JP5601080B2 - 逆走検知装置、逆走検知方法 - Google Patents
逆走検知装置、逆走検知方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5601080B2 JP5601080B2 JP2010179982A JP2010179982A JP5601080B2 JP 5601080 B2 JP5601080 B2 JP 5601080B2 JP 2010179982 A JP2010179982 A JP 2010179982A JP 2010179982 A JP2010179982 A JP 2010179982A JP 5601080 B2 JP5601080 B2 JP 5601080B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intersection line
- road
- reverse running
- host vehicle
- intersection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
本発明の課題は、計算コストの増大を抑制しつつ、一方通行路の逆走を容易に検知することである。
《第一実施形態》
《構成》
図1は、ナビゲーションシステムの概略構成図である。
ナビゲーションシステム10は、GPS受信機11と、記憶装置12と、コントローラ12と、ディスプレイ13と、スピーカ14と、を備える。
記憶装置12は、DVD‐ROMドライブ、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等で構成され、道路の種別、リンクの種別、車両の通行方向を一方向だけに規制する規制情報等を含めた道路地図情報を記憶している。
図2は、逆走検知処理を示すフローチャートである。
続くステップS102では、自車両の走行位置に対応する道路地図情報を生成する。
続くステップS103では、自車両の走行している道路が、通行方向を一方向だけに規制した一方通行路であるか否かを判定する。ここで、自車両の走行している道路が一方通行路でなければ、前記ステップS101に戻る。一方、自車両の走行している道路が一方通行路であれば、ステップS104に移行する。
図3は、逆走検知の概念図である。
先ず、図3の(a)に示すように、自車両の前方に交差線を設定し(S104)、図3の(b)に示すように、その交差線を順方向に通過したことを検出する(S105の判定が“Yes”)。その後、図3の(c)に示すように、運転者が誤って戻って来てしまい、図3の(d)に示すように、同じ交差線を逆方向に通過したことを検出したら(S106の判定が“Yes”)、一方通行路を逆走していると判定し、警報を発する(S107)。
なお、道路地図情報を記憶装置12から読込む構成としたが、これに限定されるものではなく、路車間通信によってインフラから取得してもよい。
以上より、記憶装置12が「道路地図情報」に対応し、ステップS104の処理が「交差線設定手段」に対応し、GPS受信機11が「走行位置検出手段」に対応し、ステップS105、S106の処理が「逆走判定手段」に対応している。
これにより、必要な箇所だけで、逆走を検知できるようになり、誤検知を減らすことができる。
これにより、ただ単に交差線を逆方向に通過しただけで逆走と判定するよりも、誤検知を減らすことができる。
この第二実施形態は、交差線を二本にするものである。
先ずステップS201では、自車両の走行位置を取得する。
続くステップS202では、自車両の走行位置に対応する道路地図情報を生成する。
続くステップS203では、自車両の走行している道路が、通行方向を一方向だけに規制した一方通行路であるか否かを判定する。ここで、自車両の走行している道路が一方通行路でなければ、前記ステップS201に戻る。一方、自車両の走行している道路が一方通行路であれば、ステップS204に移行する。
図5は、逆走検知の概念図である。
先ず、図5の(a)に示すように、自車両の前方に第一の交差線を設定し(S204)、図5の(b)に示すように、その交差線を順方向に通過したことを検出する(S205の判定が“Yes”)。その後、図5の(c)に示すように、運転者が誤って戻って来てしまい、図5の(d)に示すように、第一の交差線を逆方向に通過したことを検出したら(S206の判定が“Yes”)、第一の交差線よりも順方向上流側の位置に第二の交差線を設定する(S207)。そして、図5の(e)に示すように、第二の交差線を一方通行路を逆方向に通過したことを検出したら(S208の判定が“Yes”)、逆走していると判定し、警報を発する(S209)。
例えばインターチェンジ等では道路構造がループ状の立体交差になることがあり、その近傍に第一の交差線を設定したとする。このとき、第一の交差線を順方向に通過してからループして立体交差へと進むと、自車両は順方向に走行しているのに、ディスプレイ13上では、第一の交差線を逆方向に通過したと見なしてしまい、これを逆走と誤検知してしまう可能性がある。しかしながら、第一の交差線よりも上流側に第二の交差線を設定し、第二の交差線を逆方向に通過してから、逆走であると判定することで、計算コストの増大を抑制しつつ、上記のような誤検知を回避することができる。
