JP5596455B2 - 自動洗髪機 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば理美容院、福祉施設、病院等で使用される自動洗髪機に関する。
一般に、被洗髪者の頭部及び髪を収めるシャンプーボウルの内側に、頭頂に向けて洗浄水を噴射する頭頂用ノズルリンク、及び襟足に向けて洗浄水を噴射する襟足用ノズルリンクを備えた自動洗髪機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種のものでは、シャンプーボウルの上面開口を塞ぐフードを有し、該フードがフード本体と該フード本体に取り付けられたフェイスシールとを備え、被洗髪者がシャンプーボウルの内側に頭部及び髪を収めた後に、上記フードを閉めてフェイスシールで被洗髪者の顔脇を塞いだ状態で、洗浄水を噴射している。即ち、フェイスシールはシャンプーボウルとの間における水封機能を備えており、自動洗髪時には、被洗髪者の顔の大きさに応じて上下にスライドさせて使用される。
特開平7−236511号公報
しかし、従来の技術では、フェイスシールを上下にスライドさせた後、フェイスシールの先端部をシャンプーボウルの内面に垂らしており、その先端部をシャンプーボウルの内面に固定する操作をしていない。この場合には、フェイスシールの水封機能が十分に発揮されず、被洗髪者の耳下の首周辺から水が漏れる恐れがあり、水封機能を十分に発揮するためには、オペレータにとって困難な作業となっていた。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、フェイスシールをスライドさせた後に、簡単な操作で、フェイスシールの水封機能を十分に発揮できるようにした自動洗髪機を提供することにある。
本発明は、シャンプーボウルと、前記シャンプーボウルの上面開口を塞ぐフードとを有し、前記フードがフード本体と該フード本体に取り付けられたフェイスシールとを備えた自動洗髪機において、前記フェイスシールが略U字状に切り欠かれ、その両縁部に延出した一対のシール部の先端部に、シャンプーボウル側に設けた掛け金に着脱自在な掛け板を備え、掛け板の先端がシール部の先端部を挟んで折り返され、この折り返し部と前記掛け板の先端との間にシール部の先端部を挟んだ状態でワンタッチ係合可能な係合機構を備え、前記係合機構は、前記掛け板または前記折り返し部の一方に形成された爪部と、この爪部が係合する前記掛け板または前記折り返し部の他方に形成された孔部とで構成され、前記掛け金が前記シャンプーボウルの前壁内面に配置され、前記掛け板が上方から差し込まれると、前記掛け金が弾発して前記掛け板を任意の位置で係止すると共に、前記掛け板の前記シール部が接触する面に先端側から徐々に高くなるリブを備えたことを特徴とする。
この発明では、各シール部の先端部の掛け板を、シャンプーボウル側に設けた掛け金に着脱するだけの簡易な操作で、各シール部を被洗髪者の首周辺に適宜に配置でき、フェイスシールの水封機能を十分に発揮できる。
また、折り返し部と前記掛け板の先端との間にシール部の先端部を挟んだ状態でワンタッチ係合可能な係合機構を備えたため、仮にシール部が破損しても、折り返し部と掛け板の先端との間の係合機構の係合を解除するだけで、シール部から掛け板が簡単に離脱し、シール部の交換が容易である。
この場合において、前記掛け板と前記折り返し部との間が幅狭の連結片で連結されていてもよい
記掛け板に前記シール部に設けたスリットに係合する係合片を備えていてもよい。
前記掛け板に、前記フード本体から突出したピンに前記掛け板を引っかけるための孔部を備えていてもよい。
本発明では、各シール部の先端部の掛け板を、シャンプーボウル側に設けた掛け金に着脱するだけの簡易な操作で、各シール部を被洗髪者の首周辺に適宜に配置でき、フェイスシールの水封機能を十分に発揮できる。
