JP5604606B2 - 研磨材カセット - Google Patents
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Description
最近は、球研磨装置の負荷やその球供給制御の複雑化、あるいは研磨材の交換の手間やコストなどメンテナンス性の問題から、遊技島の規模を1台または2,3台の遊技機を備えた小規模な遊技島とし、その範囲内で限られた数の球を上手くリユースするような遊技装置が開発されている。ここで、遊技機は球として鋼球を用いるパチンコ機である。
続いて、球研磨装置Bについて詳細に説明する。球研磨装置Bは、図2および図3に示すように、球搬送ユニット100と研磨材カセット200とから成っている。
球搬送ユニット100は、図4および図5に示すように、正面側に開口する箱状のハウジング110を有する。そのハウジング110の中に、一方側下部から他方側上部まで連続する球搬送手段120が設けられている。その球搬送手段120の手前側(正面側)に、研磨材カセット200を嵌合して固定することができる研磨材カセット収容空間111が形成されている。
一方、研磨材カセット200は、図7、8、9に示すように、密閉された略横長箱状に形成されたカセット本体201を有し、そのカセット本体201の研磨材収容空間202に無端帯状の研磨材203が蛇行状に詰めて収容されている。研磨材203は、蛇腹状から平面状を経て再び蛇腹状に繰り返し変形可能な研磨材料、例えば、長尺帯状の研磨布等で構成されている。
また、リブ204a,204bを設けた場合は、研磨材203と正面壁204の間への異物混入を防止できるので、異物により研磨材203が傷ついたり、変形したりして、出口205や出口206で研磨材203が引っかかったりすることがない。
続いて、稼働時の作用を説明する。第1駆動手段(123)および第2駆動手段(223)が稼働されると、コンベア122が所定方向に回転されて、図10,11に塗り潰された太い線で示すように、ハウジング110の球入口129から第1連絡路128を経て球通路Pの始端に流下した球は、球通路Pを斜め上方に搬送されるとともに、研磨材カセット200の外側に露出されている研磨材203は球Cの搬送方向と逆方向の水平方向に移動される。すなわち、研磨材が研磨領域PFにおいて水平方向に移動されるのに対して、球Cは研磨領域PFにおいて研磨材の移動方向と逆方向の斜め上方に搬送され、その間に球Cが研磨材203に接触して研磨される。
上記の実施の形態においては、図11に示されるように、球が研磨材の移動方向に対して逆方向の斜め上方に搬送されるようにしたが、他の実施の形態として、球が研磨材の移動方向に対して逆方向の斜め下方に搬送されるようにしてもよいし、球が研磨材の移動方向に対して順方向の斜め上方または斜め下方に搬送されるようにしてもよい。コンベア122の回転速度および/又は研磨材移動速度を調整することにより、球の研磨効果を変えることができる。
(1)研磨材カセットの出口における研磨材の巻き込み防止
研磨材カセット200の中に収容されている研磨材230は、カセット本体201の出口205から引き出され、カセット本体201の正面壁204の外側面に沿って張設され、カセット本体201の出口205とは反対側の入口206から再び研磨材カセット200の中に入り、研磨材送り手段207により引き込まれ、蛇腹状に折り畳まれて収容されるが、好ましい実施の形態においては、図8,9および図19(a)に示されているように、出口205よりも内側に、研磨材収容空間202を形成している壁のうち、出口205側の一対の壁(終端壁2051,2052)を先端側が先細りとなるように傾斜させ、かつ、その先端を研磨材収容空間202方向に平行に折り返し、かつ、その折り返した先端に図19(b)に拡大して示すように、円棒2051a、2052aが形成してあり、その一対の円棒2051a、2052aの間に,言わば内側の出口205’が形成されている。
そして、内側の出口205’から出口205側の終端壁2052に引き出されている研磨材203に、カセット本体201の出口205側の外壁面に固着されている、薄い金属板又は合成樹脂板で形成された付勢部材213の先端が終端壁2052に向けて押圧されている。これにより、カセット本体201の正面壁204の外側面(研磨領域)に沿って張設されている研磨材203に適度な緊張が付与されている。したがって、搬送される球Cが研磨領域における研磨材203Aに接触する際の力により研磨材203Aが偏在されることが防止される。
