JP5601709B2 - 光導波路デバイスおよび高調波発生デバイス - Google Patents

光導波路デバイスおよび高調波発生デバイス Download PDF

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Description

本発明は、疑似位相整合方式の高調波発生デバイス、光変調素子として好適に使用できる光導波路デバイスに関するものである。
現在、各種材料に光導波路を形成し、光を制御する種々デバイスの研究開発がなされており、こうしたデバイスが、光通信用システムやプロジェクタなどの電子機器に組み込まれようとしている。特に、リッジ構造といわれる光導波路形状は、光の閉じ込め性を高くすることができ、光を制御する効率を高くすることができるので、光変調器、光スイッチング、波長変換素子等において期待される光導波路構造となっている。
ニオブ酸リチウムやタンタル酸リチウム単結晶のような非線形光学結晶は二次の非線形光学定数が高く、これら結晶に周期的な分極反転構造を形成することで、疑似位相整合(Quasi-Phase-Matching :QPM)方式の第二高調波発生(Second-Harmonic-Generation:SHG)デバイスを実現できる。また、この周期分極反転構造内に導波路を形成することで、高効率なSHGデバイスが実現でき、光通信用、ディスプレイ用、医学用、光化学用、各種光計測用等の幅広い応用が可能である。
図1には、リッジ部にチャンネル型光導波路を形成した構造を示す。例えばMgOドープニオブ酸リチウム単結晶からなる層3と支持基板1とが接着層2によって接着されている。層3には一対の略平行な細長い溝6が形成されており、これらの溝6によってリッジ部5が形成されている。リッジ部5および溝6によって光導波路構造4が形成され、リッジ部5が三次元光導波路として機能する。このような光導波路構造においては、溝6の側面5b、8は、通常は上面5aに対して垂直にすることは困難であり、5aに対する垂直軸に対して傾斜している。また、溝6の底面7は略平坦である。
ところが、底面7の下側において、矢印Aで示すように入射光(高調波発生素子の場合は基本光)が漏れやすく、光をリッジ部分に閉じ込めて伝搬させるのを難しくしている。また、リッジ部5を形成する加工時に、リッジ5の両端エッジに欠けが発生し易く、光伝搬損失が大きくなっていた。
本出願人は、特許文献1(WO 2006/041172 A1)において、リッジ部にチャンネル型光導波路を形成し、リッジ部の両側にそれぞれ突起を形成し、各突起とリッジ部との間に溝を形成することを開示した。これによって、リッジ部の両端エッジにおける欠けを減らし、かつ横方向の光の閉じ込めを強くして伝搬効率を向上させることを試みている。
WO 2006/041172 A1
特許文献1においては、リッジ部の幅が6.5μm以下が好適であると記載していた。しかし、この条件下では、リッジ溝を深くし光の閉じ込めを強くしようとすると、リッジ加工時にリッジ部のエッジに欠けが発生しやすくなる。したがって、リッジ溝を深くすることによりモードサイズは小さくできるが、光の密度が大きくなり、欠けの影響が大きくなるので、伝搬損失がかえって大きくなることがあった。
本発明の課題は、リッジ部の両側に突起や段差部のあるタイプの光導波路デバイスにおいて、伝搬損失を全体として低減することである。
第一の発明は、強誘電性材料からなり、厚さ4μm以上、7μm以下の強誘電体層、支持基板、および強誘電体層の底面と支持基板とを接着する接着層を備えている光導波路デバイスであって、
