JP5598685B2 - カラオケ装置及びカラオケ用プログラム - Google Patents

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本発明は、演奏される伴奏に合わせて歌唱を楽しむことのできるカラオケ装置、並びに、カラオケ装置にて実行可能なカラオケ用プログラムに関するものである。特に、歌唱者に合わせて演奏音の音程を変更可能なカラオケ装置、並びに、カラオケ用プログラムに関する。
従来、演奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケ装置が広く利用されている。このカラオケ装置には、歌唱の優劣を評価するため採点機能を備えたものがある。このような採点機能では、模範的な歌唱音程と歌唱者による歌唱音程とを比較し、その一致度合いに基づいて歌唱者に対する歌唱評価が行われる。
現在、このような採点機能を備えたカラオケ装置では、カラオケ装置をインターネット上のホスト装置と通信接続することで、ユーザ間の採点結果(得点)を競う対戦機能も見受けられる。特許文献1には、このようなユーザ間の対戦機能を有するカラオケシステムにおいて、歌唱対戦対象となる課題曲を選定する対戦課題曲自動選定機能を備えたカラオケシステムが開示されている。この対戦課題曲自動選定機能によれば、ユーザの歌唱履歴に基づいて課題曲が選定されるため、ユーザ間での公平性を担保して課題曲を選定することが可能となる。
特開2009−109885号公報
ところで、数多くのユーザが参加することのできる対戦機能では、ある楽曲の採点結果を競うに際し、僅かな点差によってユーザ間の順位が大きく変動することとなる。そのため、高順位を目指すユーザは、歌唱技巧を凝らすなど、可能な限りの手段をつくして高得点を獲得することを行っている。
ところで、カラオケ装置には歌唱者(ユーザ)が歌いやすい音域となるように演奏音の音程を変更する機能(通称:キーコントロール)が設けられている。通常、ユーザは、演奏音の音程が高すぎる、あるいは、低すぎる場合、この音程変更機能を用いて、演奏音が自身の歌いやすい音域になるよう、演奏音の音程を調整して演奏を行っている。ところで、前述した採点機能(対戦機能)では、この音程を調整することで、模範的な歌唱音程の音程も変化するために、採点結果(順位)が変動することが考えられる。採点結果は、歌唱者自身の歌いやすさとは異なるものであって、たとえ歌いにくい音域に設定した場合であっても、歌いやすい音域よりも良好な採点結果が獲得できる場合がある。
本発明は、このような状況を鑑みたものであって、ユーザに対して歌唱によって、良好な採点結果を推奨することのできるカラオケ装置、並びにカラオケ用プログラムを提供することを目的とするものである。
このような課題を解決するため、本発明に係るカラオケ装置、カラオケ用プログラムは以下の構成を採用するものである。
演奏手段と、制御手段と、を備えるカラオケ装置において、
前記演奏手段は、演奏情報に基づいて演奏を可能とし、
前記制御手段は、採点処理と、音程推奨処理を実行可能とし、
前記採点処理は、指定された楽曲に対応する前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させるとともに、前記演奏情報に対応する歌唱音程情報と、入力音声情報を比較して歌唱採点情報を算出し、
前記音程推奨処理は、指定された楽曲に対応する前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させるとともに、前記演奏情報の異なる音程に対応する複数の前記歌唱音程情報と、前記入力音声情報を比較して、異なる音程に対応する複数の前記歌唱採点情報を算出し、最も良好な前記歌唱採点情報に対応する音程を、推奨音程として報知することを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、
前記音程推奨処理は、前記演奏情報の演奏中、前記演奏情報の複数の演奏区間毎に前記推奨音程を決定するとともに、前記区間に対応付けて前記推奨音程を報知することを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、
前記音程推奨処理は、
前記演奏情報の演奏中、前記演奏情報の複数の区間毎に複数の音程毎の前記歌唱採点情報を算出するとともに、ある区間で最も良好な前記歌唱採点情報に対応する音程を、次の区間の音程に設定して前記演奏手段に前記演奏情報を演奏させることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、
前記制御手段は、
指定された前記楽曲に対応する楽曲識別情報と、前記推奨音程をユーザ情報に記録する記録処理と、
