JP5611947B2 - 野菜および魚類生産のためのアクアポニック施設 - Google Patents

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Description

本発明は、水流閉鎖循環系を持つアクアポニック施設、アクアポニック産物の生産法、およびアクアポニック施設の使用に関する。
水性養殖という用語は、水性生物、例えば、魚類、甲殻類、二枚貝、または藻類などの水性植物の調節的繁殖を指す。水性養殖および水性養殖技術は、世界中で強力に発達する市場である。現時点で、全世界の漁業収穫量の約29%は、水性養殖による産物で占められる。
水性養殖に内在する問題点は、繁殖の行程において、水が、動物、例えば、魚類から排泄される代謝産物、および/または、添加される食餌の残留物によって汚染され、したがって、繁殖生産性が危機に陥ることがないよう浄化しなければならないことである。
これは、いわゆる開放型水性養殖システムでは、その水を新鮮な水で置換し、その使用済みの水を環境に放出することによって実行される。これは環境をひどく汚し、良栄養化を引き起こし、場合によっては、既存の天然水源の富栄養化をもたらす可能性がある。さらに、このようなシステムの水の消費はきわめて高い。これは、このようなシステムのコストを増大させるので、これらのシステムは、十分な水資源のある場所でやっと操業可能ということになる。
これらの欠点を最小とするために、水流閉鎖循環系を持つ水性養殖システムが開発された。このシステムでは、使用済みまたは廃水を、機械・生物併合型水浄化によって再処理し、魚類養殖物に戻す。
生物学的浄化には種々の生物学的フィルターが使用される。これらのフィルターでは、魚類によって排泄された窒素化合物、特に、アンモニウムおよび/またはアンモニアは、細菌の硝化作用によって酸化されて硝酸塩になる。閉鎖循環システムでは、この硝化工程は、処理水において、硝酸塩の蓄積を起因とするpH値の低下を引き起こす。この問題に対する対処処置としては、脱硝化段階の使用、またはより新鮮な水の添加のいずれかを行うことが可能である。いずれの場合も、未使用の窒素が環境に放出されることになる。しかしながら、この窒素、特に、硝酸塩由来の窒素は、簡単に、植物に対する栄養素の補給に使用することが可能である。このため、栄養利用の改善と水浄化を目標として、魚類と植物の併合生産のために過去においていくつかの試みがなされてきた。いわゆるアクアポニック施設、すなわち、硝化作用後の硝酸塩含有水を吸収する、水性培養物(すなわち、水耕栽培物)が、閉鎖ループ型水性養殖システムに組み込まれる施設が産み出された。この施設では、水性養殖物からの硝酸塩含有流出物は、植物に対する栄養液として水性培養物に供給される。植物によって摂取されない、硝酸塩含有水は、水性養殖物に戻される。このように、植物は、硝酸塩レシピエントとして活動する。好適なアクアポニック施設は、例えば、特許文献1および非特許文献1に記載される。
これらのシステムにおける一つの問題点は、水性養殖物である繁殖動物のための水、および、水性培養物である植物のための水は、異なる要求を持つということである。植物は、無事に成長可能となるためには、根部において6未満のpH値を必要とする。魚は、コスト有効的に生産可能となるためには、6を超えるpH値を必要とする。硝酸塩含有水は、生物学的フィルターから出てきたときの形状では、植物の必要とするpH値に合致するが、水性養殖物に戻される筈の水は、依然としてたくさんの残留硝酸塩を含みすぎているために、魚類にとって有利な、必要pH値を持っていない。従来のアクアポニック施設では、必要pH値の補償は、事実上、新鮮水を加えることによって実現された。総合的に見て、pH値の調整、および、処理水における硝酸塩蓄積の阻止のために、このようなアクアポニック施設において必要とされる新鮮水は、平均して、システムの、1日当たり合計水量の約20から25%である(非特許文献1)。このような高度の水消費のために、アクアポニック施設のコスト有効的操業は、高価な魚類においてのみ可能であり、かつ、このようなシステムの設置場所は、十分な水補給を持つ地域に限定される。
