JP5605540B2 - ワイヤハーネス導通検査方法およびワイヤハーネス導通検査プログラム - Google Patents

ワイヤハーネス導通検査方法およびワイヤハーネス導通検査プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ある車種に対して作成された、補器に接続される電線及びコネクタに関する配線情報により構成される補器毎配線情報(より詳細には、その車種のグレード毎、およびオプション機能の有無毎に応じて作成された補器毎配線情報)に記述されている回路線の始点−終点の接続と、分割領域毎に設計されたワイヤハーネスを構成するコネクタ情報により構成される部位毎コネクタ情報および分割領域毎に設計されたワイヤハーネスを構成する配線情報により構成される部位毎配線情報(部位毎コネクタ情報および部位毎配線情報は、該補器毎配線情報に基づいて作成された実体配線図および該車種の補器仕様表に基づき展開された図。以後、部位毎コネクタ情報および部位毎配線情報を総して、「部位毎コネクタ・配線情報」と称する。)に記述されている電線の接続と、を比較し、部位毎コネクタ・配線情報に記述されている電線の接続の誤りの有無を検査するためのワイヤハーネス導通検査方法およびワイヤハーネス導通検査プログラムに関する。
ある車両に配索するワイヤハーネスを設計する際、そのワイヤハーネスを構成する電線の接続を表す設計図を作成する必要がある。以下、ワイヤハーネスを設計する過程を説明する。
ある車両に配索するワイヤハーネスを設計するに当たって、該当車両の補器毎配線情報と補器仕様表の2つの仕様書が必要となる。まず補器毎配線情報と、その補器毎配線情報に基づいて作成される実体配線図について説明する。補器毎配線情報および実体配線図は、近年では、CAD(Computer Aided Design)によって設計されることができる(例えば特許文献1)。
補器毎配線情報は、ヘッドランプシステム、エアバックシステム、エアコンシステム、エンジンコントロールシステム、アンチロックブレーキシステム等の、車両に搭載され、それぞれ独立して駆動するシステム毎に用意されるものである。このシステムを駆動するためには、このシステムを構成する電気部品(例えば、バッテリー、ECU(Electronic Control Unit)、駆動機)間を信号線、電源線およびアース線によって繋ぐ必要があるが、補器毎配線情報には、これら信号線、電源線およびアース線の電線の始点と終点がどの電気部品のどの端子に接続されるか、および、どの電線に結線されるのか、などの回路線としての接続情報と、信号線、電源線およびアース線の電線を電気部品に接続する補器についての補記情報と、が示されている。尚、補器毎配線情報は、複数の電気部品から構成されるシステムの回路図を表すことを主な目的としているため、電線に関しての情報は含まれていない。
そこで、この補器毎配線情報に上述した電線の情報を付加した実体配線図を作成する。実体配線図には、電気部品間を繋ぐ補器毎配線情報に記述された回路線に上述した電線の情報が付加して記述されるとともに、車両空間を機能別に分割した、ワイヤハーネスを配索可能な領域(エンジンルーム、車室内壁、またはトランクルームなど。以後、これらの領域のことを分割領域と称する。)毎に区分けされている。例えば、補器毎配線情報に記述されているある回路線が複数の分割領域を跨いで複数の電気部品に接続されている場合、該回路線は、実体配線図において、その始点と終点にて電気部品の端子に接続される端子またはコネクタについての情報が記述されるとともに、その分割領域に位置する各電線(分割領域単位でワイヤハーネスが配索されるため、各分割領域の電線を連結して複数の電気部品の端子間を接続する必要がある。)の情報、および各分割領域に位置する電線の端部を接続するコネクタ、JB(Junction Box)、JC(Joint Connector)などの補器についての情報(電線の端部を溶接や、突き合わせ圧着して接続する場合にはその旨の情報)が記述されている。このように電線の情報が記述された実体配線図が、車両に搭載されたシステム毎に作成される。
続いて、補器仕様表について説明する。
補器仕様表には、汎用型のワイヤハーネスの構成(そのワイヤハーネスの品番、そのワイヤハーネスが適用可能な仕様の組合せ、そのワイヤハーネスを配索可能な適用車両の識別情報、および該適用車両の配索可能な分割領域など)がワイヤハーネス毎にマトリクス状に記述されている。
このようにして作成した実体配線図および補器仕様表に基づいて、続いて、部位毎コネクタ・配線情報を作成する。部位毎コネクタ・配線情報には、実体配線図に記述された電線を含みつつ(すなわち、車両に搭載されたシステムを全て駆動させることができつつ)、対象となる車両の分割領域毎に配索可能なワイヤハーネスが記述されている。部位毎コネクタ・配線情報を作成するには、概略的には、次の工程を経て該当分割領域に配索可能なワイヤハーネスを補器仕様表から特定する。まず、車両に搭載されたシステム全ての実体配線図を参照し、該当分割領域において該システムを全て駆動させるために必要とされる仕様コードを特定する。その特定した仕様コードを参照し、該仕様コードを全て組合せに含むワイヤハーネスを特定する。この工程を全ての分割領域に対して実行することによって、対象となる車両の分割領域毎に配索可能なワイヤハーネスを特定する。
上述した部位毎コネクタ・配線情報を作成する部位毎コネクタ・配線情報作成工程を経た後、続いて、補器毎配線情報の記述と部位毎コネクタ・配線情報の記述が一致するか、つまり、補器毎配線情報における電気部品間を繋ぐ回路線の始点および終点と、部位毎コネクタ・配線情報における電気部品間を繋ぐ電線の接続の始点および終点が、一致するか、その正否を判定する正否判定工程に移る。
特開2000−163453号公報
対象となる車両の分割領域毎に配索可能なワイヤハーネスを特定することによって部位毎コネクタ・配線情報を作成する際、分割領域に配索可能なワイヤハーネスの候補が複数存在する場合がある。仮に、車両空間が3つの分割領域によって区分けされる場合であって該分割領域に配索可能なワイヤハーネスの候補がそれぞれ2パターンあるとき、部位毎コネクタ・配線情報は8(2×2×2)パターン作成され、そのそれぞれに対して正否判定工程を実施する必要がある。