楽曲が指定された際、当該楽曲を指定したユーザのユーザ情報中、当該楽曲の前記楽曲識別情報に対応付けて前記推奨音程が記録されている場合、前記推奨音程を報知する、もしくは、前記推奨音程を前記楽曲を演奏する際の音程として設定することを特徴とする。
また本発明に係るカラオケ用プログラムは、
演奏情報に基づいて演奏を行うカラオケ装置にて実行可能なカラオケ用プログラムであって、
指定された楽曲に対応する前記演奏情報を演奏手段に演奏させるとともに、前記演奏情報に対応する歌唱音程情報と、入力音声情報を比較して歌唱採点情報を算出する採点処理と、
指定された楽曲に対応する前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させるとともに、前記演奏情報の異なる音程に対応する複数の前記歌唱音程情報と、前記入力音声情報を比較して、異なる音程に対応する複数の前記歌唱採点情報を算出し、最も良好な前記歌唱採点情報に対応する音程を、推奨音程として報知する音程推奨処理と、を実行可能とすることを特徴とする。
本発明のカラオケ装置、カラオケ用プログラムによれば、歌いやすさとは異なり、カラオケ装置の採点機能においてユーザが高い採点結果を獲得することが予想される音程を推奨音程としてユーザに報知することが可能となる。
さらに本発明によれば、楽曲の複数区間毎に推奨音程を報知することが可能となり、ユーザは、高い採点結果を獲得したい区間についての推奨音程を認知することが可能となる。
さらに本発明によれば、ある区間で最も良好な歌唱採点情報に対応する音程を、次の区間の音程に設定して演奏させることで、推奨音程と想定される音程に変更して演奏させ、推奨音程として確かなものか否かを確認することが可能となる。
さらに本発明によれば、楽曲に対応付けて推奨音程をユーザ情報に記録しておくことで、ユーザが当該楽曲を再度、指定した際、当該楽曲についての推奨音程を認知する、あるいは、推奨音程を演奏する際の音程として設定することが可能となる。
本発明の実施形態に係るカラオケシステムを示す図 本発明の実施形態に係るトップ画面を示す図 本発明の実施形態に係るユーザ情報を示す図 本発明の実施形態に係るユーザに対するサービス処理を示す図 本発明の実施形態に係る利用ユーザトップ画面を示す図 本発明の実施形態に係る楽曲確認画面を示す図 本発明の実施形態に係るカラオケ装置のメイン処理を示すフロー図 本発明の実施形態に係るカラオケ装置の演奏処理を示すフロー図 本発明の実施形態に係る歌唱音程情報と入力音声情報の対比の様子を示す模式図 本発明の実施形態に係る推奨音程報知画面を示す図 本発明の実施形態に係る音程設定画面を示す図 本発明の他の実施形態に係るカラオケ装置の演奏処理を示すフロー図 本発明の他の実施形態における楽曲中の区間設定形態を説明する図 本発明の他の実施形態に係るカラオケ装置の演奏処理を示すフロー図
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(別称「コマンダ」)と、リモコン装置1にて構成されており、これらは、LAN100にて、無線、有線で互いに接続されている。
店舗に設置されるカラオケ装置2は、リモコン装置1(例えば、1a、1b)によりユーザからの各種指示を受け付けることが可能となっている。また、リモコン装置1は表示部11と操作部17が共有されたタッチパネル表示画面を備え、ユーザに対して各種情報の提供や、操作入力することが可能とされている。リモコン装置1は、LAN100上に設置されたアクセスポイント110を介してカラオケ装置2と無線接続される。例えばカラオケ装置2にはリモコン装置1aと1bが対応付けられ、LAN100aを介して情報を送受信することが可能となっている。また、リモコン装置1a、1bとカラオケ装置2とは赤外線通信部16などを利用した近距離通信を行うことも可能である。
さらに、本実施形態のカラオケシステムでは、ユーザに各種サービスを提供するためインターネットを介したカラオケ用ホスト5(サーバ装置)が設けられ、楽曲情報やユーザ情報、投稿情報(カラオケ投稿映像・音声、補助情報)など、各種サービスに必要な情報を記憶している。そして、ルータ120を通じて、カラオケ装置2、又はリモコン装置1a、1bと、前述した情報の送受信が行うことができる。
カラオケ装置2は、全体を統括制御する制御部30を中心として機能し、主な機能として、演奏処理、楽曲予約処理、採点処理などを実行可能としている。演奏処理は、入力部21やリモコン装置1にて、ユーザにより指定された歌唱用楽曲に対応する演奏情報をM
IDI音源を含んで構成される音響制御部70にて演奏させ、スピーカー42から放音させる処理である。このとき、スピーカー42からは歌唱用マイク44a、44bから入力される音声も合わせて放音される。
