JP5607245B2 - バッファ・ステータス・レポート(bsr)スケーリングによるアップリンク・データ・スロットリング - Google Patents

バッファ・ステータス・レポート(bsr)スケーリングによるアップリンク・データ・スロットリング Download PDF

Info

Publication number
JP5607245B2
JP5607245B2 JP2013513279A JP2013513279A JP5607245B2 JP 5607245 B2 JP5607245 B2 JP 5607245B2 JP 2013513279 A JP2013513279 A JP 2013513279A JP 2013513279 A JP2013513279 A JP 2013513279A JP 5607245 B2 JP5607245 B2 JP 5607245B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow control
target data
flow rate
data flow
status report
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013513279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013532426A (ja
Inventor
イーサン、ネビド
クリンゲンブラン、トマス
マヘシュワリ、シャイレシュ
ヌグイェン、バオ・ビン
シャオ、ガン・アンディー
アンダーソン、ジョン・ジェイ.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2013532426A publication Critical patent/JP2013532426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5607245B2 publication Critical patent/JP5607245B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/10Flow control between communication endpoints
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/26Flow control; Congestion control using explicit feedback to the source, e.g. choke packets
    • H04L47/263Rate modification at the source after receiving feedback
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/30Flow control; Congestion control in combination with information about buffer occupancy at either end or at transit nodes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/22Traffic shaping
    • H04L47/225Determination of shaping rate, e.g. using a moving window
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/51Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/52Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on load
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/04Registration at HLR or HSS [Home Subscriber Server]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2010年6月1日に出願された「バッファ・ステータス・レポート(BSR)スケーリングによるアップリンク・データ・スロットリング」(UPLINK DATA THROTTLING BY BUFFER STATUS REPORT (BSR) SCALING)と題された米国仮特許出願61/350,447号の利益を主張する。この開示は、全体が参照によって本明細書に明確に組み込まれている。
本開示のある態様は、一般に、無線通信に関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナシップ計画(3GPP)ロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
本開示のある態様は、無線端末を動作させる方法を提供する。この方法は一般に、無線端末の動作温度に少なくとも部分的に基づいてターゲット・データ・フローを計算することと、ターゲット・データ・フローに基づいてバッファ・ステータス・レポートを決定することと、バッファ・ステータス・レポートを送信することと、を含む。
本開示のある態様は、無線通信を動作させる装置を提供する。この装置は一般に、無線端末の動作温度に少なくとも部分的に基づいてターゲット・データ・フローを計算する手段と、ターゲット・データ・フローに基づいてバッファ・ステータス・レポートを決定する手段と、バッファ・ステータス・レポートを送信する手段と、を含む。
本開示のある態様は、無線通信を動作させる装置を提供する。この装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。プロセッサ(単数または複数)は、無線端末の動作温度に少なくとも部分的に基づいてターゲット・データ・フローを計算するように構成される。プロセッサ(単数または複数)はさらに、ターゲット・データ・フローに基づいてバッファ・ステータス・レポートを決定し、バッファ・ステータス・レポートを送信するように構成される。
本開示のある態様は、無線端末を動作させるためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は一般に、コードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を含む。このコードは一般に、無線端末の動作温度に少なくとも部分的に基づいてターゲット・データ・フローを計算するためのコードを含む。このコードはまた、ターゲット・データ・フローに基づいてバッファ・ステータス・レポートを決定するためのコードと、バッファ・ステータス・レポートを送信するためのコードと、を含む。
本開示の上述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。
しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても適合するので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、この範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう多元接続無線通信システムの例を例示する。 図2は、本開示の態様にしたがうeノードBおよびユーザ端末のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがって無線デバイス内で利用されうるさまざまな構成要素を例示する。 図4は、本開示のある態様にしたがって動的なアップリンク・スケジューリングを適用する典型的な無線通信システムの例を例示する。 図5は、本開示のある態様にしたがう動的なアップリンク・スケジューリングのための高レベル・アーキテクチャの例を例示する。 図6は、本開示のある態様にしたがって、ユーザ機器(UE)によって実行されうる動作の例を例示する。 図7は、本開示のある態様にしたがって、バッファ・ステータス・レポート(BSR)を調節するためにユーザ機器(UE)によって実行されうる動作の例を例示する。