図20は、図8の左側部分の拡大図である。図20において、2010Aは研磨材収容空間202に引き込まれる研磨材203がギヤローラ208に巻き込まれるのを防止するための研磨材ガイドであり、2010Bは引き込まれる研磨材203がギヤローラ209に巻き込まれるのを防止するための研磨材ガイドである。それぞれねじ2010a、2010bによりカセット本体201の底面壁に固着されている。
図5および図10に示すように、搬送ガイド121は、これをハウジング110に固定するための取り付け板121cを有する。その取り付け板121cに複数個のリブ121dを備え、そのリブ121dの下端を搬送ガイド121の上面に固着させてある。このリブ121dを設けることにより、搬送ガイド121が補強され、球通路Pの不要な広がりが防止されている。図示の例では、搬送ガイド121の上側部分に取り付け板121cが設けられ、リブ121dが搬送ガイド121の上部の凸部に形成されているが、取り付け板121cおよびリブ121dを設ける位置は特に限定されない。リブ121dにより球通路Pの不要な広がりが防止されているので、球の搬送精度が向上し、遊技者が万一、径の大きい不正球を使用する場合は、その不正球が遊技領域まで達することを防止することができる。
球研磨装置B内で搬送され研磨された球が球出口132から排出される前に、球を発射位置に導くことなく球研磨装置Bの外部に球を強制的に排出させるための球排出機構を設けることが好ましい。球排出機構の例として、「取り外しタイプ」と「スライドタイプ」があり得る。球の強制排出の目的は、球研磨装置B(球搬送ユニット100)の交換、修理、点検などである。
球入口129から球出口132に至る球通路Pの所定箇所に、正規な球と異なる不正球を検出する不正球検出手段(図示せず)を設けても良い。不正球検出手段は具体的には、磁性材料により構成された球を判別可能な材質検出手段(材質検出手段は、非磁性材料により構成された球が正規な球であることを前提とする。)や、正規の球より小さい小径球や正規の球より大きい大径球を検出する異径球検出手段等が考えられる。
1A,1B 遊技機
B 球研磨装置
100 球搬送ユニット
120 球搬送手段
121 搬送ガイド
122 コンベア(スクリューコンベア)
P 球通路
121A 第1搬送ガイド
121B 第2搬送ガイド
122A 第1コンベア
122B 第2コンベア
PA 第1球通路
PB 第2球通路
123 モータ(第1駆動手段の一部)
128 第1連絡路、
129 球入口
130 第2連絡路
132 球出口
200 研磨材カセット
201 カセット本体
202 研磨材収容空間
203 研磨材
204 正面壁
205 出口
206 入口
207 研磨材送り手段
223 モータ(第2駆動手段の一部)
Claims (2)
- 所定方向に搬送される球を研磨材に接触させて研磨する研磨材カセットにおいて、前記研磨材を長尺の無端帯状に形成し、その研磨材を略箱状に形成されたカセット本体内に蛇行状に詰めて収容するとともに、その研磨材の一部をそのカセット本体の一側に設けられた出口から他側に設けられた入口までの間で前記カセット本体の外側面に移動可能に露出させ、前記カセット本体内の前記入口付近に、外側に露出された前記研磨材を前記入口から前記カセット本体内に引き込む研磨材送り手段を設け、前記研磨材の前記カセット本体から外側に露出されている一定の面積を有する部分を球の研磨領域とすることを特徴とする研磨材カセット。
- 請求項1に記載の研磨材カセットにおいて、前記出口を前記カセット本体の正面壁の一方側端部に形成し、前記入口を前記カセット本体の正面壁の他方側端部に形成し、前記研磨材を前記正面壁の外側面に沿って延長させ、前記カセット本体の正面側に露出された前記研磨材を、前記正面壁により垂直に緊張した状態に維持することを特徴とする研磨材カセット。
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