楽曲予約処理は、ユーザからの指定に基づいて歌唱用楽曲を選択、予約するための処理である。本実施形態ではリモコン装置1と連携して実行することとなる。リモコン装置1の操作部17から入力されたユーザの指令は、赤外線通信部19、23、あるいは、LAN100を介してカラオケ装置2に伝達される。カラオケ装置2での処理結果は、リモコン装置1側の表示部11に表示され、ユーザは選曲のための各種情報を視認することが可能である。カラオケ装置2とリモコン装置1は、この楽曲指定処理に限らず、ユーザ個別のサービスを提供するためのログイン処理など各種処理を実行することが可能である。
採点処理は、演奏処理に併せて行われる処理であり、歌唱するユーザの歌唱力を得点にて換算して評価する処理である。この採点処理は、演奏情報に対応する歌唱音程情報と歌唱用マイク44から入力される入力音声情報とを対比することで実行される。この対比は主に音程を比較することで実行され、歌唱音程情報と入力音声情報の音程の一致度が高いほど、得点は高くなる。このような音程対比の他、入力音声情報中、しゃくり、ビブラート、こぶしといったような歌唱技巧が判定された場合、技巧得点として得点に加算することも可能である。
図2は、本発明の実施形態に係るトップ画面、すなわち、リモコン装置1を起動した直後の画面を示す図である。本実施形態では、リモコン装置1の表示部11に表示を行うことで、リモコン装置1を操作するユーザに対して各種情報を提供する。なお、リモコン装置1の操作部17としては、カーソルキーなどの各種機械的なスイッチの他、表示部11に表示されたボタン、アイコンなどを直接タッチして操作を行うタッチパネルを採用することができる。
本実施形態のカラオケシステムは、複数のユーザが各リモコン装置1のタッチパネル表示画面から必要な情報(後述するユーザ識別情報やパスワード)を入力し、ログインすることが可能となっている。ユーザのログインに関する情報は画面上方に常時表示される。ログインしたユーザの分身像(アバター)を表示するためのログインユーザ欄103が設けられている。なお、分身像としては、人、キャラクターを模した像の他、図形や記号など各種形態を採用することができる。
また、アカウントを有していないユーザのためのゲストアイコン102、ユーザを切り替えるためのユーザ切替スイッチ101が表示されている。ログインしたユーザは、ログインユーザ欄103に表示される分身像を選択、あるいは、ユーザ切替スイッチ101を操作することで、自分のユーザ情報を利用した各種サービスを受けることが可能となる。また、アカウントを有していないユーザは、ゲストアイコン102を操作することで、選曲など一般的なサービスを受けることが可能となっている。なお、ユーザの切替の際には、パスワードなど認証を行うこととしてもよいが、認証を行うことなく簡易に切り替えることとしてもよい。
図3は、各ユーザ毎に、ホスト5に記憶されているユーザ情報を説明するための図である。本実施形態では、ユーザ情報として、個人情報、マイうたテーブル、マイアーティストテーブルといった、ユーザに関する各種情報を含んで構成される。ユーザ情報は、カラオケ用ホスト5の記憶部51に予め記憶されている。また、ユーザ情報には、ユーザがリモコン装置1からカラオケ用ホスト5へログインしてこれら情報を利用するためのユーザ識別情報、パスワードが対応付けられている。個人情報には、ユーザ名(実際の名前に限ったものでなく、ニックネームであってもよい)、性別、年齢、うた年齢、居住地、趣味
などを含んで構成される。これら各種情報は、リモコン装置1、あるいは、インターネットなどのネットワークに接続された図示しないパーソナルコンピュータ、携帯情報端末などにてログインして設定することも可能である。
なお、うた年齢とは、ユーザの選曲した楽曲に基づいて算出される実際の年齢とは異なる年齢である。各楽曲を歌唱したユーザの実際の年齢を平均することで各楽曲に対するうた年齢が算出される。各ユーザの歌年齢は、ユーザが選曲した楽曲のうた年齢を平均することで算出される。
マイうたテーブルは、ユーザによって登録された楽曲を記憶するテーブルであって、楽曲識別情報、音程調整値、過去の歌唱採点情報(最高点、もしくは、過去複数回のもの)などを含んで構成されている。ユーザは、このマイうたテーブルに基づいて、過去に登録したお気に入りの楽曲を呼び出して予約、演奏することが可能となる。その際、登録した音程調整値を利用することで、自分の歌唱にあった音程で演奏(再生)を行うこともできる。
マイアーティストテーブルは、ユーザによって登録されたアーティスト(歌手)を記憶するテーブルであって、歌手識別情報を含んで構成されている。ユーザは、このマイアーティストテーブルに基づいて、登録したお気に入りのアーティストの楽曲(持ち歌、あるいは、関連楽曲)を呼び出して予約、演奏することが可能となる。