DD 240 327 A1
B.Rennert,M.Drews;A possibility for combined fish and vegetable production in greenhouses(「人工飼養施設における魚類および野菜併合生産の可能性」)Fortschr.Fisch.wiss.8(1989):19:27
したがって、当該技術分野における現今の最新技術に見られる、前述の欠点を緩和または除去することが、本発明の目的である。
上記目的は、少なくとも一つの水性養殖ユニット(2)、および、少なくとも一つの水性培養ユニット(5)を含む、水流閉鎖循環系を備えるアクアポニック施設(1)であって、水性養殖ユニット(2)が、一方向バルブ(4)を介して水性培養ユニット(5)に機能的に接続される、少なくとも一つの流出口(3)を有し、そのために、水性養殖ユニット(2)からの水を、水性培養ユニット(5)に供給することが可能であり、かつ、水性培養ユニット(5)は、少なくとも一つの冷却トラップ(6)を有し、該少なくとも一つの冷却トラップ(6)は、該少なくとも一つの冷却トラップ(6)から得られる水を水性養殖ユニット(2)に供給することが可能となるように、水性養殖ユニット(2)に機能的に接続され、水性養殖ユニット(2)から水性培養ユニット(5)に供給された水は、該水性培養ユニット(5)から水性養殖ユニット(2)にそのまま戻されることがなく、前記冷却トラップ(6)から得られる水が水性養殖ユニット(2)に戻される構成であることを特徴とするアクアポニック施設を提供することによって解決される。
本発明によるアクアポニック施設では、水性養殖ユニットの使用済み水は、流出口から一方向バルブを通じて水性培養ユニットへ流れ、そこにおいて、該水は、植物に潅水し、かつ、植物に栄養素を供給するのに使用される。植物は、該水、および該栄養素(特に、硝酸塩)を吸収し、次いで、植物蒸散を通じて、栄養素(特に、硝酸塩)を含まない水を、水性培養ユニットの大気中に放出する。植物からの、この蒸散水は、水性培養ユニットの冷却トラップによって集められ、水性養殖ユニットに戻される。このアクアポニック施設では、水性培養ユニットの植物は、硝酸塩に対する天然のフィルターとして、かつ、水のpH値の天然の補正尺度として活動する、水流閉鎖循環系が形成される。この植物は、水に含まれる硝酸塩のレシピエントとなるばかりでなく、事実上硝酸塩を含まない蒸散水を放出することによって真正の硝酸塩フィルターとしても活動する。したがって、処理水を水性養殖ユニットに戻す前に、該処理水におけるpH値または硝酸塩濃度を調節するために新鮮な水を加えることはもはや必要とされない。水は、本発明のアクアポニック施設からは、繁殖動物および植物物質の形状を持つバイオマスを取り出すことによってのみ排除されるので、この水だけが、システムの動作時、補給が必要である。したがって、好ましい実施態様では、システムの動作時、毎日の新鮮水の必要補給量は、システムの合計水容量の5%未満、もっとも好ましくは3%未満である、本発明のアクアポニック施設を提供することが可能である。
したがって、本発明のアクアポニック施設は、事実上魚の食餌とごく少量の水の導入しか必要とされない、閉鎖型の、ほぼガス放出無しのシステムを始めて提供する。したがって、本発明のシステムは、より環境に優しく、より低コストで操業することが可能であり、さらに、ほとんど水の調達ができない地域においても使用することが可能である。
本発明によるアクアポニック施設の実施態様を示す。 本発明によるアクアポニック施設の、別の実施態様で、水性養殖および水性培養ユニットを備える共通の人工飼育施設の外に、冷却トラップを備える温度調節、光電池システム、およびバイオガスシステムを有する実施態様を示す。
