JP5609567B2 - スリッパー型スピンドル継手の焼付き検知方法およびスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置 - Google Patents

スリッパー型スピンドル継手の焼付き検知方法およびスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置 Download PDF

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本発明は、ロール駆動用モータの回転トルクを圧延ロールに伝えるスピンドルのロール側端部に設けられたスリッパー型スピンドル継手の焼付きを検知する方法およびスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置に関するものである。
鋼などの金属からなる被圧延材を圧延する圧延機として、スリッパー型スピンドル継手を有するものは、例えば図4に示すように、上下一対の圧延ロール11a,11bと、これらの圧延ロール11a,11bを駆動するロール駆動用モータ12と、このロール駆動用モータ12の回転軸121に連結された減速機13と、この減速機13の出力軸131に連結されたピニオンギヤスタンド14と、このピニオンギヤスタンド14の出力軸141,142から出力されるロール駆動用モータ12の回転トルクを圧延ロール11a,11bに伝える上下一対のスピンドル15a,15bとを備え、スピンドル15a,15bの両端部にスリッパー型スピンドル継手16,17を設けている。
スリッパー型スピンドル継手16,17のうちモータ側のスリッパー型スピンドル継手16は、スピンドル15a,15bのモータ側端部に設けられたスピンドル側カップリング161と、このスピンドル側カップリング161の内部に摺動自在に組み込まれたスリッパーメタル162と、このスリッパーメタル162を介してスピンドル側カップリング161と連結されたフォークカップリング163と、このフォークカップリング163をピニオンギヤスタンド14の出力軸141,142に連結するモータ側カップリング164とから構成されている。そして、ロール側のスリッパー型スピンドル継手17は、スピンドル15a,15bのロール側端部に設けられたスピンドル側カップリング171と、このスピンドル側カップリング171の内部に摺動自在に組み込まれたスリッパーメタル172と、このスリッパーメタル172を介してスピンドル側カップリング171と連結されたフォークカップリング173と、このフォークカップリング173を圧延ロール11a,11bの端部に連結するロール側カップリング174とから構成されている。
このようなスリッパー型スピンドル継手16,17は、ロール駆動用モータ12の回転トルクを圧延ロール11a,11bに比較的高トルクで伝えることができる。しかし、ロール側のスリッパー型スピンドル継手17は、モータ側のスリッパー型スピンドル継手16のように、潤滑油の飛散等を防止するためにスピンドル側カップリング161やフォークカップリング163を密封箱18に収納することがスペース的に難しい。このため、潤滑油が圧延時に飛散した圧延水と共に流れてしまうと、スリッパーメタル172に異常発熱が生じ、スリッパーメタル172の異常発熱によってスリッパー型スピンドル継手17が焼付きを起こす。
そこで、従来では、磨耗などにより異音を発しているスリッパー型スピンドル継手17を設備保全員の巡回点検によって見つけ出している。そして、異音を発しているスリッパー型スピンドル継手17のスリッパーメタル温度を放射温度計により測定してスリッパー型スピンドル継手17の焼付きを検知しているが、異音検知の可否は設備保全員の熟練によるところが大きいため、スリッパー型スピンドル継手17の焼付きを正確に検知することができないなどの問題がある。
このような問題などを解消するため、例えば特許文献1には、ロール駆動用モータの回転数やスピンドルの傾斜角などからスリッパーメタルの接触面圧Pと摺動速度Vを算出し、それらの積であるPV値の積分値を圧延時間で除した値を用いてスリッパー型スピンドル継手の焼付きを検知する技術が開示されている。
また、特許文献2及び3には、スリッパーメタルの温度を熱電対により測定してスリッパー型スピンドル継手の焼付きを検知する技術が開示されている。
特許文献1〜3に開示された技術によると、磨耗などにより異音を発しているスリッパー型スピンドル継手を設備保全員の巡回点検によって見つけ出したり、スリッパー型スピンドル継手の焼付きを設備保全員の経験によって判断したりすることなくスリッパー型スピンドル継手の焼付きを検知することが可能である。
特開2001−300611号公報 特開平01−245906号公報 特開平08−057507号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、PV値を演算する乗算器や積分器、積分器の出力を圧延時間で除算する除算器などを必要とするため、設備投資に多くの費用を要するという問題がある。また、PV値の積分値を圧延時間で除した値に対して、それぞれの圧延機で限界温度や雰囲気温度などを考慮しなければならないため、複雑な係数調整を必要とし、係数調整に大きな手間を要するという問題もあった。
