JP5596876B1 - プレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法 - Google Patents

プレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5596876B1
JP5596876B1 JP2014022472A JP2014022472A JP5596876B1 JP 5596876 B1 JP5596876 B1 JP 5596876B1 JP 2014022472 A JP2014022472 A JP 2014022472A JP 2014022472 A JP2014022472 A JP 2014022472A JP 5596876 B1 JP5596876 B1 JP 5596876B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
height
floor slab
precast
formwork
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014022472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015148110A (ja
Inventor
幸宏 倉田
統 鈴木
良一 小野辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Infrastructure Systems Co Ltd
Original Assignee
IHI Infrastructure Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Infrastructure Systems Co Ltd filed Critical IHI Infrastructure Systems Co Ltd
Priority to JP2014022472A priority Critical patent/JP5596876B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5596876B1 publication Critical patent/JP5596876B1/ja
Publication of JP2015148110A publication Critical patent/JP2015148110A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

【課題】ねじれ量毎に型枠を設けることなく、プレキャスト床版を予めトンネルの道路線形に追従するように製造する。
【解決手段】ベース12上に設けられ、型枠板2が載置されると共に、載置された型枠板2に圧縮力抵抗部材3を設ける型枠機構13と、ベース12と型枠機構13との間に設けられ、ベース12に対する型枠機構13の高さを調整して型枠機構13内に高低差を設けて、型枠機構13及び型枠機構13に載置された型枠板2を設置位置に対応する所定のねじれ量でねじる高さ調整機構14とを備え、型枠機構13は、高さ調整機構14によって所定のねじれ量でねじられた状態の型枠板2に圧縮力抵抗部材3を設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、プレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法に関する。
例えばセグメントによって覆工されたシールドトンネル(以下、トンネルと言う)200は、図6に示すように、トンネル200内にトンネル200を掘削した際の掘削土等を埋め戻して内部に換気口となるカルバート201等を埋設した土工202を形成し、この土工202上に道路部203が設けられている。
しかしながら、土工202上に道路部203が設けられるこのトンネル200は、土工202を形成する際に埋め戻す土を地盤改良する必要があり、施工に時間がかかる。
そこで、図7に示すように、トンネル210では、トンネル210内に土工を形成することなく、トンネル210内に形成された型枠内にコンクリートを打設して、トンネル210内に例えばT字状の道路部211を構築している(例えば特許文献1参照。)。
また、図8に示すように、トンネル220では、トンネル220内に土工を形成することなく、トンネル220内に形成された側壁ブラケット221上に板パネル222を設置して、トンネル220内で板パネル222上にコンクリートを打設してコンクリート層223を形成して、トンネル220内に合成床版からなる道路部224を構築している。
これらのトンネル210,220は、道路部211,224を構築するためにトンネル210,220内でコンクリートを打設する現場打ちコンクリート作業を行うので、床版面(上面)を、トンネル210,220内の直線部に加えてカーブや傾斜等の曲線部を有する道路部210,224の道路線形に追従するように、ねじれた曲面状に容易に形成することができる。
しかしながら、現場打ちコンクリート作業は、トンネル210,220内にコンクリートを打設するポンプ車等のコンクリート打設機を持ち込む必要があり、空間に制限のあるトンネル210,220内では困難である。更に、現場打ちコンクリート作業は、例えば、コンクリートをコンクリート製造プラントで練ってから運搬及び打設するまでのコンクリートの運搬時間及び打設時間が規定されている。更に、現場打ちコンクリート作業は、コンクリート打設後に、例えば6〜8時間程度、コンクリートが硬化するまでの養生時間が必要であり、コンクリートが硬化するまでは工事用の道路として利用できない。更に、現場打ちコンクリート作業は、トンネル掘削完了後に行う必要がある。