本開示のさまざまな態様は、添付図面を参照して以下により十分に記載される。しかしながら、本開示は、異なる多くの形態で具体化され、本開示を通じて示されたどの具体的な構成または機能にも限定されるものとは解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されようが、あるいは、本開示の任意の他の態様と組み合わされようが、本明細書で示された開示の態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、本開示の範囲は、別の構成、機能、または、本明細書に記載された開示のさまざまな態様またはそれ以外の態様が追加された構成および機能を用いて実現される装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で示された開示のあらゆる態様は、特許請求の範囲の1または複数の要素によって具体化されうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」と記載されるいかなる態様も、他の態様よりも好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。
本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、このうちのいくつかが図面における例示によって、および、以下の好適な態様の記載によって例示されている異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な記載および図面は、限定ではない開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用される。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、送信機側でシングル・キャリア変調を、受信機側で周波数領域等値化を利用する技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同様の性能および同じ全体複雑さを有する。しかしながら、SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造のために、より低い平均ピーク対電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低PAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において、特に大きな注目を集めた。それは現在、3GPP LTEおよびイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作前提である。
イボルブド・ノードB(eノードB)またはアクセス・ポイント(“AP”)は、ノードB、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(“RNC”)、eノードB、基地局コントローラ(“BSC”)、基地トランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、ラジオ・ルータ、ラジオ・トランシーバ、基本サービス・セット(“BSS”)、拡張サービス・セット(“ESS”)、ラジオ基地局(“RBS”)、または、その他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。
ユーザ機器(UE)またはアクセス端末(“AT”)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器、ユーザ局、またはその他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。いくつかの実施において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(“SIP”)電話、無線ローカル・ループ(“WLL”)局、タブレット、携帯情報端末(“PDA”)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、局(“STA”)、あるいは無線モデムに接続されたその他いくつかの適切な処理デバイスを備えうる。したがって、本明細書で教示された1または複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマート・フォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、タブレット、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、情報携帯端末)、エンタティメント・デバイス(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム・デバイス、あるいは無線媒体または有線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み入れられうる。いくつかの態様では、ノードは無線ノードである。このような無線ノードは、例えば、有線または無線による通信リンクによる(例えば、インターネットまたはセルラ・ネットワークのような広域ネットワークのような)ネットワークへの、または、ネットワークのための接続を提供しうる。
図1を参照して、1つの態様にしたがう多元接続無線通信システムが例示される。イボルブド・ノードB(eノードB)は、1つのグループはアンテナ104,106を含み、別のグループはアンテナ108,110を含み、さらに別のグループはアンテナ112,114を含む複数のアンテナ・グループを含みうる。図1では、2本のアンテナだけが各アンテナ・グループのために示されている。しかしながら、2本より多い、または、2本より少ないアンテナが、各アンテナ・グループのために利用されうる。UE116は、アンテナ112,114と通信している。ここで、アンテナ112,114は、アップリンク120でUE116に情報を送信し、ダウンリンク118でUE116から情報を受信する。UE122は、アンテナ106,108と通信している。ここで、アンテナ106,108は、アップリンク126でUE122に情報を送信し、ダウンリンク124でUE122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118,120,124,126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、アップリンク120は、ダウンリンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。本開示の1つの態様では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のUEへ通信するように設計される。
アップリンク120,126による通信では、eノードB100の送信アンテナは、他のUE116,122のアップリンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。さらに、有効通信範囲にわたってランダムに散在するUEへ送信するためにビームフォーミングを利用するeノードBは、すべてのUEに対して単一のアンテナで送信しているeノードBよりも、近隣セル内のUEに対して少ない干渉しかもたらさない。
図2は、複数入力複数出力(MIMO)システム200における(eノードBとしても知られている)送信機システム210および(UEとしても知られている)受信機システム250の態様のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信機(TX)データ・プロセッサ214へ提供される。
本開示の1つの態様では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナを介して送信されうる。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、あるいはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。本開示のある態様によれば、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供されうる。受信機254はおのおの、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、および、ダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを得る。さらに、これらサンプルを処理して、対応する「受信」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260はその後、検出された各シンボル・ストリームを復調、デインタリーブ、および復号し、データ・ストリームのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、上述したように、利用可能などの技術を利用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えたダウンリンク・メッセージを規定することができる。これらダウンリンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。ダウンリンク・メッセージはその後、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