履歴テーブルは、ユーザが過去に演奏した楽曲に関する各種情報を記録した情報であって、本実施形態では、過去に演奏した(当該ユーザが予約、演奏した)楽曲について、楽曲の楽曲識別情報、演奏した日時を示す歌唱日時、歌唱採点情報などを含んで構成されている。ユーザは、この履歴テーブルに基づいて、過去に演奏した楽曲を呼び出して歌唱することができる。なお、本実施形態の履歴テーブルには、上述する各種情報以外に、推奨音程値が含まれている。この推奨音程値は、採点処理にて高得点を獲得することが予想される音程値であり、その算出などについては後の処理における説明で詳しく説明する。
図4は、このユーザ情報の送受信の様子を示した図である。カラオケ店舗に来店したユーザは、自己のユーザ識別情報とパスワードで構成された識別情報を入力、あるいは、リモコン装置1などに設けられたICカードリーダーでICカードに記憶されている識別情報を読み取らせることで認証処理S101を実行する。ユーザの識別情報を読み取った、カラオケ装置2あるいはリモコン装置1は、識別情報をカラオケ用ホスト5に送信し(S102)、識別情報を受信したカラオケ用ホスト5は記憶部51に記憶されたデータベースから、該当するユーザのユーザ情報を抽出し(S121)、問い合わせのあったカラオケ装置2あるいはリモコン装置1に対して送信する(S122)。
ユーザ情報を受信したカラオケ装置2側では(S103)、受信したユーザ情報に基づいて、選曲処理、演奏処理など各種サービス処理が提供される(S104)。ユーザによりログアウトが要求される(S105)とサービス処理を中断し、サービス処理中における各種履歴(ログ)、あるいは、ユーザによる設定変更を反映したユーザ情報をカラオケ用ホスト5に送信する(S106)。ここで、ユーザ情報は、全ての情報を送信することの他、更新された差分だけを送信してもよい。カラオケ用ホスト5では、受信したユーザ情報に基づいて記憶部1に記憶されたデータベースの更新を実行する(S124)。
以上、1ユーザが認証処理(ログイン処理)してから、ログアウトするまでの流れを説明したが、本実施形態のカラオケ装置2、リモコン装置1は、認証された複数人(認証ユーザ)が同時にログインした状態で使用することが可能となっており、図2で説明したユーザインターフェイスを用いることで、サービスを提供するユーザ(以下、「アクティブ
ユーザ」という)を切り替えて使用することが可能となっている。
図5は、本発明の実施形態に係るアクティブユーザトップ画面を示す図である。この図に示されるように、複数人がログインした状態ではログインユーザ欄103にログインしたユーザの分身像103a〜103e(本実施形態では顔部分)が表示される。またログインユーザ欄103中、右端に背景がハイライトで示されるユーザは、アクティブユーザ103eであって、図に示す状態では、このアクティブユーザ103eに対するサービス、すなわち、アクティブユーザ103eのユーザ情報を利用したサービスが実行されている状態となっている。このアクティブユーザトップ画面では、「曲を探す」を選択することで、従来の歌本と同様、歌手名、楽曲名に基づく検索を行うことができる。
アクティブユーザとして楽曲を選択した場合、図6に示される楽曲確認画面にて、予約を行う楽曲に間違いがないか、楽曲名、歌手名、歌い出しなどを表示してユーザに確認させる。このとき、選択した楽曲に対して自分の歌唱できる音程(キー)が予め分かっている場合には、「音程設定」を変更することで演奏する際の音程調整値を設定することが可能となっている。キー設定右下の「変更」ボタンを操作することで、音程設定用の画面が表示され音程調整値を設定することができる。
この楽曲確認画面にて「予約」ボタンが操作されると、リモコン装置1からカラオケ装置2に対してユーザ識別情報、楽曲識別情報、音程調整値などを含む予約情報が送信される。受信したカラオケ装置2では、予約情報を予約テーブルに順次追加して、演奏処理を実行する。
図7には、本発明の実施形態に係るカラオケ装置2で実行されるメイン処理を示すフロー図が示されている。カラオケ装置2の電源投入後、演奏処理が開始されると、予約テーブルをチェック(S201)し、次に演奏する楽曲の有無が判定される(S202)。予約テーブル中、次に演奏する楽曲が有りと判定された場合(S202:Yes)には、演奏処理(S300)を実行する。本実施形態の演奏処理は、演奏と同時に採点処理、音程推奨処理を実行する形態となっている。採点処理では、歌唱用マイク44から入力される入力音声情報の音程と、演奏情報に対応する歌唱音程情報とを対比して、歌唱採点情報を算出する。一方、音程推奨処理では、採点処理と同じアルゴリズムにて、入力音声情報の音程と、各音程毎の歌唱音程情報とを対比して、最も良好な歌唱採点情報に対応する音程を推奨音程として決定する処理である。
図8には、本発明の実施形態に係る演奏処理を示すフロー図が示されている。演奏処理が開始されると、まず、前回の演奏時に算出した歌唱採点情報の初期化を行う(S301)。本実施形態では、歌唱用マイク44から入力音声情報が入力されている(入力音声情報の大きさが閾値以上)場合において、入力音声情報と歌唱音程情報との対比を行うこととしている。入力音声情報が有りと判定された場合(S302:Yes)には、n=0にセットする。このnは音程を示す指数であって、本実施形態ではn=1(音程:−5)からn=10(N)(音程:+5)までの11の歌唱音程情報について、入力音程情報との対比を行っている。
このように本実施形態では、カラオケ装置2において設定可能とする全ての音程について、入力音声情報との対比を行っているが、対比する音程を、実際に演奏している音程から所定音程以内に限ることとしてもよい(例えば±1、±2など)。通常、歌唱している音程から推奨音程が極端に離れることは希であるため、このように対比する音程を限定することでも推奨音程を決定することが可能である。また、このような形態では対比する歌唱音程情報の数を削減することが可能であり、制御手段における負荷を削減することが可能となる。
S305では、セットされたn番目の音程に対応する歌唱音程情報を取得する。歌唱音程情報は、演奏情報中に含まれる主旋律情報、もしくは、演奏情報の識別情報で対応付けられた情報として取得することが可能である。この歌唱音程情報は、音程毎に取得することとなるが、音程毎に歌唱音程情報を記憶しておくこととしても良いし、基準となる歌唱音程情報を使用する音程に併せてシフトして使用することとしてもよい。
S306では、歌唱用マイク44から入力された入力音声情報の音程と、S305で取得した歌唱音程情報のずれ量に基づいて得点を計算する。S307では、n番目の音程の歌唱採点情報にS306で計算した得点を加算(減算の場合もあり)して、n番目の音程の歌唱採点情報を更新する。このようにS305〜S307では、楽曲演奏中の所定期間における、n番目の音程の歌唱採点情報が算出されることとなる。S308にて、nを1つインクリメントした後、n=N(S304:Yes)と判定されるまでS305〜S307を繰り返し実行することで、n=0〜N(本実施形態ではN=10)といった異なる音程の歌唱採点情報と入力音声情報との対比が実行される。
図9には、入力音声情報と歌唱音程情報との対比の様子が模式的に示されている。ここでは演奏音程を「−2」とした場合の演奏音程情報、当該演奏音程に対して+1、−1の音程となる演奏音程情報について、それぞれ太線(音程:−1)、破線(音程:−2)、一点鎖線(音程:−3)で示している。また、細線にて入力音声情報の時間的推移が示されている。通常の採点処理では、演奏される音程に対応する演奏音程情報と入力音声情報の音程とを対比することで、歌唱採点情報を算出することとなるが、本実施形態では、この対比以外に、入力音声情報と他の音程の演奏音程情報をも対比して、各音程について歌唱採点情報を算出することとしている。
実際に演奏される演奏情報の音程で歌唱した場合であっても、採点という観点についてみると、当該音程以外の音程で歌唱するよりも好適な音程が存在することがある。これは、歌唱者の歌唱特性、あるいは、歌唱者の声質などによるものであり、歌唱者が歌唱者が歌唱しやすい音程とは異なる場合がある。本実施形態では、このような状況を鑑み、採点処理において良好な歌唱採点情報を算出する可能性のある音程を推奨音程(高得点推奨音程)としてユーザに報知することで、後の歌唱において利用可能とすることを目的としている。図9の模式的対比においても、演奏音程(音程:−2)よりも1つ高い音程(音程:−1)の方が、入力音声情報と演奏音程情報との一致度が概略高くなっていることが読み取れる。このような場合、音程「−1」を推奨音程としてユーザに報知される。
図8のフロー図に戻り説明を続ける。S302〜S308を演奏が終了したと判定される(S309:No)まで繰り返し実行することで、複数の区間毎に各音程に関し歌唱採点情報が算出される。演奏が終了すると、各音程(n=0〜N)毎の歌唱採点情報が揃うこととなるが、その中で最も歌唱採点情報が高い音程を推奨音程(高得点推奨音程)として決定する(S311)。
図7のメイン処理中、図8にて説明した演奏処理(S300)が終了すると、演奏処理にて決定した推奨音程をユーザに対して報知する(S203)。図10には、本発明の実施形態に係る推奨音程報知画面が示されている。本実施形態では、カラオケ装置2に接続されるモニタ41に対し、図10に示す推奨音程報知画面を表示することとしているが、推奨音程の報知は、このような形態以外に、リモコン装置1の表示部11に表示すること、あるいは、音声による報知を採用することとしてもよい。
