JP5593853B2 - 空調給湯システム - Google Patents
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Description
本実施形態にかかる空調給湯システム1は、室外機2と、空気調和が行われる室内にそれぞれ配置された2台の室内機3と、給湯用温水を貯留する給湯用タンク4とを備えている。そして、給湯用タンク4内に貯留された温水は、給湯用温水を供給するための給湯端末5に供給されるようになっている。ここで、室外機2は、給湯用タンク4の周囲に接触するように巻回された給湯加熱用配管12に接続するための接続用配管6a、6bが接続される配管接続部2a、2bと、室内機3に接続するための接続用配管6c、6dが接続される配管接続部2c、2dとを有している。したがって、室外機2と室内機3とは、接続用配管6c、6dを介して接続され、室外機2と給湯加熱用配管12とは、接続用配管6a、6bを介して接続される。
次に、図2を参照しつつ、空調給湯システム1において空調運転と給湯運転との同時運転を行う場合について説明する。なお、図2においては、高圧の冷媒の流れを黒塗りの矢印で、低圧の冷媒の流れを白抜きの矢印で示している。空調運転と給湯運転との同時運転を行うには、図2に示すように、図示しない制御部の制御により、四方切換弁27を第1状態とする共に電動弁25を閉状態とする。なお、閉鎖弁21〜23は、開状態となるように切り換えられている。
続いて、図3を参照しつつ、空調給湯システム1において空調運転のみの単独運転を行う場合について説明する。なお、図3においては、高圧の冷媒の流れを黒塗りの矢印で、低圧の冷媒の流れを白抜きの矢印で示している。空調運転のみの単独運転を行うには、図3に示すように、図示しない制御部の制御により、四方切換弁27を第2状態とする共に電動弁25を全開状態とする。なお、閉鎖弁21〜23は、開状態となるように切り換えられている。
続いて、図4を参照しつつ、空調給湯システム1において給湯運転のみの単独運転を行う場合について説明する。なお、図4においては、高圧の冷媒の流れを黒塗りの矢印で、低圧の冷媒の流れを白抜きの矢印で示している。給湯運転のみの単独運転を行うには、図4に示すように、図示しない制御部の制御により、四方切換弁27を第1状態とする共に電動弁17を閉状態とする。なお、閉鎖弁21〜23は、開状態となるように切り換えられている。
ここで、例えば、空調給湯システム1を移設する場合等には、冷媒回路10を循環する冷媒を室外機2に回収する必要がある。本実施形態の空調給湯システム1では、以下において説明する冷媒回収動作を行うことにより、室内機3側の回路(接続用配管6c、6d、及び室内機3内を通る回路)及び給湯加熱用配管12側の回路(接続用配管6a、6b、及給湯加熱用配管12内を通る回路)内の冷媒を室外機2に回収することができる。
4 給湯用タンク
10 冷媒回路
11 圧縮機
12 給湯加熱用配管
14 室外熱交換器
14a 第1熱交換部(第1室外熱交換器)
14b 第2熱交換部(第2室外熱交換器)
17 電動弁(減圧機構)
18 室内熱交換器
24 逆止弁(第2弁機構)
25 電動弁(第1弁機構)
27 四方切換弁(切換機構)
31 第1分岐回路(バイパス回路)
Claims (7)
- 圧縮機と、給湯用温水を加熱するための給湯加熱用配管と、第1室外熱交換器と、減圧機構と、空気調和が行われる室内に配置された室内熱交換器とが順に接続された冷媒回路を備え、
前記冷媒回路は、
前記圧縮機の吐出側配管を、前記給湯加熱用配管から前記第1室外熱交換器までの回路に接続し得るバイパス回路と、
前記圧縮機の吐出側配管に設けられた切換機構とを有しており、
前記バイパス回路には、第2室外熱交換器が設けられているとともに、
前記切換機構は、
前記圧縮機の吐出側配管から吐出された冷媒を前記給湯加熱用配管に供給すると共に、前記バイパス回路の一端を前記圧縮機の吐出側配管に接続せず且つ前記室内熱交換器から前記圧縮機までの回路に接続し、前記バイパス回路の他端を前記給湯加熱用配管から前記第1室外熱交換器までの回路に接続した第1状態、
及び、
前記バイパス回路の一端を前記圧縮機の吐出側配管に接続し、前記バイパス回路の他端を前記給湯加熱用配管から前記第1室外熱交換器までの回路に接続すると共に、前記圧縮機の吐出側配管から前記給湯加熱用配管までの回路と前記室内熱交換器から前記圧縮機までの回路とを接続した第2状態のいずれかに切り換え可能であって、
前記冷媒回路は、さらに、
前記切換機構が前記第1状態である場合において、前記給湯加熱用配管から前記第1室外熱交換器までの回路から、前記バイパス回路及び前記切換機構を経由して、前記室内熱交換器から前記圧縮機までの回路に向かう方向に冷媒が流れないように規制し得る第1弁機構と、
前記切換機構が前記第2状態である場合において、前記第1室外熱交換器から前記給湯加熱用配管に向かう方向に冷媒が流れないように規制し得る第2弁機構とを有することを特徴とする空調給湯システム。 - 前記第2室外熱交換器は、前記バイパス回路において、前記第1弁機構よりも前記圧縮機の吐出側配管側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空調給湯システム。
- 前記第1室外熱交換器及び前記第2室外熱交換器は、それぞれ、1つの熱交換器の一部として構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空調給湯システム。
- 前記第1室外熱交換器の容積は、前記第2室外熱交換器の容積より大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
- 前記第2室外熱交換器の容積は、前記第1室外熱交換器の容積より大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
- 前記給湯加熱用配管の容積は、前記第2室外熱交換器の容積より大きいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
- 前記給湯加熱用配管は、給湯用温水を貯留した給湯用タンクに接触する配管または前記給湯用タンク内に配置された配管であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
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