図3は、図1に例示される無線通信システム内の無線デバイス302で利用されうるさまざまな構成要素を示す。無線デバイス302は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成され得るデバイスの例である。無線デバイス302は、UE116,122のうちの何れか、または基地局100でありうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。このプロセッサ304は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306が、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)をも含みうる。プロセッサ304は、通常、メモリ306に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ306内の命令が実行可能とされうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にする送信機310および受信機312を含みうるハウジング308をも含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に結合されうる。単一あるいは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に接続されうる。無線デバイス302はまた、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる。
無線デバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器318をも含むことができる。信号検出器318は、合計エネルギ、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出しうる。無線デバイス302は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含みうる。
無線デバイス302のさまざまな構成要素を、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができるバス・システム322によってともに結合することができる。
LTEは、ダウンリンクで直交周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクでシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(K個)の直交サブキャリアに区分する。おのおののサブキャリアは、データを用いて変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、SC−FDMを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、サブキャリアの間隔は、15kHzでありうる。そして、(「リソース・ブロック」と呼ばれる)最小リソース割当は、12サブキャリア(または180kHz)でありうる。その結果、ノミナルFFTサイズは、1.25,2.5,5,10,または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,または2048に等しくなりうる。システム帯域幅はまた、サブ帯域へ区分されうる。例えば、サブ帯域は、1.08MHz(すなわち、6リソース・ブロック)をカバーし、1.25,2.5,5,10,15,または20MHzの対応するシステム帯域幅についてそれぞれ1,2,4,8,または16のサブ帯域が存在しうる。
LTEの場合、FDDでは、ダウンリンクの送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に区分されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ区分されうる。おのおののサブフレームは2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、L個のシンボル期間、例えば、通常のサイクリック・プレフィクスの場合、7つのシンボル期間を含み、または、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、6つのシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ区分されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eノードBは、eノードBにおける各セルについて、一次同期信号(PSCまたはPSS)および二次同期信号(SSCまたはSSS)を送信しうる。FDD動作モードの場合、一次同期信号および二次同期信号が、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0、5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。FDD動作モードの場合、eノードBは、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、あるシステム情報を伝送しうる。
eノードBは、各サブフレームの最初のシンボル期間で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、少ない数のシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。eノードBは、おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PDCCHとPHICHはまた、最初の3つのシンボル期間に含まれうる。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクのリソース割当に関する情報と、アップリンク・チャネルのための電力制御情報とを伝送しうる。eノードBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。
eノードBは、eノードBによって使用されるシステム帯域幅の中央の1.08MHzでPSC、SSS、およびPBCHを送信しうる。eノードBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間におけるシステム帯域幅全体でPCFICHおよびPHICHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅のある部分で、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅の特定の部分で、UEのグループにPDSCHを送信しうる。eノードBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSC、SSC、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
各シンボル期間において、多くのリソース要素が利用可能でありうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。制御チャネルのために使用されるシンボルについて、各シンボル期間において、基準信号のために使用されないリソース要素が、リソース要素グループ(REG)へ構成されうる。おのおののREGは、1つのシンボル期間内に、4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0において、4つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたってほぼ均等に配置されうる。PHICHは、1または複数の設定可能なシンボル期間内に3つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたって分散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属しうる。あるいは、シンボル期間0,1,2に分散されうる。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間内に、9,18,36,または72のREGを占有しうる。これらは、利用可能なREGから選択されうる。複数のREGのある組み合わせのみが、PDCCHのために許可されうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用される特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHにおいてすべてのUEのために許可された組み合わせ数よりも少ない。eノードBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
UEは、複数のeノードBの有効通信範囲内に存在しうる。これらのeノードBのうちの1つは、UEにサービス提供するために選択されうる。サービス提供するeノードBは、例えば受信電力、経路喪失、信号対雑音比(SNR)等のようなさまざまな基準に基づいて選択されうる。
(バッファ・ステータス(BSR)スケーリングによるアップリンク・データ・スロットリング(throttling))
例えばロング・ターム・イボリューション(LTE)のような新たなラジオ・アクセス技術(RAT)は、ダウンリンク(DL)で100Mbpsを超え、アップリンク(UL)で50Mbps以上のデータ・レートを可能にしうる。このような高いレートは、対応するプロセッサを、高いレートで動作させることを必要とする。これは、低いデータ・レートにおける従来のデバイスと比較した場合、より高い電力消費をもたらしうる。特に、デバイスは、より小さなフォーム・ファクタに近づいているので、高いデータ・レートは、極端な熱問題を引き起こしうる。例えば電力増幅器(PA)のようなある構成要素では、動作温度は、最大送信(Tx)電力(例えば、23dBm)で約5分間送信した後に、最大接合温度を超過しうる。
電力増幅器は、一般に、アップリンクにおけるオーバ・ヒートの主な原因である。温度があるしきい値を越えると、モバイル・デバイスは、温度を下げるために、データ・レートを低減しうる。例えば、デバイスの「タッチ」温度は、プラスチック・ハウジングのために上限として50°Cに設定されている場合、42°Cと51°Cとの間にあると予想される。
これらの要因は、デバイス温度を注意深くモニタすることと、デバイスが損傷した場合、または、カスタマが高い接触温度を心地悪く感じた場合が生じないことを保証することと、を望ましいものとする。このような状態では、所望される振舞いは、温度を下げるために、ダウンリンクおよび/またはアップリンクの送信電力および/またはデータ・レートを下げることであろう。
ほとんどの場合、オーバ・ヒートは、フル電力で動作している電力増幅器によるので、電力増幅器が熱い場合に、アップリンク・データをスロットリング(低減)する効率的な方法を有することが望ましい。不運にも、LTEには、アップリンク・データをスロットリングするための標準的な方法はない。
例として、HSPAでは、ラジオ・リンク制御−自動反復要求(RLC−ARQ)ウィンドウ・サイズを縮小することによって、アップリンク・フロー制御がなされる。このウィンドウ・サイズは、達成可能な最大データ・レートと直接的な関係を有する。
Figure 0005607245
LTEでは、可変のラジオ・リンク制御PDU(プロトコル・データ・ユニット)サイズであることにより、ウィンドウ・サイズを縮小することは、データ・レートを下げることに役立たない。ある態様によれば、アプローチは、所望のデータ・レートを達成するために、バッファ・ステータス・レポート(BSR)を調節することを含みうる。
ある態様では、(例えば、LTEにおいて)アップリンク(UL)データ・フローを制御するために、中央フロー制御マネジャ(CFM)から、または、ユーザ機器(UE)内の温度モニタから直接的に、フロー制御コマンドが受信されうる。所望のアップリンク・フロー・レートを達成するために、CFMまたは温度モニタから受信されたコマンドに基づいて、UE内のアップリンク・フロー制御構成要素は、先ず、ターゲット・フロー・レートを決定し、次に、パラメータを調節しうる。
図4は、本開示のある態様にしたがって動的なアップリンク・スケジューリングを適用する無線通信システム400の例を例示する。ユーザ機器(UE)402は、無線で基地局(またはeノードB)404と通信する。アップリンクでUEがデータを送信するために適切なリソースを(リソース・ブロックの形式で)割り当てるために、バッファ・ステータス・レポート(BSR)が基地局によって使用される。この方法は、動的なスケジューリングのために使用され、一般に、半永久的なスケジューリングには適用可能ではない。UE402は、時間406において、基地局404へバッファ・ステータス・レポートを送信する。バッファ・ステータス・レポートを受信することに応じて、基地局404は、時間408において、アップリンク・リソース割当をUE402へ送信する。UE402は、時間410において、このアップリンク・リソース割当に基づいて、アップリンク・チャネルでデータを送信しうる。
ある態様では、記載されたアップリンク・データ・フローを制御する方法は、UE402によって送信されたバッファ・ステータス・レポートを調節することに基づきうる。UEは、所望のデータ・レートを達成するために、任意の所与の時間において小さなバッファを通知しうる。このメカニズムは、オーバ・ザ・エアによるデータ・レートを正しく制御しうる一方、高次レイヤの伝送制御プロトコル/ユーザ・データグラム・プロトコル(TCP/UDP)レートに対して即時性の効果を持たないことがありうる。高次レイヤは、輻輳制御メカニズムを適用しているのであれば、遅延の増加に対する応答としてスロー・ダウンしうる。そうでなければ、パケットは、バッファ・オーバフローによって、単純に落とされるだろう。
図5は、本開示のある態様にしたがうアップリンク・スロットリングのための高レベル・アーキテクチャ500の例を例示する。中央フロー制御マネジャ502は、UEにおける少なくとも1つの構成要素の動作温度(または、UE自身の動作温度)を感知し、温度状態504を、ターゲット・レート計算ユニット506へ送る。ターゲット・レート・計算ユニット506は、中央フロー制御マネジャ502から受け取った温度状態に基づいてターゲット・フロー・レート508を計算し、計算されたターゲット・フロー・レート508を、バッファ状態レポート計算ユニット510へ送る。バッファ状態レポート計算ユニット510は、ターゲット・フロー・レート508に基づいて新たなバッファ・ステータス・レポートを計算し、この新たなBSR514をeノードBへ送信する。ある態様では、ラジオ・リソース制御(RRC)メッセージングは、2つのタイマ、すなわち、periodicBSR−タイマと、retxBSR−タイマとを設定することによって、バッファ・ステータス・レポートのレポーティングを制御する。各論理チャネルについて、RRCメッセージングは、オプションとして、論理チャネル・グループ(LCG)512にシグナルし、論理チャネル・グループに論理チャネルを割り当てる。ある態様では、バッファ・ステータス・レポートは、eノードBによって設定された各論理チャネル・グループのために送信されうる。
図6は、本開示のある態様にしたがってユーザ機器によって実行されうる動作600の例を例示する。ブロック602では、ターゲット・データ・フローは、無線端末の動作温度に少なくとも部分的に基づいて計算される。ブロック604では、バッファ・ステータス・レポート(BSR)が、ターゲット・データ・フローに基づいて決定される。ブロック606では、バッファ・ステータス・レポート(BSR)が送信される。
(ターゲット・フロー・レート計算)
ある態様によれば、モニタされた温度に関連付けられた異なる状態が存在しうる。例として、温度モニタのために、通常、緩和、および緊急といった3つの温度状態504が存在しうる。通常状態では、データ・スロットリングは存在せず、バッファ・ステータス・レポートは、(例えば、3GPP規格TS.36.321に記載されているような)従来方式で動作しうる。緩和状態では、温度を下げるために、データ・レートが徐々に下げられる。温度が緊急状態に達すると、UEから基地局へのすべてのデータ通信が停止される。ある態様では、アップリンク・フロー制御方法のために、複数の温度状態が定義され、各状態は、特定のデータ・レート範囲に対応する。状態変化のダイナミクスは、本開示のスコープ外である。ターゲット・フロー・レートを計算するために使用されるこのようなフロー制御方法の例が以下に説明される。
(ターゲット・フロー・レート方法)