図1は、本発明によるアクアポニック施設1の例示の態様を示す。アクアポニック施設1は、一方向バルブ4を持つ流出口3を通じて水性培養ユニット5に接続される、水性養殖ユニット2を含む。この水性培養ユニット5は、帰還流7を通じて水性養殖ユニット2に接続される冷却トラップ6を含む。水性養殖ユニット2からの使用済み水は、流出口3から一方向バルブ4を通じて水性培養ユニット5に供給され、このユニットにおいて、硝酸塩および他の栄養素を含むこの水は植物によって吸収される。植物は、この水を、植物蒸散作用という形で再び水性培養ユニット5の雰囲気中に放出する。この水は、冷却トラップ6によって雰囲気から凝縮され、収集される。次に、このように処理された水は、帰還流7を通じて、冷却トラップ6から水性養殖ユニット2に戻される。これは、水の循環ループを閉じる。
図2は、本発明によるアクアポニック施設の、別の例示態様を示す。図1の実施態様に加えて、水性養殖ユニットおよび水性培養ユニットの追加成分が描かれる。この実施態様では、水性養殖ユニット2および水性培養ユニット5は、共通の人工飼育施設13の中に配される。魚類繁殖タンク8からの使用済み水は、機械的フィルター9に供給され、フィルターは、この水の縣濁物質を機械的に沈降させる。その後、浄化された水は、機械的フィルター9から生物学的フィルター10に供給される。硝化作用は、二酸化炭素の形成下に生物学的フィルター中で起こる。ここで硝酸塩を含む水は、例えば必要に応じて、一方向バルブ4を通じて、水性養殖ユニット2から水性培養ユニット5へ輸送され、ここにおいて、必要に応じてサプリメントまたは栄養素を加えながら、栄養液タンク11に入る。その後、水は、プランターボックス12に供給され、ここにおいて、硝酸塩および他の栄養素を含む水は植物によって吸収される。吸収されない硝酸塩を含む水は、栄養液タンク11に供給される。これらの植物は、植物蒸散作用の形で、水性培養ユニット5の雰囲気中に水を再び放出する。この水は、冷却トラップ6によって雰囲気から凝縮され、収集される。このように処理された水は、次に、帰還流7を通じて、冷却トラップ6から水性養殖ユニット2に戻され、かくして水の循環ループは閉じられる。この実施態様では、エネルギーは、光電池システム14およびバイオガスシステム15によって協働的に供給される。
本発明の背景における「水性養殖ユニット」という用語は、水性生物、例えば、魚類、甲殻類、二枚貝、および、水性植物、例えば、藻類の調節的繁殖にとって好適なシステムを指す。このような水性養殖システムは、当該技術分野において公知であり、文献に記載される。
好ましい実施態様では、水性養殖ユニットは、魚類を繁殖(魚養殖)させるための少なくとも一つの区域、例えば、魚類繁殖用タンク、池、または水槽の形状を取る区域、および機械的フィルター、および生物学的フィルターを有する。
適切な機械的フィルターは、廃水から、懸濁粒子、例えば、排泄物および食べ残し成分を吸収するのに使用される。機械的フィルターにおいてもたらされる沈降物は、この機械的フィルターから排除することが可能である。通例の適切な機械的フィルターは、当業者には公知である。適切な機械的フィルターの例としては、薄板分離器(Lamellenabscheider)、マイクロ篩い、および沈降タンクなどの機械的フィルターがある。薄板分離器が好ましい。
適切な生物学的フィルターは、好ましくは、硝化、すなわち、亜硝酸塩を介する、アンモニウム/アンモニアの酸化による硝酸塩の生成のために使用される。この硝化のためには、化学的方法か、または微生物のいずれかが使用される。独立栄養性細菌の使用が好ましく、特に、NitrosomonasおよびNitrobacter種の細菌が好ましい。さらに、適切フィルターは、炭素分解が起こり、二酸化炭素が放出される、従属栄養区域を有することが可能である。沈殿型生物フィルターを使用する場合、生成二酸化炭素の大部分は、循環水の中に留まる。このために、透過フィルターの形状を持つ生物学的フィルターで、産出された二酸化炭素は、その透過フィルターからガスとして放出され、循環水の中には残留しないフィルターが好まれる。本発明のアクアポニック施設の一実施態様では、透過フィルターから放出される二酸化炭素ガスは、水性養殖ユニットに供給される。当業者であれば、通例のもので好適な生物学的フィルターを選択できる。生物学的フィルターとしては、好ましくは、透過フィルターが使用される。