また、折り返し部と前記掛け板の先端との間にシール部の先端部を挟んだ状態でワンタッチ係合可能な係合機構を備えたため、仮にシール部が破損したとしても、折り返し部と掛け板の先端との間の係合機構の係合を解除するだけで、シール部から掛け板が簡単に離脱し、シール部を簡単に交換できる。
一実施形態にかかる自動洗髪機の内部構成を示す概略断面図である。 図1のシャンプーボウル部分の拡大図である。 自動洗髪機に使用する水の流れを示す水路図である。 シャンプーボウル部分の拡大図である。 Aはフェイスシールの斜視図、Bはピンの断面図である。 同フェイスシールの斜視図である。 Aはシャンプーボウルの前壁内面を示す斜視図、Bは掛け金の側面図、Cは掛け金の正面図である。 掛け板の正面図である。 Aは掛け板の正面図、Bは同B−B断面図、Cは同E−E断面図である。 Aは図9AのD−D断面図、Bは同C−C断面図である。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1において、1は自動洗髪機を示している。この自動洗髪機1は、被洗髪者の頭部を収容するためのシャンプーボウル2と、シャンプーボウル2を保持するシャンプーボウル保持台3と、シャンプーボウル保持台3の前方に配置され、被洗髪者が座るための椅子4と、椅子4を保持する椅子保持台5とを備えている。シャンプーボウル2は、図2に示すように、その上面に開口を有する碗状の部材である。シャンプーボウル2の前側には、仰向け姿勢の被洗髪者の首元を、シャンプーボウル2の内側に臨ませた状態にして、被洗髪者の後頭部を支える頭部支えネット70が配置されている。また、シャンプーボウル2の前側の壁部2Aには、椅子4に座った状態で被洗髪者が仰向けで、頭部支えネット70に後頭部を載せた状態で、首を載せることができるネック台7が配置されている。
シャンプーボウル2の上面の開口は、フード8により覆うことができる。フード8は、その後端が連結部9を介してシャンプーボウル2の後端に連結されていて、連結部9を中心にして鉛直面内で回動可能となっている。洗髪時などには、フード8を開いた状態で、椅子4に座っている被洗髪者の首をネック台7に載せた後、フード8を閉じることにより、被洗髪者の頭部をシャンプーボウル2内に収容することができる。
シャンプーボウル2内には、被洗髪者の頭部および髪に向けて洗浄水(温水、シャンプー液が混入された温水、トリートメント液が混入された温水など)を噴射するための上ノズルリンク(頭頂用ノズルリンク)11および下ノズルリンク(襟足用ノズルリンク)12が配置されている。上ノズルリンク11は、被洗髪者の頭部に沿うように、図示位置で上に凸の略円弧状に湾曲し、所定間隔でノズルを有する管状の部材であって、その左端部が回動可能に片持ち支持されており、被洗髪者の頭部に向かって洗浄水を噴射する。
下ノズルリンク12は、後方に向かって洗浄水を噴射することにより、後方側に垂れ下がった被洗髪者の髪(想像線で示す。)を洗浄する。この下ノズルリンク12は、被洗髪者の髪を囲うように、図示位置で左方に凸の略弓形状に湾曲し、所定間隔でノズルを有する管状の部材であって、その左端部が上ノズルリンク11よりも下方で回転可能に片持ち支持されている。また、シャンプーボウル2内には、仰向け姿勢の被洗髪者の首元に向けて洗浄水を噴射する首元用ノズルリンク80が配置されている。
上下ノズルリンク11,12、および首元用ノズルリンク80には、それぞれ複数のノズルが備えられていて、洗髪時には、上下ノズルリンク11,12、および首元用ノズルリンク80内に送られてきた洗浄水が各ノズルから噴射される。上下ノズルリンク11,12は回動し、首元用ノズルリンク80は固定である。各ノズルから洗浄水を噴射することで、被洗髪者の頭部および髪の全体を洗浄できる。シャンプーボウル2内の後側上部には、ハンドシャワー13が配置されている。オペレータ(美容院の従業員など)は、ハンドシャワー13の右方に配置されたコック14を回すことにより、ハンドシャワー13から放水する水量を調節して、手動で洗髪できる。
自動洗髪機1で使用する水は、図3に示すように、機外の水道設備および給湯設備(図示せず)からミキシングバルブ15および給水管16を介して機内に供給される。ミキシングバルブ15には、水道設備から水供給部17を介して水が与えられるとともに、給湯設備から湯供給部18を介して湯が与えられる。ミキシングバルブ15は、水供給部17および湯供給部18から与えられる水および湯を混合し、温水にして給水管16に送り出すためのものである。給水管16内の途中部には、ミキシングバルブ15から送り出される温水の温度を検知するためのサーミスタ19が配置されている。サーミスタ19の検知結果に基づいてモータ20が駆動されることにより、ミキシングバルブ15が開閉されて水と湯との混合割合が調整され、設定温度の温水が生成される。ミキシングバルブ15は、モータ20で調整される電動タイプである。モータ20は、DCモータまたは直流電動機であり、ブラシなどを備えている。
また、シャンプーボウル2の側方には、操作パネル60(図2)が設けられており、設定温度は、オペレータ(ユーザ)が操作パネル60を操作することにより決定される。給水管16は、途中部(サーミスタ19よりも下流側)からハンドシャワー用給水管21と貯湯用給水管22とに分岐している。ハンドシャワー用給水管21は、コック14によって開閉可能なハンドシャワー用バルブ23を介してハンドシャワー13に連通している。一方、貯湯用給水管22は、給湯バルブとしての貯湯バルブ24を介して貯湯タンク25内に温水を供給することができる。
貯湯タンク25の内部には、当該貯湯タンク25に貯められている温水の水位を検知するための第1水位センサ26および第2水位センサ27が、上下方向に一定間隔を空けて配置されている。貯湯タンク25内の温水が使用されて、所定の最低水位に達したことが第2水位センサ27により検知された場合には、貯湯バルブ24が開かれて、貯湯タンク25内に温水が供給される。その後、貯湯タンク25内の温水が所定の最高水位に達したことが第1水位センサ26により検知されると、貯湯バルブ24が閉じられて、温水の供給が停止する。このようにして、貯湯タンク25内には、最低水位と最高水位との間で、常に温水が貯められた状態となっている。
貯湯タンク25の上部(第1水位センサ26よりも上方)には、第1水位センサ26の故障などに起因して貯湯タンク25内に最高水位以上の温水が供給された場合に、その余分な温水を貯湯タンクの外部に溢れ出させるための溢水口28が形成されている。溢水口28から溢れ出した温水は、オーバフロータンク29によって受けられ、このオーバフロータンク29に連通する排水管30を通って機外に排出される。オーバフロータンク29内にはオーバフローセンサ31が配置され、たとえば排水管30が詰まってオーバフロータンク29内の水位が最高水位に到達したことがオーバフローセンサ31によって検知された場合には、自動洗髪機1の運転が停止される。
貯湯タンク25の最下部には、一端がメインポンプ32に接続された吸込管33の他端が接続されている。メインポンプ32は、インバータ(図示せず)から交流電流が供給されることにより駆動され、吸込管33を介して貯湯タンク25内の温水を吸い込むものである。吸込管33の途中には、シャンプー液が収容されたシャンプー容器34に至るシャンプー供給管35と、トリートメント液が収容されたトリートメント容器36に至るトリートメント供給管37とが接続されている。シャンプー供給管35およびトリートメント供給管37の途中部には、それぞれシャンプー用ポンプ38およびトリートメント用ポンプ39が備えられていて、シャンプー用ポンプ38およびトリートメント用ポンプ39の働きにより、吸込管33内を通る温水に、シャンプー液およびトリートメント液の混入量を適度に調整することにより、メインポンプ32には、そのとき使用すべき洗浄水が汲み込まれることとなる。
吸込管33からメインポンプ32内に吸い込まれた洗浄水は、複数(たとえば、4つ)の分路を有する送水管40に送り出される。送水管40内には、フィルタ41が設けられていて、その下流側の5つの分路には、上ノズルバルブ42、下ノズルバルブ43、首元用ノズルバルブ74、排水バルブ44および予備バルブ45の5つのバルブが設けられている。上ノズルバルブ42、下ノズルバルブ43、首元用ノズルバルブ74、排水バルブ44および予備バルブ45が設けられた5つの分路には、それぞれ、分岐路46,47,75,48,49が延設されている。上ノズルバルブ42から延設された分岐路46の終端は上ノズルリンク11に接続され、下ノズルバルブ43から延設された分岐路47の終端は下ノズルリンク12に接続され、首元用ノズルバルブ74から延設された分岐路75の終端は首元用ノズルリンク80に接続される。
シャンプーボウル2の底面には、当該シャンプーボウル2内に水を排出するための排出口50が形成されていて、この排出口50は、下水の臭気の逆流を防止するための排水トラップ51を介して排水管30に連通している。これにより、シャンプーボウル2の排水口50から排出された水は、排水管30を通って、機外に排水される。排水バルブ44から延設された分岐路48の終端は、排水トラップ51に接続される。
図4は、フード8の概略構成図である。
フード8は、シャンプーボウル2の上面開口を塞ぐことが可能な剛性を持つ硬質樹脂製のフード本体81と、フード本体81に取り付けられた軟質樹脂製のフレキシブルなフェイスシール83とを備えて構成されている。フレキシブルなフェイスシール83は、正面視で逆U字状に切り欠かれており(図5参照)、その両縁部が被洗髪者の髪の生え際に沿って首下側に延出し、耳の下を回して洗髪時の水の飛び散りを防止し、シャンプーボウル2の前側の壁部2Aに係止されている。フェイスシール83の上部はスライダー89に保持され、スライダー89はフード本体81の上部前面にスライド自在に支持されている。95はロック機構であり、ロック機構95が解除されると、スライダー89が上下にスライド自在となり、スライダー89に保持されたフェイスシール83が上下にスライド自在となる。被洗髪者の顔の大きさに応じて、フェイスシール83を上下にスライドできるため、フェイスシール83の逆U字状に切り欠かれた部分を、被洗髪者の髪の生え際に密着させることができ、洗髪時の水封機能を高められる。
図5及び図6は、フェイスシール83の斜視図である。
フレキシブルなフェイスシール83は、上述のように、正面視で逆U字状に切り欠かれており、その両縁部には所定幅の一対のシール部83Aが延出し、シール部83Aの各先端部には、樹脂製板状の掛け板85が取り付けられている。
図7は、シャンプーボウル2の前壁内面を示す図である。
シャンプーボウル2の前壁部には上記ネック台7が配置され、その内側に上記頭部支えネット70が配置されている。図2に示すように、椅子4に座った状態で被洗髪者が仰向けで、頭部支えネット70に後頭部を載せ、ネック台7に首を載せる。ネック台7は上方にばね付勢され、被洗髪者の首の高さ及び後頭部の高さの差に応じて上下動自在に構成されている。本構成では、シャンプーボウル2の前壁内面2Aに、左右一対の掛け金101が取り付けられている。掛け金101は、図7B及び図7Cに示すように、前壁内面2Aに固定されるプレート101Aと、プレート101Aに固定された略U字状に曲がるフック101Bとを有し、前壁内面2Aとフック101Bの隙間δ3に、上述した樹脂製板状の掛け板85を差し込み可能に構成されている。
図8乃至図10は、掛け板85を示す。
掛け板85は樹脂製板状であり、図8に示すように、平板状の本体85Aと、本体85Aに一対の幅狭のフレキシブルな連結片85B,85Cで連結された折り返し部85Dとを備え、本体85A、連結片85B,85C及び折り返し部85Dを一体に樹脂成形して製造されている。本体85Aの表面は、図8に示すように平坦であり、本体85Aの裏面には、図9Aに示すように、長手方向に延びる複数本のリブ85Eが一体に形成されている。各リブ85Eは略同一の形状であり、図9Bに示すように、中央部85Fが一定高さH1で高く形成され、先端側85Gがなだらかに傾斜して低くなり、後端側85Hが急に傾斜して低くなっている。また、各リブ85Eの間は、図9A,Cに示すように、横リブ85Iにより連結され、剛性が高められている。
この掛け板85は、図5及び図6に示すように、フェイスシール83のシール部83Aの先端部に取り付けられ、取り付けする時には、本体85Aと折り返し部85Dとの間にシール部83Aの先端部を挟んで、折り返し部85Dを折り返して、折り返し部85Dと本体85Aとを結合機構によりワンタッチで結合する。
つぎに、結合機構を説明する。
折り返し部85Dの平板部には、図8に示すように、一対の押し片85Xが設けられ、一対の押し片85Xは、基部85Jを基準に先端が変位自在である。すなわち、一対の押し片85Xは、折り返し部85Dの平板部を、基部85Jを残して、周囲を切り溝85Kにより切り抜くことで変位自在に形成される。折り返し部85Dの基部85Jには、図9Aに示すように、一対の矩形状の爪部85Mが形成され、爪部85Mが係合する矩形状の孔部85Nが、本体85Aに形成されている。一対の孔部85Nは、図10Aに示すように、本体85Aに設けたボス85Oに形成され、一対の爪部85Mは、図10Bに示すように、基部85Jに設けた矩形状のボス85Lの先端に形成されている。フェイスシール83には、折り返し部85Dのボス85Lが貫通する孔(不図示)があけられており、図5及び図6に示すように、折り返し部85Dを折り返すと、ボス85Lが該孔(不図示)を貫通し、爪部85Mが本体85Aの孔部85Nに結合される。
この爪部85Mと孔部85Nとの結合機構は、図6を参照し、一対の押し片85Xの先端を指で押すことで結合を解除できる。
各押し片85Xの先端を指で押すと、折り返し部85Dの一対のボス85L(図10B参照。)が、本体85Aから離れる方向に変位し、これにより、爪部85Mが本体85Aの孔部85Nから離脱し結合解除される。
本体85Aには、図8に示すように、左右に突出した一対の係合片85Pが形成され、一対の係合片85Pが嵌り合うスリット85Qが、図5及び図6に示すように、フェイスシール83のシール部83Aに形成されている。この構成では、掛け板85とフェイスシール83の横方向への相対ずれを防止できる。
本体85Aには、図8及び図9に示すように、いわゆるだるま穴(孔部)85Rが形成されている。だるま穴85Rを、図4に示すフード本体81の上部前面に設けたピン97に引っかけることで、掛け板85を係止できる。ピン97は、図5Bに示すように、先端部97Aと、括れ部97Bと、取付部97Cとを有し、取付部97Cの溝にフード本体81を挟んで固定される。取付部97Cの溝幅W1は、フード本体81の板厚とほぼ等しく形成され、溝間の幅W2は、フード本体81に設けた孔の径よりも若干大きく形成されており、ピン97の装着時には、フード本体81の孔からの水漏れが防止される。また、図5Aに示すように、だるま穴85Rの大径幅をW3、小径幅をW4とし、図5Bに示すように、先端部97Aの幅をW5、括れ部97Bの幅をW6としたとき、大径幅W3>先端幅W5、小径幅W4<括れ幅W6に設定されている。大径幅W3>先端幅W5としたことで、だるま穴85Rの大径部への先端部97Aの挿入が容易となる。また、小径幅W4<括れ幅W6としたことで、ピン97を、だるま穴85Rの大径部から小径部へ移動させるとき、ピン97の括れ部97Bが小径部へ密に嵌合し、上記ピン97に対して、掛け板85をしっかりと固定できる。
本構成では、図7を参照し、前壁内面2Aとフック101Bの隙間δ3の大きさが、図9を参照し、各リブ85Eの中央部85Fの一定高さH1に、フェイスシール83のシール部83Aの厚さを加えた寸法とほぼ等しく設定される。したがって、掛け板85が上方から差し込まれると、フック101Bが弾発し、掛け板85が任意の位置で係止される。また、フェイスシール83のシール部83Aの先端部は、折り返し部85Dと本体85Aの間に密着係止されるため、この先端部分の幅寸法は、上記隙間δ3よりもかなり小さく形成される。したがって、本構成の掛け板85を上記隙間δ3に差し込む場合、差し込み初期は差し込みやすく、差し込みが進行すると、フック101Bの弾発で掛け板85に保持力が働くため、操作性が向上する。
シール部83Aは、図4に示すように、被洗髪者の額の生え際をシールして延び、耳の下に回って顔脇を塞いだ後に、掛け板85を、前壁内面2Aとフック101Bの間の隙間δ3に挿入することにより支持される。
シール部83Aの長さは余裕をみて長めに設定され、頭部支えネット70から耳下までの高さHが低い被洗髪者の場合には、耳下を経た後のシール部83Aに、上に凸の余裕分の湾曲部83Bが大きく現れ、その反対に耳下までの高さHが高い場合には、上に凸の余裕分の湾曲部83Bが小さく現れる。
本構成では、オペレータが、シール部83Aを被洗髪者の額に宛がい(このとき、被洗髪者の額はシール部83Aの切り欠き部に当接している)、耳下のラインに沿って配置した上で、掛け板85を隙間δ3に挿入していくと、シール部83Aが耳に当たるまでシール部83Aが持ち上がり、シール部83Aが耳に当たったことを確認した時点で、掛け板85の挿入動作を停止する。
この構成では、オペレータが、掛け板85の差し込み深さを調整するだけの簡単な操作によって、シール部83Aを確実に耳に当てて、被洗髪者の顔の大きさに応じたフェイスシールを簡易に実現できる。
1 自動洗髪機
2 シャンプーボウル
2A 前壁内面
8 フード
81 フード本体
83 フェイスシール
83A シール部
85 掛け板
85M 爪部(結合機構)
85N 孔部(結合機構)
101 掛け金
δ3 隙間

Claims (4)

  1. シャンプーボウルと、前記シャンプーボウルの上面開口を塞ぐフードとを有し、前記フードがフード本体と該フード本体に取り付けられたフェイスシールとを備えた自動洗髪機において、前記フェイスシールがU字状に切り欠かれ、その両縁部に延出した一対のシール部の先端部に、シャンプーボウル側に設けた掛け金に着脱自在な掛け板を備え、掛け板の先端がシール部の先端部を挟んで折り返され、この折り返し部と前記掛け板の先端との間にシール部の先端部を挟んだ状態でワンタッチ係合可能な係合機構を備え
    前記係合機構は、前記掛け板または前記折り返し部の一方に形成された爪部と、この爪部が係合する前記掛け板または前記折り返し部の他方に形成された孔部とで構成され、
    前記掛け金が前記シャンプーボウルの前壁内面に配置され、前記掛け板が上方から差し込まれると、前記掛け金が弾発して前記掛け板を任意の位置で係止すると共に、前記掛け板の前記シール部が接触する面に先端側から徐々に高くなるリブを備えたことを特徴とする自動洗髪機。
  2. 前記掛け板と前記折り返し部との間が幅狭の連結片で連結されることを特徴とする請求項1に記載の自動洗髪機。
  3. 前記掛け板に前記シール部に設けたスリットに係合する係合片を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動洗髪機。
  4. 前記掛け板に、前記フード本体から突出したピンに前記掛け板を引っかけるための孔部を備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の自動洗髪機。
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