しかしながら、分割領域に配索可能なワイヤハーネスの候補が増えれば増えるほど、部位毎コネクタ・配線情報のパターン作成個数も増えることになる。その結果、部位毎コネクタ・配線情報それぞれに対して実施される正否判定工程に多大な時間を要することになってしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、正否判定工程に要する時間を短縮することができるワイヤハーネス導通検査方法およびワイヤハーネス導通検査プログラムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネス導通検査方法は、下記(1)〜(2)を特徴としている。
(1) コンピュータが、車両空間を区分けする3つ以上の分割領域それぞれに複数割り当てられた、車両に搭載されるべき個別のシステムを識別するための仕様コードのうち、第1の分割領域に割り当てられた第1の仕様コードと、第2の分割領域に割り当てられた第2の仕様コードと、を参照する参照ステップと、
コンピュータが、前記第1の仕様コードと、前記第2の仕様コードと、を比較し、共通する仕様コードの有無を判別する判別ステップと、
コンピュータが、共通する仕様コードが少なくとも一つある場合にのみ、前記第1の分割領域に配索可能な第1のワイヤハーネスのいずれか一つと、前記第2の分割領域に配索可能な第2のワイヤハーネスのいずれか一つと、について記述された第1の部位毎コネクタ・配線情報を、該第1のワイヤハーネスの全ての候補と該第2のワイヤハーネスの全ての候補と全ての組合せだけ作成する作成ステップと、
コンピュータが、作成した前記第1の部位毎コネクタ・配線情報に対して、電線の接続の誤りの有無を検査する検査ステップと、
を有すること。
(2) コンピュータが、車両空間を区分けする3つ以上の分割領域それぞれに複数割り当てられた、車両に搭載されるべき個別のシステムを識別するための仕様コードのうち、第1の分割領域に割り当てられた第1の仕様コードと、第2の分割領域に割り当てられた第2の仕様コードと、第3の分割領域に割り当てられた第3の仕様コードと、を参照する参照ステップと、
コンピュータが、前記第1の仕様コードと、前記第2の仕様コードと、前記第3の仕様コードと、を比較し、共通する仕様コードの有無を判別する判別ステップと、
コンピュータが、前記第1の仕様コードと前記第2の仕様コードとの間、及び、前記第1の仕様コードと前記第3の仕様コードとの間にそれぞれ共通する仕様コードが少なくとも一つあり、前記第2の仕様コードと前記第3の仕様コードとの間に共通する仕様コードが無い場合、前記第1の分割領域に配索可能な第1のワイヤハーネスのいずれか一つと、前記第2の分割領域に配索可能な第2のワイヤハーネスのいずれか一つと、前記第3の分割領域に配索可能な第3のワイヤハーネスのいずれか一つと、について記述された第1の部位毎コネクタ・配線情報を、該第1のワイヤハーネスと該第2のワイヤハーネスの組合せだけ作成するとともに、前記第1の分割領域に配索可能な前記第1のワイヤハーネスのいずれか一つと、前記第2の分割領域に配索可能な第2のワイヤハーネスのいずれか一つと、前記第3の分割領域に配索可能な前記第3のワイヤハーネスのいずれか一つと、について記述された第2の部位毎コネクタ・配線情報を、既に作成された前記第1の部位毎コネクタ・配線情報に記述された前記第1のワイヤハーネスと前記第3のワイヤハーネスの組合せを除く、該第1のワイヤハーネスと該第3のワイヤハーネスの組合せだけ作成する作成ステップと、
コンピュータが、作成した前記第1の部位毎コネクタ・配線情報及び第2の部位毎コネクタ・配線情報に対して、電線の接続の誤りの有無を検査する検査ステップと、
を有すること。
前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネス導通検査プログラムは、下記(3)を特徴としている。
(3) コンピュータに、上記(1)または(2)の構成のワイヤハーネス導通検査方法の各ステップを実行させるためのワイヤハーネス導通検査プログラム。
上記(1)の構成のワイヤハーネス導通検査方法および上記(3)のワイヤハーネス導通検査プログラムによれば、従来方法に比して部位毎コネクタ・配線情報のパターン作成個数を減らすことができ、それにより正否判定工程に要する時間を短縮することができる。
上記(2)の構成のワイヤハーネス導通検査方法および上記(3)のワイヤハーネス導通検査プログラムによれば、従来方法に比して部位毎コネクタ・配線情報のパターン作成個数をさらに減らすことができる。
本発明のワイヤハーネス導通検査方法およびワイヤハーネス導通検査プログラムによれば、正否判定工程に要する時間を短縮することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
補器毎配線情報に記述された電気部品を繋ぐ回路線の概略図(図1(a))、および部位毎コネクタ・配線情報に記述された電気部品を繋ぐ電線の接続の概略図(図1(b)〜図1(f)) 正否判定工程の処理を説明するフローチャート 本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査方法における、分割領域の繋がりの有無を説明する図。(a)は車両Aに関するもの、(b)は車両Bに関するもの 正否判定工程をすべき部位毎コネクタ・配線情報の枚数の概念図。(a)は車両Aに関するもの、(b)は車両Bに関するもの 候補となるワイヤハーネスの組合せと部位毎コネクタ・配線情報の作成の要否の関係を説明する図 本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査装置の機能ブロック図
以下、本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査方法について説明する。
本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査方法について説明する前に、まず、補器毎配線情報における電気部品間を繋ぐ回路線の始点および終点と、部位毎コネクタ・配線情報における電気部品間を繋ぐ電線の接続の始点および終点が、一致するか、その正否を判定する正否判定工程の一例について説明する。
[正否判定工程の概要]
図1には、補器毎配線情報に記述された電気部品を繋ぐ回路線の概略図(図1(a))、および部位毎コネクタ・配線情報に記述された電気部品を繋ぐ電線の接続の概略図(図1(b)〜図1(f))を示している。図2には、正否判定工程の処理を説明するフローチャートを示している。
