JP5599097B2 - 阻止棒及び阻止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有料道路の料金所における車両の通行を規制する阻止棒及び阻止装置に関する。
近年、有料道路の料金所における通行においては自動料金収受システム(以下「ETCシステム」という。)の採用が増加しており、このシステムでは、収受員に対する料金の支払いをすることなく車両が通行できるため、料金所における車両の渋滞が緩和されている。このシステムは料金所に進入した車両に登載した機器と料金所のアンテナで交信し、車両の通行を許可するときは、常時水平となっている阻止棒を上方へ回動して垂直となって該通行を許容するようにしている。この阻止棒の本体部分は、通常アルミニウムからなる芯材に発泡ウレタン(硬質ウレタンフォーム)を巻きつけたものからなり、軽量の弾性材料であるという特徴を有している。
しかしながら、車両が料金所に高速で進入してくると、阻止棒の上方への回動が間に合わず、車両が阻止棒に衝突することがある。阻止棒の材質は上述の弾性材料であるため衝突時の衝撃はある程度緩和されるものの、阻止棒の破損や、車両の損傷が生ずる場合がある。
前記の問題を解決するため、空気を圧縮充填してなるゴムチューブを備える阻止棒が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の阻止棒は、ゴム状弾性体からなる可撓性筒状体と、この筒状体の内部に空気を圧縮充填したゴムチューブを内装している。
このため、阻止棒に車両が衝突し、阻止棒が折れ曲がっても、阻止棒が自力で確実に復元するので、阻止棒の折損事故を減少させることができる。
特開2001−106077号公報
しかし、特許文献1に記載の阻止棒では、車両が衝突した際には、阻止棒が折れ曲がるため(特許文献1の図3)、その繰り返し折れ曲がりにより、折れ曲がり部分の疲労が蓄積して破損につながるおそれがある。また、折れ曲がり部分が車両の外装部品等に巻きつき、阻止棒のみでなく、車両にも損傷を与えるおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、車両が阻止棒に衝突したときに、破損せず長期間使用可能であり、且つ、衝突した車両に損傷を与えない阻止棒及び阻止装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明は、以下の通りである。
1.有料道路の料金所に設置される阻止機に取り付けられる阻止棒において、
前記阻止棒は、気体を圧縮充填した長尺袋体と、該長尺袋体を支持する支持部材と、を備え、
前記長尺袋体は、気密保持性を有する内側長尺袋体と、該内側長尺袋体を覆い、形状保持性を有する中側長尺袋体と、該中側長尺袋体を覆い、低摩擦性を有する外側長尺袋体と、からなる3層構造に形成されていることを特徴とする阻止棒。
2.前記内側長尺袋体及び前記外側長尺袋体は、ポリウレタンシートからなる1.に記載の阻止棒。
3.前記中側長尺袋体は、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、ポリウレタン系繊維もしくはこれらの混合素材からなる請求項1.又は2.に記載の阻止棒。
4.前記中側長尺袋体を覆い、且つ、外側長尺袋体に覆われる、衝撃吸収性の筒体を更に備える1.乃至3.のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
5.前記筒体は、硬質塩化ビニルからなる4.に記載の阻止棒。
6.前記支持部材は、前記外側長尺袋体を着脱自在に挿着する挿着部と、該挿着部に接続する接続部と、該接続部に接続し、前記阻止機に取着される取付部と、からなる1.乃至5.のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
7.有料道路の料金所に設置される阻止機に取り付けられる阻止棒において、
前記阻止棒は、気体を圧縮充填した長尺袋体と、該長尺袋体を支持する支持部材と、を備え、前記長尺袋体は、少なくとも2以上の袋体を重ね合わせることにより2層以上の構造に形成されており、
前記支持部材は、前記外側長尺袋体を着脱自在に挿着する挿着部と、該挿着部に接続する接続部と、該接続部に接続し、前記阻止機に取着される取付部と、からなり、
前記挿着部及び前記取付部は直筒状であり、前記接続部は該挿着部から該取付部に向かって次第に窄まる漏斗状に形成されている阻止棒。
8.前記挿着部及び前記取付部は直筒状であり、前記接続部は該挿着部から該取付部に向かって次第に窄まる漏斗状に形成されている6.に記載の阻止棒。
9.前記取付部の長手方向の中心軸は前記挿着部の長手方向の中心軸に対して、偏心している7.又は8.に記載の阻止棒。
10.前記取付部の外表面から前記接続部の外表面に沿って、前記取付部の長手方向の中心軸から見て放射状に突出した複数のリブを更に備える7.乃至9.のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
11.前記支持部材は、硬質合成樹脂で一体に形成されたものである7.乃至10.のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
12.前記取付部の内表面から前記接続部の内表面に沿って、当接固定された補強部材であって、該取付部の内表面に当接固定された筒部と、該筒部と接続し、該筒部から前記接続部の内表面に沿って、放射状に延設して当接固定された複数の折り曲げ部と、を有する補強部材を更に備えた7.乃至11.のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
13.前記長尺袋体の表面部に、通行車両に対して情報を提供するための情報表示部が備えられている1.乃至12.のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
14.前記情報表示部は、LED素子及び/又は蓄光塗膜により発光表示する13.に記載の阻止棒。
15.1.乃至14.のうちのいずれか1項に記載の阻止棒と、該阻止棒を連結部材を介して回動し、垂直状態又は水平状態に保持する阻止機と、を備えることを特徴とする阻止装置。
本発明の阻止棒は、気体を圧縮充填した長尺袋体と、該長尺袋体を支持する支持部材と、を備え、前記長尺袋体は、少なくとも2以上の袋体を重ね合わせることにより2層以上の構造に形成されているため、車両が阻止棒に衝突したときに、阻止棒が破損せず長期間使用可能であり、且つ、衝突した車両に損傷を与えないものとなる。
また、長尺袋体が、3層構造に形成されており、内側長尺袋体が気密を保持して内部からの気体の漏れを確実に防ぎ、中側長尺袋体が強度的に優れ長尺袋体を一定形状に保持して破損を防ぐことができ、外側長尺袋体が車両に対する摩擦抵抗が少ないものである場合には、更に、車両が阻止棒に衝突したときに、阻止棒が破損せず長期間使用可能であり、且つ、衝突した車両に損傷を与えないものとなる。
更に、内側長尺袋体及び外側長尺袋体が、ポリウレタンシートからなる場合には、気密性を保持することができると共に、低摩擦性を有する点で、特に阻止棒の耐久性を維持でき、更に車両に対する損傷を少ないものとすることができる。
また、中側長尺袋体が、記中側長尺袋体は、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、ポリウレタン系繊維もしくはこれらの混合素材からなる場合には、強度的に優れ長尺袋体を一定形状に保持して破損を防ぐことができる点で、特に効果的である。
更に、中側長尺袋体を覆い、且つ、外側長尺袋体に覆われる、衝撃吸収性の筒体を更に備える場合には、長尺袋体の内部の空気圧が減少した場合であっても、形状を確実に保持することができる。
また、筒体が、硬質の塩化ビニルからなる場合には、更に衝撃吸収性が高まると共に、低コストで簡易に筒体を製造することができる。
更に、支持部材が、外側長尺袋体を着脱自在に挿着する挿着部と、挿着部に接続する接続部と、接続部に接続し、阻止機に挿着される取付部と、からなる場合には、長尺袋体を挿着部全体で保持するため、車両が衝突した際の衝撃を広範囲に吸収することができる。
また、挿着部及び取付部が直筒状であり、接続部が挿着部から取付部に向かって次第に窄まる漏斗状に形成されている場合には、更に衝撃を支持部材全体に吸収することができる。
更に、取付部の長手方向の中心軸は前記挿着部の長手方向の中心軸に対して、偏心している場合には、車両が阻止棒に衝突して阻止棒が水平方向に折れ曲がっても、阻止棒が阻止機、車両感知機、その他の装置に接触するのを防ぐことができる。
また、取付部の外表面から接続部の外表面に沿って、前記取付部の長手方向の中心軸から見て放射状に突出した複数のリブを更に備えている場合には、接続部から取付部にかけての強度を補強することができる。
更に、前記支持部材が、硬質合成樹脂で一体に形成されたものである場合には、ブロー成形等により簡易な方法で製造することができる。
また、前記取付部の内表面から前記接続部の内表面に沿って、当接固定された補強部材であって、該取付部の内表面に当接固定された筒部と、該筒部と接続し、該筒部から前記接続部の内表面に沿って、放射状に延設して当接固定された複数の折り曲げ部と、を有する補強部材を更に備えている場合には、更に接続部から取付部にかけての強度を補強することができる。
更に、外側長尺袋体の表面部に、通行車両に対して情報を提供するための情報表示部が備えられている場合には、車両の運転者に対して好ましい情報を提供することができる。
また、情報表示部が、LED素子及び/又は蓄光塗膜により発光表示するものである場合には、特に夜間において、効果的に情報を発信することができる。
本発明の阻止装置は、前記阻止棒と、該阻止棒を連結部材を介して回動し、垂直状態又は水平状態に保持する阻止機と、を備えるため、車両が阻止棒に衝突したときに、阻止棒が破損せず長期間使用可能であり、且つ、衝突した車両に損傷を与えないものとなる。
実施例1に係る阻止棒を示す模式的な斜視図である。 図1の阻止棒の分解斜視図である。 図1のA−A模式断面図である。 図1のB−B模式断面図である。 実施例2に係り、図1における長尺袋体に更に筒体を備えた場合の阻止棒のA−A模式断面図である。 実施例2に係り、図1における長尺袋体場合に更に筒体を備えた場合の阻止棒のB−B模式断面図である。 実施例3及び4に係る阻止棒の模式的な斜視図である。 実施例3及び4に係り、支持部材の取付構造を示す模式図である。 実施例5に係り、支持部材にリブを備える阻止棒の模式的な斜視図である。 実施例5に係り、支持部材にリブを備える阻止棒の模式的な正面図である。 図10のC−C模式断面図である。 図10のD−D模式断面図である。 実施例5に係る補強部材の模式的な斜視図である。 実施例5に係る阻止棒が、水平方向に折れ曲がった場合の作用を示す説明図である。 本実施例に係る阻止装置を車両が通過する直前を示す模式図である。 本実施例に係る阻止装置を通行車両側から見た模式図である。
以下、本発明を図1〜図16を用いて詳しく説明する。なお、本発明はこれらの図に限定されるものではなく、種々の形態に変更が可能である。
本発明の阻止棒は、気体を圧縮充填した長尺袋体と、該長尺袋体を支持する支持部材と、を備え、前記長尺袋体は、少なくとも2以上の袋体を重ね合わせることにより2層以上の構造に形成されていることを特徴とする。
[1]阻止棒
前記「阻止棒」は、有料道路の料金所に設置される阻止機に取り付けられ、車両の通行を許可するときは垂直状態となって通行を許容し、車両の通行を拒否するときは水平状態となって通行を阻止するものであり、気体を圧縮充填して形成された長尺袋体と、支持部材と、を備える。
例えば、図1に示す阻止棒10は長尺袋体11と、支持部材13と、を備えている。
(1)長尺袋体
例えば、図1に示す長尺袋体11は阻止棒10の主要部分をなし、気体を圧縮充填して形成されている。長尺袋体11の内部は空洞であるため阻止棒10の材料コストを低く抑えることができる。また、長尺袋体の形状は車両の通行を阻止する機能を有する長尺の袋形状であれば特に限定はなく、外観上、円筒形状、角筒形状、或いはこれらの組み合わせであってもよいが、図1に示すように円筒形状であることが好ましい。円筒形状であれば、長尺袋体の側面全体に均一に気体の圧力を及ぼすことができ、安定した形状を保ちやすいからである。
前記長尺袋体は、少なくとも2以上の袋体を重ね合わせることにより2層以上の構造に形成されていることを特徴とする。「2層以上」とは少なくとも2層であることを意味し、3層又は4層あるいはそれ以上も含まれる。
長尺袋体11は、図3及び図4に示すように、気密保持性を有する内側長尺袋体11cと、内側長尺袋体11cを覆い、形状保持性を有する中側長尺袋体11bと、中側長尺袋体11bを覆い、低摩擦性を有する外側長尺袋体11aと、からなる3層構造に形成されている。
内側長尺袋体11cは、長尺袋体11の最内部を構成しており、内側は圧縮充填した気体と直接接触している。内側長尺袋体11cは、圧縮充填した気体が外部に漏れないように気密保持性を有している。
その素材は、気密保持性を有するものであれば特に限定はないが、ポリウレタンシートであることが好ましい。ポリウレタンシートであれば、気密保持性に優れていると共に、柔軟性及び、強度にも優れているため、好適に用いることができる。
内側長尺袋体には、気体を注入するための気体注入口を備えることが好ましい。気体注入口によれば、内側長尺袋体に気体を圧縮充填するのが容易となる。例えば、図1に示す気体注入口11kは、支持部材13から突出するように設けてある。気体注入口の位置は特に限定はないが、図1に示すように、長尺袋体11の最も支持体13寄り側に設けることが好ましい。こうすることで、通行車両との接触を防ぐことができる。気体注入口の部材は、気体を注入することができれば特に限定はないが、図1に示すように、通常自動車等のタイヤのバルブを使用することができる。
前記「気体」は、長尺袋体に圧縮充填することができれば特に限定はないが、安全性に優れ、気温による体積変化が少ないものであることが好ましい。例えば、窒素ガス又は空気であれば、好適に使用することができる。
長尺袋体内部の気体の圧力は阻止棒としての役割を果たす程度であればよく、圧力が高すぎると、破損する危険性があり、圧力が低すぎると阻止棒としての形状を維持することが困難である。1.20〜1.90kg/cm2であることが好ましく、1.75〜1.90kg/cm2であることが更に好ましい。
中側長尺袋体11bは、長尺袋体11の中間部を構成しており、内側長尺袋体11cを覆い、外側長尺袋体11aに覆われている。中側長尺袋体11bは、長尺袋体11全体の形状を確実に保持し、変形しないようにする形状保持性を有している。
その素材は、形状保持性を有するものであれば特に限定はないが、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリオレフィン系繊維もしくはこれらの混合素材からなることが好ましい。より詳細には、ナイロン(ナイロン6、ナイロン66)、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリウレタン又はこれらの混合繊維を例示することができる。
外側長尺袋体11aは、長尺袋体11の最外部を構成しており、外側は、直接外気と接している。車両が衝突した際、車両との摩擦を少なくして、外側長尺袋体11aの損傷を防ぐと共に、車両の損傷も防ぐように低摩擦性を有している。
その素材は、低摩擦性を有するものであれば特に限定はないが、ポリウレタンシートであることが好ましい。ポリウレタンシートであれば、表面が滑らかであり、低摩擦性に優れるため好適に用いることができる。
長尺袋体は、中側長尺袋体を覆い、且つ、外側長尺袋体に覆われる、衝撃吸収性の筒体を更に備えることが好ましい。この筒体を備えることにより、長尺袋体内部の空気圧が減少しても、長尺袋体の形態を更に安定させると共に、車両が衝突しても衝撃を吸収することができる。このため、例えば、大型車のミラー支持部材等が長尺袋体に衝突しても、長尺袋体がミラー支持部材に巻き付くのを防ぐことができる。
例えば図5及び図6に示すように、長尺袋体15は、長尺袋体11において、中側長尺袋体11bを覆い、且つ、外側長尺袋体11aに覆われる、衝撃吸収性の筒体15dを更に備えている。この筒体15dは衝撃を吸収する素材であれば特に限定はないが、例えば硬質塩化ビニル素材を使用することができる。この硬質塩化ビニルは、図5及び図6に示すようにメッシュ状となるように、パンチング孔15dhが筒体15d全体に亘って穿孔されていることが好ましい。こうすることで、弾性を高め、衝撃吸収性を増すことができる。
(2)支持部材
前記「支持部材」は長尺袋体を支持する部材である。支持部材は長尺袋体を支持し、阻止機に連結部材を介して接続される。
支持部材は、外側長尺袋体を着脱自在に挿着する挿着部と、該挿着部に接続する接続部と、該接続部に接続し、前記阻止機に挿着される取付部と、から構成することができる。
この構成であれば、特に限定はないが、例えば、以下の第1形態〜第3形態とすることができる。
(第1形態)
例えば、図7に示すように、第1形態に係る支持部材は、支持部材23が、外側長尺袋体21を着脱自在に挿着する挿着部23cと、挿着部23cに接続する接続部23bと、接続部23bに接続し、阻止機に挿着される取付部23aと、から構成される。
ここで、長尺袋体21は、気体注入口21kが底面中央に位置している以外はすべて長尺袋体11と同一の構成である。
挿着部23cの内面に長尺袋体21の外面全体が当接することが好ましく、こうであれば、長尺袋体に衝撃が加わっても、挿着部23c全体にその衝撃力が分散され、支持部材への衝撃が緩和される。
挿着部23cの材質は特に限定はないが、軟質の強度に優れた合成樹脂であることが好ましい。こうであれば、長尺袋体10を傷つけることなく挿入固定することができる。例えば塩化ビニルレザーを用いることができる。
挿着部23cに長尺袋体21を固定するには、長尺袋体21に気体注入口21kから気体をある程度注入した後、或いは、注入せずに、挿着部23cに挿入し、その後長尺袋体21に気体を圧縮充填し、その内圧により押圧固定することができる。更に、当接部分を接着固定してもよい。なお、長尺袋体21は、挿着部23cに着脱自在に挿着可能であるため、長尺袋体21又は支持部材23の一方が損傷した場合でも容易に交換可能である。
取付部23aは、支持部材23を、阻止機の連結部材に取り付ける部材であり、連結部材に取付可能であれば、特にその形状は問わず、円筒形、角筒形等とすることができる。
また、取付部23aの材質も特に限定はなく、アルミニウム等の金属製、硬質の合成樹脂、グラスファイバー、又は木製のものとすることができる。
図7に示す取付部23aは円筒形であり、接続部23bを介して挿着部23cに接続されている。接続部23bの形状等は特に限定はないが、例えば、図8に示すように、取付部23aの外面に当接した外面接続材23b2と、挿着部23cの内面に当接した内面接続材23b1を固着具24で固定する構造とすることができる。
なお、接続部は必ずしも必要でなく、例えば、挿着部23cと取付部23aを接着、縫着等により直接接続してもよい。
(第2形態)
第2形態に係る支持部材は、挿着部及び取付部は直筒状であり、接続部は挿着部から取付部に向かって次第に窄まる漏斗状に形成されている。取付部の接続部と対向する側は、無底筒状であってもよいが、有底筒状であることが好ましい。有底筒状であれば、強度に優れると共に、支持部材内部に粉塵等が侵入するのを防ぐことができる。
例えば、図1に示すように、第2形態に係る支持部材13は、挿着部13c及び取付部13aが直円筒状であり、接続部13bは挿着部13cから取付部13aに向かって次第に窄まる漏斗状に形成されている。支持部材13であれば、長尺袋体が衝撃を受けた場合に、周方向全体に亘って均等に衝撃を吸収することができるため、阻止棒全体の損傷を効果的に防ぐことができる。
支持部材13は、図2に示すように、取付部13aに連結部材装着用孔13ahと、接続部13bに、気体注入口用孔13bhが設けられている。気体注入口用孔13bhから長尺袋体11の気体注入口11kが突出している。
また、支持部材13の取付部は、図4に示すように、接続部と対向する側が有底筒状に形成されている。
支持部材の材質は特に限定はなく、アルミニウム等の金属製、硬質の合成樹脂、グラスファイバー、又は木製のものとすることができる。これらの中では、硬質の合成樹脂であることが好ましい。
更に、支持部材は、硬質合成樹脂で一体に形成されたものであることが特に好ましい。硬質合成樹脂で一体に形成することにより、強度的にも優れるとともに、ブロー成形等により容易に製造することができる。
硬質の合成樹脂は、その素材に特に限定はなく、ポリプロピレン、ポリエチレン等を好適に用いることができる。
図1、図2及び図4に示すように、支持部材13と長尺袋体11の間に更に円筒状の保護シート12を更に備えることができる。保護シート12は軟質の強度に優れた合成樹脂
であることが好ましく、硬質の挿着部13cから長尺袋体を保護する役割を果たす。特に長尺袋体に衝撃が加わったときに、硬質の挿着部13cの先端部において長尺袋体が折れ曲がるのを防ぐことができる。
保護シート12の素材としては、例えば塩化ビニルレザーを用いることができる。保護シート12は挿着部13cに対して単に挿入して、長尺袋体の内圧により押圧固定するだけでもよいが、着脱可能な程度に挿着部13cの内面に接着することが好ましい。
挿着部13cに、保護シート12を介して長尺袋体11を固定するには、長尺袋体11に気体注入口11kから気体をある程度注入した後、或いは、注入せずに、挿着部13cに挿入し、その後長尺袋体11に気体を圧縮充填し、その内圧により押圧固定することができる。更に、保護シート12と長尺袋体11の当接部分を接着固定してもよい。
なお、長尺袋体11の支持部材73への固定方法は、第1形態と同様であるためその説明は省略する。
(第3形態)
第3形態に係る支持部材は、挿着部及び取付部が直筒状であり、接続部が挿着部から取付部に向かって次第に窄まる漏斗状に形成されていると共に、取付部の長手方向の中心軸は挿着部の長手方向の中心軸に対して、偏心している。すなわち、本第3形態は、前記第2形態において、更に、取付部の長手方向の中心軸が挿着部の長手方向の中心軸に対して、偏心しているものである。
例えば、図9及び図10に示すように、第3形態に係る支持部材73は、挿着部73c及び取付部73aは直円筒状であり、接続部73bは挿着部73cから取付部73aに向かって次第に窄まる漏斗状に形成されていると共に、前記取付部73aの長手方向の中心軸は前記挿着部の長手方向の中心軸に対して、偏心している。
こうすることで、図14に示すように、車両が阻止棒70に衝突して阻止棒70が水平方向に折れ曲がっても、隙間Xを確保することができ、阻止棒70が阻止機50、車両感知機90、その他の装置に接触するのを防ぐことができる。
支持部材73は、更に、取付部73aの外表面から接続部73bの外表面に沿って、取付部73aの長手方向の中心軸から見て放射状に突出した複数のリブ73dを備えていることが好ましい。こうすることで、取付部73aから接続部73bにかけての強度を補強することができる。
ここで、支持部材73の材質は、第2形態に係る支持部材23と同様であるためその説明を省略する。また、同様にブロー成形により、リブ73dも含めた形で一体成形することができる。ブロー成形によれば、図11に示すように、リブ71dの内部に空洞71dhが形成される。
更に、図12に示すように、取付部73aの内表面に当接固定された筒部75aと、筒部75aと接続し、筒部75aから接続部73bの内表面に沿って、放射状に延設して当接固定された複数の折り曲げ部75bと、を有する補強部材75を更に備えることが好ましい。この補強部材75の材質は特に問わないが、金属製であることが好ましい。金属製であれば、図13に示すように、筒体の端部を放射状に切開することにより、支持部材内部に当接するように加工することが容易である。金属の例として、アルミニウム、銅、鉄などが挙げられる。
この補強部材75を支持部材73の内部に装着するには、圧入、固着具による固定、接着剤による固定、又はこれらを併用することができる。
なお、前記リブ及び補強部材は、第3形態において特に必須ではなく、これらを備えないもの、これらの一方のみを備えていてもよい。また、第2形態においても、リブ及び/又は補強部材を備えていてもよい。
更に、長尺袋体の例として、3層構造に係る長尺袋体11を装着する例を示したが、長尺袋体は、1層又は2層、あるいは4層以上であってもよい。ただし、通常は2層又は3層である。
また、第2形態と同様、保護シート12を備えることができ、保護シート12についての材質、作用効果等については第2形態と同様であるため、その説明を省略する。
なお、長尺袋体11の支持部材73への固定方法は、第1形態と同様であるためその説明は省略する。
(3)情報表示部
阻止棒の外側長尺袋体の表面部に、通行車両に対して情報を提供するための情報表示部が備えられていることが好ましい。
例えば、「20km」のごとく制限速度を表示することにより、車両に徐行を促し、料金所への進入速度を低下させる効果が得られる。また、「ようこそ〇〇〇へ」という表示をすれば、その町への来訪者に対して歓迎の意を表明することができ、町おこしにも役立てることができる。
情報表示部の表示方法は特に限定されず、種々の方法を採用することができる。例えば、直接長尺袋体表面に文字等を書いたり、印刷してもよいし、文字等を書いたラベルを貼り付ける方法でもよい。
情報表示部は、LED素子及び/又は蓄光塗膜により発光表示することもできる。こうすることで、特に夜間において、情報を目立たせる効果を発揮させることができる。
LED素子により発光表示するのであれば、低電力で発光させることができるため、ソーラーパネルを利用して、昼間に蓄えた電気を夜間において使用することができる。LED素子は、長尺袋体表面部に取り付けることにより発光表示させることができる。
又、蓄光塗膜により発光表示することもできる。長尺袋体表面に直接蓄光塗料を塗布してもよいし、蓄光塗料を塗布したラベルを長尺袋体表面に貼り付けてもよい。更に、LED素子及び蓄光塗膜の両方を併用することもできる。
[2]阻止装置
前記阻止装置は、前記阻止棒と、該阻止棒を連結部材を介して回動し、垂直状態又は水平状態に保持する阻止機と、を備えることを特徴とする。
前記「阻止棒」は前記[1]に記載の「阻止棒」をそのまま使用できるため、その説明を省略する。
例えば、阻止装置1は、図15に示すように、阻止棒10と、阻止棒10を連結部材51を介して回動し、垂直状態又は水平状態に保持する阻止機50と、を備える。
前記「連結部材」は、阻止棒を回動し、垂直状態または水平状態に保持する阻止機に連結する部材である。例えば図9に示すように、阻止機50に取り付けられた連結部材51は、阻止棒10の取付部13aに連結している。
そして、車両60が所定の速度以下で進入した場合には、阻止棒10は、連結部材51を介して垂直となって車両60の通行を許容する。一方、所定の速度を超えて進入した場合には、阻止棒10は、垂直とならず、車両60は阻止棒10に衝突することになる。その際、図10に示すように、連結部材51に設けた回動部材51aにより、阻止棒10が車両の進行方向へ回動部材51aのヒンジ部(不図示)を軸として回動し、車両の進行方向に水平に折れ曲がる。そして、この回動部材の回動を検知するセンサー(不図示)により、阻止棒10への衝突を料金所の職員に通報することができる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
[1]実施例1
実施例1に係る阻止棒10は、図1に示すように、長尺袋体11と、支持部材13と、を備えている。更に、その間に保護シート12が挟着されている(図2、図4参照)。保護シート12は、支持部材13に着脱可能な程度に接着固定した。
長尺袋体11は、ポリウレタンシート素材からなる内側長尺袋体11cと、網状のポリウレタン繊維素材からなる中側長尺袋体11bと、ポリウレタンシート素材からなる外側長尺袋体11aと、からなる3層構造に形成されている。また、保護シート12は塩化ビニルレザー素材からなる。内側長尺袋体11cには、気体注入口11kから空気を注入し、1.8kg/cm2の空気圧とした。
支持部材13は、挿着部13c及び取付部13aが円筒状であり、接続部13bは挿着部13cから取付部13aに向かって次第に窄まる筒状に形成されている。支持部材13は、ポリプロピレン素材からなり、ブロー成形により一体に形成した。
[2]実施例2
実施例2に係る阻止棒30は、図6に示すように、長尺袋体15と、支持部材13と、を備えている。更に、その間に保護シート12が挟着されている長尺袋体15は、長尺袋体11において、中側長尺袋体11bを覆い、且つ、外側長尺袋体11aに覆われる、衝撃吸収性の筒体15dを更に備えている。この筒体15dは0.3mmの厚さの塩化ビニルシートからなる筒体で、パンチング孔15dhが筒体15d全体に亘って穿孔されている。その他の構成は、実施例1に係る阻止棒10と同一である。
[3]実施例3
実施例3に係る阻止棒20は、図7に示すように、長尺袋体21と、支持部材23と、を備えている。長尺袋体21は、気体注入口21が底面中央に位置している以外はすべて実施例1の長尺袋体11と同一の構成である。
支持部材23は、図8に示すように、外側長尺袋体21を挿着する塩化ビニルレザーからなる挿着部23cと、挿着部23cに接続する接続部23bと、接続部23bに接続し、阻止機に挿着される取付部23aと、から構成される。長尺袋体21には、気体注入口21kから空気を注入し、1.8kg/cm2の空気圧とした。取付部23aはアルミニウム製の円筒であり、挿着部23cと接続部23bを介して接続されている。接続部23bは、図8に示すように、取付部23aの外面に当接したアルミニウム製の長尺の板材(外面接続材)23b2と、挿着部23cの内面に当接した長尺のアルミニウム製の板材(内面接続材)23b1をボルト25で固定してある。
[4]実施例4
実施例4に係る阻止棒40は、図7に示すように、長尺袋体25と、支持部材23と、を備えている。長尺袋体25は、気体注入口21が底面中央に位置している以外はすべて実施例1の長尺袋体15と同一の構成である。すなわち、長尺袋体25は筒体15dを備えた4層構造に形成されている。又、支持部材23は、実施例3と同一の構成である。
[5]実施例5
実施例5に係る阻止棒70は、図9に示すように、長尺袋体11と、支持部材73と、を備えている。更に、その間に保護シート12が挟着されている。
支持部材73は、挿着部73c及び取付部73aが直円筒状であり、接続部13bは挿着部13cから取付部13aに向かって次第に窄まる漏斗状に形成されている。支持部材73は、更に、取付部73aの外表面から接続部73bの外表面に沿って、取付部73aの長手方向の中心軸から見て放射状に突出した6個のリブ73dを備えている。支持部材73は、ポリエチレン素材からなり、ブロー成形により一体に形成した。
また、図12に示すように、アルミニウム製の補強部材75を、筒部75aを取付部73aの内面に圧入することにより、取付部73aの内表面に筒部75aを当接固定させると共に、折り曲げ部75bを接続部73bの内表面に当接固定させた。
[6]実施例6
実施例6に係る阻止装置1は、図15に示すように、阻止棒10と、阻止棒10を連結部材51を介して回動し、垂直状態又は水平状態に保持する阻止機50と、を備えている。
そして、図16に示すように、阻止棒10の表面部に情報表示部17が備えられている。情報表示部の文字部分は、LED素子により発光表示する。
1;阻止装置、10、20、30、40、70;阻止棒、11、15、21、25;長尺袋体、11a;外側長尺袋体、11b;中側長尺袋体、11c;内側長尺袋体、13、23、73;支持部材、13c、23c、73c;挿着部、13b、23b、73b;接続部、13a、23a、73a;取付部、15d;筒体、17;情報表示部、50;阻止機、51;連結部材、73d;リブ、75;補強部材、75a;筒部、75b;折り曲げ部

Claims (15)

  1. 有料道路の料金所に設置される阻止機に取り付けられる阻止棒において、
    前記阻止棒は、気体を圧縮充填した長尺袋体と、該長尺袋体を支持する支持部材と、を備え、
    前記長尺袋体は、気密保持性を有する内側長尺袋体と、該内側長尺袋体を覆い、形状保持性を有する中側長尺袋体と、該中側長尺袋体を覆い、低摩擦性を有する外側長尺袋体と、からなる3層構造に形成されていることを特徴とする阻止棒。
  2. 前記内側長尺袋体及び前記外側長尺袋体は、ポリウレタンシートからなる請求項に記載の阻止棒。
  3. 前記中側長尺袋体は、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、ポリウレタン系繊維もしくはこれらの混合素材からなる請求項又はに記載の阻止棒。
  4. 前記中側長尺袋体を覆い、且つ、外側長尺袋体に覆われる、衝撃吸収性の筒体を更に備える請求項乃至のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
  5. 前記筒体は、硬質塩化ビニルからなる請求項に記載の阻止棒。
  6. 前記支持部材は、前記外側長尺袋体を着脱自在に挿着する挿着部と、該挿着部に接続する接続部と、該接続部に接続し、前記阻止機に取着される取付部と、からなる請求項1乃至のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
  7. 有料道路の料金所に設置される阻止機に取り付けられる阻止棒において、
    前記阻止棒は、気体を圧縮充填した長尺袋体と、該長尺袋体を支持する支持部材と、を備え、前記長尺袋体は、少なくとも2以上の袋体を重ね合わせることにより2層以上の構造に形成されており、
    前記支持部材は、前記外側長尺袋体を着脱自在に挿着する挿着部と、該挿着部に接続する接続部と、該接続部に接続し、前記阻止機に取着される取付部と、からなり、
    前記挿着部及び前記取付部は直筒状であり、前記接続部は該挿着部から該取付部に向かって次第に窄まる漏斗状に形成されている阻止棒。
  8. 前記挿着部及び前記取付部は直筒状であり、前記接続部は該挿着部から該取付部に向かって次第に窄まる漏斗状に形成されている請求項に記載の阻止棒。
  9. 前記取付部の長手方向の中心軸は前記挿着部の長手方向の中心軸に対して、偏心している請求項7又は8に記載の阻止棒。
  10. 前記取付部の外表面から前記接続部の外表面に沿って、前記取付部の長手方向の中心軸から見て放射状に突出した複数のリブを更に備える請求項7乃至9のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
  11. 前記支持部材は、硬質合成樹脂で一体に形成されたものである請求項乃至10のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
  12. 前記取付部の内表面から前記接続部の内表面に沿って、当接固定された補強部材であって、該取付部の内表面に当接固定された筒部と、該筒部と接続し、該筒部から前記接続部の内表面に沿って、放射状に延設して当接固定された複数の折り曲げ部と、を有する補強部材を更に備えた請求項乃至11のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
  13. 前記長尺袋体の表面部に、通行車両に対して情報を提供するための情報表示部が備えられている請求項1乃至12のうちのいずれか1項に記載の阻止棒。
  14. 前記情報表示部は、LED素子及び/又は蓄光塗膜により発光表示する請求項13に記載の阻止棒。
  15. 請求項1乃至14のうちのいずれか1項に記載の阻止棒と、該阻止棒を連結部材を介して回動し、垂直状態又は水平状態に保持する阻止機と、を備えることを特徴とする阻止装置。
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