そこで、工期短縮を図るために、図9に示すように、トンネル230では、トンネル230内に形成された側壁ブラケット231上に、予め工場等で製造されたプレキャストRC(Reinforced Concrete)床版232を設置して、トンネル230内に道路部233を構築している。なお、RC床版232は一般的に短い支間で使用することが好ましい。したがって、長い支間になると、コンクリートを打設して中壁235を形成した後に、RC床版232を、一方の側壁ブラケット231と中壁235との間、他方の側壁ブラケット231と中壁235との間にそれぞれ設置して、トンネル230内に道路部233を構築している。
また、図10に示すように、トンネル240では、トンネル240内に形成された側壁ブラケット241上に、プレキャストRC床版232よりも長い支間で使用可能で、予め工場等で製造されたプレキャストPC(Prestressed Concrete)床版242を設置して、トンネル240内に道路部243を構築している。
また、図11に示すように、トンネル250では、トンネル250内に形成された側壁ブラケット251上に、プレキャストRC床版232よりも長い支間で使用可能で、予め工場等で製造された、板パネル252aと板パネル252aと合成されたコンクリート層252bとを有するプレキャスト合成床版252を設置して、トンネル250内に道路部253を構築している。
しかしながら、予め工場等で製造されたプレキャスト床版232,242,252を設置して道路部233,243,253を構築するトンネル230,240,250では、プレキャスト床版232,242,252の上下面が主に平坦な一定の形状で形成されるので、例えば、カーブの始終点やS字カーブ等の道路部233,243,253の曲線部の向きが切り換わる位置に設置する場合、図12(A)に示すように、トンネル230,240,250の道路線形に追従することができず、隣接するプレキャスト床版232,242,252との間に段差が生じてしまう。
したがって、図9〜図11及び図12(B)に示すように、トンネル230,240,250では、プレキャスト床版232,242,252の設置後に、段差を解消しつつ路面勾配を調整するために、トンネル230,240,250内でプレキャスト床版232,242,252上に調整コンクリートを打設して調整コンクリート層234,244,254を形成して、路面調整作業を行う必要がある。
しかしながら、トンネル230,240,250内で調整コンクリートを打設する現場打ちコンクリート作業は、上述したトンネル210,220内でコンクリートを打設する現場打ちコンクリート作業と同様に、トンネル230,240,250内に調整コンクリートを打設するポンプ車等の調整コンクリート打設機を持ち込む必要があり、空間に制限のあるトンネル230,240,250内では困難である。更に、現場打ちコンクリート作業は、調整コンクリートの運搬時間及び打設時間が規定されている。更に、現場打ちコンクリート作業は、調整コンクリート打設後に、調整コンクリートが硬化するまでの養生時間が必要であり、調整コンクリートが硬化するまでは工事用の道路として利用できない。更に、現場打ちコンクリート作業は、トンネル掘削完了後に行う必要がある。
更に、プレキャスト床版232,242,252は、予めプレキャスト床版232,242,252をねじって製作しようとすると、道路部233,243,253の曲線部等でプレキャスト床版232,242,252の形状が一品一品異なるとき、該形状に相当する型枠をそれぞれ製作しなければならない。
特開2002−089195号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、ねじれ量毎に型枠を設けることなく、プレキャスト床版を予め道路線形に追従するように製造可能なプレキャスト床版の製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るプレキャスト床版の製造装置は、所定のねじれ量でねじられた少なくとも圧縮力抵抗部材で構成されるプレキャスト床版を製造するプレキャスト床版の製造装置であって、ベース上に設けられ、上面に型枠板が載置可能な載置部を有する型枠機構と、上記ベースと上記型枠機構との間に少なくとも1つ設けられ、上記ベースに対する上記型枠機構の高さを調整して該型枠機構の載置部の上面に高低差を設けて、上記型枠機構の載置部及び上記型枠機構の載置部の上面に載置された型枠板を設置位置に対応する所定のねじれ量でねじる高さ調整機構とを備え、上記型枠機構は、上記所定のねじれ量でねじられた状態型枠板圧縮力抵抗部材を構成する圧縮力抵抗材が打設される
本発明に係るプレキャスト床版の製造方法は、所定のねじれ量でねじられた少なくとも圧縮力抵抗部材で構成されるプレキャスト床版を製造するプレキャスト床版の製造方法であって、ベース上に設けられた型枠機構の載置部の上面に型枠板を載置し、上記ベースと上記型枠機構との間に少なくとも1つ設けられた高さ調整機構により、上記ベースに対する上記型枠機構の高さを調整して該型枠機構の載置部の上面に高低差を設けて、上記型枠機構及び上記型枠機構の載置部の上面に載置された型枠板を設置位置に対応する所定のねじれ量でねじり、上記所定のねじれ量でねじられた状態型枠板圧縮力抵抗部材を構成する圧縮力抵抗材を打設する
本発明に係るプレキャスト床版の製造装置及び製造方法は、高さ調整機構によって、型枠機構の高さ調整を行い、型枠機構内に高低差を設けて、型枠機構に載置された型枠板を設置位置に対応する所定のねじれ量でねじり、型枠機構によって、所定のねじれ量でねじられた型枠板上に圧縮力抵抗部材を形成することができるので、設置位置に対応する所定のねじれ量でねじられたプレキャスト床版を容易に製造することができる。