[背景技術]において説明したように、補器毎配線情報には、信号線、電源線およびアース線の電線の始点と終点がどの電気部品のどの端子に接続されるか、および、どの電線に結線されるのか、などの回路線としての接続情報が示されている。図1(a)には、電気部品である2つのECUが記述されており、うち一方のECUの端子「A01」が他方のECUの端子「B01」に回路線を介して接続されることが記述されている。まず、補器毎配線情報に記述されている、回路線によって繋がれた第1の電気部品(ECU)の第1の端子(「A01」)と第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)を、該補器毎配線情報から参照する(参照ステップ:S201)。
他方、[背景技術]において説明したように、部位毎コネクタ・配線情報には、実体配線図に記述された電線を含みつつ(すなわち、求められる仕様を満たしつつ)、対象となる車両の分割領域毎に配索可能なワイヤハーネスが記述されている。このため、部位毎コネクタ・配線情報を参照して、部位毎コネクタ・配線情報に記述されたこのワイヤハーネスの情報に基づいて、該部位毎コネクタ・配線情報に記述されている第1の電気部品(ECU)の第1の端子(「A01」)に一端が接続された第1番目の電線を特定する(第1特定ステップ:S202。)。[正否判定工程の概要]では、部位毎コネクタ・配線情報から第1番目の電線を特定することができた場合について以降説明する。
図1(b)〜図1(f)では、第1の電気部品(ECU)の第1の端子(「A01」)に一端が接続された電線の線幅を、図1(a)の回路線よりも広くしている。これにより、図1では、回路線と電線とを区分けしている。ところで、2つの電気部品は複数の分割領域を跨いで配置されることが多々あり、この場合、各分割領域に配索された各ワイヤハーネスを繋ぎ合わせてその2つの電気部品の端子間を接続することになる。このため、第1特定ステップにて特定した第1番目の電線W1の他端が、図1(b)に示すように同一の分割領域1内において第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)に接続されているとは限らない。
そこでこのような事情を踏まえ、まず、第1番目の電線の他端に接続された端子が第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致するか否かを判別する(第1判別ステップ:S203)。図1(b)に示すように、第1番目の電線W1の他端が同一の分割領域1内において第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)に接続されており、補器毎配線情報に記述されている第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致すると判別されれば(S203、Y)、部位毎コネクタ・配線情報に記述されている第1の電気部品(ECU)の第1の端子(「A01」)と第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)は導通が図られているとみなし(導通成功:S207)、図1(a)の回路線に関する正否判定工程を終了する。
他方、第1判別ステップにて、第1番目の電線の他端に接続された端子が第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致しない場合(S203、N)がある。この場合、部位毎コネクタ・配線情報を参照して、部位毎コネクタ・配線情報に記述されたこのワイヤハーネスの情報に基づいて、該部位毎コネクタ・配線情報に記述されている該第1番目の電線の他端に一端が接続された第2番目の電線を特定する(第2特定ステップ:S204)。第2特定ステップを具体的に説明すると、例えば、図1(c)に示すように、第1番目の電線W1の他端に接続された補器(図1(c)では電線W1の他端に端子「C01」が接続され、その端子「C01」がコネクタC1に収容されている。)を分割領域1に配索されるワイヤハーネスの情報から特定し、コネクタC1に嵌合される補器(図1(c)ではコネクタC2)を、分割領域1に隣り合う分割領域2に配索されるワイヤハーネスの情報から特定し、コネクタC2に収容された端子のうちの端子「C01」に接続される端子「C02」が一端に接続された第2番目の電線W2を特定する。
さらに、第2番目の電線の他端に接続された端子が第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致するか否かを判別する(第2判別ステップ:S205)。図1(c)に示すように、第2番目の電線W2の他端が、分割領域2において第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)に接続されており、補器毎配線情報に記述されている第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致すると判別されれば(S205、Y)、部位毎コネクタ・配線情報に記述されている第1の電気部品(ECU)の第1の端子(「A01」)と第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)は導通が図られているとみなし(導通成功:S207)、図1(a)の回路線に関する正否判定工程を終了する。
ところで、第2判別ステップにて、第2番目の電線の他端に接続された端子が第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致しない場合もある。この場合、部位毎コネクタ・配線情報を参照して、部位毎コネクタ・配線情報に記述されたこのワイヤハーネスの情報に基づいて、該部位毎コネクタ・配線情報に記述されている該第2番目の電線の他端に一端が接続された第3番目の電線を特定する(第3特定ステップ:S204)。第3特定ステップを具体的に説明すると、例えば、図1(d)に示すように、第2番目の電線W2の他端に接続された補器(図1(d)では電線W2の他端に端子「C03」が接続され、その端子「C03」がコネクタC3に収容されている。)を分割領域2に配索されるワイヤハーネスの情報から特定し、コネクタC3に嵌合される補器(図1(d)ではコネクタC4)を、分割領域2に隣り合う分割領域3に配索されるワイヤハーネスの情報から特定し、コネクタC4に収容された端子のうちの端子「C03」に接続される端子「C04」が一端に接続された第3番目の電線W3を特定する。
