JP5600574B2 - 静電塗装装置 - Google Patents
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上記構成によれば、前記制御装置(静電コントローラ)が、前記スイッチからオン信号が入力され、且つ、前記エアフロースイッチがオン動作することに基づいて、前記高電圧発生回路に電源を供給するので、例えば2つの静電塗装装置があって、一方のスプレーガンの制御装置のケーブルを誤って他方のスプレーガンに接続してしまった場合は、一方のスプレーガンのトリガを操作しても、作業者がトリガを操作していない方のスプレーガンの高電圧発生回路には電源が供給されない。これにより、作業者がいない方のスプレーガンに高電圧が印加されることを防止することができる。このようにして、スプレーガンと制御装置を正しく接続した状態で、安全且つ確実に静電塗装を行うことができる。
上記構成によれば、前記制御装置が、前記開閉スイッチが閉じ、且つ、前記エアフロースイッチがオン動作することに基づいて、前記高電圧発生回路に電源を供給するので、例えば2つの静電塗装装置があって、一方のスプレーガンの制御装置のケーブルを誤って他方のスプレーガンに接続してしまった場合は、一方のスプレーガンのトリガを操作しても、作業者がトリガを操作していない方のスプレーガンの高電圧発生回路には電源が供給されない。これにより、作業者がいない方のスプレーガンに高電圧が印加されることを防止することができる。このようにして、スプレーガンと制御装置を正しく接続した状態で、安全且つ確実に静電塗装を行うことができる。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1から図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る静電塗装装置1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。静電塗装装置1は、帯電させた塗料を噴霧して被塗装物Wに塗着させる静電塗装用のスプレーガン2と、静電コントローラ3(制御装置に相当)とを備えて構成されている(図2参照)。
図3に示すように、スプレーガン2は、ガン本体41と、このガン本体41の後端部(図3では右端部)に設けたグリップ部42とから構成されている。ガン本体41は、例えば電気的絶縁性を有するポリアセタール樹脂やフッ素樹脂等の非導電性の合成樹脂材料からなり、スプレーガン2の銃身部(バレル部)を構成する。このガン本体41とグリップ部42との間に形成される空間内には、前記高電圧発生装置15が内蔵されている。
連結部材49は、ねじ51によってグリップ部42の下端部に固定されている。連結部材49およびねじ51は、いずれも導電性材料から構成されている。また、連結部材49には、電源コネクタ47のアース線に電線47aを介して接続されたねじ52が螺挿されている。これにより、塗料ホース用ジョイント50と電源コネクタ47のアース線とが連結部材49を介して電気的に接続されている。
次に、本発明の第2の実施形態について図4を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
図4は、第2の実施形態の静電塗装装置の電気的構成を示すものである。図4に示すように、第2の実施形態では、第1の実施形態のスイッチ10に代わって、スプレーガン2内部におけるコネクタ47と昇圧トランス5との間の通電路の途中に、開閉スイッチ61が設けられている。この開閉スイッチ61は、トリガ7の操作に応じて送電ケーブル32の通電路(コネクタ47と昇圧トランス5との間の通電路)を開閉路するものである。トリガ7が操作されているときは、開閉スイッチ61が閉じ、静電コントローラ3とスプレーガン2との間が送電ケーブル32を介して電気的に接続された状態になる。一方、トリガ7が操作されていないときは、開閉スイッチ61が開き、静電コントローラ3とスプレーガン2との間が送電ケーブル32を介して電気的に非接続状態になる。
例えば、スイッチ10及び開閉スイッチ61は、スプレーガン2の内部に設けたが、外部に設けてもよい。
上記した実施形態では、スプレーガン2を作業者が把持して使用するハンドガンに適用した場合について説明したが、自動ガンにも適用することができる。この場合も、スイッチ10または開閉スイッチ61を自動ガンに設ければよい。
また、スプレーガン2は、トリガ7による引き金式のものとしたが、これに限られるものではなく、例えば、押圧操作式のものであってもよい。
また、静電コントローラ3にブザーを設け、トリガ7が操作されるか、あるいは、エアフロースイッチ22がオン動作されるかのどちらか一方で、制御回路21が異常であると判断した場合は、ブザーにより作業者に異常であることを報知するようにしてもよい。
この他、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
Claims (3)
- トリガと高電圧発生回路とを有し、前記トリガの操作に応じて帯電させた塗料を噴霧して被塗装物に塗着させる静電塗装用のスプレーガンと、
前記トリガの操作に応じて前記スプレーガンにエア供給路を通って供給される噴霧用エアの流通に基づいてオン動作するエアフロースイッチを有し、前記高電圧発生回路にケーブルを介して電源を供給する制御装置と、を備えて構成される静電塗装装置において、
前記スプレーガンに前記トリガの操作に応じてオン動作するスイッチを設け、
前記スイッチは、前記トリガが操作されているときは前記制御装置へオン信号を送り、前記トリガが操作されていないときは前記制御装置へオフ信号を送るものであって、
前記制御装置は、前記スイッチからオン信号が入力され、且つ、前記エアフロースイッチがオン動作することに基づいて、前記高電圧発生回路に電源を供給することを特徴とする静電塗装装置。 - トリガと高電圧発生回路とを有し、前記トリガの操作に応じて帯電させた塗料を噴霧して被塗装物に塗着させる静電塗装用のスプレーガンと、
前記トリガの操作に応じて前記スプレーガンにエア供給路を通って供給される噴霧用エアの流通に基づいてオン動作するエアフロースイッチを有し、前記高電圧発生回路にケーブルを介して電源を供給する制御装置と、を備えて構成される静電塗装装置において、
前記スプレーガンに前記トリガの操作に応じて前記ケーブルの通電路を開閉路する開閉スイッチを設け、
前記開閉スイッチは、前記トリガが操作されているときは閉じ、前記トリガが操作されていないときは開くものであって、
前記制御装置は、前記開閉スイッチが閉じ、且つ、前記エアフロースイッチがオン動作することに基づいて、前記高電圧発生回路に電源を供給することを特徴とする静電塗装装置。 - 前記制御装置は、前記トリガが操作されるか、あるいは、前記エアフロースイッチがオン動作するかのどちらか一方だけの場合は、前記静電塗装装置の動作状態が異常であると判断することを特徴とする請求項1又は2記載の静電塗装装置。
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JP2010273516A JP5600574B2 (ja) | 2010-12-08 | 2010-12-08 | 静電塗装装置 |
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