以上より、ステップS204、S207の処理が「交差線設定手段」に対応し、ステップS205、S206、S208の処理が「逆走判定手段」に対応している。
このように、自車両の走行位置が二本の交差線を跨ぐか否かを判定する構成なので、計算コストの増大を抑制しつつ一方通行路の逆走をより正確に検知することができる。
これにより、計算コストの増大を抑制しつつ逆走の誤検知を減らし、より正確に、且つ細やかに逆走を検知することができる。
この第三実施形態は、自車両の後方に交差線を生成し、逆走を検知するものである。
先ずステップS301では、自車両の走行位置を取得する。
続くステップS302では、自車両の走行位置に対応する道路地図情報を生成する。
続くステップS303では、自車両の走行している道路が、通行方向を一方向だけに規制した一方通行路であるか否かを判定する。ここで、自車両の走行している道路が一方通行路でなければ、前記ステップS301に戻る。一方、自車両の走行している道路が一方通行路であれば、ステップS304に移行する。
図8は、逆走検知の概念図である。
先ず、図8の(a)に示すように、自車両の後方に交差線を設定する(S304)。その後、図8の(b)に示すように、運転者が誤って戻って来てしまい、図8の(c)に示すように、同じ交差線を逆方向に通過したことを検出したら(S305の判定が“Yes”)、一方通行路を逆走していると判定し、警報を発する(S306)。
以上より、ステップS304の処理が「交差線設定手段」に対応し、ステップS305の処理が「逆走判定手段」に対応している。
《構成》
この第四実施形態は、交差線を設定する設定範囲(枠)を決めるものである。
設定範囲は、分岐路における分岐点を基点に設定する。設定範囲は、幅を例えば40m程度とし、長さを例えば60〜80m程度とする。ここでは、本線から分流した先の分岐路に設定範囲を定めているが、分流前の本線道路や分流後の本線道路にも設定範囲を定めてもよい。そして、自車両の走行位置が、この設定範囲に対して逆方向に進入した時点の位置に第一の交差線を設定すると共に、この設定範囲内に第二の交差線を設定する。
一般に、運転者が誤って逆走してしまう可能性が高いのは分岐路である。したがって、分岐路を基点として交差線を設定することで、計算コストの増大を抑制しつつ、効果的に運転者の逆走を検知することができる。この場合、分岐点を基点として設定範囲(枠)を定めることで、必要な箇所だけで逆送を検知することができ、計算コストの増大を抑制しつつ、誤検知を減らすことができる。
先ず、本線道路から分流した道路が、Uターンして本線道路と略平行に形成されることがある。この場合、分岐点の設定範囲内に、規制情報の通行方向が対向する別の道路が存在することになる。このように、規制情報の通行方が対向する道路が略平行に形成された道路構造では、自車両が順方向に走行しているのに、GPSの誤差分だけ大きめに設定された交差線を通過してしまうので、これを逆走と誤検知してしまう可能性がある。したがって、設定範囲に、規制情報の通行方向が対向する別の道路が存在するときには、交差線の設定を中止する。
(1)道路地図情報のうち、分岐路における分岐点を基点とした予め定められた範囲に、交差線を設定する。
このように、逆走が多発する地点に交差線を設定することで、効果的に逆走を検知することができる。
これにより、計算コストの増大を抑制しつつ、誤検知を防ぐことができる。
(3)予め定められた範囲に、サービスエリア又はパーキングエリアが重なるときには、交差線を非設定にする。
これにより、計算コストの増大を抑制しつつ、誤検知を防ぐことができる。
《構成》
この第五実施形態は、設定した交差線の設定を中止(交差線を削除)するものである。
自車両の走行位置が、分岐点を中心とする予め定められた領域から外れたときには、設定されている交差線を記憶から消去する。この領域は、分岐点を中心として例えば半径800〜1000m程度の領域である。
図12は、高速道路付近の一般道路を示す図である。
設定した交差線を、いつまでも維持(記憶)しておくと、後になって誤検知してしまう可能性がある。そこで、分岐点から予め定められた領域から外れたときには、交差線を削除する。これにより、計算コストの増大を抑制しつつ、無用な誤検知を防ぐことができる。
(1)自車両の走行位置が前記分岐点を中心とする予め定められた領域から外れたときには、この予め定められた領域に設定されている交差線の設定を中止する。
これにより、計算コストの増大を抑制しつつ、無用な誤検知を防ぐことができる。
これにより、計算コストの増大を抑制しつつ、無用な誤検知を防ぐことができる。
11 GPS受信機
12 記憶装置
13 ディスプレイ
14 スピーカ
Claims (10)
- 車両の通行方向を一方向に規制する規制情報を含めた道路地図情報を取得する道路地図情報取得手段と、