さらに、第3番目の電線の他端に接続された端子が第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致するか否かを判別する(第3判別ステップ:S205)。図1(d)に示すように、第3番目の電線W3の他端が、分割領域3において第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)に接続されており、補器毎配線情報に記述されている第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致すると判別されれば、部位毎コネクタ・配線情報に記述されている第1の電気部品(ECU)の第1の端子(「A01」)と第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)は導通が図られているとみなし(導通成功:S207)、図1(a)の回路線に関する正否判定工程を終了する。
第3判別ステップ(S205)にて、第3番目の電線の他端に接続された端子が第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致しない場合には、以降、部位毎コネクタ・配線情報に記述されたこのワイヤハーネスの情報に第W4、W5、・・・Wn番目の電線W4、W5、・・・Wnについての情報がある限り、第4、第5、・・・第n特定ステップ(S204)、および、第4、第5、・・・第n判別ステップ(S205)をnを繰り上げ(S209)、順次実施する(ただし、nは2以上の整数。)。
一方、部位毎コネクタ・配線情報に記述されたこのワイヤハーネスの情報に電線W(n−1)に接続される電線Wnについての情報が無くなり(S206、N。ただし、nは2以上の整数。)、第n特定ステップにて第n番目の電線Wnを特定できず、したがって、第(n−1)番目の電線W(n−1)が補器毎配線情報に記述されている第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致しない場合には、部位毎コネクタ・配線情報に記述されている第1の電気部品(ECU)の第1の端子(「A01」)と第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)は導通が図られていないとみなし(導通失敗:S208)、図1(a)の回路線に関する正否判定工程を終了する。
尚、図1(a)〜図1(d)では、主に、各分割領域に配索された各ワイヤハーネスのコネクタを繋ぎ合わせて複数の分割領域に跨って連結された電線を形成し、2つの電気部品の端子間を該電線によって接続する場合についてその概略を説明した。このようにコネクタによって複数の分割領域に跨って電線を連結させる以外に、JBまたはJCを介して、電線を連結させる場合もある(図1(e)参照。)。また、一つの分割領域内においても複数本の電線が連結されている場合もある(図1(f)参照。)。この2つの場合についても説明する。まず、JBを介して電線を連結させる場合について説明する。第1特定ステップ(S202)および第1判別ステップ(S203)は、上述した、コネクタによって複数の分割領域に跨って電線を連結させる場合と同様であるため、その説明を省略する。また、JCを介して電線を連結させる場合も、JBを介して電線を接続させる場合と考え方は共通であるため、その説明を省略する。
第1判別ステップ(S203)にて、第1番目の電線の他端に接続された端子が第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致しない場合(S203、N)を説明する。この場合、部位毎コネクタ・配線情報を参照して、部位毎コネクタ・配線情報に記述されたこのワイヤハーネスの情報に基づいて、該部位毎コネクタ・配線情報に記述されている該第1番目の電線の他端に一端が接続された第2番目の電線を特定する(第2特定ステップ:S204)。第2特定ステップを具体的に説明すると、図1(e)に示すように、第1番目の電線W1の他端に接続された補器(図1(e)では電線W1の他端に端子「#01」が接続され、その端子「#01」がコネクタCaに収容されている。)を分割領域1に配索されるワイヤハーネスの情報から特定し、コネクタCaに嵌合されるコネクタ嵌合位置Aを備えるJBを対応表から特定し、そのJB内で電線やバスバーなどを介してコネクタ嵌合位置Aに接続されるコネクタ嵌合位置B、Dを特定し、各コネクタ嵌合位置B、Dが嵌合する各コネクタCb、Cdに収容された端子「%01」、「#03」が一端に接続された第2番目の電線W21、W22を特定する。
さらに、第2番目の電線の他端に接続された端子が第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致するか否かを判別する(第2判別ステップ:S205)。図1(e)に示すように、第2番目の電線W21またはW22の他端のいずれかが、分割領域2において第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)に接続されており、補器毎配線情報に記述されている第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致すると判別されれば、部位毎コネクタ・配線情報に記述されている第1の電気部品(ECU)の第1の端子(「A01」)と第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)は導通が図られているとみなし(導通成功:S207)、図1(e)の回路線に関する正否判定工程を終了する。
JB(またはJC)を介して電線を連結させる場合は、一つの電線に連結される電線が複数あるため、これらの複数の電線それぞれにおいて、その他端が回路線の終点に一致しないか判別する必要がある。この点が、コネクタによって複数の分割領域に跨って電線を連結させる場合とは異なる。
続いて、一つの分割領域内においても複数本の電線が連結されている場合について説明する。第1特定ステップ(S202)および第1判別ステップ(S203)は、上述した、コネクタによって複数の分割領域に跨って電線を連結させる場合と同様であるため、その説明を省略する。