特許文献2及び3に開示された技術では、スリッパーメタルに埋設された熱電対からの測温信号を発信する発信器を要するため、スピンドル継手の焼付きを検知するのに多くの費用を要するという問題があった。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであり、その目的は、ロール駆動用モータの回転トルクを圧延ロールに伝えるスピンドルのロール側端部に設けられたスリッパー型スピンドル継手の焼付きを人間の経験や人手を要することなく検知することのできるスリッパー型スピンドル継手の焼付き検知方法およびスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、ロール駆動用モータの回転トルクを圧延ロールに伝えるスピンドルのロール側端部に設けられたスピンドル側カップリングと、該スピンドル側カップリングの内部に摺動自在に組み込まれたスリッパーメタルと、該スリッパーメタルを介して前記スピンドル側カップリングと連結されたフォークカップリングと、該フォークカップリングを前記圧延ロールの端部に連結するロール側カップリングとからなるスリッパー型スピンドル継手の焼付きを検知する方法であって、前記スピンドル側カップリングの外周面に向けて設けられた接触式温度計を前記圧延ロールの回転停止時に前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングの表面に接触するまで移動させ、前記接触式温度計により測定された前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングの表面温度を、前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングと前記スリッパーメタルとの温度の関係式から予め算出される閾値と比較して前記スリッパー型スピンドル継手の焼付きを検知することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る発明は、ロール駆動用モータの回転トルクを圧延ロールに伝えるスピンドルのロール側端部に設けられたスピンドル側カップリングと、該スピンドル側カップリングの内部に摺動自在に組み込まれたスリッパーメタルと、該スリッパーメタルを介して前記スピンドル側カップリングと連結されたフォークカップリングと、該フォークカップリングを前記圧延ロールの端部に連結するロール側カップリングとからなるスリッパー型スピンドル継手の焼付きを検知する装置であって、前記スピンドル側カップリングの外周面に向けて設けられた接触式温度計と、前記圧延ロールの回転停止時に前記接触式温度計を前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングの表面に押し当てる温度計押し当て機構と、前記接触式温度計により測定された前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングの表面温度を、前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングと前記スリッパーメタルとの温度の関係式から予め算出される閾値と比較して前記スリッパー型スピンドル継手の焼付きを判定する判定装置とを備えたことを特徴とする。
発明の請求項に係る発明は、請求項2に記載のスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置において、前記温度計押し当て機構により前記接触式温度計を前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングの表面に押し当てたときに前記接触式温度計に加わる衝撃力を吸収する衝撃吸収バネを、さらに備えたことを特徴とする。
請求項1〜3に係る発明によれば、接触式温度計により測定されたフォークカップリングまたはスピンドル側カップリングの表面温度からスリッパーメタルの温度を推測することができ、磨耗などにより異音を発しているスリッパー型スピンドル継手を設備保全員の巡回点検によって見つけ出したり、スリッパー型スピンドル継手の焼付きを設備保全員の経験によって判断したりしなくてもよいので、スリッパー型スピンドル継手の焼付きを人間の経験や人手を要することなく検知することができる。また、積分器等の演算装置を要したり、スリッパーメタルに埋設された熱電対からの測温信号を発信する発信器を要したりする必要もないので、スリッパー型スピンドル継手の焼付きを多くの費用を要することなく検知することができる。
請求項5に係る発明によれば、温度計押し当て機構により接触式温度計をフォークカップリングまたはスピンドル側カップリングの表面に押し当てたときに接触式温度計に加わる衝撃力が衝撃吸収バネによって吸収される。従って、接触式温度計をフォークカップリングまたはスピンドル側カップリングの表面に押し当てたときの衝撃力によって接触式温度計が破損することを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置を示す平面図である。 図1のA−A断面を示す図である。 本発明の一実施形態に係るスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置の作用を示す図である。 スリッパー型スピンドル継手を有する圧延機の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、図4に示したものと同一の部分には同一符号を付し、その詳細な説明は割愛する。
図1は本発明の一実施形態に係るスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置を示す平面図、図2は図1のA−A断面を示す図であり、本発明の一実施形態に係るスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置は、接触式温度計としての熱電対20a,20b、温度計押し当て機構21、衝撃吸収バネ25a,25b、判定装置26および警報装置27を備えている。
熱電対20a,20bはスリッパー型スピンドル継手17のスリッパーメタル温度を測定するものであって、スピンドル側カップリング171の外周面に先端を向けてスリッパー型スピンドル継手17の外側に設けられている。
温度計押し当て機構21は熱電対20a,20bを圧延ロール11a,11bの回転停止時にフォークカップリング173の表面に押し当てるものであって、例えば温度計押し当て用エアーシリンダ22a,22bと、温度計押し当て用エアーシリンダ22a,22bの作動方向を切り換える切換弁23と、切換弁23を制御する制御装置(図示せず)とから構成されている。
温度計押し当て用エアーシリンダ22a,22bは熱電対20a,20bをフォークカップリング173の外側面に押し当てるものであって、水平に配置されている。また、温度計押し当て用エアーシリンダ22a,22bはスピンドル15a,15bの中心軸線151に対して直交する方向に伸縮動作するピストンロッド221をそれぞれ有し、これらのピストンロッド221が伸長動作することによって熱電対20a,20bがフォークカップリング173の表面に当接するようになっている。
衝撃吸収バネ25a,25bは温度計押し当て機構21により熱電対20a,20bをフォークカップリング173またはスピンドル側カップリング171の表面に押し当てたときに熱電対20a,20bに加わる衝撃力を吸収するものであって、温度計押し当て用エアーシリンダ22a,22bのピストンロッド先端と熱電対20a,20bとの間に設けられている。従って、熱電対20a,20bは温度計押し当て用エアーシリンダ22a,22bのピストンロッド先端に衝撃吸収バネ25a,25bを介して設けられている。
判定装置26はスリッパー型スピンドル継手17の焼付きを判定するものであって、熱電対20a,20bの温度測定値を予め定めた閾値(例えば、スリッパー型スピンドル継手17に焼付きが生じるときのスリッパーメタル温度)と比較してスリッパー型スピンドル継手17の焼付きを判定するように構成されている。そして、熱電対20a,20bの温度測定値が閾値を上回る場合には警報信号を警報装置27に出力するように構成されている。
図3は本発明の一実施形態に係るスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置の作用を示す図であり、圧延ロール11a,11bの回転が停止すると、図示しない制御装置からの制御信号によって切換弁23が図2に示す状態から図3に示す状態に切り替わる。そして、切換弁23が図3に示す状態に切り替わると、温度計押し当て用エアーシリンダ22a,22bのピストンロッド221が伸長動作し、ピストンロッド221の伸長動作によってフォークカップリング173の表面に熱電対20a,20bが当接する。
このとき、熱電対20a,20bはフォークカップリング173の表面温度に比例した起電力をフォークカップリング173の表面温度信号として判定装置26に出力し、判定装置26では、熱電対20a,20bにより測定されたフォークカップリング173の表面温度を予め定めた閾値と比較してスリッパー型スピンドル継手17の焼付きを判定する。そして、熱電対20a,20bの温度測定値が閾値を上回る場合には、スリッパー型スピンドル継手17の焼付きを知らせる警報信号が判定装置26から警報装置27に出力される。
上述のように、スピンドル側カップリング171の外周面に向けて設けられた熱電対20a,20bを圧延ロール11a,11bの回転停止時にフォークカップリング173の表面に接触するまで移動させると、スリッパーメタル172の温度とフォークカップリング173の表面温度は下式(1)で示される関係が成立するので、フォークカップリング173の表面に接触した熱電対20a,20bの温度測定値からスリッパー型スピンドル継手17の焼付きを検知することができる。
Figure 0005609567
従って、前述した先行技術のように、磨耗などにより異音を発しているスリッパー型スピンドル継手を設備保全員の巡回点検によって見つけ出したり、スリッパー型スピンドル継手の焼付きを設備保全員の経験によって判断したりしなくてもよいので、スリッパー型スピンドル継手17の焼付きを人間の経験や人手を要することなく検知することができる。
さらに、特許文献1〜3に記載された技術のように、積分器等の演算装置を要したり、スリッパーメタルに埋設された熱電対からの測温信号を発信する発信器を要したりする必要もないので、スリッパー型スピンドル継手17の焼付きを多くの費用を要することなく検知することができる。
なお、スリッパー型スピンドル継手17に焼付きが生じるときのスリッパーメタル温度をT=100℃、d=0.405m、A=0.14m、λ=80.2W/(m・K)、α=11.62W/(m・K)、Ta=25℃とすると、閾値は式(1)から78℃と求めることができる。
また、上述した本発明の一実施形態では、温度計押し当て機構21により熱電対20a,20bをフォークカップリング173の表面に押し当てたときに熱電対20a,20bに加わる衝撃力が衝撃吸収バネ25a,25bによって吸収される。従って、熱電対20a,20bをフォークカップリング173の表面に押し当てたときの衝撃力によって熱電対20a,20bが破損することを防止することができる。
上述した本発明の一実施形態では、圧延ロール11a,11bの回転停止時に熱電対20a,20bをフォークカップリング173の表面に接触するまで移動させ、熱電対20a,20bにより測定されたフォークカップリング173の表面温度からスリッパー型スピンドル継手17の焼付きを検知するようにしたが、圧延ロール11a,11bの回転停止時に熱電対20a,20bをスピンドル側カップリング171の外周面に接触するまで移動させ、熱電対20a,20bにより測定されたスピンドル側カップリング171の表面温度からスリッパー型スピンドル継手17の焼付きを検知するようにしてもよい。
また、接触式温度計としての熱電対20a,20bを圧延ロール11a,11bの回転停止時にフォークカップリング173またはスピンドル側カップリング171の表面に押し当てる温度計押し当て機構として、温度計押し当て用エアーシリンダと、該エアーシリンダの作動方向を切り換える切換弁とを含むものを例示したが、これに限られるものではない。
さらに、接触式温度計として熱電対を例示したが、これに限られるものではなく、例えばサーミスタ等を接触式温度計として用いてもよい。
11a,11b…圧延ロール
12…ロール駆動用モータ
13…減速機
14…ピニオンギヤスタンド
15a,15b…スピンドル
16,17…スリッパー型スピンドル継手
161,171…スピンドル側カップリング
162,172…スリッパーメタル
163,173…フォークカップリング
164…モータ側カップリング
174…ロール側カップリング
20a,20b…熱電対
21…温度計押し当て機構
22a,22b…温度計押し当て用エアーシリンダ
23…切換弁
25a,25b…衝撃吸収バネ
26…判定装置
27…警報装置

Claims (3)

  1. ロール駆動用モータの回転トルクを圧延ロールに伝えるスピンドルのロール側端部に設けられたスピンドル側カップリングと、該スピンドル側カップリングの内部に摺動自在に組み込まれたスリッパーメタルと、該スリッパーメタルを介して前記スピンドル側カップリングと連結されたフォークカップリングと、該フォークカップリングを前記圧延ロールの端部に連結するロール側カップリングとからなるスリッパー型スピンドル継手の焼付きを検知する方法であって、
    前記スピンドル側カップリングの外周面に向けて設けられた接触式温度計を前記圧延ロールの回転停止時に前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングの表面に接触するまで移動させ、
    前記接触式温度計により測定された前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングの表面温度を、前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングと前記スリッパーメタルとの温度の関係式から予め算出される閾値と比較して前記スリッパー型スピンドル継手の焼付きを検知することを特徴とするスリッパー型スピンドル継手の焼付き検知方法。
  2. ロール駆動用モータの回転トルクを圧延ロールに伝えるスピンドルのロール側端部に設けられたスピンドル側カップリングと、該スピンドル側カップリングの内部に摺動自在に組み込まれたスリッパーメタルと、該スリッパーメタルを介して前記スピンドル側カップリングと連結されたフォークカップリングと、該フォークカップリングを前記圧延ロールの端部に連結するロール側カップリングとからなるスリッパー型スピンドル継手の焼付きを検知する装置であって、
    前記スピンドル側カップリングの外周面に向けて設けられた接触式温度計と、
    前記圧延ロールの回転停止時に前記接触式温度計を前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングの表面に押し当てる温度計押し当て機構と
    前記接触式温度計により測定された前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングの表面温度を、前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングと前記スリッパーメタルとの温度の関係式から予め算出される閾値と比較して前記スリッパー型スピンドル継手の焼付きを判定する判定装置とを備えたことを特徴とするスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置。
  3. 請求項2に記載のスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置において、前記温度計押し当て機構により前記接触式温度計を前記フォークカップリングまたは前記スピンドル側カップリングの表面に押し当てたときに前記接触式温度計に加わる衝撃力を吸収する衝撃吸収バネを、さらに備えたことを特徴とするスリッパー型スピンドル継手焼付き検知装置。
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