前記道路地図情報取得手段で取得した道路地図情報のうち、前記規制情報が定められた道路に対して、当該道路と交差する第一の交差線、及び第二の交差線を、前記道路に沿って設定する交差線設定手段と、
前記道路地図情報上で自車両の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
前記走行位置検出手段で検出した自車両の走行位置が、前記交差線設定手段で設定した前記第一の交差線及び前記第二の交差線の双方を、前記規制情報の通行方向とは逆の方向に通過したときに、自車両が逆走していると判定する逆走判定手段と、を備えることを特徴とする逆走検知装置。 - 前記交差線設定手段は、前記規制情報が定められた道路の幅員が広いほど、前記第一の交差線と前記第二の交差線との間隔を長くすることを特徴とする請求項1に記載の逆走検知装置。
- 前記交差線設定手段は、前記規制情報が定められた道路の幅員が狭いほど、前記交差線の長さを短くすることを特徴とする請求項1又は2に記載の逆走検知装置。
- 前記逆走判定手段は、自車両の走行位置が前記交差線を前記規制情報の通行方向と同じ方向に通過したときに、通過した交差線を記憶し、その後、記憶した交差線を前記規制情報の通行方向とは逆の方向に通過したときに、自車両が逆走していると判定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の逆走検知装置。
- 前記交差線設定手段は、前記道路地図情報のうち、分岐路における分岐点を基点とした予め定められた範囲に、前記交差線を設定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の逆走検知装置。
- 前記交差線設定手段は、前記予め定められた範囲に、前記規制情報の通行方向が対向する別の道路が存在するときには、前記交差線を非設定にすることを特徴とする請求項5に記載の逆走検知装置。
- 前記交差線設定手段は、前記予め定められた範囲に、サービスエリア又はパーキングエリアが重なるときには、前記交差線を非設定にすることを特徴とする請求項5又は6に記載の逆走検知装置。
- 前記交差線設定手段は、自車両の走行位置が前記分岐点を中心とする予め定められた領域から外れたときには、当該予め定められた領域に設定されている交差線の設定を中止することを特徴とする請求項5〜7の何れか一項に記載の逆走検知装置。
- 前記交差線設定手段は、自車両の走行位置が高速道路から一般道路へ移行したとき、又は有料道路から一般道路へ移行したときには、設定されている交差線の設定を中止することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の逆走検知装置。
- 逆走検知装置が備える道路地図情報取得手段により、車両の通行方向を一方向に規制する規制情報を含めた道路地図情報を取得し、
前記逆走検知手段が備える交差線設定手段により、取得した道路地図情報のうち、前記規制情報が定められた道路に対して、当該道路と交差する第一の交差線、及び第二の交差線を、前記道路に沿って設定し、
前記逆走検知手段が備える走行位置検出手段により、前記道路地図情報上で自車両の走行位置を検出し、
前記逆走検知手段が備える逆走判定手段により、自車両の走行位置が前記第一の交差線及び前記第二の交差線の双方を前記規制情報の通行方向とは逆方向に通過したときに、自車両が逆走していると判定することを特徴とする逆走検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010179982A JP5601080B2 (ja) | 2010-08-11 | 2010-08-11 | 逆走検知装置、逆走検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010179982A JP5601080B2 (ja) | 2010-08-11 | 2010-08-11 | 逆走検知装置、逆走検知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012038228A JP2012038228A (ja) | 2012-02-23 |
JP5601080B2 true JP5601080B2 (ja) | 2014-10-08 |
Family
ID=45850134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010179982A Active JP5601080B2 (ja) | 2010-08-11 | 2010-08-11 | 逆走検知装置、逆走検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5601080B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6452596B2 (ja) * | 2015-11-30 | 2019-01-16 | 古河電気工業株式会社 | レーダ装置およびレーダ装置の検出方法 |