第1判別ステップ(S203)にて、第1番目の電線の他端に接続された端子が第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致しない場合(S203、N)を説明する。この場合、部位毎コネクタ・配線情報を参照して、部位毎コネクタ・配線情報に記述されたこのワイヤハーネスの情報に基づいて、該部位毎コネクタ・配線情報に記述されている該第1番目の電線の他端に一端が接続された第2番目の電線を特定する(第2特定ステップ:S204)。第2特定ステップを具体的に説明すると、例えば、図1(f)に示すように、第1番目の電線W1の他端に接続された連結箇所(図1(f)では電線W1の他端は、例えば溶接や突き合わせ圧着されることによって他の電線の一端と連結されており、その溶接や突き合わせ圧着箇所を識別する番号として「%E1」が割り当てられている。)を分割領域1に配索されるワイヤハーネスの情報から特定し、連結箇所「%E1」が一端に接続された第2番目の電線W2を特定する。
さらに、第2番目の電線の他端に接続された端子が第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致するか否かを判別する(第2判別ステップ:S205)。図1(f)に示すように、第2番目の電線W2の他端が、分割領域1において第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)に接続されており、補器毎配線情報に記述されている第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)と一致すると判別されれば、部位毎コネクタ・配線情報に記述されている第1の電気部品(ECU)の第1の端子(「A01」)と第2の電気部品(ECU)の第2の端子(「B01」)は導通が図られているとみなし(導通成功:S207)、図1(f)の回路線に関する正否判定工程を終了する。
以上、正否判定工程の処理について説明した。図1(a)〜図1(f)を参照して説明したように、補器毎配線情報を参照して回路線の始点−終点を特定し、部位毎コネクタ・配線情報を参照して特定した、回路線の始点に一端が接続された第1番目の電線の他端、または、第(n−1)番目の電線の他端に一端が接続された第n番目の他端(ただし、nは2以上の整数。)が回路線の終点に一致するか、あるいは、第n番目の電線Wnが存在せず、したがって第(n−1)番目の電線W(n−1)が回路線の終点に一致しないか、を帰納的に解析するものである。このように、第1番目の電線W1、第2番目の電線W2、・・・、第N番目の電線WNと電線を特定しながらそれらの電線の他端が回路線の終点に一致するか否かを判別する処理を総して「多階層検査」と称する。また、その「多階層検査」のうち、回路線の始点に一端が接続された第1番目の電線W1を特定し(第1特定ステップ:S202)、その電線W1の他端が回路線の終点に一致するか否かを判別する(第1判別ステップ:S203)処理を「単階層検査」と称し、第n番目の電線Wn(ただし、nは2以上の整数。)を特定し(第n特定ステップ:S204)、その電線Wnの他端が回路線の終点に一致するか否かを判別する(第n判別ステップ:S205)処理をS206およびS209の処理を含めて「n階層検査」と称する。例えば、図1(b)の場合は単階層検査で第1番目の電線W1の他端が回路線の終点に一致したことになり、図1(c)、図1(e)および図1(f)の場合は2階層検査で検査が第2番目の電線W2(図1(e)の場合は第2番目の電線W22)の他端が回路線の終点に一致したことになり、図1(d)の場合は3階層検査で第3番目の電線W3の他端が回路線の終点に一致したことになる。
尚、本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査方法に適用可能な正否判定工程は、上記[正否判定工程の概要]にて説明したものに限られない。[正否判定工程の概要]にて説明した正否判定工程は一例に過ぎないことに留意されたい。
[組合せ絞込工程]
〔組合せ絞込工程の目的〕
ところで、上記[正否判定工程の概要]にて説明したように、正否判定工程では、参照ステップS201にて参照したひとまとまりの補器毎配線情報(ひとまとまりの補器毎配線情報は、ヘッドランプシステム、エアバックシステム、エアコンシステム、エンジンコントロールシステム、アンチロックブレーキシステム等のそれぞれ独立して駆動するシステム毎に一つ指定された、複数の補器毎配線情報から構成される。)と、第1特定ステップS202および第2特定ステップS204にて参照したひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報(ひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報は、分割領域毎に一つのワイヤハーネスが指定された、複数の部位毎コネクタ・配線情報から構成される。)と、を用いて、導通の有無が検査される。
このとき、[発明が解決しようとする課題]にて説明したように、ある分割領域に配索可能なワイヤハーネスの候補が複数存在する場合、その候補のいずれか一つが該分割領域に配索されたひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を作成し、その部位毎コネクタ・配線情報それぞれについて正否判定工程を実施しなければならない。例えば、分割領域Aに配索可能なワイヤハーネスの候補がA−1、A−2、A−3の3つある場合、ワイヤハーネスの候補のA−1、A−2、A−3いずれか一つが該分割領域Aに配索されたひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を合計3つ作成し、部位毎コネクタ・配線情報それぞれについて正否判定工程を実施しなければならない。さらに、例えば、分割領域Aに配索可能なワイヤハーネスの候補がA−1、A−2、A−3の3つ、分割領域Bに配索可能なワイヤハーネスの候補がB−1、B−2、B−3の3つある場合、分割領域Aに配索可能なワイヤハーネスの候補のA−1、A−2、A−3のいずれか一つ、および分割領域Bに配索可能なワイヤハーネスの候補のB−1、B−2、B−3のいずれか一つが、該分割領域Aおよび該分割領域Bに配索されたひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を合計9つ(3×3)作成し、部位毎コネクタ・配線情報それぞれについて正否判定工程を実施しなければならない。要は、配索可能なワイヤハーネスの候補が分割領域Aにa個、分割領域Bにb個、分割領域Cにc個、・・・ある場合、その組合せの数(a×b×c×・・・)個だけ、ひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を作成し、部位毎コネクタ・配線情報それぞれについて正否判定工程を実施しなければならない。その組合せの数は、車両によるが、10万以上にも及ぶことがある。
