の台数の場合も同様である。
先ず、1台の制御機30が主機となり、それ以外の制御機30は従機となる。図2(a)では、制御機30Aが主機、制御機30B,30C,30Dが従機である。そして、主機から従機それぞれに、従機間の相互通信を指示する通信指示信号が一斉送信(同報通信)される。
すると、図2(b)に示すように、この通信指示信号を受信した従機間の相互通信が行われる。具体的には、従機のうち、1台の従機がマスタとなり、それ以外の従機がスレーブとなる。そして、マスタからスレーブそれぞれに照会信号が順に送信され、この照会信号を受信したスレーブから、応答信号がマスタに送信(返信)される。このマスタ・スレーブ間の通信が、全ての従機を順にマスタとして行われる。
具体的には、従機である3台の制御機30B〜30Dが、制御機30B,30C,30Dの順にマスタとなる。すなわち、先ずは、図2(b)に示すように、制御機30Bがマスタとなり、スレーブである制御機30C,30Dそれぞれに対して照会信号が送信され、スレーブである制御機30C,30Dそれぞれから、応答信号がマスタである制御機30Bに送信(返信)される。次いで、図2(c)に示すように、制御機30Cがマスタとなり、スレーブである制御機30B,30Dそれぞれとの間で、同様に、照会信号、及び、応答信号の送受信が行われる。その後、制御機30Dがマスタとなり、スレーブである制御機30B,30Cそれぞれの間で、同様に、照会信号、及び、応答信号の送受信が行われる。
全ての従機を順にマスタとした従機間の通信が終了すると、図3(a)に示すように、各従機から主機に、従機間の相互通信の完了を通知する通信完了信号が送信(返信)される。
その後、図3(b)に示すように、主機から、次に主機となる従機に、主機の変更を指示する主機変更信号が送信される。この主機変更信号を受信した従機は、新たな主機となり、同様の通信が行われる。図3(b)では、制御機30Aから制御機30Bに主機変更信号が送信され、次はこの制御機30Bが新たな主機となり、従機である制御機30A,30C,30Dそれぞれと、同様な通信が行われる。
[原理2:通信期間]
この制御機30間の通信は、予め定められた所定の時間間隔(タイムスロット)で実行される。図4は、制御機間の相互通信に定められる時間間隔(タイムスロット)を示すタイムチャートである。図4では、縦軸を時刻tとして、制御機それぞれの送受信のタイミングを示している。また、図4では、図2,図3の例と同様に、制御機30Aが主機、制御機30B〜30Dが従機の例を示している。
先ず、ある1台の制御機30が主機である主機設定期間Tsは、固定に定められている。この主機設定期間Tsは、主機による通信指示信号の送信時点から、次の主機による通信指示信号の送信時点までの間隔であり、図4では、制御機30Aによる通信指示信号の送信時点から、次の主機である制御機30Bによる通信指示信号の送信時点までの間隔となる。
また、この主機設定期間Tsは、制御機30間の相互通信を行う相互通信期間T1と、主機の変更を行うための主機変更期間T2とから構成される。相互通信期間T1は、更に、主機が従機に通信指示信号を送信するための期間Taと、従機それぞれが他の従機との相互通信を行う従機の数に等しい複数の期間Tbと、従機が主機に通信完了信号を送信する期間Tcとから構成される。
なお、これらの期間T(Ts,T1,Ta,Tb,Tc,T2)は、制御機30の台数や制御機30間の標準的な通信時間をもとに通信(送受信)が可能な期間として、交差点毎に定められる。
[原理3:信号制御]
制御機30による信号灯器20の表示制御は、歩進制御によって実現される。すなわち、制御機30それぞれにおいて、所定のタイミングで階梯(ステップ)を進めるが、この階梯を進めるタイミング(歩進タイミング)は、全ての制御機30がほぼ同時となるように定められる。
具体的には、同一の交差点に設置された制御機30間の通信時間は、ほぼ等しいとみなせる。このため、主機においては、送信した通信指示信号が従機にて受信されたとみなせるタイミング、詳細には、通信指示信号の送信時点から、制御機30間の標準的な通信時間Δtだけ経過後の時刻を、歩進タイミングとする。また、従機については、主機から通信指示信号の受信時点を、歩進タイミングとする。