強誘電体層が、チャンネル型光導波路が設けられたリッジ部、このリッジ部の一方の側に設けられた第一の突起、およびリッジ部の他方の側に設けられた第二の突起を備えており、リッジ部と各突起との間にそれぞれ内側溝が形成されており、各突起の外側にそれぞれ外側溝が形成されており、外側溝が内側溝よりも深く、リッジ部の幅W1が6.6μm以上、8.5μm以下であり、第一の突起の外側エッジと第二の突起の外側エッジとの間隔W2が10μm以上、18.5μm以下であり、リッジ部の上面に対する各内側溝の深さD1がそれぞれ2.0μm以上、2.9μm以下であり、リッジ部の上面に対する各外側溝の深さD2がそれぞれ2.5μm以上、3.5μm以下であり、内側溝の深さD1と外側溝の深さD2との差が0.5μm以上であり、各外側溝の各外側エッジの間隔W9が12.6μm以上、24.5μm以下であり、強誘電性材料がニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム−タンタル酸リチウム固溶体またはK Li Nb 15 から選択されることを特徴とする。
第二の発明は、強誘電性材料からなり、厚さ4μm以上、7μm以下の強誘電体層、支持基板、および強誘電体層の底面と支持基板とを接着する接着層を備えている光導波路デバイスであって、
強誘電体層が、チャンネル型光導波路が設けられたリッジ部、このリッジ部の一方の側に設けられた、リッジ部よりも低い第一の段差部、およびリッジ部の他方の側に設けられた、リッジ部よりも低い第二の段差部を備えており、各段差部の外側にそれぞれ溝が形成されており、リッジ部の幅W1が6.6μm以上、8.5μm以下であり、第一の段差部の外側エッジと第二の段差部の外側エッジとの間隔W2が10μm以上、18.5μm以下であり、リッジ部の上面に対する各段差部の深さD5がそれぞれ2.0μm以上、2.9μm以下であり、リッジ部の上面に対する各溝の深さD4がそれぞれ2.5μm以上、3.5μm以下であり、溝の深さD4と段差部の深さD5との差が0.5μm以上であり、各段差部の幅W5、W6が1μm以上、6.7μm以下であり、強誘電性材料がニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム−タンタル酸リチウム固溶体またはK Li Nb 15 から選択される。
本発明によれば、リッジ部の両側に突起や段差部のあるタイプの光導波路デバイスにおいて、リッジ部の両側にある溝を超えた光のしみ出しを小さくし伝搬効率の低下を防止し、かつ、リッジ部のエッジの欠けによる伝搬損失の増加も抑制することによって、伝搬損失を全体として良好とすることができる。
従来例の光導波路構造を模式的に示す断面図である。 第一の発明の実施形態に係る光導波路デバイス12を模式的に示す断面図である。 リッジ部の幅とモードサイズとの関係を例示するグラフである。 図2のデバイスにおける横方向のモードサイズを説明するための模式図である。 第二の発明の実施形態に係る光導波路デバイス13を模式的に示す断面図である。
図2は、第一の発明に係るデバイス12を示す。
強誘電体材料からなる強誘電体層3が接着層2を介して支持基板1に接着されている。強誘電体層3の表面側、底面側には、それぞれ図示しないバッファを形成することができる。
強誘電体層3にはリッジ部5が形成されており、リッジ部5内にチャンネル型光導波路を設ける。光導波路は、図2において紙面と垂直な方向に向かって延びている。リッジ部5の紙面において左側には内側溝20を介して第一の突起10Aが形成されており、右側には内側溝20を介して第二の突起10Bが形成されている。各突起10A、10Bの外側にはそれぞれ外側溝21が形成されており、各外側溝21の外側にはそれぞれ延在部30が形成されている。
本発明者は、図1、図2に示すような各構造を形成し、光のモードサイズおよび伝搬損失を測定した。この結果、以下のような知見を得た。これについて、図3を参照しつつ説明する。
図1に示すような構造では、リッジ部5の幅W1を小さくすると、モードサイズは小さくなる。しかし、リッジ部5を形成する加工時にリッジ部のエッジで欠けが生ずると、欠けの周辺で光の散乱が生じ、伝搬損失に大きなバラツキをもたらす。