図10の推奨音程報知画面には、歌唱者のアバター、ユーザ名(Aさん)、歌唱した楽曲名(冬の花)、アーティスト名(あかさたな)が表示されている。また、実際に演奏さ
れた演奏音程(演奏音程:−2)での歌唱採点情報(歌唱得点)と、複数の音程中、最も良好な歌唱採点情報を獲得した音程である推奨音程(−1)も併せて表示されている。ユーザ(歌唱者)は、この推奨音程報知画面にて、良好な歌唱採点情報を獲得可能な推奨音程(−1)を確認することが可能となる。なお、本実施形態では、実際に演奏された演奏音程と、推奨音程について、その歌唱採点情報(歌唱得点)を併せて表示することとしている。このような報知に基づき、ユーザは音程を推奨音程に変更した場合、どの程度の得点アップを見込むことができるかを確認可能となる。
さらに本実施形態では、推奨音程をユーザ情報中のマイうたテーブルに登録可能としている。図7のフロー図に戻り、S204では、まず演奏処理にて演奏された楽曲がマイうたテーブル中に登録されているか否かを確認する。当該楽曲がマイうたテーブル中に登録されてい無い場合、ユーザに対して当該楽曲とその推奨音程値の登録を問う登録用ユーザインターフェイスを表示して、ユーザに登録の可否を問う。図10の画面中、下方にはこの登録用ユーザインターフェイスが表示された状態となっている。ユーザはカラオケ装置2の操作部21、あるいは、リモコン装置1の操作部17を使用し「Yes」もしくは「No」を選択することで、登録の可否を決定する。登録が選択された場合(S206:Yes)には、マイうたテーブルに当該楽曲の楽曲識別情報を記録すると共に、音程調整値として推奨音程値を記録する(記録処理)。このようなマイうたテーブルへの登録により、次回、同じ楽曲を選択した際には、推奨音程が設定された状態となっており、ユーザは採点処理において高得点を獲得することが見込まれる。
一方、歌唱した楽曲が既にマイうたテーブルに登録されていた場合(S204:Yes)には、まず、決定した推奨音程値とマイうた−テーブルに登録されており音程調整値が異なったものであるか否かが判定される。異なっている場合には、マイうたテーブルに登録されていない場合と同様、登録用ユーザインターフェイスを表示(S206)して、ユーザに登録の可否を問う。一方、推奨音程値とマイうたテーブルに登録されている音程調整値が同じ場合には、既に登録されている音程調整値を変更する必要が無いため登録用ユーザインターフェイスを表示しない。この場合、登録されている音程調整値と推奨音程値が同じである旨を告げるメッセージを報知(表示)することとしてもよい。
以上、楽曲の演奏開始から推奨音程の報知に至る一連の処理について説明したが、本実施形態のカラオケ装置、もしくは、当該カラオケ装置にて実行可能なカラオケ用プログラムによれば、楽曲を演奏する際、ユーザの入力音声情報と、各音程毎の歌唱音程情報を採点処理と同じアルゴリズムを使用して対比し、各音程毎の歌唱採点情報を算出し、最も良好な歌唱採点情報に対応する音程を推奨音程として決定することとしている。このような推奨音程をユーザに報知することで、ユーザは採点処理において良好な歌唱採点情報を獲得することのできる音程を確認することが可能となる。
前述した実施形態では、推奨音程の報知を演奏直後に行うこととしていたが、この報知は、次回、同じ楽曲を選択したときに行うこととしてもよい。図3で説明したように、履歴テーブルには、歌唱した楽曲の楽曲識別情報に対応付けて推奨音程値が記録される(記録処理)。この履歴テーブルを利用して、再度、同じ楽曲が選択されたときには、推奨音程が報知される。図11には、本発明の実施形態に係る音程設定画面が示されている。この音程設定画面は、楽曲を選択した際に表示される楽曲確認画面(図6)にて音程設定変更を実行したときに、楽曲確認画面上にウィンドウ表示される画面であり、この音程設定画面にて、演奏時の音程を設定することが可能となっている。
図11は、図6の楽曲確認画面で音程設定画面を開いた場合であって、表示直後には事前に設定されている音程「−2」の状態となっている。この音程設定画面においてユーザは変更したい音程を設定することが可能であるが、参照情報として、「標準」、「原曲」
、「高得点推奨音程」が対応する音程に付帯して表示されている。「標準」はカラオケ用に歌唱しやすいように設定された音程(±0)であって、最初に選択した場合にはこの音程に設定された状態となっている。「原曲」はアーティストが実際に歌唱しているオリジナルの音程(図では「+3」)であって、ユーザはオリジナルの音程で歌唱したい場合、この「原曲」に音程を設定する。「高得点推奨音程」は、図8の演奏処理で決定した推奨音程値に対応する音程(図では「−1」)である。採点処理において良好な歌唱採点情報を獲得したいユーザは、この「高得点推奨音程」に設定することで、採点結果の改善を試みることが可能である。
このようにユーザ情報中の履歴テーブルを使用することで、次回、楽曲を選択した際、ユーザに対して推奨音程を報知することが可能となる。この報知形態は、図10で説明した演奏直後における推奨音程の報知と組み合わせて行うこととしてもよい。
では、本発明の他の実施形態について説明を行う。図8では1楽曲を通じて推奨音程を決定する演奏処理について説明したが、推奨音程は、1楽曲の各区間毎に決定し、ユーザに報知することとしてもよい。図12は、他の実施形態に係る演奏処理を示すフロー図である。本実施形態では楽曲の所定区間毎の推奨音程(区間推奨音程)、並びに、1楽曲を通じての推奨音程を決定することとしている。ここで、図8の演奏処理と共通の処理については同符号(S301〜S308)を付している。ここでは、図8と共通の処理については省略し、異なる処理についてのみ説明を行う。
図8と同様にS302〜S308を繰り返し実行することで、各音程毎の歌唱採点情報が算出されることとなるが、本実施形態では、この各音程毎の歌唱採点情報を所定区間毎に算出する点において前述の実施形態と異なっている。なお、本実施形態で使用する楽曲の区間とは、通称、Aメロディ(1番)、Bメロディ(2番)と呼ばれる楽曲内での区間である。図13には、本実施形態の区間採用形態が模式的に示されている。Aメロディ区間は、前奏と間奏に挟まれた歌唱区間であり、Bメロディ区間は、間奏と後奏に挟まれた歌唱区間となっている。区間には、このような形態以外に、楽曲のさび(盛上がり)部分など適宜区間を採用することが可能である。区間の判定には、演奏情報に区間判定用のフラグなどを付しておくことで実行することが可能である。
ある区間の歌唱採点情報の算出中、1区間の終了が判定された場合(S320:Yes)には、当該区間において最も歌唱採点情報の高い音程を区間推奨音程として決定する(S322)。その後、演奏が継続している場合(S323:Yes)には、後続する他の区間について、歌唱採点情報を算出し、それぞれの区間について区間推奨音程を決定する(S322)。演奏が終了したことが判定された場合(S323:No)には、区間毎の推奨音程の中から、楽曲全体についての推奨音程を決定する(S324)。ここで決定する推奨音程は、各区間毎の区間推奨音程について、それに対応する歌唱採点情報を比較し、最も良好な歌唱採点情報を有する区間推奨音程を、楽曲全体としての推奨音程として決定している。なお、区間の採用形態によっては、区間毎の時間長などが異なる場合が考えられる。そのような場合、区間の特性に応じて歌唱採点情報を補正することが好ましい。
以上、図12の演奏処理を使用した実施形態では、楽曲中の区間毎に推奨音程を決定することが可能である。このように決定された推奨音程は、演奏終了時もしくは次回楽曲の選択時にユーザに報知されることとなる。ユーザは推奨音程を確認して、当該楽曲の演奏時に利用することが可能となる。
以上説明した2つの実施形態では、演奏処理期間中に歌唱採点情報を算出することで、推奨音程、区間推奨音程を決定することとしているが、歌唱採点情報の算出は、演奏処理期間中に限られるものではなく、演奏終了後に行うこととしてもよい。この場合、入力音
声情報を記録(録音)する、あるいは、入力音声情報から抽出した音程を記録しておくことで実行可能となる。このような場合、実時間で複数の異なる歌唱音程情報との対比を行う必要はなく、制御手段の処理能力により、実時間よりも短い時間で行うことが可能である。
具体的には、S300の演奏処理にて、予約された楽曲に対応する演奏情報の演奏開始とともに、歌唱音声である入力音声の録音を実行する。このとき、録音される入力音声情報は、楽曲の演奏進行と対応付けられ、記録手段としてのハードディスク32に記録される。入力音声情報の演奏進行との対応付けは、例えば、演奏情報の時間情報を記録しておくことなが考えられる。演奏処理S300の完了後、ハードディスクに記録した入力音声情報を読み出し、前述した時間情報を基に、入力音声情報と演奏情報を同期させながら再生し、入力音声情報と複数の音程毎の歌唱音程情報との対比を行う。なお、このような形態においては、入力音声情報が記録されているため、入力音声情報を繰り返して再生することが可能である。したがって、対比する各音程の歌唱音程情報毎に入力音声情報を再生し、1回の再生で1つの音程の歌唱音程情報との対比を行い、各音程毎に再生する形態とすることも可能である。
図14には、他の実施形態に係る演奏処理についてそのフロー図が示されている。本実施形態では、図12の演奏処理と同様、楽曲中の区間毎に区間推奨音程を決定する点においては、その処理を同一なものとしている。したがって、図12と同符号の処理(S301〜S324)については、前述の実施形態での説明で賄うものとする。前述の実施形態と異なる点は、区間が変わる毎に、演奏手段(音響制御部70)に演奏させる演奏音程を、前の区間で決定した区間推奨音程に変更する処理(S325)が付加されている点である。
前の区間で決定した区間推奨音程に切り替えて演奏することで、ユーザ(歌唱者)は、実際に良好な歌唱採点情報を得ることができるか、また、歌いやすい音程であるかを確認することが可能となる。図13の区間設定では、Aメロディにて区間推奨音程を決定した後、Bメロディにて当該区間推奨音程に切り替えて演奏が行われることとなる。この場合、ユーザに対して、音程が切り替えられることを、間奏時にモニタ41あるいはスピーカー42などで報知することが好ましい。
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1a、1b…リモコン装置、11…表示部、12…ビデオRAM、13…映像制御部、14…メモリ、15…制御部、16…無線LAN通信部、17…操作部、18…操作処理部、19…赤外線通信部、2…コマンダ、21…操作部、22…操作処理部、23…赤外線通信部、24…インターフェイス部、27…メモリ、28…ビデオRAM、29…映像再生部、30…制御部、31…映像制御部、32…ハードディスク、41…モニタ装置、42…スピーカー、44a、44b…歌唱用マイク、100…LAN、110…アクセスポイント、120…ルータ、5…カラオケ用ホスト、51…記憶部、70…音響制御部

Claims (5)

  1. 演奏手段と、制御手段と、を備えるカラオケ装置において、
    前記演奏手段は、演奏情報に基づいて演奏を可能とし、
    前記制御手段は、採点処理と、音程推奨処理を実行可能とし、
    前記採点処理は、指定された楽曲に対応する前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させるとともに、前記演奏情報に対応する歌唱音程情報と、入力音声情報を比較して歌唱採点情報を算出し、
    前記音程推奨処理は、指定された楽曲に対応する前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させるとともに、前記演奏情報の異なる音程に対応する複数の前記歌唱音程情報と、前記入力音声情報を比較して、異なる音程に対応する複数の前記歌唱採点情報を算出し、最も良好な前記歌唱採点情報に対応する音程を、推奨音程として報知することを特徴とする
    カラオケ装置。
  2. 前記音程推奨処理は、前記演奏情報の演奏中、前記演奏情報の複数の演奏区間毎に前記推奨音程を決定するとともに、前記区間に対応付けて前記推奨音程を報知することを特徴とする
    請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 前記音程推奨処理は、
    前記演奏情報の演奏中、前記演奏情報の複数の区間毎に複数の音程毎の前記歌唱採点情報を算出するとともに、ある区間で最も良好な前記歌唱採点情報に対応する音程を、次の区間の音程に設定して前記演奏手段に前記演奏情報を演奏させることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のカラオケ装置。
  4. 前記制御手段は、
    指定された前記楽曲に対応する楽曲識別情報と、前記推奨音程をユーザ情報に記録する記録処理と、
    楽曲が指定された際、当該楽曲を指定したユーザのユーザ情報中、当該楽曲の前記楽曲識別情報に対応付けて前記推奨音程が記録されている場合、前記推奨音程を報知する、もしくは、前記推奨音程を前記楽曲を演奏する際の音程として設定することを特徴とする
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  5. 演奏情報に基づいて演奏を行うカラオケ装置にて実行可能なカラオケ用プログラムであって、
    指定された楽曲に対応する前記演奏情報を演奏手段に演奏させるとともに、前記演奏情報に対応する歌唱音程情報と、入力音声情報を比較して歌唱採点情報を算出する採点処理と、
    指定された楽曲に対応する前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させるとともに、前記演奏情報の異なる音程に対応する複数の前記歌唱音程情報と、前記入力音声情報を比較して、異なる音程に対応する複数の前記歌唱採点情報を算出し、最も良好な前記歌唱採点情報に対応する音程を、推奨音程として報知する音程推奨処理と、を実行可能とすることを特徴とする
    カラオケ用プログラム。
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