[原理4:異常検出]
上述した制御機30間の相互通信によって、各制御機30は、当該交差点に設置されている全ての信号装置10の制御状態に関するデータを取得することができる。そして、各制御機30は、この取得した制御状態データをもとに、制御機30間の通信異常の検出、及び、信号灯器20の表示動作異常の検出、を行う。
制御機30間の通信異常とは、他の全ての制御機30との通信が不可能な、制御機30同士の通信網に“孤立”した制御機30が存在する状態のことである。制御機30は、他の制御機30との相互通信の結果、全ての信号装置10についての制御状態データを取得されたか否かによって、制御機30間の通信異常の発生を検出する。これは、例えばある2台の制御機30間の通信が、通行車両の無線機等による一時的な通信障害によって断絶されたとしても、この2台の制御機30は、他の制御機30を経由することで互いに制御状態データを取得することが可能だからである。
信号灯器20の表示動作異常とは、信号灯器20における表示動作の異常であり、具体的には、全ての信号灯器20の階梯が同一でない状態、信号灯器20の灯色が当該交差点の現示階梯表にて定められる階梯に対応する灯色となっていない状態、或いは、各信号灯器20の灯色の組み合わせが禁止されている組み合わせ(例えば、交差する道路それぞれに対応する信号灯器が同時に「青色」(いわゆるGG異常))となっている状態である。
制御機30は、制御機30間の相互通信によって取得された制御状態データに含まれる信号灯器20の点灯状態に基づいて、信号灯器20の表示動作状態の異常を検出する。すなわち、各制御機30における歩進回数及びステップ番号(階梯番号)が全て一致しているか、各信号灯器20の灯色が、ステップ番号(階梯番号)に応じた灯色となっているか、信号灯器20の灯色の組み合わせが禁止された組み合わせになっていないかによって、信号灯器20の表示動作異常の発生を検出する。
[原理5:通信電文]
制御機30間で通信される通信電文は、次のように構成される。
図5は、相互通信期間T1における第1通信電文40の構成例である。図5によれば、第1通信電文40は、信号種別41と、送信先の制御機番号42と、送信元の制御機番号43と、主機の制御機番号44と、灯色許可フラグ45と、閃光指示フラグ46と、自機制御状態データ47と、他機制御状態データ48とを含んで構成される。
信号種別41は、当該電文が、通信指示信号、照会信号、応答信号、及び、通信完了信号の何れに該当するかを示すデータである。灯色許可フラグ45は、他の制御機30に対して、現示階梯表に従った信号灯器20の点灯を許可するフラグである。閃光指示フラグ46は、他の制御機30に対して閃光表示を指示するフラグである。
自機制御状態データ47は、送信元の制御機30の制御状態データであり、他機制御状態データ48は、それ以外の制御機30それぞれの制御状態データである。自機制御状態データ47及び他機制御状態データ48は、同一構成であり、該当する制御機番号と、制御対象の信号灯器20の灯色の点灯状態と、ステップ番号(階梯番号)と、歩進回数と、他機との通信時間データとを含んでいる。通信時間データは、該当する制御機30と他の制御機30それぞれとの通信時間のデータであり、他機との通信時間は、例えば、照会信号の送信からこれに対する応答時間の受信までの時間間隔から求められる。
図6は、主機変更期間T2における第2通信電文50の構成例である。図6によれば、第2通信電文50は、信号種別51と、送信先の制御機番号52と、送信元の制御機番号53と、各制御機の主機の設定有無データ54と、リトライ回数55と、制御機間の通信時間データ56と、主機設定時間57とを含んで構成される。
信号種別51は、当該電文が、主機変更信号に該当することを示すデータである。主機の設定有無データ54は、全ての制御機30それぞれについて、主機として設定済みであるか否かを対応付けたデータである。
リトライ回数55は、当該電文のリトライ回数である。主機は、主機変更信号を、所定時間間隔で繰り返し送信(リトライ)する。このリトライ回数である。主機変更信号を受信した制御機30は、当該信号の受信タイミングと、リトライ回数と、リトライの間隔とから、自機が主機となって通信指示信号の開始タイミングを求めることができる。