一方、図2に示す構造では、例えば内側溝の深さD1=1.0μm、外側溝の深さD2=3.0μm、あるいはD1=1.75μm、D2=3.0μmの条件下であるが、W1が約5.5μm以下の領域では、モードサイズが著しく増大し、横方向にしみ出す傾向が見られた。また、W1が5.5〜6.5μm、特に6.0〜6.5μmのときにモードサイズが最小となる傾向が見られた。
本発明者がこの現象を検討した結果、次の知見を得た。まず、内側溝の深さD1の影響について示す。図4に模式的に示すように、本構造における光のモード形状は、リッジ部5の両側の内側溝20によって規制される。内側溝20が深い場合には、光はリッジ部5内に閉じ込められモードB1のようになる。一方、内側溝20が浅い場合には、リッジ部5内に光はとどまることができず内側溝20をこえて横方向にしみ出し、モードB2のようになる。
次に、リッジ幅W1について示す。リッジ幅W1の影響については、従来、図1の構造のように、W1が小さくなるとモードサイズは小さくなると考えられていた。従って、リッジ幅W1を小さくすることで閉じ込めを強くでき、モードサイズを小さくし、伝搬損失を低減できると考えられてきた。
ところが、実際には、リッジ部5の幅W1を小さくすると、モードサイズが大きくなることが判明してきた。つまり、W1が小さいと、横方向の閉じ込めが予想以上に弱くなるわけである。図4に示すように、リッジ部5を伝搬する光のモード形状はリッジ部5の幅W1によって規制されるが、幅W1が小さい場合には、内側溝20を超えて横方向にしみ出すモードB2の影響が大きくなると考えられる。ここで、モード形状がB2のようになる光導波路は、スラブモードと結合しやすくなり光が基板全体に放射される、いわゆるカットオフ現象となるものと考えられる。したがって、W1を小さくすると、伝搬損失は増加する傾向になる。
このため、本発明者は、内側溝20の深さD1を2.0μm以上とし、かつ外側溝21の深さD2を2.5μm以上とした上で、更に、リッジ部5の幅W1を6.6μm以上とすると、伝搬損失が低減できることを見い出した。この場合、モードサイズがリッジ幅W1と同等以下になり、光をリッジ部5に閉じ込めることができるので、前記したカットオフ現象を抑制できる。
すなわち、内側溝20、外側溝21を前記のように設定することで、リッジ部5に光を閉じ込めモードB2の影響を少なくすることができる。しかし、内側溝20を2.9μmよりも深くするとリッジ部5のエッジで欠け22が発生しやすくなり、光の散乱によって伝搬損失が増加する。また、従来、リッジ部5の幅W1を6.6μm以上に大きくすると、モードサイズはそれだけ大きくなるので、閉じ込めが弱くなり伝搬損失は増加すると考えられた。ところが、実際にはW1を大きくすると、モードサイズは確かに大きくなるが、リッジ部5に光を閉じ込めることができるのでスラブモードと結合しやすいモードB2の寄与はほとんどないことがわかった。そして、リッジ部5の幅W1を従来よりも大きくすることによりモード形状を大きくできることから、光の密度を小さくできるのでリッジ部5のエッジにおける欠け22の影響が小さくなり、かえって全体として伝搬損失の改善が見られることが判明した。
図5は、第二の発明に係るデバイス13を模式的に示す断面図である。
強誘電性材料からなる強誘電体層3が接着層2を介して支持基板1に接着されている。強誘電体層3の表面側、底面側には、それぞれ図示しないバッファを形成することができる。
強誘電体層3にはリッジ部15が形成されており、リッジ部15内にチャンネル型光導波路を設ける。光導波路は、図5において紙面と垂直な方向に向かって延びている。リッジ部15の紙面において左側には第一の段差部25Aが形成されており、右側には第二の段差部25Bが形成されている。各段差部25A、25Bの外側にはそれぞれ溝16が形成されており、各溝16の外側にはそれぞれ延在部30が形成されている。15aはリッジ部15の上面である。