しかしながら、分割領域に配索可能なワイヤハーネスの候補が増えれば増えるほど、ひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報も増えることになる。その結果、ひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報それぞれに対して実施される上述の正否判定工程に多大な時間を要することになってしまう。これから説明する組合せ絞込工程の目的は、正否判定工程の対象となるひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報の数をその正否判定工程の精度を落とすことなく効率的に減らすことで、正否判定工程に要する時間を短縮することにある。
〔組合せ絞込工程の概要〕
図3に示す、本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査方法における、分割領域の繋がりの有無を説明する図を参照して、組合せ絞込工程の概要を説明する。
図3では、車両空間が分割領域A、B、Cの3つに区分けされた状態を示している。ここでは、グレードおよびオプション機能の有無毎によって特定される一車種の車両空間を表しているものとする。一つの車種を特定すれば、その車両に搭載される、ヘッドランプシステム、エアバックシステム、エアコンシステム、エンジンコントロールシステム、アンチロックブレーキ等の、それぞれ独立して駆動するシステムが特定される。本明細書では、ある車両が明確に満たさなければならないシステムの集まりを「仕様」と定義し、その集まりを構成する個別のシステムを識別するための情報を「仕様コード」と称する。
図3(a)では、ヘッドランプシステム(仕様コード「HLS」で表される。)、エアバックシステム(仕様コード「AiBS」で表される。)、エアコンシステム(仕様コード「ACS」で表される。)、エンジンコントロールシステム(仕様コード「ECS」で表される。)、アンチロックブレーキシステム(仕様コード「AnBS」で表される。)が仕様として満たされた車両Aを想定している。また、図3(b)では、ヘッドランプシステム(仕様コード「HLS」で表される。)、エアバックシステム(仕様コード「AiBS」で表される。)、エアコンシステム(仕様コード「ACS」で表される。)、エンジンコントロールシステム(仕様コード「ECS」で表される。)が仕様として満たされた車両Bを想定している。尚、車両Aおよび車両Bは、同一の車両であるものの、グレードおよびオプション機能の有無が異なる車種であるものとする。
複数の分割領域によって車両空間が区分けされた車両には、仕様コードは、その仕様コードによって識別されるシステムを駆動させるために必要なワイヤハーネスが配索されるべき分割領域毎に割り当てられる。例えば、図3(a)に示す車両Aには、ヘッドランプシステムを識別する仕様コードが分割領域AおよびBに、エアバックシステムを識別する仕様コードが分割領域BおよびCに、エアコンシステムを識別する仕様コードが分割領域A、BおよびCに、エンジンコントロールシステムを識別する仕様コードが分割領域AおよびBに、アンチロックブレーキシステムを識別する仕様コードが分割領域A、BおよびCに、それぞれ割り当てられている。また、例えば、図3(b)に示す車両Bには、ヘッドランプシステムを識別する仕様コードが分割領域AおよびBに、エアバックシステムを識別する仕様コードが分割領域BおよびCに、エアコンシステムを識別する仕様コードが分割領域A、およびBに、エンジンコントロールシステムを識別する仕様コードが分割領域AおよびBに、それぞれ割り当てられている。
続いて、上述した仕様コードの関係を2つの分割領域を中心に見てみる。図3(a)に示す車両Aでは、分割領域A−分割領域Bには、仕様コード「HLS」、「ACS」、「ECS」、「AnBS」が共通し、分割領域B−分割領域Cには、仕様コード「AiBS」、「ACS」、「AnBS」が共通し、分割領域C−分割領域Aには、仕様コード「ACS」、「AnBS」が共通している。このように、ある分割領域Xと、別の分割領域Yとに、少なくとも一つの仕様コードが共通している場合、以降、「分割領域X−Y間で繋がりがある」と称する。そうすると、図3(a)に示す車両Aでは、分割領域A−分割領域B間、分割領域B−分割領域C間、分割領域C−分割領域A間で繋がりがあると言える。
一方、図3(b)に示す車両Bでは、分割領域A−分割領域Bには、仕様コード「HLS」、「ACS」、「ECS」が共通し、分割領域B−分割領域Cには、仕様コード「AiBS」が共通し、分割領域C−分割領域Aには、共通する仕様コードが無い。そうすると、図3(b)に示す車両Bでは、分割領域A−分割領域B間、分割領域B−分割領域C間で繋がりがあると言えるものの、図3(a)に示す車両Aとは異なり、分割領域C−A間では繋がりがない。
本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査方法による組合せ絞込工程では、2つの分割領域間での繋がりの有無を判別し、それに基づいて、正否判定工程の対象となるひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報のパターン作成個数を減らす。
すなわち、図3(b)に示す車両Bでは、分割領域C−分割領域A間では共通する仕様コードが無く繋がりがないため、分割領域AおよびCにそれぞれ配置された電気部品を繋ぐ電線は存在せず、したがって、分割領域AおよびCそれぞれに配索可能なワイヤハーネスの導通検査を実施する必要が無い。
他方、、図3(a)に示す車両Aでは、分割領域A−B間、B−C間、C−A間で繋がりがあるため、分割領域AおよびBそれぞれに配索可能なワイヤハーネスの導通検査、分割領域BおよびCそれぞれに配索可能なワイヤハーネスの導通検査、および、分割領域AおよびCそれぞれに配索可能なワイヤハーネスの導通検査、を実施する必要が有る。このため、分割領域A、B、C毎に一つ指定されたひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を作成しなければならない。この結果、図3(a)に示す車両Aでは、図4(a)に示す、車両Aの正否判定工程をすべき部位毎コネクタ・配線情報の枚数の概念図のように、配索可能なワイヤハーネスの候補が分割領域Aにa個、分割領域Bにb個、分割領域Cにc個ある場合、その組合せの数(a×b×c)個だけ、ひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を作成し、(a×b×c)個の部位毎コネクタ・配線情報それぞれについて正否判定工程を実施しなければならない。