[機能構成]
図7は、制御機30の機能構成を示すブロック図である。図7に示すように、制御機30は、機能的には、処理部100と、記憶部200と、電源部310と、リレー部320と、無線通信部330と、外部I/F部340とを備えて構成される。
処理部100は、例えばCPU等の演算装置で実現され、記憶部200に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて、制御機30の全体制御を行う。本実施形態では、処理部100は、主従設定部110と、相互通信制御部120と、信号表示制御部130と、異常検出部140とを有している。
主従設定部110は、自機が主機であるか従機であるかを設定する。具体的には、主機変更信号を受信すると、自機を主機として設定する。そして、通信指示信号の送信から所定の相互通信機期間T1が経過すると、次に主機となる他の制御機に主機変更信号を送信する。更に、この主機変更信号の送信から所定の主機変更期間T2が経過すると、自機を従機として設定を更新する。ここで、自機が主機であるか従機であるかは、主機フラグ230の設定値にて示される。
相互通信制御部120は、通信手順設定データ224にて定められた相互通信手順に従って、他の制御機30との間の相互通信を制御する。具体的には、自機が主機である場合には、従機である他の制御機30それぞれに対して通信指示信号を送信し、この通信指示信号に応答して、これらの従機それぞれから送信されてくる通信完了信号を受信する。
一方、自機が従機である場合には、主機である他の制御機30から通信指示信号を受信すると、他の従機との間の相互通信を行う。すなわち、自機がマスタとなるために定められた所定時間が経過した後、他の従機それぞれに照会信号を送信し、この照会信号に応答して他の従機から送信されてくる応答信号を受信する。また、他の従機から照会信号を受信したならば、当該従機に応答信号を送信(返信)する。
他の制御機30との相互通信において、送受信する信号の種別に応じた第1通信電文40を送受信するが、受信した第1通信電文40にもとづいて、自機のデータを更新する。すなわち、受信した第1通信電文40に含まれる自機制御状態データ47(当該第1通信電文40の送信元の制御機30の制御状態データを意味する)、及び、他機制御状態データ48(当該第1通信電文40の送信元の制御機30にとっての他機の制御状態データを意味する)を、受信他機制御状態データ238として蓄積記憶する。また、灯色許可フラグ45が「1」に設定されているならば、自機の灯色許可フラグ226を「1」に設定し、閃光指示フラグ46が「1」に設定されているならば、自機の閃光指示フラグ228を「1」に設定する。
また、第1通信電文40の送信時に自機の灯色許可フラグ226が「1」に設定されているならば、第1通信電文40の灯色許可フラグ45を「1」に設定し、自機の閃光指示フラグ228が「1」に設定されているならば、閃光指示フラグ46を「1」に設定する。また、自機の受信他機制御状態データ238を、第1通信電文40の他機制御状態データ48に設定し、自機のステップ番号232、歩進回数234、及び、灯色の点灯状態データ236を、自機制御状態データ47に設定する。
信号表示制御部130は、制御対象の信号灯器20の表示を制御する。具体的には、自機が主機である場合には、従機への通信指示信号の送信から所定時間経過後のタイミングで歩進回数234を進める。一方、自機が従機である場合には、主機から通信指示信号を受信したタイミングで、歩進回数234を進める。歩進回数234が次のステップ番号に進めるべき数値に達した場合には、ステップ番号を進める。そして、灯色許可フラグ226が「1」に設定され、且つ、閃光指示フラグ228が「0」に設定されている場合に、現示階梯表222に従って、現在のステップ番号に対応する信号灯器20の灯色を点灯させる。それ以外の場合には、信号灯器20を閃光表示させる。
異常検出部140は、他の制御機30との相互通信によって受信した第1通信電文40に含まれる各制御機30の制御状態データをもとに、制御機30間の通信異常の検出と、各信号灯器20の表示動作異常の検出とを行う。