更に、本発明に係るプレキャスト床版の製造装置及び製造方法は、高さ調整機構によって型枠機構の高さ調整を行うことで、プレキャスト床版のねじれ量を自由に調整することができるので、このプレキャスト床版の製造装置だけで、設置位置に対応する所定のねじれ量を有する各種のプレキャスト床版を容易に製造することができる。したがって、本発明に係るプレキャスト床版の製造装置及び製造方法は、例えばカーブの始終点やS字カーブ等の道路部の曲線部の向きが切り換わる位置に設置される等の床版の形状が一品一品異なる場合であっても、該形状に相当する型枠をそれぞれ製作する必要がなく、作業性が良く、工期の短縮化及びコストダウンを図ることができる。
また、本発明に係るプレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法によって製造されたプレキャスト床版、トンネル構造及びトンネルの構築方法は、プレキャスト床版が予め設置位置に対応するねじれ量でねじられた状態で製造されているので、合成床版架設機等によって設置位置に設置するだけで、設置後に現場打ちコンクリート作業を行うことなく、道路線形に対して床版面(上面)が追従した道路部を容易に構築することができる。
更に、本発明に係るプレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法によって製造されたプレキャスト床版、トンネル構造及びトンネルの構築方法は、道路部がプレキャスト床版で構築されているので、設置後直ちに工事用の道路や作業スペースとして利用することができ、さらに、トンネル掘削と床版構築とを同時に進行することができる。したがって、本発明に係るプレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法によって製造されたプレキャスト床版、トンネル構造及びトンネルの構築方法は、作業性が良く、工期の短縮化及びコストダウンを図ることができる。
トンネル内を示した断面図である。 プレキャスト床版を示した斜視図である。 プレキャスト床版を示した側面図である。 プレキャスト床版を示した断面図である。 プレキャスト床版の製造装置を示した断面図である。 掘削土を埋め戻して形成した土工上に形成された道路部を有する従来のトンネル内を示した断面図である。 現場打ちコンクリートによって形成された道路部を有する従来のトンネル内を示した断面図である。 現場打ちコンクリートによって形成された合成床版からなる道路部を有する従来のトンネル内を示した断面図である。 プレキャストRC床版からなる道路部を有する従来のトンネル内を示した断面図である。 プレキャストPC床版からなる道路部を有する従来のトンネル内を示した断面図である。 プレキャスト合成床版からなる道路部を有する従来のトンネル内を示した断面図である。 (A)は、従来のプレキャストPC床版からなる道路部を示した側面図であり、(B)は、調整コンクリート層を有する従来のプレキャストPC床版からなる道路部を示した側面図である。
以下、本発明を適用したプレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
<1.プレキャスト床版>
先ず、本発明を適用したプレキャスト床版について説明する。プレキャスト床版は、プレキャストRC床版、プレキャストPC床版、プレキャスト合成床版等の予め工場等で製造される床版であって、例えば、橋梁やトンネル等の道路部を構築する床版である。更に、このプレキャスト床版は、直線部に加えてカーブや傾斜等の曲線部を有する道路部の道路線形に追従するように、予め設置位置に対応する所定のねじれ量でねじられた状態で製造されている。
なお、以下、トンネル内の道路部を構築するトンネル用鋼コンクリートプレキャスト合成床版を例に説明する。
図1に示すように、プレキャスト床版1は、例えば、セグメント101によって覆工されたシールドトンネル(以下、トンネルと言う)100内の側壁ブラケット102上に支承機構103を介して複数個設置されて、トンネル100内に道路部104を構築すると共に、トンネル100内を車道として利用される上部空間Aと換気口等として利用される下部空間Bとに区画するものである。このプレキャスト床版1は、図2及び図3に示すように、直線部に加えてカーブや傾斜等の曲線部を有する道路線形のトンネル100に対して床版面(上面)が追従できるように、それぞれトンネル100内での設置位置に対応するねじれ量でねじられた状態で製造されている。すなわち、道路部104は、異なるねじれ量でねじられた複数種類のプレキャスト床版1を並べて構成されている。
具体的に、図4に示すように、プレキャスト床版1は、型枠として機能すると共に引張力抵抗部材として機能する鋼板パネル2と、この鋼板パネル2と合成され、圧縮力抵抗部材として機能するコンクリート層3とを有している。
鋼板パネル2は、平面視略矩形状に形成された底鋼板4と、底鋼板4の上面4aに一体に設けられた複数個の補強リブ5とを有している。
底鋼板4は、図2及び図3に示すように、プレキャスト床版1がトンネル100内での設置位置に対応するねじれ量でねじられて湾曲して設けられている。具体的に、底鋼板4は、底鋼板4の角部A,B,C,Dのうちの一の角部のみが厚さ方向の一端側又は他端側にトンネル100内での設置位置に対応するねじれ量でねじられる。ここでは、底鋼板4の角部A,B,C,Dのうちの一の角部Cのみが厚さ方向の一端側に向けてトンネル100内で設置位置に対応するねじれ量でねじられており、トンネル100の道路線形に追従するように湾曲して、所定の勾配を有するように設けられている。更に、底鋼板4は、コンクリート層3が形成される際に型枠の一部(底部)として用いられる。