各発明において、強誘電体層の厚さT1を4μm以上、7μm以下とする。この範囲の薄型基板を用いた場合に本発明は有効である。
各発明において、リッジ部の幅W1が6.6μm以上、8.5μm以下である。W1を6.6μm以上とすることによってリッジ部5に光を閉じ込めることができ、伝搬損失が減少する。この観点からは、W1は7.0μm以上が更に好ましい。また、W1が8.5μmを超えると、シングルモード励起が困難になり伝搬光がマルチモードとなるために伝搬損失が上昇する。
また、第一の発明においては、第一の突起10Aの外側エッジ10aと第二の突起10Bの外側エッジ10aとの間隔W2が10μm以上、18.5μm以下である。
第一の発明においては、内側溝20の深さD1が2.0μm以上、2.9μm以下である。D1が2.0μm未満であると、光が内側溝20から横方向へのしみ出しが大きくなるためモードサイズが大きくなりスラブモードと結合し放射しやすくなる。このため伝搬損失が低下する。この観点からは、D1は2.5μm以上であることが更に好ましい。また、D1が2.9μmを超えると、リッジ部5のエッジの欠けによる影響が大きくなり、光の散乱によって伝搬損失が増加する。
第一の発明においては、外側溝の深さD2を2.5μm以上、3.5μm以下とする。D2が2.5μm未満であると、モードサイズが大きくなりスラブモードに結合しやすくなるため、伝搬損失が増加する。また、D2が3.5μmを超えると、連動してD1も深くなりリッジ部5のエッジの欠けによる影響が大きくなり、光の散乱によって伝搬損失が増加する。
第一の発明においては、外側溝の深さD2が内側溝の深さD1よりも大きい。これによって、モードB1およびB2のそれぞれの影響を適切に制御する。この観点からは、D2とD1との差は0.5μm以上とする
また、各外側溝21の各外側エッジの間隔W9は、12.6μm以上とし、24.5μm以下とする
第二の発明においては、段差部25A、25Bの深さD5が2.0μm以上、2.9μm以下である。D5が2.0μm未満であると、モードサイズが大きくなりやすく、伝搬損失が低下する。この観点からは、D5は2.5μm以上であることが更に好ましい。また、D1が2.9μmを超えると、リッジ部5のエッジの欠けによる影響が大きくなり、光の散乱によって伝搬損失が低下する。
第二の発明においては、溝16の深さD4を2.5μm以上、3.5μm以下とする。D4が2.5μm未満であると、モードサイズが大きくなりやすく、伝搬損失が低下する。また、D4が3.5μmを超えると、リッジ部5のエッジの欠けによる影響が大きくなり、光の散乱によって伝搬損失が増加する。
D4とD5との差は0.5μm以上である。
第二の発明においては、段差部25A、25Bの幅W5、W6が狭いと、本発明の効果が低下するので、この観点からは、W5、W6は1μm以上である。一方、W5、W6が広いと、光の閉じ込めが弱くなり、スラブモードと結合しやすくなるので、この観点からは、W5、W6は6.7μm以下である。
第二の発明においては、溝16の段差部25A、25Bの幅を差し引いたW7、W8が狭いと、光閉じ込めが弱く、伝搬光の損失が大きくなるので、この観点からは、W7、W8は1μm以上であることが好ましく、2μm以上であることが更に好ましい。
また、各外側溝21の各外側エッジの間隔W9は、12.6μm以上とし、24.5μm以下とする
各発明において、強誘電体層の表面側を被覆する上側基板を設けることができる。また、各発明において、強誘電体層と上側基板とを接着する上側接着層を設けることができる。上側基板を設けることによって、光導波路基板の厚さ方向での光学特性、応力分布が対称になり、温度等の外乱に対して安定になる。
強誘電体層にリッジ構造を形成するための加工方法は限定されず、機械加工、イオンミリング、ドライエッチング、レーザーアブレーションなどの方法を用いることができる。