具体的には、通信異常は、次のように判断する。すなわち、他の全ての制御機30に関する制御状態データが取得されているか否かを判定し、取得されていないならば制御機30間の通信異常が発生したと判断する。例えば、自機が従機の場合に着目すると、主機からの通信指示信号には主機の制御状態データ(この場合は主機からの自機制御状態データ47)が含まれている。また、図2や図4を参照して説明した通り、従機間の相互通信が網羅的に行われる。そのため、例えばある従機間の通信や、主機とある従機間の通信が一時的に不通であったとしても他の従機を経由した通信が可能であれば、最終的に全ての制御機30の制御状態データが取得されることとなる。また、自機が主機である場合には、更に、相互通信期間T1において、従機である全ての他機から通信完了信号が受信されたか否かを判定し、受信されないならば、通信異常が発生したと判断する。なお、自機が主機の場合にこの判断を行わず、全ての制御機30に関する制御状態データが取得されていない場合に、通信異常が発生したと判断してもよい。
また、信号灯器20の表示動作異常は、次のように判断する。すなわち、全ての制御機30におけるステップ番号が一致しているか否かを判定し、一致しないならば、表示動作異常と判断する。また、全ての信号灯器20の灯色が、現示階梯表222で定められるステップ番号に対応する灯色であるか否かを判定し、定められた灯色でないならば、表示動作異常と判断する。更に、全ての信号灯器20の灯色の組み合わせが、禁止された組み合わせに一致するか否かを判定し、一致するならば、表示動作異常と判断する。
そして、異常検出部140は、通信異常、及び、表示動作異常の一方でも判断したならば、制御対象の信号灯器20を閃光表示させるとともに、閃光指示フラグを「1」に設定し、灯色許可フラグを「0」に設定する。ここで、信号灯器20の閃光表示としては、例えば、主道路に対する信号灯器20を黄色点滅するとともに、従道路に対する信号灯器20を赤色点滅したり、或いは、全ての信号灯器20を赤色点滅にする。
記憶部200は、例えばICメモリやハードディスク等の記憶装置で実現され、処理部100が制御装置を統合的に制御するためのシステムプログラムや、各種機能を実現するためのプログラムやデータ等を記憶する。また、処理部100の作業領域として用いられ、処理部100が各種プログラムに従って実行した演算結果や、無線通信部330を介して受信したデータ等が一時的に格納される。本実施形態では、記憶部200には、信号灯器制御プログラム210と、信号装置設定データ220と、現示階梯表222と、通信手順設定データ224と、灯色許可フラグ226と、閃光指示フラグ228と、主機フラグ230と、ステップ番号232と、歩進回数234と、制御対象の信号灯器20の点灯状態データ236と、受信他機制御状態データ238と、制御機間通信時間データ240とが記憶される。
信号装置設定データ220は、当該交差点に設置された全ての信号装置10に関するデータであり、制御機30と信号灯器20との対応関係や、信号灯器20と、制御対象の交通路との対応関係等を定めている。
制御機間通信時間データ240は、交差点に設置された全ての制御機30の組み合わせ毎に、通信時間を対応付けたデータである。制御機30間の通信時間は、受信他機制御状態データ238に含まれる他機との通信時間から求められる。
電源部310は、商用電源及び太陽電池を併用した直流電源であり、制御機30の各部が作動するために必要な直流電力を生成・供給する。
リレー部320は、電源部310から信号灯器20の各灯色(赤、黄、青)のLEDに供給される直流電圧をオン/オフする半導体リレーを有する。この半導体リレーのオン/オフは、処理部100によって制御される。
無線通信部330は、例えばSS無線通信を行う無線通信装置で実現され、外部装置(主に、他の制御機30)との間の無線通信を行う。
外部I/F(インターフェース)部340は、制御機30に対する外部からの指示信号の入力や、外部への指示信号の出力を行う機能部であり、当該交差点の信号制御を開始する際のリセット信号や初期設定値の入力、異常検出時の信号を外部システムに出力する機能等を有する。例えば、操作ボタンや、外部システムと通信接続するI/F(インターフェース)機能等を有して構成される。
[処理の流れ]
図8,図9は、処理部100が実行する信号制御処理の流れを説明するフローチャートである。この処理は、処理部100が信号灯器制御プログラム210を実行することで実現される処理である。
図8によれば、自機の電源が投入されると、処理部100は、先ず閃光指示フラグを「1」に設定し、信号表示制御部130が、信号灯器20の閃光表示を開始する(ステップA1)。また、灯色許可フラグを「0」に設定し、信号灯器20の灯色表示を不許可とする(ステップA3)。
次いで、外部から主機変更信号を受信したならば(ステップA5:YES)、主従設定部110が、自機を主機として設定し、相互通信制御部120が、自機を主機とした他の制御機30との相互通信を行う(ステップA7)。一方、主機変更信号を受信せず(ステップA5:NO)、通信指示信号を受信したならば(ステップA9:YES)、主従設定部110が、自機を従機として設定し、相互通信制御部120が、自機を従機とした他の制御機30との相互通信を行う(ステップA11)。
相互通信を行うと、続いて、相互通信における各信号の送受信に要した時間をもとに、制御機間の通信時間を算出する(ステップA13)。
また、異常検出部140が、通信異常の判定を行う(ステップA15)。すなわち、他の全ての制御機30の制御状態データを受信しているか否かを判断し、受信されていないならば、通信異常と判定する。更に、自機が主機ならば、所定の相互通信時間T1内に、全ての従機から通信完了信号を受信しているか否かを判断し、受信していないならば、通信異常と判定する。
続いて、自機が主機ならば(ステップA17:YES)、次の主機として定められた他の制御機30に、主機変更信号を送信する(ステップA19)。
また、全ての制御機30が、通信異常が無く、且つ、連続して主機として設定済みであるか(主機の設定が一巡したか)を判断し、一巡していないならば(ステップA21:NO)、ステップA5に戻る。
一方、通信異常が無く、且つ、主機の設定が一巡しているならば(ステップA21:YES)、灯色許可フラグ226を「1」に設定し、信号灯器20の灯色の表示を許可とする(ステップA23)。また、閃光指示フラグ228を「0」に設定する(ステップA25)。これにより、現示階梯表222に従った信号灯器20の信号表示が開始される。
続いて、図9によれば、主機変更信号を受信したならば(ステップB1:YES)、主従設定部110が、自機を主機として設定し、相互通信制御部120が、自機を主機とした他の制御機30との相互通信を行う(ステップB3)。この相互通信において、信号表示制御部130が、所定のタイミングで歩進制御を行う。一方、主機変更信号を受信せず(ステップB1:NO)、通信指示信号を受信したならば(ステップB5:YES)、主従設定部110が、自機を従機として設定し、相互通信制御部120が、自機を従機とした相互通信を行う(ステップB7)。この相互通信において、信号表示制御部130が、所定のタイミングで歩進制御を行う。
相互通信を行うと、続いて、相互通信における各信号の送受信に要した時間をもとに、制御機間の通信時間を算出する(ステップB9)。続いて、自機が主機ならば(ステップB11:YES)、次の主機として定められた他の制御機30に、主機変更信号を送信する(ステップB13)。
また、異常検出部140が、通信異常の判定を行う(ステップB15)。すなわち、他の全ての制御機30の制御状態データを受信しているか否かを判断し、受信されていないならば、通信異常と判定する。更に、自機が主機ならば、所定の相互通信時間T1内に、全ての従機から通信完了信号を受信しているか否かを判断し、受信していないならば、通信異常と判定する。
また、異常検出部140が、表示動作異常の判定を行う(ステップB17)。すなわち、各制御機30のステップ番号が一致しているか否かを判断し、一致していないならば、表示動作異常と判定する。また、各信号灯器20の灯色が、現示階梯表222で定められる現在のステップ番号の灯色に一致しているか否かを判断し、一致していないならば、表示動作異常と判定する。また、各信号灯器20の灯色の組み合わせが、禁止された組み合わせに一致するか否かを判断し、一致するならば、表示動作異常と判定する。