分割領域C−分割領域A間で共通する仕様コードが無く繋がりがない図3(b)に示す車両Bでは、配索可能なワイヤハーネスの候補が分割領域Aにa個、分割領域Bにb個、分割領域Cにc個、・・・あるとすると、図4(b)に示す、車両Bの正否判定工程をすべき部位毎コネクタ・配線情報の個数の概念図のように、分割領域A、B毎に一つ指定されたひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を(a×b)個、分割領域B、C毎に一つ指定されたひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を(b×c)個だけ作成すればよく、{(a×b)+(b×c)}個の部位毎コネクタ・配線情報それぞれについて正否判定工程を実施すればよいことになる。
例えば、配索可能なワイヤハーネスの候補が分割領域Aに3個、分割領域Bに3個、分割領域Cに3個ある場合を考える。2つの分割領域間での繋がりの有無を考慮しない方法は27(3×3×3)個の部位毎コネクタ・配線情報それぞれについて正否判定工程を実施しなければならなかった。一方、2つの分割領域間での繋がりの有無を考慮する本発明では、18(3×3+3×3)個の部位毎コネクタ・配線情報それぞれについて正否判定工程を実施すればよいことになる。この結果、本発明は、9個の部位毎コネクタ・配線情報の作成を省き、それにより9個の部位毎コネクタ・配線情報の正否判定工程に要する時間を短縮することができる。
〔組合せ絞込工程の詳細〕
ここでは、特に、2つの分割領域間での繋がりの有無を判別する処理について詳細に説明する。
〔組合せ絞込工程の概要〕では、図3(b)に示す車両Bのように、分割領域A−B間、B−C間で繋がりがあり、分割領域C−A間では繋がりがない場合、これらの各正否判定工程で作成する部位毎コネクタ・配線情報のパターン作成個数を減らすことができると述べた。以下、この詳細を、図5に示す、候補となるワイヤハーネスの組合せと部位毎コネクタ・配線情報の作成の要否の関係を説明する図を参照して説明する。〔組合せ絞込工程の概要〕で説明した場合と同様、分割領域が3つの場合であって1組の2つの分割領域C−A間で繋がりが無いときについて説明する。
〔組合せ絞込工程の概要〕では、分割領域Aに配索可能なワイヤハーネスの候補がA−1、A−2、A−3の3つ、分割領域Bに配索可能なワイヤハーネスの候補がB−1、B−2、B−3の3つ、分割領域Cに配索可能なワイヤハーネスの候補がC−1、C−2、C−3の3つある場合であって、分割領域C−A間で繋がりが無いとき、2つの分割領域A、Bそれぞれに一つのワイヤハーネスが指定されたひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を(3×3)個、2つの分割領域B、Cそれぞれに一つのワイヤハーネスが指定されたひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を(3×3)個、作成すると述べた。この点について説明する。
図5には、分割領域Aに配索可能なワイヤハーネスの候補A−1、A−2、A−3と、分割領域Bに配索可能なワイヤハーネスの候補B−1、B−2、B−3と、分割領域Cに配索可能なワイヤハーネスの候補C−1、C−2、C−3と、の全ての組合せ(No.1〜No.27)が記載されている。このうち、繋がりのある分割領域Aおよび分割領域Bに配索可能なワイヤハーネスの組み合わせは、
(A−1、B−1)
(A−1、B−2)
(A−1、B−3)
(A−2、B−1)
(A−2、B−2)
(A−2、B−3)
(A−3、B−1)
(A−3、B−2)
(A−3、B−3)
の9パターンある。このため、分割領域Aおよび分割領域B毎に一つ指定されたひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を作成する場合には、No.1〜No.27までの組合せのうち、No.1〜No.3のいずれか一つ、No.4〜No.6のいずれか一つ、No.7〜No.9のいずれか一つ、No.10〜No.12のいずれか一つ、No.13〜No.15のいずれか一つ、No.16〜No.18のいずれか一つ、No.19〜No.21のいずれか一つ、No.22〜No.24のいずれか一つ、No.25〜No.27のいずれか一つ、を組合せに含む9個の部位毎コネクタ・配線情報を作成する。図5では、No.1、No.4、No.7、No.10、No.13、No.16、No.19、No.22、No.25のパターンを選択している。
同様に、繋がりのある分割領域Bおよび分割領域Cに配索可能なワイヤハーネスの組み合わせは、
(B−1、C−1)
(B−1、C−2)
(B−1、C−3)
(B−2、C−1)
(B−2、C−2)
(B−2、C−3)
(B−3、C−1)
(B−3、C−2)
(B−3、C−3)
の9パターンある。このため、分割領域Bおよび分割領域C毎に一つ指定されたひとまとまりの部位毎コネクタ・配線情報を作成する場合には、No.1〜No.27までの組合せのうち、No.1、10、19のいずれか一つ、No.2、11、20のいずれか一つ、No.3、12、21のいずれか一つ、No.4、13、22のいずれか一つ、No.5、14、23のいずれか一つ、No.6、15、24のいずれか一つ、No7、16、25のいずれか一つ、No.8、17、26のいずれか一つ、No.9、18、27のいずれか一つ、を組合せに含む9個の部位毎コネクタ・配線情報を作成する。図5では、No.1、No.2、No.3、No.4、No.5、No.6、No.7、No.8、No.9のパターンを選択している。
他方、繋がりの無い分割領域Cおよび分割領域Aに配索可能なワイヤハーネスの組み合わせに関しては、そのパターンの選択の条件にはならない。
このようにしてNo.1〜No.27から選択された組合せを含む部位毎コネクタ・配線情報を作成し、それぞれについて正否判定工程を実施する。図5では、線種の異なる2種類の点線によって囲まれた領域が、その組合せを示している。
ところで、図5のNo.1〜No.27の組合せのうち、No.1、No.4、およびNo.7の組合せには、繋がりがある分割領域A、Bの組合せ、および分割領域B、Cの組合せが両方含まれていることがわかる。このため、実際には、部位毎コネクタ・配線情報は、重複する3個のパターンを除いて、15個作成されればよいことになる。