ターゲット・フロー・レート方法は、中央フロー制御マネジャ(CFM)から受信したフロー制御コマンドと、設定可能なステップ・タイマが終了したこととに基づいて、フロー制御状態を決定しうる。ある態様では、温度モニタまたはその他のモニタからコマンドが受信される。1つの態様では、緩和状態ではダウン(DOWN)コマンドが受信され、通常状態ではオフ(OFF)コマンドが受信され、緊急状態ではシャット・ダウン(SHUT DOWN)コマンドが受信されうる。例えば、フロー制御のための初期設定は、フロー制御オフ(FC OFF)状態でありうる。
本開示の態様によれば、N+1個のフロー制御状態が存在しうる。フロー制御がトリガされる前に、FC OFF状態が生じる。その他のN個の状態はおのおの、特定のデータ・レートに対応する。例えば、状態0は、最も高いデータ・レートに対応しうる。本開示の1つの態様によれば、状態0またはFC OFF状態の何れかでは、実際にはフロー制御が適用されない。しかしながら、これら2つの状態は同一ではない。例えば、DOWNコマンドが受信された場合に、フロー制御状態がFC OFF状態にあるのであれば、フロー制御状態は、デフォルト状態に移行する。DOWNコマンドが受信された場合に、フロー制御状態が状態0にあるのであれば、フロー制御状態は、状態1に移行する。これら異なる状態移行によって、フロー制御状態は、状態0と状態1との間を行き来することになる。これは、選択された動作ポイントが、これら2つのポイントの間にあるのであれば、フロー制御状態を毎回デフォルト状態に変更することよりも望ましいことでありうる。
ある態様では、フロー制御状態は、中央フロー制御マネジャからアップ(UP)コマンドを受信すること(イベント:UP)、または、中央フロー制御マネジャから受信されたダウン(DOWN)コマンドを受信すること(イベント:DOWN)を含む、あるイベントから生じうる。フロー制御状態はまた、中央フロー制御マネジャから受信した最後のコマンドがUPであった場合、または、中央フロー制御マネジャから受信した最後のコマンドがDOWNであった場合、ステップ・タイマが終了することから生じうる。
(バッファ・ステータス・レポート(BSR)調節)
本開示の態様にしたがってアップリンク・スループットを制御するために、UEは、バッファ・ステータス・レポート(BSR)を調節する。本開示の態様にしたがってフロー制御のためにBSRを生成する方法は、ターゲット・データ・レートを入力として受信することと、このターゲット・データ・レートに収束するようにバッファ・ステータス・レポートを調節することと、を含む。送信時間インタバル(TTI)が2つのカテゴリ、すなわち、送信期間TTIと、クール・ダウン期間TTIとに分類される。クール・ダウン期間TTIでは、クール・ダウン期間の長さが設定可能である。
本開示の態様によれば、UEは、ターゲット・データ・レートRを達成するためにBSRを生成しうる。一例では、UEは、ターゲット・データ・レートが乗じられたクール・ダウン期間を示す初期要求(IR)、すなわち
Figure 0005607245
を送信することによって、送信期間を開始しうる。
初期要求後、UEは、「フェイク(fake)・バッファ・サイズ」を更新する。フェイク・バッファ・サイズB(バイト)は、以下のように決定される。
Figure 0005607245
BSRがトリガされた場合、フェイク・バッファ・サイズは、時間tにおけるBSR値に対応する。この例では、G(バイト)は、時間tにおけるアップリンク許可サイズであり、Rは、ターゲット・データ・レート(毎秒当たりのバイト)であり、TT1は、1ミリ秒である。
UEが、アクティブ時間中にBSRを送信した場合、この値は、その時間における「フェイク・バッファ・サイズ」の値に等しくなるであろう。フェイク・バッファが空になると、「クール・ダウン期間」が始まる。本開示の態様によれば、例えば、データ到着や、定期的なBSRを送信する時間を含む理由によって、クール・ダウン期間中にBSRがトリガされた場合、UEは、BSR値がゼロであることを通知する。UEが、クール・ダウン期間中に何れかのアップリンク許可を受信した場合、UEは、ゼロ値とともにBSRを送信し、許可の残りをパディングする。UEは、クール・ダウン期間中、アップリンクでいかなるアプリケーション・データも送信すべきではない。
本現在の開示の態様によるBSR調節の例が、図7を参照して記載される。この例では、初期要求IRは20バイトであり、「R x TTI」値は2バイトである。送信期間における各TTIが、2つの数字を用いたボックスとして示されており、ここでは、上の数字がフェイクMACバッファのサイズを表し、下の数字が送信期間中におけるアップリンク許可の値を表す。クール・ダウン期間に対応する各TTIは、空のボックスとして示されている。第1のTTI702では、上の数字は、初期要求IR=20バイトであることを示し、下の数字は、UEがアップリンクにおいて5バイトを許可されたことを示す。第2のTTI704では、フェイクMACバッファの値は、式1を用いて20−5+2=17である。第2のTTI704では、UEは、アップリンクにおいて10バイトを許可された。第3のTTI706では、フェイクMACバッファは、17−10+2=9である。第3のTTI706では、UEは、アップリンクにおいて2バイトを許可された。第6のTTI707では、フェイク・バッファは、空になる。したがって、クール・ダウン期間が、第7のTTI708で始まる。
この方法は、オーバ・ヒートを制御するためのアップリンク・スロットリングの観点で説明されているが、説明されたこの方法は、中央処理装置(CPU)またはメモリ過負荷から生じるデータ・スロットリングにも適合しうることが認識されうる。
上述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。一般に、図面に例示された動作が存在する場合、これら動作は、同じ符番を付された対応するミーンズ・プラス・ファンクション(means-plus-function)構成要素を有しうる。
1つの構成では、モバイル・デバイスは、少なくとも1つの状態に基づいて、ターゲット・データ・フロー・レートを決定する手段と、ターゲット・データ・フロー・レートをもたらすようにバッファ・ステータス・レポート(BSR)を調節する手段とを含む、無線通信のためのモバイル・デバイスが構成される。1つの態様では、前述した手段は、プロセッサ230およびメモリ232でありうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実現されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替案では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、あるいは、これら2つの組み合わせによって具現化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐しうる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれら任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体に、1または複数の命令群として格納される。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含んでいる。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生する一方、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。
したがって、ある態様は、本明細書に記載された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えうる。例えば、このようなコンピュータ・プログラム製品は、格納された(および/またはエンコードされた)命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。これら命令群は、本明細書において記載された動作を実行するために、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを含みうる。
ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
特許請求の範囲は、前述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。
前述したものは、本開示の態様に向けられているが、これら開示のその他およびさらなる態様が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。