水性養殖ユニットは、一方向バルブを介して水性培養ユニットに機能的に接続され、そのため、該水性養殖ユニットからの水は、水性培養ユニットに供給可能とされる。水性養殖ユニットからの放出、および/または、水性培養ユニットへの補給を調節するには、適切な一方向バルブが使用される。本発明による適切な一方向バルブは、水流が、水性養殖ユニットから水性培養ユニットへ事実上一方向のみとなるように構築される。この一方向バルブは、手動、または自動のいずれかで調整および/または調節可能とされてもよく、必要に応じてコンピュータによって制御可能とされてもよい。さらに、各バルブは、水流が事実上一方向のみとなるように、構築され、調節可能とされる。当業者であれば、通例のもので好適な一方向バルブを選択できる。当業者であれば、アクアポニック施設の滑らかな動作を可能とするには、一方向バルブの容量は、該施設の全体サイズに合わせなければならないことを承知しているであろう。好ましい実施態様では、水性養殖ユニットは、一つを超える一方向バルブを有する。当業者であれば、システムの全体サイズを考慮に入れることによって、水の放出および水の供給のために十分な容量を簡単に用意し、施設の特に有利な操業を確保することが可能である。好ましい実施態様では、一方向バルブは磁気バルブである。一方向バルブは、例えば、水性培養ユニットの栄養タンクの中に配置されるフロートスイッチによって調節することが可能である。栄養液を備えるタンクの水位が、例えば、植物による水吸収によって下がると、この一方向バルブは開き、水が、魚類循環から水性培養ユニットに加えられる。反対方向の水流は阻止される。
本発明の背景における「水性培養ユニット」という用語は、植物栽培(園芸)および植物育成のために構成されるシステムであって、そこでは、植物が、有機物質を含む土壌の中でははく、無機の基質の中、または、いわゆる栄養フィルム技術(NFT、例えば、Graves,C.J.(1993):The nutrient film technique(「栄養フィルム技術」),Horticult Rev,5,1−44を参照されたい)を用いた、まったく基質の無いところに根を張るシステムを指す。栄養素は、無機の鉱物性栄養素の水溶液を通じて植物に供給される。本発明による水性培養ユニットは、定義上必ず、園芸物が収容される、少なくとも一つの人工飼育施設を含む。水性養殖および水性培養の両ユニットが、共通の人工飼育施設に配置される、アクアポニック施設の一実施態様では、水性培養ユニットの人工飼育施設は、同時に、水性養殖と水性培養両ユニットを含む人工飼育施設でもある。アクアポニックユニットの好ましい実施態様では、水性培養システムは、栄養液を準備および/または保存するための少なくとも一つの区域、例えば、必要に応じて別の栄養素またはサプリメントを添加混合することが可能な栄養液タンク、および、園芸栽培用の一区域を有する。当業者であれば、従来のもので適切な水性培養ユニットを、例えば、Rennert and Drews(1989)、または、特許DD 240 327 A1から熟知している。
本発明によるアクアポニック施設は、少なくとも一つの冷却トラップを有する水性培養システムを含む。適切な冷却トラップは、水性培養ユニットの大気、または、水性培養および水性養殖の両ユニットの合併空間から、水分を凝縮、収集するために使用される。相当する冷却トラップおよび冷却トラップ技術は、当業者には公知である。基本的に、どのような冷却トラップでも本発明のアクアポニック施設のために使用することが可能である。当業者であればさらに、システムの滑らかな操業のためには、冷却トラップ(単数または複数)の容量は、アクアポニック施設の全体サイズにマッチさせなければならないことを知っている。好ましい実施態様では、水性培養ユニットは、一つを超える冷却トラップを有し、その際、それらの冷却トラップは、並列および/または順番に配列してもよい。当業者であれば、システムの全体サイズを考慮に入れることによって、十分な容量の冷却トラップ活性を簡単に実現し、システムの特に有利な操業を確保することが可能である。