以上、本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査方法によれば、従来方法に比して部位毎コネクタ・配線情報を作成する個数を減らすことができ、それにより正否判定工程に要する時間を短縮することができる。
尚、ここでは、分割領域が3つの場合であって1組の2つの分割領域間で繋がりが無いときについて説明したが、本発明は分割領域が4つ以上の場合であって1組以上の2つの分割領域間で繋がりが無いときにも適用可能である。すなわち、各分割領域に配索可能なワイヤハーネスの全ての組合せのうち、繋がりのある2つの分割領域に配索可能なワイヤハーネスの組合せを含むパターンを、繋がりのある2つの分割領域毎に選択していけばよい。
以降、本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査装置の構成を説明する。まず、図6に示す、本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査装置の機能ブロック図を参照して、本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査装置の構成を説明する。
[ワイヤハーネス導通検査装置の構成]
本発明に係る実施の形態のワイヤハーネス導通検査装置は、入力部311、データベース部312、プログラム記憶部313、データ記憶部314、表示部315、処理部316を含んで構成される。本発明のワイヤハーネス導通検査装置は、例えば汎用PCによって構成される場合、入力部311はキーボード、マウス、テンキーなどの各種入力インタフェースによって実現され、データベース部312及びプログラム記憶部313は、ハードディスクドライブ(HDD)によって実現され、データ記憶部314はRAM(Random Access Memory)によって実現され、表示部315はCRTディスプレイ、液晶ディスプレイなどの各種出力デバイスによって実現され、処理部316は、CPU(Central Processing Unit)によって実現される。データベース部312には、補器毎配線情報のデータ、および部位毎コネクタ・配線情報のデータ(必要に応じて、該補器毎配線情報に基づいて作成された実体配線図のデータ)が記憶されているとともに、補器仕様表のデータが記憶されている。また、プログラム記憶部313には、上述の多階層検査および組合せ絞込工程を処理部316に実行するためのプログラムが記録されている。また、データ記憶部314には、多階層検査および組合せ絞込工程を実行している処理部316から入出力されるデータが記録される。本発明のワイヤハーネス導通検査装置に多階層検査および組合せ絞込工程を実行させようとする者は、表示部315を視認しながら入力部311を使って、処理部316に演算させるための各種操作を行う。
311 入力部
312 データベース部
313 プログラム記憶部
314 データ記憶部
315 表示部
316 処理部

Claims (3)

  1. コンピュータが、車両空間を区分けする3つ以上の分割領域それぞれに複数割り当てられた、車両に搭載されるべき個別のシステムを識別するための仕様コードのうち、第1の分割領域に割り当てられた第1の仕様コードと、第2の分割領域に割り当てられた第2の仕様コードと、を参照する参照ステップと、
    コンピュータが、前記第1の仕様コードと、前記第2の仕様コードと、を比較し、共通する仕様コードの有無を判別する判別ステップと、
    コンピュータが、共通する仕様コードが少なくとも一つある場合にのみ、前記第1の分割領域に配索可能な第1のワイヤハーネスのいずれか一つと、前記第2の分割領域に配索可能な第2のワイヤハーネスのいずれか一つと、について記述された第1の部位毎コネクタ・配線情報を、該第1のワイヤハーネスの全ての候補と該第2のワイヤハーネスの全ての候補と全ての組合せだけ作成する作成ステップと、
    コンピュータが、作成した前記第1の部位毎コネクタ・配線情報に対して、電線の接続の誤りの有無を検査する検査ステップと、
    を有することを特徴とするワイヤハーネス導通検査方法。
  2. コンピュータが、車両空間を区分けする3つ以上の分割領域それぞれに複数割り当てられた、車両に搭載されるべき個別のシステムを識別するための仕様コードのうち、第1の分割領域に割り当てられた第1の仕様コードと、第2の分割領域に割り当てられた第2の仕様コードと、第3の分割領域に割り当てられた第3の仕様コードと、を参照する参照ステップと、
    コンピュータが、前記第1の仕様コードと、前記第2の仕様コードと、前記第3の仕様コードと、を比較し、共通する仕様コードの有無を判別する判別ステップと、
    コンピュータが、前記第1の仕様コードと前記第2の仕様コードとの間、及び、前記第1の仕様コードと前記第3の仕様コードとの間にそれぞれ共通する仕様コードが少なくとも一つあり、前記第2の仕様コードと前記第3の仕様コードとの間に共通する仕様コードが無い場合、前記第1の分割領域に配索可能な第1のワイヤハーネスのいずれか一つと、前記第2の分割領域に配索可能な第2のワイヤハーネスのいずれか一つと、前記第3の分割領域に配索可能な第3のワイヤハーネスのいずれか一つと、について記述された第1の部位毎コネクタ・配線情報を、該第1のワイヤハーネスと該第2のワイヤハーネスの組合せだけ作成するとともに、前記第1の分割領域に配索可能な前記第1のワイヤハーネスのいずれか一つと、前記第2の分割領域に配索可能な第2のワイヤハーネスのいずれか一つと、前記第3の分割領域に配索可能な前記第3のワイヤハーネスのいずれか一つと、について記述された第2の部位毎コネクタ・配線情報を、既に作成された前記第1の部位毎コネクタ・配線情報に記述された前記第1のワイヤハーネスと前記第3のワイヤハーネスの組合せを除く、該第1のワイヤハーネスと該第3のワイヤハーネスの組合せだけ作成する作成ステップと、
    コンピュータが、作成した前記第1の部位毎コネクタ・配線情報及び第2の部位毎コネクタ・配線情報に対して、電線の接続の誤りの有無を検査する検査ステップと、
    を有することを特徴とするワイヤハーネス導通検査方法。
  3. コンピュータに、請求項1または2に記載のワイヤハーネス導通検査方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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