Claims (28)

  1. 無線端末を動作させるための方法であって、
    中央処理装置(CPU)の過負荷および予め定められたしきい値より高い動作温度のうちの1つに基づいて、ターゲット・データ・フロー・レートを計算することと、
    前記ターゲット・データ・フロー・レートに基づいてバッファ・サイズを決定することと、
    決定された前記バッファ・サイズを示すバッファ・ステータス・レポート(BSR)を生成することと、
    前記ターゲット・データ・フロー・レートをもたらすために前記バッファ・ステータス・レポート(BSR)を送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記ターゲット・データ・フロー・レートを計算することは、さらにメモリの過負荷に基づいて計算することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ターゲット・データ・フロー・レートを計算することは、前記無線端末の前記動作温度に基づいて、フロー制御コマンドを受信することを備える、請求項に記載の方法。
  4. 前記フロー制御コマンドは、前記無線端末の前記動作温度に応じて選択される状態を示す状態情報を備える、請求項に記載の方法。
  5. 前記フロー制御コマンドおよびフロー制御フラグの初期状態に基づいて、前記フロー制御フラグの最終状態を決定することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  6. 前記バッファ・ステータス・レポートを生成することは、前記ターゲット・データ・フロー・レートおよび前記フロー制御フラグの最終状態に基づいて、前記バッファ・ステータス・レポートを決定することを備える、請求項に記載の方法。
  7. 前記バッファ・サイズは、アクティブな論理チャネル・グループのバッファ・サイズである、請求項に記載の方法。
  8. 無線端末を動作させるための装置であって、
    中央処理装置(CPU)の過負荷および予め定められたしきい値より高い動作温度のうちの1つに基づいて、ターゲット・データ・フロー・レートを計算する手段と、
    前記ターゲット・データ・フロー・レートに基づいてバッファ・サイズを決定する手段と、
    決定された前記バッファ・サイズを示すバッファ・ステータス・レポート(BSR)を生成する手段と、
    前記ターゲット・データ・フロー・レートをもたらすために、前記バッファ・ステータス・レポート(BSR)を送信する手段と、
    を備える装置。
  9. 前記ターゲット・データ・フロー・レートを計算することは、さらにメモリの過負荷に基づいて計算することを備える、請求項8に記載の装置。
  10. 前記ターゲット・データ・フロー・レートを計算する手段は、前記無線端末の前記動作温度に基づいて、フロー制御コマンドを受信する手段を備える、請求項に記載の装置。
  11. 前記フロー制御コマンドは、前記無線端末の前記動作温度に応じて選択される状態を示す状態情報を備える、請求項10に記載の装置。
  12. 前記フロー制御コマンドおよび前記フロー制御フラグの初期状態に基づいて、前記フロー制御フラグの最終状態を決定する手段をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  13. 前記バッファ・ステータス・レポートを生成する手段は、前記ターゲット・データ・フロー・レートおよび前記フロー制御フラグの最終状態に基づいて、前記バッファ・ステータス・レポートを決定する手段を備える、請求項11に記載の装置。
  14. 前記バッファ・サイズは、アクティブな論理チャネル・グループのバッファ・サイズである、請求項に記載の装置。
  15. 無線端末を動作させるための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続されており、
    中央処理装置(CPU)の過負荷および予め定められたしきい値より高い動作温度のうちの1つに基づいて、ターゲット・データ・フロー・レートを計算し、
    前記ターゲット・データ・フロー・レートに基づいてバッファ・サイズを決定し、
    決定された前記バッファ・サイズを示すバッファ・ステータス・レポート(BSR)を生成し
    前記ターゲット・データ・フロー・レートをもたらすために前記バッファ・ステータス・レポート(BSR)を送信する
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    を備える装置。
  16. 前記ターゲット・データ・フロー・レートを計算することは、さらにメモリの過負荷に基づいて計算することを備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記プロセッサはさらに、前記無線端末の動作温度に基づいて、フロー制御コマンドを受信するように構成された、請求項15に記載の装置。
  18. 前記フロー制御コマンドは、前記無線端末の前記動作温度に応じて選択される状態を示す状態情報を備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記プロセッサはさらに、前記フロー制御コマンドおよび前記フロー制御フラグの初期状態に基づいて、前記フロー制御フラグの最終状態を決定するように構成された、請求項18に記載の装置。
  20. 前記プロセッサはさらに、前記ターゲット・データ・フロー・レートおよび前記フロー制御フラグの最終状態に基づいて、前記バッファ・ステータス・レポートを生成するよう
    に構成された、請求項19に記載の装置。
  21. 前記バッファ・サイズは、アクティブな論理チャネル・グループのバッファ・サイズである、請求項15に記載の装置。
  22. 無線端末を動作させるためのコンピュータ可読記憶媒体であって、
    コンピュータに、中央処理装置(CPU)の過負荷および予め定められたしきい値より高い動作温度のうちの1つに基づいて、ターゲット・データ・フロー・レートを計算させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記ターゲット・データ・フロー・レートに基づいてバッファ・サイズを決定させるためのコードと、
    前記コンピュータに、決定された前記バッファ・サイズを示すバッファ・ステータス・レポート(BSR)を生成させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記ターゲット・データ・フロー・レートをもたらすために前記バッファ・ステータス・レポート(BSR)を送信させるためのコードと、
    を備える、コンピュータ可読記憶媒体
  23. 前記ターゲット・データ・フロー・レートを計算させることは、さらにメモリの過負荷に基づいて計算させることを備える、請求項22に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  24. 前記コンピュータに、前記無線端末の動作温度に基づいてフロー制御コマンドを受信させるためのコードをさらに備える、請求項22に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  25. 前記フロー制御コマンドは、前記無線端末の前記動作温度に応じて選択される状態を示す状態情報を備える、請求項22に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  26. 前記コンピュータに、前記フロー制御コマンドおよびフロー制御フラグの初期状態に基づいて、前記フロー制御フラグの最終状態を決定させるためのコードをさらに備える、請求項25に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  27. 前記コンピュータに、前記ターゲット・データ・フロー・レートおよび前記フロー制御フラグの最終状態に基づいて、前記バッファ・ステータス・レポートを生成させるためのコードをさらに備える、請求項26に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  28. 前記バッファ・サイズは、アクティブな論理チャネル・グループのバッファ・サイズである、請求項22に記載のコンピュータ可読記憶媒体
JP2013513279A 2010-06-01 2011-05-31 バッファ・ステータス・レポート(bsr)スケーリングによるアップリンク・データ・スロットリング Expired - Fee Related JP5607245B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US35044710P 2010-06-01 2010-06-01
US61/350,447 2010-06-01
US13/117,052 2011-05-26
US13/117,052 US8918563B2 (en) 2010-06-01 2011-05-26 Uplink data throttling by buffer status report (BSR) scaling
PCT/US2011/038636 WO2011153170A1 (en) 2010-06-01 2011-05-31 Uplink data throttling by buffer status report (bsr) scaling