本アクアポニック施設の好ましい実施態様では、水性養殖および水性培養の両ユニットは、共通の人工飼育施設の中に機能的に配置され、水性培養ユニットの、少なくとも一つの冷却トラップによって接続される、共通の、連続大気空間を産み出す。この配置では、冷却トラップは、該空間から植物の蒸散水を回収することが可能であるだけでなく、水性養殖ユニットからの蒸発水を凝縮、収集することが可能である。したがって、システムの操業時における水損失は、従来のシステムに比べて低減される。
本発明のアクアポニック施設はさらに、光電池システムを含むことが可能である。この光電池システムは、太陽エネルギーを適切に吸収し、該太陽エネルギーを電気エネルギーに変換するように構成される。適切な光電池システムは、当該技術分野において公知である。光電池システムは、システムの場所および利用可能な空間に応じて、人工飼育施設の屋根の上、または開放空間システムとして設置することが可能である。適切な光電池システムは、水性培養ユニットの、少なくとも一つの冷却トラップの活動のために電流を供給する。適切な光電池システムを選ぶ場合、当業者は、アクアポニック施設の全体サイズを考慮し、その水性培養ユニットの冷却トラップ(単数または複数)の、期待される電力消費に一致する、光電池システムのサイズを構成する。光電池システムからの過剰エネルギーは、必要に応じて、水性養殖ユニットの水温の調節のために使用してもよい。
本発明のアクアポニック施設は、バイオガスシステムを含むことが可能である。適切なバイオガスは、バイオマスからバイオガスを発生し、この産出バイオガスから電気エネルギーを生成することが可能である。本発明のアクアポニック施設のバイオガスシステムは、水性養殖ユニットの機械的フィルターにおける堆積物とばかりでなく、魚類および植物の廃棄物とも協働させることが可能である。本バイオガスシステムからの電気エネルギーは、水性培養ユニットの冷却トラップ(単数または複数)に合わせた活動のためだけでなく、水性養殖ユニットの水の温度調節の操作のためにも使用することが可能である。
本アクアポニック施設の、特に好ましい実施態様では、水性養殖ユニットは、魚餌および/または魚油非含有食餌と共に操業される。好ましくは、魚餌が蛆餌によって、魚油が植物油によって、完全に置換された、食餌が使用される。
別の好ましい実施態様では、水性養殖ユニットは、魚類、好ましくはティラピア、好ましくはOreochromis niloticusと共に操業される。これらの魚類は、水性養殖には特に好適である。なぜなら、これらは、季節によらず簡単に繁殖し、人工飼育施設では夏季に起こる可能性のある高い水温(30℃を超える)に対して耐性を持ち、さらに、ほとんど骨がなく、風味に富んでいるからである。
本発明によるアクアポニック施設の水性培養ユニットは、好ましくは、野菜植物と共に、特に好ましくはトマト(例えば、Solanum lycopersicum)、および/または、キュウリ(例えば、Cucumis sativus)と共に操業される。本発明のアクアポニック施設の水性培養ユニットはさらに、野菜植物以外の他の植物とも共に操業することが可能である。特に好適なのは、必ず、硝酸塩に対する特に高い吸収および処理能力で際立つ植物、例えば、Ceratophyllum demersum(ハコベ通常種)、バジル(Ocimum basilicum)、オクラ(Abelmoschus esculentus)、および各種レタス植物である。
当業者であれば、本発明のアクアポニック施設のサイズを決める際、最適な結果を得るために種々の因子を考慮しなければならないことを承知している。例えば、水性養殖ユニットの魚類の種類および魚類の量の選択は、アクアポニック施設の全体水量と相俟って、特に有益な操業結果を実現するために、該水性養殖ユニットをどのように操業し、どのような大きさにしなければならないか、に対しある程度の影響を及ぼす。その他の因子、例えば、水温および環境、光に対する平均暴露時間、および異なる時間における光強度も考慮しなければならない。これらの因子は全て、水性養殖ユニットのための魚類の選択および水性培養ユニットのための植物の選択によって決定されるだけでなく、システムの場所および全体サイズの選択にも依存する。当業者であれば、本発明のアクアポニック施設を設計し、構築する際、ただちに上述の作用を考慮し、前述の利点を有する、機能的に本発明に一致するアクアポニック施設に到達する。例えば、硝酸塩の吸収および処理に対し特に高い能力を有する植物を持つ水性培養ユニットを操業することによって、水性養殖ユニットの操業を、比較的大量の魚と共に開始することも可能である。