そして、通信異常、表示動作異常の何れも無いならば(ステップB19:NO)、ステップB1に戻る。通信異常、或いは、表示動作異常が判定されたならば(ステップB19:YES)、閃光指示フラグ228を「1」に設定し、信号表示制御部130が、信号灯器20の閃光表示を開始する(ステップB21)。更に、判定された異常が通信異常のみならば(ステップB23:YES)、ステップB1に戻る。一方、表示動作異常が判定されたならば(ステップB23:NO)、外部操作による所定の復旧処理に移行する(ステップB25)。
[作用効果]
このように、本実施形態によれば、制御機30間で相互通信を行って、各制御機30が独立して信号灯器20を制御する制御機30が実現される。また、制御機30間での相互通信では、各制御機30の制御状態データを含む通信電文が送受信され、各制御機30では、自機の制御データや受信した他の制御機30の制御データをもとに、通信網上に制御機30が“孤立”した通信異常の検出や、信号灯器20の表示動作異常の検出を行っている。そして、通信異常や表示動作異常が検出されると、信号灯器20は閃光表示を開始する。
[変形例]
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
(A)台数
例えば、上述の実施形態では、1台の信号灯器20が1台の制御機30を制御する構成としたが、これを、1台の制御機30が複数台の信号灯器20を制御する構成としても良い。すなわち、1つの交差点に、N台の信号灯器20と、M(≦N)台の制御機30とを設置する構成とする。この場合、制御機30間の相互通信については、上述の実施形態と同様に行い、制御対象となる複数台の信号灯器20それぞれに対しては、当該制御機30内で共通のステップ番号を用いて制御対象の信号灯器20それぞれを並列的に制御すればよい。
(B)制御機30の信号灯器20への内蔵
信号灯器20内に制御機30を内蔵させることとしてもよい。この場合、原則的に、制御機30は、当該制御機30を内蔵している1台の信号灯器を制御対象とするとよい。例外的に、例えば、2つの信号灯器20を背中合わせに一対として柱に設置する場合に、2つの信号灯器20の一方の信号灯器20に内蔵された制御機30が、他方の信号灯器20を制御するように配線等してもよい。この場合、他方の信号灯器20への制御機30の内蔵を省略してもよいし、内蔵しておいて待機系として、一方の信号灯器20に内蔵された制御機30が故障した場合に起動・作動する2重系を構成してもよい。
(C)通信方式
また、制御機30間の通信を無線通信としたが、有線通信としても良い。制御機30間に通信ケーブルを配線するための費用及び工期等が問題となるが、有線通信は、無線通信に比較して通信障害の発生が少なく信頼性が高い。なお、各制御機30間の組み合わせ全てを配線するのではなく、例えば、リング状に配線する等、全ての制御機30が一つの通信経路で接続されるように配線することとしても良い。そして、制御機30間の相互通信では、配線されている制御機間での相互通信を行う。
(D)歩進制御
上記の実施形態においては、自機が主機である場合には、従機への通信指示信号の送信から所定時間経過後のタイミングで歩進回数234を進める。一方、自機が従機である場合には、主機から通信指示信号を受信したタイミングで、歩進回数234を進める。そして、歩進回数234が次のステップ番号232に進めるべき数値に達した場合に、ステップ番号232を進めることとして説明した。すなわち、歩進回数234を、現示階梯のステップを制御するための数値として扱うこととして説明した。しかし、歩進回数234を進めるのではなく、現示階梯の番号1つ当たりのステップ番号232を細かく定めて、ステップ番号232を進めることとし、歩進回数234とステップ番号232とを統一化してもよい。
10 信号装置
20 信号灯器
30 制御機
100 処理部
110 主従設定部、120 相互通信制御部
130 信号表示制御部、140 異常検出部
200 記憶部
210 信号灯器制御プログラム
220 信号装置設定データ、222 現示階梯表
224 通信手順設定データ、226 灯色許可フラグ
228 閃光フラグ、230 主機フラグ
232 ステップ番号、234 歩進回数
236 灯色の点灯状態、238 受信他機制御状態データ
240 制御機間通信時間データ
310 電源部、320 リレー部、330 無線通信部

Claims (6)

  1. 交差点に設置されるN台(N≧2)の信号灯器をM台(N≧M≧2)の制御機で分散制御するための制御機であって、
    他の制御機と通信を行って前記M台の制御機のうちの何れか1台を主機として順次選択し、主機以外を従機として選択することで自機の主従を設定する主従設定手段と、
    現示階梯のステップを制御するための歩進回数或いは当該ステップ(以下包括して「歩進回数」という。)を管理する手段であって、自機が主機の場合には所定タイミングで当該歩進回数を進めるとともに、各従機に歩進回数を進めるための信号を送信し、自機が従機の場合には主機から受信した当該信号に基づいて当該歩進回数を進める歩進回数管理手段と、
    前記歩進回数管理手段により管理されている歩進回数に基づいて制御対象の信号灯器を制御する灯器制御手段と、
    主機が変更される毎に前記制御機間での相互通信を実行する相互通信実行手段と、
    前記相互通信の実行結果に基づいて前記M台の制御機同士の通信網上に孤立した制御機が存在する通信異常の発生を検出する通信異常検出手段と、
    を備えた制御機。
  2. 交差点に設置されるN台(N≧2)の信号灯器をM台(N≧M≧2)の制御機で分散制御するための制御機であって、
    他の制御機と通信を行って前記M台の制御機のうちの何れか1台を主機として順次選択し、主機以外を従機として選択することで自機の主従を設定する主従設定手段と、
    現示階梯のステップを制御するための歩進回数或いは当該ステップ(以下包括して「歩進回数」という。)を管理する手段であって、自機が主機の場合には所定タイミングで当該歩進回数を進めるとともに、各従機に歩進回数を進めるための信号を送信し、自機が従機の場合には主機から受信した当該信号に基づいて当該歩進回数を進める歩進回数管理手段と、
    前記歩進回数管理手段により管理されている歩進回数に基づいて制御対象の信号灯器を制御する灯器制御手段と、
    前記制御機間での相互通信を実行する相互通信実行手段と、
    前記相互通信の実行結果に基づいて前記M台の制御機同士の通信網上に孤立した制御機が存在する通信異常の発生を検出する通信異常検出手段と、
    を備え
    前記歩進回数管理手段は、自機が従機の場合には主機からの相互通信の実行指示の受信に基づいて前記歩進回数を進め、自機が主機の場合には前記相互通信要求手段による指示の後の所定タイミングで前記歩進回数を進める、
    制御機。
  3. 前記相互通信実行手段は、
    自機が主機の場合に、各従機に従機間での相互通信の実行を指示する相互通信要求手段と、
    自機が従機の場合に、主機からの相互通信の実行指示に従って従機間での相互通信を実行し、実行結果を主機に送信する従機間相互通信実行手段と、
    を有する、
    請求項1又は2に記載の制御機。
  4. 前記歩進回数管理手段は、自機が従機の場合には主機からの相互通信の実行指示の受信に基づいて前記歩進回数を進め、自機が主機の場合には前記相互通信要求手段による指示の後の所定タイミングで前記歩進回数を進める、
    請求項に記載の制御機。
  5. 前記相互通信実行手段は、前記相互通信の際に少なくとも自機の歩進回数及び/又は自機の制御対象の信号灯器の表示状態(以下包括して「自機制御状態」という。)を通信情報に含めて送信し、
    前記相互通信の際に他機の通信情報に含まれる自機制御状態と自機の自機制御状態の異同に基づいて前記交差点における信号の表示動作異常の発生を判定する動作異常発生判定手段を更に備えた、
    請求項1〜の何れか一項に記載の制御機。
  6. 請求項1〜の何れか一項に記載の制御機を内蔵した信号灯器。
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