補強リブ5は、図4に示すように、例えば、断面略コ字状の長尺な溝形鋼であって、ウェブ5aと、ウェブ5aの両端部にウェブ5aに略垂直で平坦なフランジ部5b,5cとを有している。このような補強リブ5は、一方のフランジ部5bを底鋼板4に向け、他方のフランジ部5cを上にして、底鋼板4上に、長手方向を底鋼板4の長手方向に向けて、底鋼板4の幅方向に所定の間隔をあけて、複数個設けられている。
更に、底鋼板4の上面4aの補強リブ5,5間には、複数個のスタッド6が設けられている。具体的に、スタッド6は、各補強リブ5,5間において、例えば、底鋼板4の長手方向に沿って、幅方向に所定の間隔をあけて、複数個設けられている。このようなスタッド6は、鋼板パネル2と、鋼板パネル2上に形成されるコンクリート層3とを強固に一体化させる。
コンクリート層3は、図4に示すように、鋼板パネル2が後述するプレキャスト床版の製造装置10に設置されて、トンネル100内での設置位置に対応するねじれ量でねじられると共に、例えば格子状に鉄筋7が配筋された後に、鋼板パネル2を型枠の一部(底部)として用いて、鋼板パネル2上にコンクリートを打設することで形成される。すなわち、プレキャスト床版1は、トンネル100内などの現場以外の工場等で予め製造されるプレキャスト合成床版である。更に、コンクリート層3は、床版面(上面)が底鋼板4のねじれに追従するように、ねじられて湾曲して設けられている。
以上のような構成を有するプレキャスト床版1は、工場等でトンネル用鋼コンクリートプレキャスト合成床版の製造装置によって予めトンネル100内での設置位置に対応するねじれ量でねじられた状態で製造された後に、トンネル100内に搬送されて、合成床版架設機等によって、トンネル100内の決められた設置位置に設置される。次いで、プレキャスト床版1には、従来のプレキャスト床版のように、設置後に調整コンクリート等による路面調整作業を行うことなく、プレキャスト床版1を設置したそのままの状態で舗装作業が行われる。
以上のように、プレキャスト床版1は、工場等で予めトンネル100内での設置位置に対応するねじれ量でねじられた状態で製造された鋼コンクリートプレキャスト合成床版であるので、合成床版架設機等によってトンネル100内の決められた設置位置に設置するだけで、調整コンクリート等による路面調整作業を行うことなく、図2及び図3に示すように、トンネル100内にトンネル100の道路線形に対して床版面(上面)が追従した道路部104を構築することができ、工期の短縮化及びコストダウンを図ることができる。
更に、プレキャスト床版1は、プレキャスト床版であるので、設置後直ちに、工事用の道路や作業スペースとして使用することができ、トンネル掘削と床版構築とを同時に進行することができる。したがって、プレキャスト床版1は、作業性が良く、工期の短縮化及びコストダウンを図ることができる。
<2.プレキャスト床版の製造装置>
<2−1.プレキャスト床版の製造装置の構成>
次に、プレキャスト床版1の製造装置について説明する。なお、以下、プレキャスト床版1の製造装置を、単に、床版製造装置とも言う。
図5に示すように、床版製造装置10は、床面11に据え付けられるベース12と、ベース12上に設けられ、鋼板パネル2が載置されると共に、鋼板パネル2にコンクリート層3を形成する型枠機構13と、ベース12と型枠機構13との間に設けられ、ベース12に対する型枠機構13の高さを調整する高さ調整機構14とを備えている。
ベース12は、図5に示すように、H形鋼やI形鋼や断面略コ字状の溝形鋼等のフレーム部材によって全体形状が平面視略矩形状となるように形成されており、プレキャスト床版1を予め製造する工場等の床面11に据え付けられる。
型枠機構13は、図5に示すように、高さ調整機構14を介してベース12上に設けられ、鋼板パネル2が載置される載置部材15と、載置部材15に載置された鋼板パネル2にコンクリート層3を形成する型枠部材16とを有している。
載置部材15は、高さ調整機構14を介してベース12上に設けられる載置ベース部15aと、載置ベース部15aの上面に一体に設けられ、鋼板パネル2が載置される載置部15bとを有している。
載置ベース部15aは、例えばベース12と同様に、H形鋼やI形鋼や溝形鋼等のフレーム部材によって全体形状がベース12と略同じ形状及び同じ大きさの平面視略矩形状となるように形成されている。載置ベース部15aは、フレーム部材を組み合わせて形成されているので、単なる板部材で構成されるよりも、軽量であって、さらに、容易にねじることができる。更に、載置ベース部15aには、幅方向(X方向)側の一対のフレーム部材のX方向の外側の側部に、高さ調整機構14が長さ方向(Y方向)の各端部にそれぞれ1個、合計2個、両側合わせて4個設けられている。
載置部15bは、例えば板部材が主面部を側方に向けて立設させた状態でX方向及びY方向に向けてそれぞれ複数個配置させて格子状となるように形成されており、載置ベース部15aの上面に溶接等によって一体に設けられている。載置部15bは、複数個の板部材により格子状に形成されているので、単なる板部材で構成されるよりも、軽量であって、さらに、容易にねじることができる。
更に、載置部15bの上面には、載置部15bに載置された鋼板パネル2を載置部15bに取り付ける取付部材15cが設けられている。この取付部材15cは、例えば棒部材で構成されており、載置部15bの上面の型枠部材16よりもX方向の両外側に、X方向に向けてY方向に所定の間隔をあけて複数個設けられている。更に、取付部材15cは、載置部15bの上面にボルト等の締結部材で締結されることで、載置部15bに着脱可能に取り付けられている。そして、取付部材15cは、載置部15bの上面に鋼板パネル2が載置されて型枠部材16が形成された後に載置部15bの上面に取り付けられ、載置部15bと型枠部材16の第1の型枠部16aとの隙間から露出した鋼板パネル2の端部上及び型枠部材16の第1の型枠部16aの下フランジ上に配置されて、載置部15bと型枠部材16との隙間から露出した鋼板パネル2の端部を載置部15bに押し付けて、鋼板パネル2を載置部15bに取り付けると共に、型枠部材16を載置部15bに取り付ける。
型枠部材16は、載置部15b上に立設させた状態でY方向に向けて配置された板状の一対の第1の型枠部16a,16aと、載置部15b上の第1の型枠部16a間に立設させた状態でX方向に向けて配置された板状の一対の第2の型枠部16b,16bとで構成されており、第1の型枠部16a,16aと第2の型枠部16b,16bとが、鋼板パネル2にコンクリート層3を形成する際の型枠の側部となる。
第1の型枠部16aは、主面部をX方向に対向させて載置部材15に対して立設させた状態で、Y方向に向けて配置されると共に、第1の型枠摺動機構(不図示)によって、X方向に摺動可能に設けられている。第2の型枠部16bは、主面部をY方向に対向させて載置部材15に対して立設させた状態で、X方向に向けて配置されると共に、第2の型枠摺動機構(不図示)によって、Y方向に摺動可能に設けられている。そして、型枠部材16は、第1の型枠部16a及び第2の型枠部16bを外側に摺動させた状態で載置部15bに鋼板パネル2が載置された後に、第1の型枠部16a及び第2の型枠部16bを内側に摺動させて、第1の型枠部16a,16a間を所定の幅だけ離間させると共に第2の型枠部16b,16b間を所定の長さだけ離間させた状態で、第1の型枠部16a及び第2の型枠部16bをボルト等の締結部材によって締結させることで、矩形枠状となり、型枠の側部として用いられる。
高さ調整機構14は、例えば、図5に示すように、載置ベース部15aの4隅に設けられている。具体的に、高さ調整機構14は、例えば、載置ベース部15aのX方向側のフレーム部材のX方向外側の側部に取り付けられた調整ブラケット14aと、ベース12の上面に高さ方向(Z方向)に向けて設けられ、調整ブラケット14aに挿通される調整ボルト14bと、調整ボルト14bに螺合され、調整ブラケット14aをZ方向に移動させて調整ブラケット14aの高さ調整を行うと共に、調整ブラケット14aを調整ボルト14bに固定する一対の調整ナット14c,14cとで構成されている。
調整ブラケット14aは、載置ベース部15aのX方向側のフレーム部材のX方向外側の側部にX方向の外側に向けて突設された板部材で構成されており、載置ベース部15aの4隅に設けられている。更に、調整ブラケット14aは、調整ボルト14bが貫通されており、調整ブラケット14aに貫通されて調整ボルト14bに螺合されると共に調整ブラケット14aのZ方向の一端側(上方)及び他端側(下方)に配置された一対の調整ナット14c,14cによって調整ボルト14bに固定されている。調整ボルト14bは、ベース12の上面にZ方向に向けて溶接等によって一体に設けられている。
そして、高さ調整機構14は、調整ナット14cによって、載置ベース部15aの4隅に設けられた4つの調整ブラケット14aのうちの一の調整ブラケット14aの高さ調整を行い、調整ブラケット14a間に高低差を設けることで、載置ベース部15a及び載置部15bを調整ブラケット14aの高低差に応じてねじることができる。したがって、高さ調整機構14は、載置部15bに鋼板パネル2が載置された状態で、調整ナット14cによって一の調整ブラケット14aの高さ調整を行うことで、鋼板パネル2を任意のねじれ量でねじることができる。
<2−2.プレキャスト床版の製造方法>
次に、床版製造装置10によるプレキャスト床版1の製造方法について説明する。
先ず、図5に示すように、鋼板パネル2を、補強リブ5及びスタッド6が形成された上面をZ方向の一端側(上方)に向けると共に鋼板パネル2の長さ方向をY方向に向けて、載置部材15の載置部15bに載置させる。
次いで、第1の型枠部16a及び第2の型枠部16bを内側に摺動させて、第1の型枠部16a,16a間を所定の幅だけ離間させると共に第2の型枠部16b,16b間を所定の長さだけ離間させて、第1の型枠部16a及び第2の型枠部16bをボルト等の締結部材によって締結させて、鋼板パネル2上に、鋼板パネル2と第1の型枠部16aと第2の型枠部16bとで構成される型枠を形成する。
次いで、取付部材15cを載置部15bの上面の第1の型枠部16aよりも外側にボルト等の締結部材で取り付けて、載置部15bに取り付けられ、載置部15bと第1の型枠部16aとの隙間から露出した鋼板パネル2の端部上及び第1の型枠部16aの下フランジ上に配置された取付部材15cによって、載置部15bと第1の型枠部16aとの隙間から露出した鋼板パネル2の端部を載置部15bに押し付けて、鋼板パネル2を載置部15bに取り付けると共に、型枠部材16を載置部15bに取り付ける。
次いで、高さ調整機構14の調整ナット14cによって載置ベース部15aの4隅に設けられた4つの調整ブラケット14aのうちの一の調整ブラケット14aの高さ調整を行い、調整ブラケット14a間に高低差を設けることで、載置部15bに載置された鋼板パネル2を、このプレキャスト床版1がトンネル100内で設置される所定の設置位置(第1の設置位置)に対応する所定のねじれ量(第1のねじれ量)でねじる。
次いで、補強リブ5上に鉄筋7を配筋する等した後に、第1のねじれ量でねじられた鋼板パネル2と第1の型枠部16aと第2の型枠部16bとで構成された型枠内にコンクリートを打設して、鋼板パネル2上に、鋼板パネル2に追従してねじられたコンクリート層3を形成する。
以上のようにして、床版製造装置10を用いて、トンネル100内の第1の設置位置に対応する第1のねじれ量でねじられたプレキャスト床版1を製造する。
なお、床版製造装置10を用いて、トンネル100内の第2の設置位置に対応する第2のねじれ量でねじられたプレキャスト床版1を製造する等、他の設置位置に対応する他のねじれ量でねじられたプレキャスト床版1を製造する場合には、一の調整ブラケット14aの高さ調整を行う際に、第1のねじれ量のときとは一の調整ブラケット14aの高さを変えて他の調整ブラケット14aとの高低差を変えて、載置部15bに載置された鋼板パネル2を第1のねじれ量とは異なる第2のねじれ量でねじれば良い。
以上のようにして、床版製造装置10だけを用いて、予めトンネル100内での設置位置に対応するねじれ量でねじられる各種のプレキャスト床版1を製造することができる。
<2−3.プレキャスト床版の製造装置の作用効果>
以上のように、床版製造装置10は、高さ調整機構14の調整ナット14cによって、調整ブラケット14aの高さ調整を行い、調整ブラケット14a間に高低差を設けて、載置部15bに載置された鋼板パネル2をトンネル100内の設置位置に対応する所定のねじれ量でねじり、型枠機構6によって、所定のねじれ量でねじられた鋼板パネル2上にコンクリート層3を形成することができるので、トンネル100内での設置位置に対応する所定のねじれ量でねじられたプレキャスト床版1を容易に製造することができる。
更に、床版製造装置10は、高さ調整機構14の調整ナット14cによって調整ブラケット14aの高さ調整を行うことで、プレキャスト床版1のねじれ量を自由に調整することができるので、この床版製造装置10だけで、予めトンネル100内での設置位置に対応する所定のねじれ量を有する各種のプレキャスト床版1を製造することができる。したがって、床版製造装置10は、例えばカーブの始終点やS字カーブ等の道路部104の曲線部の向きが切り換わる位置に設置される等の形状が一品一品異なる場合であっても、従来のように形状毎(ねじれ量毎)に型枠を設ける必要がないので、作業性が良く、従来よりも工期の短縮化及びコストダウンを図ることができる。
<2−4.プレキャスト床版の製造装置の変形例>
更に、高さ調整機構14は、一の調整ナット14cの高さ調整を行い、調整ブラケット14a間に高低差を設けて、鋼板パネル2をねじることに限定されるものではなく、複数個の調整ナット14cの高さ調整を行い、調整ブラケット14a間に高低差を設けて、鋼板パネル2をねじるようにしても良い。これにより、床版製造装置10は、ねじれ形状をより細かく設定することができる。
更に、高さ調整機構14は、載置ベース部15aのX方向側のフレーム部材のX方向の外側の側部に、Y方向に等間隔又は任意の位置に複数個設けられるようにしても良い。これにより、床版製造装置10は、複数個の調整ブラケット14aの高さ調整を行うことができ、ねじれ形状をより細かく設定することができる。
更に、高さ調整機構14は、調整ボルト14bに螺合された調整ナット14cによって調整ブラケット14aの高さ調整を行うことに限定されるものではなく、ベース12の上面に、油圧式、ネジ式、空気式等のジャッキやシリンダ(アクチュエータ)を設置して、調整ブラケット14aの高さ調整を行うようにしても良い。
更に、載置部材15は、載置ベース部15aがフレーム部材で形成されることに限定されるものではなく、高さ調整機構14によってねじることができれば如何なる構成であっても良く、板部材で構成されるようにしても良い。更に、載置部材15は、載置部15bが、複数個の板部材により格子状に形成されることに限定されるものではなく、高さ調整機構14によってねじることができれば如何なる構成であっても良く、H形鋼やI形鋼や溝形鋼等のフレーム部材や一枚の板部材で形成されるようにしても良い。
<3.全体の変形例>
なお、プレキャスト床版1は、橋梁等、トンネル以外の道路部を構築するものであっても良い。
更に、プレキャスト床版1は、鋼板パネル2で構成されることに限定されるものではなく、プラスチック(合成樹脂)やFRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)等から成る板パネルで構成されるようにしても良い。なお、以下、鋼板パネル2とプラスチック(合成樹脂)やFRP等から成る板パネルとを、まとめて板パネル2とも言う。
更に、プレキャスト床版1は、プレキャスト合成床版に限定されるものではなく、プレキャストRC床版やプレキャストPC床版であっても良い。
この場合、床版製造装置10は、プレキャストRC床版やプレキャストPC床版を製造する際の型枠の一部となる板パネル2を所定のねじれ量でねじり、所定のねじれ量でねじられた板パネル2上にコンクリートを打設して、床版を製造した後に、板パネル2を取り外すことで、設置位置に対応する所定のねじれ量でねじられたプレキャストRC床版やプレキャストPC床版を容易に製造することができる。
更に、プレキャスト床版1は、板パネル2上にコンクリートを打設して形成されることに限定されるものではなく、板パネル2上に、モルタル、セメントペースト、ジオポリマー、アスファルト、発泡材等を打設して形成されるようにしても良い。
1 合成床版、2 鋼板パネル、3 コンクリート層、4 底鋼板、4a 上面、5 補強リブ、5a ウェブ、5b フランジ部、5c フランジ部、6 スタッド、7 鉄筋、10 床版製造装置、11 床面、12 ベース、13 型枠機構、14 高さ調整機構、14a 調整ブラケット、14b 調整ボルト、14c 調整ナット、15 載置部材、15a 載置ベース部、15b 載置部、15c 取付部材、16 型枠部材、16a 第1の型枠部、16b 第2の型枠部、100 トンネル、101 セグメント、102 側壁ブラケット、103 道路部、200 トンネル、201 カルバート、202 土工、203 道路部、210 トンネル、211 道路部、220 トンネル、221 側壁ブラケット、222 板パネル、223 コンクリート層、224 道路部、 230 トンネル、231 側壁ブラケット、232 プレキャストRC床版、233 道路部、234 調整コンクリート層、235 中壁、240 トンネル、241 側壁ブラケット、242 プレキャストPC床版、243 道路部、244 調整コンクリート層、250 トンネル、251 側壁ブラケット、252 プレキャスト合成床版、253 道路部、254 調整コンクリート層

Claims (7)

  1. 所定のねじれ量でねじられた少なくとも圧縮力抵抗部材で構成されるプレキャスト床版を製造するプレキャスト床版の製造装置であって、
    ベース上に設けられ、上面に型枠板が載置可能な載置部を有する型枠機構と、
    上記ベースと上記型枠機構との間に少なくとも1つ設けられ、上記ベースに対する上記型枠機構の高さを調整して該型枠機構の載置部の上面に高低差を設けて、上記型枠機構の載置部及び上記型枠機構の載置部の上面に載置された型枠板を設置位置に対応する所定のねじれ量でねじる高さ調整機構とを備え、
    上記型枠機構は、上記所定のねじれ量でねじられた状態型枠板圧縮力抵抗部材を構成する圧縮力抵抗材が打設されることを特徴とするプレキャスト床版の製造装置。
  2. 上記高さ調整機構は、上記型枠機構の4隅に設けられ4つの高さ調整機構のうちの一の高さ調整機構の高さを調整して、該型枠機構の載置部の上面に高低差を設けることを特徴とする請求項1に記載のプレキャスト床版の製造装置。
  3. 上記型枠板は、引張力抵抗部材であり、
    上記プレキャスト床版は、上記引張力抵抗部材と該引張力抵抗部材と合成される上記圧縮力抵抗部材とで構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプレキャスト床版の製造装置。
  4. 上記引張力抵抗部材は、鋼板パネルであり、上記圧縮力抵抗部材は、コンクリート層であることを特徴とする請求項3に記載のプレキャスト床版の製造装置。
  5. 上記プレキャスト床版は、トンネル内部の道路床版として設置されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のプレキャスト床版の製造装置。
  6. 所定のねじれ量でねじられた少なくとも圧縮力抵抗部材で構成されるプレキャスト床版を製造するプレキャスト床版の製造方法であって、
    ベース上に設けられた型枠機構の載置部の上面に型枠板を載置し、
    上記ベースと上記型枠機構との間に少なくとも1つ設けられた高さ調整機構により、上記ベースに対する上記型枠機構の高さを調整して該型枠機構の載置部の上面に高低差を設けて、上記型枠機構の載置部及び上記型枠機構の載置部の上面に載置された型枠板を設置位置に対応する所定のねじれ量でねじり、
    上記所定のねじれ量でねじられた状態型枠板圧縮力抵抗部材を構成する圧縮力抵抗材を打設することを特徴とするプレキャスト床版の製造方法。
  7. 上記高さ調整機構は、上記型枠機構の4隅に設けられ4つの高さ調整機構のうちの一の高さ調整機構の高さを調整して、該型枠機構の載置部の上面に高低差を設けることを特徴とする請求項6に記載のプレキャスト床版の製造方法。
JP2014022472A 2014-02-07 2014-02-07 プレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法 Active JP5596876B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014022472A JP5596876B1 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 プレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014022472A JP5596876B1 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 プレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5596876B1 true JP5596876B1 (ja) 2014-09-24
JP2015148110A JP2015148110A (ja) 2015-08-20

Family

ID=51702134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014022472A Active JP5596876B1 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 プレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5596876B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019132122A (ja) * 2019-04-05 2019-08-08 鹿島建設株式会社 トンネル内部構造及びその構築方法
CN110331645A (zh) * 2019-08-06 2019-10-15 上海市市政规划设计研究院有限公司 隧道内装配式桥梁结构及其施工方法
CN113803088A (zh) * 2021-09-27 2021-12-17 中铁一局集团有限公司 一种隔离式双衬砌盾构隧道施工结构及施工方法
CN114571582A (zh) * 2022-03-15 2022-06-03 聊城市交通发展有限公司 一种道路桥梁组合式施工装置及施工方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6970883B2 (ja) * 2017-08-31 2021-11-24 株式会社Ihi 鋼コンクリート合成構造材
JP7239356B2 (ja) * 2019-03-13 2023-03-14 株式会社ピーエス三菱 道路橋のコンクリート床板取替工法
JP2023043201A (ja) * 2021-09-16 2023-03-29 忠 阿部 版桁橋構築方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019132122A (ja) * 2019-04-05 2019-08-08 鹿島建設株式会社 トンネル内部構造及びその構築方法
CN110331645A (zh) * 2019-08-06 2019-10-15 上海市市政规划设计研究院有限公司 隧道内装配式桥梁结构及其施工方法
CN113803088A (zh) * 2021-09-27 2021-12-17 中铁一局集团有限公司 一种隔离式双衬砌盾构隧道施工结构及施工方法
CN113803088B (zh) * 2021-09-27 2024-05-10 中铁一局集团有限公司 一种隔离式双衬砌盾构隧道施工结构及施工方法
CN114571582A (zh) * 2022-03-15 2022-06-03 聊城市交通发展有限公司 一种道路桥梁组合式施工装置及施工方法
CN114571582B (zh) * 2022-03-15 2024-01-19 聊城市交通发展有限公司 一种道路桥梁组合式施工装置及施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015148110A (ja) 2015-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5596876B1 (ja) プレキャスト床版の製造装置及びプレキャスト床版の製造方法
US10518440B2 (en) Pre-stressed box culvert and methods for assembly thereof
KR101556545B1 (ko) 더블 월 피씨를 이용하는 구조물 시공방법
KR101379305B1 (ko) 프리캐스트 전면벽체 및 프리캐스트 배면벽체를 이용한 벽체구조물 제작방법
JP5406563B2 (ja) 合成梁、建築物、及び合成梁の施工方法
US8720160B1 (en) Process for forming concrete walls and other vertically positioned shapes
KR101449708B1 (ko) 전단보강용 철근을 이용한 덧침 콘크리트와의 일체성 향상 및 중공슬래브의 전단내력 향상구조 및 이를 이용한 시공방법
KR101175525B1 (ko) Pc 슬래브의 제조 방법과 시공 방법 및 구조
KR20190042193A (ko) 피씨 더블월을 이용한 벽체 구조물의 시공방법
CN102979221A (zh) 一种配置交叉斜向体内预应力的剪力墙结构及其施工方法
KR101638093B1 (ko) 힌지 거동형 pc 벽체를 이용한 라멘교 및 이 시공 방법
EA025335B1 (ru) Сборный одноразовый щит для строительной модульной опалубки для бетонных фундаментов
JP2016198909A (ja) プレキャストコンクリート部材の製造方法
KR20160039855A (ko) 이음 부분이 숨겨진 커플 리브형 프리캐스트 콘크리트 슬래브의 시공방법 및, 이러한 시공방법에 이용되는 프리캐스트 콘크리트 슬래브
JP2017061841A (ja) コンクリート型枠構造体
KR101875043B1 (ko) 각관을 이용한 프리텐션 중공 콘크리트 슬래브
KR100847726B1 (ko) 프리스트레스트 콘크리트 포장 구조 및 그 시공 방법
KR101602155B1 (ko) 건축물의 콘크리트바닥 형성용 데크구조체
JP5750246B2 (ja) 合成梁、建築物、及び合成梁の施工方法
KR101241400B1 (ko) 아치형구조물
KR101482523B1 (ko) 안전휀스 설치 구성을 가지는 조립식 노듈러 거더, 이를 이용한 교량 및 그 시공방법
JP7306053B2 (ja) プレキャスト床版の接続部構造及び接続部の施工方法
KR101610442B1 (ko) 프리스트레스트 콘크리트 거더용 거푸집 장치
GB2495401A (en) Building unit such as a structural floor or roof slab
KR101650856B1 (ko) 상단에 슬래브 블록이 일체로 구성되는 i형 거더 및 이를 이용한 교량의 시공방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140715

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5596876

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250