JP6778897B2 (ja) * | 2016-11-15 | 2020-11-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 逆走判定方法およびそれを利用した逆走判定装置、プログラム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5212978B2 (ja) * | 2008-08-05 | 2013-06-19 | クラリオン株式会社 | ナビゲーション装置、方法及びプログラム |
JP5326603B2 (ja) * | 2009-01-23 | 2013-10-30 | 日産自動車株式会社 | 逆走警告装置及び逆走警告方法 |
JP5482320B2 (ja) * | 2010-03-11 | 2014-05-07 | 株式会社デンソー | 車両用運転支援装置 |
JP5666812B2 (ja) * | 2010-03-12 | 2015-02-12 | クラリオン株式会社 | 車両逆走検出装置 |
-
2010
- 2010-08-11 JP JP2010179982A patent/JP5601080B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012038228A (ja) | 2012-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10300916B2 (en) | Autonomous driving assistance system, autonomous driving assistance method, and computer program | |
CN107430807B (zh) | 自动驾驶辅助系统、自动驾驶辅助方法以及计算机程序 | |
US8754782B2 (en) | Vehicle wrong-way travel detection device | |
US20180037223A1 (en) | Autonomous driving assistance system, autonomous driving assistance method, and computer program | |
JP2011013039A (ja) | 車線判定装置及びナビゲーションシステム | |
JP2009543046A (ja) | 速度違反取締りに対する警告を提供するナビゲーション装置及び方法 | |
JP4013797B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2007024834A (ja) | 一時停止通知装置 | |
JP4941174B2 (ja) | 停止目標位置検出装置及び停止目標位置検出方法 | |
JP5005939B2 (ja) | 案内システム | |
JP5536976B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
US20170166113A1 (en) | Vehicle turning alarm method and vehicle turning alarm device | |
CN101118161B (zh) | 分支导向装置及向导地图生成装置 | |
JPWO2020003396A1 (ja) | 運転支援装置および運転支援方法 | |
JP2007083972A (ja) | 運転者判定装置および運転者判定方法 | |
JP5601080B2 (ja) | 逆走検知装置、逆走検知方法 | |
JP2008197703A (ja) | 車両の情報提供装置 | |
JP4822938B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP6169318B2 (ja) | ナビゲーションシステム | |
JP2008045933A (ja) | 車両用道路地図表示装置 | |
JP7412598B2 (ja) | 逆走判定装置および逆走判定方法 | |
JP5251405B2 (ja) | 交差点特徴推定装置及び交差点特徴推定方法 | |
JP3683136B2 (ja) | カーブ通知方法、装置および記録媒体 | |
JP6133176B2 (ja) | 逆走警報装置 | |
JP6211316B2 (ja) | 運転支援装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140630 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140722 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140804 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5601080 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |