JP5599296B2 - 炊飯器の内釜及びこの内釜を備えた炊飯器 - Google Patents
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Description
しかし、お米を水に浸したり洗米したりした後であると、米びつの中にお米を戻すことはできず、また、水に浸したお米を量り直すことにためらいを感じる使用者も多い。そして、お米の量が何合か分からない場合、大凡の水加減で炊飯することになる。このため、お米の量に対して水加減が適切でなかった場合には、炊きあがったご飯が軟らかすぎたり硬すぎたりするなど、ご飯の食味に及ぼす影響が大きい。
図1は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の内釜の断面模式図、図2は実施の形態1に係る炊飯器の蓋体を開放した状態を示す斜視図である。また、図3は、実施の形態1に係る内釜の米量目盛の拡大図である。
図2において、炊飯器100は、上部が開口された炊飯器本体1と、炊飯器本体1の上部開口を開閉可能な蓋体2とを備える。炊飯器本体1は、その内部に内釜10を収納可能な内鍋収納部が形成されている。
蓋体2は、上蓋2aと、上蓋2aとの間にヒータ(図示せず)が設けられた中蓋2bと、ほぼ凹状に形成されて上蓋2aに着脱可能に装着される内蓋2cとを備え、ヒンジ(図示せず)により炊飯器本体1に連結されて、炊飯器本体1の上部開口部を開閉する。内蓋2cの外周側下面には、パッキン3が装着されている。パッキン3は、蓋体2により内釜10を気密にシールするためのシール部材であり、ゴムなどの弾性を有する素材により構成されている。蓋体2を閉めると、パッキン3の一部が内釜10の上部内側に入り込んで内釜10と内蓋2cとの隙間を埋め、内蓋2cと内釜10との密閉性を確保する。
また、炊飯器本体1の前面側には操作部5が設けられており、使用者はこの操作部5を介して炊飯器100に対する動作指示を行うことができる。
図1に示すように、内釜10は、側面部11と底面部12を有するほぼ有底円筒状をなし、側面部11の上端部外周にはフランジ13が設けられている。また、内釜10の内周面には、印刷あるいは刻印により水位目盛20が設けられている。また、図1、図3に示すように、内釜10の内周面には、水位目盛20とは別に米量目盛50が設けられている。なお、本実施の形態1では、内釜10の最大炊飯容量が5.5合である場合を例に説明する。
そこで、米量目盛50を表す米粒のイラスト53は、3種類の米量を表すよう構成されている。具体的には、図3に示すように、米粒のイラスト53の上端部53aが洗米後の白米4合の高さを表し、中心部53bが洗米前の白米4合の高さを表し、下端部53cが無洗米4合の高さを表している。このように、1つの米粒のイラスト53で複数種類の米量を表現することで、内釜10の内周面の表示が複雑になることなく、米の種類や状態に応じたより正確な米の計量が行える。
次に、上記のように構成した内釜10を備えた炊飯器100の動作について説明する。
使用者は、まず、米と適量の水を入れた内釜10を炊飯器本体1の炊飯器収容部に収容し、蓋体2を閉じる。これにより、蓋体2に設けた係止片4aが炊飯器本体1に設けた係止部4bに係止され、蓋体2と炊飯器本体1とがロックされる。
次に、操作部5の炊飯スイッチをONすると、制御回路(図示せず)に組み込まれたプログラムにしたがって、炊飯が開始される。炊飯スイッチがONされるとまず予熱工程が開始され、例えば40〜60℃程度に内釜10が加熱される。所定の時間が経過すると、炊飯工程に入る。炊飯工程では火力を上げて水を沸騰状態にし、内釜10内の水が無くなるまで沸騰を続ける。内釜10内の水が無くなると、それまでの水の蒸発潜熱で消費されていた熱が内釜10の温度を上昇させることに使われるようになり、内釜10の温度が急激に上昇する。この温度上昇を温度センサ(図示せず)で捉えて所定条件を満たすと炊飯工程を終了し、以後は蒸らし工程に入る。そして、所定の時間が経過すると、保温工程に移行し、炊飯を終了する。
図4は、実施の形態2に係る炊飯器の内釜の断面模式図、図5は実施の形態2に係る炊飯器の内釜の上面模式図である。本実施の形態2では、前述の実施の形態1との相違点を中心に説明し、図4、図5において実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付す。
なお、図5では説明の都合上、水位目盛20と米量目盛50aを凸状に表記しているが、これは両者の配置箇所を示すことを目的としたものであって、水位目盛20と米量目盛50aは印刷、凹状あるいは凸状の刻印等により設けられている。
Claims (10)
- 炊飯器の本体内に収容される炊飯器の内釜であって、
前記内釜の内周面に設けられ、米の量に応じた水位を示す水位目盛と、
前記内釜の内周面に設けられ、米の量を示す米量目盛とを備え、
前記米量目盛は、米を表すイラスト表示で目盛が示されており、
前記米を表すイラスト表示は、所定高さを有する形状であり、一つの前記米を表すイラスト表示の上端部と下端部とで、異なる種類又は状態の米の量を表示する
ことを特徴とする炊飯器の内釜。 - 前記水位目盛は、前記米量目盛とは異なる形状の図形により表現された
ことを特徴とする請求項1記載の炊飯器の内釜。 - 前記米を表すイラスト表示を水平方向に複数個並べて配置した
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の炊飯器の内釜。 - 前記米を表すイラスト表示は、米の合数を表す計量カップ数に対応する数だけ設けられた
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の炊飯器の内釜。 - 前記米量目盛は、前記上端部において洗米後の白米の量を示し、前記下端部において無洗米の量を示し、前記上端部と前記下端部との間において洗米前の白米の量を示す
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の炊飯器の内釜。 - 前記米量目盛の色は、前記水位目盛とは異なる色である
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の炊飯器の内釜。 - 前記米量目盛の色は、前記内釜の内周面の色とのマンセル値における明度差が4.0以上の色である
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の炊飯器の内釜。 - 前記米量目盛は、前記水位目盛が設けられた位置から前記内釜の内周方向において45°以上離れた位置に配置された
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の炊飯器の内釜。 - 前記米量目盛は、1合単位よりも間引いた単位で米の量を示すものである
ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の炊飯器の内釜。 - 請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の炊飯器の内釜と、
前記内釜を着脱自在に収容する本体と、
前記内釜を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする炊飯器。
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