別の局面によれば、本発明は、アクアポニック施設の操業法であって、
a)水性養殖ユニットからの水は、一方向バルブを有する流出口を通じて水性培養ユニットに供給され;
b)この水は、水性培養ユニットの植物によって吸収され、植物の蒸散作用を介して該水性培養ユニットの雰囲気中に放出され;
c)該水は、水性培養ユニットの雰囲気から凝縮によって収集され;かつ、
d)この収集水は、水性養殖ユニットに戻される、
ことを特徴とする、方法に関する。
水性培養ユニットの雰囲気中の水分は、適切なものであれば、いずれの方法によって凝縮されてもよい。しかしながら、好ましくは、一つ以上の冷却トラップが使用される。
本法の好ましい実施態様では、水性養殖ユニットは、魚餌および/または魚油非含有食餌と共に操業される。
本発明の方法の実施態様では、水性養殖ユニットは、ティラピア、好ましくは、Oreochromis niloticusと共に操業される。
本発明の方法の別の実施態様では、水性培養ユニットは、野菜植物、好ましくはトマトおよび/またはキュウリと共に操業される。
本発明はさらに、水性養殖産物、例えば、魚類、甲殻類、二枚貝、または水性植物、例えば、藻類、および/または、水性培養産物、例えば、トマトおよび/またはキュウリなどの野菜を生産するための方法であって、本発明によるアクアポニック施設が使用される方法に関する。
本発明はさらに、水性養殖および/または水性培養産物を生産をするための、本発明によるアクアポニック施設の使用に関する。
1:アクアポニック施設
2:水性養殖ユニット
3:流出口
4:一方向バルブ
5:水性培養ユニット
6:冷却トラップ、必要に応じて温度調節と結合される
7:帰還流
8:魚類繁殖タンク
9:機械的フィルター
10:生物学的フィルター
11:栄養液タンク
12:プランターボックス
13:人工飼育施設
14:光電池システム
15:バイオガスシステム

Claims (19)

  1. 少なくとも一つの水性養殖ユニット(2)、および、少なくとも一つの水性培養ユニット(5)を含む、水流閉鎖循環系を備えるアクアポニック施設(1)であって、
    水性養殖ユニット(2)が、一方向バルブ(4)を介して水性培養ユニット(5)に機能的に接続される、少なくとも一つの流出口(3)を有し、そのために、水性養殖ユニット(2)からの水を、水性培養ユニット(5)に供給することが可能であり、かつ、
    水性培養ユニット(5)は、少なくとも一つの冷却トラップ(6)を有し、該少なくとも一つの冷却トラップ(6)は、該少なくとも一つの冷却トラップ(6)から得られる水を水性養殖ユニット(2)に供給することが可能となるように、水性養殖ユニット(2)に機能的に接続され
    水性養殖ユニット(2)から水性培養ユニット(5)に供給された水は、該水性培養ユニット(5)から水性養殖ユニット(2)にそのまま戻されることがなく、前記冷却トラップ(6)から得られる水が水性養殖ユニット(2)に戻される構成であることを特徴とするアクアポニック施設。
  2. 前記水性培養ユニット(5)が、一つを超える冷却トラップ(6)を有し、その際、該冷却トラップ(6)は、並列および/または順番に配列されることを特徴とする請求項1に記載のアクアポニック施設。
  3. 前記一方向バルブ(4)が、手動または自動調節用に構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のアクアポニック施設。
  4. 前記水性培養ユニット(5)が、栄養液(11)を準備および/または保存するための少なくとも一つの区域、および、園芸栽培用の一区域を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアクアポニック施設。
  5. 前記水性養殖ユニット(2)が、魚養殖用の少なくとも一つの区域(8)、機械的フィルター(9)、および生物学的フィルター(10)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアクアポニック施設。
  6. 前記水性養殖ユニット(2)および水性培養ユニット(5)が、共通の人工飼育施設の中に機能的に配置され、それによって、水性培養ユニット(5)の少なくとも一つの冷却トラップ(6)によって前記水性養殖ユニット(2)からの蒸発水及び前記水性培養ユニット(6)からの蒸散水を回収することが可能な、共通の連続大気空間が創出されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のアクアポニック施設。
  7. 前記施設の操業時、毎日の新鮮水の補給量が、該施設の合計水容量の5%未満であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のアクアポニック施設。
  8. 前記アクアポニック施設(1)が、光電池システムをさらに含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のアクアポニック施設。
  9. 前記アクアポニック施設(1)が、バイオガスシステムを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のアクアポニック施設。
  10. アクアポニック施設(1)の操業法であって:
    a)水性養殖ユニット(2)からの水は、一方向バルブ(4)を有する流出口(3)を通じて水性培養ユニット(5)に供給され;
    b)該水は、水性培養ユニット(5)の植物によって吸収され、植物の蒸散作用を介して該水性培養ユニットの雰囲気中に放出され;
    c)水性培養ユニット(5)の雰囲気からの水は、凝縮によって収集され;かつ、
    d)水性養殖ユニット(2)から水性培養ユニット(5)に供給された水は、該水性培養ユニット(5)から水性養殖ユニット(2)にそのまま戻されることがなく、該凝縮によって収集された水が水性養殖ユニット(2)に戻される、
    ことを特徴とする、アクアポニック施設の操業法。
  11. 前記水性養殖ユニット(2)、魚餌および/または魚油非含有食餌を供給することを特徴とする請求項10に記載のアクアポニック施設の操業法。
  12. 前記水性養殖ユニット(2)が、ティラピアと共に操業されることを特徴とする請求項10又は11のいずれか1項に記載のアクアポニック施設の操業法。
  13. 前記水性培養ユニット(5)が、野菜植物と共に操業されることを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載のアクアポニック施設の操業法。
  14. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のアクアポニック施設が使用されることを特徴とする水性養殖産物の生産法。
  15. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のアクアポニック施設が使用されることを特徴とする水性培養産物の生産法。
  16. 水性養殖産物および/または水性培養産物を生産するための請求項1〜9のいずれか1項に記載のアクアポニック施設の使用。
  17. 請求項10〜13のいずれか1項に記載のアクアポニック施設の操業法を使用することを特徴とする水性養殖産物の生産法。
  18. 請求項10〜13のいずれか1項に記載のアクアポニック施設の操業法を使用することを特徴とする水性培養産物の生産法。
  19. 水性養殖産物および/または水性培養産物を生産するための請求項10〜13のいずれか1項に記載のアクアポニック施設の操業法の使用。
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