研削加工装置としては、各種装置が可能であるが、現在、その機械精度の高さから、精密マイクログラインダーと呼ばれている研削装置を使用することが特に好ましい。また、精密研削加工法としては、ELID研削(電解作用によりドレッシングしながら研削を行う方法)を適用できる。ELID研削とは、砥石を電解作用によりドレッシングしながら研削作業に供し、加工性能を改善、安定させる加工法である。
仕上げの平面研磨加工の方法として、ケミカルメカニカルポリシングを用いることができる。
あるいは、機械加工は、ダイシングなどの方法を用いて行うことができる。好適な実施形態においては、ダイシング加工機に幅0.1〜0.2mm、メッシュ数#200〜3000の砥石を設置し、回転数10000〜50000rpm、送り速度50〜300mm/minの運転条件で溝を形成する。
レーザーアブレーションとは、加工対象である材料を構成する各分子間の結合エネルギーと同等のエネルギーの波長の光を、材料へと向かって照射することによって、各分子を解離、蒸発させて除去加工する方法である。これは、熱的加工ではないので、レーザー照射部分のみを選択的に加工することができ、加工部分の周辺への影響がないので、リッジ構造体の高精度の加工が可能である。ここで言うレーザーアブレーションは、多光子吸収過程によるものを含み、若干の熱的影響がある場合(擬似熱的加工)も含む。
強誘電体層3を構成する材料の吸収端の波長と、レーザー光の波長との差を、100nm以下とすることが好ましく、50nm以下とすることが一層好ましい。こうした方法によって、例えばニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム−タンタル酸リチウム固溶体、KLiNb15、LaGaSiO14からなる母材を、波長150〜300nmのレーザー光で加工して溝を形成できる。加工用のレーザービームの種類としてはエキシマレーザー、Nd−YAGレーザーの第4次高調波等を好ましく使用できる。
好適な実施形態においては、エキシマレーザーを用いて溝を形成する。この際、単位面積当たり5〜10J/cmの高い強度のレーザーを直接照射して、基材3の残り厚み100μm程度まで粗加工し、1〜4J/cmの比較的低い強度のレーザーを10〜30回スキャンさせて溝を形成する。あるいは、他の実現方法として、研削、研磨加工により薄板を形成し、0.5〜2J/cmの比較的低い強度のレーザーを2〜3回スキャンさせて溝を形成する。
接着剤は、無機接着剤であってよく、有機接着剤であってよく、無機接着剤と有機接着剤との組み合わせであってよい。
有機接着剤の具体例は特に限定されないが、エポキシ系接着剤、熱硬化型接着剤、紫外線硬化性接着剤、ニオブ酸リチウムなどの電気光学効果を有する材料と比較的近い熱膨張係数を有するアロンセラミックスC(商品名、東亜合成社製)(熱膨張係数13×10−6/K)を例示できる。
また無機接着剤としては、低誘電率で接着温度(作業温度)が約600℃以下のものが好ましい。また、加工の際に十分な接着強度が得られるものが好ましい。具体的には、酸化珪素、酸化鉛、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ホウ素等の組成を単体もしくは複数組み合わせたガラスが好ましい。また、他の無機接着剤としては、例えば五酸化タンタル、酸化チタン、五酸化ニオブ、酸化亜鉛がある。
無機接着層の形成方法は特に限定されず、スパッタ法、蒸着法、スピンコート法、ゾルゲル法などがある。
また、強誘電体層3と支持基板1との間に接着剤のシートを介在させ、接合することができる。好ましくは、熱硬化性、光硬化性あるいは光増粘性の樹脂接着剤からなるシートを、強誘電体層3の裏面と支持基板1との間に介在させ、シートを硬化させる。このようなシートとしては、300μm以下のフィルム樹脂が適当である。