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013532426A JP2013532426A (ja) 2013-08-15
JP5607245B2 true JP5607245B2 (ja) 2014-10-15

Family

ID=45023056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013513279A Expired - Fee Related JP5607245B2 (ja) 2010-06-01 2011-05-31 バッファ・ステータス・レポート(bsr)スケーリングによるアップリンク・データ・スロットリング

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8918563B2 (ja)
EP (1) EP2578040B1 (ja)
JP (1) JP5607245B2 (ja)
KR (1) KR101410383B1 (ja)
CN (1) CN102918912B (ja)
WO (1) WO2011153170A1 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10165929B2 (en) 2009-06-18 2019-01-01 Endochoice, Inc. Compact multi-viewing element endoscope system
ES2919077T3 (es) * 2011-04-13 2022-07-21 Ericsson Telefon Ab L M Método y dispositivo para la gestión de almacenador temporal flexible basada en categorías de equipos de usuario en una red de comunicaciones
US9019880B2 (en) 2011-08-11 2015-04-28 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for overload mitigation using uplink transmit power backoff
EP2813118A4 (en) * 2012-02-07 2015-09-30 Nokia Technologies Oy METHOD AND DEVICE FOR NOTIFYING AND HANDLING A BUFFER STATUS FOR A USER DEVICE IN A SITE-ALLOCATING AGGREGATE MODE
US9204356B2 (en) 2012-09-04 2015-12-01 Apple Inc. Reducing call drops in uplink power limited scenarios
US9247548B2 (en) 2012-09-24 2016-01-26 Blackberry Limited Data service level uplink data flow control
US9071984B1 (en) 2013-02-15 2015-06-30 Sprint Spectrum L.P. Modifying a data flow mechanism variable in a communication network
US9332565B2 (en) 2013-04-09 2016-05-03 Mediatek Inc. Transmission gap creation and communications apparatus utilizing the same
US9282041B2 (en) 2013-07-16 2016-03-08 Lenovo Enterprise Solutions (Singapore) Pte. Ltd. Congestion profiling of computer network devices
EP2871895B1 (en) * 2013-11-11 2016-09-14 ND SatCom Products GmbH Satellite link channel virtualization
US10075381B2 (en) 2014-01-28 2018-09-11 Mediatek Inc. Buffer status report and logical channel prioritization for dual connectivity
US20150382244A1 (en) 2014-06-27 2015-12-31 T-Mobile Usa, Inc. Upsell Framework for Network Services
US20160183117A1 (en) * 2014-12-17 2016-06-23 Mediatek Inc. Method and apparatus for throttling uplink data based on temperature state
US20180049185A1 (en) * 2015-02-13 2018-02-15 Lg Electronics Inc. Method for transmitting uplink data in wireless communication system and device therefor
US10531474B2 (en) 2015-05-04 2020-01-07 Lg Electronics Inc. Method for transmitting uplink data in wireless communication system and device for same
US20160366615A1 (en) * 2015-06-15 2016-12-15 Qualcomm Incorporated Systems and methods for selective flow control
WO2016203541A1 (ja) * 2015-06-16 2016-12-22 三菱電機株式会社 情報処理装置および情報処理方法
KR102410581B1 (ko) * 2015-10-30 2022-06-17 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 업링크 데이터 전송의 제어 방법 및 장치
WO2017183868A1 (ko) * 2016-04-18 2017-10-26 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서 상향링크 전송을 위한 방법 및 이를 이용한 무선 단말
WO2018209657A1 (zh) * 2017-05-18 2018-11-22 北京小米移动软件有限公司 降低用户设备温度的方法、装置、基站和用户设备
CN109257245B (zh) * 2017-07-14 2022-04-29 阿里巴巴集团控股有限公司 流量监测、上传控制的方法及设备
CN112953575B (zh) * 2017-08-09 2022-11-04 北京小米移动软件有限公司 用户设备的过热保护方法、装置、用户设备及基站
US11147003B2 (en) 2017-08-28 2021-10-12 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Method and system for base station handover
US10193602B1 (en) * 2017-08-31 2019-01-29 Qualcomm Incorporated Thermal throttling using RF diversity
KR102543360B1 (ko) * 2018-02-14 2023-06-14 삼성전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 패킷을 처리하기 위한 장치 및 방법
WO2020033740A1 (en) * 2018-08-09 2020-02-13 Intel Corporation Flow control for uplink traffic in an integrated access and backhaul network
US10779188B2 (en) * 2018-09-06 2020-09-15 Cisco Technology, Inc. Uplink bandwidth estimation over broadband cellular networks
CN111479298B (zh) * 2019-01-23 2023-10-20 华为技术有限公司 一种控制功耗的方法及装置
US10966138B2 (en) * 2019-04-10 2021-03-30 Cisco Technology, Inc. Data communication and resource management in hybrid infrastructure and neighbor awareness networking networks
CN110708722B (zh) * 2019-09-16 2021-08-17 Oppo广东移动通信有限公司 传输速率控制方法及终端、计算机存储介质
US11758555B2 (en) * 2020-05-19 2023-09-12 Qualcomm Incorporated Techniques for shared channel backoff procedures in wireless communications systems
WO2022021321A1 (en) * 2020-07-31 2022-02-03 Qualcomm Incorporated Temperature-based flow control
US20230016288A1 (en) * 2021-07-16 2023-01-19 Qualcomm Incorporated Techniques for managing exposure using uplink duty cycling
WO2023016633A1 (en) * 2021-08-10 2023-02-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method for adapting the number of active digital processing components in a radio network
WO2024063251A1 (ko) * 2022-09-22 2024-03-28 삼성전자 주식회사 전자 장치 및 전자 장치의 발열 제어 방법

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2872156B2 (ja) * 1996-11-13 1999-03-17 日本電気テレコムシステム株式会社 通信携帯端末
DE19927544A1 (de) * 1999-06-16 2000-12-21 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Steuerung des Datenflusses von Terminals in zentralgesteuerten Kommunikationssystemen
US8169981B2 (en) 2002-10-31 2012-05-01 Motorola Mobility, Inc. Method and mobile station for controlling communication via a radio link
JP4243229B2 (ja) * 2003-08-16 2009-03-25 三星電子株式会社 移動通信システムでの上りリンクパケットの伝送のためのスケジューリング割当方法及び装置
KR100566233B1 (ko) 2003-11-15 2006-03-29 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 단말의 데이터 레이트 전송 장치 및방법
US20050185583A1 (en) 2004-02-19 2005-08-25 Hosein Patrick A. QoS management for multiple service instances
US8015306B2 (en) * 2005-01-05 2011-09-06 Control4 Corporation Method and apparatus for synchronizing playback of streaming media in multiple output devices
KR100703303B1 (ko) * 2005-04-28 2007-04-03 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 확장 실시간 폴링 서비스의 상향링크 자원 할당 요청 방법
EP1954085B1 (en) 2005-11-21 2016-01-27 NEC Corporation Mobile station, downstream transmission rate control method, and downstream transmission rate control program
EP3048849B1 (en) 2006-03-07 2017-06-21 Panasonic Corporation Overhead reduction of uplink control signaling in a mobile communication system
US7787826B2 (en) 2006-07-14 2010-08-31 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for transitioning between states
US20080025341A1 (en) 2006-07-31 2008-01-31 Motorola, Inc. Method and system for granting of channel slots
US7715865B2 (en) 2006-12-21 2010-05-11 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Compressed mode for reducing power consumption
EP1986455A1 (en) 2007-04-27 2008-10-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Communication of scheduling related information in a mobile communication system
GB2452013A (en) * 2007-06-19 2009-02-25 Nec Corp Buffer status reporting from a mobile communications device
KR101422293B1 (ko) * 2007-10-05 2014-07-22 삼성전자주식회사 이동 통신 시스템에서 역방향 데이터 전송률 조정 방법 및 장치
JP5108450B2 (ja) 2007-10-22 2012-12-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信システム、無線通信方法、基地局及び無線端末
JP2009106490A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Hamaguchi Urethane Co Ltd マスク
CN101971544B (zh) * 2007-11-05 2014-06-18 蜂窝通信设备有限责任公司 缓冲器状态报告系统和方法
EP2227885B1 (en) * 2008-01-04 2016-12-21 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Compressed buffer status reports in lte
US8086229B2 (en) 2008-02-25 2011-12-27 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Alleviating mobile device overload conditions in a mobile communication system
US8265640B2 (en) * 2008-05-07 2012-09-11 Qualcomm Incorporated BSR prohibit timer
US8620235B2 (en) 2008-05-23 2013-12-31 Qualcomm Incorporated Thermal management for data modules
US8019295B2 (en) 2008-06-25 2011-09-13 Mediatek Inc. Transmitting power level controller and related method
US8576714B2 (en) * 2009-05-29 2013-11-05 Futurewei Technologies, Inc. System and method for relay node flow control in a wireless communications system
US8150446B2 (en) 2009-06-17 2012-04-03 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Thermal energy control in a mobile transceiver
JP5387483B2 (ja) 2010-03-31 2014-01-15 富士通株式会社 無線通信に用いられる装置、プログラム及び方法
US8625415B2 (en) * 2010-04-02 2014-01-07 Nokia Siemens Networks Oy Dynamic buffer status report selection for carrier aggregation
CA2790671C (en) * 2010-05-20 2015-12-01 Zte Corporation Method for scheduling guaranteed bit rate service based on quality of service
US9019880B2 (en) 2011-08-11 2015-04-28 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for overload mitigation using uplink transmit power backoff

Also Published As

Publication number Publication date
CN102918912A (zh) 2013-02-06
KR101410383B1 (ko) 2014-06-20
CN102918912B (zh) 2015-07-01
EP2578040A1 (en) 2013-04-10
US20110296064A1 (en) 2011-12-01
US8918563B2 (en) 2014-12-23
EP2578040B1 (en) 2018-11-21
JP2013532426A (ja) 2013-08-15
WO2011153170A1 (en) 2011-12-08
KR20130025915A (ko) 2013-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5607245B2 (ja) バッファ・ステータス・レポート(bsr)スケーリングによるアップリンク・データ・スロットリング
JP6628235B2 (ja) 集積回路
TWI488520B (zh) 用於載波聚集中的srs 功率調整的方法和系統
JP5882331B2 (ja) 非活性化された成分キャリアにおける電力制御
KR101287077B1 (ko) 다운링크 간섭 상쇄 방법
EP2705700B1 (en) Power headroom reporting related to power management maximum power reduction
JP6403203B2 (ja) 無線通信システム、端末装置、基地局装置、無線通信方法および集積回路
TW201503748A (zh) 在無線通訊系統中小細胞增強的方法及裝置
TW201842798A (zh) 用於從URLLC/eMBB的動態多工中恢復eMBB的RS打孔的方案
KR101521740B1 (ko) 송신 제어 프로토콜 (tcp) 계층 스루풋을 제어하는 패킷 드롭핑을 이용한 다운링크 플로우 제어
WO2022072506A1 (en) Frequency hopping operation for new radio
JP6518760B2 (ja) 超高信頼性のリンク設計

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140729

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5607245

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees