JP5594446B2 - 複合ハーネス - Google Patents

複合ハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP5594446B2
JP5594446B2 JP2014093255A JP2014093255A JP5594446B2 JP 5594446 B2 JP5594446 B2 JP 5594446B2 JP 2014093255 A JP2014093255 A JP 2014093255A JP 2014093255 A JP2014093255 A JP 2014093255A JP 5594446 B2 JP5594446 B2 JP 5594446B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
abs sensor
composite
outer sheath
sheath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014093255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014167929A (ja
Inventor
良和 早川
弘高 江島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=51617509&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP5594446(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2014093255A priority Critical patent/JP5594446B2/ja
Publication of JP2014167929A publication Critical patent/JP2014167929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5594446B2 publication Critical patent/JP5594446B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)

Description

本発明は、車両用の複合ハーネスに関するものである。
従来より、車両のABS(Anti-lock Brake System)に用いられるABSセンサが知られている。ABSセンサは、車輪の回転速度を測定するものであり、そのセンサ部(センサヘッド)は車輪の近傍に設けられる。車輪の近傍に設けられるセンサ部と、車体側に設けられる制御装置(電子制御ユニット)とは、ABSセンサ用ケーブルにより接続される。
ところで、近年、油圧に代わり電気によりブレーキを制御する電気ブレーキが普及しつつある。なお、パーキングブレーキを電動化した電動パーキングブレーキ(EPB)も知られているが、本明細書では、この電動パーキングブレーキも電気ブレーキに含むものとする。電気ブレーキでは、車輪に設けられたブレーキキャリパー(アクチュエータ)と、車体側に設けられた制御装置とが、電気ブレーキ用ケーブル(例えば、特許文献1参照)により接続される。
特開2003−92028号公報
しかしながら、従来、ABSセンサ用ケーブルと電気ブレーキ用ケーブルは、接続先がほぼ同じ位置であるにもかかわらず、別々に配索されていた。車両の配線スペースには限りがあり、また配線の作業も繁雑となるため、改善が望まれる。
本発明は上記事情に鑑み為されたものであり、車両の配線スペースを有効に利用でき、配線作業を容易にすることが可能な複合ハーネスを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、中心導体の周囲を絶縁体で被覆して構成される複数の電源線からなり、車両の停車後に車輪の回転を抑止するための電動パーキングブレーキ機構に接続し、ノイズ対策用のシールド導体を設けていない電動パーキングブレーキ専用ケーブルと、中心導体の周囲を絶縁体で被覆して構成される複数の信号線からなり、車両の走行中の車輪の回転速度を測定するためのABSセンサに接続し、ノイズ対策用のシールド導体を設けていないABSセンサ用ケーブルと、を共通の外部シースで被覆して一体化した複合ケーブルを備え、前記複数の電源線の外径は、前記複数の信号線の外径よりも大きく、前記複数の信号線は、内部シースにより一括被覆されていると共に、前記複数の電源線は、内部シースにより一括被覆されていない複合ハーネスである。

前記複数の電源線は、長手方向における一部が前記外部シースから露出され、前記外部シースから露出された前記複数の電源線の長手方向における一部の周囲には、保護材が設けられてもよい。
前記内部シースにより一括被覆されている前記複数の信号線は、長手方向における一部が前記外部シースから露出されてもよい。
前記複数の電源線と前記内部シースとが接触していてもよい。
前記外部シースは、熱可塑性樹脂からなってもよい。
前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性ウレタンであってもよい。
前記内部シースは、架橋した熱可塑性樹脂からなってもよい。
前記架橋した熱可塑性樹脂は、架橋した熱可塑性ウレタンであってもよい。
前記架橋した熱可塑性ウレタンは、シランカップリング剤を添加した熱可塑性ウレタンに架橋処理を行ったものであり、前記ABSセンサ用ケーブルの一端に、樹脂モールドによりABSセンサのセンサ部を一体化してもよい。
前記電動パーキングブレーキ専用ケーブル及び前記ABSセンサ用ケーブルの全体を覆うように、シールド導体を設けてもよい。
本発明によれば、車両の配線スペースを有効に利用でき、配線作業を容易にすることが可能な複合ハーネスを提供できる。
本発明の一実施の形態に係る複合ハーネスを示す図であり、(a)は平面図、(b)はその1B−1B線断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る複合ハーネスの断面図である。 (a),(b)は、本発明の他の実施の形態に係る複合ハーネスの断面図である。 本発明の一変形例に係る複合ハーネスを示す図であり、(a)は平面図、(b)はその4B−4B線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係る複合ハーネスを示す図であり、(a)は平面図、(b)はその1B−1B線断面図である。
図1(a),(b)に示すように、複合ハーネス1は、電気ブレーキ用ケーブル2とABSセンサ用ケーブル3とを共通の外部シース4で被覆して一体化した複合ケーブル5を備えたものである。更に、複合ハーネス1は、該複合ケーブル5の端部にて電気ブレーキ用ケーブル2と、ABSセンサ用ケーブル3とを分岐し、両ケーブル2,3の少なくとも一方の端部に接続用のコネクタ6を設けて構成される。
電気ブレーキ用ケーブル2は、2本の電源線7からなり、主に、車両の停車後に、所定ボタンを押圧することにより、車輪の回転を抑止するための機構(電動パーキングブレーキ(EPB)機構)を機能させるための電流を流す導電路として用いられるものである。また、電気ブレーキ用ケーブル2は、電動パーキングブレーキ(EPB)以外の通常の電気ブレーキ用のケーブル(例えば、2本の電源線7以外に制御用の信号線等を含むもの)を用いることも当然に可能である。
電源線7は、中心導体7aの周囲を絶縁体7bで被覆して構成される。絶縁体7bは、例えば、XLPE(架橋ポリエチレン),ETFE(テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体)などからなる。通常、電気ブレーキ用ケーブル2では、2本の電源線7の周囲にシースを被覆するが、本発明では、このシースの代用として共通の外部シース4を用いる。
なお、本実施の形態では、複合ケーブル5を、電気ブレーキ用ケーブル2とABSセンサ用ケーブル3とを共通の外部シース4で被覆して一体化したもの、と定義しているが、複合ケーブル5は、電気ブレーキ用ケーブル2のシース(外部シース4)にABSセンサ用ケーブル3を埋め込んで一体化したもの、と換言することもできる。
複合ケーブル5の両端部からは、電気ブレーキ用ケーブル2の2本の電源線7が延出され、その一方の端部にはブレーキキャリパー(図示せず)に接続されるコネクタ6aが設けられ、その他方の端部には制御装置(図示せず)に接続されるコネクタ6bが設けられる。複合ケーブル5から延出された2本の電源線7の周囲には、電源線7を飛石によるチッピング等から保護すべく、チューブやホース等からなる保護材8が設けられる。
ABSセンサ用ケーブル3は、2本の信号線9を内部シース10で一括被覆して構成される。信号線9は、中心導体9aの周囲を絶縁体9bで被覆して構成される。絶縁体9bは、例えば、XLPEなどからなる。本実施の形態では、ABSセンサ用ケーブル3と電源線7とは、接触して設けられている。
本実施の形態では、外部シース4は、熱可塑性樹脂、より詳しくは、熱可塑性ウレタンからなり、内部シース10は、架橋した熱可塑性樹脂、より詳しくは、架橋した熱可塑性ウレタンからなる。外部シース4は、図1に示すように、電源線7とABSセンサ用ケーブル3との間に介在するように、電源線7及びABSセンサ用ケーブル3に設けられている。外部シース4は押出成形により形成されるが、内部シース10を架橋することにより、内部シース10の周囲に外部シース4を形成する際(押出成形する際)に、内部シース10が熱により溶融して内部シース10と外部シース4が溶着してしまうことを低減できる。その結果、複合ケーブル5の端部にて外部シース4からABSセンサ用ケーブル3を容易に分離して取り出すことが可能になる。
外部シース4と内部シース10に用いる熱可塑性ウレタンは、飛石等によるチッピングに強い特性を有しているため、シース4,10に覆われた部分(複合ケーブル5の周囲や、複合ケーブル5から延出したABSセンサ用ケーブル3の周囲)は、保護材により覆う必要はない。また、熱可塑性ウレタンは、屈曲させやすいという特性を有しており、バネ下の配線に用いられ繰り返し屈曲される複合ハーネス1に好適である。
さらに、本実施の形態では、内部シース10として、シランカップリング剤を添加した熱可塑性ウレタンに架橋処理を行ったものを用い、ABSセンサ用ケーブル3の一端に、樹脂モールドによりABSセンサのセンサ部(センサヘッド)11を一体化した。樹脂モールドとしては、ナイロンを用いた。ABSセンサ用ケーブル3の他端には、制御装置(図示せず)に接続されるコネクタ6cが設けられる。
熱可塑性ウレタンを架橋すると、樹脂モールド(ここではナイロン)に対する密着性を確保できなくなるが、熱可塑性ウレタンにシランカップリング剤を添加した後に架橋処理を行うことで、シランカップリング剤を活性化させ、樹脂モールドに対する密着性を向上させることが可能になる。その結果、内部シース10とセンサ部11との密着性を確保することができ、センサ部11に水分が侵入することを低減することが可能となる。これにより、センサ部11の故障等の不具合を低減することが可能になる。
複合ケーブル5には、複合ケーブル5を車体に取り付ける固定金具を固定するためのグロメット12が取り付けられる。グロメット12は、例えばEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)からなる。グロメット12を複合ケーブル5に取り付ける際には、エアーによりグロメット12の内径を拡径しながら取付を行うが、このとき、複合ケーブル5の外部シース4の表面が平坦となっていないと取付が困難となるため、本実施の形態では、押出成形を2回繰り返して外部シース4を形成することで、外部シース4の表面を平坦とし、複合ケーブル5の外形をほぼ一定に形成した。
本実施の形態の作用を説明する。
本実施の形態に係る複合ハーネス1は、電気ブレーキ用ケーブル2とABSセンサ用ケーブル3とを共通の外部シース4で被覆して一体化した複合ケーブル5を備えている。
これにより、電気ブレーキ用ケーブル2とABSセンサ用ケーブル3とが一体化されるので、車両の配線スペースを有効に利用でき、配線作業を容易にすることが可能となる。また、配線部品の部品点数を削減できるので、管理も容易になる。
また、本実施の形態では、ABSセンサ用ケーブル3を、2本の信号線9を内部シース10で一括被覆して構成し、外部シース4を熱可塑性樹脂、内部シース10を架橋した熱可塑性樹脂で構成している。
これにより、外部シース4の形成時(押出成形時)に熱により内部シース10が溶融して外部シース4と内部シース10が溶着してしまうことを低減でき、複合ケーブル5の端部にて外部シース4からABSセンサ用ケーブル3を容易に分離して取り出すことが可能になる。
さらに、本実施の形態では、内部シース10の材料として、熱可塑性ウレタンにシランカップリング剤を添加したものを用い、ABSセンサ用ケーブル3の一端に、樹脂モールドによりABSセンサのセンサ部11を一体化している。
これにより、内部シース10と樹脂モールドを気密に一体化することが可能となり、水分の侵入によるセンサ部11の故障等を低減できる。また、ABSセンサ用ケーブル3の端部にセンサ部11を一体に設けることで、配線部品の部品点数をより削減し、配線作業をより容易にすることが可能となる。
また、電気ブレーキ用ケーブル2は、車両の停車後に、所定ボタンを押圧することにより、パーキングブレーキ機構を機能させるための電流を流す導電路として用いられるものである。よって、車両の走行中に機能するものであるABSセンサ用ケーブル3に対する電気ブレーキ用ケーブル2からのノイズに対する対策は不要である。したがって、電気ブレーキ用ケーブル2及びABSセンサ用ケーブル3の少なくとも一方へノイズ対策用のシールドを設けることなく、電気ブレーキ用ケーブル2とABSセンサ用ケーブル3とを一体化することが可能である。
次に、本発明の他の実施の形態を説明する。
図2に示す複合ハーネス21は、図1の複合ハーネス1において、外部シース4と内部シース10との間に、外部シース4と内部シース10の溶着を低減するためのセパレータ22を設けたものである。
セパレータ22を設けることにより、外部シース4と内部シース10を共に熱可塑性ウレタンで構成しても、複合ケーブル5の端部にて外部シース4からABSセンサ用ケーブル3を容易に分離して取り出すことが可能となる。
さらに、セパレータ22を金属で構成し、かつセパレータ22をABSセンサ用ケーブル3を覆うように設けるようにすれば、セパレータ22がシールドの役割を果たし、ABSセンサ用ケーブル3の信号線9に外部より混入するノイズを低減することが可能になる。なお、セパレータ22の材料は、これに限定されるものではなく、例えば、不織紙、不織布(例えば、PETからなるもの)、樹脂テープ等を用いることも可能である。
図3(a),(b)に示す複合ハーネス31,32は、図1の複合ハーネス1において、電気ブレーキ用ケーブル2の電源線7を覆うように、シールド導体33を設けたものである。図3(a)では、2本の電源線7とABSセンサ用ケーブル3の全体を覆うようにシールド導体33を設ける場合を示しており、図3(b)では、2本の電源線7のみを覆うようにシールド導体33を設ける場合を示しているが、どちらの構造を採用してもよい。また、ABSセンサ用ケーブル3のみを覆うようにシールド導体33を設けてもよい。図3(a)のように電源線7とABSセンサ用ケーブル3の全体を覆うようにシールド導体33を設ける場合、シールド導体33の内側、すなわち電源線7とABSセンサ用ケーブル3の周囲には、介在物34が挿入される。図3(b)に示すように、2本の電源線7のみを覆うようにシールド導体33を設けることにより、電気ブレーキ用ケーブル2を車両の停車後のみならず、車両の走行中に車両の速度を減速するための電流を流すために用いたとしても、車両の走行中に機能するものであるABSセンサ用ケーブル3に対するノイズを低減することが可能となる。これにより、電気ブレーキ用ケーブル2を車両の停車後のみならず、車両の走行中に車両の走行中に車両の速度を減速するための電流を流すために用いたとしても、電気ブレーキ用ケーブル2とABSセンサ用ケーブル3とを一体化することが可能である。
シールド導体33を設けることにより、電源線7からの放射ノイズを抑制してEMI(電磁気妨害)対策を行うことが可能になる。また、シールド導体33を設けることにより、シールド導体33が外部シース4と内部シース10を隔てるセパレータの役割を果たし、外部シース4と内部シース10の溶着を低減して電源線7やABSセンサ用ケーブル3の分岐を容易とすることが可能になる。
さらに、図3(a)におけるシールド導体33に代えて、不織紙、不織布(例えば、PETからなるもの)、樹脂テープ等を設けることも可能である。シールド導体33に代えて不織紙や不織布を設けることで、外部シース4と内部シース10の溶着を低減できると同時に、電源線7やABSセンサ用ケーブル3と外部シース4との間の摩擦を低減し、外部シース4内において電源線7やABSセンサ用ケーブル3を動きやすく(滑りやすく)することが可能になり、曲げによるストレスを低減して屈曲耐久性を向上させることも可能になる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、ABSセンサ用ケーブル3を、2本の信号線9を内部シース10で一括被覆して構成したが、図4(a),(b)に示すように、内部シース10を省略することも可能である。この場合、複合ケーブル5の端部から信号線9が延出されることになるので、この露出された部分の信号線9には、飛石によるチッピング等を防止するためにチューブやホース等からなる保護材42を設ける必要がある。また、この場合、信号線9の絶縁体9b(例えばXLPE)に対する樹脂モールド(例えばナイロン)の密着性が良好ではないので、センサ部11を樹脂モールドにより一体化することはできない。よって、信号線9の一端にはコネクタ43を設け、センサ部11にコネクタ接続するよう構成すればよい。
また、上記実施の形態では言及しなかったが、電気ブレーキ用ケーブル2についても、ABSセンサ用ケーブル3と同様に、内部シースで覆った構造としてもよい。この場合、外部シース4と溶着しないように、内部シースに架橋した熱可塑性ウレタンを用いるか、あるいは、内部シースと外部シース4との間にセパレータを介在させるとよい。これにより、保護材8を省略することが可能になり、配線作業をより容易とすることができる。
さらに、上記実施の形態では、外部シース4を熱可塑性ウレタンで形成する場合を説明したが、これに限らず、外部シース4をEPDMで形成してもよい。EPDMは圧縮永久歪み(クリープ)が生じにくいため、外部シース4をEPDMで形成することにより、グロメット12を取り付けずとも、直接外部シース4に固定金具を固定することが可能になり、配線作業をより容易とすることが可能になる。なお、熱可塑性ウレタンは圧縮永久歪み(クリープ)が生じ易いため、固定金具を直接固定することはできず、グロメット12が必須となる。
さらにまた、上記実施の形態では言及しなかったが、電気ブレーキ用ケーブル2とABSセンサ用ケーブル3に加え、断線検知線等の別の絶縁電線を一体化することも勿論可能である。
1 複合ハーネス
2 電気ブレーキ用ケーブル
3 ABSセンサ用ケーブル
4 外部シース
5 複合ケーブル
6 コネクタ
7 電源線
8 保護材
9 信号線
10 内部シース
11 センサ部

Claims (9)

  1. 中心導体の周囲を絶縁体で被覆して構成される複数の電源線からなり、車両の停車後に車輪の回転を抑止するための電動パーキングブレーキ機構に接続し、ノイズ対策用のシールド導体を設けていない電動パーキングブレーキ専用ケーブルと、
    中心導体の周囲を絶縁体で被覆して構成される複数の信号線からなり、車両の走行中の車輪の回転速度を測定するためのABSセンサに接続し、ノイズ対策用のシールド導体を設けていないABSセンサ用ケーブルと、
    を共通の外部シースで被覆して一体化した複合ケーブルを備え、
    前記複数の電源線の外径は、前記複数の信号線の外径よりも大きく、
    前記複数の信号線は、内部シースにより一括被覆されていると共に、前記複数の電源線は、内部シースにより一括被覆されていない、
    ことを特徴とする複合ハーネス。
  2. 前記複数の電源線は、長手方向における一部が前記外部シースから露出され、
    前記外部シースから露出された前記複数の電源線の長手方向における一部の周囲には、保護材が設けられている、
    請求項1記載の複合ハーネス。
  3. 前記内部シースにより一括被覆されている前記複数の信号線は、長手方向における一部が前記外部シースから露出されている、
    請求項1又は2記載の複合ハーネス。
  4. 前記外部シースは、熱可塑性樹脂からなる、
    請求項1〜いずれかに記載の複合ハーネス。
  5. 前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性ウレタンである、
    請求項記載の複合ハーネス。
  6. 前記内部シースは、架橋した熱可塑性樹脂からなる、
    請求項1〜いずれかに記載の複合ハーネス。
  7. 前記架橋した熱可塑性樹脂は、架橋した熱可塑性ウレタンである
    請求項記載の複合ハーネス。
  8. 前記架橋した熱可塑性ウレタンは、シランカップリング剤を添加した熱可塑性ウレタンに架橋処理を行ったものであり、
    前記ABSセンサ用ケーブルの一端に、樹脂モールドによりABSセンサのセンサ部を一体化した
    請求項記載の複合ハーネス。
  9. 前記電動パーキングブレーキ専用ケーブル及び前記ABSセンサ用ケーブルの全体を覆うように、シールド導体を設けた
    請求項1〜いずれかに記載の複合ハーネス。
JP2014093255A 2012-04-20 2014-04-30 複合ハーネス Active JP5594446B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014093255A JP5594446B2 (ja) 2012-04-20 2014-04-30 複合ハーネス

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012096729 2012-04-20
JP2012096729 2012-04-20
JP2014093255A JP5594446B2 (ja) 2012-04-20 2014-04-30 複合ハーネス

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012215636A Division JP5541331B2 (ja) 2012-04-20 2012-09-28 複合ハーネス

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014148396A Division JP5637334B1 (ja) 2012-04-20 2014-07-22 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2014148398A Division JP5812164B2 (ja) 2012-04-20 2014-07-22 車両用の複合ハーネス
JP2014148397A Division JP5637335B2 (ja) 2012-04-20 2014-07-22 複合ケーブル及び複合ハーネス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014167929A JP2014167929A (ja) 2014-09-11
JP5594446B2 true JP5594446B2 (ja) 2014-09-24

Family

ID=51617509

Family Applications (14)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014093255A Active JP5594446B2 (ja) 2012-04-20 2014-04-30 複合ハーネス
JP2014148396A Active JP5637334B1 (ja) 2012-04-20 2014-07-22 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2014148398A Active JP5812164B2 (ja) 2012-04-20 2014-07-22 車両用の複合ハーネス
JP2014148397A Active JP5637335B2 (ja) 2012-04-20 2014-07-22 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2015153331A Active JP6120188B2 (ja) 2012-04-20 2015-08-03 車両用の複合ハーネス
JP2016060997A Active JP6112435B2 (ja) 2012-04-20 2016-03-25 車両用複合ハーネス
JP2017034493A Active JP6202417B2 (ja) 2012-04-20 2017-02-27 車両用複合ハーネス
JP2017163895A Pending JP2017212225A (ja) 2012-04-20 2017-08-29 複合ケーブル
JP2018005263A Active JP6304616B1 (ja) 2012-04-20 2018-01-17 車両用ハーネス
JP2018210354A Active JP6497479B2 (ja) 2012-04-20 2018-11-08 車両用複合ハーネス
JP2019037093A Active JP6976278B2 (ja) 2012-04-20 2019-03-01 車両用複合ハーネス
JP2020186247A Active JP7140169B2 (ja) 2012-04-20 2020-11-09 車両用複合ハーネス
JP2022138920A Active JP7439871B2 (ja) 2012-04-20 2022-09-01 車両用複合ハーネス
JP2024013902A Pending JP2024042060A (ja) 2012-04-20 2024-02-01 車両用複合ハーネス

Family Applications After (13)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014148396A Active JP5637334B1 (ja) 2012-04-20 2014-07-22 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2014148398A Active JP5812164B2 (ja) 2012-04-20 2014-07-22 車両用の複合ハーネス
JP2014148397A Active JP5637335B2 (ja) 2012-04-20 2014-07-22 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2015153331A Active JP6120188B2 (ja) 2012-04-20 2015-08-03 車両用の複合ハーネス
JP2016060997A Active JP6112435B2 (ja) 2012-04-20 2016-03-25 車両用複合ハーネス
JP2017034493A Active JP6202417B2 (ja) 2012-04-20 2017-02-27 車両用複合ハーネス
JP2017163895A Pending JP2017212225A (ja) 2012-04-20 2017-08-29 複合ケーブル
JP2018005263A Active JP6304616B1 (ja) 2012-04-20 2018-01-17 車両用ハーネス
JP2018210354A Active JP6497479B2 (ja) 2012-04-20 2018-11-08 車両用複合ハーネス
JP2019037093A Active JP6976278B2 (ja) 2012-04-20 2019-03-01 車両用複合ハーネス
JP2020186247A Active JP7140169B2 (ja) 2012-04-20 2020-11-09 車両用複合ハーネス
JP2022138920A Active JP7439871B2 (ja) 2012-04-20 2022-09-01 車両用複合ハーネス
JP2024013902A Pending JP2024042060A (ja) 2012-04-20 2024-02-01 車両用複合ハーネス

Country Status (1)

Country Link
JP (14) JP5594446B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10741306B2 (en) 2018-03-26 2020-08-11 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Composite cable
US11152136B2 (en) 2018-03-26 2021-10-19 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Composite cable
US11338746B2 (en) 2018-04-16 2022-05-24 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Automobile architecture

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5594446B2 (ja) * 2012-04-20 2014-09-24 日立金属株式会社 複合ハーネス
JP5541331B2 (ja) 2012-04-20 2014-07-09 日立金属株式会社 複合ハーネス
JP6213447B2 (ja) 2014-10-31 2017-10-18 住友電装株式会社 ハーネス
CN104851498A (zh) * 2015-05-29 2015-08-19 杭州乐荣工业精密组件有限公司 一种高强度避震耐磨epb执行电机线束
JP6667190B2 (ja) 2015-10-14 2020-03-18 住友電装株式会社 自動車用複合ケーブル
JP6617240B2 (ja) * 2016-03-07 2019-12-11 多摩川精機株式会社 回転検出装置
DE102016120988A1 (de) * 2016-11-03 2018-05-03 Trw Automotive Safety Systems Gmbh Kabelbaum für ein Gassackmodul eines Fahrzeuginsassensicherheitssystems, Gassackmodul, Fahrzeugverkabelung und Fahrzeuginsassensicherheitssystem mit einem derartigen Kabelbaum sowie Herstellungsverfahren
JP7045625B2 (ja) * 2018-08-08 2022-04-01 日立金属株式会社 筒状部材付き線状体の製造方法
JP7112920B2 (ja) * 2018-09-19 2022-08-04 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 複合ケーブルおよびワイヤハーネス
JP7112921B2 (ja) * 2018-09-20 2022-08-04 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 複合ケーブルおよびワイヤハーネス
DE112018008135B4 (de) * 2018-12-14 2024-07-25 Mitsubishi Electric Corporation Elektromotor
JP2020161379A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 古河電気工業株式会社 複合ケーブル
US11718248B2 (en) * 2020-02-20 2023-08-08 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wire harness and wire harness routing structure
CN115087567B (zh) * 2020-02-20 2023-10-27 住友电装株式会社 线束及线束的布设结构
JP7289873B2 (ja) * 2020-03-19 2023-06-12 株式会社プロテリアル 複合ハーネス、及び複合ケーブル

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53153489U (ja) * 1977-05-11 1978-12-02
JPS55146614U (ja) * 1979-04-09 1980-10-21
JPH064494Y2 (ja) * 1987-05-27 1994-02-02 古河電気工業株式会社 多芯絶縁電線
JPH0770257B2 (ja) * 1988-11-17 1995-07-31 オリンパス光学工業株式会社 保護接地機能付電源コード
JPH09218214A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 車両用複合センサ
JP2000197245A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Furukawa Electric Co Ltd:The ワイヤハ―ネス
JP2001266655A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Yazaki Corp 複合ケーブル
JP2002260457A (ja) 2001-03-05 2002-09-13 Yazaki Corp 複合ケーブル
JP2003092028A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Hitachi Cable Ltd 電気ブレーキ用ケーブル及びその製造方法
JP4154883B2 (ja) * 2001-11-01 2008-09-24 株式会社日立製作所 ブレーキ装置
JP4032898B2 (ja) * 2002-09-18 2008-01-16 日立電線株式会社 電気ブレーキ用ノイズ対策ケーブル
JP4532076B2 (ja) * 2003-02-27 2010-08-25 古河電気工業株式会社 難燃性ケーブルおよびその成形加工方法
JP2005158451A (ja) 2003-11-25 2005-06-16 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 自動車用複合電線
JP2005166402A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Hitachi Cable Ltd シールドケーブル
JP2005166450A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Hitachi Cable Ltd 電動ブレーキ用ケーブル
JP2006351322A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Hitachi Cable Ltd ケーブル
JP2008123827A (ja) * 2006-11-12 2008-05-29 Koki Watanabe 共聴用複合ケーブル
JP2008209197A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Sumiden Electronics Kk 回転検出センサ
JP4992662B2 (ja) * 2007-10-23 2012-08-08 住友電装株式会社 ワイヤハーネスへのグロメットの装着構造
JP2009140633A (ja) 2007-12-04 2009-06-25 Hitachi Cable Ltd 複合配線
JP3143099U (ja) * 2008-04-23 2008-07-10 大和電器株式会社 3芯の電源コード
JP2010043889A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Ntn Corp 回転検出センサ
JP4816719B2 (ja) * 2008-12-16 2011-11-16 住友電気工業株式会社 難燃ケーブル
JP5316366B2 (ja) * 2009-10-23 2013-10-16 住友電装株式会社 コルゲートクランプ
JP2011124117A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Hitachi Cable Ltd 可動部用ケーブル
JP2012227977A (ja) * 2009-12-28 2012-11-15 Sekisui Polymatech Co Ltd ワイヤハーネスの結束、緩衝用粘着シート
JP5594446B2 (ja) * 2012-04-20 2014-09-24 日立金属株式会社 複合ハーネス
JP5541331B2 (ja) * 2012-04-20 2014-07-09 日立金属株式会社 複合ハーネス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10741306B2 (en) 2018-03-26 2020-08-11 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Composite cable
US11152136B2 (en) 2018-03-26 2021-10-19 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Composite cable
US11338746B2 (en) 2018-04-16 2022-05-24 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Automobile architecture

Also Published As

Publication number Publication date
JP6112435B2 (ja) 2017-04-12
JP2022171718A (ja) 2022-11-11
JP2014220252A (ja) 2014-11-20
JP2019021645A (ja) 2019-02-07
JP6120188B2 (ja) 2017-04-26
JP7439871B2 (ja) 2024-02-28
JP2024042060A (ja) 2024-03-27
JP6976278B2 (ja) 2021-12-08
JP2021036532A (ja) 2021-03-04
JP2019106383A (ja) 2019-06-27
JP2014241286A (ja) 2014-12-25
JP2018067556A (ja) 2018-04-26
JP6304616B1 (ja) 2018-04-04
JP6202417B2 (ja) 2017-09-27
JP7140169B2 (ja) 2022-09-21
JP6497479B2 (ja) 2019-04-10
JP5637334B1 (ja) 2014-12-10
JP2014167929A (ja) 2014-09-11
JP5637335B2 (ja) 2014-12-10
JP2017212225A (ja) 2017-11-30
JP2015233013A (ja) 2015-12-24
JP2017107868A (ja) 2017-06-15
JP5812164B2 (ja) 2015-11-11
JP2014232731A (ja) 2014-12-11
JP2016154146A (ja) 2016-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6497479B2 (ja) 車両用複合ハーネス
JP5541331B2 (ja) 複合ハーネス
JP6834275B2 (ja) ワイヤハーネス
JP2020077632A (ja) 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2020077633A (ja) 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2021132428A (ja) 複合ハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140530

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20140605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5594446

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350