支持基板1の材質は特に限定されない。好適な実施形態においては、支持基板1における熱膨張係数の最小値が強誘電体層3における熱膨張係数の最小値の1/5倍以上であり、かつ支持基板1における熱膨張係数の最大値が強誘電体層3における熱膨張係数の最大値の5倍以下である。
ここで、強誘電体層3、支持基板1をそれぞれ構成する各電気光学材料に熱膨張係数の異方性がない場合には、強誘電体層3、支持基板1において最小の熱膨張係数と最大の熱膨張係数とは一致する。強誘電体層3、支持基板1を構成する各電気光学材料に熱膨張係数の異方性がある場合には、各軸ごとに熱膨張係数が変化する場合がある。例えば、強誘電体層3を構成する各電気光学材料がニオブ酸リチウムである場合には、X軸方向、Y軸方向の熱膨張係数が16×10-6/℃であり、これが最大値となる。Z軸方向の熱膨張係数が5×10-6/℃であり、これが最小値となる。従って、支持基板1の熱膨張係数の最小値は1×10-6/℃以上とし、支持基板1の熱膨張係数の最大値は80×10-6/℃以下とする。なお、例えば石英ガラスの熱膨張係数は0.5×10-6/℃であり、1×10-6/℃未満である。
この観点からは、支持基板1の熱膨張係数の最小値を、強誘電体層3における熱膨張係数の最小値の1/2倍以上とすることが更に好ましい。また、支持基板1の熱膨張係数の最大値を、強誘電体層3の熱膨張係数の最大値の2倍以下とすることが更に好ましい。
支持基板1の具体的材質は、上記の条件を満足する限り、特に限定されず,ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、石英ガラスなどのガラスや水晶、Siなどを例示することができる。この場合、熱膨張差の観点では、強誘電体薄層と誘電体層とを同じ材質とすることが好ましく、ニオブ酸リチウム単結晶が特に好ましい。
上側基板の材質は特に限定されず,ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、石英ガラス等のガラスや水晶、Siなどを例示することができる。この場合、熱膨張差の観点では、支持基板と上側基板を同じ材質とすることが好ましく、ニオブ酸リチウム単結晶が特に好ましい。また、上側基板を、熱伝導性の高い材質、たとえばSiによって形成することで、基板の長さ方向の温度分布が均一になり、高出力時のSHGの安定性が改善される。
上側基板の厚さも特に限定されないが、上記の観点からは100μm以上が好ましい。また、上側基板の厚さの上限も特にないが、実用的には2mm以下が好ましい。
(実施例1)
図2に示す素子を製造した。
具体的には、周期17.6μmの周期状分極反転構造を形成した厚さ500μmのMgOドープニオブ酸リチウム基板を、厚さ1mmのノンドープニオブ酸リチウム基板1に貼り合わせた。次いで、MgOドープニオブ酸リチウム基板の表面を厚さ5.0μmとなるまで研削、研磨で加工し、強誘電体層3を形成した。次いで、レーザーアブレーション加工によってリッジ部、突起10A、10B、内側溝20、外側溝21を形成した。アブレーションの加工マスクの形状を変えることによって、各数値を調整した。さらに、長さ45mmの素子を作製し、素子の両端を端面研磨した。
なお、端面研磨後に断面を観察し、測長顕微鏡にて深さ、幅、厚みを測定した。
これらの光導波路の波長1.56μmにおける伝搬損失を測定した。得られた結果を表1に示す。
Figure 0005601709
表1から分かるように、リッジ部の幅W1を6.6μm以上、8.5μmとし、第一の突起の外側エッジと第二の突起の外側エッジとの間隔W2を8.6μm以上、20μm以下とし、内側溝の深さD1を2.0μm以上、2.9μm以下とし、外側溝の深さD2を2.5μm以上、3.5μm以下とすることによって、伝搬損失が著しく低下することがわかった。
特にA−1、A−2では、リッジ部の幅W1が6.5μm以下であるが、モードサイズの増大によって伝搬損失が増大する傾向が見られた。W1が8.5μmを超えると、マルチモード伝搬が優勢となり、伝搬損失が増大した(A−6)。また、内側溝の深さD1が2.0μm未満になると(C−1、C−2)、光の閉じ込めが弱くなってモードサイズが上昇し、伝搬損失が上昇した。D1が2.9μmを超えると(C−5)、リッジ部のエッジで欠け22が発生した場合に、欠けが大きく、光散乱による影響が大きくなり、伝搬損失が上昇した。外側溝の深さD2についても同様の結果が見られた。
(実施例2)
実施例1と同様にして素子を作製し、その伝搬損失を測定した。ただし、強誘電体層3の厚さT1を4.0μmとした。その他の数値は表2に示すように変更した。結果を表2に示す。
Figure 0005601709
表2から分かるように、実施例1と類似の傾向が見られる。
(実施例3)
実施例1と同様にして素子を作製し、その伝搬損失を測定した。ただし、強誘電体層3の厚さT1を7.0μmとした。その他の数値は表に示すように変更した。結果を表に示す。
Figure 0005601709
表3から分かるように、実施例1と類似の傾向が見られる。
(実施例4)
図5に示す素子を製造した。
具体的には、周期17.6μmの周期状分極反転構造を形成した厚さ500μmのMgOドープニオブ酸リチウム基板を、厚さ1mmのノンドープニオブ酸リチウム基板1に貼り合わせた。次いで、MgOドープニオブ酸リチウム基板の表面を厚さ4.0μmとなるまで研削、研磨で加工し、強誘電体層3を形成した。次いで、レーザーアブレーション加工によってリッジ部、段差部25A、25B、溝16を形成した。アブレーションの加工マスクの形状を変えることによって、各数値を調整した。
長さ45mmの素子を作製し、素子の両端を端面研磨した。これらの光導波路の波長1.56μmにおける伝搬損失を測定した。得られた結果を表4に示す。
Figure 0005601709
表4から分かるように、リッジ部の幅W1を6.6μm以上、8.5μmとし、第一の突起の外側エッジと第二の突起の外側エッジとの間隔W2を8.6μm以上、20μm以下とし、Dを2.0μm以上、2.9μm以下とし、Dを2.5μm以上、3.5μm以下とすることによって、伝搬損失が著しく低下することがわかった。
(実施例5)
実施例4と同様にして素子を作製し、その伝搬損失を測定した。ただし、強誘電体層3の厚さT1を7.0μmとした。その他の数値は表5に示すように変更した。結果を表5に示す。
Figure 0005601709
表5から分かるように、実施例4と類似の傾向が見られる。
1 支持基板 2 接着層 3 強誘電体層 5、15 リッジ部
10A 第一の突起 10B 第二の突起 10a 突起の外側エッジ
12、13 光導波路デバイス 20 内側溝 21 外側溝
22 欠け 25A 第一の段差部 25B 第二の段差部
26
段差部の外側エッジ 30 延在部 D1 内側溝の深さ
D2 外側溝の深さ D4 溝の深さ D5 段差部の深さ
W1 リッジ部の幅
W2 第一の突起(段差部)の外側エッジと第二の突起(段差部)の外側エッジとの間隔

Claims (12)

  1. 強誘電性材料からなり、厚さ4μm以上、7μm以下の強誘電体層、
    支持基板、および
    前記強誘電体層の底面と前記支持基板とを接着する接着層を備えている光導波路デバイスであって、
    前記強誘電体層が、チャンネル型光導波路が設けられたリッジ部、このリッジ部の一方の側に設けられた第一の突起、および前記リッジ部の他方の側に設けられた第二の突起を備えており、前記リッジ部と前記各突起との間にそれぞれ内側溝が形成されており、前記各突起の外側にそれぞれ外側溝が形成されており、前記外側溝が前記内側溝よりも深く、前記リッジ部の幅W1が6.6μm以上、8.5μm以下であり、前記第一の突起の外側エッジと前記第二の突起の外側エッジとの間隔W2が10μm以上、18.5μm以下であり、前記リッジ部の上面に対する前記内側溝の深さD1がそれぞれ2.0μm以上、2.9μm以下であり、前記リッジ部の上面に対する前記外側溝の深さD2がそれぞれ2.5μm以上、3.5μm以下であり、前記内側溝の深さD1と前記外側溝の深さD2との差が0.5μm以上であり、前記各外側溝の各外側エッジの間隔W9が12.6μm以上、24.5μm以下であり、前記強誘電性材料がニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム−タンタル酸リチウム固溶体またはK Li Nb 15 から選択されることを特徴とする、光導波路デバイス。
  2. 前記内側溝の深さD1が2.5μm以上、2.9μm以下であることを特徴とする、請求項1記載の光導波路デバイス。
  3. 前記リッジ部の幅W1が7.0μm以上、8.5μm以下であることを特徴とする、請求項1または2記載の光導波路デバイス。
  4. 前記接着層が、前記強誘電体層に接触する無機接着剤を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つの請求項に記載の光導波路デバイス。
  5. 前記内側溝および前記外側溝がレーザーアブレーション法によって形成されていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一つの請求項に記載の光導波路デバイス。
  6. 請求項1〜のいずれか一つの請求項に記載の光導波路デバイスと、前記リッジ部に形成された周期分極反転構造とを備えていることを特徴とする、高調波発生デバイス。
  7. 強誘電性材料からなり、厚さ4μm以上、7μm以下の強誘電体層、
    支持基板、および
    前記強誘電体層の底面と前記支持基板とを接着する接着層を備えている光導波路デバイスであって、
    前記強誘電体層が、チャンネル型光導波路が設けられたリッジ部、このリッジ部の一方の側に設けられた、前記リッジ部よりも低い第一の段差部、および前記リッジ部の他方の側に設けられた、前記リッジ部よりも低い第二の段差部を備えており、前記各段差部の外側にそれぞれ溝が形成されており、前記リッジ部の幅W1が6.6μm以上、8.5μm以下であり、前記第一の段差部の外側エッジと前記第二の段差部の外側エッジとの間隔W2が10μm以上、18.5μm以下であり、前記リッジ部の上面に対する前記段差部の深さD5がそれぞれ2.0μm以上、2.9μm以下であり、前記リッジ部の上面に対する前記溝の深さD4がそれぞれ2.5μm以上、3.5μm以下であり、前記溝の深さD4と前記段差部の深さD5との差が0.5μm以上であり、前記各段差部の幅W5、W6が1μm以上、6.7μm以下であり、前記強誘電性材料がニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム−タンタル酸リチウム固溶体またはK Li Nb 15 から選択されることを特徴とする、光導波路デバイス。
  8. 前記段差部の深さD5が2.5μm以上、2.9μm以下であることを特徴とする、請求項7記載の光導波路デバイス。
  9. 前記リッジ部の幅W1が7.0μm以上、8.5μm以下であることを特徴とする、請求項7または8記載の光導波路デバイス。
  10. 前記接着層が、前記強誘電体層に接触する無機接着剤を含むことを特徴とする、請求項7〜9のいずれか一つの請求項に記載の光導波路デバイス。
  11. 前記溝および前記段差部がレーザーアブレーション法によって形成されていることを特徴とする、請求項7〜10のいずれか一つの請求項に記載の光導波路デバイス。
  12. 請求項7〜11のいずれか一つの請求項に記載の光導波路デバイスと、前記リッジ部に形成された周期分極反転構造とを備えていることを特徴とする、高調波発生デバイス。
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